JP2009234467A - 車載機器制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、車載された機器の作動を制御する車載機器制御装置であって、所定の状況を検出する状況検出センサー部、この状況検出センサー部により得られるデータを演算処理するデータ処理部、所定のデータを記憶するメモリ部、及び、データを無線にて送受信する通信部を有する複数のセンサーノード(S)と、このセンサーノードは車室内の異なる複数の位置に配置され、これらの複数のセンサーノードで互いにネットワークを形成するネットワーク形成手段と、ネットワークを形成する複数のセンサーノードによる複数のデータに基づいて機器を制御するための目標制御量を算出する目標制御量算出手段と、この目標制御量算出手段により算出された目標制御量が得られるように機器を制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図1
Description
このように構成された本発明においては、複数のセンサーノードの位置が精度良く算出可能である。
このように構成された本発明においては、複数のセンサーノードの位置が精度良く算出可能である。
このように構成された本発明においては、位置の定まっていないセンサーノードの位置をつぎつぎと算出することが出来、結果として複数のセンサーノードの位置が精度良く算出可能である。
このように構成された本発明においては、センサーノードのメモリ部を利用して、センサーノードのネットワークを有効に利用した機器制御が可能となる。
このように構成された本発明においては、ゲートウェイポイントのメモリ部を利用して、センサーノードのネットワークを有効に利用した機器制御が可能となる。
このように構成された本発明においては、例えばセンサーノードが配置されたシートが移動しても、精度良く、センサーノードのネットワークを有効に利用した機器制御が可能となる。
所定の状況を検出する状況検出センサー部、この状況検出センサー部により得られるデータを演算処理するデータ処理部、所定のデータを記憶するメモリ部、及び、データを無線にて送受信する通信部を有する複数のセンサーノードと、このセンサーノードは車室内の異なる複数の位置に配置され、これらの複数のセンサーノードと携帯端末とが互いにネットワークを形成するネットワーク形成手段と、ネットワークを形成する複数のセンサーノードによる複数のデータと携帯端末のデータとに基づいて機器を制御するための目標制御量を算出する目標制御量算出手段と、この目標制御量算出手段により算出された目標制御量が得られるように機器を制御する制御手段と、複数のセンサーノードと携帯端末との間で信号を送受信して、携帯端末位置を算出する携帯端末位置算出手段と、を有することを特徴としている。
先ず、図1乃至図7により、本発明の第1及び第2実施形態による車載機器制御装置の基本構成を説明する。図1は、本発明の第1及び第2実施形態による車載機器制御装置が適用された車両の全体構成図であり、図2は、本発明の第1及び第2実施形態による車載機器制御装置が適用された車両の全体構成図であり、図3は、車載機器制御装置のセンサーノードを示すブロック図であり、図4は、ゲートウェイポイントを示すブロック図であり、図5は、携帯端末を示すブロック図であり、図6は、センサーノード及びゲートウェイ間のネットワーク情報を可視化すると共にゲートウェイポイントにより制御される機器を模式的に表した図であり、図7は、携帯端末、センサーノード及びゲートウェイ間のネットワーク情報を可視化すると共にゲートウェイポイントにより制御される機器を模式的に表した図である。
図1に示すように、ゲートウェイポイントGには、機器Dが接続され、ゲートウェイポイントGの後述する機器制御部により各送風口から送出される空気の温度及び量が制御される空調制御、ナビゲーション装置のナビ機能とテレビ機能の操作の制限制御が行われる。
また、ゲートウェイポイントGには、例えば、携帯端末MのIDなどの情報を記憶させることも出来る。なお、そのような情報を各センサーノードSNに記憶させても良い。
上述したように、センサーノードSNに、所定のセンシングを行うセンサーの他に、メモリ、アプリケーション、無線機能などが内蔵されている。このセンサーノードSNは、センサーにより得られた情報を保持出来るほか、無線により他のセンサーノードSNに伝送することが出来る。そのような機能により、或るセンサーノードSNは、他のセンサーノードSNの情報、即ち、他のセンサーノードSNが有するセンサーにより得られた情報や記憶されている情報を得ることも出来る。このようにして、複数のセンサーノードSNがネットワークでつながっており(図6参照)、仮に1つのセンサーノードSNが故障などしても、他のセンサーノードSNでネットワークを形成することが出来る。これにより、配線でつながっている車内LANとは異なり、配線の不要なネットワークを形成することが出来る。また、或る位置のセンサーノードSNの情報を他のセンサーノードSNの情報と共に多角的に得ることが出来る。
これは、携帯端末Mを有するユーザーが乗車した場合、ユーザーの着座した位置情報を正確に検出するものであり、或いは、例えばシートにセンサーノードSNが取り付けられている場合、シート自体が多様なアレンジで位置が変更される場合に、位置の変更されたセンサーノードSNの位置を正確に検出するものである。
ここで、ビーコンノードとは、所定の位置情報を送受信することが出来るセンサーノードSN或いは携帯端末Mであり、ノードとは、位置の分かっていないセンサーノードSNや携帯端末Mであり、ランドマークとは、位置が分かっていて所定の位置情報を送受信することが出来るセンサーノードSNや携帯端末Mである。ビーコンとは、位置情報を含む電波信号である。
図8は、センサーノードSN或いは携帯端末Mの位置を検出する第1の方法を示すフローチャートであり、図9は、センサーノードSN或いは携帯端末Mの位置を検出する第1の方法の一例を示す図である。図8において、Sはステップを表す。
