JP3159207U - 自動二輪車 - Google Patents

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邦之 高橋
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Abstract

【課題】ホーンの音量を十分に確保しやすい自動二輪車を提供する。【解決手段】自動二輪車は、ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプに支持されたフロントフォーク14と、フロントフォーク14の下端部に回転自在に支持された前輪12と、前記ヘッドパイプの前方を覆うフロントカウル20と、フロントカウル20の下方において前輪12の後方に配置されたインナーパネル42と、インナーパネル42の左右の外方に配置され、後方に向かって延びる左右のサイドカバー22と、正面視においてインナーパネル42と重なる位置で少なくとも一部がフロントフォーク14の左右方向の外方に配置されたホーン70と、を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、ホーンを備えた自動二輪車に関する。
自動二輪車のホーンは、自動二輪車の前方にいる人等に、所定量以上の音量を到達させるものでなければならない。そのため、ホーン自体が発する音量だけでなく、ホーンの取付位置も重要である。一般に、ホーンの取付位置は車体の前側であることが好ましい。
従来から、いわゆるフルカウルを備えた自動二輪車が知られている。フルカウルを備えた自動二輪車とは、車体の前側部分のほぼ全体を覆うカバーを備えたものである。フルカウルを備えた自動二輪車のなかには、ハンドルの前方を覆うフロントカウルと、前輪の上方から後方に渡って配置されるインナーパネルと、インナーパネルの左右の外側に配置され、後方に向かって延びるサイドカバーとを有しているものがある。
しかし、インナーパネルを含むフルカウルを備えた自動二輪車において、ホーンをインナーパネルよりも前側に配置すると、インナーパネルの前側の走行風の流れがホーンによって乱される。そのため、インナーパネルの後側に配置された要冷却部品(例えば、空冷エンジンにおけるエンジン、水冷エンジンにおけるラジエタ等)に、冷却のための走行風を効果的に供給することができなくなるおそれがある。
特許文献1には、インナーパネルの上側部分の傾斜面にホーン用の開口が形成され、ホーンとインナーパネルの傾斜面とが略同一面上に配置された自動二輪車が記載されている。このような配置により、ホーンがインナーパネルから突出しないので、インナーパネルの前側における走行風の乱れの抑制が図られる。
実開昭63−13392号公報
特許文献1には、インナーパネルの整流面の開口にホーンを臨ませるので、ホーンの警告音を減少させない旨が記載されている。しかし、上記開口はフロントフォークの真後ろに位置するので、実際には、ホーンの警告音が減少してしまうおそれがあった。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ホーンの音量を十分に確保しやすい自動二輪車を提供することにある。
本考案に係る自動二輪車は、ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプに支持されたフロントフォークと、前記フロントフォークの下端部に回転自在に支持された前輪と、前記ヘッドパイプの前方を覆うフロントカウルと、前記フロントカウルの下方において前記前輪の後方に配置されたインナーパネルと、前記インナーパネルの左右の外方に配置され、後方に向かって延びる左右のサイドカバーと、正面視において前記インナーパネルと重なる位置で少なくとも一部が前記フロントフォークの左右方向の外方に配置されたホーンと、を備えたものである。
本考案によれば、ホーンの音量を十分に確保しやすい自動二輪車を実現することができる。
自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の正面図である。 インナーパネルの正面図である。 自動二輪車の内部を示す部分側面図である。 ホーンおよびインナーパネルの部分平面図である。 ホーンを後方から見た斜視図である。 エンジンとホーンとの位置関係を示す正面図である。 実施形態2に係る自動二輪車の内部を示す部分側面図である。 実施形態3に係る自動二輪車の内部を示す部分側面図である。 変形例に係るインナーパネルおよびホーンの側面断面図である。 変形例に係る自動二輪車の正面図である。 (a)〜(c)は変形例に係るホーン用開口を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1に示すように、本考案の実施形態に係る自動二輪車10は、ヘッドパイプ11を有する車体フレーム24を備えている。車体フレーム24には、燃料タンク26およびシート28が支持されている。また、車体フレーム24には、ピボット軸36を介してリヤアーム38が揺動自在に支持されている。リヤアーム38の後端部には、後輪34が回転自在に支持されている。
