JP2015030329A - ホーン支持構造 - Google Patents

ホーン支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015030329A
JP2015030329A JP2013159984A JP2013159984A JP2015030329A JP 2015030329 A JP2015030329 A JP 2015030329A JP 2013159984 A JP2013159984 A JP 2013159984A JP 2013159984 A JP2013159984 A JP 2013159984A JP 2015030329 A JP2015030329 A JP 2015030329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlight
horn
harness
cowl
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013159984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5898142B2 (ja
Inventor
亮之 辛島
Akiyuki Karashima
亮之 辛島
峻平 木田
Shunpei Kida
峻平 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013159984A priority Critical patent/JP5898142B2/ja
Publication of JP2015030329A publication Critical patent/JP2015030329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5898142B2 publication Critical patent/JP5898142B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ヘッドライトカウル内へホーンを配置し、前方への音の伝達を確保し、かつメインハーネスにより遮らないようにする。【解決手段】ヘッドライト18を囲むヘッドライトカウル17をヘッドライトカバー30とヘッドライトステー40で構成する。ヘッドライトカバー30の下部にホーン穴35を設け、このホーン穴35に一致させてヘッドライトステー40に筒状部45を形成する。筒状部45にホーン60を臨ませ、前方への音の伝達を良好にする。筒状部45の上方にてメインハーネス50を通し、ハンドル操作でヘッドライトカウル17及びホーン60が回動しても、メインハーネス50がホーン60と干渉しないようにする。【選択図】図5

Description

この発明は、鞍乗り型車両におけるホーン支持構造に関する。
前輪の後方に、車体前部を覆って前方へ開放された車体カバーを設け、この車体カバー内の正面視でフロントフォークより外側となる位置に筒状部を前後方向に配置し、この筒状部の後端部にホーンを配置した自動2輪車が開示されている。
特開2009−173262号公報
上記従来例では、ホーンが車体の車幅方向片側に偏って配置されるため、左右方向における音の伝達に偏りが生じる。このため、ホーンは車体中央に配置し、左右方向における音の伝達を良好にすることが望ましい。また、前方への音の伝達を良好にすることも当然に必要であり、前輪後方において車体中央へホーンを配置すれば、前輪によって前方への音の伝達を遮られることになるので、前後左右いずれの方向でも音の伝達を良好にすることは困難となる。そこで、車体の前端部に配置されているヘッドライトカウルを利用し、ホーンをこのヘッドライトカウル内へ収容し、車体前端中央に配置することも考えられる。
しかし、ヘッドライトカウル内は複数のハーネスが配置されているため、ハーネスとの干渉を避けつつ音の伝達を遮らないように配置することが求められる。本願発明はこのような要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、ハンドルと一体に回動してヘッドライト(18)を支持するヘッドライトステー(40)と、前記ヘッドライト外周を覆いつつ前記ヘッドライトステーに支持されるカバー部材(30)とを備えるヘッドライトカウル(17)と、
このヘッドライトカウル(17)内に収容され、前記ヘッドライト(18)の下方に配置されるホーン(60)と、
前記ヘッドライト(18)及びホーン(60)へ電源を供給するため、車体フレーム側から前記ヘッドライトカウル(17)内へ延出するメインハーネス(50)とを備えるとともに、
前記ヘッドライトステー(40)は、前記ホーン(60)と前記メインハーネス(50)との間に位置する隔壁(45)を備え、
この隔壁(45)は円弧状をなし、円形の前記ホーン(60)に沿って配置されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記ヘッドライトステー(40)が樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載したホーン支持構造。
請求項3に記載した発明は上記請求項1又は2において、前記円弧状の隔壁(45)は、前記ホーン(60)上方に前後方向へ長いスリット(47)を備え、
