JP2013121752A - シートスライド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えつつ、より利便性を向上させることのできるシートスライド装置を提供すること。
【解決手段】ECUは、スライドドアの開動作時(ステップ403:YES)において助手席の移動を許容すべきか否か、即ちそのシートスライド装置のロック装置をロック解除状態とすべきか否かを判定する(ステップ404)。そして、ECUは、そのドア開時ロック解除条件が成立する場合(ステップ405:YES)には、ロック装置をロック解除状態とし、及びそのロック解除状態を保持する(ステップ406〜ステップ408)。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートスライド装置に関するものである。
従来、ロック状態(シートスライドロック)とロック解除状態とを駆動源により切替可能なロック装置を備えたシートスライド装置がある。例えば、特許文献1に記載のロック装置は、通常時にはバネの弾性力によりロック状態に維持される。そして、モータの駆動力に基づいて、そのロック状態を解除し、及びそのロック解除状態を保持することが可能となっている。
即ち、このような駆動源を有したロック装置を採用することでロック解除が容易になる。また、その操作スイッチ(ロック解除要求スイッチ)の位置を自由に設定することが可能になる。そして、例えば、シートバックに操作スイッチを設けることで後部座席から前部座席(主に助手席)を移動させることが可能になり、これにより後部ドア(開口部)からの乗り降り(ウォークイン)が容易になる等、乗員の利便性を向上させることができる。
しかしながら、乗員が操作しやすい位置に操作スイッチを設けることで、ロック解除を必要としない状況での誤操作、或いはロック解除すべきではない状態における操作入力が行われてしまう可能性が生ずる。このため、従来、このような付加的に設けられた操作スイッチについては、当該操作スイッチに対する操作入力が発生している間のみ、つまり操作入力が継続する限りにおいて、そのロック解除状態が保持される。そして、これにより、誤入力や誤認識によるロック解除状態が継続する事態を回避して、その安全性の向上を図る構成が一般的となっている。
特開2005−206154号公報
しかし、その一方では、このような継続的な操作入力が必要であるために、その動力源によりロック解除が可能であるという利点を十分に活かし切れていないという問題がある。例えば、荷物を持った状態で後部ドアから搭乗する場合、ワンタッチで前部座席のシートスライドロックを解除することが可能であれば非常に便利である。しかしながら、上記のような従来技術では、これに加え、その操作レバーを引き続ける等といった手間が必要になる。そのため、結局、その荷持を降ろさざるを得なくなることも数多くあるのが実情であり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えつつ、より利便性を向上させることのできるシートスライド装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、シートの移動を規制するロック状態と前記シートの移動を許容するロック解除状態とを駆動源により切替可能なロック装置と、前記ロック装置の作動を制御する制御装置とを備えたシートスライド装置において、前記制御装置は、前記シートに設けられた操作スイッチに対する操作入力を検出する操作入力検出手段と、前記操作入力の検出が検出されることにより前記ロック装置を前記ロック解除状態とし及び前記操作入力が途絶することにより前記ロック装置を前記ロック状態とする第1の制御手段とを備えるとともに、車両ドアの開閉動作を検出するドア開閉検出手段と、前記車両ドアの開動作時において前記シートの移動を許容すべきドア開時ロック解除条件が成立する場合に前記ロック装置を前記ロック解除状態とし及び該ロック解除状態を保持する第2の制御手段とを備えること、を要旨とする。
上記構成によれば、車両ドアの開動作時においてシートの移動を許容すべきと考えられる状況に限定して、そのロック装置をロック解除状態とし、及びそのロック解除状態を保持することができる。その結果、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えつつ、乗員が搭乗する際の利便性を向上させることができる。
例えば、車両の助手席に適用した場合、乗員が後部ドア(後部ドア開口部)から搭乗する際、そのドア開時ロック解除条件の成立に基づいて助手席のシートスライドロックが解除される。そして、このロック解除状態は、操作スイッチに対する継続的な操作入力を要することなく保持される。これにより、乗員は、その手が荷物でふさがっている状態であっても、容易に乗り降りすることができる。
請求項2に記載の発明は、前記第2の制御手段は、前記車両ドアの開動作があり、且つ前記操作入力がある場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を要旨とする。
