JP2000238623A - ミラーヒータ装置 - Google Patents

ミラーヒータ装置

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JP2000238623A
JP2000238623A JP11044501A JP4450199A JP2000238623A JP 2000238623 A JP2000238623 A JP 2000238623A JP 11044501 A JP11044501 A JP 11044501A JP 4450199 A JP4450199 A JP 4450199A JP 2000238623 A JP2000238623 A JP 2000238623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ容易に構成することができるミラー
ヒータ装置を提供する。 【解決手段】 ミラーヒータ14D,14Pは、ワイヤ
ハーネス58D,58Pにより各ドア10D,10P内
部に設けられたD席ドアECU12D、P席ドアECU
12Pに直接接続される。ミラーヒータ14D,14P
への電源供給は、ハ゜ワーウィント゛ウ装置用のヒューズ66D,
66Pを介してなされる。ECU12Dは、ミラーヒー
タ用リレー24Dを備え、CPU20Dの制御により、
ミラーヒータ用リレー24Dを作動させ、ミラーヒータ
14Dを駆動させ、これと共に制御信号をECU12P
へ送信する。ECU12Pは、受信信号によりミラーヒ
ータ用リレー24Pを作動させ、ミラーヒータ14Pを
駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラーヒータ装置
にかかり、特に、車両に装備されたアウターミラーを加
熱するミラーヒータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の外部には、車両の後方確認用のド
アミラーやフェンダーミラー等のアウターミラーが設け
られている。アウターミラーは車両外部に設けられてい
るので、雨滴等が付着して視界を妨げることがある。こ
のため、アウターミラーの背後等にヒータを設置しアウ
ターミラーを加熱することにより、雨滴等を蒸発させて
視界を改善させることが可能なヒータ内蔵ミラー等のミ
ラーヒータ装置が知られている。
【0003】このヒータは、例えばスイッチにより電源
オンオフする必要があるが、ミラーヒータ装置の別個の
回路として独立して構成することは構造や電気構成的に
効率的ではない。このため、ドア周辺に設けられた他の
回路に付随させる技術として、ミラーヒータ装置に相当
する、ヒータ付ドアミラーが提案されている(特開平1
0−59137号公報参照)。この技術では、ドアミラ
ーの格納及び展開を制御するコントローラと、ミラーヒ
ータ装置とを直列に接続して、ドアミラーの駆動時にヒ
ータをオンさせており、ヒータ用の回路を別途独立して
設ける必要がない構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ミラーヒータ装置では、ドアミラー駆動回路中にミラー
ヒータ装置を介在させているので、ミラーヒータ装置か
らドアミラー駆動回路への入出力部分の各々にワイヤー
ハーネス等の配線が必要であると共に、ドアミラーの格
納及び展開時にのみヒータが駆動するので、ミラーヒー
タ装置を作動させるためにはドアミラーを格納及び展開
させなければならない。
【0005】本発明は、上記事実を考慮して、簡単かつ
容易に構成することができるミラーヒータ装置の提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明のミラーヒータ装置は、ミラ
ーを加熱するためのミラーヒータと、前記ミラーヒータ
に接続されかつ制御信号により前記ミラーヒータに通電
または非通電させるためのスイッチング手段を備え、前
記スイッチング手段へ制御信号を出力して前記ミラーヒ
ータを作動させる制御手段と、を備えている。
【0007】ミラーヒータは、リレー等のスイッチング
手段により通電または非通電される。このスイッチング
手段は、制御手段から出力された制御信号により制御さ
れる。制御手段は、ミラーヒータに接続され、他を介す
ることがない。このため、ミラーヒータまでは1本の接
続線で結ぶことができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のミラーヒータ装置において、前記制御手段は、車両に
