JP2002307950A - サンルーフ制御装置 - Google Patents

サンルーフ制御装置

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JP2002307950A
JP2002307950A JP2001119907A JP2001119907A JP2002307950A JP 2002307950 A JP2002307950 A JP 2002307950A JP 2001119907 A JP2001119907 A JP 2001119907A JP 2001119907 A JP2001119907 A JP 2001119907A JP 2002307950 A JP2002307950 A JP 2002307950A
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Yasuo Morita
泰生 森田
Noriaki Terajima
規朗 寺島
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーパネル5を全閉させるときのスライ
ドルーフの閉操作の煩わしさを解消するとともに、スラ
イドルーフの閉め忘れを防止できるサンルーフ制御装置
10を提供する。 【解決手段】 インナーパネル5が手動にて全閉操作さ
れると、制御部11はインナーパネル全閉検出センサ1
3からの検出信号によりインナーパネル5の全閉状態を
検知する。そして、スライドルーフ4が全閉であるかを
スライドルーフ全閉検出センサ12よりの検出信号によ
り判断し、スライドルーフ4が全閉でないと判断すれ
ば、制御部11はスライドルーフモータ駆動回路22に
スライドルーフ4の全閉指令を発信する。これにより、
スライドルーフモータ6を駆動させてスライドルーフ4
を全閉操作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウターパネルお
よびインナーパネルを有するサンルーフを備えた車両の
サンルーフ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のサンルーフとしてルー
フに形成された開口部を開閉するガラスパネル等からな
るアウターパネルと、このガラスパネルの下方に設けら
れアウターパネルを透過する入射光を調整するインナー
パネルとを有し、アウターパネルの開閉駆動を制御する
サンルーフ制御装置がある。なお、インナーパネルは、
手動にて前後移動させることで、車外光の車室内への取
り入れを調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサンル
ーフ制御装置は、車両に乗車中の乗員がインナーパネル
を全閉させるとき、アウターパネルを開状態のまま放置
し、かつ降雨状態となれば雨滴が車室内に侵入すること
となる。これは、インナーパネルを全閉させるとアウタ
ーパネルの開閉状態が確認できなかったり、アウターパ
ネルを開状態のまま放置したことを忘れていること等に
起因する。
【0004】そこで、上記した事態を防ぐために、イン
ナーパネルを全閉させたときはアウターパネルも全閉さ
せるように閉駆動操作をすればよいが、アウターパネ
ル、およびインナーパネルの閉操作が重なり煩わしい。
また、インナーパネルを全閉させた後にアウターパネル
の閉駆動操作を忘れる可能性があり問題である。
【0005】本発明の目的は上記の点に鑑み、インナー
パネルを全閉させるときのアウターパネルの閉操作の煩
わしさを解消するとともに、アウターパネルの閉め忘れ
を防止できるサンルーフ制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載のサンルーフ制御装置に
よると、車両のルーフに形成された開口部を開閉可能な
アウターパネルと、このアウターパネルの下方に配置さ
れて前記開口部を開閉可能なインナーパネルとを有する
サンルーフに対し、アウターパネルの開閉動作を制御す
る制御部を備えたサンルーフ制御装置において、制御部
は、インナーパネルが全閉されたことを検知してアウタ
ーパネルを全閉操作させることを特徴とする。
【0007】このように、制御部は、インナーパネルが
全閉されたことを検知してアウターパネルを全閉操作さ
せるので、インナーパネルを全閉させるときのアウター
パネルの閉操作の煩わしさを解消するとともに、アウタ
ーパネルの閉め忘れを防止できるサンルーフ制御装置を
提供できる。
【0008】本発明の請求項2の記載によると、アウタ
