JPH03262754A - 運転装備位置の記憶再生装置 - Google Patents

運転装備位置の記憶再生装置

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JPH03262754A
JPH03262754A JP2062902A JP6290290A JPH03262754A JP H03262754 A JPH03262754 A JP H03262754A JP 2062902 A JP2062902 A JP 2062902A JP 6290290 A JP6290290 A JP 6290290A JP H03262754 A JPH03262754 A JP H03262754A
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JP
Japan
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ecu
memory
seat
driver
vehicle
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Pending
Application number
JP2062902A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Terada
哲也 寺田
Mitsunori Maruyama
丸山 満徳
Yasuyuki Shirai
康之 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は車外からのキーレスエントリ操作によるドアの
施錠/解錠に応答して運転シート、ステアリングホイー
ル、ルームミラー ドアミラー等運転装備の位置を記憶
/再生することができる運転装備位置の記憶再生装置に
関する。
(従来の技術) 車両の運転装備として運転シート、ステアリングホイー
ル、ドアミラー等がある。このような運転装備の位置を
電動モータで制御し、その位置を記憶しておき、その記
憶しておいた位置を再生するようにした自動調整装置は
特開昭60−76433号公報で知られている。このよ
うな装置において、運転装備の位置を記憶する場合には
、マニュアルスイッチを操作することにより各運転装備
の位置を最適位置に調整した後、車室内に設けられた記
憶用スイッチを押すことにより、運転装備の最適位置を
記憶し、車室内に設けられた再生スイッチを操作するこ
とにより、記憶されていた運転装置の位置を再生するよ
うにしている。
また、キーレスエントリ操作により外からドアをアシロ
ツクした際に運転装備の位置を予め記憶された位置に再
生できるようにした自動調整装置は特開昭60−240
544号公報で知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、特開昭60−76433号公報の自動調整装置
では、ドライバがマニュアルスイッチを操作して運転装
備の位置を最適位置に調整した後記憶スイッチを押して
運転装備の位置を記憶させるようにしているため、記憶
操作に手間取るという問題点がある。また、ドライバが
車室内に入って再生スイッチを操作してから再生動作が
開始されるため、運転装備の位置が最適位置に設定され
るまでに時間がかかるという問題点がある。
また、特開昭60−240544号公報の自動調整装置
でもドライバがマニュアルスイッチを操作して運転装備
の位置を最適位置に調整した後記憶スイッチを押して運
転装備の位置を記憶させるようにしているので、運転装
備の位置の記憶操作に手間取るという問題点がある。
また、特開昭60−240544号公報の自動調整装置
では、キーレスエントリにより再生される位置は運転に
適したドライビング・ポジションであるため、乗車しす
らいという問題点がある。
本発明は上記の点に艦みてなされたもので、その目的は
車外からのキーレスエントリ操作によるドアの施錠/解
錠に応答して運転シート、ステアリングホイール、ルー
ムミラー ドアミラー等運転装備の位置を記憶/再生す
ることができるものであり、乗降時には自動的に乗降に
適した位置を再生し、車に乗り込むと自動的に運転に適
したドライビング・ポジションを再生することができる
運転装備位置の記憶再生装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 車両に設けられた複数の運転装備と、各運転装備を駆動
する駆動手段と、各運転装備の位置を検出する位置セン
サと、各運転装備の位置を記憶する記憶手段と、イグニ
ションキースイッチのオン/オフ状態を検出するイグニ
ションキースイッチ状態検出手段と、運転席への運転者
の乗車を検出する乗車検出手段と、車両が車外からの施
錠/解錠手段により施錠あるいは解錠されたかを検出す
る施錠/解錠検出手段と、上記施錠/解錠検出手段によ
り車両が車外から解錠されたと検出された場合には上記
駆動手段を駆動して上記記憶手段に記憶された位置に基
づいて上記運転装備を乗降位置に再生し、上記乗車検出
手段により運転者の乗車が検出されると上記運転vef
tiの位置を運転位置に再生し、上記施錠/解錠検出手
段により車両が車外から施錠/解錠手段により施錠され
たことが検出された場合には上記イグニションキースイ
ッチ状態検出手段によりイグニッションキースイッチが
オフされたと検出された時に上記位置センサにより検出
された各運転装備の位置を上記記憶手段に記憶する記憶
再生制御手段とを具備したことを特徴とする運転装備位
置の記憶再生装置である。
(作用) ドアが車外からアンロックされると運転席シートをドラ
イビング・ポジションよりやや後方にスライドされた乗
降ポジションに位置させると共に他の運転装備をメモリ
に記憶されている位置に自動的に調整し、ドライバが車
室内に乗車すると運転シートとステアリングホイールを
運転に適した位置に自動的調整している。また、ドアか
車外からロックされた場合にはイグニションスイッチが
オフされた時のドライビング・ポジションをメモリに記
憶するようにしている。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係わる運転装
備位置の記憶再生装置について説明する。第1図は運転
装備位置の記憶再生装置の全体を示すブロック図である
。第1図において、11はキーレスエントリ用のキーで
ある。このキー11はドライバ毎に所有されるもので、
各キーは第7図に示すように内部にキー固有の赤外線信
号を出力する赤外線発振器が設けられている。この実施
例では簡単のため、キー11は2つあるものとし、各キ
ー11からはそれぞれ異なった赤外線信号が送信される
ものとする。キー11から送信される赤外線信号は図示
しない車体に設けられた第7図に示す受信部41におい
て受信される。上記受信部41で受信された赤外線信号
はデジタル信号に変換されてキーレスコードとしてキー
レスECU12に出力される。このキーレスECU12
は2つのキー11から送信されるドライバ固有の赤外線
信号に対応するキーレスコードを記憶しており、上記受
信部41から出力されるキーレスコードが記憶されてい
るキーレスコードと一致するかを判定している。このキ
ーレスECU12の出力はドアECU (運転席)13
に接続される。
このドアECU13にはアウトサイドミラー(運転席)
14、パワーウィンド装置及びドアロック機構が接続さ
れる。ドアECU1Bの詳細な構成について第8図を参
照して後述するが、このドアECU13によりアウトサ
イドミラー14の水平方向角度Dx(deg)及び垂直
方向角度Dy(deg)か調整される。このドアECU
13にはシリアルデータ線D1を介してホストECU1
5、シートECU16、チルトECU17、ドア(助手
席)ECUlgが接続される。
ホストECUI 5には第4図に示すような外観を持つ
操作部19、ルームミラー20のばかワイパー デッフ
ォッガ、ルームランプ等が接続される。このホストEC
UI 5の詳細な構成については第9図を参照して後述
するが、このホストECUI 5によりルームミラー2
0の水平方向角度eh及び垂直方向角度θVが調整され
る。
シートECU16にはシート21が接続される。
このシートECU16の詳細な構成については第10図
を参照して後述するが、このシートECL116により
シート21のスライド(前後)位置S1リクライニング
(傾倒)角度e、前部バイト(高さ)Hf及び後部バイ
ト(高さ)Hrが調整される。
チルトECU17にはステアリング22が接続される。
このチルトECU17の詳細な構成については第11図
を参照して後述するが、このチル1−ECU17により
ステアリング22のチルト角度Teが調整される。
上記シートECU16と上記ホストECU15及び上記
チルトECU17間にはシートデータ線D2、D3が接
続される。
ドアECU18にはアウトサイドミラー(助手席)23
、パワーウィンド装置及びドアロック機構が接続される
。このドアECU18の構成についてはドアECU13
とほぼ同一であるので、その詳細な構成についてはその
説明を省略するが、このドアECU18によりアウトサ
イドミラー23の水平方向角度Dx’及び垂直方向角度
Dy′が調整される。
次に、第2図を参照して本装置の制御対象と収る単室内
外の運転装備について説明する。第2図において、アウ
トサイドミラー(運転席)14には第6図(A)に示す
ように内部に2つのDCモータm1及びm2が内蔵され
ている。このDCモータm1の回転は回転軸に連結され
た雄ねし31、ピン32を介してアクチュエータ33の
進退変動に変えられる。そして、アクチュエータ33の
一端はミラ−34裏面の作用点35に接続される。
このため、モータm1を回転させることにより、ミラー
34のA点を支点としてミラー34を垂直方向に回動さ
せることができる。また、モータm2の作用点は第6図
(B)の符号36て示す位置になる。このため、モータ
m2を回転させることにより、ミラー34のA点を支点
してミラー34を水平方向に回動させることができる。
また、ルームミラー20にも2つのDCモータが内蔵さ
れており、この2つのモータの回転を制御することによ
り、上記したアウトサイドミラー14と同様の原理によ
りルームミラー20が水平方向あるいは垂直方向に回動
される。
また、シート21には4つのDCモータが内蔵されてお
り、各モータにより、シート21のスライド位置S1リ
