JP2007331712A - 車両制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の車両への乗車時にシート位置を変更することによって、乗員の乗り込み動作を容易にすること。
【解決手段】車両に乗車する乗員の各々に携帯機1を携帯させ、車両側ユニットと各携帯機1との相互通信によるIDコードの照合結果に基づいて、車両に乗り込もうとしている乗員の数及び位置を検出する。そして、この検出結果に基づいて、少なくとも、乗員が乗り込むことが予測されるシートの位置を変更する。これにより、車両に乗り込もうとしている乗員が複数であっても、各乗員の乗り込み易さを向上するように、シート位置を最適な位置にレイアウトすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、シートの位置を変更する車両制御システムに関する。
従来、車両への乗車性を向上可能なシステムとして、特許文献1や特許文献2に記載のシステムが知られている。特許文献1に記載のシステムは、リモートコントロール送信機に設けられたスイッチを操作することによって、車両の運転席、助手席両側に装備されているスライドドアを開閉操作することができるように構成されている。これにより、乗員が車両に乗車する際に、ドアの開閉を自動で行い得るので、乗車性を向上できる。
ただし、荷物等を両手に持っている場合には、送信機のスイッチを操作することが困難となる。そのため、特許文献2に記載のシステムでは、所定時間間隔毎にIDコード信号を乗せた電波を発信するスマートエントリーキーと、その電波を受信する受信部と、車両のスライドドアを開ける制御装置とを備える。そして、制御装置は、受信部が電波を受信し、かつ車両のサイドシルに衝撃が加えられたとき、スライドドアを開けるようにしている。これにより、荷物等で両手が塞がっている場合でも、容易にスライドドアを開けることが可能になり、車両への乗車性の一層の向上を図ることができる。
特開平10−211819号公報 特開2004−316231号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載のシステムでは、スイッチ操作等に応じて自動的にスライドドアを開けることによって、乗車性の向上を図るものにすぎない。ここで、乗員が車両へ乗り込む際の乗り込み易さは、ドアの開閉に加えて、シート位置によっても大きな影響を受ける。
例えば、乗員が車両ドアを開けたときに、その車両ドアに面するシートの前方の空間が狭い場合には、そのシートへ着座したり、他のシートへ移動したりすることが容易になしえないこともある。また、3列シートを備える車両において、3列目シートへ乗員が着席しようとしたときには、一般的に、2列目シートの位置を前方に移動させたり、シートの背もたれを前方に倒したりする必要がある。このような作業を車両に乗り込む度に行わなければならないと、乗員にとって負担感が大きくなる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、乗員の車両への乗車時にシート位置を変更することによって、乗員の乗り込み動作を容易にすることを可能とした車両制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の車両制御システムは、
車両へ乗り込もうとしている乗員の数及び位置を検出する検出手段と、
検出手段による検出結果に基づいて、少なくとも、乗員が乗り込むことが予測されるシートの位置を変更して、乗員がシートへ乗り込むためのスペースを拡げる位置変更手段とを備えることを特徴とする。
このように、請求項1に記載の車両制御システムは、車両に乗り込もうとしている乗員の数及び位置を検出する検出手段を備える。そして、この検出手段の検出結果に基づいて、少なくとも、乗員が乗り込むことが予測されるシートの位置を変更することにより、車両に乗り込もうとしている乗員が複数であっても、各乗員の乗り込み易さを向上するように、シート位置を最適な位置にレイアウトすることができる。
例えば、請求項2に記載したように、位置変更手段は、1列目シート及び2列目シートに対応する同じサイドの前後の車両ドアが乗員の乗り込みのために使用されると予測されるとき、1列目シートに対応する前側の車両ドアのみが乗員の乗り込みのために使用されると予測されるときと比較して、1列目シートを移動させるシート位置を車両の前方側に設定することが好ましい。
1列目シートに対応する前側の車両ドアのみから乗員が車両に乗り込む場合には、例えば1列目シートを最も後方位置まで下げることで、1列目シートに乗り込む乗員に対して、車両に乗り込むためのスペースを最も拡げることができる。しかしながら、同じサイドの前後の車両ドアから1列目シート及び2列目シートにそれぞれ乗員が乗り込む場合には、1列目シートを最も後方位置まで下げてしまうと、却って2列目シートに乗り込む乗員が乗り込みにくくなってしまう場合が考えられる。このため、1列目シートと2列目シートの両方に乗員が乗り込む際には、1列目シート位置を車両の前方側に設定することで、双方の乗員にスペースを割り振ることができ、双方の乗員の乗り込み易さを向上できる。