ーパネルの全閉状態を検出するアウターパネル全閉検出
手段と、インナーパネルの全閉状態を検出するインナー
パネル全閉検出手段とを備え、制御部は、アウターパネ
ル全閉検出手段がアウターパネルの全閉状態を検出しな
い時、かつインナーパネル全閉検出手段がインナーパネ
ルの全閉状態を検出した時にアウターパネルを全閉操作
させることを特徴とする。
【0009】それにより、アウターパネル全閉検出手段
およびインナーパネル全閉検出手段を備えることで、各
々アウターパネルおよびインナーパネルの全閉位置を検
出することができる。そして、制御部は、両検出手段に
よるアウターパネルおよびインナーパネルの開閉状態を
示す検出情報に基づいて、インナーパネルを全閉させた
ときにアウターパネルを全閉操作させることができる。
【0010】本発明の請求項3の記載によると、アウタ
ーパネルが全閉するとアウターパネルを駆動する駆動モ
ータを停止させ、かつこの停止状態を検出するモータ停
止検出手段と、インナーパネルの全閉状態を検出するイ
ンナーパネル全閉検出手段とを備え、制御部は、モータ
停止検出手段がアウターパネルの全閉状態を検出しない
時、かつインナーパネル全閉検出手段がインナーパネル
の全閉状態を検出した時にアウターパネルを全閉操作さ
せることを特徴とする。
【0011】それにより、モータ停止検出手段を備える
ことで、アウターパネルが全閉することによる駆動モー
タが停止状態となることを検出する。また、インナーパ
ネル全閉検出手段を備えることで、インナーパネルの全
閉位置を検出する。
【0012】そして、制御部は、インナーパネルの開閉
状態を示すインナーパネル全閉検出手段からの検出情報
に基づいて、インナーパネルを全閉させたときにアウタ
ーパネルを全閉操作させ、アウターパネルが全閉状態と
なるとモータ停止検出手段が駆動モータへの通電を停止
させる。このように、制御部は、インナーパネルを全閉
させることでアウターパネルを全閉操作させる一連の制
御が可能となる。
【0013】本発明の請求項4の記載によると、モータ
停止検出手段は、アウターパネルが全閉したときの駆動
モータのロック電流を過電流値として予め記憶手段に記
憶しておき、駆動モータへの通電電流と過電流値に基づ
いてロック状態を検出する過電流検出部を有することを
特徴とする。
【0014】このように、駆動モータの過電流値を検出
する過電流検出部を備えるモータ停止検出手段とすれ
ば、過負荷をかけることなく過電流値を検出したときに
おいて駆動モータをアウターパネルの全閉位置にて停止
できる。
【0015】本発明の請求項5の記載によると、モータ
停止検出手段は、駆動用モータの回転を検出するモータ
回転検出部を備え、アウターパネルが全閉した状態での
モータ回転検出部よりの回転信号の発生状態から回転停
止状態を検出して、駆動用モータへの通電を停止させる
構成であることを特徴とする。
【0016】このように、モータ回転検出部よりの回転
信号の発生状態から回転停止状態を検出して、駆動用モ
ータへの通電を停止させる構成のモータ停止検出手段と
すれば、過負荷をかけることなく駆動モータをアウター
パネルの全閉位置にて停止できる。
【0017】本発明の請求項6の記載によると、モータ
停止検出手段は、駆動用モータの回転を検出するモータ
回転検出部を備え、モータ回転検出部が検出する駆動用
モータの回転検出データとアウターパネルの開閉位置と
を対応させて認識し、アウターパネルが全閉したときに
回転検出データに基づいて駆動用モータへの通電を停止
させる構成であることを特徴とする。
【0018】このように、モータ回転検出部が検出する
駆動用モータの回転検出データとアウターパネルの開閉
位置とを対応させて認識し、アウターパネルが全閉した
ときに回転検出データに基づいて駆動用モータへの通電
を停止させる構成のモータ停止検出手段とすれば、過負
荷をかけることなく駆動モータをアウターパネルの全閉
位置にて停止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態であるサンルーフ制御装置を図面を参照し
て詳細に説明する。なお、以下説明するサンルーフ制御
装置は、インナーパネルが全閉されたことを検知してア
ウターパネルとなるスライドルーフを自動で全閉操作さ
せることで、インナーパネルを全閉させるときのスライ
ドルーフの閉操作の煩わしさを解消するものである。そ
して、この制御によりスライドルーフを開状態のまま放
置することを無くして降雨状態時の車室内への雨滴の侵
入を防ぐことができる技術に関する。
【0020】図1から図3を用いて、本発明のサンルー
フ制御装置を説明する。図1は、本発明の第1実施形態