クライニング角e1前部ノ1イトHf及び後部ハイドH
rが調整される。
さらに、ステアリング22の回転軸の途中にはチルト回
転の中心となるチルト回転軸が設けられており、このチ
ルト回転軸の下側をモータの回転に応じて回動させるこ
とにより、ステアリング22のチルト角度Teを変化さ
せるようにしている。
次に、第4図は上記ホストECU15に接続される操作
部19を示すものである。この操作部19には運転装備
の位置を記憶させる場合に操作されるrMEMORY 
(メモリ)」キー19a1シート21のスライド位置に
応して他の運転装備の位置を自動的に調整するときに操
作するr 5TANDARD(スタンダード)」キー1
9b、シート21のリクライニング角度が変化されると
アウトサイドミラー14.18及びルームミラー20の
角度を自動的に修正するミラー修正連動機能、あるいは
乗降時にシート21を下げると共に、ステアリング22
を最上段までチルトアップする乗降連動機能をキャンセ
ルするためのrcancel (キャンセル)」キー1
90.運転装備の自動調整を停止させるためのrsTO
P(ストップ)」キー19d1上記r MEMORYJ
キー19aが操作された後に、どのメモリに記憶させる
かまたどのメモリポジションを再生するかを指定する「
1」キー191、「2」キー192、「3」キー193
が設けられている。
以下、第7図乃至第11図を参照して第1図に示された
各ECUの詳細な構成について説明する。
第7図において、11は固有の赤外線信号を出力するキ
ーレスエントリ用キーである。このキー11の内部には
コントロール回路11aが内蔵されており、このコント
ロール回路11aには送信スイッチ(SW)11 b、
キー固有の固定コードを記憶するメモリ11c、電池1
1d、発光素子lieが接続される。そして、送信SW
I l bが操作されると、コントロール回路11gの
その操作が検出され、その結果メーモリ11cに記憶さ
れている固定コードに対応する赤外線信号が発光素子1
1eから出力される。前述したように、この実施例にお
いてはキーは2つあるもので、他方のキーにはメモリl
lcとは異なった固定コードか記憶されている。例えば
、一方のキーは主人(以下、Aドライバと称する)によ
り使用され、他方のキーは奥様(以下、Bドライバと称
する)により使用される。
また、41は受信器である。この受信器41は第3図に
示すようにドアのキーシリンダ31の近傍に設けられた
受光素子41aと、この受光素子41aで受光された上
記赤外線信号を増幅するアンプ41bにより構成される
。この受信器41の出力はキーレスECU12に接続さ
れており、アンプ41bの出力である上記赤外線信号に
対応するキーレスコードはキーレスECU12に入力さ
れる。このキーレスECU12はマイクロコンピュータ
を内蔵しているものて、Aドライバコード、Bドライバ
コードを記憶するメモリ12aを有している。このAド
ライバコードはAドライバが使用するキー11から発信
された赤外線信号に対応するキーレスコード、Bドライ
バコードはBドライバが使用するキーから発信された赤
外線信号に対応するキーレスコードを意味する。このキ
ーレスECU12は上記受信器で受信された赤外線信号
がAドライバコードあるいはBドライバコードに等しい
かを判定し、等しい場合にはAドライバかBドライバか
を判別する判別コードを含む一致情報をドアECU13
に出力する。
次に、第8図は上記キーレスECU12に接続されるド
アECU13である。このドアECU13はマイクロコ
ンピュータを内蔵している。このドアECU13内には
上記キーレスコードを記憶する判別メモリ13a1アウ
トサイドミラー14の現在の水平方向角度Dx、垂直方
向角度DY(以下、総称してアウトサイドミラーデータ
という。)が記憶されるメモリ13b、上記操作部19
のr MEMORYJキー19bの操作した後に操作さ
れる番号で記憶領域が指定されるメモリ13C1イグニ
ションスイ、ツチがオンからオフされた時のアウトサイ
ドミラーデータを一時記憶する一時メモリ13d、Aド
ライバあるいはBドライバに対するアウトサイドミラー
データが1、■領域にそれぞれ記憶されるメモリ13e
、ドアECU13内の自己診断機能により検出されたダ
イアグツシスコードを記憶するダイアグツシスコード記
憶部13fを有している。
さらに、このドアECU1Bにはアウトサイドミラー1
4を水平方向に操作するためのマニュアルスイッチ〕3
1、アウトサイドミラー14を垂直方向に操作するため
のマニュアルスイッチ132が接続される。
また、ドアECU13にはドア(運転席)の施錠/解錠
を行うDCモータ113が接続される。さらに、このド
アECU1Bにはドアの施錠状態を検出するロックスイ
ッチ133が接続される。このロックスイッチ133は
ドアが解錠された場合に閉成される。
さらに、ドアECU13にはアウトサイドミラー14を
垂直方向に回動させるためのモーター1、アウトサイド
ミラー14を水平方向に回動させるためのモータ12が
接続される。また、ドアミラ14の鏡面に設置すられた
永久磁石からの磁気を検出してアウトサイドミラー14
の垂直方向角度DVを検出するためのホール素子134
、上記永久磁石からの磁気を検出してアウトサイドミラ
ー1′4の水平方向の度Dxを検出するホール素子13
5が接続される。
次に、第9図はシリアルデータI!DIに接続されるホ
ストECU15である。このホストECU15はマイク
ロコンピュータを内蔵している。このホストECU15
内には上記判別コードを記憶する判別メモリ15a、現
在のルームミラー20の水平方向角度eh、垂直方向角
度ev<以下、総称してルームミラーデータという)が
記憶されるメモリ15b1上記操作部19のr MEM
ORYJキー19bの操作した後に操作される番号で記
憶領域か指定されるメモリ15C1ルームミラーデータ
を一時記憶する一時メモリ15d、Aドライバあるいは
Bドライバに対するルームミラーデータが■、■領域に
それぞれ記憶されるメモリ15e1ホストECU15内
の自己診断機能により検出されたダイアグツシスコード
を記憶するダイアグツシスコード記憶部15f、標準設
定モードで必要とされるマツプ15g、シートECU1
6からシートデータ線D2を介して送られるシートデー
タ(リクライニング角度eの変化量Δeを含む)が記憶
されるメモリ15hを有している。
また、このホストECU15には車速センサ150で検
出された車速V及びインヒビタスイッチ151からの検
出信号が人力される。さらに、このホストECU15に
はイグニションキーがキーシリンダに挿入されたかを検
出するスイッチlG51/1 、イグニションスイッチ
がオンされたかを検出するスイッチ1GsW2 、運転
者側ドアが開けられると閉成されるドアスイッチDR8
Wが接続される。
さらに、このホストECU15にはルームミラー20を
水平方向に操作するための操作スイッチ151、ルーム
ミラー20を垂直方向に操作するための操作スイッチ1
52が接続される。さらに、このホストECU15には
上記操作部19のキー操作信号が入力される。
さらに、ホストECU15にはルームミラー20を垂直
方向に回動させるためのDCモータm4、ルームミラー
20を水平方向に回動させるためのDCモータ鵬5が接
続される。また、ルームミラー20の鏡面に設けられた
永久磁石からの磁気を検出してルームミラー20の垂直
方向角度evを検出するためのホール素子153、上記
永久磁石からの磁気を検出してルームミラー20の水平
方向角度ehを検出するホール素子154が接続される
。上記ホール素子153及び154で検出されたルーム
ミラー20の垂直方向角度及び水平方向角度はルームミ
ラーデータとしてメモリ15bに記憶される。
なお、ホストECU15から図示しないダイアグツシス
コネクタの1ピンにラインaが接続されると共に、他の
1ピンにラインbが接続される。
このラインbはダイアグツシスコネクタにダイアグツシ
スコード検出用テスタが接続されると接地される。
次に、第10図はシリアルデータ線D1に接続されるシ
ートECU16の構成を示す。このシー)ECU16は
マイクロコンピュータを内蔵している。このシー)EC
U16には上記キーレスコードが記憶される判別メモリ
16a1現在のシート21のスライド位置S、前部ノ\
イトHf、後部ハイドHf、  リクライニング角度e
(以下、総称してシートデータという)が記憶されるメ
モリ16b1上記操作部19のr MEMORYJキー
19bの操作した後に操作される番号で記憶領域か指定
されるメモリ16c1シートデータを一時記憶する一時
メモリ16dSAドライバあるいはBドライバに対する
2人のシート21の位置データが11■領域にそれぞれ
記憶されるメモリ16e1シーhEcU16内の自己診
断機能により検出されたダイアグツシスコードを記憶す
るダイアグツシスコード記憶部16f1標準設定モード
で必要とされるマツプ16g2上記メモリ16eに記憶
される位置データを退避させる例えばE2 FROM(
Electrical Erasable & Pro
grawa+able ROM)よりなるメモリ16h
を有する。
このシートEcU16にはバッテリ電圧Vtか人力され
る。また、このシー)ECU16には以下のようなマニ
ュアルスイッチの操作信号が入力される。161はシー
ト21を前後方向にスライドさせるためのスライドスイ
ッチ、162はシートの前部ハイドを調整するハイド(
前)スイッチ、163はシート21の後部ハイドを調整
するハイド(後)スイッチ、164はシート21のリク
ライニング角度を調整するマニュアルスイッチである。
さらに、シートECU16にはシート21を前後方向に
移動させるためのモータi6、このモータ16の回転を
検出し、回転に応じた数のパルス信号を出力する位置セ
ンサ165、シート21か前端位置まで移動されると開
成されるリミットスイッチLSVLと同シート21が後
端位置まで移動されると開成される図示しないリミット
スイッチか接続される。
さらに、このシートECU16にはシート21の前部ハ
イドを調整するモータI7、このモータ@7の回転を検
出し、回転に応した数のパルス信号を出力する位置セン
サ166、シート21の前部ハイドが最低位置にあると
きに閉成されるリミットスイッチL S W 2が接続
される。
さらに、このシートECU16にはシート21の後部ハ
イドを調整するモータI8、このモータ■8の回転を検
出し、回転に応した数のパルス信号を出力する位置セン
