JP7151610B2 - 車両用ドアの予約閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアの予約閉装置に関する。
従来、スライドドアを備える車両において、当該スライドドアのドアロックを自動的に行う予約ロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
同文献1に記載の予約ロック装置は、電子キーを携帯するユーザがスライドドアを乗降口の開放位置から閉方向に操作し、さらにスライドドアに設けられたドアロックスイッチを操作することで、スライドドアが閉じられた後、スライドドアのドアロックを自動的に行う。
特開2013-185339号公報
ところで、上記文献1に記載の予約ロック装置では、例えば電子キーを持った乗員が荷物や子供を抱えており、両手が塞がっている場合には、スライドドアのドアロックスイッチを操作することが難しい。この場合、一旦、荷物などを置いて手が塞がっている状態を解消してからドアロックスイッチを操作する必要があり、使い勝手が悪い。
本発明の目的は、使い勝手を向上させることのできる車両用ドアの予約閉装置を提供することにある。
上記目的を達成するための車両用ドアの予約閉装置は、車両の内外を連通する開口を開閉可能に設けられたドアと、前記ドアの開閉駆動を行うドア駆動部と、全閉位置にて前記ドアの施錠を行う施錠部と、前記ドア駆動部を制御する制御部と、当該車両に設けられ、前記ドアの閉駆動の予約操作を行う予約操作部と、当該車両に設けられ、乗員に携帯される電子キーから発信される信号を受信可能なアンテナと、を備え、前記制御部は、前記予約操作部による前記予約操作が行われた後、前記電子キーが前記アンテナの検知エリア内から前記検知エリア外に移動した場合に、開状態の前記ドアの閉駆動を行うべく前記ドア駆動部を制御する。
同構成によれば、乗員が予約操作部による予約操作を行った後、電子キーを携帯したまま車両から離れることでアンテナの検知エリア内から検知エリア外に移動すると、制御部によりドア駆動部が制御されることで、開状態のドアの閉駆動が行われる。そして、全閉位置にてドアの施錠が行われる。これにより、乗員は、車両から離れるに先立ち、荷物などで手が塞がる前に予約操作部による予約操作を行っておけば、電子キーを携帯したまま荷物をもって車両から離れるだけでドアの閉駆動及び施錠を自動的に行うことができる。したがって、使い勝手を向上させることができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記車両内に乗員が存在するか否かを検知する乗員検知部を備えており、前記制御部は、前記乗員検知部により前記車両内に乗員が存在することが検知された場合には、前記ドアの閉駆動を禁止することが好ましい。
同構成によれば、乗員検知部により車両内に乗員が存在することが検知された場合には、ドアの閉駆動が禁止される。このため、例えば電子キーを携帯する乗員とは別の乗員が車両内に存在する場合にドアが閉駆動及び施錠されることを回避できる。これにより、車両内に乗員が取り残されることを阻止することができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記乗員検知部は、当該車両のシートに乗員が着座しているか否かを検知する着座センサであることが好ましい。
同構成によれば、既存の着座センサを用いて乗員検知部を構成することができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記ドアは、前記開口を開閉可能に設けられたドア本体と、前記ドア本体に設けられ、前記ドア本体の開閉操作を行う操作スイッチと、を有しており、前記予約操作部は、前記操作スイッチにより構成されており、前記開閉操作における操作態様とは異なる操作態様にて操作されることにより前記予約操作を行うことが好ましい。
同構成によれば、ドア本体に設けられた操作スイッチが操作されることによってドア本体の開閉操作が行われる一方、開閉操作における操作態様とは異なる操作態様にて操作スイッチが操作されると、予約操作が行われる。このため、共通の操作スイッチによって、ドア本体の通常の開閉操作と予約操作とを行うことができる。したがって、使い勝手を更に向上させることができる。
また、予約操作部を操作スイッチと別に設ける必要がないため、装置の構成を簡単にすることができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記操作スイッチは、所定時間内に1回操作されることにより前記ドア本体の開閉操作を行う一方、前記所定時間内に複数回操作されることにより前記予約操作を行うことが好ましい。