車体フレーム24には、エンジン30が懸架されている。本実施形態では、エンジン30は水冷式単気筒エンジンである。ただし、エンジン30は空冷式のエンジンであってもよく、多気筒エンジンであってもよい。エンジン30は、エンジン本体30aと、エンジン本体30aから前方斜め上向きに延びるシリンダ30bとを備えている。図7に示すように、正面から見てシリンダ30bの右側には、ウォータポンプ30cが取り付けられている。また、図2に示すように、正面から見て車両の左側には、排気管33が配置されている。この排気管33はシリンダ30bに接続されている。排気管33の後端部には、マフラ35が取り付けられている。
図1に示すように、ヘッドパイプ11には、フロントフォーク14が旋回可能に支持されている。フロントフォーク14の上部には、ハンドル16が取り付けられている。フロントフォーク14の下部には、前輪12が回転自在に支持されている。また、フロントフォーク14には、前輪12の上方および後方を覆うフェンダ18が取り付けられている。
ヘッドパイプ11の前方には、フロントカウル20が設けられている。フロントカウル20には、ヘッドライト20aおよび防風板20bが設けられている。フロントカウル20の下側には、前輪12の上方から後方に渡って配置されたインナーパネル42が配置されている。本実施形態では、前輪12の上方および後方にフェンダ18が設けられているので、インナーパネル42はフェンダ18の上方から後方に渡って配置されている。インナーパネル42の左右の外側には、後方に向かって延びる左右のサイドカバー22がそれぞれ設けられている。
なお、本明細書の説明では、左右の方向は、自動二輪車10を正面から見たときの左右の方向を言うものとする。したがって、左右の方向は、自動二輪車10のシート28に着座したライダーから見た左右の方向とは逆の方向となる。車両の左側、右側とは、車両の中心線M1(図2参照)から左側、右側を言うものとする。
図3は、インナーパネル42の正面図である。図3に示すように、インナーパネル42には、車両の中心(すなわち中心線M1)をまたいで左右に延びるメイン開口72が形成されている。なお、本明細書において「インナーパネルの開口」とは、インナーパネルの内部に形成された穴や、周縁に形成された抉れ部分を言う。メイン開口72は、インナーパネル42の上側部分において、下方に抉れた部分である。本実施形態では、メイン開口72は、インナーパネル42の上下方向の中間位置(すなわち中心線M2)よりも上側に形成されている。メイン開口72は、前方からの走行風を後方に通過させる開口であり、本実施形態ではラジエタ40に走行風を供給する役割を果たす。
インナーパネル42におけるメイン開口72の下側には、通風開口52L,52Rと、通風開口50L,50Rとが形成されている。通風開口52Lと通風開口52Rとは、左右対称の位置に形成されている。また、通風開口50Lと通風開口50Rとは、左右対称の位置に形成されている。通風開口52L,52Rは、通風開口50L,50Rの上方に形成されている。これら通風開口50L,50R,52L,52Rは、インナーパネル42の後方に配置された要冷却部品(例えばエンジン30等)に走行風を供給する機能を有する。
通風開口50L.50R,52L,52Rの周囲には、車両の前方に向かって拡がる導風面54L,54R,58L,58Rがそれぞれ形成されている。これら導風面54L,54R,58L,58Rは、車両の前方から後方に向かって細くなるダクト形状を形成し、これにより、インナーパネル42の後方に走行風を効果的に送り込むようになっている。通風開口52Lと通風開口50Lとの間には、補強リブ56Lが形成されている。通風開口52Rと通風開口50Lとの間にも、補強リブ56Rが形成されている。また、メイン開口72の下側には、左右に延びる補強リブ74が形成されている。
インナーパネル42のメイン開口72の左右両側には、サイドカバー22の前端まで立ち上がる導風壁68L,68Rがそれぞれ形成されている。右側の導風壁68Rには、ホーン用開口60が形成されている。ホーン用開口60は、メイン開口72の側方に形成されている。ホーン用開口60は、インナーパネル42の上下方向の中間位置よりも上側に形成されており、本実施形態では、インナーパネル42の上端42aからインナーパネル42の上下方向長さの1/4以下の位置に形成されている。ただし、後述するように、ホーン用開口60の位置については、種々の変形が可能であり、上記位置に限定される訳ではない。