サ167、シート21の前部ハイドが最低位置にあると
きに開成されるリミットスイッチL S W 3か接続
される。
さらに、このシートECUI 6にはシート21のリク
ライニング角度を調整するモータm9、このモータ磨9
の回転を検出し、回転に応した数のパルス信号を出力す
る位置センサ168、シート21のリクライニング角度
が最小にあるときに開成されるリミットスイッチLSW
4が接続される。
さらに、上記シートECU16は上記位置センサ165
〜168から出力されるパルスをそれぞれ計数するカウ
ンタC1〜C4,100rAsecを計数するタイマT
10の他、タイマT1を有している。上記カウンタC1
〜C4はスイッチ161〜164が中立位置にされると
その計数値がリセットされる。
次に、第11図はシリアルデータ線D1に接続されるチ
ルトECU17の構成を示す。このチルトECU17に
はマイクロコンピュータが内蔵されている。このチルト
ECU17には上記キーレスコードを記憶する判別メモ
リ17a、現在のステアリング22のチルト角度(以下
、チルトデータという)が記憶されるメモリ17b1上
記操作部】9のr MEMORYJキー1.9 bの操
作した後に操作される番号で記憶領域が指定されるメモ
リ17c1ステアリング22のチルトデータを一時記憶
する一時メモリ1.7d、AドライバあるいはBドライ
バに対する2人のチルトデータが1、■領域にそれぞれ
記憶されるメモリ17e1チルトECU17内の自己診
断機能により検出されたダイアグツシスコードを記憶す
るダイアグツシスコード記憶部17f5標準モードで必
要とされるマツプ17g1上記シートECU16から送
られるシートデータカ(を記憶されるメモリ17hを有
する。
このチルトECU17にはステアリング22のチルトの
上′昇、下降を指定するスイッチ171が接続される。
さらに、チルトECU17にはステアリング22のチル
トの上昇、下降を制御するモータa+10、ステアリン
グ22のチルト角度を検出するポテンショメータ172
か接続される。また、チルトECU17から図示しない
ダイアグツシスコネクタの1つのビンにラインCで接続
される。
次に、第12図を参照してシートECU16に接続され
るDCモータ−6を一例にとってその駆動回路について
説明する。他のECUに接続されるDCモータの駆動回
路も第12図と同様である。
第12図において、モーター6の一端はリレー51のリ
レースイッチ51sの一端に接続される。
また、このスイッチ14sの固定接点aは接地され、固
定接点すには電源Vが接続される。また、上記電源Vは
リレーコイル511)を介してトランジスタQ1のコレ
クタに接続される。このトランジスタQlのエミッタは
接地され、そのベースは上記シートECU16に接続さ
れる。
また、モータI6の他端はリレー52のリレースイッチ
52sの一端に接続される。また、このスイッチ16s
の固定接点aは接地され、固定接点すには電源Vが接続
される。また、上記電源Vはリレーコイル52gを介し
てトランジスタQ2のコレクタに接続される。このトラ
ンジスタQ2のエミッタは接地され、そのベースは上記
シートECU16に接続される。
次に、上記のように構成された本発明の一実施例の動作
について説明する。まず、ドライバが車外からドアの受
信器31に向けてキー11の送信スイッチllbを操作
すると、発光素子11eからキー固有の赤外線信号が送
信される。この赤外線信号は受光素子31aで受信され
た後デジタル信号に変換され、キーレスコードとしてキ
ーレスECU12に出力される。そして、このキーレス
ECU12において、第13図のフローチャートに示す
ように人力されたキーレスコードがAドライバのキーレ
スコードかBドライバのキーレスコードであるか判定さ
れる(ステップAI、A2)。
そして、入力されたキーレスコードがAドライバあるい
はBドライバのキーレスコードであると判定された場合
には、一致信号がドアECU13に出力される。この一
致信号はAドライバあるいはBドライバのうちどちらの
ドライバのキーレスコードと一致したかを意味する識別
詞も含んでいる。
上記一致信号がドアECU13に出力されると、ドアE
CU13は、ロックスイッチ133の状態を検出し、ド
アが施錠状態であれば、モータm3を駆動して運転席側
ドアを解錠し、ドアが解錠状態であれば、モータI3を
駆動して運転席側ドアを施錠する。そして、キーレスエ
ントリにより運転席側ドアの施錠あるいは解錠が行なわ
れたかを示す識別詞及びどのドライバにより施錠あるい
は解錠が行われたかを意味する識別詞(以下、ポジショ
ン番号と称する)を含むデータフレームをシリアルデー
タ線D1を介して各ECU15〜18に多重伝送する。
そして、全ドアの解錠はドアECU13によって行われ
る。例えば、ドアE CU 1.3によりドアの解錠処
理が行われた場合を一例にとってそれ以降の処理につい
て第14図のフローチャートを参照して説明する。
第14図のフローチャートは全ドアの解錠が行われた後
に各ECU13.15〜18で行われる全体の処理の流
れを示すものである。ドアECU13及び18によりド
アの解錠が行われた(ステップB1)後、各ECU13
.15〜18は上記データフレームの内容を判定し、キ
ーレスエントリによりドアが解錠されたかを判定する(
ステップB2)。この判定でキーレスエントリによるド
アの解錠が行われたと判定された場合には第15図を参
照してその詳細な動作を後述する乗降ポジションの再生
動作が行われる(ステップB3)。
この乗降ポジションとはドライバが乗降するのに適した
運転装備の位置を意味するもので、シート21が運転に
適したドライ、ピング・ポジションよりやや後方(例え
ば50mm程度)に後退され、ステアリング22は最上
段までチルトされた位置のことを意味する。また、この
乗降ポジションの再生動作において、他の運転装備の位
置はシートの位置がドライビング・ポジションにあるこ
とを想定してその位置が調整される。
次に、イグニションキーがキーシリンダに差し込まれた
ことが、スイッチIGsWIにより検出される(ステッ
プB4)と、第16図を参照してその詳細な動作を後述
するドライブポジションの再生動作が行われる(ステッ
プB5)。このドライブポジションの再生によりシート
21が乗降ポジションよりやや前方にスライドされ、ス
テアリング22が最上段から運転に適したドライビング
・ポジションにチルトされる。
次に、イグニションキーかオンされたことがスイッチI
GSW2により検出されると(ステップB6)、第17
図を参照してその詳細な動作を後述する標準設定動作が
行われる(ステップB7)。
この標準設定動作とは、ドライバが乗車後にイグニショ
ンキーをキーシリンダに差し込むと、シート21はドラ
イビング・ポジションに移動されるが、このドライビン
グ◆ポジションかドライバに合っていないときにドライ
バがシート21を前後にスライドさせると、他の運転装
備の位置もそのシート21のスライド位置に合った位置
に自動的に移動される動作を意味する。上記ステップB
7で行われる標準設定動作により調整された運転装備の
位置をさらに別の位置に調整する場合には、各運転装備
の位置を調整するマニュアルスイッチを操作して、運転
装備の位置を調整することにより行われる(ステップB
8)。そして、マニュアル動作により調整された運転装
備の位置を記憶させる場合には第18図を参照してその
詳細な動作を後述するメモリ記憶動作により行われる(
ステップB10)。つまり、マニュアルスイッチにより
運転装備の位置を調整した後に、操作部19の所定のキ
ー操作を行うことによりその位置を記憶させておくこと
が可能である。
次に、上記ステップB9で記憶した運転装備の位置は操
作部19からの所定のキー操作により再生することがで
きる。このようなメモリ再生動作はステップBIOにお
いて行われるもので、その詳細な動作は第2工図を参照
して後述する。
次に、例えば高速道路を運転中にドライバが姿勢を高速
走行しやすいようにシート21を傾倒させた場合に、ド
ライバの目の位置が変化する。このため、ルームミラー
20及びアウトサイドミラー14.23の位置は最適な
ものではなくなる。
このため、ステップ81.1では、シート21のリクラ
イニング角度eの変化量Δeに応してアウトサイドミラ
ー14.23及びルームミラー20の角度を修正するよ
うにしている。このステップBllて行われるミラー修
正連動動作については第24図を参照して後述する。
以上のようにして、運転装備の位置か適切な位置に調整
されドライバは最高の運転環境の中で運転を行うことに
なる。そして、ドライバによる運転が終了し、降車する
ためにイグニションをオフする(ステップB12)と、
各ECUにおいて運転装備の位置が一時メモリに一時的
に記憶される(ステップB13)。つまり、この−時メ
モリにはドライビング・ポジションが記憶される。次ぎ
に、ドライバが降車しようとして、イグニションキーが
キーシリンダから抜かれると、このキー抜きがホストE
CU15スイッチIGsWIにより検出される(ステッ
プB14)。そして、ホストECU15はシート21及
びステアリング22を乗降に適した乗降ポジションに移
す信号をシリアルデータ線D1を介してシートECU1
6及びチル)ECU17に多重伝送する。これにより、
第25図を参照してその詳細な動作を後述するイージー
アクセス動作が行われて、シート21がドライビング・
ポジションよりやや後方にスライドされると共に、ステ
アリング22が最上段までチルトされる(ステップB1
5)。そして、ドライバが降車した後、ドアが施錠され
ると、ドアの施錠がロックスイッチ133により検出さ
れ上記ステップ813で各ECLTの一時メモリに記憶
されているドライビング・ポジションを記憶する記憶動
作が行われる(ステップB16)。この記憶動作につい
ては第25図を参照してその詳細な動作については後述
する。
ところで、シートECU16にはバッテリ電圧Vtが人
力されており、シートECU16内でバッテリ電圧Vt
の急激な低下を検出すると、バッテリの取り外しと判定
し、メモリ16eに記憶されるシートデータをメモリ1
6eに退避している(ステップB 18.  B 19
)。このメモリ退避動作については第27図を参照して
後述する。
以上の一連の処理によりドライバかドアを解錠して車両
に乗車してから、ドライバか降車してドアを施錠するま
での本装置の動作について概略的に説明した。以下、個
々の詳細な動作を説明する。
く乗降ポジション再生動作(ステップB3)〉各ECU
