JPH0522623B2 - - Google Patents

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JPH0522623B2
JPH0522623B2 JP58125753A JP12575383A JPH0522623B2 JP H0522623 B2 JPH0522623 B2 JP H0522623B2 JP 58125753 A JP58125753 A JP 58125753A JP 12575383 A JP12575383 A JP 12575383A JP H0522623 B2 JPH0522623 B2 JP H0522623B2
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JP
Japan
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electric motor
switch
seat
signal
control box
Prior art date
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JP58125753A
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English (en)
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JPS6018436A (ja
Inventor
Kenji Mugita
Osamu Michihira
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP58125753A priority Critical patent/JPS6018436A/ja
Publication of JPS6018436A publication Critical patent/JPS6018436A/ja
Publication of JPH0522623B2 publication Critical patent/JPH0522623B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、自動車における乗員用シート、ミラ
ー、ステアリングホイール等の位置方向調整を電
動モータにより電気的に行なうことができるよう
にしたものに関し、さらに詳しくは配線の断線、
シヨート等による電動モータ誤動作を防止する制
御装置に関するものである。 (従来技術) 人間の体格は身長、体重等大きなばらつきがあ
り、自動車の乗員用シート、ミラー、ステアリン
グホイール等は位置もしくは方向が様々な体格の
乗員に対応できるように、任意の調整可能なよう
にしている。この場合、従来では乗員が自ら手動
で調整していたのであるが、最近ではアウトサイ
ドミラー(ドアミラー)用として、リモートコン
トロールミラーと呼ばれる車内からのスイツチ操
作により任意の方向調整が可能なミラーが広く採
用されているように、電動モータにより位置・方
向の調整を行なうようにしたものが提案され、実
用化されている。電動モータを使用すれば、従来
では手動によつていたものがボタンスイツチ等の
操作により簡単に位置・方向の調整を行なえるよ
うになり、走行中においても調整が可能になる。 また、キーレスエントリシステムと呼ばれ、乗
員固有のパーソナルコードを含むキーコードに基
づきドアロツクの解除およびシート、ミラー等の
位置・方向調整を行なわせるようにしたシステム
において提案されているように(キーレスエント
リシステムについては後述)、電動モータによつ
て作動シート、ミラー等の調整対象の位置を検出
する手段とこの位置を記憶する手段とを設け、上
記パーソナルコードを含むキーコードに応じて自
動的にこのパーソナルコードの投入者に適した予
め設定された位置および方向にシート、ミラー等
を調整するようになすことも可能である。 このように、電動モータを用いて位置・方向の
調整を行なう場合、種々の利点を得ることができ
るのであるが、反面、電動モータの誤動作の問題
が生じるという不利もある。電動モータは電気入