装備されたウィンドウを上下させかつ許容電力を規定す
るヒューズを介して電力供給されるパワーウィンドウ装
置と兼用することを特徴とする。
【0009】車両のアウターミラー周辺には、他の制御
装置として、パワーウィンドウ装置が装備されている場
合がある。パワーウィンドウ装置は、ウィンドウを電動
で上下させるものであるが、一般的に許容電力を規定す
るヒューズを介して電力供給されている。このように、
ミラーヒータ装置を、パワーウィンドウ装置と兼用する
ようにすれば、パワーウィンドウ装置をミラーヒータ装
置として機能させることができ、制御を1つの装置で行
うことができるので、独立した装置を構成することがな
く、小さくすることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のミラーヒータ装置において、前記パワーウィンドウ装
置のヒューズから共通に電力供給することを特徴とす
る。
【0011】パワーウィンドウ装置は、ヒューズを介し
て電力供給されるが、そのヒューズを共通に用いること
により、電源供給を共有化させることができる。このた
め、パワーウィンドウ装置用として設けられているヒュ
ーズを用いて、ミラーヒータ装置の許容電力を規定する
ことができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のミラーヒータ装置において、前記制御手段は、前記ヒ
ューズの許容通電値以下になるように前記スイッチング
手段へ制御信号を出力することを特徴とする。
【0013】パワーウィンドウ装置は、ヒューズを介し
て電力供給されるが、その規定される許容電力を超えな
いように、ミラーヒータ装置を駆動すれば、ヒューズが
切れることがない。
【0014】請求項5に記載の発明のミラーヒータ装置
は、複数のミラーの各々を加熱するための複数のミラー
ヒータと、予め定めた所定のミラーヒータに接続されか
つ制御信号により所定のミラーヒータに通電または非通
電させるための主スイッチング手段を備え、制御信号を
出力しかつ送信すると共に、制御信号に基づいて所定の
ミラーヒータを作動させる主制御手段と、前記所定のミ
ラーヒータ以外の1ミラーヒータまたは複数の各ミラー
ヒータに接続されかつ制御信号により、対応するミラー
ヒータに通電または非通電させるための副スイッチング
手段を備え、前記制御信号を受信して受信した制御信号
に基づいて、対応する1ミラーヒータまたは複数のミラ
ーヒータの各々を作動させる1または複数の副制御手段
と、前記主制御手段と副制御手段との間、または、前記
主制御手段と副制御手段との間及び複数の副制御手段の
間を通信可能に接続する通信線と、を備えている。
【0015】本発明は、複数のミラーの各々を、対応す
るミラーヒータで加熱するものである。複数のミラーヒ
ータのうち、予め定めた所定のミラーヒータには主制御
手段が接続されている。所定のミラーヒータは主スイッ
チング手段により通電または非通電される。この通電ま
たは非通電は、制御信号に応じてなされ、この制御信号
は出力かつ送信される。主制御手段と副制御手段との
間、または、主制御手段及び副制御手段との間及び複数
の副制御手段の間は、通信線によって、通信可能に接続
されている。これによって、制御信号は、所定のミラー
ヒータ以外の1ミラーヒータまたは複数の各ミラーヒー
タに接続された副制御手段で受信される。副制御手段
は、制御信号を受信したことにより、対応するミラーヒ
ータを通電または非通電する。このように、主制御手段
から送信した制御信号により、副制御手段でミラーヒー
タを駆動させることができ、ミラーヒータの各々の駆動
制御負荷を1つに集約させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態はウィ
ンドウを上下させるパワーウィンドウ装置に本発明を適
用したものである。
【0017】図1に示すように、本発明の第1実施の形
態にかかるパワーウィンドウ装置は、運転席側窓の上下
動を担当する制御手段としてのD席ドアECU12Dを
備えている。このD席ドアECU12D、並びにウィン
ドウモータ16D、及びミラーヒータ14D(詳細は後
述)は、運転席側ドア10D側に設けられている。
【0018】D席ドアECU12Dは、CPU20Dを
有するマイクロコンピュータで構成され、CPU20D
には他の装置に対する信号の送受信機能を有するインタ