はドアECU1Bからシリアルデータ線D1を介して多
重伝送されるデータフレーム中からポジション番号を取
り出して各判別メモリに、そのポジション番号を書き込
む(ステップCI)。
そして、各ECUにおいて、最後に再生したポジション
番号と今回キーレスエントリで解錠されたポジション番
号は一致しているか判定される(ステップC2)。そし
て、このステップC1において、「一致している」と判
定された場合には、最後に運転装備の位置を再生した後
に位置調整用モータが動いたか判定される(ステップC
3)。このステップC3の判定で、「動いた」と判定さ
れた場合には、以降の処理により各ECUにより運転装
備位置の再生動作が行われる。つまり、ドアECU13
はメモリ13eの判別メモリ13aに記憶されるポジシ
ョン番号で指定される領域に記憶されている位置データ
に基づいてドアミラ14の位置が再生される(ステップ
C4,C5)。
さらに、ホストECU15の判別メモリ15aに記憶さ
れるポジション番号で指定される領域に記憶されている
位置データに基づいてルームミラー20の位置が再生さ
れる(ステップC6)。さらに、シートECU16の判
別メモリ16gに記憶されているポジション番号で指定
される領域に記憶されている位置データに基づいてシー
ト21のバイト、チルト、リクライニングが再生される
(ステップC7)。そして、シート21のスライド位置
についてはメモリ16eに記憶されているスライド位置
に例えば50■だけ加算されて、その位置になるように
シート21のスライド位置が調整される(ステップC8
)。このようにして、シート21は第5図(A)に示す
ようにドライビング・ポジションより50mmだけ後ろ
にスライドされるためドライバは乗り込み易くなる。
ところで、上記ステップC2でrNOJと判定された場
合、つまり前回にAドライバが乗車して今回Bドライバ
か乗車する場合のように前回と異なったドライバか乗車
する場合には、各運転装備の位置は再度調整する必要が
あるので上記ステップC4以降の処理に進んで、各運転
装備の位置が再生される。
また、上記ステップステップC3において「NO」と判
定された場合、つまり前回にAドライバが乗車して今回
もAドライバが乗車するように前回と同じドライバか乗
車し、しかも前回に運転装備の位置が再生されてから位
置調整用モータが駆動されていない場合には、再度運転
装備の位置を再生する必要はないので上記ステップC4
〜C8の再生動作がスキップされる。例えば、シート2
1のスライド位置を制御するモータa+6を駆動してメ
モリ16eに記憶されている位置データを基づいてバイ
ト位置を制御した場合に、シート21には慣性力がある
ために、シートEcU16がモータI16に停止信号を
出力してからもシ一ト21は多少移動する。つまり、オ
ーバーシュートが発生するため、位置制御が終了するま
でにハンチングが生しるという問題点があるが、上記し
たように前回と同しドライバが乗車し、前回に運転装備
の位置が再生されてから位置調整用モータか駆動されて
いない場合には再度再生する必要はないので、ステップ
C4〜C8の再生処理をスキップすることにより再生時
のハンチングを防止している。
くドライブポジションの 再生動作(ステーツブB5)〉 イグニションキーがキーリンダに差し込まれたことがス
イッチIGSW 1により検出されると、ホストECU
15はシートECU16及びチルトECU17にシリア
ルデータ線D1を介してドライビングポジションの再生
を指令する。この結果、第16図に示す制御が行われ、
第5図(B)に示すようにシートECU16によりシー
ト21の位置が上記ステップC8で設定された乗降ポジ
ションより501■前方にスライドされる(ステップD
i)。また、チルトECUI 7の制御により、メモリ
17e内のポジション番号で指定される領域に記憶され
ていチルトデータに基づいてステアリング22かチルト
される〈ステップD2)。
く標準設定動作(ステップB7)〉 この標準設定動作とはドライバがスライドスイッチ16
1を操作してシート21のスライド位置を設定すれば、
他の運転装備(ルームミラー等)の位置を適切な位置に
自動的に調整する機能をいう。以下、第17図のフロー
チャートを参照してその動作について説明する。ドライ
バがスライドスイッチ161を操作してシート21のス
ライド位置を調整して(ステップEl)後、操作部19
のr 5TANDARD (標準設定)」キー19bを
操作すると、ホストECUI 5はその操作を判定しく
ステップE2)、インヒビタスイッチ154で検出され
るシフトポジションはrP (パーキング)」であるか
判定しくステップE2a)、シフトポジションがrPJ
であれば車速センサ150で検出される車速Vが所定車
速(例えば、3に■/h)以下であるか判定される(ス
テップE2b)。つまり、この判定で車両が停止してい
るか判定される。このステップE2bの判定で、車両が
停止していると判定された場合には、シリアルデータ線
D1を介して他のECUに標準設定が指定されたことを
多重伝送する。この指令を受けたシートECU16はメ
モリ16bからシート21のスライド位置を読み出し、
図示しないマツプに基づきドライバの体格(標準座高、
腕の長さ等)を推定し、第29図に示すようにドライバ
の肩の位置(X2゜y2)を決定する(ステップE3)
。次に、第32図のマツプを参照してスライド位置に対
するフロントハイド量、リヤハイド量、リクライニング
角度が決定されて、各日に基づいてシートのフロントハ
イド、リヤハイド、リクライニングが調整される(ステ
ップE4)。次ぎに、上記肩の位置(、x2.y2)及
び上記ステップE4で決定されたシート21のリクライ
ニング角度よりステアリング22のチルト量が設定され
る。このチルト量に基づいてチルトECU17はステア
リング22のチルトの制御を行う(ステップE5)。次
に、ステップE3で推定されたドライバの体格のうち標
準座高及び上記ステップE4で決定されたシートリクラ
イニング量及びシートリヤハイド量に基づいて図示しな
いマツプが参照されてドライバの目の位置y3  (m
31図)が決定される。さらに、シートスライド位置と
標準座高とシートリクライニング量に基づいて図示しな
いマツプが参照されて目の位置x3が決定される(ステ
ップE6)。このようにして、目の位置(x3.y3)
が決定される。次ぎに、ルームミラー20の水平方向角
度ehをzl(固定値)とx3に基づいて図示しないマ
ツプより決定し、垂直方向角度evをy3.y4.x3
に基づいて図示しないマツプを参照して決定する。そし
て、この決定された水平方向角度eh及び垂直方向角度
evとなるようにホストECU15によりルームミラー
20の位置が制御される(ステップE7)。また、アウ
トサイドミラー14及び23の水平方向角度Dx。
Dx’、垂直方向角度DV、DY’ は上記ステッブE
6で決定された目の位置(x3.y3)に基づいて図示
しないマツプより決定される。そして、ドアECU13
及び18の制御下によりアウトサイドミラー14及び2
3の位置が制御される(ステップE8)。
このようにして、シートスライド量が決定されれば、他
のすべての運転装備の位置は自動的に調整されるので、
ドライバは各運転装備の位置を個々に調整しなくても済
み、操作を簡略化することができる。
くマニュアル動作(ステラ、l’B8)>各運転装備の
位置はドライバがマニュアルスイッチを操作することに
より個々に調整をすることが可能である。
まず、アウトサイドミラー14のマニュアル動作につい
て説明する。ドライバがマニュアルスイッチ131を操
作すると、ドアECU13はマニュアルスイッチ131
の操作方向(左、右)を判定し、マニュアルスイッチ1
31が操作されている間モータI2を正転あるいは逆転
させる制御を行っている。この結果、アウトサイドミラ
ー14は左右に回動制御される。そして、アウトサイド
ミラー14の水平方向角度はホール素子135により検
出され水平方向角度に応した電圧信号に変換され、ドア
ECU13に送られる。このドアECU13は上記電圧
信号をデジタル量に変換してメモリ1.3 bに水平方
向角度Dxとして記憶する。
同様に、ドライバかマニュアルスイッチ132を操作す
ると、その操作方向(上下)がドアECU1Bにより判
定され、マニュアルスイッチ132が操作されている間
モータmlか正転あるいは逆転制御され、アウトサイド
ミラー14か上あるいは下方向に回動される。そして、
アウトサイドミラーの垂直方向角度はホール素子]34
により検出され垂直方向角度に応じた電圧信号に変換さ
れ、ドアECUI 3に送られる。このドアECU13
は上記電圧信号をデジタル量に変換してメモリ13bに
垂直方向角度DYとして記憶する。このようにして、マ
ニュアルスイッチ131あるいは132を操作して、ア
ウトサイドミラー14の位置が調整されると、その位置
データ(垂直方向角度Dy及び水平方向角度Dx)はメ
モリ1、3 bに記憶される。
次ぎに、ルームミラー20のマニュアル動作について説
明する。ドライバがマニュアルスイッチ151を操作す
ると、ホストECUI 5はマニュアルスイッチ151
の操作方向(左、右)を判定し、マニュアルスイッチ1
51が操作されている間モータ15を正転あるいは逆転
させる制御を行っている。この結果、ルーム−ミラー2
0は左右に回動制御される。そして、ルームミラー14
の水平方向角度はホール素子154により検出され水平
方向角度に応じた電圧信号に変換され、ホストECU1
5に送られる。このホストECU15は上記電圧信号を
デジタル量に変換してメモリ15bに水平方向角度eh
として記憶する。
同様に、ドライバがマニュアルスイッチ152を操作す
ると、その操作方向(上下)がホストE CU 1.5
により判定され、マニュアルスイッチ152か操作され
ている間モータm4が正転あるいは逆転制御され、ルー
ムミラー20が上あるいは下方向に回動される。そして
、ルームミラーの垂直方向角度はホール素子153によ
り検出され垂直方向角度に応じた電圧信号に変換され、
ホストECU15に送られる。このホストECU15は
上記電圧信号をデジタル量に変換してメモリ15bに垂
直方向角度ehとして記憶する。このようにして、マニ
ュアルスイッチ151あるいは152を操作して、ルー
ムミラー20の位置が調整されると、その位置データ(
垂直方向角度ev及び水平方向角度eh)はメモリ15
bに記憶される。
次に、シート21のマニュアル動作について説明する。