また、請求項3に記載したように、車両の車室内に、3列のシートが設けられる場合には、位置変更手段は、検出手段による検出結果に基づいて、3列目シートが使用されるか否かを判定し、3列目シートが使用されると判定した場合には、乗員が使用する車両ドアに対応する2列目シートを、その車両ドアから遠ざかるように、車両の幅方向に移動させるようにしても良い。このようにすれば、車両が3列シートを備える場合、最も乗り込みが困難な3列目シートへの乗り込み易さを向上することができる。
請求項4に記載したように、乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、位置変更手段は、判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、シートの位置を所定位置に戻すことが好ましい。乗車を容易にするためのシート位置と、車両の走行に適したシート位置とは異なるためである。また、乗員の乗車が完了したときにシート位置を変更すれば、乗員はシートに着座した状態であるので、シート位置の変更を問題なく行うことができる。
請求項5に記載したように、位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、乗員の乗車が完了したと判定されたときに、所定位置として、記憶したシート位置に戻すことが好ましい。これにより、乗員の体格や嗜好に合致したシート位置への変更を行うことができる。
請求項6に記載したように、位置変更手段は、乗員が車両へ乗り込むときに、運転席シートに対応する車両ドアが使用される場合、運転席シートを後方に移動させるとともに、ステアリングホイールを上方に移動させることが好ましい。これにより、運転席シート前方の空間が拡がるため、運転席シートへの乗り込み易さを格段に向上することができる。
請求項7に記載したように、運転席シートへの乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、位置変更手段は、判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、運転席シート及びステアリングホイールの位置を所定位置に戻すことが好ましい。これにより、運転席シート及びステアリングホイールの位置を車両の運転に適した位置に戻すことができる。
請求項8に記載したように、位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置及びステアリングホイール位置を記憶しておき、乗員の乗車が完了したと判定されたときに、所定位置として、記憶したシート位置及びステアリングホイール位置に戻すことが好ましい。これにより、車両を日常的に使用する乗員に適合したシート位置及びステアリングホイール位置に戻すことができる。
請求項9に記載したように、検出手段は、車両に設けられた車両側ユニットと、各乗員に携帯される複数の携帯機とからなり、
車両側ユニットは、
車両の各車両ドアの周囲において、携帯機に対してリクエスト信号を送信可能な通信エリアを有する複数の送信機と、
リクエスト信号に対して返送された携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と
受信機が受信したレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録してある登録コードと所定の関係を有することを照合する照合手段とを備え、
携帯機は、リクエスト信号を受信したときに、各携帯機に固有のIDコードを含むレスポンス信号を送信するものであり、
検出手段は、受信機が受信したレスポンス信号に含まれるIDコードの照合が行われたとき、そのレスポンス信号を生じさせたリクエスト信号を送信した送信機の位置から、車両に乗り込もうとしている乗員の数と位置を検出することができる。
また、請求項10に記載したように、検出手段は、車両の各車両ドアに設けられ、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、各車両ドアの近傍に乗員がいることをそれぞれ検出するものであっても良い。
さらに、請求項11に記載したように、検出手段は、車両の各車両ドアに接近した乗員を撮像する撮像手段と、当該撮像手段によって撮像された画像から、乗員の数及び位置を認識する認識手段とから構成することもできる。
以下、本発明の実施形態に係る車両制御システムを、図に基づいて説明する。図1は、本実施形態による車両制御システムの全体の構成を示す構成図である。
