JPH0516715A - 車両用シートの自動調整装置 - Google Patents

車両用シートの自動調整装置

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JPH0516715A
JPH0516715A JP17262291A JP17262291A JPH0516715A JP H0516715 A JPH0516715 A JP H0516715A JP 17262291 A JP17262291 A JP 17262291A JP 17262291 A JP17262291 A JP 17262291A JP H0516715 A JPH0516715 A JP H0516715A
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Hitoshi Nakajima
仁志 中嶋
Munetoshi Saijiyou
宗敏 才上
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Naldec Corp
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Mazda Motor Corp
Naldec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キーレスエントリー装置に連動してシート自動
調整装置を作動させる場合に、運転席が不用意に移動す
ることによる異和感,不快感を解消する。 【構成】ステップS1でキーレスエントリー装置が作動
した場合、ステップS2で運転席に乗員が着座していな
いときには、ステップS3〜S8でシート自動調整装置
を連動させて、運転席を所望シート状態に調整する。し
かし、所望シート状態への調整を終了した後、又は元々
運転席の位置調整が行われていない場合において、ステ
ップS2で乗員が運転席に着座しているときには、ステ
ップS8でキーレスエントリー装置の新たな作動に基づ
く運転席の位置調整を強制的に禁止する。従って、乗員
が運転席に着座している状態では、運転者の意思に反し
て運転席が移動することが確実に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シートの自動調整
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用シートの自動調整装置
として、例えば特開昭61−205523号公報に開示
されるように、運転者の所望シート状態を記憶し再生す
るシート自動調整装置と、車外からドアロック装置をキ
ーなしで解錠するキーレスエントリー装置とを備えると
ともに、該両装置を連動させて、車両への乗込み時に運
転者がキーレスエントリー装置を操作した際には、ドア
ロックを自動解錠すると共に、そのエントリー信号をシ
ート自動調整装置に入力して、車両への乗込みの前に予
め運転席を所望シート状態に自動調整することにより、
運転席への着座を容易にしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、運転席への着座後に運転席が不用意に作
動する場合がある。例えば、シート自動調整装置が所望
シート状態を複数記憶,再生するものであって、受信す
るキーレスエントリー信号の種類に応じて該信号に対応
する所望シート状態を選択し再生するものでは、運転者
がその所望シート状態にて着座した後に、他の者が乗車
すべくキーレスエントリー装置を作動させた場合には、
運転席はそのエントリー信号に応じたシート状態に移動
してしまう。また、このように複数の所望シート状態を
記憶しない場合でも、キーレスエントリー装置を使用し
ないで乗車し運転席に着座した際に他の者がキーレスエ
ントリー装置を使用した場合にも運転席は運転者の意思
とは無関係に作動する。このような場合には、運転者に
異和感や不快感を与えることになる。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、上記のようにキーレスエントリー装
置の作動に連動してシート自動調整装置を作動させる場
合に、運転者が着座した後は、運転者の意思によらない
運転席の不用意な作動を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、運転席の着座の有無に応じてシート自
動調整装置の連動を許容又は禁止する構成とする。
【0006】つまり、本発明の具体的な解決手段は、図
1に示すように、運転者の所望シート状態を記憶し再生
するシート自動調整手段6と、車外からドアロック装置
をキーなしで解錠するキーレスエントリー手段8と、該
キーレスエントリー手段8の作動に基いて上記シート自
動調整手段6を制御し運転席を所望シート状態に調整す
る制御手段16とを備えた車両用シートの自動調整装置
を前提とする。そして、上記運転席の着座の有無を検出
する着座検出手段12と、該着座検出手段12により検
出した運転席の着座中は上記キーレスエントリー手段8
の新たな作動に基づく上記制御手段16による運転席の
新たな自動調整を禁止する禁止手段17とを設ける構成
としている。
【0007】
【作用】上記の構成により、本発明では、運転者が運転
席に着座している間は、キーレスエントリー手段8が新
たに操作されても、制御手段16はそのキーレスエント
リー信号に基いてシート自動調整手段6を制御しようと
するが、この制御が禁止手段17により禁止されて、運
転席の新たな自動調整が阻止されるので、運転席は他の
シート状態に移動変化することがない。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用シ
ートの自動調整装置によれば、乗員が運転席に着座して
いる状態では、キーレスエントリー装置が新たに操作さ
れても、これに基づく運転席の所望シート状態への制御
を禁止したので、運転席に着座している者の意思に反す
る運転席の移動を防止して、その運転席の不用意な移動
による異和感や不快感を解消することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2以下の図面に基
いて説明する。
【0010】図2は本発明の全体概略構成を示し、1は
運転席の前後位置又は高さ位置を調整するモータ、2及
び3は該モータ1を正転及び逆転させる1対のリレー装
置、4は上記モータ1の回転角度、つまり運転席の前後
又は高さ位置を検出する位置センサである。
【0011】また、5は内部にCPU等を有するコント
ロールユニットであって、該ユニット5は、内部に予め
運転席の所望シート状態が複数個記憶されていると共
に、その運転席の位置調整の指令時には、位置センサ4