前述したようにシート21は4つのモータによりその姿
勢が制御される。
まず、シート21のスライドスイッチ161を操作する
と、その操作方向(前、後)がシートECU16により
判定され、スライドスイッチ161が操作されている間
モータ116が正転あるいは逆転制御され、シート21
が前後方向にスライドされる。上記モータ16が回転さ
れると、その回転角度に応じた数のパルスが回転センサ
165から上記シートEcU16に出力される。このシ
ートECU16は、スライドカウンタC1を上記回転セ
ンサ16から1パルスが人力される毎に「+1」する。
ここで、スライドカウンタC1はシート21か最前位置
にあるときに開成されるリミットスイッチLSνlの信
号に応答してリセットされている。つまり、スライドカ
ウンタC1の計数値はシート21のスライド位置に相当
する値を意味する。このようにして、モータ謬6が回転
されるとパルスがシートECU16に入力されてスライ
ドカウンタC1の計数値が更新されるが、スライドスイ
ッチ161が中立位置に戻されると、その操作がシー)
ECU16により検出され、モータI6に停止信号が出
力される。この停止信号に応答して第27図に示す処理
が行われる。まず、100s+secタイマの計数動作
が開始される(ステップFl)。次ぎに、回転センサ1
65から出力されるパルスがシートECU16に読み込
まれ、スライドカウンタC1が更新される(ステップF
2)。そして、上記100IIsecタイマに100I
lsecが計数されたか判定され(ステップF3)、ま
だ計数されていない場合にはパルスの読み込みが継続し
て行われる。そして、100ssecが上記100m5
ecタイマに計数されると、上記回転センサ165から
のパルスの読み込みは禁止される(ステップF4)  
そして、上記スライドカウンタC1に計数された計数値
と停止前のモータ16の回転方向を考慮して、メモリ1
6bに記憶されているスライド位置(絶対値)に上記計
数値に相当するスライド位置が加算あるいは減算される
。つまり、停止前のモータ膠6の回転がシート21を後
退させる方向であれば加算され、前進させる方向であれ
ば減算される。
モータI6に停止信号が出力されてからシート21が慣
性力により移動されているので、停止信号が出力されて
から100箇sec経過するまでは回転センサ165か
ら出力されるパルスにょリスライドカウンタC1を更新
させるようにしている。これは、停止信号がモータII
6に出力されるとすぐに回転センサ165から出力され
るパルスをシートECU16に人力させるのを禁止する
と、スライドカウンタC1には上記停止信号が出力され
てシート21が慣性により移動した量に相当するパルス
が人力されないことになり、スライドカウンタC1の計
数値はシート21の移動量に対応しないものとなってし
まうという不具合があるためである。
シート21の前部ハイド、後部ハイド、リクライニング
の調整を行うときに操作するスイッチ162〜164の
操作に対するシートECU16の処理は上記したスライ
ドスイッチ161の操作に対する処理と同様であり、回
転センサ166〜168からパルスはカウンタC2〜C
4により計数される。そして、カウンタC2〜C4の計
数値より前部ハイド、後部ハイド、リクライニング角度
のそれぞれの移動量が算出されて、上記したようにシー
ト21のスライド位置(絶対値)を算出した場合と同様
の演算がなされたメモリ16bに前部ハイドHf1後部
ハイドHr、リクライニング角度eが絶対値で記憶され
る。
次ぎに、ステアリング22のチルト角度Tθのマニュア
ルで調整する動作について説明する。まず、スイッチ1
71を操作すると、その操作方向(i、 後) がチル
トECU17により判定され、スイッチ161が操作さ
れている間モータmlOが正転あるいは逆転IJ Ij
され、ステアリング22のチルト角度Teが増減される
。そして、ポテンショメータ172で検出されるチルト
角度はチルトECU17においてA/D変換された後メ
モリ17bに記憶される。
〈メモリ記憶動作(ステップB9)〉 このメモリ記憶動作は運転装備の位置を記憶しておく動
作をいう。つまり、操作部19のr MEMO1?YJ
キー19aを操作した後、メモリ番号を「1」キーない
し「3」キー191〜193を操作して指定することに
より、各ECUのメモリ内のメモリ番号で指定した領域
に現在の運転装備の位置データがそれぞれ記憶される。
メモリ番号は「1」〜「3」まであるので、各ECUは
3種類の位置データを記憶することができる。以下、第
18図乃至第20図のフローチャートを参照しながらそ
の動作について詳述する。
まず、操作部19のr MEMO1?YJキーを操作し
た後にメモリ番号をキー人力すると、その一連の操作が
ホストECUI 5により検出される。この結果、ホス
トECU15はシリアルデータ線D1を介して他のEC
Uにメモリ記憶指令及びメモリ番号を制御データとして
有するフレームデータを多重伝送する。このフレームデ
ータを受信したECUはメモリ記憶操作があったことを
判断しくステップG1)、上記制御データからメモリ番
号を判別する(ステップG2)  まず、ホストECU
15はメモリ15bに記憶されているルームミラーデー
タをメモリ15eの上記メモリ番号で指定された領域に
記憶する(ステップG3)。
以下、ルームミラー位置の記憶動作を第19図のフロー
チャートを参照して説明する。まず、最後に再生したポ
ジション番号と今回記憶しようとするメモリ番号は一致
しているか判定される(ステップH1)。このステップ
H1の判定で「一致している」と判定された場合には、
最後のメモリ再生の後にポジション調整用モータは動い
たか判定される(ステップH2)。このステップH2の
判定で「動いた」と判定された場合には、メモリ15b
に記憶されているルームミラー2oの位置データ(水平
方向角度eh、垂直方向角度ev)を記憶する処理がス
テップH3〜H5で行われる。
まず、上記位置データがメモリ15cに記憶しても良い
記憶範囲(メモリ限界範囲)にあるか判定される(ステ
ップH3)。このステップH3の判定で1−YESJと
判定された場合には、メモリ15bに記憶されている位
置データがメモリ15cのメモリ番号で指定されれた領
域に記憶される。一方、上記ステップH3において、r
N OJと判定された場合には第34図に示すようなメ
モリ限界位置が記憶される。
このようにして、位置データがメモリ限界範囲より越え
ている場合には、メモリ限界位置を記憶することにより
、メモリ限界位置より大きい位置データは記憶しないよ
うにしている。
マニュアル調整限界位置の近傍をメモリ15cに記憶す
ると、再生時にルームミラー20のリンクが外れてしま
い再生できなくなる場合が生じる。
しかし、位置データがメモリ限界範囲より越えている場
合には、メモリ限界位置を記憶するようにしたので、確
実に再生することができる。
上記ステップH1において「NO」と判定された場合に
はステップH3の処理に移り、上記ステップH2でrN
OJと判定された場合にはステップH4及びH5で行わ
れる記憶動作をスキップしている。つまり、前回再生さ
れたポジション番号と今回記憶しようとする記憶番号が
等しく、しかも前回再生されてから今回記憶するまでに
ルームミラー20がマニュアルで動かされていないと判
定された場合には、再度同じ位置データを記憶する必要
がないので、記憶動作はスキップされる。
このため、前回再生したときに使用された位置データが
メモリ15 cのメモリ番号で指定された領域に記憶さ
れた状態が保持される。このようにすることにより、前
回再生してルームミラー20の慣性力により停止しよう
とした位置よりオーバーランして停止している状態でも
1、そのオーバーランしている位置データをメモリ15
bから読み出してメモリ15sのメモリ番号で指定され
た領域に記憶させることはしないので、正確な位置デー
タをメモリ15cのメモリ番号で指定された領域に保持
させておくことができる。
次に、ドアECU13はメモリ13bに記憶されている
アウトサイドミラーデータをメモリ13cの上記メモリ
番号で指定された領域に記憶する(ステップG4)。こ
のアウトサイドミラーデータの記憶の際にも第19図の
フローチャートで示した処理と同様の処理が行われる。
このことにより、再生時に雄ねし31とアクチュエータ
33のリンクが外れて、再生か不可能となることが防止
される。
さらに、チルトECU17はメモリ17bに記憶されて
いるチルトデータをメモリ17cの上記メモリ番号て指
定された領域に記憶する(ステップG5)。
さらに、シートECU16により行われるシート位置の
記憶が行われる(ステップG6)が、その詳細な動作は
第20図のフローチャートを参照して以下に説明する。
第20図において、最後に再生したポジション番号と今
回記憶しようとするメモリ番号は一致しているか判定さ
れる(ステップ11)。このステップ11の判定で「一
致している」と判定された場合には、最後のメモリ再生
の後にポジション調整用モータは動いたか判定される(
ステップ12)。次に、メモリ16bに記憶されている
スライドIiXよりシート21を傾倒可能な角度(メモ
リ限界位置)βが算出される(β−f (x)十a)(
ステップI3)。上記式により、角度βはシート21を
後席に座っている人に接触しない角度に設定される。そ
して、メモリ16bに記憶されているシート21のリク
ライニング角αがメモリ限界位置β以下か判定され、r
YEsJと判定された場合には現在位置αが記憶され、
rN OJである場合にはメモリ限界位置βが記憶され
る(ステップ■4〜16)。なお、α1 βの位置関係
は第35図に示しておく。
このようにして、位置データがメモリ限界範囲より越え
ている場合には、メモリ限界位置を記憶することにより
、メモリ限界位置より大きい位置データはt記憶しない
ようにしている。
このようにして、シート21のスライド位置に応じてシ
ート21のメモリ限界位置βを決定しているので、シー
ト21のスライド位置に応じて後席に座る人に迷惑がか
からないリクライニング角度eを確実に得ることができ
、装置の安全性を十分に確保することができる。また、
メモリ限界位置βの検出をリミットスイッチLSV4か
らの相対位置で検出しているため、特にメモリ限界位置
に相当する位置を検出するスイッチを設ける必要がない
ので、装置の簡略化を計ることができる。
くメモリ再生動作(ステップBIO)>このメモリ再生
動作は上記ステップB9の処理により記憶されてる運転
装備の位置を再生する動作をいうものて、その詳細な動
作は第21図乃至第23図を参照して説明する。操作部
1つの「1」キー乃至「3」キー191〜193を操作
することにより、メモリ番号を指定すると、その操作が
ホストECU15により検出される。この結果、ホスト
ECU15はシリアルデータ線D1を介して他のECU
にメモリ再生指令及び再生すべきメモリ番号を制御デー
タとして有するフレームブタを多重伝送する。このフレ
ームデータを受信したECUはメモリ再生操作があった
ことを判断しくステップJ1)、上記制御データからメ
モリ番号を判別する(ステップJ2)。そして、インヒ
ビタスイッチ154で検出されるシフトポジションは「
P(パーキング)」であるか判定され(ステップN1)
、シフトポジションがrPJであれば車速センサ150
で検出される車速Vが所定車速(例えば、3 km/h
)以下であるか判定される(ステップN2)。つまり、
この判定で車両が停止しているか判定される。このステ
ップN2の判定で、車両が停止していると判定された場
合には、ホストECU15はメモリ15cの上記メモリ
番号で指定された領域に記憶されているルームミラーデ
ータに基づいてルームミラー20の位置を再生する(ス
テップJ3)。このルームミラー20の再生動作を第2
2図のフローチャーを参照して説明する。
第21図において、最後に再生したポジション番号と今
回操作のあったメモリ番号は一致しているか判定される
(ステップKl)。このステップに1の判定で「一致し
ている」と判定された場合には、最後のポジション再生
後、ポジション調整用モータは動いたか判定される(ス
テップに2)。
このステップに2の判定で「動いた」と判定された場合
には、上記メモリ15cに記憶されているルームミラー
の現在位置に再生する水平方向位置データを代入する(
ステップに3)。つまり、第36図に示すように現在位
置が(xi、yl)であり再生しようとする復帰位置が
(x2.y2)である場合に、(x2.yl)を得る動
作をいう。
そして、(x2.yl)は動作可能範囲であるか判定さ
れる(ステップに4)。つまり、(x2゜yl)は第3
6図の円内にあるか否か判定される。
ここで、「動作可能範囲である」と判定された場合には
、まず、モータ■5が駆動されてルームミラー20の水
平方向角度が上記メモリ15cに記憶されている水平方
向角度ehに等しくなるように自動調整される(ステッ
プに5)。次ぎに、モータI4が駆動されてルームミラ
ー20の垂直方向角度が上記メモリ15cに記憶されて
いる垂直方向角度θ■に等しくなるように自動調整され
る(ステップに6)。一方、上記ステップに4において
rNOJと判定された場合には、自動調整する順序が逆
転されて、モータI4が駆動されてルームミラー20の
垂直方向角度evが上記メモリ15cの垂直方向角度に
等しくなるように自動調整された後、モーター5が駆動
されてルームミラー20の水平方向角度が上記メモリ1
5 c J、:記憶されている水平方向角度ehに等し
くなるように自動調整される(ステップに9)。
このように、ルームミラー20の位置を再生する場合に
、水平方向角度がモータI5か動作できない範囲にある
場合には、モータI4を駆動して垂直方向角度を調整し
てから水平方向角度を調整することにより、再生する位
置の水平方向角度が第36図の円から外れている場合で
も確実に再生位置に復帰させることかできる。さらに、
一方向の角度の調整が完了してから他方の角度の調整を
行うことにより、再生動作時のハンチングを防止するこ
とができる。つまり、ルームミラー20の位置を再生す
る場合に、例えば垂直方向角度を調整するためにモータ
14を調整すると、この調整によりルームミラー20の
水平方向角度も僅かに変動する。従って、ルームミラー
20の水平方向角度を調整した後に垂直方向角度を調整
すると、最初に調整した水平方向角度が僅かに変動して
、上記メモリ15Cに記憶されているデータと等しくな
くなる。この場合に、再度水平方向の調整を行うとルー
ムミラー20がハンチングすることになる。
このハンチングを防止するために、一方向の角度を調整
した後、他方の角度を調整したら、再生動作を完了した
ことにしている。
次に、ドアECU13はメモリ13cの上記メモリ番号
で指定された領域に記憶されているアウトサイドミラー
データを読み出し、上記第22図に示したフローチャー
トと同じ制御がなされたアウトサイドミラー14の位置
が再生される(ステップJ4)。
次ぎに、チルトECU17はメモリ17cの上記メモリ
番号で指定された領域に記憶されているチルトデータを
読み出して、メモリ17bに記憶される現在のチルトデ
ータに等しくなるようにモータ■】0を駆動する。この
ようにして、ステアリング22のチルトが再生される(
ステップJ5)。
次に、シート21の位置が再生されるわけであるが、こ
の詳細な動作は第23図を参照して以下に述べる。第2
3図において、最後に再生したボジシ5ン番号と今回操
作のあったメモリ番号は一致しているか判定される(ス
テップLl)。このステップL1の判定で「一致してい
る」と判定された場合には、最後のポジション再生後、
ポジション調整用モータは動いたか判定される(ステッ
プL2)。このステップL2の判定で「動いた」と判定
された場合には、シート16のスライド位置、前部チル
ト、後部チルト、リクライニング角度がメモリ16.c
の上記メモリ番号で指定された領域に格納されているシ
ートデータと等しくなるようにモータI6〜■9の駆動
が開始される(ステップL3)。以下、簡単のためシー
ト21のスライド位置を調整する場合について説明する
。ステップL3て第12図に示すトランジスタQ1が駆
動されモータ16の正転駆動か開始され、タイマT1の
計時動作が開始される(ステップL4)。このタイマT
1にモータI6が駆動されてからの時間が計数される。
そして、シート21のスライド位置が再生位置になった
かどうか判定され(ステップL5)、再生位置になって
いない場合にはタイマT1がカウントアツプされる(ス
テップL6)。
上記ステップL5の判定において、シート21のスライ
ド位置が再生位置になったと判定された場合には、タイ
マT1に計時された時間がT2時間(例えば、100m
5ec )以下であるか判定される(ステップL7)。
このステップL7の判定てrNOJと判定された場合、
モータ■6が駆動されてからT2時間以上要してスライ
ド位置が再生位置に調整されたと判定された場合にはシ
ートECU16の制御によりトランジスタQ1がオフさ
れ、モータ16が停止される(ステップL8)。
一方、上記ステップL79判定でrYEsJと判定され
た場合には、トランジスタQ2がオンされる制御が行わ
れる(ステップL9)。このように、いずれのトランジ
スタQ1及びQ2がオンされると、モーター6の両端に
は電圧■が印加されるため、モータ16の回転は停止さ
れる。そして、T2タイマによりT2時間が経過した後
に、トランジスタQ1及びQ2がオフされる(ステップ
L1.0.L11.)。
このように構成することにより、シート位置を微調整す
るためにトランジスタQ1をオンさせてリレーコイル5
11に電流を流してモータti6を正転駆動させてから
1DOssec以内に再生位置に到達した場合にはトラ
ンジスタQ1をオフしないで、トランジスタQ2をオン
させるようにしてモータ■6を停止させるようにしたの
で、100asec以内にリレーコイル511の電流を
遮断してリレーコイル511を破壊させることを防止す
ることができる。
以上のようにして、操作部19のキー操作によりメモリ
番号が指定された場合には、各ECUの制御により運転
装備の位置が再生させる。
くミラー修正連動動作(ステップB11)>このミラー
修正連動とは上記ステップB6による標準設定動作、上
記ステップB8によりマニュアル動作、ステップB9に
よるメモリ記憶動作、ステップBIDによるメモリ再生
動作がすべて終了している状態でシート21のリクライ
ニングを倒した場合にそのリクライニング角度eの変化
量Δeに応じてルームミラー20及びアウトサイドミラ
ー14.23の位置を連動して修正させる動作をいう。
以下、第24図のフローチャートを参照してミラー修正
連動について説明する。第24図において、操作部19
のrcancelJキー19cが操作されたときに点灯
されるインジケータが消灯しているかホストECU15
により判定される。
このr cancel Jキー19cはミラー修正連動
動作をキャンセルしたい場合に、ドライバにより操作さ
れるもので、rcancelJキー19cを操作すると
インジケータか点灯される。このステップM1において
「YES」と判定されると、ミラー修正連動がキャンセ
ルされていないので、ステップM2〜M4の判定が行わ
れる。このステップM2〜M4の判定で、標準設定動作
あるいはメモリ再生動作後、あるいはメモリ記憶動作後
であれば、ステップM5以降の処理に進む。
構成のところでも説明したように、シートECU16は
シートデータ及びリクライニングの変化量Δeをシート
データ線D2を介してホストECU15に通信で送って
いる。ホストECU16は上記量Δeか「0」以上であ
るかを判定し、シート21のリクライニングが変化した
か判定している(ステップM5)。このステップM5の
判定で、リクライニングが変化したと判定された場合に
は、その変化量Δeが60以上でかつΔβ以下であるか
判定される(ステップM6)。ここで、変化量Δeに下
限値Δαを設けた理由は、シート21の微小なリクライ
ニングの変動に対してミラーを連動させるのは不必要と
動きと考えられるためである。このステップM6の判定
で[YESJと判定された場合には、シート21のリク
ライニング変化前の位置e1と変化後の位置e2は「α
≦81.β≦e2Jの関係にあるか判定される。このス
テップM7の判定でrYESJと判定された場合にはホ
ストECU15によりルームミラー20の位置がα、だ
け修正される(ステップM8)。さらに、ホストECU
i5からドアECU1Bにミラー修正連動開始指令が出
力されて、アウトサイドミラー14をβ1だけ修正させ
る動作が行われる(ステップM9)。以上のようにして
、シート21のリクライニングの変化量に応じてルーム
ミラー及びアウトサイドミラーの角度が修正される。
ところで、上記ステップM2〜M4の処理でいずれも「
NO」と判定された場合にはステ・ツブ間5以降の処理
がスキップされるので、ミラー修正連動動作は行われな