このスリット(47)を介してホーン用ハーネス(55)を前記隔壁(45)の外へ通すことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項1〜3のいずれか1項において、前記ヘッドライトカウル(17)は、前記ヘッドライト(18)下方に前方を指向する開口(35)を備え、正面視でこの開口(35)内に前記ホーン(60)が配置されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は上記請求項1〜4のいずれか1項において、前記ホーン(60)の上方に配置され、前記ヘッドライトステー(40)に支持されるメータ(19)を備え、
前記円弧状の隔壁(45)は、メータ用ハーネス(53)と前記ホーン(60)の間に配置されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は上記請求項3において、前記メインハーネス(50)は、前記ヘッドライトステー(40)の前記隔壁(45)後方に設けられた開口部(46a)を通って前記ヘッドライトカウル(17)内に配置され、複数のコネクタを介してヘッドライト用ハーネス(56)及び前記ホーン用ハーネス(55)と電気的に接続するとともに、
これら複数のコネクタが集合したコネクタ集合部(57)が前記隔壁(45)の上に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、車体前部に配置されるヘッドライトカウル内にホーンとメインハーネスを配置することにより、ハンドルの回転に伴ってメインハーネスが移動しても、隔壁によりホーンがメインハーネスと隔離されているので、メインハーネスがホーンに干渉することを避けることができる。しかも、隔壁が円弧状をなすため、メインハーネスが円弧状の隔壁の上を摺動し、移動がスムーズになるので、隔壁及びこれに囲まれるホーンを車幅方向中央に配置できる。
その結果、ホーンをメインハーネスとの干渉を避けつつ車体前部のヘッドライトカウル内に配置することが可能になり、ホーンの音を前後方向へ良好に伝達することができる。しかも、ホーンを車幅方向中央に配置すれば左右方向へもホーンの音を良好に伝達することができる。
請求項2の発明によれば、隔壁を樹脂製にしたので、メインハーネスが摺動してもこすれにくくすることができる。
請求項3の発明によれば、隔壁に前後方向へ長いスリットを設けたので、このスリットを通してホーン用ハーネスを配置することにより、ホーン用ハーネスと隔壁との摺動を避けることができる。
請求項4の発明によれば、ヘッドライトカウルのヘッドライト下方に、前方を指向する開口を設け、正面視でこの開口内にホーンを配置したので、前方に対するホーンの音の伝達を良好としつつ、ヘッドライトカウルを軽量化することができる。
請求項5の発明によれば、メータ用ハーネスとホーンの間に隔壁を配置したので、メータ用ハーネスとホーンの干渉を避けることができる。
請求項6の発明によれば、コネクタ集合部を隔壁の上に配置したので、隔壁によりコネクタ集合部を位置規制することができる。
本実施形態に係る自動2輪車の前部側面図 図1よりヘッドライトカウルを省いた状態を示す図 図4の3−3線断面図 図1に係る車両の正面図 図3よりヘッドライトカウルのカバー部とヘッドライトを省いて示す図 ヘッドライトカウルにおけるステー部の正面図
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。なお、以下の説明において、前後・左右・上下の各方向は、本願発明の適用される車両を基準とする。
図1及び図2において、車体フレーム10の前端部に設けられたヘッドパイプ11には、ステアリングシャフト12が回動自在に支持されている。ステアリングシャフト12の上下端部は、トップブリッジ13及びボトムブリッジ14を介してフロントフォーク15へ連結されている。
フロントフォーク15は左右一対で設けられ、その下端には前輪(図示省略)が支持される。トップブリッジ13には、ハンドル16が取付けられ、ハンドル16を回動することにより、前輪を操向する。
ヘッドパイプ11の前方には、トップブリッジ13及びボトムブリッジ14に支持されたヘッドライトカウル17が配置される。
ヘッドライトカウル17はヘッドライト18及びメータ19を覆うヘッドライトカバー30と、このヘッドライトカバー30を支持するヘッドライトステー40とからなる。
ヘッドライトカバー30及びヘッドライトステー40は、それぞれ樹脂製である
なお、ヘッドライト18はポジションライト等のヘッドライト以外の光源を併設してユニット化したヘッドライトユニットを含むものとする。
図1に示すように、ヘッドライトカバー30は上部でメータ19の前方を覆うメーターバイザー部31と、ヘッドライト18及びウインカ20の間を覆う本体部32と、その下方に突出する下部33を一体に有する。
図中の符号21はハンドルのグリップである。22はブレーキケーブル、23はクラッチケーブル、51はライティングハーネスである。符号24は燃料タンクであり、車体フレーム10上に支持される。
図2に示すように、ヘッドライトステー40は、メータ19を支持するため上部に設けられるメータ支持部41と、ヘッドライト18の後方に位置する本体部42と、その下方でヘッドライト18の下方まで前方へ突出する棚状部43とを一体に有する。本体部42はその左右に前方へ突出する側壁部42bを備える。側壁部42bにはウインカ20が支持される。棚状部43の基部には棚状部43よりも下方へ突出する下方突出部44が設けられている。