本実施形態における車両制御システムは、携帯機(電子キー)1と車両側ユニットとの相互通信によるIDコードの照合結果を基に、各ドアのロック・アンロック状態を制御する。また、車両側ユニットは、車両10への乗り込み動作を容易にするために、車室内に設けられたシート位置やステアリングホイール位置の制御を行う。なお、本実施形態では、車両制御システムが、3列シートを有し、前席(運転席及び助手席)用ドアがスイングドアであり、後席(2列目及び3列目シート)用ドアがスライドドアである車両10に適用された例について説明する。
図1に示すように、携帯機1は、車両側ユニットの車室外送信機2a〜2dあるいは車室内送信機2eからのリクエスト信号を受信する受信機1a、このリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を送信する送信機1bを備えている。携帯機ECU1cは、上述した受信機1a及び送信機1bと接続され、各種の制御処理を実行する。具体的には、携帯機ECU1cは、受信機1aの受信信号に基づいてリクエスト信号の受信の有無を判定したり、そのリクエスト信号に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を生成して、送信機1bから送信させたりする。
車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられた車室外送信機2a〜2d及び車室内に設けられた車室内送信機2eを有する。これらの車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eは、車両側ユニットの制御装置4からの送信指示信号に基づいてリクエスト信号を発信する。
車両10が、各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている時には、車室外送信機2a〜2dからリクエスト信号が送信される。従って、そのリクエスト信号の到達距離に応じた通信エリアが車両10の各ドア11〜14の周囲に形成され、携帯機1の保持者が車両10の各ドア11〜14に接近していることを検知できるようにしている。また、車室内送信機2eによる通信エリアは、車室内をカバーするように設定され、携帯機1が車室内にあるか否かを検知する。なお、車室内送信機2eを複数設け、それらの合算通信エリアが車室内をカバーするようにしても良い。
また、車両側ユニットは、車両10の車室内に設けられ、送信機2a〜2eに対する送信指示信号の出力と同期してレスポンス信号受信可能状態にされて、携帯機1から送信されるレスポンス信号を受信する受信機3を有する。受信機3が受信したレスポンス信号は、制御装置4に出力される。制御装置4は、この受信したレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録されている登録コードと一致等、所定の関係を満足するかの照合を行う。そして、制御装置4は、その照合結果に応じて、ドア11〜14のロック・アンロック状態の制御や、乗員の車両への乗り込み動作を容易にするための、シート位置及びステアリングホイール位置の制御を行う。
ここで、本実施形態では、複数の携帯機1を設け、日常的に車両に乗車する乗員の全員が携帯機1を保持できるようにしている。この複数の携帯機1は、各送信機2a〜2eからのリクエスト信号に対して、それぞれ固有のIDコードを含むレスポンス信号を返送する。
各ドア11〜14のロック・アンロック状態の制御を行うため、車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられ、その各ドア11〜14をロック、アンロックするロック制御部5a〜5dを有する。具体的には、ロック制御部5a〜5dは制御装置4から送信されるロック信号/アンロック信号に応じて正転/逆転するドアロックモータを有し、このドアロックモータの回転によって各車両ドア11〜14をロック、またはアンロックする。
車両10の各ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dには、タッチセンサ6a1〜6d1が設けられており、携帯機1の保持者が、ドアハンドル6a〜6dを握って、ドアハンドル6a〜6dに対して操作を行ったことを検出することが可能である。このドアハンドル6a〜6dに対する操作が検出された場合、各ドア11〜14がアンロックされる。
また、ドアハンドル6a〜6dには、プッシュスイッチとして構成されたドアロックスイッチ6a2〜6d2も設けられている。このドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作すると、各ドア11〜14をロックすることができる。また、ドアハンドル6a〜6dは、上述した車室外送信機2a〜2dのアンテナとしての役割も果たしている。