力により作動されるため、電動モータの入力配線
に断線、シヨート等が起これば電動モータ作動ス
イツチはOFFなのに電動モータにはON信号が出
力されたり、スイツチはONなのに電動モータに
はOFF信号が出力されたりして、運転者のスイ
ツチ操作とは異なる動き、すなわち電動モータの
誤動作が起こることがあるという問題がある。例
えば、電動モータによりシートの背もたれの倒れ
角を調整している時は、スイツチはOFFなのに
背もたれが完全に後方に倒れてしまつたり、ミラ
ーの方向調整を行なつている時はミラーが見たい
方向とは全く異なる別の方向を向いてしまうとい
つた問題が生じる。この場合、車が停止もしくは
低速走行の時は、比較的問題は少ないのである
が、中高速走行においては背もたれが倒れてしま
つた時は体のよりどころがなくなつて車の操作が
難しくなり、ミラーが別の方向を向いた時はミラ
ーによる後方確認ができなくなるといつた事態に
なり、安全上問題が大きい。 このため、例えば実開昭56−131234号には、車
が所定の速度を超えて走行している場合には操作
スイツチのON・OFFに拘らず電動モータを作動
させないようにする提案が開示されている。しか
しながら、この提案のように所定車速以上では電
動モータの作動を全く不可能とした場合には、運
転中においてシート位置の調整もしくはミラーの
方向の調整を行ないたい時でもそのままでは行な
うことができず、その都度、車速を所定値以下ま
で下げたり、車を停車させたりしなければなら
ず、不便であるという問題があり、できれば走行
中においても電動モータの作動は可能としたま
ま、配線の断線、シヨート等が生じた時でも電動
モータの誤動作は生じないようにしたいという要
望が強い。 (発明の目的) 本発明は上記の事情に鑑み、電動モータの作動
指令信号、電動モータの作動状況等に基づいて電
動モータの異常な作動、すなわち誤動作を検出
し、この時には電動モータと電源との連絡を遮断
して誤動作を防止するような制御装置を提供する
ことを目的とするものである。 (発明の構成) 本発明の電動モータの制御装置は、運転者の要
求に応じて調整されるシート、ミラー、ステアリ
ングホイール等の位置調整を行なうための電動モ
ータを作動させる作動指令信号を作動指令信号検
出手段により検出するとともに、前記電動モータ
により駆動されるシート、ミラー、ステアリング
ホイール等の被駆動部材の位置を被駆動部在位値
検出手段により検出し、作動指令信号がOFFで
あるのに拘らず被駆動部材の位置変化が検出され
た時、もしくは作動指令信号がONであるのに拘
らず被駆動部材の位置変化が検出されない時に
は、駆動制御手段により電動モータの作動を停止
させるようになしたことを特徴とするものであ
る。 (発明の効果) 本発明によれば、電動モータの作動指令に対し
て電動モータの作動が異常であると検出されれ
ば、駆動制御手段により電動モータの作動が停止
させるので、配線の断線、シヨート等により電動
モータに作動指令信号とは異なつた信号が入力さ
れた場合でも電動モータの誤動作を未然に防止す
ることができる。 (実施例) 以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。 第1図は、キーレスエントリシステムを示す電
気回路である。キーレスエントリシステムとは、
車のドア解除等に用いられているキーの代わりに
車体外部に設けられた数字キースイツチ(キーボ
ード)に乗員固有のパーソナルコードを含むキー
コードを投入することにより、ドアロツクの解除
のみならず、ミラー、シート等の車載機器を乗員
固有の調整位置に自動的に設定できるようにした
システムである。 1は車体外部から操作可能なように車体に取り
付けられるキーボードである。このキーボード1
は0から9までの数字キーおよび“ENT”キー、
“ロツク”キー、“リアデツキ”キーを有し、この
キーボード1から一連の番号からなるキーコード
を入力することによつて、従来の車のキーで行な
つていたドアロツクの解除等を行なわせることが
できようになつている。キーボード1はドア側コ
ントロールボツクス10と接続していて入力され
たキーコードに応じたコード信号がドア側コント