図3に示すように、ヘッドライト18は上部左右に設けられている突起部18bに対して、メータバイザー部31におけるヘッドライト用開口34の縁部近傍内側から内側へ突出する突部36を差し込んで結合している。
ヘッドライト18の下側には下方へ突出する凸部18cがホーン穴35の上壁35aへ重なり、ボルト35bにて固定されている。
ヘッドライトカバー30の下部33のうち、ヘッドライト18の下方には前方へ開放されたホーン穴35が設けられ、その下方には折り返し部33aが設けられている。ホーン穴35の後方にホーン60が配置されている(図4参照)。
図3に示すように、ホーン穴35の開口上部は上壁35aをなして後方へ向かって延びており、上壁35aに対向して折り返し部33aから後方へ向かって延びる折り返し壁33bの上に棚状部43が重なっている。したがって、ホーン穴35は、上壁35aと棚状部43により筒状の空間をなす。
また、棚状部43のうち上壁35aよりも後方となる部分には後述する筒状部45が一体に形成され、ホーン60の周囲を囲んでいる。
折り返し部33aは、下部33のホーン穴35より下方となる前端下部が一度湾曲して前方へ曲がった後から後方へ曲がり返して略U字状断面の溝状にした部分であり、この折り返し部33aの溝状部に棚状部43の先端部が嵌合される。棚状部43は、その先端を折り返し部33aに係合させ、折り返し壁33bの上に重ねることにより、ヘッドライトカバー30の下部33における剛性を高めている。
ヘッドライトステー40の下方突出部44は後方へ突出するボス44aにて、ボトムブリッジ14に支持されたブラケット70へ取付けられる。ブラケット70はボス44aが当接する立壁部71を車幅方向左右に備え、図3中のA部に示すように、ボス44aに通したボルト72を立壁部71に設けられているナット73へ締結することにより、左右のボス44aが左右の立壁部71へ取付けられている。
ブラケット70の車幅方向中央部は、左右の立壁部71と別の角度をなすように折り曲げて形成された支持部78をなし、ここに、車体中心CLに沿って下方へ延びるホーンブラケット74の下部がボルト74a及びナット74bにて取付けられている(図4参照)。
ブラケット70の下端部76は屈曲してボトムブリッジ14の下面へ重なり、ここでボルト77によりボトムブリッジ14へ取付けられている。
これにより、ヘッドライトステー40の下方突出部44及びホーン60が、ブラケット70を介してボトムブリッジ14へ支持される。
ヘッドライトステー40は、ボス42aがトップブリッジ13の前端より下方へ延出する上側ブラケット80に重ねられ、ここに設けられているナット81にボルト82を締結することにより取付けられる。
メータ支持部41の前端部には、前方へ突出する係止部41aが設けられ、ここでメータバイザー部31の上部中央と係合される。
ホーン60は、本体部42に形成されたメイン開口46に臨んでいる。メイン開口46は筒状部45の後部側開口ともなる。
筒状部45はヘッドライト18とホーン60を仕切る。ヘッドライト18の後端部は、光源18aのソケット部18dをなし、後方へ突出している。
さらに、筒状部45は、右上方のコネクタ集合部57とホーン60の間を上下に仕切る隔壁をなしている。
コネクタ集合部57はメインハーネス50と他の各種ハーネス間を接続するコネクタを複数集合させた部分であり、周囲を防水性のあるジョイントカバーで覆われている。図示するコネクタ集合部57はジョイントカバーの外形となっている。各コネクタはジョイントカバーの中に設けられている。ジョイントカバーは上部が絞られた円筒状をなし下方に開放されている。コネクタ集合部57は側面視でソケット部18dの後端部及びメータ支持部41のメータ19と重なる位置にある。
メインハーネス50は、バッテリ又はECU(いずれも図示省略)へ接続し、ヘッドライト18やホーン60へ電源を供給する電線を含み、車体フレーム10に沿って、部分的に支持されながら前方へ延び、ヘッドパイプ11の側方を巻いて開口46の拡張部46a(図6参照)からヘッドライトステー40の内側へ入り、斜め上方へ延びて曲がり返し、下方へ延びてコネクタ集合部57へ至る。図5中の符号52はブレーキ用ハーネス、53はメータ用ハーネス、54はウインカ用ハーネス、55はホーン用ハーネ、56はヘッドライト18に光源の電力を供給するヘッドライト用ハーネスである。
図4に示すように、ヘッドライトカバー30の中央部には、ヘッドライト用開口34が大きく開口形成され、ここにヘッドライト18のレンズ部が臨んでいる。18aはバルブ等の光源である。
下部33は、本体部32の下部にくびれた状態で連続し、左右及び下方へ広がり、左右方向端部が左右のフロントフォーク15の上へ重なっている。
また、下部33の中央部は横長形状のホーン穴35が開口し、ここにホーン60の一部が臨んでいる。ホーン60は車幅方向中央となる車体中心へCL上に配置される。
棚状部43の下方には、より幅狭になった下方突出部44が下方へ延出し、ブラケット70の立壁部71(図3)に重なっている。
図5に示すように、コネクタ集合部57は車体中心CLより若干右側へ寄って配置され、車体中央から上方へ延びたメインハーネス50が湾曲しながら車体中心CLを横切ってコネクタ集合部57の上方からジョイントカバー内部へ入っている。
メインハーネス50は筒状部45の右上に配置されたコネクタ集合部57にて、ライティングハーネス51、ブレーキ用ハーネス52、メータ用ハーネス53、ウインカ用ハーネス54、ホーン用ハーネス55及びヘッドライト用ハーネス56へ接続している。