さらに、車両側ユニットは、シート位置を制御するためにシート位置制御装置7を有するとともに、ステアリングホイール位置を制御するためにステアリング位置制御装置8を有する。これらのシート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、1列目シートである運転席(D席)15及び助手席(P席)16は、図示しないモータによって、車両の前後方向に沿って位置を変更することが可能に構成されている。また、2列目のシートは、いわゆるキャプテンシートと呼ばれる、左右に分離されたシートであり、運転席後部席(DR席)17と助手席後部席(PR席)18とからなる。これらDR席17及びPR席18は、図示しないモータによって、車両の前後方向のみならず左右方向(車両の幅方向)にも位置を変更することが可能に構成されている。さらに、3列目シート19は、いわゆるベンチタイプのシートであり、図示しないモータによって車両の前後方向に位置を変更することが可能に構成されている。
なお、上述したシートの構成は単なる一例にすぎず、何らこのようなシート構成に限られるものではない。例えば、前席であるD席15やP席16も、2列目シートと同様に、車両の幅方向に移動可能に構成しても良い。また、2列目シートに関しては、DR席17とPR席18との間を埋めて座席として使用可能であったり、前席のD席15とP席16との間まで移動させたときには、サイドテーブルとして使用可能となったりするテーブル兼用座席を設けても良い。この場合、テーブル兼用座席をD席15とP席16との間まで移動させれば、DR席17あるいはPR席18を車両の幅方向に沿って移動させることが可能になる。さらに、3列目シート19については、シートを複数に分割して、それぞれ独立して前後方向に移動可能に構成しても良いし、本発明は、3列目シートを有していない車両に適用することも可能である。
シート位置制御装置7は、制御装置4からのシート位置変更信号を受けて、変更指示されたシート位置となるように、各座席のシートのモータに対して駆動信号を出力する。各シートの位置は、図示しないセンサによって検出され、シート位置制御装置7に入力される。シート位置制御装置7は、検出されたシート位置が変更指示されたシート位置に一致すると駆動信号の出力を停止する。なお、シート位置は、各シートに設けられたモータに対する駆動信号の出力時間等に基づいて算出することも可能である。なお、各シートの位置は、シート位置制御装置7に接続された、図示しない操作スイッチを用いて、乗員が好みの位置に調整することが可能である。
また、各座席のシートには、図示していないが、乗員の着座を検出する着座センサが設けられ、それぞれのセンサ信号が制御装置4に入力されている。なお、着座センサは、例えば各シートの座面に加わる荷重を検出する荷重センサによって構成することができる。
ステアリング位置制御装置8は、ステアリングホイール20のチルト角を変化させるモータに対して駆動信号を出力して、ステアリングホイール20の位置を上昇させたり、下降させたりするものである。このステアリング位置制御装置8は、制御装置4からのステアリング位置変更信号を受け、それによって変更指示されたステアリング位置となるように、上述したモータに対して駆動信号を出力する。
このステアリングホイール20の位置は、図示しない位置センサによって検出され、ステアリング位置制御装置8に入力される。これにより、ステアリング位置制御装置8は、制御装置4から指示された位置にステアンリグホイール20を移動させることができる。なお、ステアリングホイール20のチルト角は、ステアリング位置制御装置8に接続された図示しない調整スイッチを用いて、乗員が好みの位置に調整することができるように構成されている。
次に、上述した車両側ユニットと携帯機1との相互通信によるIDコードの照合結果を基に、制御装置4が各ドア11〜14をアンロックしたり、シート位置やステアリング位置を変更する制御に関して、図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、図3のフローチャートに示す処理は、エンジンが停止し、かつ各ドア11〜14がロックされた状態で車両10が駐車されている間、所定時間ごとに実施されるものである。
まず、ステップS10では、車室外送信機2a〜2dに対して送信指示信号を出力して、車室外送信機2a〜2dからリクエスト信号を送信させる。そして、ステップS20では、このリクエスト信号に応答する、携帯機1からのレスポンス信号を受信したか否かを判定する。レスポンス信号が受信されていない場合には、携帯機1が車室外送信機2a〜2dの通信エリア内に存在しないとみなして、ステップS90の処理に進む。一方、携帯機1からレスポンス信号を受信した場合には、ステップS30の処理に進む。