上記構成によれば、一度、操作スイッチを操作した後は、その継続的な操作入力を要することなくロック解除状態が保持される。その結果、乗員が搭乗する際の利便性を向上させることができる。
尚、この場合、そのドア開時ロック解除条件を構成する「車両ドアの開動作」及び「操作入力」の二つの条件については、何れが先に発生しても構わない。例えば、検出対象とする車両ドアが開動作する前に、車室内の乗員が先にシートスライドロックを解除する場合が考えられる。そして、この場合にもロック解除状態が保持されるようにすることで、その利便性を更に向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記第2の制御手段は、前記車両ドアの開動作から所定時間内に前記操作入力が検出された場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を要旨とする。
請求項4に記載の発明は、前記第2の制御手段は、前記車両ドアが開状態にあるときに前記操作入力が検出された場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を要旨とする。
上記各構成によれば、より効果的に、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えつつ、乗員が搭乗する際の利便性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記制御装置は、車外において操作可能な第2の操作スイッチに対する操作入力を検出する第2の操作入力検出手段を備え、前記第2の制御手段は、前記車両ドアの開動作があり、且つ前記第2の操作スイッチに対する操作入力がある場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を要旨とする。
即ち、乗員が車外にいる段階で既にロック解除要求が発生しているならば、そのロック解除状態を保持する要請も高いと推定される。従って、上記構成によれば、その乗員が搭乗する際の利便性を更に向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、前記制御装置は、前記車両ドアの開動作があり、且つ前記シートの移動を許容すべきと推定される特殊操作がある場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を要旨とする。
即ち、シートの移動を許容すべきと推定される特殊操作がある場合は、そのロック解除状態を保持する要請も高いと推定される。従って、上記構成によれば、その乗員が搭乗する際の利便性を更に向上させることができる。
請求項7に記載の発明は、前記第2の制御手段は、前記車両ドアが開動作する場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を要旨とする。
上記構成によれば、車両ドアの開動作によって自動的にシートスライドロックが解除され、及びそのロック解除状態が保持される。その結果、乗員が搭乗する際の利便性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明は、前記第2の制御手段は、予め設定された終了条件が成立するまで前記ロック解除状態を保持すること、を要旨とする。
即ち、何れかの位置において床部に固定されるべき車両用のシートに用いられることを鑑みれば、利便性が向上するとはいえ、そのロック解除状態が無条件に継続することは好ましくないと考えられる。従って、上記構成により、自動的にロック装置をロック状態とすることで、より高い安全性を確保することができる。
請求項9に記載の発明は、前記制御装置は、予め設定された禁止条件が成立する場合に前記ロック解除状態とすることを禁止する禁止手段を備えること、を要旨とする。
例えば、そのシートに着座する乗員以外の者が当該シートのスライドロックを解除することは好ましくない場合等、ロック解除すべきではないと考えられる状況もある。従って、上記構成により、このような状況を禁止条件に設定することで、想定するドア開口部から乗り降りしない車両の乗員も含めた利便性の向上、及び安全性の向上を図ることができる。
本発明によれば、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えつつ、より利便性を向上させることが可能なシートスライド装置を提供することができる。
本発明にかかるシートスライド装置の概略構成図。 ロック/ロック解除の状態遷移図。 本発明にかかるシートスライド装置を備えた車両を模式的に示す説明図。 ドア開時ロック解除条件判定の処理手順を示すフローチャート。 終了条件判定の処理手順を示すフローチャート。 禁止条件判定の処理手順を示すフローチャート。 ロック解除制御及びロック制御の処理手順を示すフローチャート。 別例のドア開時ロック解除条件判定の処理手順を示すフローチャート。 別例のドア開時ロック解除条件判定の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、このシートバック3の上端に設けられたヘッドレスト4とを備えている。