コネクタ集合部57にてメインハーネス50と接続する各ハーネスは、コネクタ集合部57をなすジョイントカバーの下側開口から外部へ延出する。このうち、ライティングハーネス51は、斜め左上方へ延出してハンドルのライティングスイッチ25へ接続する。ブレーキ用ハーネス52は、斜め右上方へ延出してハンドルのブレーキスイッチ26へ接続する。メータ用ハーネス53は車体中央を上方へ延出してメータ19へ接続する。
ウインカ用ハーネス54は左右へ延出して左右の左右のウインカ20へ接続する。ホーン用ハーネス55は車体中央を下方へ延出し、筒状部45のスリット47を通って筒状部45内に収容されているホーン60に接続する。
ヘッドライト用ハーネス56は、コネクタ集合部57の下端部から前方へ出て、側面視でコネクタ集合部57と後端部が重なっているソケット部18dへ最短距離で接続している。
図6に示すように、ヘッドライトステー40はメータ支持部41の上端中央に係止部41aが設けられ、左右にボス41bが設けられている。このボス41bにて、図示しないファスナーによりメータバイザー部31の上端部左右を固定する。
41cはメータケーブルを通す開口である。
本体部42は、中央に筒状部45が設けられる。筒状部45の周囲は前後方向へ延びる円弧状の筒状壁をなし、その上部にはスリット47が前後方向に形成されている。このスリット47をホーン用ハーネス55が通るようになっている。
ホーン用ハーネス55は、コネクタ集合部57の下端部からほぼ真っ直ぐに下方へ延び、スリット47を通ってホーン60へ接続する。
筒状部45の後方にはメイン開口46が設けられている。メイン開口46の上部はスリット47の位置よりも高くなるように上方へ拡大された拡張部46aをなし、ここにメインハーネス50が通るようになっている。拡張部46aをメインハーネス50が通ることにより、メインハーネス50のヘッドライトカウル17内に入った部分が筒状部45の上方となり、筒状部45がメインハーネス50とホーン60の間における隔壁となる。
筒状部45の下端部は棚状部43に連続している。しかし、メイン開口46の下部は一部が棚状部43よりも下方へ広がる下方拡張部46bとなっている。この下方拡張部46bからもホーン60の音を前方へ伝達する。
筒状部45の上方には、メータハーネス用開口48が形成され、ここから、メータ用ハーネス53が上方へ通過してメータ19へ向かっている。
メータハーネス用開口48と筒状部45の中間部左右には、側方開口49が左右一対で形成され、この一方にライティングハーネス51が通っている。他方にはブレーキ用ハーネス52が通っている。
左右の側方開口49の各内側にはボス42aが設けられている。
次に、本実施形態の作用を説明する。図5に示すように、車体前部に配置されるヘッドライトカウル17内に、ホーン60を車体中心CL上に支持する。このときメインハーネス50はメイン開口46の拡張部46aを通して、筒状部45の上に位置するコネクタ集合部57へ接続するように配置されており、筒状部45によりメインハーネス50とホーン60を離隔されている。
そこで、ハンドル16を回動させると、ヘッドライトカウル17も一緒に回動する。
このとき、メインハーネス50はヘッドライトカウル17内で左右へ移動する。しかし、この移動は筒状部45によりホーン60と離隔され、かつ円弧状をなす筒状壁45を摺動するので、メインハーネス50の移動をスムーズにするとともに、ホーン60との干渉を避けることができる。しかも、筒状壁45が樹脂製のため、表面が滑らなためこすれにくくなる。
また、メインハーネス50とコネクタ集合部57で電気的に接続する、ライティングハーネス51、ブレーキ用ハーネス52、メータ用ハーネス53、ウインカ用ハーネス54、ホーン用ハーネス55及びヘッドライト用ハーネス56もホーン60と筒状部45で離隔され、これらがホーン60と干渉しないようになっている。
なお、メインハーネス50はヘッドライトカウル17の外で車体フレーム10側へ支持されているので、ヘッドライトカウル17が回動すると、ヘッドライトカウル17と車体フレーム10との間で左右へ大きく曲がることになる。しかし、メインハーネス50をメイン開口46の拡張部46aへ通すことにより、メインハーネス50を拡張部46aで位置決めでき、ヘッドライトカウル17内におけるメインハーネス50の移動を安定させることができる。
さらに、コネクタ集合部57を筒状部45の上へ配置することにより、筒状部45でコネクタ集合部57を位置決めできる。このため、メインハーネス50とともにコネクタ集合部57が移動しても、コネクタ集合部57を筒状部45上に移動させることで移動を安定させることができる。
また、ホーン用ハーネス55が筒状部45を横切るように配置されるが、ホーン用ハーネス55をスリット47へ通すことにより、ホーン用ハーネス55と筒状部45の干渉を避けることができる。
しかも、コネクタ集合部57をヘッドライト18の後方へ近接させ、かつメータ19の下方に配置したので、メータ用ハーネス53及びヘッドライト用ハーネス56をそれぞれ最短で簡単な配置にすることができる。
また、ホーン60は筒状部45の後方に配置し、筒状部45をヘッドライトカバー30の下部33に設けたホーン穴35に臨ませ、正面視でこのホーン穴35内にホーン60を配置してあるので、このホーン穴35によりホーンの音を前方へ良好に伝達することができる。
しかも、ホーン60を車体中心CL上に配置することにより、ホーンの音を左右方向へも良好に伝達することができる。そのうえ、ホーン穴35の形成によりヘッドライトカウル17を軽量化することができる。