ロールボツクス10に送られる。このドア側コン
トロールボツクス10にはキーボード1に加え、
ブザー2、アウターハンドルスイツチ3、ドアロ
ツクリレー4、ドアアンロツクリレー5、運転席
ドアスイツチ6、キーイルミ7およびイグニツシ
ヨンスイツチ8を介したバツテリ9が接続されて
いて、これらが望ましくはマイクロコンピユータ
から成るドア側コントロールボツクス10によつ
て制御されてドアロツクの解除等が行なわれる。 具体的には、ドアが閉まつた状態からこれを開
ける時にはまずドア開閉用の取手に取り付けられ
ているアウターハンドルスイツチ3をONにし
(すなわち、取手を引き)、キーレスエントリシス
テムを作動させる。すなわち、アウターハンドル
スイツチ3がキーレスエントリシステムの作動の
トリガとしての役割を果たす。アウターハンドル
スイツチ3からON信号がドア側コントロールボ
ツクス10に送られると、このコントロールボツ
クス10によりキーイルミ7が点灯されキーボー
ド1が照明されて外部からキーコードの投入が可
能なことを知らせる。ここで、キーボード1にパ
ーソナルコードを含む一連の数字からなるキーコ
ードを投入し最後に“ENT”キーを押すと、こ
のキーコードと予め記憶されているコードが一致
しているか否かの判定がドア側コントロールボツ
クス10によりなされ、両者が一致する時はドア
アンロツクリレー5を作動させてドアロツクを解
除させる。なお、降車時においてドアをロツクす
る場合にはキーボード1の“ロツク”キーを押す
ことによつてドアロツクリレー4が作動するもの
であるが、このドアロツクリレー4は運転席ドア
スイツチ6によりドアが閉まつていると判断され
た時にのみ作動するようになつている。さらに、
上記キーコードに続けて“ENT”キーの代わり
に“リアデツキ”キーを押すと、後部トランクを
開けることができる。ブサー2はキーボード2を
操作した時に角キーの投入がなされたところを知
らせるために、各キーの操作毎に約0.1秒間ブザ
ーを吹鳴させるとともに、いたずら、盗難等の防
止用として、誤つたキーコードを3回投入すると
約15秒間連続して吹鳴させるようになつている。
また、バツテリ保護の目的のため、アウターハン
ドルスイツチ3の操作後、キーボード1を15秒間
以上操作しない時は自動的にキーボード1および
キーイルミ7がオフになるようになつている。 キーボード1への投入キーコードは、数字の組
合せのため何種類でも設定可能であるが、本実施
例では車の所有者用としてオーナーコードおよび
他の人用としてアザーズコードの2種類設定可能
としている。キーコード投入を知らせるためドア
側コントロールボツクス10と室内コントロール
ボツクス20と間はリクエストライン10a、
D1データライン10b、D2データライン10c
の3本のラインで結ばれ、キーボード1から投入
されたキーコードが予め記憶しているコードと比
較して一致していると判定されると、リクエスト
ライン10aから室内コントロールボツクス20
を作動させるトリガとしてのリクエスト信号と、
D1およびD2データライン10b,1cからキーボ
ード1への投入コードに応じたデータ信号とが、
室内コントロールボツクス20に送られる。デー
タライン10d,10cは各ライン毎にオンとオ
フの2種の信号を送信できるため2本のライン
で、表1に示すようにドアロツク信号、オーナー
コード信号、アザーズコード信号およびインヒビ
ツト信号の4種のデータ信号を送るようになつて
いる。
【表】 表1に示す信号のうちドアロツク信号は、降車
時にドアロツクを行なつた場合に室内コントロー
ルボツクス20をオフにするための信号で、イン
ヒビツト信号は以下に示すように誤作動防止のた
めの信号として用いられる。キーボード1から正
しいキーコードが投入されてドア側コントロール
ボツクス10が作動するとD1およびD2データラ
イン10b,10cは共にON状態、すなわちイ
ンヒビツト信号が連続して送られる状態となる。
オーナーコード等が送られる時はリクエストライ
ン10aからのリクエスト信号とともにD1およ
びD2データライン10b,10cからデータ信
号が送られる。例えば、オーナーコードがキーボ
ード1から入力されると、リクエストライン10
