JP2008006987A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦安定性と排水性能とをバランス良く向上させる。
【解決手段】トレッド部2に、タイヤ赤道Cの両側にタイヤ周方向に直線状で連続してのびる一対のクラウン縦溝3が設けられることにより該クラウン縦溝3間にセンター陸部5が形成された空気入りタイヤである。前記クラウン縦溝3は、車両装着時に車両内側寄りの内のクラウン縦溝3iと、車両外側寄りのクラウン縦溝3oとからなり、センター陸部5には、内のクラウン縦溝3iから外のクラウン縦溝3oに向かって斜めにのびるとともにタイヤ赤道Cを越えた位置で外のクラウン縦溝3oに達することなく向き変えしタイヤ赤道Cよりも内のクラウン縦溝3i側に斜めにのびる複数本の湾曲傾斜溝8がタイヤ周方向に隔設される。タイヤ周方向で隣り合う湾曲傾斜溝8は、実質的にタイヤ赤道C位置で互いに交差する交差部11を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操縦安定性能と排水性能とをバランス良く向上しうる空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤには、ドライアスファルト路面での操縦安定性とウエット路面での良好な排水性という二律背反の性能が同時に求められている。従来、このような性能を同時に向上させるために、下記特許文献1が既に提案されている。
特開2004−155416号公報
上記特許文献1の空気入りタイヤには、タイヤ赤道上をのびる中央のリブが設けられ、該リブのタイヤ赤道上にはサイピング状の幅狭周方向溝が設けられている。しかしながら、このようなトレッドパターンは、排水性においてさらなる改善の余地がある。他方、タイヤ赤道位置での排水性を向上させるために、タイヤ赤道上に幅の広い直線溝を設けることも考えられるが、このような態様ではトレッド中央部の剛性が低下し、操縦安定性の悪化を招くおそれがある。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、車両装着時に内側に位置する内のクラウン縦溝と外側に位置する外のクラウン縦溝との間をのびるセンター陸部に、内のクラウン縦溝から外のクラウン縦溝に向かって斜めにのびるとともにタイヤ赤道を越えた位置で前記外のクラウン縦溝に達することなく向き変えしタイヤ赤道よりも内のクラウン縦溝側へ斜めにのびる複数本の湾曲傾斜溝をタイヤ周方向に隔設し、しかも周方向で隣り合う前記湾曲傾斜溝を、実質的にタイヤ赤道位置で交差させることを基本として、操縦安定性能及び排水性能をよりバランス良く向上しうる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道の両側をタイヤ周方向に直線状で連続してのびる一対のクラウン縦溝が設けられ、かつ、このクラウン縦溝間にセンター陸部が形成された空気入りタイヤであって、前記クラウン縦溝は、車両装着時にタイヤ赤道よりも車両内側に位置する内のクラウン縦溝と、タイヤ赤道よりも車両外側に位置する外のクラウン縦溝とからなり、前記センター陸部には、前記内のクラウン縦溝から外のクラウン縦溝に向かって斜めにのびるとともにタイヤ赤道を越えた位置で前記外のクラウン縦溝に達することなく向きを変えタイヤ赤道よりも内のクラウン縦溝側に斜めにのびる複数本の湾曲傾斜溝がタイヤ周方向に隔設されるとともに、タイヤ周方向で隣り合う前記湾曲傾斜溝は、実質的にタイヤ赤道位置で互いに交差する交差部を有することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記センター陸部は、前記交差部間をのびる湾曲傾斜溝と前記外のクラウン縦溝との間に、タイヤ軸方向の幅が増減を繰り返しながらタイヤ周方向に連続してのびるセンターリブが区分され、該センターリブは、最大幅と最小幅との比が1.4〜1.6である請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記トレッド部には、外のクラウン縦溝と車両外側のトレッド接地端との間をタイヤ周方向に連続してのびる外のショルダー縦溝が設けられることにより、該外のショルダー縦溝と外のクラウン縦溝との間に外のミドル陸部が形成され、かつ内のクラウン縦溝と車両内側のトレッド接地端との間にタイヤ周方向に連続してのびる内のショルダー縦溝が設けられることにより、該内のショルダー縦溝と内のクラウン縦溝との間に内のミドル陸部が形成され、前記内のミドル陸部は、横溝によって区分された複数のブロックからなる請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記横溝は、タイヤ赤道に向かって溝幅が漸減する請求項3記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記外のミドル陸部は、タイヤ周方向に連続してのびるリブからなる請求項3又は4記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記外のミドル陸部及び前記内のミドル陸部の各々は、接地面とクラウン縦溝とがなす赤道側のコーナ部と、