JP2008308135A - 車両シート制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3列シートを備えた車両において、3列目シートに乗車しやすくすることができる車両シート制御装置を提供すること。
【解決手段】 3列シートを備えた車両のECU21は、携帯機10からの予約信号を受信すると、2列目シート及び3列目シートが自動で移動可能な状態であることを示す車両状態信号を携帯機10に送信し(S10〜S12)、ドアがアンロックになるとPSDの開扉を示す駆動信号を出力すると共に自動でPSDを開扉することを音声出力し(S13〜S18)、2列目シート及び3列目シートを動かすことが出来る場合、ユーザーが3列目シートの方へ行けるように2列目シートを駆動制御すると共に、ユーザーが3列目シートに着座できるように3列目シートを駆動制御する(S19〜S26)。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の進行方向に対して3列シートを備えた車両の車両シート制御装置に関するものである。
従来、車両の進行方向に対して3列シートを備えた車両があった。このような車両においては、ユーザーは、3列目のシートに乗車しようとした場合、2列目のシートの側方のドアを開けて、2列目のシートの背もたれを前方に倒したり、2列目のシートを前方にスライドしたりする必要があった。一方、特許文献1に示すように、シートを電動で移動させるシートスライド装置がある。このシートスライド装置は、スイッチを操作してモータを作動させることによってシートを移動させるものである。
特開8−156658号公報
この特許文献1に示すシートスライド装置は、シートを電動で移動させることはできるもの、ユーザーがシートの移動を指示する必要がある。また、スイッチの場所がわからないなど、シートの移動の操作に不慣れなユーザーは、うまくシートを移動させることができない可能性もある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、3列シートを備えた車両において、3列目シートに乗車しやすくすることができる車両シート制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車両シート制御装置は、3列シートを備えた車両に設けられる車両側制御装置と、その車両側制御装置と無線通信可能な指示装置とを備える車両シート制御装置であって、指示装置は、車両側制御装置と無線通信を行う指示装置側通信手段と、ユーザーによって操作されるものであり車両の外部から指示装置側通信手段にて車両シートを所定の状態とすることを予約する予約信号の送信を指示する操作手段とを備え、車両側制御装置は、指示装置側通信手段と無線通信を行う車両側通信手段と、車両のドアのロック状態を検出するロック状態検出手段と、車両の2列目シート及び3列目シートを駆動する駆動手段と、駆動手段を駆動制御するものであり車両側通信手段にて予約信号を受信すると、ロック状態検出手段の検出結果に基づいて車両のドアのロック状態がアンロックであるか否かを判定し、アンロックの場合は、駆動手段にて2列目シート及び3列目シートを自動で所定の状態に駆動制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
このようにすることによって、予め車両の外部から予約信号を送信しておくことによって、ドアをアンロックするだけで2列目シート及び3列目シートを自動で所定の状態にすることができるので、3列目シートに乗車しやすくすることができる。
また、請求項2に示すように、2列目シート及び3列目シートに対応する後方ドアの開扉駆動手段を備え、開扉駆動手段は、車両のドアのアンロックに連動して自動で後方ドアを開扉するようにしてもよい。
このようにすることによって、2列目シート及び3列目シートが自動で所定の状態になるばかりでなく、その2列目シート及び3列目シートに対応する後方ドアも自動で開扉するので、より一層3列目シートに乗車しやすくすることができる。
また、請求項3に示すように、開扉駆動手段が自動で後方ドアを開扉する場合、後方ドアが自動で開扉することを報知する第1報知手段を備えるようにしてもよい。このようにすることによって、車両の周囲にいる人に後方ドアが開扉することを知らせることができるので好ましい。
また、所定の状態としては、請求項4に示すように駆動手段は、2列目シートの背もたれを折りたたむかもしくは前方に移動させ、3列目シートを着座状態とするようにしてもよい。
また、請求項5に示すように、2列目シート及び3列目シートを駆動制御する場合、2列目シート及び3列目シートを駆動制御することを報知する第2報知手段を備えるようにしてもよい。