ホーン用開口60の大きさも特に限定されないが、本実施形態では、ホーン用開口60はメイン開口72よりも小さい。ホーン用開口60は、通風開口50L,50R,52L,52Rのいずれか一つよりも大きくてもよく、小さくてもよく、同程度の大きさであってもよい。ホーン用開口60の形状は、矩形状であってもよく、その他の形状、例えば円形状、長円形状などであってもよい。
図4および図5に示すように、インナーパネル42におけるホーン用開口60の裏側には、後方に延びる筒状部61が設けられている。本実施形態では、筒状部61はインナーパネル42の一部であり、インナーパネル42に一体化されている。ただし、筒状部61をインナーパネル42と別体に形成し、インナーパネル42に事後的に取り付けることも可能である。本実施形態では、筒状部61は角筒状に形成されている。しかし、筒状部61の形状は特に限定されず、例えば、円筒状、長円筒状、三角筒状等、他の形状に形成されていてもよい。筒状部61は、側面視において実質的に水平に延びていることが好ましいが、多少前傾または後傾していてもよい。図4に示すように、本実施形態では、筒状部61は実質的に水平に延びている。
図2および図4に示すように、インナーパネル42のメイン開口72の後側には、ラジエタ40が配置されている。ラジエタ40には、メイン開口72を通過する走行風が供給されるようになっている。
図4および図5に示すように、ラジエタ40の右側部分には、ブラケット43が支持されている。このブラケット43には、ホーン70を支持するステー44が取り付けられている。このように、ホーン70は、ステー44およびブラケット43を介してラジエタ40に支持されている。ホーン70は、インナーパネル42の筒状部61の後方に配置されている。そのため、ホーン70は、インナーパネル42のホーン用開口60から後方に離間した位置に配置されている。また、ホーン70は、ホーン用開口60を通じて前向きに警告音を発するように、ホーン用開口60を通して実質的に前方を向くように配置されている。すなわち、ホーン70は、実質的に前向きに配置されている。また、ホーン70は、実質的に筒状部61の長手方向に沿った方向を向くように配置されている。
本明細書において、「実質的に前方を向くように配置されている」とは、厳密な意味で前向きに配置されている場合だけでなく、前向きに配置されていると見なすことのできる場合も含まれる。すなわち、水平線および垂直線によって形成される平面、言い換えると車体前後方向に直交する平面と平行に配置されている場合だけでなく、上記平面に対して若干傾いている場合も含まれる。例えば、正面から見て、ホーン70の左右端および上下端が見える程度に傾いている場合には、実質的に前方を向くように配置されていると考えられる。また、例えば、上記平面に対する傾き角度が30度以内の場合にも、実質的に前方を向くように配置されていると考えられる。
次に、正面から見たときのホーン用開口60およびホーン70の位置について説明する。図2に示すように、ホーン用開口60およびホーン70は、メイン開口72の右方に配設されている。ただし、ホーン70の一部がメイン開口72の内方に位置していてもよい。また、ホーン用開口60およびホーン70は、ラジエタ40の右方に配設されている。詳しくは、ホーン用開口60およびホーン70は、ラジエタ40の右端と右側のサイドカバー22の最外端22aとの間に配設されている。
また、ホーン用開口60およびホーン70は、フロントフォーク14よりも右方に配置されている。詳しくは、ホーン用開口60は、フロントフォーク14の右端14aと右側のサイドカバー22の最外端22aとの間に配設されている。ホーン70の左右の幅は、フロントフォーク14の右端14aと右側のサイドカバー22の最外端22aとの間の距離よりも短くなっており、ホーン70はフロントフォーク14の右端14aと右側のサイドカバー22の最外端22aとの間に配置されている。なお、本実施形態ではホーン70の全体がフロントフォーク14の右端14aよりも右方に配置されているが、ホーン70の一部のみがフロントフォーク14の右端14aよりも右方に位置するようにすることもできる。
図7に示すように、ホーン70は、エンジン30のシリンダ30bよりも右方に配置されている。詳しくは、ホーン70は、シリンダ30bの右端と右側のサイドカバー22の最外端22aとの間に配置されている。
以上のように、本実施形態に係る自動二輪車10によれば、正面視において、ホーン70の少なくとも一部が、インナーパネル42と重なる位置であってかつフロントフォーク14の右方(すなわち、左右方向の外方)に配置されている。そのため、本実施形態によれば、ホーン70から出力される音がフロントフォーク14に干渉されることなく直接前方へ伝わるので、ホーン70の音量を十分に確保することのできる自動二輪車10を実現することができる。また、ホーン70が空気抵抗となることを抑制することができる。