なお、車室外送信機2a〜2dから、車室外送信機2a〜2dごとに固有の識別コードを含むリクエスト信号が送信され、携帯機1は、その識別コードを含むレスポンス信号を返送するように構成される。あるいは、制御装置4は、各送信機2a〜2dに、時間的にずれたタイミングで順番にリクエスト信号を送信するように指示する。このようにすれば、制御装置4は、携帯機1がいずれの送信機2a〜2dからのリクエスト信号に応答してレスポンス信号を返送したかを識別できる。すなわち、携帯機1の保持者が、いずれの車両ドア11〜14に対して接近しているのかを識別できる。
ステップS30では、レスポンス信号に含まれるIDコードが、予め登録されているIDコードと一致する等、所定の関係を満足するか否かが判定される(IDコードの照合結果OK・NG判定)。この判定処理において、IDコードの照合結果OKと判定されると、ステップS40に進み、IDコードの照合結果NGと判定されると、ステップS90の処理に進む。
続くステップS40では、携帯機1の保持者等の乗員の車両への乗り込み動作を容易にするために、携帯機1を保持する乗員の数及び位置に応じて、シート位置やステアリング位置の変更を行う。本実施形態においては、上述したように、日常的に車両に乗車する乗員の全員が携帯機1を携帯できるように、複数の携帯機1を用意している。このため、IDコードの照合が行われた携帯機1の数、及び携帯機1が反応した車室外送信機2a〜2dの位置から、車両に乗り込もうとしている乗員の数及び位置を認識することができる。
ここで、シート位置やステアリング位置の変更例について、図4(a)、(b)及び図5(a),(b)に基づいて説明する。例えば、携帯機1を保持した乗員が、左側の助手席用ドア13に接近している場合、その乗員は、助手席用ドア13から、助手席(P席)16に乗り込もうとしていると推測できる。この場合、助手席16への乗り込み動作を容易とするために、図4(a)に示すように、助手席16を最も後方位置まで下げる。これにより、助手席16に乗り込む乗員に対して、その乗り込みのためのスペースを最も拡げることができる。
一方、携帯機1を保持した乗員が、左側の助手席用ドア13及び助手席後部ドア14に接近している場合、それらの乗員は、助手席用ドア13及び助手席後部ドア14から、助手席16及び助手席後部席(PR席)18に乗り込もうとしていると推測できる。この場合、助手席16を最も後方位置まで下げてしまうと、却って助手席後部席18に乗り込む乗員が乗り込みにくくなってしまう場合が考えられる。このため、携帯機1を保持した乗員が助手席16と助手席後部席(PR席)18とにそれぞれ乗り込もうとしていると推測される場合には、図4(b)に示すように、助手席16のシート位置を最後方位置よりも前方側に設定する。これにより、助手席16及び助手席後部席18に乗り込もうとしている双方の乗員にスペースを割り振ることができ、双方の乗員の乗り込み易さを向上できる。
また、携帯機1を保持する乗員が、図5(a)に示すように、運転席ドア11に接近している場合、その乗員は、運転席用ドア11から、運転席(D席)15に乗り込もうとしていると推測できる。この場合、運転席15への乗り込み動作を容易とするために、運転席15が車両後方に向かって、例えば最後方位置まで移動されるとともに、ステアリングホイール20が上方に移動される。このように運転席15のシート位置及びステアリングホイール20の位置を変更することにより、運転席15の前方の空間が拡大されるため、乗員は容易に運転席15に乗り込むことができる。
また、助手席16に乗り込む乗員がおらず、助手席後部ドア14から助手席後部席18に乗り込む乗員がいるだけの場合には、図5(a)に示すように、助手席16が車両前方のシート位置に移動され、かつ助手席後部席18が車両後方に向かって、例えば最後方位置まで移動される。これにより、助手席後部席18に乗り込む乗員に対して最大限のスペースを提供することができるため、乗員は容易に助手席後部席18に乗り込むことができる。
さらに、上述した携帯機1と車両側ユニットとの相互通信により、5人以上の乗員が検出された場合や、運転席後部ドア12若しくは助手席後部ドア14に対して2人以上の乗員が接近していることが検出された場合には、少なくとも1人の乗員が3列目シート19に乗り込むことが予測される。この場合、3列目シート19への乗り込み易さを向上するために、複数の乗員が接近している運転席後部ドア12若しくは助手席後部ドア14に近い2列目シートが、そのドアから離れるように、車両の幅方向に移動される。例えば、図5(b)では、3列目シート19へ乗り込む乗員が助手席後部ドア14に接近しているため、助手席後部席18を運転席後部席17方向へ移動させた例を示している。
このような2列目シートの車両幅方向への移動と同時に、3列目シート19を車両後方へ向かって、例えば最後方位置まで移動させる。このようなシート位置の変更により、通常、乗り込みが最も困難である3列目シート19への乗り込み易さを大幅に向上することができる。