このようにすることによって、車両に乗車しようとしている人に2列目シート及び3列目シートが移動することを知らせることができるので、安全に2列目シート及び3列目シートを移動させることができる。
また、請求項6に示すように、2列目シートを自動で所定の状態とする場合、2列目シートを所定の状態とすることができるか否かを判定する第1判定手段を備え、制御手段は、第1判定手段ができないと判定した場合、2列目シートの駆動制御を停止するようにしてもよい。
例えば、2列目シートの上や前方(足元)に荷物などがある場合、その荷物などが邪魔になって2列目シートを移動させることができない可能性もある。このような状態で無理に2列目シートを移動させると駆動手段や荷物などが破損する可能性がある。そこで、請求項6に示すようにすることによって、2列目シートを無理に移動させることを抑制することができ、駆動手段や荷物などの破損を抑制することができる。
また、請求項7に示すように、2列目シートの駆動制御を停止する場合、2列目シートの駆動制御を停止することを報知する第3報知手段を備えるようにしてもよい。
このようにすることによって、2列目シートの駆動制御を停止することをユーザーに知らせることができるので好ましい。また、2列目シートの付近(上や前方)に荷物があった場合は、ユーザーに対して荷物の移動を促すこともできる。
また、請求項8に示すように、3列目シートを自動で所定の状態とする場合、3列目シートを所定の状態とすることができるか否かを判定する第2判定手段を備え、制御手段は、第2判定手段ができないと判定した場合、3列目シートの駆動制御を停止するようにしてもよい。
例えば、3列目シートの上や前方(足元)に荷物などがある場合、その荷物などが邪魔になって3列目シートを移動させることができない可能性もある。このような状態で無理に3列目シートを移動させると駆動手段や荷物などが破損する可能性がある。そこで、請求項8に示すようにすることによって、3列目シートを無理に移動させることを抑制することができ、荷物の破損や3列目シートの破損などを抑制することができる。
また、請求項9に示すように、3列目シートの駆動制御を停止する場合、3列目シートの駆動制御を停止することを報知する第4報知手段を備えるようにしてもよい。
このようにすることによって、3列目シートの駆動制御を停止することをユーザーに知らせることができるので好ましい。また、3列目シートの付近(上や前方)に荷物があった場合は、ユーザーに対して荷物の移動を促すこともできる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態における車両シート制御装置の概略構成を示す断面図である。
図1に示すように、本実施の形態における車両シート制御装置は、無線通信可能な携帯機10と車両側制御装置20とを備えるものである。
携帯機10は、本発明の指示装置に相当するものであり、CPUやメモリなどを含み携帯機10の全般的な制御を行う制御部11、車両側制御装置20における車両側通信部22(図面上では、単に通信部と記載)との間で無線通信を行う携帯機側通信部12(図面上では、単に通信部と記載)、ユーザーによって操作されるものであり予約信号の送信を指示する指示部13、所望の情報を表示する液晶ディスプレイなどを含む表示部14などを備える。
通常、ユーザーは、3列目のシートに乗車しようとした場合、2列目のシートの背もたれを前方に倒したり、2列目のシートを前方にスライドしたりして、3列目シートの方に行けるようにする必要がある。さらに、3列目シートが格納位置にある場合は、この3列目シートを着座位置に戻す必要がある。
予約信号は、このように3列目のシートに乗車しようとした場合に、車両側制御装置20のECU21に対して2列目シート及び3列目シートを自動で所定の状態に移動するように予約する信号である。つまり、予約信号は、ユーザーが3列目シートの方に通れるように2列目シートを移動させると共に、ユーザーが3列目シートに着座できるように3列目シートを移動させることを予約するものである。なお、この予約信号に基づく車両側制御装置20の処理動作に関しては後ほど詳しく説明する。
なお、本実施の形態においては、本発明の指示装置の一例として携帯機10を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、パソコン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、車両キー(スマートキーなど)など、車両の外部から車両側制御装置20における車両側通信部22と無線通信が可能なものであれば本発明の目的は達成できるものである。また、携帯機10などの指示装置と車両側通信部22とは、赤外線やインターネット網を介して行われる無線通信であればよい。