であるサンルーフ制御装置を含むサンルーフ駆動システ
ムの全体構成図である。図2は、サンルーフを備えた車
両のルーフ周辺を示す部分斜視図である。図3は、図2
中に示すルーフ周辺の概略部分断面図である。
【0021】図2に示すように、車両のルーフ2に開口
部3が設けられ、この開口部3を矢印方向(図3中の
A)に開閉するガラスパネル等からなるスライドルーフ
4を備える。そして、図3に示すように、スライドルー
フ4の下方に設けられスライドルーフ4を透過する入射
光を調整するインナーパネル5を備える。このインナー
パネル5は、乗員により手動で開閉操作される。また、
ルーフ2には、スライドルーフモータ6が配設され、後
述するサンルーフ制御装置からの制御信号に応じてスラ
イドルーフ4を開閉動作させる。なお、7は、フロント
ウィンドシールドを示す。
【0022】図1に示すサンルーフ駆動システム1は、
サンルーフ制御装置10とサンルーフ駆動装置20から
構成される。サンルーフ制御装置10は、スライドルー
フ4の全閉状態を検出するスライドルーフ全閉検出セン
サ12と、インナーパネル5の全閉状態を検出するイン
ナーパネル全閉検出センサ13を各々ルーフ2に備える
(図3参照)。そして、スライドルーフ全閉検出センサ
12およびインナーパネル全閉検出センサ13からの検
出信号に応じて、後述するスライドルーフモータ駆動回
路を制御する制御部11を備える。なお、図1中のVc
はバッテリ9の電圧を定電圧化した定電圧源を示す。
【0023】上記したスライドルーフ全閉検出センサ1
2およびインナーパネル全閉検出センサ13は、有接点
式、発光素子および受光素子を組合せた光学式、あるい
は磁気、音波等の原理を用いる検出センサの構成であ
る。
【0024】サンルーフ駆動装置20は、乗員により手
動で操作されるスライドルーフ手動操作スイッチ21、
このスライドルーフ手動操作スイッチ21および制御部
11からの指令に応じてスライドルーフモータ6を駆動
させるスライドルーフモータ駆動回路22、およびスラ
イドルーフモータ6とを備える。そして、制御部11へ
の電源供給は、車両のキースイッチ(IGスイッチ)8
のオンによって車載バッテリー9より電源供給される構
成である。
【0025】次に、図4を用いてサンルーフ制御装置1
0の制御動作を説明する。先ず、車両のIGスイッチ8
がオンされ、バッテリー9より制御部11、スライドル
ーフ全閉検出センサ12、インナーパネル全閉検出セン
サ13、およびスライドルーフモータ6に電源供給され
る。そして、S10(Sは、ステップを表わす)にてセ
ンサやスイッチなど各種情報を入力処理する。その際、
乗員が手動にてインナーパネル5を全閉操作をしている
と、S20ではインナーパネル全閉検出センサ13より
の検知信号を受けてインナーパネル5が全閉状態にある
か否かを判断する。このとき、インナーパネル5が全閉
状態にない場合はこの処理を一旦終了する。
【0026】次いで、S30では、スライドルーフ4が
全閉であるかをスライドルーフ全閉検出センサ12より
の検出信号により判断する。そして、スライドルーフ4
が全閉である場合は、この処理を一旦終了する。スライ
ドルーフ4が全閉でない場合、つまりスライドルーフ4
が少しでも開状態であると判断すれば、S40にて制御
部11はスライドルーフモータ駆動回路22にスライド
ルーフ4の全閉指令を発信する。そして、 スライドル
ーフモータ駆動回路22がスライドルーフモータ6を駆
動させる。
【0027】S50ではスライドルーフ全閉検出センサ
12よりの検知信号を受けて、まだスライドルーフ4が
全閉状態にないと判断したときはS40に戻りスライド
ルーフモータ6を継続駆動させ、他方、S50で全閉状
態にあると判断したときはS60に進む。S60ではス
ライドルーフモータ6への通電を停止させ、スライドル
ーフ4の閉成操作を終了する。このように、インナーパ
ネル5を全閉させたときにスライドルーフ4を自動で全
閉操作させることができる。
【0028】本実施形態のサンルーフ制御装置10は、
スライドルーフ4の開状態からスライドルーフモータ6
を駆動させて全閉状態とし、この全閉状態から更にスラ
イドルーフモータ6を継続駆動させるとスライドルーフ
4がチルトアップするチルトアップ機能つきサンルーフ
に適用すると好適である。
【0029】つまり、このチルトアップ機能つきサンル
ーフにおいては、スライドルーフモータ6を駆動させて
スライドルーフ4が全閉したときに、この全閉状態をス
ライドルーフ全閉検出センサ12等を用いて確実に検出
しないと、スライドルーフモータ6の全閉位置での過電