aからリクエスト信号が、D1データライン10
bからON信号が、D2データライン10cから
OFF信号が送られてオーナーコード投入を室内
コントロールボツクス20に知らせる。オーナー
コードが送信された後は再びインヒビツト信号が
連続して送られる。ここで例えば、D2データラ
インが断線した場合には、D2データラインが
OFFとなりオーナーコード信号の状態となるの
であるが、この場合はリクエスト信号を伴なわな
いため室内側コントロールボツクス20ではこの
信号を断線と判断し作動は行なわないようにして
誤作動を防止するようになつている。 室内コントロールボツクス20は、望ましくは
マイクロコンピユータで構成され、上記データラ
インからの信号に応じてステアリング、ルームミ
ラー、ドアミラーを予め定められた位置にセツト
すると同時にエンジンの始動が行なえる状態を作
り出すものであり、ドア側コントロールボツクス
10と接続する上記ライン10a,10b,10
cに加え、左右ドアミラーおよびルームミラーを
操作するためのマニユアルスイツチ21、ステア
リングホイールのチルト角制御を行なうためのス
テアリングスイツチ&インジケータ24、記憶ス
イツチ25、ブザー26、イグニツシヨンスイツ
チ27、シークレツトスイツチ28、車速センサ
29、左ドアミラーコントロール30、右ドアミ
ラーコントロール33、ルームミラーコントロー
ル34、ステアリングコントロール35およびシ
ートコントロールボツクス40との接続ライン2
0a,…,20fがそれぞれ接続されていて、こ
れらを制御し、作動する。 左右のドアミラーおよびルームミラーの位置調
整は、マニユアルスイツチ21を操作して室内コ
ントロールボツクス20に作動信号を送り、この
作動信号に基づいて左および右ドアミラーコント
ロール30,33、ルームミラーコントロール3
4を駆動して行なうことができ、一方、ステアリ
ングホイールのチルト角調整はステアリングスイ
ツチ&インジケータ24を手動操作して上記と同
様に室内コントロールボツクス20によりステア
リングコントロール35を駆動し行なうことがで
きる。マニユアルスイツチ21は切換スイツチ2
3および位置調整スイツチ22からなり、切換ス
イツチ23はオフ接点23a、左ドアミラー接点
23b、右ドアミラー接点23c、ルームミラー
接点23dの4個所に切換可能で、位置調整スイ
ツチ22は前方向接点22a、後方向接点22b
を有する方向切換スイツチおよび左方向接点22
c、右方向接点22dを有する方向切換スイツチ
により前後左右の方向調整が可能である。このた
め、これらのスイツチ操作を組み合わせて前述の
左右ドアミラー30,31およびルームミラー3
2の位置調整を行なうことができるようになつて
いる。ステアリングスイツチ&インジケータ24
は、ステアリングスイツチ24aとステアリング
インジケータ24bとからなり、ステアリングス
イツチ24aの操作によつてステアリングホイー
ルのチルト角調整を行ない、その時の位置がステ
アリングインジケータ24bにより表示されるよ
うになつている。 このように、各ミラーの位置調整およびステア
リングホイールのチルト各調整をスイツチ操作に
より任意に行なえるのであるが、各ミラーおよび
ステアリングコントロール30,33,34,3
5は、例えば左ドアミラーコントロール30が前
後方向用アクチユエータ31a、左右方向用アク
チユエータ32a、前後位置検出センサ31bお
よび左右位置検出センサ32bを有するように、
位置調整用アクチユエータおよび位置検出用セン
サを有していて、各ミラーおよびステアリングの
位置もしくは角度調整と同時に、位置もしくは角
度の検出もできるようになつている。このため、
運転者が自分に合つたミラー等の位置設定をし、
この位置を記憶スイツチ25により室内コントロ
ールボツクス20に記憶させておけば、ミラー等
の位置が変えらても記憶スイツチ25の操作によ
り記憶した位置を呼び出し元の位置に再設定する
ことが可能となる。記憶スイツチ25はセツトボ
タンおよび第1から第4ボタンまでの5個のボタ
ンからなり、セツトボタンに続けて第1から第4
までのうちのいずれか1つのボタンを押すことに
より、全部で4種の位置を室内コントロールボツ