なお、本実施形態に係る自動二輪車10では、前輪12は、従来のこの種の自動二輪車の前輪よりも横幅が細くなっている。前輪の横幅が太い場合、フロントフォークの左右のチューブの間隔が広くなるため、ホーンをフロントフォークの左右方向の内方に配置したとしても、ホーンの音とフロントフォークとの干渉は、それほど問題とはならない。しかし、前輪12の横幅が細い場合には、フロントフォーク14の左右のチューブの間隔が狭くなるので、本実施形態のような特別な工夫を施さなければ、ホーン70の音とフロントフォーク14とが干渉しやすくなる。このように、本実施形態の効果は、前輪12の横幅が細いほど顕著なものとなる。
一方、本実施形態に係る自動二輪車10では、上述のように前輪12の横幅が細いので、フロントフォーク14の左右幅が短くなり、正面視においてインナーパネル41のフロントフォーク14の外側部分に、比較的広い面積が確保される。したがって、正面視において、ホーン70をフロントフォーク14の左右方向の外方に無理なく配置することができる。本願考案者はその点に着目し、ホーン70をフロントフォーク14の左右方向の外方に配置することとしたのである。
本実施形態に係る自動二輪車10によれば、インナーパネル42(図3参照)に、左右方向の中心をまたいで左右に延びるメイン開口72と、左右方向に関して少なくとも一部がメイン開口72よりも外方に位置するホーン用開口60とが形成されている。そして、ホーン70は、インナーパネル42のホーン用開口60の後方において実質的に前向きに配置されている(図4および図5参照)。そのため、メイン開口72を車両前方から後方に向かって流れる走行風の流れがホーン70によって乱されることはない。本実施形態では、メイン開口72の後方にラジエタ40が配置されているが、このラジエタ40に供給される走行風の流れがホーン70によって乱されるおそれはない。したがって、ラジエタ40の冷却性能の低下が抑制される。また、ホーン70は実質的に前方を向くように配置されているので、ホーン70からの警告音は、前方に向かって円滑に出力される。さらに、ホーン70はメイン開口72よりも外方に位置するため、ホーン70からの警告音が前輪12と干渉することを抑制することができる。そのため、ホーン70自体を大型化しなくても、車両前方の人等に十分な音量の警告音を到達させることができる。したがって、ホーン70の小型化、軽量化、またはコストダウンを図ることができる。
本実施形態によれば、ホーン70はインナーパネル42のホーン用開口60から後方に離間するように配置されている(図5参照)。そのため、地面から跳ね上げられる泥がホーン用開口60の近傍に飛散した場合であっても、その泥がホーン70に付着するおそれが少なくなる。よって、ホーン70に泥が付着することによってホーン70からの警告音が弱められるおそれは少なくなる。
さらに、本実施形態によれば、インナーパネル42のホーン用開口60の周囲に、後方に延びる筒状部61が設けられている(図6参照)。これにより、地面から跳ね上げられる泥がホーン70に付着することを更に抑制することができる。また、筒状部61によって、ホーン70から出力される警告音の発散が抑制される。すなわち、筒状部61がいわゆるメガホンの役割を果たし、ホーン70からの警告音を前方に向かって効果的に発することができる。さらに、筒状部61がいわゆる補強リブの役割を果たすことによって、インナーパネル42の強度が向上する。したがって、インナーパネル42に複数の開口(本実施形態では、メイン開口72、通風開口50L,50R、通風開口52L,52R、およびホーン用開口60)が形成されているにも拘わらず、インナーパネル42の強度を十分高く保つことができる。
本実施形態によれば、正面視において、ホーン用開口60はインナーパネル42の上下方向の中間位置よりも上方に形成されている(図3参照)。また、ホーン70の上端はラジエタ40の上端よりも上方に位置している(図4参照)。このようにホーン用開口60およびホーン70の位置が高いことにより、地面から跳ね上げられる泥は、ホーン70に付着しにくくなる。また、ホーン用開口60およびホーン70の位置が高いことにより、ホーン70からの警告音を、車両前方にいる人等に対してより効果的に伝えることができる。
また、本実施形態によれば、ホーン用開口60はメイン開口72の側方に形成されている(図3参照)。そのため、インナーパネル42におけるメイン開口72の下側の部分に、他の開口(本実施形態では通風開口50L,50R,52L,52R)を形成するための十分なスペースを確保することができる。