接地面とショルダー縦溝とがなす接地端側のコーナ部とを有し、かつ各コーナ部がそれぞれ面取されるとともに、外のミドル陸部の面取幅が、内のミドル陸部の面取幅よりも大きい請求項3乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項7記載の発明は、前記内のショルダー縦溝は、0.5〜2.0mmの振幅でジグザグ状にのびる請求項3乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、車両装着時にタイヤ赤道よりも車両内側に位置する内のクラウン縦溝と、タイヤ赤道よりも車両外側に位置する外のクラウン縦溝との間をのびるセンター陸部に、内のクラウン縦溝から外のクラウン縦溝に向かって斜めにのびるとともにタイヤ赤道を越えた位置で前記外のクラウン縦溝に達することなく向き変えしタイヤ赤道よりも内のクラウン縦溝側へ斜めにのびる複数本の湾曲傾斜溝がタイヤ周方向に隔設される。しかも、タイヤ周方向で隣り合う湾曲傾斜溝は、実質的にタイヤ赤道位置で交差する。これにより、接地圧の高いタイヤ赤道位置において、前記交差部を中心として車両内外に傾斜溝が配されるので、これらの溝を利用した高い排水効果が得られる。また、前記交差部は、タイヤ赤道上に連続して設けられるのではなく間欠的に設けられるため、タイヤ赤道位置での剛性低下が抑制され、ひいては操縦安定性の悪化も防止できる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
本実施形態の空気入りタイヤ(全体図示せず)は、乗用車用の夏用タイヤとして好ましく用いられ、走行用のトレッド部のパターンは、車両に装着されたときタイヤ赤道Cよりも車両内側に位置する内半分パターンTPiと、車両外側に位置する外半分パターンTPoとが非対称(非線対称かつ非点対称)に形成される。なお、図示していないが、本実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール部などには、車両への装着の向き(例えば"INSIDE"及び/又は"OUTSIDE" )が明示される。
図1は本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部2の展開図が示され、図2はその部分拡大図が示される。前記トレッド部2には、タイヤ赤道Cの両側にタイヤ周方向に直線状で連続してのびる一対のクラウン縦溝3と、その外側に配されかつタイヤ周方向にのびる一対のショルダー縦溝4とが設けられる。これにより、トレッド部2には、クラウン縦溝3、3間をのびるセンター陸部5、クラウン縦溝3とショルダー縦溝4との間をのびる一対のミドル陸部6、及び、ショルダー縦溝4とトレッド接地端Ei又はEoとの間をのびる一対のショルダー陸部7が区分される。
前記クラウン縦溝3は、接地圧の高いタイヤ赤道Cの近傍かつその両側で直線状にのびており、これにより高い排水性を発揮しうる。このような高い排水性を発揮させるために、クラウン縦溝3の溝幅GW1は、好ましくはトレッド幅TWの3.5%以上、より好ましくは4.0%以上が望ましく、また溝深さは、好ましくは6.0mm以上、より好ましくは7.0mm以上が望ましい。
他方、クラウン縦溝3の溝幅GW1又は溝深さが大きすぎると、タイヤ赤道C付近のパターン剛性を著しく低下させ、操縦安定性を悪化させるおそれがある。このような観点より、クラウン縦溝3の溝幅GW1は、好ましくはトレッド幅TWの6.5%以下、より好ましくは6.0%以下が望ましく、また溝深さについては、好ましくは10.0mm以下、より好ましくは9.0mm以下が望ましい。
ここで、前記「トレッド幅TW」とは、車両内側に位置する内のトレッド接地端Eiと、車両外側に位置する外のトレッド接地端Eoとの間のタイヤ軸方向距離とする。また、前記各トレッド接地端Ei及びEoは、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷である正規状態に、正規荷重の88%を負荷してキャンバー角0度でトレッド部2を平面に接地させたときの接地端である。なお、特に断りがない場合、トレッド部2の各部の寸法は、上記正規状態での値とする。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"とする。
また、「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
さらに「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とする。
前記クラウン縦溝3は、内半分パターンTPiに設けられた内のクラウン縦溝3iと、外半分パターンTPoに設けられた外のクラウン縦溝3oとからなる。これらの各クラウン縦溝3i、3oは、例えばタイヤ赤道Cに対して線対称位置に設けられても良いし、また非線対称の位置でも良い。
前記センター陸部5の剛性低下を防止するために、クラウン縦溝3の溝中心線GC1とタイヤ赤道Cとのタイヤ軸方向の距離は、トレッド幅TWの5%以上、より好ましくは6%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは17%以下、より好ましくは16%以下が望ましい。とりわけ、センター陸部5のタイヤ軸方向の巾CW(図2に示す)が、トレッド幅TWの15〜18%となるようにクラウン縦溝3の位置が定められるのが特に望ましい。