同構成によれば、操作スイッチが所定時間内に1回操作されることによってドア本体の開閉操作が行われる一方、所定時間内に操作スイッチが複数回操作されると、予約操作部による予約操作が行われる。このため、所定時間内における操作スイッチの操作回数を異ならせることによって、ドア本体の通常の開閉操作における操作態様と予約操作の操作態様とを異ならせることができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、乗員の近接を検知する近接センサを備え、前記予約操作部は、前記近接センサにより前記近接センサへの乗員の近接が検知されることにより前記予約操作を行うことが好ましい。
同構成によれば、車両に設けられた近接センサへの乗員の近接が検知されることで予約操作部による予約操作が行われる。このため、乗員は、予約操作部に直接触れることなく、予約操作を行うことができる。したがって、使い勝手を更に向上させることができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記近接センサは、前記車両の下部に設けられるキックセンサであり、乗員の足の近接を検知することにより前記ドアの開閉操作を行うものであり、前記予約操作部は、前記近接センサにより構成されており、前記開閉操作における前記近接センサの検知態様とは異なる検知態様にて乗員の近接が検知されることにより前記予約操作を行うことが好ましい。
同構成によれば、車両の下部に設けられたキックセンサにより、乗員の足の近接が検知されることによってドアの開閉操作が行われる一方、開閉操作における近接センサの検知態様とは異なる検知態様にて乗員の近接が検知されることによって予約操作が行われる。このため、乗員は荷物などにより両手が塞がっている場合であっても、ドアの開閉操作と予約操作とを行うことができる。また、共通の近接センサによって、ドアの開閉操作と予約操作とを行うことができることから、使い勝手を更に向上させることができる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記ドアは、前記開口を開閉可能に設けられたドア本体と、前記ドア本体に設けられ、前記ドア本体の開閉操作を行う操作スイッチと、を有しており、前記車両の下部には、乗員の足の近接を検知することにより前記ドア本体の開閉操作を行う近接センサが設けられており、前記予約操作部は、前記操作スイッチ及び前記近接センサにより構成されており、前記操作スイッチが操作され、且つ前記近接センサにより前記近接センサへの乗員の近接が検知されることにより前記予約操作を行うことが好ましい。
例えば、予約操作部が車両の下部に設けられた近接センサのみにより構成されている場合、乗員が車両と地面との間に足を入れることで、乗員の意図に反して予約操作が行われるおそれがある。
この点、上記構成によれば、操作スイッチが操作され、且つ近接センサにより乗員の足の近接が検知されることにより予約操作が行われる。このため、乗員の意図に反して予約操作が行われることを抑制できる。
上記車両用ドアの予約閉装置において、前記予約操作部による前記予約操作が行われた場合及び前記ドアの施錠が行われた場合の少なくとも一方の場合に、その旨を当該車両の乗員に報知する報知部を備えることが好ましい。
同構成によれば、予約操作部による予約操作が行われた場合及びドアの施錠が行われた場合の少なくとも一方の場合に、その旨が乗員に報知されるため、乗員は、予約操作が行われたことや、ドアの施錠が行われたことを確認することができる。
本発明によれば、車両用ドアの予約閉装置の使い勝手を向上させることができる。
車両用ドアの予約閉装置の第1実施形態について、当該装置が設けられた車両の側面図。 同実施形態の車両について、シートの配置を示す平面図。 (a)は、同実施形態のフロントドアの構成を模式的に示すブロック図、(b)は、同実施形態のリアドアの構成を模式的に示すブロック図。 同実施形態の装置の構成を示すブロック図。 同実施形態の制御部による処理手順を示すフローチャート。 アンテナの検知エリア内に電子キーを携帯する乗員が存在する状態を示す平面図。 アンテナの検知エリア内から検知エリア外に電子キーを携帯する乗員が移動した状態を示す平面図。 車両用ドアの予約閉装置の変更例について、当該装置が設けられた車両の平面図。 車両用ドアの予約閉装置の第2実施形態について、当該装置が設けられた車両の側面図。 同実施形態の近接センサによりリアドアが開閉操作されている状態を示す斜視図。
<第1実施形態>
以下、図1~図7を参照して、自動車のリアドアの予約閉装置として本発明を具体化した第1実施形態について説明する。
まず、図1~図3を参照して、本実施形態の予約閉装置10が適用される車両200の基本構成について説明する。なお、以降において、車両200の前後方向を単に前後方向とし、前方を見たときの車幅方向の右側及び左側を単に右側及び左側として説明する。