また、車両の床部Fには、並列に配置された一対のロアレール5が設けられるとともに、これら各ロアレール5には、当該各ロアレール5上を摺動するアッパレール6が装着されている。そして、シート1のシートクッション2は、これら各アッパレール6上に固定されている。
即ち、本実施形態では、これらのロアレール5及びアッパレール6によりシートスライド装置10が形成されている。そして、車両の乗員は、このシートスライド装置10の機能を利用することにより、車両前後方向(図図中、左右方向)におけるシート1の位置調整を行うことができるようになっている。
また、本実施形態のシートスライド装置10は、モータ11を駆動源としてシート1の移動を規制するロック状態(シートスライドロック)と当該シート1の移動を許容するロック解除状態(シートスライドロックの解除)とを切替可能なロック装置12と、このロック装置12の作動を制御する制御装置としてのECU13とを備えている。
本実施形態のロック装置12は、シート1側に設けられたロック爪をロアレール5に形成されたロック孔に挿入することによりシート1の移動を規制する周知のロック機構(図示略)を有している。そして、モータ11の駆動力によりロック爪を動作させることによって、そのロック状態とロック解除状態とを切り替えることが可能となっている。
また、ECU13には、乗員がロック状態とロック解除状態との切り替え操作を行う際に使用する操作スイッチ15が接続されている。具体的には、ECU13には、その操作スイッチ15として、シートクッション2の側面(シートサイド)に設けられたシートサイドロック解除要求スイッチ15A、及びシートバック3(の背面)に設けられたシートバックロック解除要求スイッチ15Bが接続されている。即ち、本実施形態では、ECU13により操作入力検出手段が構成されている。
そして、図2に示すように、本実施形態のECU13は、これら各操作スイッチ15に対する操作入力が発生している場合(ロック解除要求SW=ON)には、ロック解除状態αとなるようにロック装置12を制御し、その操作入力が途絶した場合(ロック解除要求SW=OFF)には、ロック状態βとなるようにロック装置12を制御する。
詳述すると、図1に示すように、ECU13には、ロック装置12が完全なロック解除状態(ロック爪の抜脱完了)に移行した場合に「ON」となるロック解除リミットスイッチ16、及びロック装置12が完全なロック状態(ロック爪の挿入完了)に移行した場合に「ON」となるロック位置リミットスイッチ17が接続されている。
図2に示すように、ECU13は、ロック解除制御時、このロック解除リミットスイッチ16が「ON」となることにより、モータ11の駆動出力を停止する。そして、これにより、ロック装置12は、ロック解除作動状態α1からロック解除保持状態α0へと移行するようになっている。
また、ECU13は、ロック制御時には、そのロック位置リミットスイッチ17が「ON」となることにより、モータ11の駆動出力を停止する。そして、これにより、ロック装置12は、ロッキング作動状態β1からロック位置保持状態β0へと移行するようになっている。
図3に示すように、本実施形態のシートスライド装置10は、例えば、車両20の助手席21に適用される。これにより、車両20の乗員は、後部座席22の側方(同図中、下側)に開口する後部ドア開口部23から搭乗する際、そのシートバックロック解除要求スイッチ15Bを操作して、助手席21のシートスライドロックを解除することができる。また、この車両20では、後部ドア開口部23には、車両前後方向(同図中、左右方向)に移動することにより、当該後部ドア開口部23を開閉可能なスライドドア24が設けられている。そして、助手席21を前方に移動させることにより、例えば、後部ドア開口部23を利用した運転席25への乗降も容易となり、車両20の利便性を向上させることができる。
また、図1に示すように、ECU13には、このスライドドア24の開閉動作を検出するスライドドア開閉センサ31が接続されている。即ち、本実施形態では、ECU13によりドア開閉検出手段が構成されている。そして、ECU13には、このスライドドア開閉センサ31を含む複数のセンサやスイッチ等から、車両20における乗員の搭乗状態及び車両の走行状態を検出するための様々な情報(信号)が入力されるようになっている。
具体的には、図3に示すように、車両20には、助手席21側方の助手席ドア32の開閉動作を検出する助手席ドア開閉センサ33や、助手席21における乗員の着座状態を検知する乗員検知センサ34が設けられている。また、後部ドア開口部23の下方には、搭乗者の足の近接を検出する足かざしセンサ35が設けられている。尚、この足かざしセンサ35は、周知の静電容量センサにより構成される。そして、図1に示すように、ECU13には、これらの各センサが接続されている。
また、車両20には、携帯機(36)を用いて車両ドア(スライドドア24を含む)の開錠及び施錠を行うことが可能な電子キーシステムが搭載されている。そして、ECU13は、車内ネットワーク(図示略)を介して、その電子キーシステムの制御部である認証ECU37と接続されている。
ここで、図3に示すように、本実施形態の携帯機36には、乗員が助手席21のシートスライドロック及びその解除を行う際に使用する第2の操作スイッチとしての携帯機ロック解除要求スイッチ15Cが設けられている。そして、第2の操作入力検出手段としてのECU13は、上記認証ECU37との通信に基づいて、この携帯機ロック解除要求スイッチ15Cへの操作入力を検出する。
さらに、図1に示すように、ECU13は、車両の変速機(図示略)を制御するシフト装置38と接続されている。そして、ECU13は、このシフト装置38との接続により、「P」「R」「N」「D」の各シフトポジション等といった、変速機の制御状態、即ち車両の走行状態に関する情報を取得することが可能となっている。
本実施形態のECU13は、これらの情報に基づいて、スライドドア24の開動作時において助手席21の移動を許容すべきか否か、即ちそのシートスライド装置10のロック装置12をロック解除状態とすべきか否かを判定する。そして、ECU13は、その判定結果に基づいて、ロック装置12の作動を制御する。
即ち、図2に示すように、ECU13は、助手席21に設けられた操作スイッチ15に対する操作入力に基づく上記のような通常のロック解除制御(第1の制御手段)の他、スライドドア24の開動作及び所定の解除条件の成立によってもロック装置12をロック解除状態αとする。そして、ECU13は、このドア開時ロック解除条件成立によりロック装置12をロック解除状態αとした場合には、予め設定された終了条件が成立するまで、そのロック解除状態αを保持する構成になっている(第2の制御手段)。
詳述すると、図4のフローチャートに示すように、ECU13は、スライドドア24の開動作を検出すると、上記ドア開時ロック解除条件として、助手席21のシート1に設けられた操作スイッチ15に対する操作入力があるか否か、具体的にはシートバックロック解除要求スイッチ15Bが「ON」であるか否かを判定する(ステップ101)。また、ECU13は、携帯機36(図3参照)に設けられた第2の操作スイッチに対する操作入力があるか否か、即ち携帯機ロック解除要求スイッチ15Cが「ON」されているか否かを判定する(ステップ102)。更に、ECU13は、後部ドア開口部23の下方に設けられた足かざしセンサ35によって搭乗者の足の近接が検出されているか否かを判定する(ステップ103)。そして、ECU13は、これらの各解除条件のうちの少なくとも何れか一つが成立する場合(ドア開時ロック解除条件成立、ステップ104)には、ロック装置12をロック解除状態に制御し、何れの解除条件も成立しない場合(ドア開時ロック解除条件不成立、ステップ105)には、ロック装置12をロック状態のままで維持する。
また、図5のフローチャートに示すように、ECU13は、ロック装置12をロック解除状態とした後(図2参照、詳しくはロック解除保持状態α0に移行した後)は、そのロック解除状態の保持を終了すべき終了条件として、スライドドア24の閉動作が検出されたか否かを判定する(ステップ201)。更に、ECU13は、ロック解除から所定時間を経過したか否かを判定し(ステップ202)、及び車両20が走行可能な状態にあるか否かを判定する(ステップ203)。尚、本実施形態のECU13は、変速機のパーキングロックが解除された場合(「P」レンジ以外のシフトポジションになった場合)に車両20が走行可能な状態にあると判定する。そして、ECU13は、何れの終了条件も成立しない場合(終了条件不成立、ステップ204)には、そのロック解除状態に保持し、これら各終了条件の少なくとも何れか一つが成立する場合(終了条件成立、ステップ205)には、ロック装置12をロック状態に制御する。
さらに、図6のフローチャートに示すように、ECU13は、そのロック解除制御の禁止条件として、助手席21に乗員が着座しているか否か(ステップ301)、及び助手席ドア32が開いているか否か(ステップ302)、並びに車両20が走行可能な状態にあるか否かを判定する(ステップ303)。そして、ECU13は、何れの終了条件も成立しない場合(禁止条件不成立、ステップ304)にのみ、そのロック解除制御を実行し、これら各禁止条件の少なくとも何れか一つが成立する場合(禁止条件成立、ステップ305)には、そのロック解除制御を実行しない。
即ち、後部ドア開口部23から搭乗する際、乗員がシートバックロック解除要求スイッチ15Bを操作して助手席21のシートスライドロックを解除した場合には、そのロック解除状態がそのまま継続した方が好ましい場合が多い。また、シート1に設けられた操作スイッチ15を操作する以外の方法、具体的には、携帯機ロック解除要求スイッチ15C又は足かざしセンサ35によって、そのロック解除要求が発生した場合には、例えば、荷物により手がふさがっている状態等、シートバックロック解除要求スイッチ15Bを操作し続けることが困難な状況にある可能性が高い。つまり、そのロック解除状態を保持する要請も高いと推定される。従って、この場合もまた、そのロック解除状態がそのまま継続した方が好ましいと考えられる。