フェース22Dが接続されている。また、CPU20D
には一端が接地されたミラーヒータスイッチ28及びウ
ィンドウスイッチ30Dの各他端が接続されている。さ
らに、CPU20Dには、ミラーヒータが作動している
ことを報知するためのインジケータ32が接続されてい
る。なお、図示は省略したが、CPU20Dにはイグニ
ションキーによるオンオフ信号が入力されるようになっ
ている。
【0019】また、D席ドアECU12Dは、スイッチ
ング手段としてのミラーヒータ用リレー24D及びパワ
ーウィンドウ用リレー26Dを備えており、ミラーヒー
タ用リレー24D及びパワーウィンドウ用リレー26D
の一端は供給線34Dに接続されている。ミラーヒータ
用リレー24Dの供給側他端40Dは、供給線50Dに
接続されている。一方、ミラーヒータ用リレー24Dの
制御側他端38Dは、エミッタが接地されたトランジス
タ42Dのコレクタに接続されている。トランジスタ4
2DのベースはCPU20Dに接続されている。
【0020】パワーウィンドウ用リレー26Dの供給側
他端46Dは、供給線52Dに接続されている。一方、
パワーウィンドウ用リレー26Dの制御側他端44D
は、エミッタが接地されたトランジスタ48Dのコレク
タに接続されている。トランジスタ48DのベースはC
PU20Dに接続されている。
【0021】上記供給線50Dは2線式のコネクタ54
Dの一方の線部に接続されており、コネクタ54Dの他
方の線部は接地されている。また、供給線52Dは2線
式のコネクタ56Dの一方の線部に接続されており、コ
ネクタ56Dの他方の線部は接地されている。
【0022】コネクタ54Dは、2線式のワイヤハーネ
ス58Dによりミラーヒータ14Dに接続されている。
これにより、D席ドアECU12Dはミラーヒータ14
Dに接続される。また、コネクタ56Dは、2線式のワ
イヤハーネス60Dによりウィンドウモータ16Dに接
続されている。これにより、D席ドアECU12Dはウ
ィンドウモータ16Dに接続される。
【0023】上記供給線34D及び信号線36Dは2線
式のコネクタ62Dの各線部に接続されている。コネク
タ62Dは2線式のワイヤハーネス68Dにより、車室
内に設けられたジャンクションボックス64Dに接続さ
れている。これにより、D席ドアECU12Dはジャン
クションボックス64Dに接続される。
【0024】ジャンクションボックス64Dはヒューズ
66Dを備えており、ヒューズ66Dの一方は車載バッ
テリ(図示省略)に接続されている。従って、供給線3
4Dにはヒューズ66Dを介して車載バッテリ(図示省
略)から電源供給される。ジャンクションボックス64
Dはコネクタ70Dを備えており、信号線36Dと内部
で電気的に接続される構成とされている。このヒューズ
66Dは、パワーウィンドウ装置用のものであり、ミラ
ーヒータ用のヒューズは省略されている。
【0025】コネクタ70Dは、助手席側窓の上下動を
担当するP席ドアECU12Pに接続されたジャンクシ
ョンボックス64Pのコネクタ70Pに、2線式のワイ
ヤハーネス72により接続されている。
【0026】助手席側窓の上下動を担当するP席ドアE
CU12P、並びにウィンドウモータ16P、及びミラ
ーヒータ14Pは、助手席側ドア10P側に設けられて
いる。なお、助手席側の構成は、上記説明した運転席側
の構成と同様であり、運転席側の構成で付した末尾符号
「D」を「P」に代えた構成と同様であるため、詳細な
説明を省略する。また、D席ドアECU12Dは本発明
の主制御手段として機能し、P席ドアECU12Pは本
発明の副制御手段として機能する。
【0027】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態では、ミラーヒータの作動制御は、主として
D席ドアECUが担当し、D席ドアECUがミラーヒー
タの作動を表す指示信号を出力して、これをP席ドアE
CUが受信して助手席側での作動を制御するものであ
る。
【0028】まず、D席ドアECU12Dでは、所定時
間毎に図2の処理フローが実行され、ステップ100に
おいて、イグニッションスイッチのオンオフ信号を検出
することによって、イグニッションがオンか否かを判断
する。ステップ100は肯定されるまで繰り返し、肯定
されたときには、ステップ102へ進む。ステップ10
2では、ミラーヒータスイッチ28の状態を検出して、
ミラーヒータの作動が指示されたか否かを判断する。ミ