図1及び図2に示すように、車両200の前部左右には、車両200の内外を連通する一対のフロント開口200aが設けられている。各フロント開口200aは、フロントドア20によって開閉可能に構成されている。
また、各フロント開口200aの後方には、車両200の内外を連通する一対のリア開口200bが設けられている。各リア開口200bは、リアドア30によって開閉可能に構成されている。
なお、本実施形態の車両200のドア20,30の構成は、基本的に左右対称であるため、車幅方向の一方の構成についてのみ説明することで、他方の構成の説明を省略する場合がある。
図1、図2及び図3(a)に示すように、フロントドア20は、フロント開口200aの前側の縁部にドアヒンジ(図示略)を介して揺動可能に連結されたドア本体21と、ドア本体21の外側面に設けられ、ドア本体21を開閉操作するためのドアハンドル22とを有している。
図3(a)に示すように、フロントドア20には、ボデー201に設けられたストライカ202と係合可能なラッチ23が設けられている。ドアハンドル22とラッチ23とはケーブル24を介して連結されている。また、ケーブル24の途中には、ケーブル24の接続及び遮断を切り替える施錠駆動部25が設けられている。施錠駆動部25は、中央制御部100に電気的に接続されている。
フロントドア20が全閉状態であるとき、ドアハンドル22を操作することにより、ケーブル24を介してラッチ23が駆動されることで、ストライカ202とラッチ23との係合状態が解除される。
一方、後述する電子キー210の施錠スイッチ(図示略)が操作されると、中央制御部100を通じて施錠駆動部25が駆動されることでケーブル24が遮断される。このとき、ドアハンドル22を操作してもケーブル24を介してラッチ23が駆動されず、ストライカ202とラッチ23との係合状態が解除されない。すなわち、フロントドア20が施錠状態とされる。
図1、図2及び図3(b)に示すように、リアドア30は、車両200のボデー201にスライド機構(図示略)を介して前後方向にスライド可能に設けられたドア本体31と、ドア本体31の外側面に設けられ、ドア本体31を開閉操作するためのドア操作部32とを有している。
ドア操作部32は、ドアハンドル32aと、ドアハンドル32aの前方に配置された押しボタン式の操作スイッチ32bとを有している。
図3(b)に示すように、リアドア30には、ボデー201に設けられたストライカ203と係合可能なラッチ33が設けられている。なお、本実施形態においては、ストライカ203及びラッチ33によって本発明に係る施錠部が構成されている。
図1及び図2に示すように、また、車両200の背部には、車両200の内外を連通するバック開口(図示略)が設けられており、バック開口がバックドア40によって開閉可能に構成されている。バックドア40の外面には、バックドア40を開閉操作するためのバックドア操作部(図示略)が設けられている。
図4に示すように、車両200には、リアドア30の開閉状態を検知する開閉検知部120が設けられている。
また、車両200には、報知音を発生させるホーン装置130が設けられている。
図2に示すように、車室内は、複数(本実施形態では6つ)のシート50が設けられている。本実施形態においては、左右2つのシート50が前後方向に3列配置されている。なお、最前列の右側のシート50が運転席である。各シート50のシートクッション50aの内部には、シートクッション50a(シート50)に乗員が着座しているか否かを検知する乗員検知部としての感圧式の着座センサ51が設けられている。
次に、図3(b)及び図4を参照して、リアドア30及びその周辺の構成について詳細に説明する。
図3(b)及び図4に示すように、リアドア30には、リアドア30を開閉駆動するドア駆動部60、リアドア30の解錠を行う解錠駆動部70、及びドア駆動部60及び解錠駆動部70を制御するリアドア制御部80が設けられている。
ドア駆動部60は、ドア駆動モータ61などから構成されており、リアドア制御部80に電気的に接続されている。
解錠駆動部70は、ラッチ33を駆動する解錠モータ71などにより構成されており、リアドア制御部80に電気的に接続されている。
リアドア制御部80は、中央制御部100に電気的に接続されている。
リアドア30のドアハンドル32aの内部には、アンテナ90が設けられている。アンテナ90は、電波を送信する送信部91と、電波を受信する受信部92とを備えている。
アンテナ90は、送信部91から定期的にリクエスト信号を発信することで、車両200の外側においてアンテナ90を中心とした略半円状の検知エリアZ1(図6参照)を形成する。
電子キー210は、アンテナ90の送信部91からのリクエスト信号を受信する受信部211と、電子キーIDを含むレスポンス信号を送信する送信部212とを備えている。