の信号に基いて1対のリレー装置2,3を用いてモータ
1を正転又は逆転に作動制御して、運転席をその所望シ
ート状態に制御する機能を有する。上記機器1〜5によ
りシート自動調整手段6を構成している。
【0012】また、8はキーレスエントリー手段であっ
て、該エントリー手段8は、乗員が保有し操作する送信
機9と、該送信機9の出力信号を受信する受信機10
と、該受信機10から出力されるドア解錠信号又はドア
施錠信号を受けてドアロックを解錠又は施錠(ドアロッ
ク)するアクチュエ−タ(図示せず)とから成る。
【0013】さらに、12は運転席の乗員の着座の有無
を検出する着座検出手段としての着座検出スイッチ、1
3は車両のドアの開状態を検出するドア開検出スイッ
チ、14は車両のドアの閉状態を検出するドア閉検出ス
イッチ、15は運転席周りに配置されて運転席の前後又
は高さ位置を手動調整するための位置調整スイッチであ
って、これ等スイッチ12〜15の状態は上記コントロ
ールユニット5に入力される。また、上記キーレスエン
トリー手段8の受信機10のドア解錠信号(キーレスエ
ントリー信号)もコントロールユニット5に入力され
る。
【0014】次に、上記コントロールユニット5による
運転席の自動調整を図3の制御フロ−に基いて説明す
る。スタートして、ステップS1で送信機9によるキー
レスエントリー手段8のキーレスエントリー作動が有っ
たか否かを受信機10からの所定のドア解錠信号の有無
により判断し、キーレスエントリー作動のあった場合に
は、ステップS2で着座検出スイッチ12の出力信号に
基いて運転席に乗員が着座しているか否かを判別する。
そして、当初は着座していないので、ステップS3で運
転席が上記受信したドア解錠信号の種類に対応した所望
シート状態の設定位置にあるか否かを判別し、当初は該
設定位置にないので、ステップS4でリレー装置2,3
によりモータ1を正転又は逆転に回転制御して運転席を
移動させ始める。そして、ステップS5でドアが開動作
したか否かを判別し、開動作した場合には、運転者の乗
込み時であるので、ステップS6で運転席の位置調整を
一時停止する。そして、ステップS7でドアが閉動作し
たか否かを判別し、開状態が維持される場合には位置調
整の一時停止を保持するが、ドアが閉じた場合にはステ
ップS4に戻って運転席の位置調整を再開し、ステップ
S3で運転席が設定位置になれば、ステップS8で運転
席の位置調整を終了する。
【0015】一方、ステップS1で送信機9の操作がな
くキーレスエントリー手段8が作動していない場合に
は、ステップS9で運転席の位置調整用の手動スイッチ
15の操作の有無を判断し、操作のない場合にはステッ
プS8で運転席の位置調整をせず、直ちにリターンする
が、手動操作のある場合にはステップS10でその手動
操作に応じてモータ1を適宜駆動して運転席の位置調整
を行う。
【0016】そして、その後、例えば他の乗員が送信機
9を操作して、キーレスエントリー手段8を新たに作動
させた場合には、ステップS1での判断がYESとなる
が、ステップS2で着座検出スイッチ12が運転席の着
座を検出しているので、ステップS9で運転席の位置調
整用の手動スイッチ15の手動操作がない限りステップ
S8に進んで運転席の位置調整を行わず、リターンす
る。
【0017】よって、上記図3の制御フロ−において、
ステップS1〜S8により、キーレスエントリー手段8
の作動に基いてシート自動調整手段6を制御して、運転
席をドアの閉状態の下で所望シート状態に調整するよう
にした制御手段16を構成している。また、同制御フロ
−のステップS2及びS8により、着座検出スイッチ1
2により検出した運転席の着座中は、キーレスエントリ
ー手段8の新たな作動に基づく制御手段16による運転
席の新たな自動調整を禁止するようにした禁止手段17
を構成している。
【0018】したがって、上記実施例においては、図4
に示すように、a点で運転者が送信機9を操作してキー
レスエントリー手段8を作動させた場合には、これに連
動してモータ1が回転駆動されて運転席の位置調整が開
始され、この位置調整は運転者が乗込むドアの開状態で
は一時停止されるが、ドアが閉操作されて乗員が運転席
に着座すれば再開され、この運転席の位置調整が図中b
点で終了した時点でモータ1の駆動制御が停止する。
【0019】今、上記のように運転席に乗員が着座して
いる状態では、図4にc点で示すように、他の者が送信
機9を新たに操作してキーレスエントリー手段8を作動
させた場合には、運転席には既に乗員が着座しており、
このため禁止手段17が作動して、モータ1の駆動制御
が禁止され運転席の位置調整は行われないので、運転席
に着座している乗員はその意思に反して運転席が移動す
ることによる異和感や不快感を感じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】概略電気回路構成を示す図である。
【図3】運転席の自動調整制御を示すフロ−チャ−ト図
である。
【図4】作動説明図である。
【符号の説明】
1 運転席の位置調整用モータ 4 位置センサ 5 コントロールユニット 6 シート自動調整装置(シート自動調整
手段) 8 キーレスエントリー手段 9 送信機 10 受信機 12 着座検出スイッチ(着座検出手段) 16 制御手段 17 禁止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05B 65/20 8810−2E G05B 19/42 R 9064−3H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】運転者の所望シート状態を記憶し再生する
    シート自動調整手段と、車外からドアロック装置をキー
    なしで解錠するキーレスエントリー手段と、該キーレス
    エントリー手段の作動に基いて上記シート自動調整手段
    を制御し運転席を所望シート状態に調整する制御手段と
    を備えるとともに、上記運転席の着座の有無を検出する
    着座検出手段と、該着座検出手段により検出した運転席
    の着座中は上記キーレスエントリー手段の新たな作動に
    基づく上記制御手段による運転席の新たな自動調整を禁
    止する禁止手段とを備えたことを特徴とする車両用シー
    トの自動調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021066212A (ja) * 2019-10-17 2021-04-30 株式会社今仙電機製作所 車両用シート、車両、車両の制御方法及びそのプログラム

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