前記センター陸部5には、複数本の湾曲傾斜溝8がタイヤ周方向に隔設される。該湾曲傾斜溝8は、その溝中心線GC2(図2に示す)が車両外側に向かって凸となる滑らかな円弧状曲線にて形成される。具体的に述べると、湾曲傾斜溝8は、その一端8aが内のクラウン縦溝3iに開口し、かつ、該一端8aから外のクラウン縦溝3oに向かってセンター陸部5を斜めにのびるとともに、タイヤ赤道Cを車両外側に越えた位置でかつ前記外のクラウン縦溝3oに達することなく(開口することなく)向き変えし、タイヤ赤道Cよりも内のクラウン縦溝3i側へと斜めにのびている。
この実施形態では、湾曲傾斜溝8の他端8bは、センター陸部5の内部で終端し、内のクラウン縦溝3iには開口していないものが例示される。また、湾曲傾斜溝8は、内半分パターンTPiをのびる内側成分12と、外半分パターンTPoをのびる外側成分13とを含む。さらに、前記内側成分12は、前記一端8a側の第1の内側成分12aと、前記他端8b側の第2の内側成分12bとを含んでいる。
なお、湾曲傾斜溝8に関して、タイヤ赤道Cを車両外側に越える、とは、該湾曲傾斜溝8の両側の溝縁が、ともにタイヤ赤道Cよりも車両外側にあることを意味する。同様に、湾曲傾斜溝8に関して、タイヤ赤道Cよりも内のクラウン縦溝3i側へのびる、とは、湾曲傾斜溝8の両側の溝縁が、ともにタイヤ赤道Cよりも車両内側にあることを意味する。
また、タイヤ周方向で隣り合う湾曲傾斜溝8は、実質的にタイヤ赤道Cの位置で互いに交差する交差部11を有する。前記交差部11は、隣り合う2本の湾曲傾斜溝8について1つ設けられる。このように湾曲傾斜溝8をセンター陸部5に配置することにより、交差部11から車両内側に向かって例えば前記第1の内側成分12aが、また交差部11から車両外側に向かって湾曲傾斜溝8の外側成分13がそれぞれ車両内外にのびることにより、タイヤ赤道C近傍での高い接地圧を利用してスムーズな排水をなし得る。特に、図2に示されるように回転方向Rが定められた場合には、交差部11を起点としてV字状の排水の流れがタイヤの回転に伴って得られるため、タイヤ赤道付近の水膜を、より効果的にタイヤ軸方向両外側に排出しうる。
さらに、湾曲傾斜溝8の外側成分13は、この交差部11を介してタイヤ周方向に滑らかな円弧を描きながら連続するため、直線溝で発生しがちな気柱共鳴ノイズを抑制しつつも良好な排水性能を発揮できる。しかも、タイヤ赤道C上には、交差部11が間欠的に設けられ、該交差部11の間のタイヤ赤道C上には陸部分が存在するので、センター陸部5のタイヤ赤道Cでの剛性低下が防止される。従って、本発明の空気入りタイヤは、操縦安定性の悪化を生じさせることなく排水性能の向上を図り得る。
ここで、湾曲傾斜溝8が「実質的にタイヤ赤道位置で互いに交差する」とは、図3に示されるように、略菱形状をなす前記交差部11をタイヤ赤道Cが横切ることを意味する。また、ハッチングで示されるように、交差部11は、各湾曲傾斜溝8の溝縁を滑らかに延長して定められるものとする。
図2に示されるように、湾曲傾斜溝8の溝縁が最も車両外側に突出する突出点tpとタイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向の距離Zは、特に限定されない。しかしながら、該距離Zが小さすぎると湾曲傾斜溝8の外側成分13がタイヤ赤道Cに過度に接近し、該タイヤ赤道C付近の剛性が低下して操縦安定性が悪化するおそれがある。逆に、前記距離Zが大きすぎると、該突出点tpと外のクラウン縦溝3oとで挟まれる陸部分の剛性が著しく低下してそこから偏摩耗を招くおそれがある。このような観点より、前記距離Zは、好ましくは、センター陸部5のタイヤ軸方向の巾CWの15〜20%程度が望ましい。
また、図2に示されるように、湾曲傾斜溝8の前記一端8a(内のクラウン縦溝3iへの開口位置)でのタイヤ周方向に対する角度α1も特に限定されるものではない。しかしながら、交差部11の排水を内のクラウン縦溝3iに効果的に排出するために、湾曲傾斜溝8の前記角度α1は、好ましくは45度以下、より好ましくは40度以下、さらに好ましくは35度以下が望ましい。他方、前記角度α1が小さくなり過ぎると、湾曲傾斜溝8と内のクラウン縦溝3iとで挟まれる鋭角な陸部分の剛性が著しく小さくなり、ひいてはその部分から偏摩耗が生じるおそれがある。このような観点より、前記角度α1は、好ましくは20度以上、より好ましくは25度以上が望ましい。
また、前記第1の内側成分12aの交差部11におけるタイヤ周方向に対する角度α2や、外側成分13の交差部11におけるタイヤ周方向に対する角度α3も特に限定はされない。しかしながら、これらの角度α2ないしα3が大きすぎると、センター陸部5での排水性能の悪化のおそれがあり、逆に小さすぎると第1の内側成分12a及び外側成分13で挟まれる鋭角な陸部分の剛性が著しく低下し、その部分から偏摩耗が生じるおそれがある。