アンテナ90の検知エリアZ1内に電子キー210が存在するとき、電子キー210は、アンテナ90の送信部91からのリクエスト信号を受信すると、レスポンス信号を送信する。
アンテナ90には、照合部110が電気的に接続されている。
照合部110は、電子キー210からの上記レスポンス信号に含まれる上記電子キーIDと、車両200固有の車両IDとの照合を行う。
照合部110には、リアドア制御部80が電気的に接続されている。
リアドア制御部80は、照合部110による照合の成否に基づいて、電子キー210が検知エリアZ1内に存在するか否かを判断する。すなわち、リアドア制御部80は、上記照合が成立する場合には、電子キー210が検知エリアZ1内に存在すると判断する一方、上記照合が不成立の場合には、電子キー210が検知エリアZ1外に存在すると判断する。
次に、リアドア制御部80により行われるリアドア30の基本的な開閉制御について説明する。
リアドア制御部80は、電子キー210が検知エリアZ1内に存在しているときに、ドアハンドル32aまたは操作スイッチ32bが操作されると、ドア駆動モータ61を駆動することにより、リアドア30を開閉する。ここでの操作スイッチ32bによる操作は、所定時間(例えば数秒)内に1回のみ操作されたときに有効とされる。
すなわち、リアドア30が開状態であるときに、ドアハンドル32a(操作スイッチ32b)が操作されると、リアドア制御部80を通じてドア駆動モータ61が駆動されることにより、リアドア30は閉方向にスライドされる。そして、リアドア30が全閉位置まで移動すると、リアドア30に設けられたラッチ33がボデー201に設けられたストライカ203に係合されることでリアドア30の施錠が行われる。
この状態において、ドアハンドル32aが操作されると、リアドア制御部80を通じて解錠モータ71が駆動されることにより、ラッチ33が駆動されて、ラッチ33とストライカ203との係合状態が解除される。また、リアドア制御部80を通じてドア駆動モータ61が駆動されることにより、リアドア30は開方向にスライドされる。
次に、リアドア制御部80により行われるリアドア30の予約閉制御について説明する。
リアドア制御部80は、電子キー210が検知エリアZ1内に存在しており、リアドア30が全開状態であるときに、操作スイッチ32bが所定時間(例えば数秒)内に複数回(本実施形態では2回)操作されると、リアドア30の閉駆動の予約操作(以下、単に予約操作と称する)が行われたと判断する。また、リアドア制御部80は、予約操作が行われた後、電子キー210が検知エリアZ1内から検知エリアZ1外に移動した場合に、リアドア30の閉駆動を行うべくドア駆動モータ61を制御する。ただし、リアドア制御部80は、着座センサ51により車両200内に乗員が存在することが検知された場合には、リアドア30の閉駆動を禁止する。また、リアドア30の施錠が行われた場合に、その旨を車両200の乗員に報知すべくホーン装置130を作動させる。なお、本実施形態では、操作スイッチ32bにより本発明に係る予約操作部が構成されている。また、ホーン装置130により本発明に係る報知部が構成されている。また、着座センサ51により本発明に係る乗員検知部が構成されている。
本実施形態においては、リアドア30、ドア駆動部60、施錠部(ストライカ203及びラッチ33)、リアドア制御部80、予約操作部(操作スイッチ32b)、アンテナ90、照合部110、着座センサ51、開閉検知部120及びホーン装置130によって、予約閉装置10が構成されている。
次に、図5を参照して、リアドア制御部80による予約閉制御の処理手順について説明する。なお、この一連の処理は、前述した予約操作が行われたときに実行される。
図5に示すように、この一連の処理では、まず、開閉検知部120からの出力信号に基づいてリアドア30が全開状態であるか否かを判断する(ステップS1)。
ここで、リアドア30が全開状態でない場合には、(ステップS1:NO)には、この一連の処理を終了する。
一方、リアドア30が全開状態である旨判断された場合(ステップS1:YES)には、車両200内に乗員が存在しないか否かを判断する(ステップS2)。本実施形態では、着座センサ51からの出力信号に基づいて各シート50に乗員が着座していないことをもって、車両200内に乗員が存在しない旨判断する。
ここで、車両200内に乗員が存在しない旨判断されない場合(ステップS2:NO)には、この一連の処理を終了する。
一方、車両200内に乗員が存在しない旨判断された場合(ステップS2:YES)には、電子キー210がアンテナ90の検知エリアZ1外に存在するか否かを判断する(ステップS3)。
ここで、電子キー210が検知エリアZ1外に存在する旨判断されない場合(ステップS3:NO)、すなわち、図6に示すように、電子キー210を携帯する乗員が検知エリアZ1内に存在する旨判断された場合には、ステップS3の判断処理が所定時間(例えば数十ミリ秒)毎に繰り返し実行される。