車両側制御装置20は、3列シートを備えた車両に設けられるものであり、ECU21、車両側通信部22、着座センサ23、カメラ24、D席シート制御部25、2列目シート制御部26、3列目シート制御部27、PSD制御部28、ドアロック制御部29、スピーカ30などを備えるものである。
ECU(Electronic Control Unit)21は、CPUやメモリなどを含み車両側制御装置20の全般的な制御を行うものである。例えば、ECU21は、携帯機側通信部12から送信された予約信号と車両のドアロックの状態とに基づいて、2列目シート制御部26、3列目シート制御部27を駆動制御する。
車両側通信部22は、本発明における車両側通信手段に相当するものであり、携帯機側通信部12との間で無線通信を行い、受信した信号(予約信号)をECU21に出力するものである。着座センサ23は、2列目シート、3列目シート内に設けられる圧力センサなどからなるものであり、2列目シート、3列目シートの着座状態や荷物の有無などを検出し、その検出結果をECU21に出力するものである。カメラ24は、車室内に設けられ、2列目シート、3列目シートの周囲を撮影し、その撮影した画像をECU21へ出力するものである。
D席(運転席)シート制御部25は、モータなどを備え、ECU21からの駆動信号に基づいて、車両のD席シートを駆動制御するものである。D席シート制御部25は、例えば、D席シートを車両の進行方向に対して前後方向に移動したりする。
2列目シート制御部26は、本発明における駆動手段に相当するものであり、モータなどを備え、ECU21からの駆動信号に基づいて、車両の2列目のシートを駆動制御するものである。2列目シート制御部26は、例えば、2列目シートの背もたれを折りたたんだり、前方(前方位置)にスライド(移動)させたりする。また、折りたたまれた2列目シートの背もたれを起立状態にしたり、前方にスライドさせた2列目シートをユーザーが着座可能な着座位置に移動したりする。なお、2列目シート制御部26は、背もたれの折りたたまれた状態や起立状態などの位置、及びシートの前方位置や着座位置などを記憶しておき、ECU21からの駆動信号に基づいて、車両の2列目のシートを駆動制御するものである。
3列目シート制御部27は、本発明における駆動手段に相当するものであり、モータなどを備え、ECU21からの駆動信号に基づいて、車両の3列目のシートを駆動制御するものである。3列目シート制御部27は、例えば、床がフラットな状態となるように、3列目シートの背もたれを折りたたむと共に、床内部の格納位置に移動する。また、格納位置にある3列目シートをユーザーが着座可能な着座位置に移動すると共に、背もたれを起立状態とする。なお、3列目シート制御部27は、背もたれの折りたたまれた状態や起立状態などの位置、及びシートの格納位置や着座位置などを記憶しておき、ECU21からの駆動信号に基づいて、車両の3列目のシートを駆動制御するものである。
PSD(Power Slide Door)制御部28は、モータなどを備え、2列目シート及び3列目シートに対応する位置に設けられたPSD(Power Slide Door、後方ドア)をECU21からの駆動信号に基づいて駆動制御するものである。
ドアロック制御部29は、車両の各ドアに対応して設けられるものであり、ドアロックモータ、ドアロック検出部などを備える。そして、ドアロック制御部29は、図示を省略するボデーECUからの制御信号に基づいて、内蔵のドアロックモータを正転・逆転することにより各ドアのロック及びアンロックを制御する。また、ドアロック制御部29は、図示を省略するボデーECUからの制御信号に基づいて、内蔵のドアロック検出部により、ドアのロック・アンロック状態を検出し、ボデーECUに出力する。スピーカ30は、ECU21からの指示信号に基づいて音声出力するものである。
なお、このボデーECUは、ユーザーが所持しているスマートキーとの間で双方向暗号通信を行い、スマートキーから送信されたIDコードとボデーECUが記憶しているIDコードとが所定の対応関係を満たすか否かを判定する。そして、ボデーECUは、お互いのIDコードが所定の対応関係を満たすと判定し、タッチセンサなどによってユーザーを検出した場合、ドアロック制御部29に対してアンロックを示す制御信号を出力する。また、ボデーECUは、ユーザーによってドアのロックを指示するトリガスイッチが操作され、お互いのIDコードが所定の対応関係を満たすと判定した場合、ドアロック制御部29に対してロックを示す制御信号を出力するものである。
ここで、本実施の形態における車両シート制御装置の処理動作に関して説明する。図2は、本発明の実施の形態における車両シート制御装置の処理動作を示すフローチャートである。この図2に示すフローチャートは、車両側制御装置20に電源が供給されている間に実行されるものである。