本実施形態では、これらの状況に対応して上記ドア開時ロック解除条件(図4参照)が設定されている。そして、当該ドア開時ロック解除条件の成立時には、そのモータ駆動によりロック解除が可能であることの利点を活かしてロック装置12をロック解除状態で保持することにより、スライドドア24が設けられた後部ドア開口部23から乗員が搭乗する際の利便性の向上が図られている。そして、そのロック解除及びロック解除状態の保持を限定的に行うことで、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生が抑えられている。
ただし、助手席21に乗員が着座している場合や乗り降りしようとしている場合、或いは車両走行時においては、その助手席21の乗員以外の者の操作に基づくロック解除は好ましくないと考えられる。本実施形態では、これらの状況に対応して上記禁止条件(図6参照)が設定されている。そして、これにより、その後部ドア開口部23から乗り降りしない車両20の乗員も含めた利便性の向上、及び安全性の向上が図られている。
さらに、何れかの位置において床部Fに固定されるべき車両用のシート1に用いられることを鑑みれば、利便性が向上するとはいえ、そのロック解除状態が無条件に継続することは好ましくないと考えられる。本実施形態では、これらの状況に対応して上記終了条件(図5参照)が設定されている。そして、これにより自動的にロック装置12をロック状態とすることで、より高い安全性を確保する構成となっている。
次に、本実施形態におけるロック解除及びロック制御の処理手順について説明する。
図7のフローチャートに示すように、ECU13は、先ず禁止条件判定(図6参照)を実行し(ステップ401)、禁止条件が不成立である場合(ステップ402:NO)には、スライドドア24の開動作が検出されたか否かを判定する(ステップ403)。
ECU13は、このステップ403において、スライドドア24の開動作が検出された場合(ステップ403:YES)、続いてドア開時ロック解除条件判定(図4参照)を実行する(ステップ404)。そして、そのドア開時ロック解除条件が成立している場合(ステップ405:YES)には、ロック解除状態となるようにロック装置12を制御する(ロック解除制御、ステップ406)。
また、ECU13は、ステップ406においてロック解除制御を開始した後は、終了条件判定(図5参照)を実行し(ステップ407)、終了条件が不成立である場合(ステップ408:NO)には、上記ステップ406及びステップ407の処理を繰り返すことによりロック解除制御を継続する。そして、終了条件が成立した場合(ステップ408:YES)には、ロック状態となるようにロック装置12を制御する(ロック制御、ステップ409)。
一方、ステップ403において、スライドドア24の開動作が検出されなかった場合(ステップ403:NO)、続いてシートサイドロック解除要求スイッチ15A又はシートバックロック解除要求スイッチ15Bが「ON」であるか否かを判定する(ステップ410)。そして、これら各ロック解除要求スイッチ(15A,15B)の何れかが「ON」である場合(ステップ410:YES)、即ちそのシート1に設けられた操作スイッチ15に対する操作入力がある場合には、ロック解除状態となるようにロック装置12を制御する(ロック解除制御、ステップ411)。
また、ECU13は、ステップ411においてロック解除制御を開始した後は、その操作スイッチ15に対する操作入力が途絶したか否かを判定する。即ち、上記ステップ410において「ON」であったロック解除要求スイッチが「OFF」になったか否かを判定し(ステップ412)、「ON」のままである場合には(ステップ412:NO)には、上記ステップ411及びステップ412の処理を繰り返すことによりロック解除制御を継続する。そして、そのロック解除要求スイッチが「OFF」になった場合(ステップ412:YES)には、ロック状態となるようにロック装置12を制御する(ロック制御、ステップ413)。
本実施形態のECU13は、上記ステップ401〜ステップ413に示される各処理を予め設定されたタイミングで実行する。尚、上記ステップ405においてドア開時ロック解除条件が不成立である場合(ステップ405:NO)には、ステップ406以降の処理を実行しない。また、上記ステップ410において各ロック解除要求スイッチ(15A,15B)が何れも「OFF」である場合(ステップ410:NO)には、ステップ411以降の処理を実行しない。そして、上記ステップ402において禁止条件が成立した場合(ステップ402:YES)には、ステップ403以降の処理を実行しない。
即ち、本実施形態では、上記ステップ410〜ステップ413の各処理により第1の制御手段が構成されている。また、上記ステップ403〜ステップ409の各処理により第2の制御手段が構成されている。そして、ステップ401及びステップ402の処理により禁止手段が形成されている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ECU13は、スライドドア24の開動作時において助手席21の移動を許容すべきか否か、即ちそのシートスライド装置10のロック装置12をロック解除状態とすべきか否かを判定する。そして、ECU13は、そのドア開時ロック解除条件が成立する場合には、ロック装置12をロック解除状態とし、及びそのロック解除状態を保持する。
上記構成によれば、スライドドア24の開動作時において助手席21の移動を許容すべきと考えられる状況に限定して、ロック装置12をロック解除状態とし、及びそのロック解除状態を保持することができる。その結果、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えつつ、後部ドア開口部23から乗員が搭乗する際の利便性を向上させることができる。
(2)ECU13は、予め設定された終了条件が成立するまで、ロック解除状態を保持する。即ち、何れかの位置において床部Fに固定されるべき車両用のシート1に用いられることを鑑みれば、利便性が向上するとはいえ、そのロック解除状態が無条件に継続することは好ましくないと考えられる。従って、上記構成により、自動的にロック装置12をロック状態とすることで、より高い安全性を確保することができる。
(3)ECU13は、予め設定された禁止条件が成立した場合には、ロック装置12をロック解除状態にしない。例えば、助手席21の乗員以外の者がそのシートスライドロックを解除することは好ましくない場合等、ロック解除すべきではないと考えられる状況もある。従って、このような状況を禁止条件に設定することで、その後部ドア開口部23から乗り降りしない車両20の乗員も含めた利便性の向上、及び安全性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、本発明を、後部ドア開口部23にスライドドア24が設けられた車両20において、その助手席21に適用されるシートスライド装置10に具体化した(図3参照)。しかし、これに限らず、本発明は、運転席25に適用されるシートスライド装置に具体化してもよく、後部座席(二列目シート)22の後方に最後部座席39がある場合には、その後部座席22に適用されるシートスライド装置に具体化してもよい。
即ち、乗員が何れかの車両ドアから乗り降りする際、その位置調整を行うことで利便性が高まる座席に適用すればよい。従って、その開閉動作を検出する車両ドアもまた必ずしも後部ドア開口部23のスライドドア24には限らない。そして、車両ドアの形態についても、その支持部(ヒンジ)を支点として回動する通常のドアや、跳ね上げ式のドア等、必ずしもスライドドアに限るものではない。尚、上記実施形態は、特に言及しなかったが、スライドドア24は、駆動源を有する所謂パワードアであっても、重力やバネ等を利用して開作動するものであってもよい。
・また、上記実施形態では、図3において、3列目の最後部座席39、後部ドア開口部23及びスライドドア24を具備した車両20を図示しているが、車両20の構成としてはこれに限らず、例えば、3列目の最後部座席39、後部ドア開口部23及びスライドドア24を具備しない構成であってもよい。例えば、車体側方に設けられたドアが左右合わせて二枚の車両に具体化してもよい。このような車両に適用しても、開いたドアとは反対側の座席への乗降が容易になる等の利点を享受することができる。
・上記実施形態では、シート1には、その操作スイッチ15としてシートサイドロック解除要求スイッチ15A及びシートバックロック解除要求スイッチ15Bが設けられることとしたが、操作スイッチ15は、シートサイドやシートバック3の背面以外の場所に設けられていてもよい。そして、ドア開時ロック解除条件判定もまた、シートバックロック解除要求スイッチ15B以外の操作スイッチ15を含めた操作入力に基づいて行う構成としてもよい。
・また、上記実施形態では、スライドドア24の開動作に基づいて助手席21に関するドア開時ロック解除条件判定を行うこととした。しかし、これに限らず、スライドドア24以外に車両ドアに開動作があった場合にも(例えば、いずれスライドドア24が開動作されるものと推定して)、そのドア開時ロック解除条件判定を行う構成としてもよい。
・更に、上記実施形態では、スライドドア24の開動作が検出された場合にドア開時ロック解除条件判定を行うこととした。しかし、これに限らず、携帯機ロック解除要求スイッチ15Cに対する操作入力や足かざしセンサ35による特殊操作等の検出、或いは駆動源により開閉可能な所謂パワードア等、車両ドアが開動作することを予見可能な場合には、その開動作前にドア開時ロック解除条件判定を行う構成としてもよい。そして、この場合、車両ドアの開動作に先立ってそのシートスライドロックを解除してもよい。