このような観点より、第1の内側成分12aの前記角度α2は、好ましくは10度以上、より好ましくは15度以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは25度以下、より好ましくは20度以下が望ましい。同様に、外側成分13の前記角度α3は、好ましくは5度以上、より好ましくは10度以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは20度以下、より好ましくは15度以下が望ましい。
また、第1の内側成分12aの角度α2と、外側成分13の角度α3とは、絶対値が同一であっても良いし、また異なるものでも良い。前記角度α2とα3とが異なる場合、これらの角度の絶対値の差(|α2|−|α3|)は、好ましくは12度以下、より好ましくは6度以下に抑えるのが望ましい。前記角度の差が過度に大きくなると、各成分12a及び13の間で、排水抵抗の差が大きくなり、ひいてはタイヤ赤道Cを中心とした車両内外への排水性能が低下しやすくなる。
なお、前記角度α1は、湾曲傾斜溝8の溝中心線GC2と内のクラウン縦溝3iとの交点P1における該溝中心線GC2の接線N1の鋭角側の角度とする。同様に、角度α2及びα3は、交差部11で交わる2つの湾曲傾斜溝8の溝中心線GC2の交点P2における各溝中心線GC2の各接線(図示省略)の鋭角側の角度とする。
なお、図4に示されるように、本実施形態のトレッド部2には、溝によって鋭角に区分された先細状の陸部分Jは、その先端に向かって陸部高さを減じるテーパ面25が形成される。これにより、前記陸部分Jの先端部の剛性が確保され、偏摩耗の発生がより確実に防止される。このような偏摩耗の防止は、接地面積を十分に確保し、操縦安定性の向上にも寄与しうる。
また、図2に示されるように、前記交差部11のタイヤ周方向のピッチLも特に限定されないが、該ピッチLが大きすぎると、タイヤ赤道付近での排水性能を十分に向上し得ないおそれがあり、逆に小さすぎると、センター陸部5の接地面積が減少し、ひいては操縦安定性が悪化するおそれがある。このような観点より、交差部11のピッチLは、タイヤ赤道Cの1周長さの2.0%以上、より好ましくは2.5%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは4.0%以下、より好ましくは3.5%以下が望ましい。とりわけ、トレッド1周において、交差部11が29〜35個程度設けられるのが望ましい。
前記センター陸部5には、交差部11間をのびる外側成分13と、外のクラウン縦溝3oとの間に、タイヤ軸方向の幅が増減を繰り返しながらタイヤ周方向に連続してのびるセンターリブ5aが区分される。このようなリブ5aは、ブロック列に比べて大きいタイヤ周方向剛性を持ち得るため、グリップ力が向上し直進時の安定性を向上させ得る。また、タイヤ周方向に連続するため、旋回時でも横方向への変形量が抑制され、ひいては大きな横力を発生しうる。
また、交差部11では、センター陸部5の剛性が低下しやすいが、本実施形態のように、交差部11に前記センターリブ5aのタイヤ軸方向の最大幅Waの部分を隣接させることができるため、横力作用時でも、前記交差部11が狭くなるような変形を効果的に抑制し、旋回中における排水性能の悪化を防止できる。このような作用を確実に発揮させるために、センターリブ5aは、その最大幅Waと最小幅Wbとの比(Wa/Wb)が1.4〜1.6であるのが望ましい。
さらに、前記センター陸部5は、交差部11間をのびる外側成分13と内のクラウン縦溝3iとの間に、タイヤ赤道C側に向かって先鋭となる略嘴状のセンターブロック15がタイヤ周方向に隔設されており、ブロック列5bとして形成される。このようなブロック列5bは、各ブロック15の接地開放に伴う第1の内側成分12aのポンピング作用により、タイヤ赤道C付近から内のクラウン縦溝3i側へと効果的に水膜を押し出し、良好な排水効果を発揮しうる。また、本実施形態のセンターブロック15には、第2の内側成分12bが、センターブロック15を分断することなく切り込み状にのびる。これにより、センターブロック15の剛性が適度に緩和され、偏摩耗が抑制される。
なお、湾曲傾斜溝8の溝幅GW3や溝深さは特に限定されないが、小さすぎると、センター陸部5において十分な排水効果が得られないおそれがあり、逆に大きすぎると、センター陸部5の剛性が低下し、操縦安定性を悪化させるおそれがある。このような観点より、湾曲傾斜溝8の溝幅GW3は、好ましくはトレッド幅TWの1%以上、より好ましくは2%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは4%以下、より好ましくは3%以下が望ましい。同様に、湾曲傾斜溝8の溝深さは、好ましくは3.0mm以上、より好ましくは3.5mm以上以下が望ましく、また上限に関しては、好ましくは8.0mm以下、より好ましくは7.5mm以下が望ましい。とりわけ、湾曲傾斜溝8は、内のクラウン縦溝3i側に向かって溝幅及び/又は溝深さが漸増するのが特に望ましい。
前記ショルダー縦溝4は、外のクラウン縦溝3oと外のトレッド接地端Eoとの間をタイヤ周方向に連続してのびる外のショルダー縦溝4oと、内のクラウン縦溝3iと内のトレッド接地端Eiとの間をタイヤ周方向に連続してのびる内のショルダー縦溝4iとを含む。
