JPH08184259A - ウインドレギュレータの制御装置 - Google Patents

ウインドレギュレータの制御装置

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JPH08184259A
JPH08184259A JP6328215A JP32821594A JPH08184259A JP H08184259 A JPH08184259 A JP H08184259A JP 6328215 A JP6328215 A JP 6328215A JP 32821594 A JP32821594 A JP 32821594A JP H08184259 A JPH08184259 A JP H08184259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
window
switch
control device
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP6328215A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nagasaki
誠 長▲さき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08184259A publication Critical patent/JPH08184259A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】各ドアが完全にロック状態にある場合、車両の
外側から開放状態にあるドアウィンドを完全に閉止し、
または所望の程度に閉止できるようにする。 【構成】イグニッションキーが引抜状態、各ドア11が
ロック状態、各ドアウィンド12が開放状態にあってド
アハンドル15が操作されたときウィンドレギュレータ
の駆動回路26に駆動信号を出力するマイクロコンピュ
ータ25を備え、同駆動信号に基づき前記ウィンドレギ
ュレータの駆動モータ14が駆動して各ドアウィンド1
2を閉止動作させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアのウィンド
レギュレータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライバー等車両の乗員が降車して車両
から離れる場合、イグニッションキーを引き抜いて降車
した後にドアを閉鎖して確実にロックする操作がなされ
るが、ときにはドアウィンドを閉止するのを忘れること
がある。これに対処する装置として、特公平4−227
27号公報には閉止忘れ防止装置が提案されている。
【0003】当該装置は、車両のドアウィンドを外部操
作により閉止できるもので、外部からドアを施錠操作を
したときこの施錠操作を検出し、この検出信号に基づい
て制御手段にてドアウィンドの駆動モータを駆動させ、
ドアウィンドを閉止動作させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、夏等の暑い
時期には、車両の停車中に車室内を換気するためドアウ
ィンドをわずかに開放した状態にしておきたい場合があ
るが、上記したドアウィンドの閉止忘れ防止装置におい
ては、ドアウィンドを所望のわずかな開放状態に保持す
ることは不可能である。また、当該装置においては、イ
グニッションキーを引き抜いた状態で降車した際ドアを
閉鎖すると自動的にドアがロックされる形式の車両にお
いては、ドアウィンドを閉止する場合にはかならずキー
を取り出して施錠操作しなければならならず面倒であ
る。従って、本発明の目的は、これらの問題に対処する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウィンドレギ
ュレータの制御装置であり、イグニッションキーの引抜
状態を検出するキーセンサと、各ドアのドアロック状態
を検出するドアロックセンサと、各ドアウィンドの開閉
状態を検出するドアウィンドセンサと、各ドアのうち少
なくとも運転席側ドアのドアハンドルの操作状態を検出
するドアハンドルセンサと、これら各センサの検出信号
に基づきイグニッションキーが引抜状態、各ドアがロッ
ク状態、各ドアウィンドが開放状態にあってドアハンド
ルが操作されたときウィンドレギュレータの駆動回路に
駆動信号を出力する制御手段を備え、同駆動信号に基づ
き前記ウィンドレギュレータの駆動モータが前記各ドア
ウィンドを閉止動作させるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0006】
【発明の作用・効果】このように構成したウィンドレギ
ュレータの制御装置においては、イグニッションキーが
引抜状態、各ドアがロック状態、各ドアウィンドが開放
状態にある場合に外側からドアハンドルを操作すると、
ドアハンドルを操作している間ウィンドレギュレータの