なお、上述したような各シートの位置の変更に際して、各シートの位置が既に、変更すべきシート位置に一致していれば、当然ではあるが、シート位置は変更されない。また、駐車時の各シートの位置と、変更すべきシート位置との関係によっては、各シートが、図4(a)、(b)及び図5(a),(b)に示した方向とは逆方向に移動される場合もありえる。
本実施形態においては、少なくとも1人の携帯機1の保持者を認識すると、その保持者が接近している車両ドア11〜14のタッチセンサ6a1〜6d1を起動することにより、その車両ドア11〜14をアンロックスタンバイ状態とする。そして、ステップS50にて、アンロックスタンバイ状態とされたドア11〜14において、携帯機1の保持者がドアハンドル6a〜6dを握るアンロック操作が検知されたか否かを判定する。
このステップS50の判定にて「Yes」と判定されない限り、上述したステップS10〜S40の処理が繰返し実行される。従って、複数の乗員が車両の各ドア11〜14に接近するタイミングが多少ずれても、それら複数の乗員が保持する携帯機1を認識することができる。
ステップS50において「Yes」と判定された場合には、ステップS60に進み、車両の各ドア11〜14をアンロックする。これにより、携帯機1の保持する乗員は、何ら特別な操作を行うことなく、車両の各ドア11〜14をアンロックして開扉することができる。そして、車内に乗り込む場合、上述したようにシート位置が変更されているので、車室内への乗り込み動作を容易に行うことができる。また、本実施形態では、携帯機1を保持する乗員が車室外にいるとき、すなわち、乗員が車両への乗り込み動作等を行う前に、シート位置やステアリング位置の変更が行われる。このため、例えば携帯機1の保持者が車両に乗車するときには、既にシート位置やステアリング位置が変更された状態になっている。
上述したようなシート位置やステアリング位置の変更を行った場合、乗員の車両への乗り込みが完了したとき、シート位置やステアリング位置を初期位置まで戻すことが望ましい。乗車を容易にするためのシート位置と、車両の走行に適したシート位置とは異なるためである。また、乗員の乗車が完了したときにシート位置を変更すれば、乗員はシートに着座した状態であるので、シート位置の変更を問題なく行うことができるためである。
そのため、ステップS70では、乗員の乗車が完了したか否かを判定する。この乗車完了判定処理では、例えば車両の各シートに設けられた着座スイッチにより、少なくとも運転席15に乗員が着座したことを検出し、かつ、全てのドア11〜14が閉じられたことを、例えばカーテシランプスイッチによって検出した場合に、乗車完了と判定することができる。さらに、エンジンが始動されたことを乗車完了判定条件として追加しても良い。
ステップS70での乗車完了判定において、乗車が完了したと判定された場合には、ステップS80に進んで、シート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8に対して、シート位置及びステアリング位置を初期位置に戻すための信号を出力する。これにより、各シートの位置及びステアリング位置は、車両の走行に適した位置に戻される。
なお、本実施形態のように、携帯機1を保持した乗員が車室外にいるときに、シート位置やステアリング位置の変更を行うと、単に携帯機1の保持者が車両の近傍を通過しただけで、シート位置やステアリング位置が変更される場合がある。携帯機1の保持者が車両への乗車を行わない場合には、シート位置等を変更された位置のままにせず、元の初期位置まで戻すことが望ましい。乗員が乗車の際に利用するドア位置に応じて、望ましいシート位置が変化するためである。
そのため、携帯機1からのレスポンス信号が受信できない場合や、IDの照合結果がNGとなった場合に実施されるステップS90では、シート位置等が変更された状態であるか否かを判定する。この判定処理において、「Yes」と判定された場合には、ステップS80に進み、シート位置及びステアリング位置を初期位置に復帰させる。
つまり、携帯機1の保持者が車両から遠ざかったことを、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号の受信の有無から判定する。これは、携帯機1の保持者が車両から遠ざかると、車両側ユニットと携帯機1との相互通信が不能となり、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号は受信されなくなるためである。
上述したように、本実施形態によれば、車両に乗り込もうとしている乗員の数及び位置を認識しているので、車両に乗り込もうとしている乗員が複数であっても、各乗員の乗り込み易さを向上するように、シート位置を最適な位置にレイアウトすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態による車両制御システムでは、乗員が車両に乗り込んで乗車が完了した場合に、シート位置及びステアリング位置を予め定めた初期位置に復帰させた。しかしながら、乗員の体格や嗜好によって、各乗員に適するシート位置やステアリング位置は異なる。そのため、乗員によってシート位置やステアリング位置が調節された場合には、その調節後の位置を初期位置として保存し、乗員の乗車が完了したと判定されたとき、シート位置及びステアリング位置を、その保存した位置へ戻すようにしても良い。これにより、乗員の体格や嗜好に合致したシート位置への変更を行うことができる。