本実施形態によれば、インナーパネル42におけるメイン開口72およびホーン用開口60の下側には、通風開口50L,50R,52L,52Rが形成されている。そのため、これら通風開口50L,50R,52L,52Rを通じて、インナーパネル42の前方から後方に向かって走行風を導入することができる。したがって、インナーパネル42によって、エンジン30等の車両部品に泥等が付着することをある程度防止しつつ、通風開口50L,50R,52L,52Rから取り入れた走行風によって、車両部品を効果的に冷却することが可能となる。
前述したように、本実施形態によれば、正面視において、ホーン用開口60およびホーン70は、フロントフォーク14の右方に配置されている(図2参照)。そのため、ホーン70から出力される警告音がフロントフォーク14によって妨げられることがない。したがって、ホーン70を大型化しなくても、車両前方の人等に十分な大きさの警告音を到達させることができる。なお、本実施形態によれば、フロントフォーク14の前方にホーン70を設けなくても済むため、フロントフォーク14の幅(言い換えると、フォークピッチ)を狭くすることも可能である。これにより、前輪12の幅を短くすることが可能となる。また、ハンドル16の旋回可能角度を大きくすることが可能となり、いわゆる小回りのきく自動二輪車10を実現することができる。
本実施形態によれば、ホーン70は、ブラケット43およびステー44を介してラジエタ40に支持されている(図5参照)。すなわち、ホーン70はラジエタ40に間接的に支持されている。このように、ラジエタ40でホーン70を支持することにより、ホーン70を支持するための部材を車体フレーム24に設ける必要がなくなる。また、ホーン70をインナーパネル42の近くに配置することが容易となる。また、ラジエタ40は比較的重量の大きな車両部品であるため、それ自身は振動の影響を受けにくい車両部品である。したがって、ホーン70をラジエタ40に支持することにより、ホーン70をしっかりと支持することができる。また、振動によってホーン70の警告音が減衰するおそれが少なくなる。なお、本実施形態では、ホーン70はラジエタ40に間接的に支持されていたが、ホーン70をラジエタ40に直接支持することも可能である。
本実施形態によれば、正面から見て、ホーン70は車両の左右方向の中間位置よりも右方に配置され、排気管33は左方に配置されている(図2参照)。このように、排気管33が設けられた側と反対の側にホーン70を配置することにより、ホーン70と排気管33との干渉を容易に避けることができ、排気管33の位置に制約されることなくホーン70の設置位置を比較的自由に選択することができる。
本実施形態に係るエンジン30は、単気筒エンジンである。そのため、並列の多気筒エンジンに比べると、エンジン30の横幅は狭い。また、ラジエタ40の横幅も狭くて済む。したがって、ホーン用開口60およびホーン70をメイン開口72の側方に配置することが容易となる。
<実施形態2>
図8に示すように、実施形態2は、実施形態1において、メイン開口72の側方に形成したホーン用開口60をなくし、通風開口52Rをホーン用開口として利用するものである。すなわち、実施形態2においては、実施形態1における通風開口52Rがホーン用開口60となる。
本実施形態では、エンジン30のシリンダ30bにブラケット(図示せず)が支持されており、このブラケットにホーン70のステー44が取り付けられている。本実施形態において、ホーン70は、ホーン用開口(=通風開口52R)の後方において実質的に前向きに配置されている。
その他の部分は実施形態1と同様である。実施形態1と同様の部分には同様の符号を付し、それらの説明は省略する。本実施形態においても、ホーン70の少なくとも一部は、正面視において、インナーパネル42と重なる位置であってかつフロントフォーク14の左右方向の外方に配置されている。
<実施形態3>
図9に示すように、実施形態3は、実施形態1において、エンジン30を空冷エンジンとし、ラジエタ40を省略したものである。本実施形態においても、実施形態1と同様の部分には同様の符号を付し、それらの説明は省略する。なお、本実施形態においても、ホーン70は、正面視においてエンジン30のシリンダ30bよりも右方に配置されている(図7参照)。また、ホーン70は、正面視において、インナーパネル42と重なる位置であってかつフロントフォーク14の左右方向の外方に配置されている。
本実施形態においては、インナーパネル42のメイン開口72を通過した走行風は、エンジン30のシリンダ30bに供給される。ここで、ホーン用開口60およびホーン70は、メイン開口72の側方に形成されている、また、ホーン用開口60およびホーン70は、エンジン30のシリンダ30bよりも右方に配置されている。そのため、シリンダ30bに供給される走行風の流れがホーン70によって乱されることはない。したがって、本実施形態においても、ホーン70によってエンジン30の冷却性能が阻害されるおそれはない。