駆動モータを駆動させて、ドアウィンドを閉止動作させ
ることができる。このため、開放状態にあるドアウィン
ドを車両の外部からのドアハンドル操作により閉止させ
ることができるとともに、このドアハンドル操作を解除
することにより駆動モータを停止させてドアウィンドの
開放程度を所望の状態に保持することができる。また、
当該制御装置においては、ドアハンドル操作によりドア
ウィンドを閉止動作させるものであるから、イグニッシ
ョンキーをわざわざ取り出すという煩わしさもない。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
するに、図1は本発明が制御の対象とするウィンドレギ
ュレータを示し、図2は本発明に係る制御装置の概略構
成であるブロック図を示し、図3は同制御装置が記憶す
るプログラムを実行するためのフローチャートを示して
いる。ウィンドレギュレータは車両の各ドア11に配設
されているもので、ドアウィンド12はウィンドレギュ
レータの各アーム13a,13bに支持されてドア11
に上下動可能に配設されており、駆動モータ14の正逆
方向の駆動により下降および上昇してドア11の窓部を
開閉する。本発明に係る制御装置20は各ドア11のド
アウィンド12を上昇させて閉止すべく制御するもので
ある。
【0008】当該制御装置20は図2に示すように、既
存のパワーウィンド制御システムと一体的に構成されて
いるもので、イグニッションキーの引抜状態を検出する
キーセンサであるイグニッションキースイッチ21、ド
ア11のドアロック状態を検出するドアロックセンサで
あるドアロックスイッチ22、ドアウィンド12の開閉
状態を検出するドアウィンドセンサであるドアウィンド
スイッチ23、ドアハンドル15の操作状態を検出する
ドアハンドルセンサであるドアハンドルスイッチ24、
これら各センサ(各スイッチ21〜24)からの検出信
号に基づき制御信号を出力するマイクロコンピュータ2
5、マイクロコンピュータ25からの制御信号に基づき
動作する第1駆動回路26を備えている。
【0009】各スイッチ21〜24はON−OFFスイ
ッチにて構成されており、ドアロックスイッチ22およ
びドアウィンドスイッチ23は車両の各ドア11に配設
されており、またドアハンドルスイッチ24は運転席側
のドアハンドル15の配設部位にのみ配設されている。
ドアロックスイッチ22はドア11が閉鎖されて完全に
ロックされた状態でONし、ドアウィンドスイッチ23
はドアウィンド12が完全に閉止された状態でONし、
かつドアハンドルスイッチ24はドアハンドル15を引
っ張り操作した状態でONする。マイクロコンピュータ
25および第1駆動回路26はウィンドレギュレータの
既存の制御装置と共通するもので、当該制御装置20に
おいては各スイッチ21〜24からの検出信号に基づき
イグニッションキーが引抜状態、各ドア11がロック状
態、各ドアウィンド12が開放状態にあってドアハンド
ル15が引っ張り操作されたとき第1駆動回路26に駆
動信号を出力する。第1駆動回路26は各ドア11に設
けたウィンドレギュレータの各駆動モータ14を駆動さ
せて各ドアウィンド12を閉止動作させるもので、マイ
クロコンピュータ25からの駆動信号に基づき各駆動モ
ータ14を駆動動作させる。
【0010】なお、当該制御装置20のマイクロコンピ
ュータ25には、パワーウィンド制御システムのメイン
操作スイッチ16a、サブ操作スイッチ16b、第2駆
動回路17が接続されており、マイクロコンピュータ2
5は各操作スイッチ16a,16bの操作状態を検出し
て各駆動回路17,26に駆動信号を出力して各駆動モ
ータ14を駆動させ、各ドアウィンド12を同時に、ま
たは選択的に下降、上昇させて開閉させる。
【0011】当該制御装置20はイグニッションキーが
抜出されたとき所定時間(5分間)通電されて作動を開
始し、マイクロコンピュータ25は記憶されたプログラ
ムを図3に示すフローチャートに基づいて実行するとと
もに、所定時間経過後には通電を停止されて非作動とな
る。すなわち、当該制御装置20が作動を開始すると、
マイクロコンピュータ25はステップ31にてドアハン
ドルスイッチ24のON−OFF状態を読込み、ON状
態である場合にはドアハンドル15が操作されているも
のと判断してプログラムをステップ32に進め、ステッ
プ32にてドアロックスイッチ22のON−OFF状態
を読込み、ON状態である場合にはドアロックされてい
るものと判断してプログラムをステップ33に進め、ス
テップ33にてドアウィンドスイッチ23のON−OF
F状態を読込み、OFF状態である場合にはドアウィン
ド12が開放状態にあるものと判断して、ステップ34
にて第1駆動回路26に対して駆動モータ14を駆動す
べく信号を出力する。これにより、駆動モータ14が駆
動してドアウィンド12を上昇させて閉止方向へ移動さ
せる。
【0012】その後、マイクロコンピュータ25はプロ
グラムをステップ35に進め、ステップ35にてドアハ