図8に示すように、先ず、第1の方法による位置検出処理では、S1において、他のセンサーノードSN或いは携帯端末Mの位置の信号を受信する。次に、S2において、上述した式(1)により重心を算出する。次に、S2で算出した重心を自位置と設定する。このようにして、例えば、図9に一例を示すように、重心(Xest,Yest)が求まる。
ここで、ノードとは、位置の分かっていないセンサーノードSNや携帯端末Mであり、ランドマークとは、位置が分かっていて所定の位置情報を送受信することが出来るセンサーノードSNや携帯端末Mである。
図10は、センサーノードSN或いは携帯端末Mの位置を検出する第2の方法を示すフローチャートであり、図11は、センサーノードSN或いは携帯端末Mの位置を検出する第2の方法の一例を示す図である。図10において、Sはステップを表す。
この図12に示す例は、着座センサーとして、各センサーノードSNに圧力センサーが設けられており、それらの圧力センサーの検出結果に基づいて、着座位置によって、操作権限決定者を決めるものである。例えば、ドライバー席の乗員を操作制限決定者に決定する。
次に、S63において、各センサーノードSNのインターフェース及びモバイル端末Mのインターフェースを介してモバイル端末MのIDを検出する。即ち、どのユーザーが乗り込んだかを判別する。
ゲートウェイポイントGでは、S52において、そのインターフェースを介してモバイル端末Mの位置及びモバイル端末MのIDを受信する。
S52で受信したモバイル端末MのIDが、データベースに記憶されているユーザーごとの操作権限データ内のID内に含まれている場合には、S55に進み、図15に示すようなデータベースに記憶されたテーブルから、各IDごとの操作権限を読み出す。そして、読み出したデータに基づいて、上述した図13に示すような各画面のうち、S52で受信したモバイル端末MのIDに一番近い画面を、その操作権限に応じて変更する。
G ゲートウェイポイント
D 機器(空調機器)
M モバイル端末M
Claims (8)
- 車載された機器の作動を制御する車載機器制御装置であって、
所定の状況を検出する状況検出センサー部、この状況検出センサー部により得られるデータを演算処理するデータ処理部、所定のデータを記憶するメモリ部、及び、上記データを無線にて送受信する通信部を有する複数のセンサーノードと、
このセンサーノードは車室内の異なる複数の位置に配置され、これらの複数のセンサーノードで互いにネットワークを形成するネットワーク形成手段と、
上記ネットワークを形成する複数のセンサーノードによる複数のデータに基づいて上記機器を制御するための目標制御量を算出する目標制御量算出手段と、
この目標制御量算出手段により算出された目標制御量が得られるように上記機器を制御する制御手段と、
上記複数のセンサーノード間で信号を送受信して、位置の定まっていないセンサーノードの位置を算出するセンサーノード位置算出手段と、
を有することを特徴とする車載機器制御装置。 - 上記センサーノード位置算出手段は、上記位置の定まっていないセンサーノードの位置を、他の複数の位置が定まっているセンサーノードから送信される位置データを基に重心計算により算出する請求項1に記載の車載機器制御装置。
- 上記センサーノード位置算出手段は、上記位置の定まっていないセンサーノードの位置を、他の複数の位置が定まっているセンサーノードからのホップ数と1ホップの平均距離のデータから複数のセンサーノードまでの距離を算出し、多角測定により算出する請求項1に記載の車載機器制御装置。
- 上記センサーノード位置算出手段は、上記センサーノード位置算出手段により新たに位置が算出されたセンサーノードの位置データと他の位置が定められているセンサーノードの位置データにより、位置の定まっていないセンサーノードの位置を新たに算出する請求項2又は請求項3に記載の車載機器制御装置。
- 上記センサーノードの位置は上記センサーノードのメモリ部に記憶される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載機器制御装置。
- さらに、所定のメモリ部を含み上記複数のセンサーノードと共にネットワークを形成するゲートウェイポイントを有し、
上記センサーノードの位置は上記ゲートウェイポイントのメモリ部に記憶される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載機器制御装置。 - 上記センサーノードの位置が移動した場合、上記センサーノード位置算出手段により新たに算出された移動後のセンサーノードの位置データにより、上記センサーノードのメモリ部は上記ゲートウェイポイントのメモリ部に以前から記憶されている位置データが更新される請求項5又は請求項6に記載の車載機器制御装置。
- 車載された機器の作動を制御する車載機器制御装置であって、
所定の状況を検出する状況検出センサー部、この状況検出センサー部により得られるデータを演算処理するデータ処理部、所定のデータを記憶するメモリ部、及び、上記データを無線にて送受信する通信部を有する複数のセンサーノードと、
このセンサーノードは車室内の異なる複数の位置に配置され、これらの複数のセンサーノードと携帯端末とが互いにネットワークを形成するネットワーク形成手段と、
上記ネットワークを形成する複数のセンサーノードによる複数のデータと携帯端末のデータとに基づいて上記機器を制御するための目標制御量を算出する目標制御量算出手段と、
この目標制御量算出手段により算出された目標制御量が得られるように上記機器を制御する制御手段と、
上記複数のセンサーノードと携帯端末との間で信号を送受信して、携帯端末位置を算出する携帯端末位置算出手段と、
を有することを特徴とする車載機器制御装置。
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