<変形例>
前記各実施形態では、インナーパネル42のホーン用開口60の後側に筒状部61が設けられていたが、図10に示すように、筒状部61を省略することも可能である。このような形態であっても、ホーン70をホーン用開口60から後方に離隔した位置に配置することにより、地面から跳ね上げられる泥がホーン70に付着することを抑制することができる。なお、泥の付着のおそれが少ない場合(ホーン用開口60の位置が高い場合等)には、ホーン70をホーン用開口60から後方に離間した位置に設けず、ホーン用開口60内に設けてもよい。
前記各実施形態では、ホーン用開口60およびホーン70は、正面視における右方に設けられていた。しかし、ホーン用開口60およびホーン70は、正面視における左方に設けられていてもよい。なおこの場合も、ホーン70は、インナーパネル42と重なる位置であってかつフロントフォーク14の左方(すなわち、左右方向の外方)に配置される。また、図11に示すように、ホーン用開口60およびホーン70は、正面視における右方および左方の両方に設けられていてもよい。この場合、左右の各ホーン70は、インナーパネル42と重なる位置であってかつフロントフォーク14の左右方向の外方に配置される。
ホーン用開口60とメイン開口72との位置関係は、前記各実施形態のものに限定されない。正面から見て、ホーン用開口60とメイン開口72とは上下にずれた位置に形成されていてもよい。ホーン用開口60は、その全部がメイン開口72よりも外方に位置していなくてもよく、左右方向に関してホーン用開口60の一部のみがメイン開口72の外方に位置していてもよい。
正面から見て、ホーン70の一部は、フロントフォーク14と重なっていてもよい。また、正面から見て、ホーン用開口60とフロントフォークとが一部重なっていてもよい。
正面から見て、ホーン70の一部は、ホーン用開口60と重なっていてもよい。また、ホーン70の全体がホーン用開口60の内側に配置されていてもよい。
前記実施形態では、ホーン用開口60は単一の開口によって形成されていた。しかし、ホーン用開口60の形状等は何ら限定される訳ではない。ホーン用開口60は、ホーン70から出力される音を前方に向かって通過可能なものであればよく、他に種々の実施形態が考えられる。例えば、図12(a)に示すように、ホーン用開口は、水平方向に延びる複数のルーバー開口60bによって構成されていてもよい。また、図12(b)に示すように、ホーン用開口は、上下方向に延びる複数のルーバー開口60cによって構成されていてもよい。また、図12(c)に示すように、ホーン用開口は、いわゆるパンチング孔等のように、複数の小孔60dによって構成されていてもよい。
また、メイン開口72も前記実施形態のものに限定される訳ではなく、種々の変形例が可能である。例えば、メイン開口72をルーバー開口やパンチング孔等で形成することも可能である。また、走行風を通過させるメイン開口72に代わって、走行風を通過させないダミー開口を設けることも可能である。
《本明細書における用語等の定義》
本明細書において、「インナーパネルの開口」には、インナーパネルの内部に形成された穴(すなわち、全周囲が覆われた開口)と、インナーパネルの周縁に形成された抉れ部分(すなわち、周囲の一部が覆われた開口)との両方が含まれる。
「左右方向に関して少なくとも一部がメイン開口よりも外側に位置する」とは、前記実施形態を例にとると、少なくとも一部が図3に示す仮想線L1よりも外側に位置することを言う。この仮想線L1は、左右方向に関するメイン開口72の右端の位置を表す線である。実施形態1では、ホーン用開口60の全体が仮想線L1よりも右側に位置しているので、ホーン用開口60の全部がメイン開口72よりも外側に位置している。一方、実施形態2では、通風開口52Rがホーン用開口となるが、この通風開口52Rの一部は仮想線L1よりも左側に位置している。そのため、ホーン用開口の一部のみがメイン開口72よりも外側に位置していることになる。
「少なくとも一部がフロントフォークの左右方向の外方に位置する」とは、前記実施形態を例にとると、少なくとも一部が図2に示す仮想線L2よりも外方に位置することを言う。この仮想線L2は、左右方向に関するフロントフォーク14の右端の位置を表す線である。実施形態1では、ホーン用開口60の全体が仮想線L2よりも右方に位置しているので、ホーン用開口60の全部がフロントフォーク14よりも外方に位置している。一方、実施形態2では、通風開口52Rがホーン用開口となるが、この通風開口52Rの一部は仮想線L2よりも左方に位置している。そのため、ホーン用開口の一部のみがフロントフォーク14よりも外方に位置していることになる。