い。さらに、上記ステ・ツブM5〜M7の判定でrNO
Jと判定された場合ζこはステップM8.M9の判定が
スキ・ノブされるので、ミラー修正連動動作は行われな
い。
くイージーアクセス動作(?、テ・ツブB15)>この
イージーアクセス動作はイグニションキーがキーシリン
ダが抜かれると、シート21をドライビングポジション
からシートを50mm後退させ、ステアリング22を最
上段まで跳ね上げることにより、ドライバが降車し易す
くさせる動作を0う。
ホストECU15はスイッチIGSWからの信号により
イグニションキーがキーシリンダより抜かれたことを検
出すると、第25図のフローチャートに示す制御が開始
される。まず、インヒビタスイ・ソチ154で検出され
るシフトポジションは「P(パーキング)」であるか判
定され(ステ、ツブN1)、シフトポジションがrPJ
てあれば車速センサ150で検出される車速Vが所定車
速(例えば、3 km/h)以下であるか判定される(
ステップN2)。つまり、この判定で車両か停止してい
るか判定される。このステップN2の判定で、車両が停
止していると判定された場合には、ホストECU15は
シートECU16に対してイージーアクセス動作を行な
う情報を有するデータフレームをシリアルデータ線D1
を介して多重伝送する。
このデータフレームを受信したシートECU16は、ス
テップB15で一時メモリ16dに記憶されている位置
データよりイグニションスイッチをオフしたときのスラ
イド位置(ドライビングポジション)を読みだし、その
スライド位置を50111後退させた位置になるように
、モータ16の回転を制御する(ステップN3)。そし
て、ドアスイッチDR3IIIからの信号により運転席
側ドアが開けられたことがホストECU15により検出
されると、ホストECU15はチルトECU17に対し
てイージーアクセス動作を行う情報を有するデータフレ
ームをシリアルデータ線D1を介して多重伝送する。こ
のフレームデータを受信したチルトECU22はモータ
ー10を駆動してステアリング22を最上段までチルト
アップする(ステップN5)。ところで、上記ステップ
Nl、N2゜N4で「NO」と判定された場合には、イ
ージーアクセス動作は行われない。
以上のようにして、ドライバが降車することを検出した
場合に、自動的にシート21及びステアリング22の位
置をドライバが降車しやすい位置に移動させるようにし
たので、ドライバは降車時にシート21及びステアリン
グ22をマ・ニュアル操作で降車しやすい位置に移動さ
せる手間を省くことができる。
くドライブポジション記憶動作 (ステップB17)> このドライブポジション記憶動作はドアがロックされた
ことが検出されると、各ECUの一時メモリに退避され
た運転装備のドライビングポジションをポジション番号
で指定されるメモリに記憶させる動作をいう。上記ステ
ップB15のイージーアクセス動作によりシート及びス
テアリング位置が降車しやすい位置に移動されて、ドラ
イバが降車し、ドアの受信器31に向けてキーの送信ス
イッチllbを操作すると発光素子11eからキー固有
の赤外線信号が送信される。この赤外線信号は受光素子
31aで受信された後デジタル信号に変換され、キーレ
スコードとしてキーレスECU12に出力される。そし
て、このキーレスECU12において、第13図に示す
ように人力されたキーレスコードがAドライバのキーレ
スコードかBドライバのキーレスコードであるか判定さ
れる(ステップAl、A2)。そして、入力されたキー
レスコードがAドライバあるいはBドライバのキーレス
コードであると判定された場合には、一致信号がドアE
CU13に出力される。この一致信号はAドライバある
いはBドライバのうちどちらのドライバのキーレスコー
ドと一致したかを意味する識別信号も含んでいる。
上記一致信号がドアECU13に出力されると、ドアE
CU13は、ロックスイッチ133の状態を検出し、ド
アが解錠状態であるので、モーター3を駆動して運転席
側ドアを施錠する。そして、ホストECU15はキーレ
スエントリにより運転席側ドアの施錠が行なわれたかを
示す識別詞及びどのドライバにより施錠が行われたかを
意味する識別詞(以下、ポジション番号と称する)を含
むデータフレームをシリアルデータ線D1を介して各E
CU15〜18に多重伝送する。このデータフレームを
受信した各ECUはまずキーレスエントリ操作によりド
アが施錠されたか判定する(ステップPi)。そして、
この判定でrYESJと判定された場合には、受信した
データフレームよりポジション番号を判別する(ステッ
プP2)。そして、上記ステップB13において、各E
CUの一時メモリに記憶された運転装備の位置データ(
ドライビングポジション)が上記ポジション番号で指定
されたメモリにポジション番号と共に記憶される(ステ
ップP3)。例えば、シートECU21であれば、−時
メモリ16dに記憶されているシート21のドライビン
グポジションはメモリ16eの上記ポジション番号て指
定された領域に記憶される。そして、各ECUの判別メ
モリに記憶されていたポジション番号がクリアされる(
ステップP4)。
一方、上記ステップP1においてrNOJと判定された
場合にはステップP5以降の処理が行われる。まず、イ
グニションキーをドアのキー穴に挿入してドアをロック
したかあるいはイグニションキーを使用しないでドアの
ロックノブを操作することによりドアがロックされた場
合には、第15図のステップC1で各ECUの判別メモ
リに記憶されているポジション番号でけ指定されたメモ
リに一時メモリに記憶されている運転装備の位置データ
(ドライビングポジション)が記憶される。例えば、シ
ートECU21であれば、−時メモリ16dに記憶され
ているシート21のドライビングポジションはメモリ1
6eの上記ポジション番号で指定された領域にポジショ
ン番号と共に記憶される。そして、上記ステップP4の
処理に進んで判別メモリに記憶されていたポジション番
号がクリアされる。
このようにして、キーレスに限らずドアがロックされた
場合には自動的に各運転装備のドライビングポジション
が記憶されることになる。このように、降車してドアが
ロックされると、自動的にドライビングポジションが記
憶されるので、ドライバは降車する前に室内でドライビ
ングポジションを記憶させる操作を行わなくても済む。
この結果、記憶操作を簡略化させることができる。
くシートデータのメモリバックアップ機能〉シートデー
タのメモリバックアップ機能とはバッテリが外される前
兆が検出された場合には、揮発性メモリであるメモリ1
6eに記憶されているシートデータを不揮発性メモリで
ある退避メモリ16hに退避させておく機能をいう。第
28図に示すように、シートECU16はバッテリ電圧
Vtを所定サンプリング時間毎に検出しくステップQ1
)、前回のサンプリング峙に検出された電圧Vt′より
バッテリ電圧の変化率ΔVtを算出する(ステップQ2
)  そして、この変化率ΔVtの符号は負であるか判
定される(ステップQ3)。このステップQ3てrYE
sJと判定された場合にはバッテリ電圧Vtが減少傾向
にあることが判断される。そして、ステップQ4の判定
に進んで、バッテリ電圧Vtが所定゛電圧v1以下であ
ることが判定される(ステップQ4)。そして、このス
テップQ4において、rYEsjと判定された場合には
ΔVtの絶対値がΔ■1以上であるか判定される(ステ
ップQ5)。このステップQ5の判定はバッテリが取り
外されるときに生じるバッテリ電圧の変化率ΔVtは大
きいので、その変化率ΔVtが所定変化率ΔV1以上で
あるかを判定し、バッテリの取り外しの前兆であること
を検出している。そして、このステップQ5において、
「YEsJと判定された場合にはバッテリの取り外しと
判定し、メモリ16eに記憶されているシートデータを
退避メモリ16hに転送させる転送動作が自動的にシー
トEcU16の制御下で行われる(ステップQ6)。
一方、上記ステップQ3において、rNOJと判定され
た場合にはバッテリ電圧Vtが増加傾向にあることが判
断される。そして、ステップQ7の判定に進んで、バッ
テリ電圧Vtが所定電圧v2以上であることが判定され
る。そして、このステップQ7において、「YEsJと
判定された場合にはΔVtの絶対値がΔv2以上である
か判定される(ステップQ8)。このステップQ8の判
定はバッテリが装着されるときに生じるバッテリ電圧の
変化率ΔVtは大きいので、その変化率ΔVtが所定変
化率Δv2以上であるかを判定し、バッテリの装着の前
兆であることを検出している。
そして、このステップQ8において、「YES」と判定
された場合にはバッテリの装着と判定し、退避メモリ1
6hに記憶されているシートデータ(絶対位置)をメモ
リ16eに転送させる転送動作が自動的にシートECU
16の制御下で行われる(ステップQ9)。
このようにして、バッテリが取り外されても、メモリ1
6eに記憶されているシートデータを不揮発性メモリに
退避しておき、バッテリか装着された場合には自動的に
シートデータを上記メモリ1、6 eに復帰させるよう
にしたので、バッテリが取り外された場合てもメモリ1
6eに記憶されているシート絶対位置を継続して記憶さ
せておくことができる。上記構成のところでも説明した
ようにシート21の位置の検出はリミットスイッチが開
成される位置からのパルス数を計数し、そのパルス数に
基づいて絶対位置を算出している。従って、バッテリの
取り外しによりメモリ16eに記憶されているシートの
絶対位置が消された場合には、一端シートを移動させて
リミットスイッチを開成させてからドライブポジション
まで移動させることにより、シート絶対位置をメモリ1
6eに記憶させることが可能である。しかし、上記した
ようにバッテリの取り外されても自動的にメモリ16e
に記憶されているシート絶対位置を退避させておくこと
により、上記した操作を行わなくても済むという効果を
有する。
くダイアグツシスコード出力機能〉 各ECUは自己診断機能を有しているもので、自己診断
機能によって各ECUで検出された故障に対応したダイ
アグツシス番号は各ECUのダイアグツシスコード記憶
部に記憶される。図示しないダイアグノシコネクタにダ
イアグツシスコード検出用テスタに接続されると、ライ
ンbは接地される。このラインbが接地されると、ホス
トECUI 5はECU13.16〜18にダイアグツ
シスコードを出力する指令をデータフレーム形式で送出
する。このデータフレームを受信したドアECU13.