まず、ステップS10では、車両側制御装置20のECU21は、車両側通信部22にて携帯機10からの予約信号の受信を確認する。そして、ステップS11では、車両側制御装置20のECU21は、予約信号を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合はステップS12へ進み、受信していないと判定した場合はステップS10での処理を繰り返す。なお、携帯機10の制御部11は、ユーザーによって指示部13(操作手段)が操作されると、携帯機側通信部12から予約信号を送信する(指示装置側通信手段)ものである。
ステップS12では、車両側制御装置20のECU21は、車両状態信号を車両側通信部22から携帯機側通信部12に対して送信する。この車両状態信号は、車両側制御装置20が予約信号を受信し、2列目シート及び3列目シートが自動で移動可能な状態であることを示すものである。この車両状態信号を受信した携帯機10は、表示部14にて2列目シート及び3列目シートが自動で移動可能な状態であること(車両状態)を表示する。このようにすることによって、ユーザーに対して、2列目シート及び3列目シートが自動で移動可能な状態であることを知らせることができるので好ましい。なお、ステップS12の処理に関しては、省略することも可能である。
ステップS13では、車両側制御装置20のECU21は、ドアロック制御部29にて(例えば、運転席)ドアのロック・アンロック状態を確認する(ロック状態検出手段)。そして、ステップS14では、車両側制御装置20のECU21は、ドアがアンロックであるか否かを判定し、アンロックであると判定した場合はステップS15へ進み、アンロックでないと判定した場合はステップS13での処理を繰り返す(ロック状態検出手段)。
ステップS15では、車両側制御装置20のECU21は、PSD制御部28に対して、左側のPSDの開扉を示す駆動信号を出力する(開扉駆動手段)。つまり、予約信号を受信している場合は、ドアのアンロックに連動して自動でPSDを開扉するものである。このようにすることによって、2列目シート及び3列目シートに対応するPSDも自動で開扉するので、より一層3列目シートに乗車しやすくすることができる。なお、PSDは、自動で開扉するものに限定されるものではなく、手動で開扉するようにしてもよい。
また、ステップS16では、車両側制御装置20のECU21は、スピーカ30にてPSDが自動で開扉することを音声出力(報知)する(第1報知手段)。このようにすることによって、車両の周囲にいる人にPSDが開扉することを知らせることができるので好ましい。なお、ステップS16に処理に関しては、省略することも可能である。
ステップS17では、車両側制御装置20のECU21は、PSD制御部28にてPSDの開閉状態を確認する。そして、ステップS18では、車両側制御装置20のECU21は、PSDが開いていると判定した場合はステップS19へ進み、PSDが開いていないと判定した場合はステップS16での処理を繰り返す。つまり、これは、PSDの開閉状態を確認するものであり、PSDが開き始めた状態か、もしくは完全に開いた状態になると次のステップに進む。
ステップS19では、車両側制御装置20のECU21は、2列目シートを所定の状態にすることが出来るか否か(2列目シートを動かすことができるか否か)を判定するために、着座センサ23及びカメラ24にて2列目シートの状態を確認する(第1判定手段)。つまり、着座センサ23にて2列目シートの上に荷物などが乗っているか否かを確認すると共に、カメラ24にて2列目シートの前方(足元)に荷物などがあるか否かを確認するものである。そして、ステップS20では、車両側制御装置20のECU21は、荷物があると判定した場合はステップS21へ進み、荷物がないと判定した場合はステップS22へ進む(第1判定手段)。
ステップS22では、車両側制御装置20のECU21は、ユーザーが3列目シートの方へ行けるように2列目シートを駆動制御する。つまり、車両側制御装置20のECU21は、2列目シート制御部26に対して、2列目シートの背もたれを折りたたむか、もしくは2列目シートを前方(前方位置)にスライド(移動)させるかの少なくとも一方を示す駆動信号を出力する。この駆動信号が入力された2列目シート制御部26は、モータなどを駆動することによって、2列目シートの背もたれを折りたたむか、もしくは2列目シートを前方(前方位置)にスライド(移動)する。なお、このように2列目シートを動かす場合、2列目シート制御部26は、2列目シートの位置を検出して、背もたれが折りたたまれているか否か、前方(前方位置)にあるか否かを判定する。そして、背もたれが折りたたまれていない場合、前方(前方位置)にない場合に上述のように2列目シートを動かすようにすればよい。