・また、シートバックロック解除要求スイッチ15B等、シート1に設けられた操作スイッチ15に対する操作入力の検出後に車両ドアが開動作した場合にも、ドア開時ロック解除条件判定を行う構成としてもよい。即ち、ドア開時ロック解除条件を構成する「車両ドアの開動作」及び「操作入力」の二つの条件については、何れが先に発生しても構わない。このような構成とすることで、例えば、スライドドア24が開動作する前に車室内の乗員が助手席21のシートスライドロックを解除した場合もまた、そのロック解除状態が保持される。そして、これにより、更なる利便性の向上を図ることができる。
・同様に、第2の操作スイッチとしての携帯機ロック解除要求スイッチ15Cに対する操作入力もまた、スライドドア24の開動作よりも前に検出されたものでも、後に検出されたものでもよい。また、足かざしセンサ35による搭乗者の足の近接の検出についても、スライドドア24の開動作より前でも後でもよい。
・上記実施形態では、ドア開時ロック解除条件判定として、後部ドア開口部23の下方に設けられた足かざしセンサ35によって搭乗者の足の近接が検出されているか否かを判定することとした。しかし、これに限らず、助手席21の移動を許容すべきと推定される特殊操作であれば、その他の方法による操作入力をドア開時ロック解除条件としてもよい。
尚、駆動源により開閉可能な所謂パワードアの場合、その特殊操作により車両ドアが自動で開動作する構成であってもよい。そして、この場合、その車両ドアを自動で開動作させる特殊制御の実行をもって、助手席21の移動を許容すべきと推定される特殊操作が発生したとみなす構成としてもよい。
・上記実施形態では特に言及しなかったが、図8のフローチャートに示すように、スライドドア24の開動作から所定時間内に操作入力が検出(シートバックロック解除要求スイッチ15Bが「ON」)された場合(ステップ501:YES、且つステップ502:YES)にドア開時ロック解除条件成立(ステップ503)とする構成であってもよい。
また、図9のフローチャートに示すように、スライドドア24が開状態であるときに操作入力が検出された場合(シートバックロック解除要求スイッチ15Bが「ON」=ステップ601:YES、且つスライドドア24が開状態=ステップ602:YES)にドア開時ロック解除条件成立(ステップ603)とする構成であってもよい。尚、ドア開時ロック解除条件不成立時(ステップ504,ステップ604)の取り扱いは上記実施形態(図4参照、ステップ105)と同様である。
このような構成とすれば、より効果的に、誤入力や誤認識に基づいてロック解除状態が継続するような状況の発生を抑えることができる。
・また、スライドドア24の開動作をもってドア開時ロック解除条件が成立したものとする。そして、自動的にシートスライドロックが解除され、及びそのロック解除状態が保持される構成としてもよい。このような構成としても後部ドア開口部23から乗員が搭乗する際の利便性を向上させることができる。
・上記実施形態では、車両ドアの開錠及び施錠を行う携帯機36に第2の操作スイッチとしての携帯機ロック解除要求スイッチ15Cを設けることとした。しかし、これに限らず、第2の操作スイッチは、車外において操作可能であればよく、例えば、ドアハンドルやドアパネル等に設けてもよい。即ち、乗員が車外にいる段階で既にロック解除要求が発生しているならば、そのロック解除状態を保持する要請も高いと推定される。従って、このような構成とすることにより、その乗員が搭乗する際の利便性を更に向上させることができる。
・また、ドア開時ロック解除条件、終了条件、及び禁止条件は、上記実施形態における各条件のみならず、車両の特性等に合わせて任意に設定してもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記第2の操作スイッチは、前記車両ドア又は前記車両ドアの開錠及び施錠に使用される携帯機に設けられること、を特徴とするシートスライド装置。これにより、車外においてもロック解除を要求する操作入力を行うことができる。
(ロ)前記第2の制御手段は、前記車両ドアの閉動作、前記ロック解除からの経過時間、及び車両走行の各状態の少なくとも何れか一つに基づく前記終了条件が成立した場合に前記ロック解除状態の保持を終了すること、を特徴とするシートスライド装置。
即ち、何れかの位置において床部に固定されるべき車両用のシートに用いられることを鑑みれば、利便性が向上するとはいえ、そのロック解除状態が無条件に継続することは好ましくないと考えられる。従って、上記構成によって、終了条件成立時、自動的にロック装置をロック状態とすることで、より高い安全性を確保することができる。
(ハ)前記禁止手段は、前記シートに対応する前記車両ドア、前記シートへの着座、及び車両走行の各状態の少なくとも何れか一つに基づく前記禁止条件が成立した場合に前記ロック解除状態とすることを禁止すること、を特徴とするシートスライド装置。
即ち、ロック解除の対象となるシートに乗員が着座している場合、当該シートについて乗員が乗り降りしようとしている場合、及び車両走行時においては、そのシートの乗員以外の者の操作に基づくロック解除は好ましくないと考えられる。従って、上記構成により、これらの状況に対応する禁止条件を設定することで、その開動作する車両ドアを用いない乗員も含めた利便性の向上、及び安全性の向上を図ることができる。