前記外のショルダー縦溝4oは、タイヤ周方向に直線状で連続してのびている。また、外のショルダー縦溝4oと外のクラウン縦溝3oとの間には、タイヤ周方向に連続してのびるリブからなる外のミドル陸部6oが形成される。
このように、旋回時の負荷が大きい車両外側のミドル陸部6oを、タイヤ周方向剛性の大きいリブとして形成することにより、操縦安定性を向上しうる。なお、「タイヤ周方向に連続してのびるリブ」とは、横溝等が全く設けられていない態様を勿論含むが、陸部の剛性に実質的な影響を及ぼさないような幅の狭い細溝やサイピングなどの小溝であれば、これらにてタイヤ周方向に分断されても良いことを意味する。ここで、前記「小溝」は、溝幅が1.2mm以下、かつ、溝深さが外のショルダー縦溝の溝深さの75%以下のものとする。本実施形態では、外のミドル陸部6oには、小長さのラグ溝22及びミドル陸部6oを横切るサイピング27が設けられている。
前記内のショルダー縦溝4iと内のクラウン縦溝3iとの間には、内のミドル陸部6oが形成される。該内のショルダー縦溝4iは、外のショルダー縦溝4oと同様、タイヤ周方向に直線状にのびても良いが、本実施形態では、図5に示されるように、比較的小さいタイヤ軸方向の振幅aでジグザグ状にのびるものが例示される。このようなジグザグ溝は、振幅を小さくすることで内のミドル陸部6iの剛性を大きく損ねずに、直線溝に生じがちな気柱共鳴を抑制し、ひいては走行ノイズを大幅に低減しうる。
前記振幅aは、小さすぎると気柱共鳴を抑制する効果が十分に発揮されず、逆に大きすぎると、内のミドル陸部6iの剛性低下を招きやすくなるので、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは2.5mm以下、より好ましくは2.0mm以下が望ましい。なお、前記振幅aは、内のショルダー縦溝4iの溝中心線GC3の最も車両外側の点Poと最も車両内側の点Piとの間のタイヤ軸方向距離とする。
前記各ショルダー縦溝4の溝幅GW2や溝深さは特に限定されないが、小さすぎるとショルダー側において十分な排水性能が得られないおそれがあり、逆に大きすぎると、ショルダ陸部6等の剛性が低下し、操縦安定性を悪化させるおそれがある。特に旋回時、ショルダー縦溝4にはクラウン縦溝3よりも大きな負荷が作用するので、ショルダー縦溝4の溝幅GW2は、好ましくはトレッド幅TWの3〜5%程度、とりわけクラウン縦溝3よりも溝幅が小さいことが望ましい。なお、ショルダー縦溝4の溝深さは、クラウン縦溝3の溝深さの好ましい寸法をそのまま採用できる。
また、内のショルダー縦溝4iと外のショルダー縦溝4oとは、例えばタイヤ赤道Cに対して線対称位置に設けられても良いし、また非線対称の位置でも良い。好ましくは、ミドル陸部6の剛性低下を防止するために、ショルダー縦溝4の各溝中心線GC3とタイヤ赤道Cとのタイヤ軸方向の距離はトレッド幅TWの20%以上、より好ましくは22%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは33%以下、より好ましくは30%以下が望ましい。なお、好ましくは、外のミドル陸部6oのタイヤ軸方向の幅を、内のミドル陸部6iのタイヤ軸方向の巾よりも大とするのが望ましい。
また、内のミドル陸部6iには、内のクラウン縦溝3iと内のショルダー縦溝4iとを継いでのびるミドル横溝9が複数本隔設される。これにより、内のミドル陸部6iには、該ミドル横溝9によって区分された複数のミドルブロック16が形成される。
本実施形態において、ミドル横溝9は、交差部11とほぼ等しいタイヤ周方向のピッチで隔設される。また、ミドル横溝9は、内のクラウン縦溝3iを介して湾曲傾斜溝8の前記一端8aに滑らかに連なる位置から第1の内側成分12aと同じ向き傾きで斜めにのびている。このようなミドル横溝9は、湾曲傾斜溝8から内のクラウン縦溝3iに流入した水の一部を、円滑にタイヤ軸方向外側(車両内側)へと排出させる。これにより、一層、ウエット性能が向上する。
また、図6に示されるように、ミドル横溝9の溝中心線GC4の両端を結ぶ直線のタイヤ周方向に対する角度α4は、好ましくは45度以上、より好ましくは50度以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは65度以下、より好ましくは60度以下が望ましい。とりわけ、前記湾曲傾斜溝8の前記角度α1よりも大とするのが望ましい。これにより、内のミドル陸部6iの横剛性を高められ、ひいては操縦安定性が向上する。
なお、ミドル横溝9の溝幅GW4は、内のミドル陸部6iの剛性を維持しつつ十分な排水性能を確保するために、好ましくはトレッド幅TW0.5%以上、より好ましくは1.0%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは3.5%以下、より好ましくは3.0%以下が望ましい。とりわけ、本実施形態のように、接地圧の大きいタイヤ赤道C側に向かって溝幅を漸減させることにより、ミドルブロック16の剛性を最適化し、偏摩耗の防止や操縦安定性の向上を図ることが望ましい。同様に、ミドル横溝9の溝深さに関しては、好ましくは3.0mm以上、より好ましくは3.5mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは8.0mm以下、より好ましくは7.5mm以下が望ましい。
また、図7(a)、(b)には、外のミドル陸部6o及び内のミドル陸部6iの断面図が示される。各々の陸部6i、6oは、接地面CPとクラウン縦溝3とがなす赤道側のコーナ部C1と、接地面CPとショルダー縦溝4とがなす接地端側のコーナ部C2とを有し、各コーナ部C1及びC2に斜面にて面取りされた面取部19が設けられる。該面取部19は、タイヤ周方向に連続して形成される。このような面取部19は、横力等が作用しやすいミドル陸部6の各コーナ部C1、C2の剛性を高め、ゴム欠けや偏摩耗の発生を効果的に防止しうる。
面取部19のタイヤ軸方向の幅である面取幅MWについては特に限定されないが、該幅MWが小さすぎると偏摩耗を抑制する効果が十分に発揮できないおそれがあり、逆に大きすぎると、ミドル陸部6の接地面積を減じるため、操縦安定性を悪化させるおそれがある。このような観点より、前記面取幅MWは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは2.5mm以下、より好ましくは2.0mm以下が望ましい。
また、外のミドル陸部6oは、内のミドル陸部6iに比して、旋回時など大きな負荷ないし横力が作用するため、前記コーナ部C1、C2に特に偏摩耗が生じやすい。このため、外のミドル陸部6oに設けられた面取部19の面取幅MWを、内のミドル陸部6iに設けられた面取部19の面取幅MWよりも大きく形成することにより、外のミドル陸部6oの前記コーナ部C1及びC2の剛性を高め、トレッド部2全体での均一な摩耗を実現しうる。このような観点より、外のミドル陸部6oの面取幅MWoと、内のミドル陸部6oの面取幅MWiとの比(MWo/MWi)は、好ましくは1.5〜3.0、より好ましくは2.0〜2.5程度が望ましい。
前記ショルダー陸部7は、内半分パターンTPiをのびる内のショルダー陸部7iと、外半分パターンTPoをのびる外のショルダー陸部7oとからなる。
前記内のショルダー陸部7iには、内のショルダー縦溝4iと内のトレッド接地端Eiとの間を継いでのびる内のショルダー横溝10iがタイヤ周方向に隔設される。これにより、内のショルダー陸部7iは、ショルダーブロック17がタイヤ周方向に並ぶブロック列として形成される。
本実施形態において、内のショルダー横溝10iは、ミドル横溝9の実質的に半分のタイヤ周方向のピッチで隔設されている。また、内のショルダー横溝10iは、内のショルダー縦溝4iを介してミドル横溝9と滑らかに連なる位置から該ミドル横溝9と同じ向きの傾斜でのびている。このような内のショルダー横溝10iは、ミドル横溝9から内のショルダー縦溝4iに流入した水の一部を抵抗無く内のトレッド接地端Eiの外部へと排出させることにより、十分な排水能力を発揮できる。
また、図6に示されるように、内のショルダー横溝10iの溝中心線GC5の両端を結ぶ直線のタイヤ周方向に対する角度α5は、好ましくは70度以上、より好ましくは75度以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは90度以下、より好ましくは85度以下が望ましい。とりわけ、ミドル横溝9側の角度α4よりも大として、ショルダーブロック17の横剛性を向上させるのが望ましい。
また、外のショルダー縦溝4oと外のトレッド接地端Eoとの間に形成された外のショルダー陸部7には、外のショルダー横溝10oが形成される。本実施形態において、外のショルダー横溝10oは、内のショルダー横溝10iをタイヤ赤道C上の任意の点を中心として点対称移動させたものと実質的に等しい。また、外のショルダー縦溝4oの溝幅及び溝深さは、いずれも内のショルダー縦溝4iの溝幅及び溝深さと実質的に同一で形成されている。
また、図8には、図1のX−X断面図が示される。本実施形態において、ショルダー横溝10には、そのショルダー縦溝4側に、溝底を隆起させたタイバー20が設けられている。なお、図8では内のショルダー横溝10iが示されるが、外のショルダー横溝10oについても同様にタイバー20が設けられている。
前記タイバー20は、ショルダーブロック17、17の根元部分を連結することにより、操縦安定性や制動性能を向上させる。また、タイバー20は、ショルダーブロック17のタイヤ周方向の倒れ込みを抑制することにより、ショルダーブロック17のタイヤ周方向の両側縁に生じがちないわゆるヒール&トウ摩耗などを効果的に抑制しうる。さらに、トレッド部2の摩耗に伴い、タイバー20は路面と接地することができるので、グリップ性能の向上を図りうる。
また、タイバー20には、ショルダー横溝10に沿ってのびるサイピング21(図1に示す)を予め形成されているのが好ましい。これにより、タイヤ周方向で隣り合うショルダーブロック17を前記サイピング21を介して互いにタイヤ周方向に開かせることができ、例えば未舗装路(例えばマッド路やサンド路)を走行する際に、十分なトラクションを得るのに役立つ。
このようなタイバー20は、その高さht又は溝に沿った長さLtが小さすぎると、上述の効果を十分に発揮できず、逆に高さht又は長さLtが大きすぎると、ショルダー横溝10での排水性を低下させるおそれがある。このような観点より、タイバー20の高さhtは、好ましくはショルダー縦溝4の溝深さGD2の50%以上、より好ましくは60%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは80%以下、より好ましくは70%%以下が望ましい。同様に、タイバー20の長さLtは、ショルダー横溝10の溝長さGLの10%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは30%以下、より好ましくは25%以下が望ましい。
また、図9には前記タイバー20の断面の外面輪郭線が示される。図から明らかなように、タイバー20の前記輪郭線は、内のショルダー縦溝4iに開口している内の端部TAからタイヤ軸方向外側に点TBまでほぼ直線状でのびる第1の部分20Aと、前記点TBに連なりかつタイヤ半径方向外側に向かって凸となり前記高さhtを滑らかに減じる円弧状曲線からなる第2の部分20Bと、この第2の部分20Bと点TCで連なるとともにタイヤ半径方向内側に向かって凸となる第3の部分20Cとを含んでいる。従来のタイバーでは、摩耗とともに接地面積が急激に増加することが多く、ブロック剛性等が急激に高くなり性能変化が大きくなるが、本実施形態のように、タイバーの外面の輪郭線にタイヤ半径方向外側に向かって突出する円弧を含ませて滑らかに隆起高さhtを減少させることにより、タイバー20の接地面積の増加を滑らかとし、ひいてはタイヤ性能の急激な変化を抑制しうる。
また、図6に示すように、内、外のショルダー横溝10i、10oの溝幅GW5は、各ショルダー陸部7の剛性を維持しつつ十分な排水性能を確保するために、好ましくはトレッド幅TWの1.0%以上、より好ましくは2.0%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは4.0%以下、より好ましくは3.0%以下が望ましい。同様に、内、外のショルダー横溝10i、10oの各溝深さに関しては、ショルダ縦溝4の溝深さの50%以上、より好ましくは60%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。
さらに、乾燥路面での操縦安定性とウエット路面での排水性をさらに向上させるために、トレッド部2のランド比を最適化することが望ましい。例えば、前記ランド比は、好ましくは60%以上、より好ましくは62%以上、さらに好ましくは64%以上とするのが望ましく、また上限に関しては、例えば70%以下、より好ましくは68%以下、さらに好ましくは66%以下が望ましい。ここで、ランド比は、トレッド部2の全表面積(溝を全て埋めた状態での表面積)に対する全陸部の接地面の割合とする。
また、外半分トレッドTPoは、旋回時の大きな横力乃至負荷に耐えうるように、好ましくは全陸部の表面積の50%以上、より好ましくは50%よりも大、さらに好ましくは51%以上を含むことが望ましく、また上限に関しては、好ましくは54%以下、より好ましくは53%以下、さらに好ましくは52%以下を含むことが望ましい。なお、内半分トレッドTPiには、残余の陸部面積が含まれる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、図示された具体的な実施形態に限定されるものではなく種々変形して実施することができるのは言うまでもない。
図1に示されたトレッドパターンを有するサイズ225/45ZR17の乗用車用の空気入りラジアルタイヤが表1の仕様に基づいて試作され、操縦安定性能、排水性能及びノイズ性能がテストされた。各部の共通仕様は次の通りである。
トレッド幅 :206.0mm
クラウン縦溝の溝幅 :10.0mm
クラウン縦溝の溝深さ :8.5mm
ショルダー縦溝の溝幅 :9.0mm
ショルダー縦溝の溝深さ:8.5mm
湾曲傾斜溝の溝幅 :5.0mm
湾曲傾斜溝の溝深さ :6.0mm
ミドル横溝の溝幅 :4.5mm
ミドル横溝の溝深さ :6.0mm
ショルダー横溝の溝幅 :5.0mm
ショルダー横溝の溝深さ:6.0mm
湾曲傾斜溝の一端での角度α1 :30度
湾曲傾斜溝の交差部での角度α2:15度
外側部分の交差部での角度α3 :10度
ミドル横溝の角度α4 :60度
ショルダー横溝の角度α5 :80度
ランド比 :65%
また、図10(A)のように、センター陸部に溝の無いタイヤ(比較例1)、同図(B)のようにセンターリブに1本の直線溝を有するタイヤ、さらに同図(C)のように、図1のセンター陸部と内のミドル陸部とを一体化させたような陸部を有するタイヤについても同様の試験が行われた。なお、ランド比が同一となるように溝幅を調節した。
テストの方法は次の通りである。
<操縦安定性能>
排気量2500cm3 の国産FR乗用車に各供試タイヤ(リム:7.5JJ、内圧:200kPa)を4輪装着するとともに、内圧200kPaを充填してドライアスファルト路面のテストコースをドライバー1名乗車で走行し、旋回時のハンドル応答性、剛性感及びグリップ等に関する特性をドライバーの官能評価により評価した。結果は、比較例1を100とする指数で表示している。数値が大きいほど良好である。
<排水性能>