したがって、ホーン60を車体前部のヘッドライトカウル17内へメインハーネス50との干渉を避けつつ音の伝達を良好にして配置することができる。
11:ヘッドパイプ、13:トップブリッジ、14:ボトムブリッジ、15:フロントフォーク、17:ヘッドライトカウル、18:ヘッドライト、19:メータ、30:ヘッドライトカバー、35:ホーン穴、40:ヘッドライトステー、45:筒状部、47:スリット、50:メインハーネス、60:ホーン

Claims (6)

  1. ハンドルと一体に回動してヘッドライト(18)を支持するヘッドライトステー(40)と、前記ヘッドライト外周を覆いつつ前記ヘッドライトステーに支持されるカバー部材(3)とを備えるヘッドライトカウル(17)と、
    このヘッドライトカウル(17)内に収容され、前記ヘッドライト(18)の下方に配置されるホーン(60)と、
    前記ヘッドライト(18)及びホーン(60)へ電源を供給するため、車体フレーム側から前記ヘッドライトカウル(17)内へ延出するメインハーネス(50)とを備えるとともに、
    前記ヘッドライトステー(40)は、前記ホーン(60)と前記メインハーネス(50)との間に位置する隔壁(45)を備え、
    この隔壁(45)は円弧状をなし、円形の前記ホーン(60)に沿って配置されることを特徴とするホーン支持構造。
  2. 前記ヘッドライトステー(40)が樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載したホーン支持構造。
  3. 前記円弧状の隔壁(45)は、前記ホーン(60)上方に前後方向へ長いスリット(47)を備え、
    このスリット(47)を介してホーン用ハーネス(55)を前記隔壁(45)の外へ通すことを特徴とする請求項1又は2に記載したホーン支持構造。
  4. 前記ヘッドライトカウル(17)は、前記ヘッドライト(18)下方に前方方向へ指向する開口(35)を備え、正面視でこの開口(35)内に前記ホーン(60)が配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載したホーン支持構造。
  5. 前記ホーン(60)の上方に配置され、前記ヘッドライトステー(40)に支持されるメータ(19)を備え、
    前記円弧状の隔壁(45)は、メータ用ハーネス(53)と前記ホーン(60)の間に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載したホーン支持構造。
  6. 前記メインハーネス(50)は、前記ヘッドライトステー(40)の前記隔壁(45)後方に設けられた開口部(46a)を通って前記ヘッドライトカウル(17)内に配置され、複数のコネクタを介してヘッドライト用ハーネス(56)及び前記ホーン用ハーネス(55)と電気的に接続するとともに、
    これら複数のコネクタが集合したコネクタ集合部(57)が前記隔壁(45)の上に配置されることを特徴とする請求項3に記載したホーン支持構造。
JP2013159984A 2013-07-31 2013-07-31 ホーン支持構造 Expired - Fee Related JP5898142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013159984A JP5898142B2 (ja) 2013-07-31 2013-07-31 ホーン支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013159984A JP5898142B2 (ja) 2013-07-31 2013-07-31 ホーン支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015030329A true JP2015030329A (ja) 2015-02-16
JP5898142B2 JP5898142B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=52516045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013159984A Expired - Fee Related JP5898142B2 (ja) 2013-07-31 2013-07-31 ホーン支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5898142B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3115286A3 (en) * 2015-07-10 2017-03-29 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddled vehicle
JP7456982B2 (ja) 2021-08-20 2024-03-27 本田技研工業株式会社 フロントカウル支持構造

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015034U (ja) * 1983-07-11 1985-02-01 本田技研工業株式会社 小型車輌用ホ−ン装置
JPS6357139U (ja) * 1986-10-01 1988-04-16