ラーヒータの作動が非指示のときはステップ102で否
定され、ステップ100へ戻る。
【0029】一方、ミラーヒータの作動が指示されたと
きはステップ102で肯定され、ステップ103でタイ
マをセットし、次のステップ104において、ミラーヒ
ータ14Dを作動させる。このステップ104では、ト
ランジスタ42Dをオンさせる。これにより、ミラーヒ
ータ用リレー24Dがオンされて、ミラーヒータ14D
へヒューズ66Dを介して車載バッテリから電源供給が
なされる。すなわち、供給線50D、及びワイヤーハー
ネス58Dを介してミラーヒータ14Dに電源供給され
る。
【0030】次のステップ106では、ミラーヒータを
作動させる指示を表すミラーヒータ作動指示信号をイン
タフェース22Dを介して出力(送信)する。これによ
って、D席ドアECU12Dでは、信号線36D、ワイ
ヤハーネス68D、ジャンクションボックス64D、及
びワイヤハーネス72、を介してジャンクションボック
ス64Pへミラーヒータ作動指示信号が伝達される。そ
して、ジャンクションボックス64Pからワイヤハーネ
ス68P信号線36Pを介してP席ドアECU12Pへ
送信される。また、このステップ106では、インジケ
ータ32を点灯させることにより、ミラーヒータ作動を
報知させている。
【0031】次のステップ108では、ミラーヒータス
イッチ28の状態を検出して、ミラーヒータの停止が指
示されたか否かを判断する。ミラーヒータの停止指示が
なされたときは、ステップ108で肯定され、ステップ
114へ進む。一方、ミラーヒータの停止指示がなされ
ないときは、ステップ108で否定され、ステップ11
0へ進み、ミラーヒータの作動が所定時間T(本実施の
形態では15分)を経過したか否かを判断する。なお、
この判断は、図示を省略したタイマの経過時間が15分
以上か否かを判別することによってなされる。
【0032】ミラーヒータの作動が15分以上のときは
ステップ110で肯定され、ステップ114へ進み、1
5分未満のときはステップ110で否定され、ステップ
112へ進む。ステップ112では、イグニッションが
オンか否かを判断し、否定されたときはステップ108
へ戻り、ミラーヒータ作動を継続する。一方、ステップ
112で肯定されたときはステップ114へ進む。
【0033】ステップ114では、ミラーヒータ14D
を停止させる。このステップ114では、トランジスタ
42Dをオフさせる。これにより、ミラーヒータ用リレ
ー24Dがオフされて、ミラーヒータ14Dへの電源供
給が遮断される。次のステップ116では、ミラーヒー
タを停止させる指示を表すミラーヒータ停止指示信号を
インタフェース22Dを介して出力(送信)し、次のス
テップ118においてタイマをリセットして本ルーチン
を終了する。これによって、D席ドアECU12Dで
は、信号線36D、ワイヤハーネス68D、ジャンクシ
ョンボックス64D、及びワイヤハーネス72、を介し
てジャンクションボックス64Pへミラーヒータ停止指
示信号が伝達される。そして、ジャンクションボックス
64Pからワイヤハーネス68P信号線36Pを介して
P席ドアECU12Pへ送信される。なお、このステッ
プ116では、インジケータ32を消灯させることによ
り、ミラーヒータ停止を報知させている。
【0034】次に、助手席側窓の上下動を担当するP席
ドアECU12Pの作動を説明する。上記で説明したよ
うに、ミラーヒータの作動指示は、D席ドアECU12
Dにおいて実行される。P席ドアECU12Pは、D席
ドアECU12Dから送信された指示信号を受信するこ
とによって、ミラーヒータ14Pの作動を制御する。
【0035】P席ドアECU12Pでは、所定時間毎に
図3に示す処理ルーチンが実行され、ステップ120に
おいて、D席ドアECU12Dから指示信号が送信され
たか否かを判断する。指示信号を非受信の時はステップ
120で否定され、判断を繰り返し、ミラーヒータ作動
指示信号を受信した時はステップ120で肯定され、次
のステップ122において、ミラーヒータ14Pを作動
させる。このステップ122では、上記ステップ104
と同様に、トランジスタ42Pをオンさせることによ
り、ミラーヒータ用リレー24Pをオンして、ミラーヒ
ータ14Pへヒューズ66Pを介して車載バッテリから
電源供給を行う。
【0036】次のステップ124では、D席ドアECU
12Dからミラーヒータ停止指示信号が送信されるまで
判断を繰り返し(ステップ124で否定の場合繰り返
し)、ミラーヒータの停止指示がなされたときは、ステ
ップ124で肯定され、ステップ128へ進む。ステッ
プ128では、ミラーヒータ14Pを停止させる。この
ステップ128では、上記と同様に、トランジスタ42
Pをオフさせることにより、ミラーヒータ用リレー24
Pをオフして、ミラーヒータ14Pへの電源供給を遮断
する。
【0037】このように、P席ドアECU12Pでは、
D席ドアECU12Dからの指示信号によってミラーヒ
ータ14Pを作動させている。このため、ヒータミラー
毎に制御を独立させるなく、指示を共通化することがで
きる。これによって、制御負荷を軽減させることができ
る。
【0038】図5には、各信号のタイミングチャートを
示した。まず、イグニッションがオンのときに、ミラー
ヒータスイッチ28Dによりミラーヒータ14Dの作動
が指示されると(時間t1)、ミラーヒータスイッチに
よる操作信号がハイレベルとなり、所定時間T(本実施
の形態では15分で、時間t2まで)だけミラーヒータ
用リレー24Dが駆動される。このミラーヒータ用リレ
ー24Dの駆動と共に、ミラーヒータ作動指示信号を送
信し、P席ドアECU12Pによる制御で、ミラーヒー
タ14Pを作動させるため、ミラーヒータ用リレー24
Pを駆動させる。
【0039】また、ミラーヒータ14Dの作動が指示さ
れ(時間t3)、ミラーヒータスイッチによる操作信号
のハイレベル中である、所定時間T内にミラーヒータス
イッチ28Dによる指示がなされると(時間t4)、ミ
ラーヒータの駆動を中止、すなわち、これら指示された
間でのみ(時間t3から時間t4)ミラーヒータ用リレ
ー24Dが駆動される。
【0040】また、ミラーヒータ14Dの作動が指示さ
れ(時間t5)、ミラーヒータスイッチによる操作信号
のハイレベル中である、所定時間T内にイグニッション
がオフされると(時間t6)、これらの間でのみ(時間
t5から時間t6)ミラーヒータ用リレー24Dが駆動
される。
【0041】また、イグニッションがオフのときに、ミ
ラーヒータスイッチ28Dによりミラーヒータ14Dの
作動が指示されると(時間t7)、ミラーヒータスイッ
チによる操作信号はハイレベルとなるが、ミラーヒータ
用リレー24Dを駆動させることはない。
【0042】次に、パワーウィンドウ作動時におけるミ
ラーヒータの作動処理について説明する。ミラーヒータ
を作動させている場合に、パワーウィンドウを作動させ
ようとすると、負荷が増大する。そこで、本実施の形態
では、パワーウィンドウの作動によりミラーヒータの作
動を制限している。
【0043】D席ドアECU12Dは、ミラーヒータの
作動指示出力中に、図4の処理ルーチンを所定時間毎に
実行され、図4のステップ130へ進む。なお、パワー
ウィンドウの作動指示によって(例えば割り込み)、図
4の処理が実行されるようにしてもよい。
【0044】ステップ130では、パワーウィンドウの
作動指示がなされるまで判断を繰り返し、パワーウィン
ドウの作動指示がなされたときはステップ130で肯定
され、ステップ132へ進み、ミラーヒータ14Dを停
止させる。すなわち、トランジスタ42Dをオフさせ
て、ミラーヒータ用リレー24Dをオフして、ミラーヒ
ータ14Dへの電源供給を遮断する。このように、パワ
ーウィンドウの作動指示がなされたときにパワーウィン
ドウ作動指示したドアのミラーヒータを停止させること
で、電力(電流)消費を軽減させることができる。
【0045】次のステップ136では、パワーウィンド
ウが停止(停止指示)されたか否かを判断し、駆動中
(指示中)のときはステップ136で否定され、ステッ
プ138へ進み、タイマ確認を行う。一方、パワーウィ
ンドウが停止(停止指示)されたときはステップ136
で肯定され、ステップ140へ進み、タイマ確認を行
う。ミラーヒータの作動が15分以上のときはステップ
140で肯定され、ステップ144においてミラーヒー
タ14Dを停止させる。すなわち、トランジスタ42D
をオフさせて、ミラーヒータ用リレー24Dをオフし
て、ミラーヒータ14Dへの電源供給を遮断し、次のス
テップ146においてミラーヒータ停止指示信号を出力
し、本ルーチンを終了する。
【0046】一方、15分未満のときはステップ140
で否定され、ステップ142へ進み、ミラーヒータ14
Dを作動させる。すなわち、トランジスタ42Dをオン
させ、車載バッテリから電源供給がなされる。この後、
タイマ確認を行うためステップ140へ戻る。