このように乗員によって調整されたシート位置やステアリング位置を初期位置として保存するためには、図6のフローチャートに示す処理を実行すれば良い。図6のフローチャートのステップS110では、乗員が操作スイッチを用いて、シート位置を変更したか、あるいはステアリング位置を変更したかを判定する。このステップS110の判定処理において「Yes」と判定された場合には、ステップS120に進んで、変更されたシート位置、及び/又はステアリング位置を初期位置として保存する。
さらに、乗員が操作スイッチを用いて、シート位置を変更したか、あるいはステアリング位置を変更した場合、図7のフローチャートのステップS130に示すように、運転席ドア11から運転席15に乗り込んだ乗員が保持する携帯機1を特定し、その携帯機1のIDコードに関連付けて、変更されたシート位置及び/又はステアリング位置を初期位置として保存するようにしても良い。
携帯機のIDコードが同一であれば、運転席15に乗り込んだ乗員も同一である可能性が高い。従って、IDコードに関連付けて、調整されたシート位置及びステアリング位置を初期位置として保存することにより、実際に運転席15に乗り込んだ乗員に適するように、シート位置及びステアリング位置を戻すことが可能になる。
また、上述した実施形態においては、車両に乗車する乗員の各々に携帯機1を携帯させ、車両側ユニットと各携帯機1との相互通信によるIDコードの照合結果に基づいて、車両に乗り込もうとしている乗員の数及び位置を認識するものであった。
しかしながら、車両に乗り込もうとしている乗員の数及び位置を検出するために、他の手段を用いることも可能である。例えば、車両の各車両ドアに、各々の車両ドアの周囲を検知範囲とする赤外線センサを設け、この赤外線センサを用いて、各車両ドアに接近した乗員を検出するようにしても良い。例えば、この赤外線センサによって乗員が検出され、その検出位置が車両ドアに接近するように時間的に変化しているときには、乗員がある対応する車両ドアに近づいていることを検出できる。また、赤外線センサに限らず、例えば超音波センサやミリ波センサなど、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、車両ドアに接近している乗員を検出するようにしても良い。
さらに、例えば、各車両ドアに接近している乗員を撮像できるように、車両の右サイド及び左サイドをそれぞれ撮像範囲とする2台のカメラを設け、それらのカメラが撮像した画像に対して認識処理を施すことにより、各車両ドアに接近する乗員を検出するようにしても良い。
実施形態における車両制御システムの全体の構成を示す構成図である。 シート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8について説明するための説明図である。 車両側ユニットと携帯機との相互通信によるIDコードの照合結果を基に、各ドアをアンロックしたり、シート位置やステアリング位置を変更する制御を示すフローチャートである。 (a)、(b)は、シート位置やステアリング位置の変更例について説明するための説明図である。 (a)、(b)は、シート位置やステアリング位置のその他の変更例について説明するための説明図である。 実施形態の変形例による車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。 実施形態のその他の変形例による車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1…携帯機、1a…受信機、1b…送信機、1c…携帯機ECU、2a〜2d…車室外送信機、2e…車室内送信機、3…受信機、4…制御装置、5a〜5d…ロック制御部、6a〜6d…ドアハンドル、6a1〜6d1…タッチセンサ、6a2〜6d2…ロックスイッチ、7…シート位置制御装置、8…ステアリング位置制御装置、10…車両

Claims (11)

  1. 車両へ乗り込もうとしている乗員の数及び位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、少なくとも、前記乗員が乗り込むことが予測されるシートの位置を変更して、前記乗員が前記シートへ乗り込むためのスペースを拡げる位置変更手段とを備えることを特徴とする車両制御システム。