上記テスト車両にて、半径100mのアスファルト路面に、水深10mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
<ノイズ性能>
JASO/C/606に規定する実車惰行試験に準拠して、直線状のテストコース(アスファルト路面)を通過速度60km/hで50mの距離を惰行走行させるとともに、コースの中間点において走行中心線から側方に7.5m、かつ路面から1.2mの位置に設置した定置マイクロフォンにより通過騒音の最大レベルdB(A)を測定した。結果は、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど通過騒音が小さく良好であることを示す。
テストの結果等を表1に示す。
Figure 2008006987
テストの結果、実施例のタイヤは、操縦安定性能及び排水性能を有意に向上していることが確認できた。また、ノイズ性能についても満足のゆく結果が得られた。
本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部を展開した展開図である。 その部分拡大図である。 溝交差部の拡大図である。 溝交差部付近の斜視図である。 内のショルダー縦溝の拡大図である。 トレッド部の部分拡大図である。 (a)は外のミドル陸部の断面図、(b)は内のミドル陸部の断面図である。 図1のX−X断面図である。 タイバーの外面輪郭線を示す線図である。 (A)〜(C)は比較例のパターンを示す平面図である。
符号の説明
2 トレッド部
3 クラウン縦溝
3i 内のクラウン縦溝
3o 外のクラウン縦溝
4 ショルダー縦溝
4i 内のショルダー縦溝
4o 外のショルダー縦溝
5 センター陸部
6 ミドル陸部
6i 内のミドル陸部
6o 外のミドル陸部
8 湾曲傾斜溝
11 交差部
12 湾曲傾斜溝の内側成分
12b 第1の内側成分
12t 第1の内側成分
13 湾曲傾斜溝の内側成分
19 面取部
C タイヤ赤道
MW 面取部のタイヤ軸方向の巾

Claims (7)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道の両側をタイヤ周方向に直線状で連続してのびる一対のクラウン縦溝が設けられ、かつ、このクラウン縦溝間にセンター陸部が形成された空気入りタイヤであって、
    前記クラウン縦溝は、車両装着時にタイヤ赤道よりも車両内側に位置する内のクラウン縦溝と、タイヤ赤道よりも車両外側に位置する外のクラウン縦溝とからなり、
    前記センター陸部には、前記内のクラウン縦溝から外のクラウン縦溝に向かって斜めにのびるとともにタイヤ赤道を越えた位置で前記外のクラウン縦溝に達することなく向きを変えタイヤ赤道よりも内のクラウン縦溝側に斜めにのびる複数本の湾曲傾斜溝がタイヤ周方向に隔設されるとともに、
    タイヤ周方向で隣り合う前記湾曲傾斜溝は、実質的にタイヤ赤道位置で互いに交差する交差部を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記センター陸部は、前記交差部間をのびる湾曲傾斜溝と前記外のクラウン縦溝との間に、タイヤ軸方向の幅が増減を繰り返しながらタイヤ周方向に連続してのびるセンターリブが区分され、
    該センターリブは、最大幅と最小幅との比が1.4〜1.6である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッド部には、外のクラウン縦溝と車両外側のトレッド接地端との間をタイヤ周方向に連続してのびる外のショルダー縦溝が設けられることにより、該外のショルダー縦溝と外のクラウン縦溝との間に外のミドル陸部が形成され、かつ
    内のクラウン縦溝と車両内側のトレッド接地端との間にタイヤ周方向に連続してのびる内のショルダー縦溝が設けられることにより、該内のショルダー縦溝と内のクラウン縦溝との間に内のミドル陸部が形成され、
    前記内のミドル陸部は、横溝によって区分された複数のブロックからなる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記横溝は、タイヤ赤道に向かって溝幅が漸減する請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記外のミドル陸部は、タイヤ周方向に連続してのびるリブからなる請求項3又は4記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記外のミドル陸部及び前記内のミドル陸部の各々は、接地面とクラウン縦溝とがなす赤道側のコーナ部と、接地面とショルダー縦溝とがなす接地端側のコーナ部とを有し、かつ、各コーナ部がそれぞれ面取されるとともに、
    外のミドル陸部の面取幅が、内のミドル陸部の面取幅よりも大きい請求項3乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記内のショルダー縦溝は、0.5〜2.0mmの振幅でジグザグ状にのびる請求項3乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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