JPS63199888U (ja) * 1987-06-15 1988-12-22
JP2008105665A (ja) * 2006-09-25 2008-05-08 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両のメータ支持構造
US20090178870A1 (en) * 2007-12-27 2009-07-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle cowl with opening for horn
JP2009173262A (ja) * 2007-12-27 2009-08-06 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2011184001A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015034U (ja) * 1983-07-11 1985-02-01 本田技研工業株式会社 小型車輌用ホ−ン装置
JPS6357139U (ja) * 1986-10-01 1988-04-16
JPS63199888U (ja) * 1987-06-15 1988-12-22
JP2008105665A (ja) * 2006-09-25 2008-05-08 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両のメータ支持構造
US20090178870A1 (en) * 2007-12-27 2009-07-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle cowl with opening for horn
JP2009173262A (ja) * 2007-12-27 2009-08-06 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP3159207U (ja) * 2007-12-27 2010-05-13 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP2011184001A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3115286A3 (en) * 2015-07-10 2017-03-29 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddled vehicle
JP7456982B2 (ja) 2021-08-20 2024-03-27 本田技研工業株式会社 フロントカウル支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5898142B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3061679B1 (en) Rear structure for saddle-ride type vehicle
JP4630780B2 (ja) スクータ型車両の灯火器配置構造
EP1362775B1 (en) Mounting structure of front turn signal for motorcycles
EP2871121B1 (en) Saddle riding type vehicle
JP2011140281A (ja) 鞍乗り型車両の方向指示装置
JP5898142B2 (ja) ホーン支持構造
JP2015227101A (ja) 鞍乗型車両
EP2974949B1 (en) Saddle type vehicle
EP2554464B1 (en) Motorcycle
BR102015004806B1 (pt) Veículo para montar com motor de cilindro único
WO2017154117A1 (ja) 電装品収納構造
JP6290774B2 (ja) 鞍乗り型電動車両
JP6071595B2 (ja) 鞍乗型車両のメータ支持構造
JP2011051485A (ja) 自動二輪車
JP7238307B2 (ja) 車体カバーおよび鞍乗型車両
CN110392654A (zh) 鞍乘型车辆的后挡泥板支承结构
JP6451114B2 (ja) 自動二輪車用ラックの水抜き構造
JP5775914B2 (ja) 鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造
EP2610150B1 (en) Saddle-ride type vehicle
JP2013136343A (ja) 自動二輪車
JP6130150B2 (ja) フォークガード構造
EP1612129B1 (en) Headlight for astride riding type vehicles
WO2020035905A1 (ja) 鞍乗型車両の制御装置配置構造
JP2020196304A (ja) 鞍乗り型車両
JP2014198529A (ja) フロントカバーの構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5898142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees