JP2018155059A - 車両用扉開閉システム - Google Patents
車両用扉開閉システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018155059A JP2018155059A JP2017054381A JP2017054381A JP2018155059A JP 2018155059 A JP2018155059 A JP 2018155059A JP 2017054381 A JP2017054381 A JP 2017054381A JP 2017054381 A JP2017054381 A JP 2017054381A JP 2018155059 A JP2018155059 A JP 2018155059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- state
- vehicle door
- closing
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
Description
同様な技術として、ユーザの手の動作を検出し、検出した動作が予め登録しておいた内容と一致すると、ドアの開閉を行う車両開閉体制御装置も開発されている(特許文献2)
一方、足を車の下に潜り込ませて、車体底面に設けたスイッチを押してゲートやリッドを開錠し、ゲートやリッド開ける技術が開発されているが、片足となり不安定で危険であり、また、動物等が車の下を通過する際に、誤動作するおそれがあった。
本発明の実施例1に係る車両用扉開閉システムのブロック図を図1に示す。
図1に示すように、本実施例の車両用扉開閉システムは、車両用扉を自動的に開閉するシステムであり、ECU(中央演算処理装置:CPU)10、KOS電波受信アンテナ20、トランクリッド/ゲート用開閉スイッチ(以下、SWと略す)30、トランクリッド/ゲート施錠開閉アクチュエータ40、トランクリッド/ゲート開閉用モータ50、確認用ハザード点滅回路60、SW用状態切替モータ70とから構成される。
SW30は、トランクリッド又はゲートを開閉する際に、トランクリッド/ゲート開閉用モータ50を動作させるための操作をユーザが行うための操作部であり、状態切替機構であるSW用状態切替モータ70により操作不能状態と操作可能状態とに切り換えられる。
ゲートは、一般に後部窓(ガラスウィンドウ)を備えており、後部窓が別に開閉できるものもあり、そのような別に開閉可能な後部窓をガラスハッチと呼ぶことがある。
本発明の車両用扉は、トランクリッド、リアゲート又はドアの総称であり、ガラスハッチや車両に一般的に備えられるドア(例えば、スライドドア)も含まれる。開閉方法も、上下に開閉するタイプに限らず、水平に開く片持ち式や両側に開く観音開きでも良い。
トランクリッド/ゲート開閉用モータ50は、トランクリッド又はゲートを駆動して開閉するモータである。
SW用状態切替モータ70は、SW30を車体から飛び出した状態、あるいは、SW30を車体に戻した状態(車体に対して面一の状態)とすることにより、SW30を操作可能状態と操作不能状態とに切り換える状態切替機構である。
また、リアゲート81に隣接した位置において、バンパ82とリアコンビネーションランプ83の間のボディ側には、ユーザの膝、お尻又は手によって、押し込み易い高さとなるように、SW30が配置されている。SW30は、車両用扉を除くボディ側(車体又はバンパ)であれば、図3に示す位置に限られない。
そして、SW用状態切替モータ70はECU10により制御され、ECU10がキー発信機21を認証するまでは、つまり、通常時は、図3(c)に示すようにSW30を車体に対して面一の状態である操作不能状態とする一方、ECU10が正規のキー発信機21であるとの認証が行われると、図3(a)(b)に示すようにSW30を飛び出した状態である操作可能状態とする。つまり、ユーザがミニバン80に近づくと、正規のキー発信機21であるとの認証が行われ、自動的に、図3(a)(b)に示すようにSW30が飛び出した状態となるのである。
ここで、SW30は、例えば、押し込まれた間だけその状態を保持し、押す力を取り除くとバネにより自動的に元の位置に復帰するモメンタリースイッチが使用される。そのため、SW30は、図3(a)(b)に示す飛び出した状態に自動的に復帰し、何回でも操作することができる。
例えば、トランクリッド/ゲート開閉用モータ50の回転方向を記憶しておき、SW30の操作が2回目のときは、SW30の1回目の操作のときの回転方向と逆方向にトランクリッド/ゲート開閉用モータ50を回転させれば、リアゲート81の開→停止→閉→停止…を繰り返すこともできる。
更には、SW30の操作回数又は時間に応じて、リアゲート81を全開又は半開とすることも可能である。
その他にも、SW30の操作回数又は時間に応じて、リアゲート81以外のスライドドアなどを指定して開閉することも可能である。
先ず、KOS電波受信アンテナ20がキー発信機21から電波を正常に受信したか否か判定する(ステップS1)。即ち、KOS電波受信アンテナ20で受信された信号に基づいて、この車両の正規のキー発信機21であることの認証が行えたか否か判定する。
ステップS4にて、電波の受信が継続しているとき、言い換えると、電波の受信が途切れていないときは(Yes)、タイマー1が所定時間を経過していないか否か判定する(ステップS5)。電波の受信が継続しているときは、車両の正規のキー発信機21であることの認証が確認できるためである。
その後は、ステップS4に戻り、ステップS4以降を繰り返す。
一方、ステップS1にて、電波を正常に受信できないとき、つまり、正規のキー発信機21であることの認証が行えないときは(No)、ステップS2以降の処理は行われず、システムを終了する。キー発信機21の認証が正常に行えたときのみ、車両用扉を自動的に開閉するためである。
もちろん、SW30は、図4に示すように、荷物90で両手の塞がったユーザでも、指91によっても操作することが可能である。
本発明の実施例2に係る車両用扉開閉システムのブロック図を図5に示す。
図5に示すように、本実施例の車両用扉開閉システムは、実施例1と比較すると、実施例1におけるSW30、SW用状態切替モータ70に代えて、それぞれ、指検知用赤外線受光センサ(以下、指センサと言う)31、指センシング部用状態切替モータ71を設けた点に特徴があり、その他の構成については実施例1と同様である。
指センシング部32の配置は、車両用扉を除くボディ側(車体又はバンパ)であれば、図7に示す位置に限られない。
指センシング部用状態切替モータ71は、カバー33を上下動させて、指センシング部32を閉じた状態、あるいは、指センシング部32を開いた状態とすることにより、指センサ31を操作不能状態と操作可能状態とに切り換える。
指センサ31は、図7(a)に示すように、指センシング部用状態切替モータ71によりカバー33を下げて指センシング部32を閉じると操作不能状態となり、また、図7(b)(c)に示すように、指センシング部用状態切替モータ71によりカバー33を上げて指センシング部32を開くと操作可能状態となる。
従って、ECU10のコントローラ12は、認証システム11によりキー発信機21が認証されると、状態切替機構である指センシング部用状態切替モータ71により操作部である指センサ31を操作不能状態から操作可能状態に切り換える。そして、所定時間以内に指センサ31によりトランクリッド/ゲート開閉用モータ50を動作させるためのユーザの操作(ユーザの指の検知)があったときは、トランクリッド/ゲート開閉用モータ50を駆動して、リアゲート81を開閉する。
即ち、ステップT3においては、指センシング部用状態切替モータ71を駆動してカバー33を下げて、指センシング部32を開いて指センサ31を操作可能状態にする。
更に、指センサ31は、深くなるほど下向きに傾いた指センシング部32に配置されているため、図7(c)に示すように、荷物90で両手の塞がったユーザでも、指91によって容易に操作することが可能である。
11 認証システム
12 コントローラ
20 KOS電波受信アンテナ
21 ワイヤレス型の電子キー(キー発信機)
30 トランクリッド/ゲート用開閉スイッチ(SW)
31 指検知用赤外線受光センサ(指センサ)
32 指センシング部(指挿入穴)
33 カバー
40 トランクリッド/ゲート施錠開閉アクチュエータ
50 トランクリッド/ゲート開閉用モータ
60 確認用ハザード点滅回路
70 SW用状態切替モータ
80 ミニバン
81 リアゲート
82 バンパ
83 リアコンビネーションランプ
90 荷物
91 ユーザの指
Claims (7)
- トランクリッド、リアゲート又はドア(以下、車両用扉と総称する)を自動的に開閉する車両用扉開閉システムにおいて、
前記車両用扉を駆動して開閉する開閉用モータと、
前記開閉用モータを動作させるための操作をユーザが行う操作部と、
前記操作部を操作不能状態と操作可能状態とに切り替える状態切替機構と、
前記ユーザが携帯するワイヤレス型の電子キーとの間で無線通信を行うアンテナと、
前記アンテナで受信された信号に基づいて前記電子キーを認証する認証システムと、
前記認証システムにより前記電子キーが認証されると、前記状態切替機構により前記操作部を操作不能状態から操作可能状態に切り替え、所定時間以内に前記操作部より前記開閉用モータを動作させるための前記ユーザの操作があったときは、前記開閉用モータを駆動して前記車両用扉を開閉するコントローラを備える
ことを特徴とする車両用扉開閉システム。 - 前記状態切替機構は、前記操作部であるスイッチをボディ側に対して面一の状態である操作不能状態と飛び出した状態である操作可能状態とに切り替えることを特徴とする請求項1記載の車両用扉開閉システム。
- 前記スイッチは、飛び出した状態において前記ユーザにて押し込まれることにより前記開閉用モータを動作させることを特徴とする請求項2記載の車両用扉開閉システム。
- 前記スイッチは、前記ユーザの膝、お尻又は手によって押し込み易い高さに配置されることを特徴とする請求項3記載の車両用扉開閉システム。
- 前記状態切替機構は、ボディ側に設けられた指挿入穴と、前記指挿入穴を開閉するカバーとからなり、前記カバーにより前記指挿入穴を閉じた状態である操作不能状態と前記カバーにより前記指挿入穴を開いた状態である操作可能状態とに切り替えることを特徴とする請求項1記載の車両用扉開閉システム。
- 前記操作部は、前記カバーが開かれた状態において、前記指挿入穴に前記ユーザの指が挿入されたことを検知して前記開閉用モータを動作させるセンサであることを特徴とする請求項5記載の車両用扉開閉システム。
- 前記指挿入穴は、前記ユーザの指が挿入できる程度の内径及び深さを有し、深くなるほど下向きに傾くことを特徴とする請求項6記載の車両用扉開閉システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017054381A JP2018155059A (ja) | 2017-03-21 | 2017-03-21 | 車両用扉開閉システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017054381A JP2018155059A (ja) | 2017-03-21 | 2017-03-21 | 車両用扉開閉システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018155059A true JP2018155059A (ja) | 2018-10-04 |
Family
ID=63717883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017054381A Pending JP2018155059A (ja) | 2017-03-21 | 2017-03-21 | 車両用扉開閉システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018155059A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111591249A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-08-28 | 大陆汽车电子(长春)有限公司 | 防止移动智能设备被误锁在车辆的后备箱中的方法和车载系统 |
CN112412241A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-02-26 | 广州小鹏汽车科技有限公司 | 控制方法、控制装置、车辆和存储介质 |
CN114643955A (zh) * | 2021-05-24 | 2022-06-21 | 长城汽车股份有限公司 | 一种后背门控制方法、系统、电子设备与车辆 |
CN115012746A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-09-06 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 车门电释放控制方法、装置、设备及存储介质 |