一方、電子キー210が検知エリアZ1外に存在する旨判断された場合(ステップS3:YES)、すなわち、図7に示すように、電子キー210を携帯する乗員が検知エリアZ1外に存在する旨判断された場合には、リアドア30を閉駆動させるべくドア駆動モータ61を駆動する(ステップS4)。なお、上述したように、本実施形態では、リアドア30が全閉位置まで移動すると、リアドア30に設けられたラッチ33がボデー201に設けられたストライカ203に係合されることでリアドア30の施錠が行われる。
次に、開閉検知部120からの出力信号に基づいてリアドア30が全閉状態であるか否かを判断する(ステップS5)。
ここで、リアドア30が全閉状態であると判断されない場合には、(ステップS5:NO)には、ステップS5の判断処理が所定時間毎に繰り返し実行される。
一方、リアドア30が全閉状態であると判断された場合には、(ステップS5:YES)には、リアドア30の施錠が行われたことを乗員に報知すべく、ホーン装置130を作動させ(ステップS6)、一連の処理を終了する。
なお、リアドア30の施錠が行われたときには、中央制御部100を通じて各フロントドア20の施錠駆動部25が駆動されることにより、各フロントドア20の施錠が行われる。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)リアドア制御部80は、操作スイッチ32bによる予約操作が行われた後、電子キー210がアンテナ90の検知エリアZ1内から検知エリアZ1外に移動した場合に、開状態のリアドア30の閉駆動を行うべくドア駆動部60を制御する。
こうした構成によれば、乗員が操作スイッチ32bによる予約操作を行った後、電子キー210を携帯したまま車両200から離れることでアンテナ90の検知エリアZ1内から検知エリアZ1外に移動することになる。この場合、リアドア制御部80によりドア駆動部60が制御されることで、開状態のリアドア30の閉駆動が行われる。そして、全閉位置にてリアドア30の施錠が行われる。これにより、乗員は、車両200から離れるに先立ち、荷物などで手が塞がる前に操作スイッチ32bによる予約操作を行っておけば、電子キー210を携帯したまま荷物をもって車両200から離れるだけでリアドア30の閉駆動及び施錠を自動的に行うことができる。したがって、使い勝手を向上させることができる。
(2)リアドア制御部80は、着座センサ51により車両200内に乗員が存在することが検知された場合には、リアドア30の閉駆動を禁止する。
こうした構成によれば、着座センサ51により車両200内に乗員が存在することが検知された場合には、リアドア30の閉駆動が禁止される。このため、例えば電子キー210を携帯する乗員とは別の乗員が車両200内のシート50に着座している場合にリアドア30が閉駆動及び施錠されることを回避できる。これにより、車両200内に乗員が取り残されることを阻止することができる。
(3)予約操作部は、操作スイッチ32bにより構成されており、リアドア30の開閉操作における操作態様とは異なる操作態様にて操作されることにより予約操作を行う。
こうした構成によれば、リアドア30に設けられた操作スイッチ32bが操作されることによってリアドア30の開閉操作が行われる一方、開閉操作における操作態様とは異なる操作態様にて操作スイッチ32bが操作されると、予約操作が行われる。このため、共通の操作スイッチ32bによって、リアドア30の通常の開閉操作と予約操作とを行うことができる。したがって、使い勝手を更に向上させることができる。
また、予約操作部を操作スイッチ32bと別に設ける必要がないため、予約閉装置10の構成を簡単にすることができる。
(4)操作スイッチ32bは、所定時間内に1回操作されることによりリアドア30の開閉操作を行う一方、所定時間内に2回操作されることにより予約操作を行う。
こうした構成によれば、操作スイッチ32bが所定時間内に1回操作されることによってリアドア30の開閉操作が行われる一方、所定時間内に操作スイッチ32bが2回操作されると、操作スイッチ32bによる予約操作が行われる。このため、所定時間内における操作スイッチ32bの操作回数を異ならせることによって、リアドア30の通常の開閉操作における操作態様と予約操作の操作態様とを異ならせることができる。
(5)予約閉装置10は、リアドア30の施錠が行われた場合に、その旨を車両200の乗員に報知するホーン装置130を備えている。
こうした構成によれば、リアドア30の施錠が行われた場合に、その旨が乗員に報知されるため、乗員は、リアドア30の施錠が行われたことを確認することができる。
<第2実施形態>
以下、図9及び図10を参照して、自動車のリアドアの予約閉装置として本発明を具体化した第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図9に示すように、車両200の下部、より詳細には、フロントドア20のドア本体21の下部には、乗員の足の近接を検知することによりリアドア30のドア本体31の開閉操作を行うキックセンサ300が設けられている。本実施形態のキックセンサ300は、センサ電極(図示略)と、乗員との間の静電容量の変化を検出することにより、所定の距離内に乗員が近接したことを検知する近接センサである。
本実施形態のリアドア30は、キックセンサ300による開閉操作に加えて、第1実施形態と同様にドアハンドル32aまたは操作スイッチ32bによる開閉操作により開閉される。したがって、本実施形態のドア操作部32は、リアドア30のドア本体31の外側面にそれぞれ設けられたドアハンドル32a及び操作スイッチ32bと、フロントドア20のドア本体21の下部に設けられたキックセンサ300とにより構成されている。
次に、リアドア制御部80により行われるリアドア30の基本的な開閉制御について説明する。なお、ドアハンドル32aまたは操作スイッチ32bを操作することによるリアドア30の開閉制御は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図10に示すように、リアドア制御部80は、電子キー210が検知エリアZ1内に存在しているときに、キックセンサ300により乗員の足の近接が検知されると、ドア駆動モータ61を駆動することにより、リアドア30を開閉する。ここでのキックセンサ300による検知は、乗員の足が所定時間(例えば数秒)内に1回のみ検知されることにより有効とされる。
すなわち、リアドア30が開状態であるときに、キックセンサ300により乗員の足の近接が検知されると、リアドア制御部80を通じてドア駆動モータ61が駆動されることにより、リアドア30は閉方向にスライドされる。そして、リアドア30が全閉位置まで移動すると、リアドア30に設けられたラッチ33がボデー201に設けられたストライカ203に係合されることでリアドア30の施錠が行われる。
この状態において、キックセンサ300により乗員の足の近接が検知されると、リアドア制御部80を通じて解錠モータ71が駆動されることにより、ラッチ33が駆動されて、ラッチ33とストライカ203との係合状態が解除される。また、リアドア制御部80を通じてドア駆動モータ61が駆動されることにより、リアドア30は開方向にスライドされる。
次に、リアドア制御部80により行われるリアドア30の予約閉制御について説明する。
リアドア制御部80は、電子キー210が検知エリアZ1内に存在しており、リアドア30が全開状態であるときに、キックセンサ300により乗員の足の近接が所定時間(例えば数秒)内に複数回(本実施形態では2回)検知されると、リアドア30の閉駆動の予約操作が行われたと判断する。また、リアドア制御部80は、予約操作が行われた後、電子キー210が検知エリアZ1内から検知エリアZ1外に移動した場合に、リアドア30の閉駆動を行うべくドア駆動モータ61を制御する。ただし、リアドア制御部80は、着座センサ51により車両200内に乗員が存在することが検知された場合には、リアドア30の閉駆動を禁止する。また、リアドア30の施錠が行われた場合に、その旨を車両200の乗員に報知すべくホーン装置130を作動させる。なお、本実施形態では、キックセンサ300により本発明に係る予約操作部が構成されている。
本実施形態においては、リアドア30、ドア駆動部60、施錠部(ストライカ203及びラッチ33)、リアドア制御部80、予約操作部(キックセンサ300)、アンテナ90、照合部110、着座センサ51、開閉検知部120及びホーン装置130によって、予約閉装置10が構成されている。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態の予約閉装置10によれば、第1実施形態の作用及び効果(1)、(2)、並びに(5)に加えて、新たに以下に示す作用及び効果が得られるようになる。
(6)予約操作部は、近接センサにより近接センサへの乗員の近接が検知されることにより予約操作を行う。
こうした構成によれば、車両200に設けられた近接センサへの乗員の近接が検知されることで予約操作部による予約操作が行われる。このため、乗員は、予約操作部に直接触れることなく、予約操作を行うことができる。したがって、使い勝手を向上させることができる。
(7)近接センサは、ドア本体21の下部に設けられるキックセンサ300であり、乗員の足の近接を検知することによりリアドア30の開閉操作を行う。予約操作部は、キックセンサ300により構成されており、上記開閉操作におけるキックセンサ300の検知態様とは異なる検知態様にて乗員の近接が検知されることにより予約操作を行う。