流が発生せず全閉状態からチルトアップ状態へと継続駆
動される事由による。
【0030】(第2実施形態)本発明の第2実施形態で
あるサンルーフ制御装置を説明する。図5は、第2実施
形態のサンルーフ制御装置を含むサンルーフ駆動システ
ムの全体構成図である。図1から図4に示す第1実施形
態と実質的に同一構成部品に同一符号を付し、説明を省
略する。なお、図5は、図1から図4に示したサンルー
フ制御装置10に対して、制御部11の指令に基づきス
ライドルーフ4が全閉されてからスライドルーフモータ
6への通電を停止させる制御構成が異なる。
【0031】図5に示すように、サンルーフ制御装置1
0Aは、インナーパネル5の全閉状態を検出するインナ
ーパネル全閉検出センサ13をルーフ2に備える。ま
た、サンルーフ制御装置10Aは、スライドルーフ4が
全閉するとスライドルーフ4を駆動するスライドルーフ
モータ6を停止させ、かつこの停止状態を検出するモー
タ停止検出手段を備える。
【0032】このモータ停止検出手段として、図5では
スライドルーフ4全閉直後の状態において、スライドル
ーフモータ6がロック状態となって生じるロック電流で
ある過電流値を予め制御部11内の記憶手段に記憶して
おき、スライドルーフモータ6への通電電流とこの過電
流値に基づいてスライドルーフモータ6のロック状態を
検出する過電流検出部11aより構成されている。この
過電流検出部11aは、制御部11内に設けられてい
る。
【0033】このように、第一実施形態で示したスライ
ドルーフ全閉検出センサ12を備えないサンルーフ制御
装置10Aの構成であっても、インナーパネル5を全閉
させたときにスライドルーフ4を自動で全閉操作させた
あと、過電流検出部11aがスライドルーフ4の全閉を
検出してスライドルーフモータ6への通電を停止させ、
スライドルーフ4の閉成操作を終了させることができ
る。
【0034】なお、モータ停止検出手段は、上記した構
成以外に、スライドルーフモータ6の回転を検出するモ
ータ回転検出部(図示しない)を備え、スライドルーフ
4全閉直後の状態において、スライドルーフモータ6が
ロック状態となったことを、モータ回転検出部よりの回
転信号の発生状態から回転停止状態を検出して、スライ
ドルーフモータ6への通電を停止させる構成であっても
よい。
【0035】また、モータ停止検出手段は、上記した構
成以外に、スライドルーフモータ6の回転を検出するモ
ータ回転検出部からの回転検出データとスライドルーフ
4の開閉位置とを対応させて認識し、スライドルーフ4
が全閉したときに回転検出データに基づいてスライドル
ーフモータ6への通電を停止させる構成であってもよ
い。
【0036】モータ回転検出部は、例えばスライドルー
フモータ6の回転によりパルス信号を発生する構成とし
て、スライドルーフモータ6の回転停止によりこのパル
ス信号が所定時間の間発信されないことを検出したり、
このパルス信号をカウントしてスライドルーフ4の開閉
位置とを対応させる等の構成である。
【0037】本実施形態のサンルーフ制御装置10A
は、チルトアップ機能を備えずスライドルーフ4が開状
態から全閉させ、この全閉位置にて停止するサンルーフ
駆動システム1に用いると好適である。
【0038】なお、本発明の実施にあたり、インナーパ
ネル5は、カーテン、パネル等のスライドルーフ4の下
方に配設され、開閉調整されるものである。
【0039】また、本発明の実施にあたり、制御部11
への電源供給は、車両のキースイッチ(IGスイッチ)
8のオンによって車載バッテリー9より電源供給される
構成を示したが、これに限定されることなく車載バッテ
リー9より常時電源供給されたり、車両のキースイッチ
(アクセサリースイッチ)のオンによって車載バッテリ
ー9より電源供給される構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるサンルーフ制御装
置を含むサンルーフ駆動システムの全体構成図である。
【図2】サンルーフを備えた車両のルーフ周辺を示す部
分斜視図である。
【図3】図2中に示すルーフ周辺の概略部分断面図であ
る。
【図4】本発明のサンルーフ制御装置の制御動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態であるサンルーフ制御装
置を含むサンルーフ駆動システムの全体構成図である。
【符号の説明】
1 サンルーフ駆動システム 2 ルーフ 3 開口部 4 スライドルーフ(アウターパネル) 5 インナーパネル 6 スライドルーフモータ(駆動モータ) 10 サンルーフ制御装置 11 制御部 11a 過電流検出部(モータ停止検出手段の一部を構