【0047】このように、本実施の形態では、ミラーヒ
ータ14D,14Pの各々を、ワイヤハーネス58D,
58Pにより直接D席ドアECU12D、及びP席ドア
ECU12Pへ接続するので、ワイヤハーネスの線数を
減少させることができる。また、ミラーヒータ装置を、
パワーウィンドウ装置と兼用しているので、パワーウィ
ンドウ装置のヒューズをミラーヒータ装置用に用いるこ
とができ、ミラーヒータ装置専用のヒューズを削減する
ことができる。
【0048】また、車室内にヒータ用のリレーを設ける
ことなく、ドア内に設けているので、ジャンクションボ
ックスに搭載するリレー空間を広げることができる。ま
た、ワイヤハーネスの線数を減少させることができるの
で、ワイヤハーネスの敷設空間を削減することもでき
る。
【0049】また、本実施の形態では、ミラーヒータ作
動中にパワーウィンドウ駆動がなされると、パワーウィ
ンドウ駆動を優先させているので、電力(電流)消費を
最小限に抑制させることができる。なお、パワーウィン
ドウの作動指示がなされたときにミラーヒータを停止さ
せる場合、ヒューズの許容範囲内の電力(電流)消費と
なるように、ミラーヒータの駆動を制御してもよい。
【0050】次に、第2実施の形態を説明する。本実施
の形態は、D席ドアECU12D及びP席ドアECU1
2Pの各々において、パワーウィンドウ作動時に独立し
てミラーヒータを作動させることを可能にしたものであ
る。なお、本実施の形態は、上記実施の形態と同様の構
成であるため、同一部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0051】D席ドアECU12D及びP席ドアECU
12Pの各々のECUでは、ミラーヒータの作動指示出
力中に、上記図4の処理ルーチン及び図7の処理ルーチ
ンが所定時間毎に実行される。D席ドアECU12Dの
処理は上記と同様のため説明を省略する。P席ドアEC
U12Pでは、図7のステップ150において、パワー
ウィンドウの作動指示がなされるまで判断を繰り返し、
パワーウィンドウの作動指示がなされたときは(ステッ
プ150で肯定)、ミラーヒータ14Pを停止させる
(ステップ152)。次に、パワーウィンドウが停止
(停止指示)されたか否かを判断し(ステップ15
4)、駆動中(指示中)のときは(ステップ154で否
定)、ステップ156においてミラーヒータ停止指示信
号を受信したか否かを判断する。ミラーヒータ停止指示
信号を受信したときはステップ162へ進み、非受信の
ときはステップ154へ戻る。ステップ162では、ミ
ラーヒータ14Pへの電源遮断を行い本ルーチンを終了
する。
【0052】一方、パワーウィンドウが停止(停止指
示)されたときは(ステップ154で肯定)、ステップ
158においてミラーヒータ停止指示信号を受信したか
否かを判断し、ミラーヒータ停止指示信号を受信したと
きはステップ162へ進み、非受信のときはステップ1
60へ進む。ステップ160では、ミラーヒータ14P
を作動させ、ステップ158へ戻る。
【0053】図6には、本実施の形態における各信号の
タイミングチャートを示した。まず、イグニッションが
オンのときに、ミラーヒータスイッチ28Dによりミラ
ーヒータ14Dの作動が指示されると(時間t1)、ミ
ラーヒータスイッチによる操作信号がハイレベルとな
り、所定時間T(本実施の形態では15分で、時間t4
まで)の間、ミラーヒータ作動指示信号をハイレベルに
設定され、ミラーヒータ作動指示信号を送信すると共
に、ミラーヒータ用リレー24Dが駆動される。
【0054】この間に(時間t2から時間t3の間)、
ウィンドウスイッチ30Dによるパワーウィンドウ駆動
がなされると、ミラーヒータ用リレー24Dの駆動は停
止され、パワーウィンドウ駆動が優先される。P席ドア
ECU12Pでは、ミラーヒータ作動指示信号を受信し
て、ミラーヒータ14Pを駆動させる。このとき(t2
からt3の間)、D席ドアECU12Dでは、パワーウ
ィンドウ駆動を優先させているので、ミラーヒータ用リ
レー24Dの駆動は停止されているが、P席ドアECU
12Pでは、助手席側のウィンドウスイッチ30Pによ
るパワーウィンドウ駆動指示がなされない(またはイグ
ニッションがオフされない)限り、ミラーヒータ用リレ
ー24Pを作動させ、ミラーヒータ14Pを駆動させ
る。
【0055】このように、本実施の形態では、ミラーヒ
ータ作動中にパワーウィンドウ駆動がなされると、ウィ