クス20に記憶させることができる。なお、上記
各ボタンを操作する毎にブザー26が短時間(約
0.1秒)吹鳴し、ボタンの作動を音で知らせるよ
うになつている。 本実施例では、記憶スイツチ25とキーボード
1への投入キーコードとは連動するようになつて
いて、キーコードはオーナーコードとアザーズコ
ードの2種なので各コード毎に記憶スイツチ25
に対応する4種の位置設定を記憶でき合計8種の
位置設定が可能である。さらに、例えばオーナー
コードが投入された場合には、第1ボタンにより
記憶された位置を呼び出すようにするとともに第
1ボタンに対応して車の所有者(オーナー)に合
つたミラー等の位置を記憶させておけば、キーボ
ード1からオーナーコードを投入するのと同時に
各ミラー等を車の所有者に合つた位置に自動的に
設定するようにできる。なお、本実施例では記憶
スイツチ25の第1ボタンをオーナコード専用と
し、他人によつてミラー等の記憶位置が別の位置
にリセツトされるのを防止するため、所有者だけ
が操作可能なシークレツトスイツチ28を設け
て、このスイツチ28がオンの時は記憶スイツチ
25の第1ボタンによる記憶は変更できにように
している。 イグニツシヨンスイツチ27は、エンジンスタ
ート用のイグニツシヨン8のロツク機構であり、
キーボード1にキーコードが投入され室内コント
ロールボツクス20に作動信号が送られると、こ
のイングニツシヨンスイツチ27が作動してイグ
ニツシヨン8のロツクが解かれエンジンスタート
可能状態になる。このため、窓ガラスが開放して
いる時等で外部からイングニツシヨンが操作可能
な時でも、キーボード1にキーコードの投入がさ
れない限りエンジンのスタートはできなく、盗難
防止が図れる。また、車速センサ29により検出
された車速信号は、後述するように所定の車速以
上でのシート等の位置調整用アクチユエータ(電
動モータ)の作動を制限するために用いられる。 次に、室内コントロールボツクス20からライ
ン20a,…,20fを介してシートコントロー
ルボツクス40に信号が送られる。シートコント
ロールボツクス40は望ましくはマイクロコンピ
ユータから成り、シートの各位置を制御するため
のもので、ライン20a,…,20fの外に、シ
ートの各位置の制御を行なうためのマニユアルス
イツチ41およびシートコントロール44、運転
席ドアスイツチ42、重量センサ43がそれぞれ
接続されている。シートコントロール44はアク
チユエータと位置検出センサとからなり、シート
位置の調整の自由席に応じてアクチユエータおよ
び位置検出センサが設けられるもので、本実施例
ではこれらが5セツトあり自由席が5、すなわち
5種類のシート位置調整が可能である。この各ア
クチユエータの駆動は、シートコントロールボツ
クス40を介して各アクチユエータに対応する5
個の切換スイツチからなるマニユアルスイツチ4
1により行なわれる。マニユアルスイツチ41に
より設定されたシート位置は、シートコントロー
ル44の位置検出センサにより検出され、ライン
20a,…,20eを介して送られる室内コント
ロールボツクスからの信号により記憶スイツチ2
5の各ボタン操作に対応してシートコントロール
ボツクス40に記憶させることができる。すなわ
ち、記憶スイツチ25の操作により、前述の各ミ
ラー等の位置だけでなくシートの位置も記憶させ
ることができ、これにより記憶スイツチ25の操
作だけで予め記憶した位置にミラー等およびシー
トを簡単に設定することができる。 なお、マニユアルスイツチ41によるシート位
置調整を行なう場合、車速センサ29により検出
された車速が所定値以上にあると判定されてライ
ン20fからのイネイブル信号が送られてきたと
きは、アクチユエータの作動を制限して、安全性
の観点から急激なシート位置変動を防止してい
る。 運転席ドアスイツチ42および重量センサ43
は、運転席ドアの開閉および運転者の着座を検出
するためのものであり、これにより、例えば運転
者が乗る前はハンドルをチルトアツプさせておい
て乗降性を良くしておき、運転者が着座した時に
所定の位置にハンドルをチルトダウンさせるとい
つたような種々の制御を可能にするものである。 以上の構成において、ドア側コントロールボツ
