JP2006347351A - 車両制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の車両への乗車時にシート位置を変更することによって、乗員の車両への乗り込み動作を容易にすること。
【解決手段】車両のドアが開扉されることを検出し、その検出された車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、少なくとも開扉される車両ドアに最も近いシートの位置を変更して、乗員が車両へ乗り込む際のスペースを拡げる。これにより、乗員は容易に車両への乗り込み動作を行うことができるようになる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、シートの位置を変更する車両制御システムに関する。
従来、車両への乗車性を向上可能なシステムとして、特許文献1や特許文献2に記載のシステムが知られている。特許文献1に記載のシステムは、リモートコントロール送信機に設けられたスイッチを操作することによって、車両の運転席、助手席両側に装備されているスライドドアを開閉操作することができるように構成されている。これにより、乗員が車両に乗車する際に、ドアの開閉を自動で行い得るので、乗車性を向上できる。
ただし、荷物等を両手に持っている場合には、送信機のスイッチを操作することが困難となる。そのため、特許文献2に記載のシステムでは、所定時間間隔毎にIDコード信号を乗せた電波を発信するスマートエントリーキーと、その電波を受信する受信部と、車両のスライドドアを開ける制御装置とを備える。そして、制御装置は、受信部が電波を受信し、かつ車両のサイドシルに衝撃が加えられたとき、スライドドアを開けるようにしている。これにより、荷物等で両手が塞がっている場合でも、容易にスライドドアを開けることが可能になり、車両への乗車性の一層の向上を図ることができる。
特開平10−211819号公報 特開2004−316231号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載のシステムでは、スイッチ操作等に応じて自動的にスライドドアを開けることによって、乗車性の向上を図るものにすぎない。ここで、乗員が車両へ乗り込む際の乗り込み易さは、ドアの開閉に加えて、シート位置によっても大きな影響を受ける。
例えば、3列シートを備える車両において、3列目シートへ乗員が着席しようとしたときには、一般的に、2列目シートの位置を前方に移動させたり、シートの背もたれを前方に倒したりする必要がある。このような作業を車両に乗り込む度に行わなければならないと、乗員にとって負担感が大きくなる。また、乗員が車両ドアを開けたときに、その車両ドアに面するシートの前方の空間が狭い場合には、そのシートへ着座したり、他のシートへ移動したりすることが容易になしえないこともある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、乗員の車両への乗車時にシート位置を変更することによって、乗員の乗り込み動作を容易にすることを可能とした車両制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の車両制御システムは、
車両のドアの開扉に関連する信号に基づいて、当該車両のドアが開扉されることを検出する開扉検出手段と、
開扉検出手段による検出結果に基づいて、開扉される車両ドアを特定し、その特定車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、少なくとも特定車両ドアに最も近いシートの位置を変更して、乗員が車両へ乗り込む際のスペースを拡げる位置変更手段とを備えることを特徴とする。
上記した構成により、乗員が車両に乗り込むために利用する車両ドアに最も近いシートの位置が変更されるので、乗員が車両へ乗り込む際のスペースを拡げることができ、乗員は容易に乗り込み動作を行うことができるようになる。
請求項2に記載したように、車室内に設けられた複数のシート間を乗員が移動していることを検出する検出手段を備え、位置変更手段は、検出手段によって乗員の移動が検出された場合、乗員の移動空間が拡がるように、シートの位置を変更することが好ましい。これにより、乗員は着座しようとするシートまでの移動動作も容易になしえることができるようになる。
なお、このような検出手段は、例えば請求項3に記載したように、シートに設けられ、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、乗員の移動を検出するように構成することができる。
請求項4に記載したように、車室内には、3列のシートが設けられ、位置変更手段は、2列目のシートに対応する車両ドアが開扉される車両ドアとして特定された場合に、その車両ドアから遠ざかるように、2列目のシートを車両の幅方向に移動させることが好ましい。これにより、乗員は、2列目シート及び3列目シートのいずれにも容易に到達することが可能になる。
請求項5に記載したように、乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、位置変更手段は、判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、シートの位置を所定位置に戻すことが好ましい。乗車を容易にするためのシート位置と、車両の走行に適したシート位置とは異なるためである。また、乗員の乗車が完了したときにシート位置を変更すれば、乗員はシートに着座した状態であるので、シート位置の変更を問題なく行うことができる。
請求項6に記載したように、位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、乗員の乗車が完了したと判定されたときに、所定位置として、記憶したシート位置に戻すことが好ましい。これにより、乗員の体格や嗜好に合致したシート位置への変更を行うことができる。
請求項7に記載したように、位置変更手段は、運転席シートに対応する車両ドアが開扉される車両ドアとして特定された場合、運転席シートを後方に移動させるとともに、ステアリングホイールを上方に移動させることが好ましい。これにより、運転席シート前方の空間が拡がるため、運転席シートへの乗り込み易さを格段に向上することができる。
請求項8に記載したように、運転席シートへの乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、位置変更手段は、判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、運転席シート及びステアリングホイールの位置を所定位置に戻すことが好ましい。これにより、運転席シート及びステアリングホイールの位置を車両の運転に適した位置に戻すことができる。