なお、このように2列目シートの背もたれを折りたたんだり、2列目シートを前方(前方位置)にスライド(移動)させたりする場合、車両側制御装置20のECU21は、スピーカ30にて2列目シートを駆動制御することを音声出力(報知)するようにしてもよい(第2報知手段)。このようにすることによって、自動で2列目シートが動くことをユーザーに対して知らせることができるので、安全に2列目シートを動かすことが出来る。
一方、ステップS21では、車両側制御装置20のECU21は、2列目シート制御部26に対して駆動信号を出力することなく(駆動制御を停止して)、スピーカ30にて2列目シートの駆動制御を停止することを音声出力(報知)する(第3報知手段)。例えば、2列目シートの上や前方(足元)に荷物などがある場合、その荷物などが邪魔になって2列目シートを移動させることができない可能性もある。このような状態で無理に2列目シートを移動させるとモータや荷物などが破損する可能性がある。そこで、このようにすることによって、2列目シートを無理に移動させることを抑制することができ、2列目シート制御部26のモータや荷物などの破損などを抑制することができる。
また、このようにすることによって、2列目シートの駆動制御を停止することをユーザーに知らせることができるので好ましい。また、2列目シートの付近(上や前方)に荷物があった場合は、ユーザーに対して荷物の移動を促すこともできる。
ステップS23では、車両側制御装置20のECU21は、3列目シートを所定の状態にすることが出来るか否か(3列目シートを動かすことができるか否か)を判定するために、着座センサ23及びカメラ24にて3列目シートの状態を確認する(第2判定手段)。つまり、着座センサ23にて3列目シートの上に荷物などが乗っているか否かを確認すると共に、カメラ24にて3列目シートの前方(足元)に荷物などがあるか否かを確認するものである。そして、ステップS24では、車両側制御装置20のECU21は、荷物があると判定した場合はステップS25へ進み、荷物がないと判定した場合はステップS26へ進む(第2判定手段)。
ステップS26では、車両側制御装置20のECU21は、ユーザーが3列目シートに着座できるように3列目シートを駆動制御する。つまり、車両側制御装置20のECU21は、3列目シート制御部27に対して、3列目シートをユーザーが着座可能な着座位置に移動することを示す駆動信号、背もたれを起立状態とすることを示す駆動信号を出力する。この駆動信号が入力された3列目シート制御部27は、モータなどを駆動することによって、3列目シートをユーザーが着座可能な着座位置に移動すると共に、背もたれを起立状態とする。なお、このように3列目シートを動かす場合、3列目シート制御部27は、3列目シートの位置を検出して、背もたれが折りたたまれているか否か、着座可能であるか否かを判定する。そして、背もたれが折りたたまれている場合、着座可能でない場合に上述のように3列目シートを動かすようにすればよい。
なお、このように3列目シートをユーザーが着座可能な着座位置に移動すると共に、背もたれを起立状態とする場合、車両側制御装置20のECU21は、スピーカ30にて3列目シートを駆動制御することを音声出力(報知)するようにしてもよい(第2報知手段)。このようにすることによって、自動で3列目シートが動くことをユーザーに対して知らせることができるので、安全に3列目シートを動かすことが出来る。
一方、ステップS25では、車両側制御装置20のECU21は、3列目シート制御部27に対して駆動信号を出力することなく(駆動制御を停止して)、スピーカ30にて3列目シートの駆動制御を停止することを音声出力(報知)する(第4報知手段)。例えば、3列目シートの上や前方(足元)に荷物などがある場合、その荷物などが邪魔になって3列目シートを移動させることができない可能性もある。このような状態で無理に3列目シートを移動させるとモータや荷物などが破損する可能性がある。そこで、このようにすることによって、3列目シートを無理に移動させることを抑制することができ、3列目シート制御部27のモータや荷物などの破損などを抑制することができる。
また、このようにすることによって、3列目シートの駆動制御を停止することをユーザーに知らせることができるので好ましい。また、3列目シートの付近(上や前方)に荷物があった場合は、ユーザーに対して荷物の移動を促すこともできる。
このように、本実施の形態における車両シート制御装置は、予め車両の外部から予約信号を送信しておくことによって、ドアをアンロックするだけで2列目シート及び3列目シートを自動で所定の状態にすることができるので、3列目シートに乗車しやすくすることができる。例えば、大勢が3列シートを備えた車両に乗車する場合、子供やシートの操作に不慣れな人が3列目に乗車することもありうる。このような場合、子供やシートの操作に不慣れな人は、容易に3列目シートに乗車することができなかったり、シートの操作になれたユーザーがわざわざ2列目シート及び3列目シートを動かしたりしなければならない可能性がある。しかしながら、本実施の形態に示すようにすることによって、(例えば運転席)ドアをアンロックするだけで、2列目シート及び3列目シートを自動で所定の状態にすることができるので、子供やシートの操作に不慣れな人であっても3列目シートに乗車しやすくすることができる