CN116163620A (zh) * | 2023-02-28 | 2023-05-26 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种车辆门窗智慧开关方法、系统、设备及介质 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160281410A1 (en) * | 2015-03-23 | 2016-09-29 | Continental Automotive Systems, Inc. | Apparatus and method for opening a vehicle gate using a camera |
JP2016183453A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ドア制御装置 |
-
2017
- 2017-03-21 JP JP2017054381A patent/JP2018155059A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160281410A1 (en) * | 2015-03-23 | 2016-09-29 | Continental Automotive Systems, Inc. | Apparatus and method for opening a vehicle gate using a camera |
JP2016183453A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ドア制御装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111591249A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-08-28 | 大陆汽车电子(长春)有限公司 | 防止移动智能设备被误锁在车辆的后备箱中的方法和车载系统 |
CN112412241A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-02-26 | 广州小鹏汽车科技有限公司 | 控制方法、控制装置、车辆和存储介质 |
CN114643955A (zh) * | 2021-05-24 | 2022-06-21 | 长城汽车股份有限公司 | 一种后背门控制方法、系统、电子设备与车辆 |
CN114643955B (zh) * | 2021-05-24 | 2024-02-23 | 长城汽车股份有限公司 | 一种后背门控制方法、系统、电子设备与车辆 |
CN115012746A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-09-06 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 车门电释放控制方法、装置、设备及存储介质 |
CN115012746B (zh) * | 2022-06-29 | 2024-05-17 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 车门电释放控制方法、装置、设备及存储介质 |
CN116163620A (zh) * | 2023-02-28 | 2023-05-26 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种车辆门窗智慧开关方法、系统、设备及介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108454564B (zh) | 在持续存在下打开的自动动力车门 | |
JP2018155059A (ja) | 車両用扉開閉システム | |
JP4529762B2 (ja) | 車両ドア制御システム | |
US8253534B2 (en) | Vehicle door control system and method | |
EP1970265B1 (en) | Security system for a motor vehicle | |
US7688179B2 (en) | Hands-free vehicle door opener | |
US8091280B2 (en) | Arms full vehicle closure activation apparatus and method | |
JP2014148842A (ja) | 車両扉開閉装置 | |
JP6907797B2 (ja) | 車両用ドア開閉制御装置 | |
JP5482700B2 (ja) | 車両用ドア開閉制御装置 | |
JP5423988B2 (ja) | 車両用キーレスエントリーシステム | |
JP6380004B2 (ja) | 車載機 | |
JP2016079692A (ja) | 車両ドア制御装置 | |
CN110520590A (zh) | 车辆用门开闭装置 | |
US20230323727A1 (en) | Assembly of a vehicle with a control element arranged on a vehicle door | |
JP6016089B2 (ja) | スマートシステム | |
JP7151610B2 (ja) | 車両用ドアの予約閉装置 | |
JP2008106548A (ja) | スマートキーシステム | |
JP2007009624A (ja) | 車両用ロック制御装置およびロック制御方法 | |
JP2016088322A (ja) | 車両用ドア制御装置 | |
CN112177454A (zh) | 车辆用外把手装置 | |
JP2017159744A (ja) | 車両用ドア装置 | |
JP2014148852A (ja) | 車両扉開閉装置 | |
JP6417360B2 (ja) | 車両ドア制御装置 | |
JP2015113613A (ja) | 施解錠制御装置およびシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190605 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190530 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200228 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210602 |