請求項9に記載したように、位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置及びステアリングホイール位置を記憶しておき、乗員の乗車が完了したと判定されたときに、所定位置として、記憶したシート位置及びステアリングホイール位置に戻すことが好ましい。これにより、車両を日常的に使用する乗員に適合したシート位置及びステアリングホイール位置に戻すことができる。
請求項10に記載の車両制御システムは、車両側ユニットから送信されるリクエスト信号に応答して、携帯機がIDコードを含むレスポンス信号を返送する相互通信を行うことによって、車両側ユニットが、携帯機からレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してある登録コードと照合し、その照合結果に応じて、車載機器を制御するものであって、
車両側ユニットは、
車両の各ドアの周囲において、携帯機に対してリクエスト信号を送信可能な通信エリアを有する複数の送信機と、
携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と、
車室内に設けられたシートの位置を調節する第1の位置調節手段と、
受信機が受信したレスポンス信号に含まれるIDコードの照合がOKとなったことに基づいて、少なくとも携帯機に対してリクエスト信号を送信した送信機に対応する車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、その車両ドアに最も近いシートの位置の変更指示を第1の位置調節手段に出力する制御手段とを備えることを特徴とする。
上述したように構成することにより、携帯機と車両側ユニットとの相互通信結果から、携帯機を保持している乗員が接近している車両ドアを、乗員が車両への乗車のために利用する車両ドアとみなすことができる。このように相互通信結果を用いることで、シート位置の変更を早期に開始することができ、乗員が実際に車両に乗り込むまでにシート位置の変更を完了させることも容易になる。そして、乗員が車両への乗車のために利用する車両ドアに最も近いシートの位置を変更するので、乗員が車両へ乗り込む際のスペースを拡げることができ、乗員は容易に乗り込み動作を行うことができるようになる。
請求項11に記載するように、車両側ユニットは、車両のドアに設けられ、アンロック指示のために操作されるアンロック操作部と、車両のドアをロックまたはアンロックするロック・アンロック制御部とを備え、制御手段は、IDコードの照合結果がOKであり、かつアンロック操作部が操作されたときに、シートの位置の変更指示を第1の位置調節手段に出力するとともに、ロック・アンロック制御部に対して、車両のドアをアンロックするためのアンロック駆動信号を出力するように構成しても良い。このようにアンロック操作部が操作されたことを契機として、シート位置を変更するようにすると、乗員が確実に車両に乗車するとみなされるタイミングでシート位置の変更を行うことが可能になる。
請求項12に記載したように、車両側ユニットには、複数の携帯機のIDコードに対応する複数の登録コードを登録しておくことが可能であって、各シートへの着座の有無を検出する着座検出手段を備え、制御手段は、登録コードと照合がOKとなったIDコードごとに、着座検出手段によって検出される乗員が着座したシートを記憶しておき、その記憶したシートへの乗員の乗り込みを容易にするためのシート位置を算出し、この算出したシート位置へ変更するように第1の位置調整手段に変更指示を出力するように構成しても良い。
車両を利用する乗員が同じであれば、乗車人員や乗車位置等の車両の利用形態は、同じであることが多い。そのため、請求項12に記載の発明では、携帯機のIDコードに対応して記憶されている、過去に乗員が着座したシートに、今回も同様に着座するとの前提のもとに、その記憶したシートへの乗り込みを容易にするためのシート位置を算出するのである。これにより、乗員が各々着座するシートへの乗り込み動作をより容易にすることが可能となる。
請求項13から請求項17に記載した車両制御システムの構成及び作用効果は、上述した請求項2〜請求項6に記載した車両制御システムとほぼ同様であるため、説明を省略する。
請求項18に記載の車両制御システムは、乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、制御手段は、複数の携帯機のIDコードごとに乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、乗員の乗車が完了したと判定されたときに、所定位置として、記憶したシート位置に戻すように変更指示することを特徴とする。このように、複数の携帯機のIDコードごとに乗員によって調整されたシート位置を記憶しておけば、より一層、乗員の体格や嗜好に合致したシート位置への変更を行うことができる。
請求項19から請求項21に記載した車両制御システムの構成及び作用効果は、上述した請求項7〜請求項9に記載した車両制御システムとほぼ同様であるため、説明を省略する。
請求項22に記載の車両制御システムは、車両側ユニットが、複数の携帯機のIDコードに対応する複数の登録コードを登録しておくことが可能であって、制御手段は、登録コードと照合がOKとなったIDコードごとに、乗員によって調整された運転席シート位置及びステアリングホイール位置を記憶する。これにより、車両が複数の乗員により運転される場合であっても、各乗員の体格等に合致した運転席シート位置及びステアリングホイール位置へ戻すことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る車両制御システムを、図に基づいて説明する。図1は、本実施形態による車両制御システムの全体の構成を示す構成図である。
本実施形態における車両制御システムは、携帯機(電子キー)1と車両側ユニットとの相互通信によるIDコードの照合結果を基に、各ドアのロック・アンロック状態を制御する。また、車両側ユニットは、車両10への乗り込み動作を容易にするために、車室内に設けられたシート位置やステアリングホイール位置の制御を行う。なお、本実施形態では、車両制御システムが、3列シートを有し、前席(運転席及び助手席)用ドアがスイングドアであり、後席(2列目及び3列目シート)用ドアがスライドドアである車両10に適用された例について説明する。
図1に示すように、携帯機1は、車両側ユニットの車室外送信機2a〜2dあるいは車室内送信機2eからのリクエスト信号を受信する受信機1a、このリクエスト信号の受信に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を送信する送信機1bを備えている。携帯機ECU1cは、上述した受信機1a及び送信機1bと接続され、各種の制御処理を実行する。具体的には、携帯機ECU1cは、受信機1aの受信信号に基づいてリクエスト信号の受信の有無を判定したり、そのリクエスト信号に応答して、IDコード等を含むレスポンス信号を生成して、送信機1bから送信させたりする。