ンドルスイッチ24のON−OFF状態を読込み、ON
状態である場合にはドアハンドル15がなお操作状態で
あるものと判断してプログラムをステップ36に進め、
ステップ36にてドアウィンドスイッチ23のON−O
FF状態を読込み、OFF状態である場合にはドアウィ
ンド12がなお開放状態であるものと判断してプログラ
ムをステップ34に戻し、プログラムをこれらのステッ
プ34〜36に基づいて繰り返し実行する。この間、マ
イクロコンピュータ25は、ステップ35にてドアハン
ドルスイッチ24がOFF状態であってドアハンドル1
5が非操作状態であると判断した場合、またはステップ
36にてドアウィンドスイッチ23がON状態でドアウ
ィンド12が完全に閉止されたものと判断した場合には
プログラムをステップ37に進め、ステップ37にて第
1駆動回路26に対する駆動モータ14の駆動信号の出
力を停止し、駆動モータ14の駆動を停止させてプログ
ラムの実行を終了する。
【0013】一方、マイクロコンピュータ25は、ステ
ップ31にてハンドルスイッチ24がOFF状態であっ
てドアハンドル15が非操作状態であると判断した場
合、ステップ32にてドアロックスイッチ32がOFF
状態であってドアロックされていないものと判断した場
合、およびステップ33にてドアウィンドスイッチ23
がON状態でドアウィンド12が完全に閉止状態にある
ものと判断した場合には、プログラムの実行を終了させ
る。
【0014】このように、当該制御装置20において
は、イグニッションキーが引抜状態、各ドア11がロッ
ク状態、各ドアウィンド12が開放状態にある場合にド
アハンドル15を操作すると、ドアハンドル15を操作
している間ウィンドレギュレータの駆動モータ14を駆
動して、ドアウィンド12を閉止動作させることができ
る。このため、開放状態にあるドアウィンド12を車両
の外部からのドアハンドル15操作により完全に閉止さ
せることができるとともに、このドアハンドル15操作
を解除することによりドアウィンド12の開放程度を所
望の開閉状態に保持することができる。また、当該制御
装置20においては、ドアハンドル15操作によりドア
ウィンド12を閉止動作させるものであるから、イグニ
ッションキーを取り出して操作するような面倒なことも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置が制御の対象とするウィ
ンドレギュレータの概略的構成を示す側面図である。
【図2】同制御装置の概略的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同制御装置が実行するプログラムのフローチャ
ートである。
【符号の説明】 11…ドア、12…ドアウィンド、14…駆動モータ、
15…ドアハンドル、20…制御装置、21…イグニツ
ションキースイッチ、22…ドアロックスイッチ、23
…ドアウィンドスイッチ、24…ドアハンドルスイッ
チ、25…マイクロコンピュータ、26…モータ駆動回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イグニッションキーの引抜状態を検出する
    キーセンサと、各ドアのドアロック状態を検出するドア
    ロックセンサと、各ドアウィンドの開閉状態を検出する
    ドアウィンドセンサと、各ドアのうち少なくとも運転席
    側ドアのドアハンドルの操作状態を検出するドアハンド
    ルセンサと、これら各センサの検出信号に基づきイグニ
    ッションキーが引抜状態、各ドアがロック状態、各ドア
    ウィンドが開放状態にあってドアハンドルが操作された
    ときウィンドレギュレータの駆動回路に駆動信号を出力
    する制御手段を備え、同駆動信号に基づき前記ウィンド
    レギュレータの駆動モータが前記各ドアウィンドを閉止
    動作させるようにしたことを特徴とするウィンドレギュ
    レータの制御装置。
JP6328215A 1994-12-28 1994-12-28 ウインドレギュレータの制御装置 Pending JPH08184259A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518729A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 ダヴ 開放部を制御する装置
CN114320079A (zh) * 2020-10-09 2022-04-12 长城汽车股份有限公司 车辆的车窗控制方法及终端设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518729A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 ダヴ 開放部を制御する装置
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