クス10、室内コントロールボツクス20および
シートコントロールボツクス40は別個のものの
ように説明したが、これらが一体となつて1つの
コントロールボツクスを構成してもよいのは無論
である。 第2図は本発明による電動モータの制御装置の
作動を示すブロツク図である。マニユアルスイツ
チ21,41から出力される作動指令信号を作動
指令信号検出手段50により検出し、この検出信
号を駆動制御手段52に送る。一方、被駆動部材
位置検出手段51により検出されたシート等の被
駆動部材の位置信号も駆動制御手段52に送ら
れ、ここで上記検出信号と位置信号に基づいて作
動指令信号に対する被駆動部材の位置変化(すな
わち、電動モータ53の作動)が正常か否かの判
定がなされる。正常な時は作動指令信号をそのま
ま電動モータ53に出力し、異常な時は電動モー
タ53と電源の連絡を遮断する。 第3図は本発明の好ましい実施例としてキーレ
スエントリシステムにおいてシートコントロール
ボツクス40によりシートの位置調整を行なう場
合での電動モータの制御装置を示す電気回路図で
ある。シートの位置調整はマニユアルスイツチ4
1を操作してなされ、マニユアルスイツチ41が
操作されるとこの操作に応じてシートの作動指令
信号がマイクロコンピユータからなるシートコン
トロールボツクス40に出力される。シートコン
トロールボツクス40はライン40a,40bに
よりシートコントロール44と接続し、シートコ
ントロール44内においてライン40aは電動モ
ータ44bの駆動を制御するトランジスタブリツ
ジ駆動回路44aと、ライン40bは電動モータ
44bの回転量を検出する回転量検出センサ44
cとそれぞれ接続している。このため、シートコ
ントロールボツクス40から前記作動指令信号に
応じて電動モータ44bを作動させる信号が、ラ
イン40aを介してトランジスタブリツジ駆動回
路44aに出力される。このため、電動モータ4
4bが駆動されるのであるがこの時の電動モータ
の回転量、すなわち被駆動部材であるシートの位
置変化量が被駆動部材位置検出手段としての回転
量検出センサ44cにより検出され、この検出さ
れた情報が位置信号としてライン40bを介して
シートコントロールボツクス40にフイードバツ
クされる。シートコントロールボツクス40は第
2図に示した作動指令信号検出手段50と駆動制
御手段52の役割を果たし、マニユアルスイツチ
41からの作動指令信号と回転量検出センサ44
cからの位置信号とを比較し、電動モータ44b
の作動が正常か否かの判定を行なう。すなわち、
作動指令信号に対応して電動モータ44bが正常
に作動しているか否かの判定がなされる。具体的
には、作動指令信号がONでシートの位置変化が
ない時、および作動指令信号がOFFでシートの
位置変化がある時を電動モータ44bの作動が異
常であると判定する。 一方、駆動回路供給電源コントロールブロツク
60がライン60cを介してシートコントロール
ボツクス40と、ライン60bを介してトランジ
スタブリツジ駆動回路44aと接続している。こ
のコントロールブロツク60は電源端子60eが
バツテリ(図示せず)と接続し、この電源端子6
0eからはソレノイドスイツチ60aを介してラ
イン60bに至るラインとソレノイド60f、ト
ランジスタ60dを介してアースされるラインと
が出ている。さらに、トランジスタのコレクタ端
子がソレノイド60fと、エミツタ端子がアース
と、ベース端子がライン60cとそれぞれ接続し
ている。そして、ライン60cからトランジスタ
60dのベースに電流が流されると電源端子60
eに接続するバツテリからの電流がソレノイド6
0fおよびトランジスタ60dを通つてアース側
へ流れ、ソレノイドスイツチ60aが開放され
る。このため、バツテリとトランジスタブリツジ
駆動回路44aとの連絡が遮断され、電動モータ
44bはその電力供給を断たれて作動を停止す
る。また、トランジスタ60dのベースへの通電
を停止すると電源端子60eからアースへの電流
が流れなくなり、ソレノイドスイツチ60aは閉
じられトランジスタブリツジ駆動回路44aとバ
ツテリとが接続し、ライン40aからの作動指令
信号に応じて電動モータ44bを作動させること