車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられた車室外送信機2a〜2d及び車室内に設けられた車室内送信機2eを有する。これらの車室外送信機2a〜2d及び車室内送信機2eは、車両側ユニットの制御装置4からの送信指示信号に基づいてリクエスト信号を発信する。
車室外送信機2a〜2dのリクエスト信号の到達距離は、例えば0.7〜1.0m程度に設定される。車両10が、各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている時には、そのリクエスト信号の到達距離に応じた通信エリアが車両10の各ドア11〜14の周囲に形成され、携帯機1の保持者が車両10に接近したことを検知できるようにしている。また、車室内送信機2eによる通信エリアは、車室内をカバーするように設定され、携帯機1が車室内にあるか否かを検知する。なお、車室内送信機2eを複数設け、それらの合算通信エリアが車室内をカバーするようにしても良い。
また、車両側ユニットは、車両10の車室内に設けられ、送信機2a〜2eに対する送信指示信号の出力と同期してレスポンス信号受信可能状態にされて、携帯機1から送信されるレスポンス信号を受信する受信機3を有する。受信機3が受信したレスポンス信号は、制御装置4に出力される。制御装置4は、この受信したレスポンス信号に含まれるIDコードが予め登録されている登録コードと一致等、所定の関係を満足するかの照合を行う。そして、制御装置4は、その照合結果に応じて、ドア11〜14のロック・アンロック状態の制御や、乗員の車両への乗り込み動作を容易にするための、シート位置及びステアリングホイール位置の制御を行う。
各ドア11〜14のロック・アンロック状態の制御を行うため、車両側ユニットは、車両10の各ドア11〜14に設けられ、その各ドア11〜14をロック、アンロックするロック制御部5a〜5dを有する。具体的には、ロック制御部5a〜5dは制御装置4から送信されるロック信号/アンロック信号に応じて正転/逆転するドアロックモータを有し、このドアロックモータの回転によって各車両ドア11〜14をロック、またはアンロックする。
車両10の各ドア11〜14のドアハンドル6a〜6dには、タッチセンサ6a1〜6d1が設けられており、携帯機1の保持者が、ドアハンドル6a〜6dを握って、ドアハンドル6a〜6dに対して操作を行ったことを検出することが可能である。このドアハンドル6a〜6dに対する操作が検出された場合、各ドア11〜14がアンロックされる。また、ドアハンドル6a〜6dには、プッシュスイッチとして構成されたドアロックスイッチ6a2〜6d2も設けられている。このドアロックスイッチ6a2〜6d2を操作すると、各ドア11〜14をロックすることができる。また、ドアハンドル6a〜6dは、上述した車室外送信機2a〜2dのアンテナとしての役割も果たしている。
また、車両側ユニットは、シート位置を制御するためにシート位置制御装置7を有し、ステアリングホイール位置を制御するためにステアリング位置制御装置8を有する。これらのシート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、前席である運転席(D席)15及び助手席(P席)16のシートは、図示しないモータによって、車両の前後方向に沿って位置を変更することが可能に構成されている。また、2列目のシートは、いわゆるキャプテンシートと呼ばれる、左右に分離されたシートであり、運転席後部席(DR席)17と助手席後部席(PR席)18とからなる。これらDR席17及びPR席18のシートは、図示しないモータによって、車両の前後方向のみならず左右方向(車両の幅方向)にも位置を変更することが可能に構成されている。さらに、3列目シート20は、いわゆるベンチタイプのシートであり、図示しないモータによって車両の前後方向に位置を変更することが可能に構成されている。
なお、上述したシートの構成は単なる一例にすぎず、何ら上述した例に限られるものではない。例えば、前席であるD席15やP席16も、2列目シートと同様に、車両の幅方向に移動可能に構成しても良い。また、2列目シートに関しては、DR席17とPR席18との間を埋めて座席として使用可能であったり、前席のD席15とP席16との間まで移動させたときには、サイドテーブルとして使用可能となったりするテーブル兼用座席を設けても良い。この場合、テーブル兼用座席をD席15とP席16との間まで移動させれば、DR席17あるいはPR席18を車両の幅方向に沿って移動させることが可能になる。さらに、3列目シート19については、シートを複数に分割して、それぞれ独立して前後方向に移動可能に構成しても良い。
シート位置制御装置7は、制御装置4からのシート位置変更信号を受けて、変更指示されたシート位置となるように、各座席のシートのモータに対して駆動信号を出力する。各シートの位置は、図示しないセンサによって検出され、シート位置制御装置7に入力される。シート位置制御装置7は、検出されたシート位置が変更指示されたシート位置に一致すると駆動信号の出力を停止する。なお、シート位置は、各シートに設けられたモータに対する駆動信号の出力時間等に基づいて算出することも可能である。なお、各シートの位置は、シート位置制御装置7に接続された、図示しない操作スイッチを用いて、乗員が好みの位置に調整することが可能である。
また、各座席のシートには、図示していないが、乗員の着座を検出する着座センサ、及び各シート間を乗員が移動していることを検出する移動検出センサが設けられ、それぞれ制御装置4に入力されている。移動検出センサは、例えば各々のシートの前方を検知範囲とする赤外線センサによって構成することができる。この赤外線センサによって乗員の脚部が検出され、その検出位置が時間的に変化しているときには、乗員があるシートの前方を移動中であることが検出できる。
なお、着座センサは、例えば各シートの座面に加わる荷重を検出する荷重センサによって構成することができるが、上記した赤外線センサを移動検出センサ及び着座センサとして兼用して用いても良い。あるシートの前方で脚部の移動が停止した場合、乗員はそのシートに着座したとみなすことができるためである。また、移動検出センサとしては、赤外線センサに限らず、例えば超音波センサやミリ波センサなど、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、乗員の移動を検出するセンサを用いることができる。
ステアリング位置制御装置8は、ステアリングホイール20のチルト角を変化させるモータに対して駆動信号を出力して、ステアリングホイール20の位置を上昇させたり、下降させたりするものである。このステアリング位置制御装置8は、制御装置4からのステアリング位置変更信号を受け、それによって変更指示されたステアリング位置となるように、上述したモータに対して駆動信号を出力する。
このステアリングホイール20の位置は、図示しない位置センサによって検出され、ステアリング位置制御装置8に入力される。これにより、ステアリング位置制御装置8は、制御装置4から指示された位置にステアンリグホイール20を移動させることができる。なお、ステアリングホイール20のチルト角は、ステアリング位置制御装置に接続された図示しない調整スイッチを用いて、乗員が好みの位置に調整することができるように構成されている。
次に、上述した車両側ユニットと携帯機1との相互通信によるIDコードの照合結果を基に、制御装置4が各ドア11〜14をアンロックしたり、シート位置やステアリング位置を変更する制御に関して、図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、図3のフローチャートに示す処理は、所定時間ごとに起動されて実施されるものである。すなわち、車両10のエンジンが停止され、かつ各ドア11〜14がロックされた状態で駐車されている場合、制御装置4は、所定時間経過毎に車室外送信機2a〜2dに対してリクエスト信号の送信を指示して、携帯機1の保持者が車両10に接近したか否か確認する。
まず、ステップS10では、車室外送信機2a〜2dに対して送信指示信号を出力して、車室外送信機2a〜2dからリクエスト信号を送信させる。そして、ステップS20では、このリクエスト信号に応答する、携帯機1からのレスポンス信号を受信したか否かを判定する。レスポンス信号が受信されていない場合には、携帯機1が車室外送信機2a〜2dの通信エリア内に存在しないとみなして、ステップS100の処理に進む。一方、携帯機1からレスポンス信号を受信した場合には、ステップS30の処理に進む。
なお、車室外送信機2a〜2dから、車室外送信機2a〜2dごとに固有の識別コードを含むリクエスト信号が送信され、携帯機1は、その識別コードを含むレスポンス信号を返送するように構成される。あるいは、制御装置4は、各送信機2a〜2dに、時間的にずれたタイミングで順番にリクエスト信号を送信するように指示する。このようにすれば、制御装置4は、携帯機1がいずれの送信機2a〜2dからのリクエスト信号に応答してレスポンス信号を返送したかを識別できる。すなわち、携帯機1の保持者が、いずれの車両ドア11〜14に対して接近しているのかを識別できる。
ステップS30では、レスポンス信号に含まれるIDコードが、予め登録されているIDコードと一致する等、所定の関係を満足するか否かが判定される(IDコードの照合結果OK・NG判定)。この判定処理において、IDコードの照合結果OKと判定されると、ステップS40に進み、IDコードの照合結果NGと判定されると、ステップS100の処理に進む。
ステップS40では、まず、レスポンス信号に含まれる識別コードあるいはレスポンス信号の受信タイミングから、携帯機1が反応した車室外送信機2a〜2dの位置を把握する。その送信機2a〜2eの位置は、携帯機1の保持者が接近している車両ドア11〜14の位置に対応する。そして、制御装置4は、この携帯機1の保持者が接近している車両ドア11〜14のタッチセンサ6a1〜6d1を起動することにより、その車両ドア11〜14をアンロックスタンバイ状態とする。
続くステップS50では、携帯機1の保持者等の乗員の車両への乗り込み動作を容易にするために、アンロックスタンバイ状態とされたドア位置に応じてシート位置やステアリング位置の変更を行う。アンロックスタンバイ状態とされたドアは、その後、乗員によって開扉され、そのドアから乗員が車両に乗り込むことが予想されるためである。すなわち、本実施形態では、車両ドアの開扉に関連する信号として、IDコードの照合結果OKとの判定に基づいて出力される、携帯機1の保持者が接近している車両ドアをアンロックスタンバイ状態とするための信号を用いる。
ここで、シート位置やステアリング位置の変更について、図4(a)、(b)に基づいて説明する。例えば、携帯機1の保持者が、図4(a)に示すように、左側の後席用スライドドアに接近している場合、その後席用スライドドアからの乗り込み動作を容易とするために、その後席用スライドドアに最も近いPR席が、当該後席用スライドドアから離れるように、図面右方向に移動される。これにより、乗員は、後席スライドドアから、2列目シート(DR席17、PR席18)へも、3列目シート19へも容易に乗り込むことが可能になる。なお、乗員が右側の後席用スライドドアから乗車する場合には、図4(a)の場合とは逆に、DR席17のシートが、図面左方向に移動されることになる。
また、携帯機1の保持者が、図4(b)に示すように、運転席ドアに接近している場合、その運転席ドアからの乗り込み動作を容易とするために、D席15のシートが車両後方に向かって移動されるとともに、ステアリングホイール20が上方に移動される。このようにD席シート位置及びステアリング位置を変更することにより、D席15の前方の空間が拡大されるため、乗員は容易に運転席シートに乗り込むことができる。また、乗員が助手席ドアから車両に乗り込む場合には、P席16のシートが車両後方に移動される。
次に、ステップS60では、アンロックスタンバイ状態とされた携帯機1の保持者が接近しているドア11〜14において、携帯機1の保持者がドアハンドル6a1〜6d1を握るアンロック操作が検知されたか否かを判定する。上述したように、携帯機1の保持者が接近しているドア11〜14においては、ドアハンドル6a〜6d内のタッチセンサ6a1〜6d1が起動されており、携帯機1の保持者によってドアハンドル6a〜6dが握られたことを検出可能である。このタッチセンサ6a1〜6d1から検知信号が制御装置4に入力された場合、アンロック操作を検知したと判定する。
なお、アンロック操作が検知されない場合には、アンロック操作を検知するまで待機するが、所定時間経過してもなおアンロック操作が検知できない場合には、再び、ステップS10からの処理を実行する。
ステップS60にてアンロック操作が検知されたと判定されると、ステップS70に進み、車両の各ドア11〜14をアンロックする。これにより、携帯機1の保持者等の乗員は、何ら特別な操作を行うことなく、車両の各ドア11〜14をアンロックして開扉することができる。そして、車内に乗り込む場合、上述したようにシート位置が変更されているので、車室内への乗り込み動作を容易に行うことができる。また、本実施形態では、IDコードの照合結果がOKとなった時点、すなわち、乗員が車両への乗り込み動作等を行う前に、シート位置やステアリング位置の変更が行われる。このため、例えば携帯機1の保持者が車両に乗車するまでに、既に十分にシート位置やステアリング位置が変更された状態を得ることができる。
なお、車両の各ドア11〜14がアンロックされた場合、携帯機1の保持者以外の乗員が、携帯機1の保持者が開扉したドア以外のドアを開扉して車内に乗り込む場合がある。このような場合、各ドア11〜14が開扉されたことを、例えば、ドアカーテシランプスイッチなどの信号から検出し、開扉が検出されたドアからの乗り込み動作を容易にするように各シートの位置を変更するようにしても良い。この場合、2列目シートに関しては、左右両方のスライドドアが開扉されると、DR席17とPR席18のシートの移動が競合するが、例えば開扉された時期が早いスライドドアに対するシート位置の変更を優先したりする等の対策を採ればよい。
上述したようなシート位置やステアリング位置の変更を行った場合、乗員の車両への乗り込みが完了したとき、シート位置やステアリング位置を初期位置まで戻すことが望ましい。乗車を容易にするためのシート位置と、車両の走行に適したシート位置とは異なるためである。また、乗員の乗車が完了したときにシート位置を変更すれば、乗員はシートに着座した状態であるので、シート位置の変更を問題なく行うことができるためである。
そのため、ステップS80では、乗員の車両への乗車が完了したか否かを判定する。この乗車完了判定処理では、例えば車両の各シートに設けられた着座スイッチにより、少なくとも運転席に乗員が着座したことを検出し、かつ、全てのドア11〜14が閉じられたことを、例えばカーテシランプスイッチによって検出した場合に、乗車完了と判定することができる。さらに、エンジンが始動されたことを乗車完了判定条件として追加しても良い。
ステップS80での乗車完了判定において、乗車が完了したと判定された場合には、ステップS90に進んで、シート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8に対して、シート位置及びステアリング位置を初期位置に戻すための信号を出力する。これにより、各シートの位置及びステアリング位置は、車両の走行に適した位置に戻される。
なお、本実施形態のように、IDコードの照合結果がOKとなった時点で、シート位置やステアリング位置の変更を行うと、単に携帯機1の保持者が車両の近傍を通過しただけで、シート位置やステアリング位置が変更される場合がある。携帯機1の保持者が車両への乗車を行わない場合には、シート位置等を変更された位置のままにせず、元の初期位置まで戻すことが望ましい。乗員が乗車の際に利用するドア位置に応じて、望ましいシート位置が変化するためである。
そのため、携帯機1からのレスポンス信号が受信できない場合や、IDの照合結果がNGとなった場合に実施されるステップS100では、シート位置等が変更された状態であるか否かを判定する。この判定処理において、「Yes」と判定された場合には、ステップS90に進み、シート位置及びステアリング位置を初期位置に復帰させる。
つまり、携帯機1の保持者が車両から遠ざかったことを、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号の受信の有無から判定する。これは、携帯機1の保持者が車両から遠ざかると、車両側ユニットと携帯機1との相互通信が不能となり、IDコードの照合結果がOKとなるレスポンス信号は受信されなくなるためである。
上述したように、本実施形態によれば、乗員が車両へ乗り込むために利用する車両ドアに最も近いシートの位置を変更するので、乗員が車両へ乗り込む際のスペースを拡げることができ、乗員は容易に乗り込み動作を行うことができるようになる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係わる車両制御システムについて説明する。なお、本実施形態における車両制御システムは、上述した第1実施形態の車両制御システムと同様に構成されるので、構成に関する説明は省略する。
第1実施形態による車両制御システムでは、車両側ユニットと携帯機1とが相互通信を行って、携帯機1から得たIDコードの照合結果がOKとなった時点でシート位置やステアリング位置の変更を行うものであった。それに対して、第2実施形態による車両制御システムでは、IDコードの照合結果がOKとなり、かつアンロック操作がなされたときに、シート位置やステアリング位置を変更するとともに、ドア11〜14をアンロックする。
携帯機1の保持者によってドアハンドル6a〜6eが握られたときは、乗員が車両へ乗車することがほぼ確実な状況である。従って、シート位置やステアリング位置の変更を、ドアハンドル6a〜6dに対するアンロック指示操作をトリガとして実行することにより、シート位置やステアリング位置の変更を必要時に限定して行うことができる。
本実施形態による制御内容を図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、図5におけるステップS110からステップS140までの処理は、図3のフローチャートに示す処理と同一であるため説明を省略する。
ステップS150では、携帯機1の保持者がドアハンドル6a〜6dに触れて、アンロック操作が行われたか否かを、タッチセンサ6a1〜6d1の検出信号に基づいて判定する。そして、ステップS150にてアンロック操作が検知されたと判定されると、ステップS160に進み、シート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8に対してシート位置変更信号及びステアリング位置変更信号を出力して、シート位置及びステアリング位置を変更させる。
なお、ステップS170〜S190の処理は、図3のフローチャートのステップS70〜ステップS90の処理と同一である。
このような処理により、本実施形態によれば、IDコードの照合結果がOKと判定され、かつ、アンロック操作が検知されたと判定された場合に、シート位置やステアリング位置の変更とドア11〜14のアンロックとをほぼ同時に行うことができる。
なお、本実施形態では、携帯機1の保持者が単に車両10の近傍を通り過ぎるだけでは、シート位置やステアリング位置は変更されないので、図3のフローチャートのステップS100の処理のように、シート位置が変更状態の判定処理は不要である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係わる車両制御システムについて説明する。なお、本実施形態における車両制御システムも、上述した第1実施形態の車両制御システムと同様に構成されるので、構成に関する説明は省略する。
上述した第1及び第2実施形態による車両制御システムでは、乗員が車両に乗り込んで乗車が完了した場合に、シート位置及びステアリング位置を予め定めた初期位置に復帰させた。しかしながら、乗員の体格や嗜好によって、各乗員に適するシート位置やステアリング位置は異なる。そのため、本実施形態では、乗員によって、シート位置やステアリング位置が変更された場合には、その変更後の位置を初期位置として保存する。そして、乗員の乗車が完了したと判定されたとき、シート位置及びステアリング位置を、その保存した位置へ戻す。これにより、乗員の体格や嗜好に合致したシート位置への変更を行うことができる。
本実施形態では、上述したように、乗員によって調整されたシート位置やステアリング位置を初期位置として保存するために、図6のフローチャートに示す処理を実行する。図6のステップS210では、乗員が操作スイッチを用いて、シート位置を変更したか、あるいはステアリング位置を変更したかを判定する。このステップS210の判定処理において「Yes」と判定された場合には、ステップS220に進んで、変更されたシート位置、及び/又はステアリング位置を初期位置として保存する。
なお、1台の車両に対して複数の携帯機1を対応付けて、その複数の携帯機1の各々が、車両ドア11〜14のアンロック等を行えるように構成する場合がある。この場合、制御装置4では、複数の携帯機1のIDコードに対応して、複数の登録コードが登録され、いずれの携帯機1のIDコードであっても、照合が可能に構成される。このような場合、図7のフローチャートのステップS230に示すように、登録コードと照合されたIDコードに関連付けて、変更されたシート位置及び/又はステアリング位置を初期位置として保存するようにしても良い。
携帯機のIDコードが同一であれば、乗車している乗員も同一であり、かつ複数の乗員がいる場合、各乗員は同じ座席に着座している可能性が高い。従って、IDコードに関連付けて、調整されたシート位置及びステアリング位置を初期位置として保存することにより、実際に車両に乗車している乗員に適するように、シート位置及びステアリング位置を戻すことが可能になる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係わる車両制御システムについて説明する。なお、本実施形態における車両制御システムも、上述した第1実施形態の車両制御システムと同様に構成されるので、構成に関する説明は省略する。
本実施形態に係わる車両制御システムにおいても、上述したように、制御装置4に、複数の携帯機1のIDコードに対応して、複数の登録コードが登録され、いずれの携帯機1のIDコードであっても、照合が可能に構成される。そして、本実施形態では、携帯機のIDコードが同一であれば、乗車する乗員も同一であり、かつ複数の乗員がいる場合、各乗員は同じ座席に着座する可能性が高いことを鑑みて、その同じ座席に着座する際に、乗員が各座席に乗り込み易いシート位置を算出する。そしてシート位置は、その算出したシート位置となるように変更される。
本実施形態における制御内容を図8のフローチャートに示す。この図8のフローチャートにおいて、ステップS310〜ステップS340の処理は、図3のフローチャートのステップS10〜ステップS40の処理と同一であり、ステップS370〜ステップS410の処理は、図3のフローチャートのステップS60〜ステップS100の処理と同一であるため、説明を省略する。
図8のフローチャートのステップS350では、後述するステップS420にて照合IDコードに対応して記憶若しくは更新された、各乗員が着座した座席のパターンを示す着座パターンを読み出し、その着座パターンに基づいて、開扉ドア近傍のシートを含む各シートの変更位置を算出する。例えば、乗員が1列目シート及び2列目シートのみに着座し、3列目シートに着座していない着座パターンが読み出された場合、2列目シートであるDR席15、PR席16は車両の幅方向ではなく車両の後方に向かって移動される。これにより、後席用スライドドアから2列目シートへの乗り込み易さを向上することができる。
また、2列目及び3列目シートへも着座している着座パターンが検出された場合、開扉されるスライドドア近傍の2列目シートを、そのスライドドアから遠ざけるように車両幅方向に移動させるとともに、3列目シートを車両後方へ移動させる。このようにすれば、2列目シート及び3列目シートの両方への乗り込み易さを向上することができる。
ステップS360では、ステップS350にて算出された変更位置に応じて、シート位置制御装置7にシート位置変更信号を出力することにより、算出された変更位置にシート位置を変更させるとともに、ステアリング位置の変更を実施する。
ステップS420では、乗員の車両への乗車が完了した時点において、乗員が着座している座席を示す着座パターンを、ステップS330にて照合されたIDコードに関連付けて記憶する。なお、すでに照合IDコードに対して記憶されている着座パターンがある場合には、新たに検出された着座パターンに更新する。
このような制御を行うことにより、乗員が各々着座するシートへの乗り込み動作をより容易にすることが可能となる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係わる車両制御システムについて説明する。なお、本実施形態における車両制御システムも、上述した第1実施形態の車両制御システムと同様に構成されるので、構成に関する説明は省略する。
本実施形態に係わる車両制御システムでは、乗員が開扉したドア11〜14から車室内に入った後、シート間を移動する際に、その移動を容易に成しえるように、乗員の車室内の移動を検出して、移動空間が拡がるようにシートの位置を変更する。
本実施形態における、制御内容を図9のフローチャートに示す。なお、図9のフローチャートにおいて、ステップS510〜ステップS570までの処理は、図3のフローチャートのステップS10〜ステップS70と同一であり、ステップS590及びステップS600の処理は、図3のフローチャートのステップS100及びステップS90と同一であるため、説明を省略する。
本実施形態では、ステップS570にてドア11〜14がアンロックされると、引き続いて、ステップS580にて、乗員の車室内の移動に応じたシート位置の変更制御を行う。このシート位置の変更制御の詳細を図10のフローチャートに示す。
まず、ステップS710では、各座席のシートに設けられた移動検出センサを起動して、乗員の車室内の移動を検出可能な状態にする。そして、ステップS720では、起動した移動検出センサによって乗員の移動が検知されたか否かを判定する。このステップS720の判定処理において「Yes」と判定された場合には、ステップS730に進み、乗員の移動空間を拡げるようにシート位置を変更する。
例えば、乗員が左側の後席用スライドドアから車室内に入り、PR席18の前方を移動しようとすると、図11に示すように、PR席18に設けられた移動検出センサが、その検出範囲21において乗員の移動を検出する。すると、制御装置4は、乗員の移動空間を拡げるべく、PR席21を車両後方に向かって移動させるように、シート位置制御装置7に指示する。これにより、乗員は、DR席17や、1列目のD席15、P席16にも到達し易くなる。なお、この場合、P席16の車両前方への移動を併せて行っても良い。
本実施形態では、移動検出センサは、各シートの前方を検出範囲とするように設けられているが、1列目、2列目シートに関しては、2つのシート間の乗員の移動を検出できるように移動検出センサを設けても良い。これにより、例えば乗員が2列目シートから1列目シートへ移動しようとした場合に、D席15及び/又はP席16のシートを、互いに遠ざかるように、車両の幅方向に沿って移動させることも可能になる。
ステップS720にて乗員の移動が検知されない場合、ステップS740に進んで、その乗員の移動が検知されない状態(移動非検知状態)が所定時間継続しているか否かを判定する。このステップ740の判定処理において「Yes」と判定された場合、乗員は所望の座席への移動を完了して、すでに着座した状態であると考えられる。このため、ステップS750において、シート位置及びステアリング位置を初期位置に戻して、処理を終了する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、車両側ユニットと携帯機1との相互通信に基づいて、携帯機1の保持者が接近しているドアを判別したり、ドアハンドル6a〜6dに対するアンロック操作によって、開扉しようとしているドアを特定した。しかしながら、車両制御システムとしては、上述した車両側ユニットと携帯機1との相互通信結果によらず、単に各ドアが開扉されたことを検出して、その開扉が検出されたドアからの車室内への乗り込みを容易に行えるように、各シート位置を変更するように構成しても良い。
第1実施形態における車両制御システムの全体の構成を示す構成図である。 シート位置制御装置7及びステアリング位置制御装置8について説明するための説明図である。 車両側ユニットと携帯機との相互通信によるIDコードの照合結果を基に、各ドアをアンロックしたり、シート位置やステアリング位置を変更する制御を示すフローチャートである。 (a)、(b)は、シート位置やステアリング位置の変更例について説明するための説明図である。 第2実施形態における車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。 第3実施形態における車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。 第3実施形態の変形例による車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。 第4実施形態における車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。 第5実施形態における車両制御システムの制御内容を示すフローチャートである。 第5実施形態の車両制御システムによる、乗員の車室内の移動に応じたシート位置の変更制御を示すフローチャートである。 乗員の車室内の移動に応じたシート位置の変更制御によるシート位置の変更例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 携帯機
1a 受信機
1b 送信機
1c 携帯機ECU
2a〜2d 車室外送信機
2e 車室内送信機
3 受信機
4 制御装置
5a〜5e ロック制御部
6a〜6e ドアハンドル
6a1〜6e1 タッチセンサ
6a2〜6e2 ロックスイッチ
7 シート位置制御装置
8 ステアリング位置制御装置
10 車両

Claims (22)

  1. 車両のドアの開扉に関連する信号に基づいて、当該車両のドアが開扉されることを検出する開扉検出手段と、
    前記開扉検出手段による検出結果に基づいて、開扉される車両ドアを特定し、その特定車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、少なくとも特定車両ドアに最も近いシートの位置を変更して、乗員が車両へ乗り込む際のスペースを拡げる位置変更手段とを備えることを特徴とする車両制御システム。
  2. 車室内に設けられた複数のシート間を乗員が移動していることを検出する検出手段を備え、
    前記位置変更手段は、前記検出手段によって乗員の移動が検出された場合、前記乗員の移動空間が拡がるように、前記シートの位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  3. 前記検出手段は、前記シートに設けられ、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、前記乗員の移動を検出することを特徴とする請求項2に記載の車両制御システム。
  4. 車室内には、3列のシートが設けられ、
    前記位置変更手段は、2列目のシートに対応する車両ドアが開扉される車両ドアとして特定された場合に、その車両ドアから遠ざかるように、前記2列目のシートを前記車両の幅方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  5. 乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記位置変更手段は、前記判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記シートの位置を所定位置に戻すことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両制御システム。
  6. 前記位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶したシート位置に戻すことを特徴とする請求項5に記載の車両制御システム。
  7. 前記位置変更手段は、運転席シートに対応する車両ドアが開扉される車両ドアとして特定された場合、前記運転席シートを後方に移動させるとともに、ステアリングホイールを上方に移動させることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  8. 前記運転席シートへの乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記位置変更手段は、前記判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記運転席シート及び前記ステアリングホイールの位置を所定位置に戻すことを特徴とする請求項7に記載の車両制御システム。
  9. 前記位置変更手段は、乗員によって調整されたシート位置及びステアリングホイール位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶したシート位置及びステアリングホイール位置に戻すことを特徴とする請求項8に記載の車両制御システム。
  10. 車両側ユニットから送信されるリクエスト信号に応答して、携帯機がIDコードを含むレスポンス信号を返送する相互通信を行うことによって、前記車両側ユニットが、前記携帯機からレスポンス信号を受信し、そのレスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してある登録コードと照合し、その照合結果に応じて、車載機器を制御する車両制御システムであって、
    前記車両側ユニットは、
    前記車両の各ドアの周囲において、前記携帯機に対して前記リクエスト信号を送信可能な通信エリアを有する複数の送信機と、
    前記携帯機からのレスポンス信号を受信する受信機と、
    車室内に設けられたシートの位置を調節する第1の位置調節手段と、
    前記受信機が受信したレスポンス信号に含まれるIDコードの照合がOKとなったことに基づいて、少なくとも前記携帯機に対してリクエスト信号を送信した送信機に対応する車両ドアからの乗員の乗り込み動作を容易にするために、その車両ドアに最も近いシートの位置の変更指示を前記第1の位置調節手段に出力する制御手段とを備えることを特徴とする車両制御システム。
  11. 前記車両側ユニットは、
    前記車両のドアに設けられ、アンロック指示のために操作されるアンロック操作部と、
    前記車両のドアをロックまたはアンロックするロック・アンロック制御部とを備え、
    前記制御手段は、前記IDコードの照合結果がOKであり、かつ前記アンロック操作部が操作されたときに、前記シートの位置の変更指示を前記第1の位置調節手段に出力するとともに、前記ロック・アンロック制御部に対して、前記車両のドアをアンロックするためのアンロック駆動信号を出力することを特徴とする請求項10に記載の車両制御システム。
  12. 前記車両側ユニットには、複数の携帯機のIDコードに対応する複数の登録コードを登録しておくことが可能であって、
    各シートへの着座の有無を検出する着座検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記登録コードと照合がOKとなったIDコードごとに、前記着座検出手段によって検出される乗員が着座したシートを記憶しておき、その記憶したシートへの乗員の乗り込みを容易にするためのシート位置を算出し、この算出したシート位置へ変更するように前記第1の位置調整手段に変更指示を出力することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の車両制御システム。
  13. 車室内に設けられた複数のシート間を乗員が移動していることを検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって乗員の移動が検出された場合、前記乗員の移動空間が拡がるように、前記シートの位置の変更指示することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の車両制御システム。
  14. 前記検出手段は、前記シートに設けられ、光波、音波、電波のいずれかの媒体を用いて、前記乗員の移動を検出することを特徴とする請求項13に記載の車両制御システム。
  15. 車室内には、3列のシートが設けられ、
    前記制御手段は、2列目のシートに対応する車両ドアが、前記携帯機に対してリクエスト信号を送信した送信機に対応する車両ドアである場合に、その車両ドアから離れるように、前記2列目のシートを前記車両の幅方向に移動させるように変更指示することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の車両制御システム。
  16. 乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記制御手段は、前記判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記シートの位置を所定位置に戻すように変更指示することを特徴とする請求項10乃至請求項15のいずれかに記載の車両制御システム。
  17. 前記制御手段は、乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶したシート位置に戻すように変更指示することを特徴とする請求項16に記載の車両制御システム。
  18. 乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記制御手段は、前記複数の携帯機のIDコードごとに乗員によって調整されたシート位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶したシート位置に戻すように変更指示することを特徴とする請求項12に記載の車両制御システム。
  19. ステアリングホイールの位置を調節する第2の位置調整手段を有し、
    前記制御手段は、運転席シートに対応する車両ドアが、前記携帯機に対してリクエスト信号を送信した送信機に対応する車両ドアである場合、前記運転席シートを後方に移動させるとともに、ステアリングホイールを上方に移動させるように、前記第1及び第2の位置調整手段に変更指示を出力することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の車両制御システム。
  20. 前記運転席シートへの乗員の乗車が完了したか否かを判定する判定手段を有し、
    前記制御手段は、前記判定手段によって乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記運転席シート及び前記ステアリングホイールの位置を所定位置に戻すように変更指示することを特徴とする請求項19に記載の車両制御システム。
  21. 前記制御手段は、乗員によって調整された運転席シート位置及びステアリングホイール位置を記憶しておき、前記乗員の乗車が完了したと判定されたときに、前記所定位置として、記憶した運転席シート位置及びステアリングホイール位置に戻すように変更指示することを特徴とする請求項20に記載の車両制御システム。
  22. 前記車両側ユニットには、複数の携帯機のIDコードに対応する複数の登録コードを登録しておくことが可能であって、
    前記制御手段は、前記登録コードと照合がOKとなったIDコードごとに、乗員によって調整された運転席シート位置及びステアリングホイール位置を記憶することを特徴とする請求項21に記載の車両制御システム。
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