10 自動二輪車
11 ヘッドパイプ
12 前輪
14 フロントフォーク
20 フロントカウル
22 サイドカバー
30 エンジン
30a シリンダ
33 排気管
40 ラジエタ
42 インナーパネル
50L,50R,52L,52R 通風開口
60 ホーン用開口
61 筒状部
70 ホーン
72 メイン開口

Claims (20)

  1. ヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプに支持されたフロントフォークと、
    前記フロントフォークの下端部に回転自在に支持された前輪と、
    前記ヘッドパイプの前方を覆うフロントカウルと、
    前記フロントカウルの下方において前記前輪の後方に配置されたインナーパネルと、
    前記インナーパネルの左右の外方に配置され、後方に向かって延びる左右のサイドカバーと、
    正面視において前記インナーパネルと重なる位置で少なくとも一部が前記フロントフォークの左右方向の外方に配置されたホーンと、
    を備えた自動二輪車。
  2. 前記ホーンは前記インナーパネルの後方に配置され、
    前記インナーパネルにおける前記ホーンの前方の位置には、ホーン用開口が形成されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記ホーンは、前記ホーン用開口の後方で実質的に前を向くように配置されている、請求項2に記載の自動二輪車。
  4. 前記ホーンは、前記ホーン用開口から後方に離間するように配置されている、請求項2に記載の自動二輪車。
  5. 前記インナーパネルの前記ホーン用開口の周囲には、後方に延びる筒状部が設けられている、請求項2に記載の自動二輪車。
  6. 前記ホーン用開口は、正面視において前記インナーパネルの上下方向の中間位置よりも上方に形成されている、請求項2に記載の自動二輪車。
  7. 正面視において前記インナーパネルの前記ホーンよりも左右方向の内方の位置に、走行風を後方へ通過させるメイン開口が形成されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  8. 前記メイン開口は、正面視において前記インナーパネルの左右方向の中心をまたいで左右に延びている、請求項7に記載の自動二輪車。
  9. 前記メイン開口の後方に配置されたラジエタを備え、
    前記ホーンは、正面視において前記ラジエタよりも左右方向の外方に配置されている、請求項7に記載の自動二輪車。
  10. 前記メイン開口の後方に配置されたラジエタを備え、
    前記ホーンは、前記ラジエタに直接または間接的に支持されている、請求項7に記載の自動二輪車。
  11. 前記メイン開口の後方に配置されたラジエタを備え、
    前記ホーンの上端は前記ラジエタの上端よりも上方に位置している、請求項7に記載の自動二輪車。
  12. 少なくとも一部が前記メイン開口の後方に配置されたシリンダを有するエンジンを備え、
    前記ホーンは、正面視において前記シリンダよりも左右方向の外方に配置されている、請求項7に記載の自動二輪車。
  13. 正面視において前記インナーパネルの前記ホーンよりも左右方向の内方の位置に、走行風を後方へ通過させるメイン開口が形成されている、請求項2に記載の自動二輪車。
  14. 前記ホーン用開口は、前記メイン開口の側方に形成されている、請求項13に記載の自動二輪車。
  15. 前記インナーパネルにおける前記メイン開口および前記ホーン用開口の下方には、1または2以上の通風開口が形成されている、請求項13に記載の自動二輪車。
  16. 車両中心よりも右方または左方に配置された排気管を備え、
    前記ホーンは、車両の左右に関して、前記排気管が配置された側と反対の側に配置されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  17. 単気筒エンジンを備えている、請求項1に記載の自動二輪車。
  18. 前記ホーンが複数個配置されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  19. 少なくとも2つのホーンは、正面視において同じ高さ位置に配置されている、請求項18に記載の自動二輪車。
  20. 少なくとも2つのホーンは、正面視において前記インナーパネルの左右方向の中心を挟んで左右に位置している、請求項18に記載の自動二輪車。
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