1…シート、2…シートクッション、3…シートバック、4…ヘッドレスト、5…ロアレール、6…アッパレール、10…シートスライド装置、11…モータ、12…ロック装置、13…ECU(制御装置、ドア開閉検出手段、操作入力検出手段及び第2の操作入力検出手段)、15…操作スイッチ、15A…シートサイドロック解除要求スイッチ、15B…シートバックロック解除要求スイッチ、15C…携帯機ロック解除要求スイッチ(第2の操作スイッチ)、20…車両、21…助手席、23…後部ドア開口部、24…スライドドア、25…運転席、31…スライドドア開閉センサ、32…助手席ドア、33…助手席ドア開閉センサ、34…乗員検知センサ、35…足かざしセンサ、36…携帯機、39…最後部座席、F…床部、α…ロック解除状態、α0…ロック解除保持状態、α1…ロック解除作動状態、β…ロック状態、β0…ロック位置保持状態、β1…ロッキング作動状態。

Claims (9)

  1. シートの移動を規制するロック状態と前記シートの移動を許容するロック解除状態とを駆動源により切替可能なロック装置と、前記ロック装置の作動を制御する制御装置とを備えたシートスライド装置において、
    前記制御装置は、
    前記シートに設けられた操作スイッチに対する操作入力を検出する操作入力検出手段と、
    前記操作入力の検出が検出されることにより前記ロック装置を前記ロック解除状態とし及び前記操作入力が途絶することにより前記ロック装置を前記ロック状態とする第1の制御手段とを備えるとともに、
    車両ドアの開閉動作を検出するドア開閉検出手段と、
    前記車両ドアの開動作時において前記シートの移動を許容すべきドア開時ロック解除条件が成立する場合に前記ロック装置を前記ロック解除状態とし及び該ロック解除状態を保持する第2の制御手段とを備えること、を特徴とするシートスライド装置。
  2. 請求項1に記載のシートスライド装置において、
    前記第2の制御手段は、前記車両ドアの開動作があり、且つ前記操作入力がある場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、
    を特徴とするシートスライド装置。
  3. 請求項2に記載のシートスライド装置において、
    前記第2の制御手段は、前記車両ドアの開動作から所定時間内に前記操作入力が検出された場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、
    を特徴とするシートスライド装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のシートスライド装置において、
    前記第2の制御手段は、前記車両ドアが開状態にあるときに前記操作入力が検出された場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、
    を特徴とするシートスライド装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のシートスライド装置において、
    前記制御装置は、車外において操作可能な第2の操作スイッチに対する操作入力を検出する第2の操作入力検出手段を備え、
    前記第2の制御手段は、前記車両ドアの開動作があり、且つ前記第2の操作スイッチに対する操作入力がある場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、
    を特徴とするシートスライド装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のシートスライド装置において、
    前記制御装置は、前記車両ドアの開動作があり、且つ前記シートの移動を許容すべきと推定される特殊操作がある場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、
    を特徴とするシートスライド装置。
  7. 請求項1に記載のシートスライド装置において、
    前記第2の制御手段は、前記車両ドアが開動作する場合に、前記ロック装置を前記ロック解除状態とすること、を特徴とするシートスライド装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載のシートスライド装置において、
    前記第2の制御手段は、予め設定された終了条件が成立するまで前記ロック解除状態を保持すること、を特徴とするシートスライド装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のシートスライド装置において、
    前記制御装置は、予め設定された禁止条件が成立する場合に前記ロック解除状態とすることを禁止する禁止手段を備えること、を特徴とするシートスライド装置。
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