こうした構成によれば、ドア本体21の下部に設けられたキックセンサ300により、乗員の足の近接が検知されることによってリアドア30の開閉操作が行われる一方、開閉操作におけるキックセンサ300の検知態様とは異なる検知態様にて乗員の近接が検知されることによって予約操作が行われる。このため、乗員は荷物などにより両手が塞がっている場合であっても、リアドア30の開閉操作と予約操作とを行うことができる。また、共通のキックセンサ300によって、リアドア30の開閉操作と予約操作とを行うことができることから、使い勝手を向上させることができる。
<変更例>
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図5に示すフローチャートのステップS2において、車両200内に乗員が存在しない旨判断されない場合(ステップS2:NO)、すなわち車両200内に乗員が存在する場合に、ステップS2の判断処理を所定の時間を上限として繰り返し実行してもよい。
・図5に示すフローチャートのステップS3において、電子キー210がアンテナ90の検知エリアZ1外に存在するか否かを判断する処理が所定の時間以上続いた場合に、一連の処理を終了するようにしてもよい。
・リアドア30が全閉状態のときに予約操作を行うことができるようにしてもよい。この場合であっても、予約操作が行われた後に、リアドア30が全開位置までスライドされた後に、電子キー210が検知エリアZ1内から検知エリアZ1外に移動した場合に、リアドア30の閉駆動を行うべくドア駆動モータ61を駆動すればよい。
・リアドア30が閉方向に移動する途中に予約操作を行うことができるようにしてもよい。
・予約操作が行われた後に、例えば、操作スイッチ32bを再度操作することによって、またはキックセンサ300により乗員の足が再度検知されることによって予約操作が解除されるように構成することもできる。
・ホーン装置130は、予約操作が行われたときに、その旨を報知すべく報知音を発生させるものであってもよいし、予約操作が行われたときと、リアドア30の施錠が行われたときとにそれぞれ報知音を発生させるものであってもよい。
・報知部はホーン装置130に限定されない。報知部は、例えば、ハザードランプを点滅させたり、サイドミラーを格納させたりするなど報知音以外の態様にて報知するものであってもよい。
・予約操作部は、操作スイッチ32b及びキックセンサ300により構成されており、操作スイッチ32bが操作され、且つキックセンサ300によりキックセンサ300への乗員の近接が検知されることにより予約操作を行うものであってもよい。例えば、予約操作部がキックセンサ300のみにより構成されている場合、乗員が車両と地面との間に足を入れることで、乗員の意図に反して予約操作が行われるおそれがある。この点、上記構成によれば、操作スイッチ32bが操作され、且つキックセンサ300により乗員の足の近接が検知されることにより予約操作が行われる。このため、乗員の意図に反して予約操作が行われることを抑制できる。
・第2実施形態において、予約操作の検知態様は、キックセンサ300により乗員の足の近接が所定時間内に2回検知される態様に限定されない。他に例えば、キックセンサ300により乗員の足の近接が所定時間内に3回以上検知される態様であってもよいし、乗員の足が所定の時間以上検知される態様であってもよい。
・キックセンサ300は、例えば、リアドア30のドア本体31の下部に設けられるものであってもよい。
・キックセンサ300を前後方向に複数設けるようにしてもよい。この場合、1つのキックセンサ300のみにより乗員の足の近接が検知されることによりリアドア30の開閉操作が行われる一方、各キックセンサ300により乗員の足の近接が前後方向において順に検知されることにより、すなわち、乗員の足が前後方向に沿って移動したことが検知されることにより予約操作が行われるように構成してもよい。また、例えば、所定のキックセンサ300により乗員の足の近接が検知されることによりリアドア30の開閉操作が行われる一方、上記所定のキックセンサ300とは異なるキックセンサ300により乗員の足の近接が検知されることにより予約操作が行われるように構成してもよい。
・キックセンサ300は、ドア本体31の開閉操作を行うものではなく、予約操作のみを行うものであってもよい。すなわち、予約操作部がキックセンサ300のみにより構成されるとともに、ドア操作部32がドアハンドル32a及び操作スイッチ32bのみにより構成されるものであってもよい。
・車両200の側部に設けられた近接センサを予約操作部として採用することもできる。この場合、乗員は、近接センサの側方に移動すれば予約操作を行うことができる。このため、乗員は、荷物などにより両手が塞がっている場合であっても、リアドア30の予約操作を行うことができる。
・近接センサは、センサ電極と乗員との間の静電容量の変化を検出することにより乗員の近接を検知するものに限定されない。他に例えば、赤外線センサや超音波センサであってもよい。