18はデータフレーム中にダイアグツシスコードを入れ
てホストECUI 5に出力する。また、シートECU
16はシートデータ線D2を介してダイアグツシスコー
ドをホストECUI 5に出力する。さらに、チルトE
CU17はラインCを介してダイアグツシスコネクタに
ダイアグツシスコードを出力する。また、ドアECU1
3.18及びシートECU16から出力されたダイアグ
ツシスコードを受信さたホストECUI 5は自己のダ
イアグツシスコード記憶部15fに記憶されているダイ
アグツシスコードと共に受信したダイアグツシスコード
と共にラインaを介してダイアグツシスコネクタに出力
する。
このようにすると、ドアECUユ3,18及びシートE
CU16のそれぞれからダイアグツシスコネクタの所定
のビン接続されるダイアグツシスコード出力用ラインを
設けなくてもドアECU13.18及びシートECU1
6で検出されたダイアグツシスコードをダイアグツシス
コネクタを介してダイアグツシス検出用テスタに出力す
ることができる。
なお、第25図を参照して説明したイージーアクセス動
作中、ステップN5においてステアリング22をチルト
アップしたが、ステアリング22をステアリングシャフ
ト方向に沿って移動可能とするモータも設けておき、運
転席側ドアが開けられた場合に、ステアリング22をチ
ルトすると共にステアリングシャフト方向に後退させる
ようにしても良い。
なお、上記実施例の第14図のフローチャートのステッ
プB4において、ドライバの乗車をイグニションキーの
差し込みをスイッチIGSWIからの検出信号に基づい
て検出するようにしたが、シートに圧力センサを設けて
おき、ドライノくの乗車を検出するようにしても良い。
なお、上記実施例ではホストECUI 5にルームミラ
ー20を操作するための操作スイ・ソチ151.152
を接続したが、操作スイッチ151.1.52をドアE
(,013に接続さておき、その操作信号をシリアルデ
ータ線D1を介してホストECUI 5に伝送するよう
にしても良い。
さらに、上記実施例において、カウンタC1〜C4はス
イッチ161〜164が中立位置にされるとリセットさ
れるように構成したが、リミ・ソトスイッチLSWI〜
LSW4により前端位置が検出された場合にリセットす
るようにして、カウンタC1〜C4に絶対位置に相当す
る計数値を計数するようにしても良い。
さらに、上記実施例においてはホストECU15にスイ
ッチIGsν1を接続するようにしたが、同スイッチI
GsWIをシートECUI 6及びチルトECU17に
も接続しておくようにしても良い。
このようにした場合には、シートECU16及びチルト
ECU17はホストECUI 5から伝送されるデータ
フレームによりイグニションキーの挿入状態を検出しな
くても独自にその挿入状態を検出することができる。従
って、ドライブポジションの再生動作(ステップB5)
において、シートECU16及びチルトECU17はホ
ストECU15からの指令によらずに、独自にイグニシ
ョンキーの挿入を検出し、ドライビング・ポジションの
再生を行うようにしても良い。
また、上記実施例においてはホストECU]5にスイッ
チIGsWI及びドアスイッチDR9νを接続するよう
にしたが、同スイッチIGsWI及びDR8Wをシート
ECU16及びチルトECU17にも接続しておくよう
にしても良い。このようにした場合に、シートECU1
6及びチルトECU17はホストE CU 1.5から
伝送されるデータフレームによりドアの開閉状態及びイ
グニションキーの挿入状態を検出しなくても独自にその
開閉状態及び挿入状態を検出することができる。従って
、イージーアクセス動作(ステップB15)において、
シートECU16及びチルトECU17はホストECU
15からの指令によらずにイージーアクセス動作を開始
することもできる。
また、チルトECU17のマツプ17gに第33図に示
すマツプを記憶させておき、第17図のステップE5の
処理の変りに、シートECU16からチルトECU17
に送出されるシートデータのうちのスライド位置からチ
ルト角度をマツプから読み出すようにしても良い。
「発明の効果J 以上詳述したように本発明によれば、車外からのキー操
作によるドアの施錠/解錠に応答して運転シート、ステ
アリングホイール、ルームミラーアウトサイドミラー等
運転装備の位置を記憶/再生することができるものであ
り、しかも乗降時には自動的に乗降に適した位置を再生
し、車に乗り込むと自動的に運転に適したドライビング
・ポジションを再生することができるので、ドライバは
特別な操作をすることなく運転装備の位置を乗降ポジシ
ョンに移行させることができる運転装備位置の記憶再生
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる運転装備位置の記憶
再生装置の全体構成図、第2図は各運転装備の配置を示
す図、第3図は受信器の、取り付は位置を示す図、第4
図は操作部の示す図、第5図は乗降時のシート、ステア
リングの状態を示す図、第6図はアウトサイドミラーの
構造を示す図、第7図はキー及びキーレスECUの構成
を示す図、第8図はドアECUの構成を示す図、第9図
はホストECUの構成を示す図、第10図はシートEC
Uの構成を示す図、第11図はチルトECUの構成を示
す図、第12図はモータa+6の駆動回路を示す図、第
13図はキーレスECUの処理を示すフローチャート、
第14図は本装置の全体制御を示すフロホチャート、第
15図は乗降ポジション再生動作(ステップB3)の詳
細を示すフローチャート、第16図はドライブポジショ
ン再生動作(ステップB5)の詳細を示すフロホチャー
ト、第17図は標準設定動作(ステップB7)の詳細を
示すフローチャート、第18図はメモリ記憶動作(ステ
ップB9)の詳細を示すフローチャート、第19図はル
ームミラー位置記憶(ステップG3)の詳細なフローチ
ャート、第20図はシート位置紀!(ステップG6)の
詳細なフローチャート、第21図はメモリ再生動作−(
ステップB10)の詳細なフローチャート、第22図は
ルームミラー位置再生(ステップJ3)の詳細なフロー
チャート、第23図はシート位置再生(ステップJ6)
の詳細なフローチャート、第24図はミラー修正連動動
作(ステップB11)の詳細なフローチャート、第25
図はイージーアクセス動作の詳細なフローチャート、第
26図はドライブポジション記憶動作(ステップB17
)の詳細なフローチャート、第27図はシート絶対位置
の算出を示すフローチャート、第28図はシートデータ
の退避を示すフローチャート、第29図はシートに乗車
したドライバを示す図、第30図はルームミラーとドラ
イバの目の位置を示す平面図、第31図はルームミラー
とドライバの目の位置を示す側面図、第32図はスライ
ド位置とリクライニング角度等との関係を示すマツプ、
第33図はスライド位置とチルト角度との関係を示すマ
ツプ、第34図はメモリ限界位置とマニュアル調整限界
位置との関係を示す図、*35図はシートの傾倒した時
のα。 βの関係を示す図、第36図はミラーの現在位置と復帰
位置と関係を示す図である。 11・・・キー 12・・・キーレスECU、13・・
・ドアECU、15・・・ホストECU、16・・・シ
ートECU、17・・・チルトECU、18・・・ドア
ECU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両に設けられた複数の運転装備と、各運転装備
    を駆動する駆動手段と、各運転装備の位置を検出する位
    置センサと、各運転装備の位置を記憶する記憶手段と、
    イグニションキースイッチのオン/オフ状態を検出する
    イグニションキースイッチ状態検出手段と、運転席への
    運転者の乗車を検出する乗車検出手段と、車両が車外か
    らの施錠/解錠手段により施錠あるいは解錠されたかを
    検出する施錠/解錠検出手段と、上記施錠/解錠検出手
    段により車両が車外から解錠されたと検出された場合に
    は上記駆動手段を駆動して上記記憶手段に記憶された位
    置に基づいて上記運転装備を乗降位置に再生し、上記乗
    車検出手段により運転者の乗車が検出されると上記運転
    装備の位置を運転位置に再生し、上記施錠/解錠検出手
    段により車両が車外から施錠/解錠手段により施錠され
    たことが検出された場合には上記イグニションキースイ
    ッチ状態検出手段によりイグニッションキースイッチが
    オフされたと検出された時に上記位置センサにより検出
    された各運転装備の位置を上記記憶手段に記憶する記憶
    再生制御手段とを具備したことを特徴とする運転装備位
    置の記憶再生装置。
  2. (2)上記施錠/解錠手段は複数の種類があり、上記記
    憶手段は上記施錠/解錠手段の種類別に上記各運転装備
    の位置を記憶する領域を有していることを特徴とする第
    1請求項記載の運転装置位置の記憶再生装置。
  3. (3)上記施錠/解錠手段はキーレスエントリシステム
    の施錠/解錠信号を発信する手段であることを特徴とす
    る第1請求項記載の運転装備位置の記憶再生装置。
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