ンドウ駆動された側のミラーヒータの作動を停止させる
ことができるので、パワーウィンドウ駆動に関与しない
側のミラーヒータ駆動を継続させることができる。
【0056】なお、上記の実施の形態では、ミラーヒー
タスイッチによりミラーヒータ作動の指示を行う場合を
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
他のスイッチ、例えばデフォッガスイッチにより作動指
示を行うようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
イッチング手段により通電または非通電されるミラーヒ
ータが制御手段からの制御信号により制御されるので、
ミラーヒータに対しての接続を簡単にすることができ
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるパワーウィンドウ
装置の概略構成を示す線図である。
【図2】運転席側におけるミラーヒータ制御処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図3】助手席側におけるミラーヒータ制御処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図4】パワーウィンドウ作動時における主制御側のミ
ラーヒータ制御処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】第1実施の形態における各信号を示したタイミ
ングチャートである。
【図6】第2実施の形態における各信号を示したタイミ
ングチャートである。
【図7】第2実施の形態における副制御側のミラーヒー
タ制御処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10D 運転席ドア 12D D席ドアECU 14D ミラーヒータ 58D ワイヤハーネス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーを加熱するためのミラーヒータ
    と、 前記ミラーヒータに接続されかつ制御信号により前記ミ
    ラーヒータに通電または非通電させるためのスイッチン
    グ手段を備え、前記スイッチング手段へ制御信号を出力
    して前記ミラーヒータを作動させる制御手段と、 を備えたミラーヒータ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、車両に装備されたウィ
    ンドウを上下させかつ許容電力を規定するヒューズを介
    して電力供給されるパワーウィンドウ装置と兼用するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のミラーヒータ装置。
  3. 【請求項3】 前記パワーウィンドウ装置のヒューズか
    ら共通に電力供給することを特徴とする請求項2に記載
    のミラーヒータ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記ヒューズの許容通
    電値以下になるように前記スイッチング手段へ制御信号
    を出力することを特徴とする請求項3に記載のミラーヒ
    ータ装置。
  5. 【請求項5】 複数のミラーの各々を加熱するための複
    数のミラーヒータと、 予め定めた所定のミラーヒータに接続されかつ制御信号
    により所定のミラーヒータに通電または非通電させるた
    めの主スイッチング手段を備え、制御信号を出力しかつ
    送信すると共に、制御信号に基づいて所定のミラーヒー
    タを作動させる主制御手段と、 前記所定のミラーヒータ以外の1ミラーヒータまたは複
    数の各ミラーヒータに接続されかつ制御信号により、対
    応するミラーヒータに通電または非通電させるための副
    スイッチング手段を備え、前記制御信号を受信して受信
    した制御信号に基づいて、対応する1ミラーヒータまた
    は複数のミラーヒータの各々を作動させる1または複数
    の副制御手段と、 前記主制御手段と副制御手段との間、または、前記主制
    御手段と副制御手段との間及び複数の副制御手段の間を
    通信可能に接続する通信線と、 を備えたミラーヒータ装置。
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