ができるようになる。 このため、前述のように駆動制御手段52とし
ての役割を果たすシートコントロールボツクス4
0により電動モータ44bの作動が異常と判断さ
れた時は、ライン60cからトランジスタ60d
のベースに通電させることにより電動モータ44
bの作動を停止させ、誤動作を防止することがで
きる。 第4図は上記実施例におけるシートコントロー
ルボツクス40の作動を示すフローチヤートであ
る。このフローは、マニユアルスイツチ41の操
作の有無、すなわちシートの作動指令信号が出て
いるか否かの判定から開始する。作動指令信号が
出ていると判定された時はシートの位置変化の有
無、すなわち回転量検出センサ44cの出力に変
動があるか否かの判定がなされ、変動があれば電
動モータ44bの作動は正常なのでそのままフロ
ーを終了し、変動がない時は異常であると判断し
て上述のようにしてバツテリから電動モータ44
bへの電力供給を遮断してこのフローを終了す
る。一方、作動指令信号が出ていない時には、回
転量検出センサ44cの出力に変動がないか否か
の判定がなされ、変動がない時は電動モータ44
bの作動は正常なのでそのままフローを終了し、
変動がある時は異常と判断してバツテリから電動
モータ44bへの電力供給を遮断しこのフローを
終了する。このようにして、作動指令信号が出て
いるのにシート位置変化のない時、および作動指
令信号が出ていないのにシート位置変化がある時
には電動モータ44bへの電力供給が断たれ、電
動モータ44bの誤動作の防止がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はキーレスエントリシステムの電気回路
図、第2図は本発明による電動モータの制御装置
の作動を示すブロツク図、第3図は本発明による
電動モータの制御装置の電気回路図、第4図は本
発明による電動モータの制御装置の作動を示すフ
ローチヤートである。 1……キーボード、2……ブザー、3……アウ
ターハンドルスイツチ、4……ドアロツク、5…
…ドアアンロツク、6……運転席ドアスイツチ、
7……キーイルミ、10……ドア側コントロール
ボツクス、20……室内コントロールボツクス、
21……マニユアルスイツチ、24……ステアリ
ングスイツチ&インジケータ、25……記憶スイ
ツチ、29……車速センサ、30……左ドアミラ
ーコントロール、35……ステアリングコントロ
ール、40……シートコントロールボツクス、4
1……マニユアルスイツチ、44……シートコン
トロール、44b……電動モータ、44c……回
転量検出センサ、60……駆動回路供給電源コン
トロールブロツク、60a……ソレノイドスイツ
チ、60d……トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 運転者に応じて調整されるシート等の位置調
    整を行なうための電動モータと、この電動モータ
    の作動指令信号を検出する作動指令信号検出手段
    と、前記電動モータにより駆動される前記シート
    等の被駆動部材の位置を検出する被駆動部材位置
    検出手段と、前記電動モータの作動指令信号が
    OFF状態で前記被駆動部材の位置変化を示す信
    号が出力された時、もしくは前記電動モータの作
    動指令信号がON状態で前記被駆動部材の位置変
    化を示す信号が出力されない時に前記電動モータ
    の作動を停止させる駆動制御手段とを備えてなる
    ことを特徴とする自動車の電動モータの制御装
    置。
JP58125753A 1983-07-11 1983-07-11 自動車の電動モ−タの制御装置 Granted JPS6018436A (ja)

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JPH0747106Y2 (ja) * 1988-07-15 1995-11-01 シンガー日鋼株式会社 サイクルミシンの上軸回転速度制御装置
JP5553432B2 (ja) * 2009-12-24 2014-07-16 ダイヤモンド電機株式会社 負荷制御回路

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