成) 12 スライドルーフ全閉検出センサ(アウターパネル
全閉検出手段) 13 インナーパネル全閉検出センサ(インナーパネル
全閉検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA07 CA06 EA15 EB01 EC02 GA06 GA07 GA08 GB13 GC01 GD01 KA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフに形成された開口部を開閉
    可能なアウターパネルと、前記アウターパネルの下方に
    配置されて前記開口部を開閉可能なインナーパネルとを
    有するサンルーフに対し、 前記アウターパネルの開閉動作を制御する制御部を備え
    たサンルーフ制御装置において、 前記制御部は、前記インナーパネルが全閉されたことを
    検知して前記アウターパネルを全閉操作させることを特
    徴とするサンルーフ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記アウターパネルの全閉状態を検出す
    るアウターパネル全閉検出手段と、 前記インナーパネルの全閉状態を検出するインナーパネ
    ル全閉検出手段とを備え、 前記制御部は、前記アウターパネル全閉検出手段が前記
    アウターパネルの全閉状態を検出しない時、かつ前記イ
    ンナーパネル全閉検出手段が前記インナーパネルの全閉
    状態を検出した時に前記アウターパネルを全閉操作させ
    ることを特徴とする請求項1記載のサンルーフ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アウターパネルが全閉すると前記ア
    ウターパネルを駆動する駆動モータを停止させ、かつこ
    の停止状態を検出するモータ停止検出手段と、 前記インナーパネルの全閉状態を検出するインナーパネ
    ル全閉検出手段とを備え、 前記制御部は、前記モータ停止検出手段が前記アウター
    パネルの全閉状態を検出しない時、かつ前記インナーパ
    ネル全閉検出手段が前記インナーパネルの全閉状態を検
    出した時に前記アウターパネルを全閉操作させることを
    特徴とする請求項1記載のサンルーフ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ停止検出手段は、前記アウタ
    ーパネルが全閉したときの前記駆動モータのロック電流
    を過電流値として予め記憶手段に記憶しておき、前記駆
    動モータへの通電電流と前記過電流値に基づいて前記ロ
    ック状態を検出する過電流検出部を有することを特徴と
    する請求項3記載のサンルーフ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記モータ停止検出手段は、前記駆動用
    モータの回転を検出するモータ回転検出部を備え、 前記アウターパネルが全閉した状態での前記モータ回転
    検出部よりの回転信号の発生状態から回転停止状態を検
    出して、前記駆動用モータへの通電を停止させる構成で
    あることを特徴とする請求項3記載のサンルーフ制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記モータ停止検出手段は、前記駆動用
    モータの回転を検出するモータ回転検出部を備え、 前記モータ回転検出部が検出する前記駆動用モータの回
    転検出データと前記アウターパネルの開閉位置とを対応
    させて認識し、前記アウターパネルが全閉したときに前
    記回転検出データに基づいて前記駆動用モータへの通電
    を停止させる構成であることを特徴とする請求項3記載
    のサンルーフ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104656496A (zh) * 2013-11-20 2015-05-27 德昌电机(深圳)有限公司 控制器及应用其的汽车天窗控制系统和控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104656496A (zh) * 2013-11-20 2015-05-27 德昌电机(深圳)有限公司 控制器及应用其的汽车天窗控制系统和控制方法

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