本発明の実施の形態における車両シート制御装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態における車両シート制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯機、11 制御部、12 携帯機側通信部、13 指示部、20 車両側制御装置、21 ECU、22 車両側通信部、23 着座センサ、24 カメラ、25 D席シート制御部、26 2列目シート制御部、27 3列目シート制御部、28 PSD制御部、29 ドアロック制御部、30 スピーカ

Claims (9)

  1. 3列シートを備えた車両に設けられる車両側制御装置と当該車両側制御装置と無線通信可能な指示装置とを備える車両シート制御装置であって、
    前記指示装置は、
    前記車両側制御装置と無線通信を行う指示装置側通信手段と、
    ユーザーによって操作されるものであり、前記車両の外部から前記指示装置側通信手段にて車両シートを所定の状態とすることを予約する予約信号の送信を指示する操作手段とを備え、
    前記車両側制御装置は、
    前記指示装置側通信手段と無線通信を行う車両側通信手段と、
    前記車両のドアのロック状態を検出するロック状態検出手段と、
    前記車両の2列目シート及び3列目シートを駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を駆動制御するものであり、前記車両側通信手段にて前記予約信号を受信すると、前記ロック状態検出手段の検出結果に基づいて前記車両のドアのロック状態がアンロックであるか否かを判定し、アンロックの場合は、前記駆動手段にて前記2列目シート及び前記3列目シートを自動で所定の状態に駆動制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両シート制御装置。
  2. 前記2列目シート及び前記3列目シートに対応する後方ドアの開扉駆動手段を備え、前記開扉駆動手段は、前記車両のドアのアンロックに連動して自動で前記後方ドアを開扉することを特徴とする請求項1に記載の車両シート制御装置。
  3. 前記開扉駆動手段が自動で前記後方ドアを開扉する場合、前記後方ドアが自動で開扉することを報知する第1報知手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両シート制御装置。
  4. 前記駆動手段は、前記所定の状態として、前記2列目シートの背もたれを折りたたむかもしくは前方に移動させ、前記3列目シートを着座状態とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両シート制御装置。
  5. 前記2列目シート及び前記3列目シートを駆動制御する場合、前記2列目シート及び前記3列目シートを駆動制御することを報知する第2報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両シート制御装置。
  6. 前記2列目シートを自動で所定の状態とする場合、前記2列目シートを所定の状態とすることができるか否かを判定する第1判定手段を備え、前記制御手段は、前記第1判定手段ができないと判定した場合、前記2列目シートの駆動制御を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両シート制御装置。
  7. 前記2列目シートの駆動制御を停止する場合、前記2列目シートの駆動制御を停止することを報知する第3報知手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の車両シート制御装置。
  8. 前記3列目シートを自動で所定の状態とする場合、前記3列目シートを所定の状態とすることができるか否かを判定する第2判定手段を備え、前記制御手段は、前記第2判定手段ができないと判定した場合、前記3列目シートの駆動制御を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の車両シート制御装置。
  9. 前記3列目シートの駆動制御を停止する場合、前記3列目シートの駆動制御を停止することを報知する第4報知手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の車両シート制御装置。
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