  2. 前記位置変更手段は、1列目シート及び2列目シートに対応する同じサイドの前後の車両ドアが前記乗員の乗り込みのために使用されると予測されるとき、1列目シートに対応する前側の車両ドアのみが前記乗員の乗り込みのために使用されると予測されるときと比較して、1列目シートを移動させるシート位置を車両の前方側に設定することを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  3. 前記車両の車室内には、3列のシートが設けられ、
    前記位置変更手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、3列目シートが使用されるか否かを判定し、前記3列目シートが使用されると判定した場合には、前記乗員が使用する車両ドアに対応する2列目シートを、その車両ドアから遠ざかるように、前記車両の幅方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  4. 前記乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記位置変更手段は、前記判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記シートの位置を所定位置に戻すことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両制御システム。
  5. 前記位置変更手段は、前記乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶したシート位置に戻すことを特徴とする請求項4に記載の車両制御システム。
  6. 前記位置変更手段は、前記乗員が前記車両へ乗り込むときに、運転席シートに対応する車両ドアが使用される場合、前記運転席シートを後方に移動させるとともに、ステアリングホイールを上方に移動させることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  7. 前記運転席シートへの乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記位置変更手段は、前記判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記運転席シート及び前記ステアリングホイールの位置を所定位置に戻すことを特徴とする請求項6に記載の車両制御システム。
  8. 前記位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置及びステアリングホイール位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶したシート位置及びステアリングホイール位置に戻すことを特徴とする請求項7に記載の車両制御システム。
  9. 前記検出手段は、前記車両に設けられた車両側ユニットと、各乗員に携帯される複数の携帯機とからなり、
    前記車両側ユニットは、
    前記車両の各車両ドアの周囲において、前記携帯機に対してリクエスト信号を送信可能な通信エリアを有する複数の送信機と、
    前記リクエスト信号に対して返送された前記携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と
    前記受信機が受信したレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録してある登録コードと所定の関係を有することを照合する照合手段とを備え、
    前記携帯機は、前記リクエスト信号を受信したときに、各携帯機に固有のIDコードを含むレスポンス信号を送信するものであり、
    前記検出手段は、前記受信機が受信したレスポンス信号に含まれるIDコードの照合が行われたとき、そのレスポンス信号を生じさせたリクエスト信号を送信した送信機の位置から、前記車両に乗り込もうとしている乗員の数と位置を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両制御システム。
  10. 前記検出手段は、前記車両の各車両ドアに設けられ、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、各車両ドアの近傍に乗員がいることをそれぞれ検出するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両制御システム。
  11. 前記検出手段は、前記車両の各車両ドアに接近した乗員を撮像する撮像手段と、当該撮像手段によって撮像された画像から、乗員の数及び位置を認識する認識手段とから構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両制御システム。
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