・第1実施形態において、予約操作の操作態様は、操作スイッチ32bを所定時間内に2回操作する態様に限定されない。他に例えば、操作スイッチ32bを所定時間内に3回以上操作する態様であってもよいし、操作スイッチ32bを所定の時間以上押す、所謂長押しをする態様であってもよい。
・予約操作部は、操作スイッチ32bやキックセンサ300に限定されず、電子キー210に設けられたスイッチや、車両200内に設けられたスイッチなどであってもよい。
・操作スイッチ32bは押しボタン式のスイッチに限定されず、他に例えば静電容量式のスイッチでもよい。
・乗員検知部は、着座センサ51に限定されない。他に例えば、乗員の動きを検出するカメラや赤外線センサであってもよい。この場合、シートクッション50aに荷物などの乗員以外の物が置かれている場合に、着座センサ51のように当該物を乗員と誤認識することを抑制できる。
・乗員検知部は省略することもできる。
・本発明に係る車両用ドアの予約閉装置の適用対象は、スライドドアに限定されない。他に例えば、図8に示すように、バックドア40に対しても本発明を適用することもできる。この場合、ボデー201の後部(例えば、リアバンパ)に検知エリアZ2を形成するアンテナを設けるようにすれば、上記実施形態と同様にして、バックドア40の予約閉装置を実現することができる。
10…予約閉装置、20…フロントドア、21…ドア本体、22…ドアハンドル、23…ラッチ、24…ケーブル、25…施錠駆動部、30…リアドア、31…ドア本体、32…ドア操作部、32a…ドアハンドル、32b…操作スイッチ(予約操作部)、33…ラッチ(施錠部)、40…バックドア、50…シート、50a…シートクッション、51…着座センサ(乗員検知部)、60…ドア駆動部、61…ドア駆動モータ、70…解錠駆動部、71…解錠モータ、80…リアドア制御部(制御部)、90…アンテナ、91…送信部、92…受信部、100…中央制御部、110…照合部、120…開閉検知部、130…ホーン装置(報知部)、200…車両、200a…フロント開口、200b…リア開口、201…ボデー、202…ストライカ、203…ストライカ(施錠部)、210…電子キー、211…受信部、212…送信部、300…キックセンサ(予約操作部)、Z1,Z2…検知エリア。

Claims (7)

  1. 車両の内外を連通する開口を開閉可能に設けられたドアと、
    前記ドアの開閉駆動を行うドア駆動部と、
    全閉位置にて前記ドアの施錠を行う施錠部と、
    前記ドア駆動部を制御する制御部と、
    当該車両に設けられ、前記ドアの閉駆動の予約操作を行う予約操作部と、
    当該車両に設けられ、乗員に携帯される電子キーから発信される信号を受信可能なアンテナと、を備え、
    前記ドアは、前記開口を開閉可能に設けられたドア本体と、前記ドア本体に設けられ、前記ドア本体の開閉操作を行う操作スイッチと、を有しており、
    前記車両の下部には、乗員の足の近接を検知することにより前記ドア本体の開閉操作を行う近接センサが設けられており、
    前記予約操作部は、前記操作スイッチ及び前記近接センサにより構成されており、前記操作スイッチが操作され、且つ前記近接センサにより前記近接センサへの乗員の近接が検知されることにより前記予約操作を行うものであり、
    前記制御部は、前記予約操作部による前記予約操作が行われた後、前記電子キーが前記アンテナの検知エリア内から前記検知エリア外に移動した場合に、開状態の前記ドアの閉駆動を行うべく前記ドア駆動部を制御する、
    車両用ドアの予約閉装置。
  2. 前記車両内に乗員が存在するか否かを検知する乗員検知部を備えており、
    前記制御部は、前記乗員検知部により前記車両内に乗員が存在することが検知された場合には、前記ドアの閉駆動を禁止する、
    請求項1に記載の車両用ドアの予約閉装置。
  3. 前記乗員検知部は、当該車両のシートに乗員が着座しているか否かを検知する着座センサである、
    請求項2に記載の車両用ドアの予約閉装置。
  4. 記予約操作部は、前記開閉操作における前記操作スイッチの操作態様とは異なる操作態様にて操作されることにより前記予約操作を行う、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の車両用ドアの予約閉装置。
  5. 前記操作スイッチは、所定時間内に1回操作されることにより前記ドア本体の開閉操作を行う一方、前記所定時間内に複数回操作されることにより前記予約操作を行う、
    請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の車両用ドアの予約閉装置。
  6. 記予約操作部は、前記開閉操作における前記近接センサの検知態様とは異なる検知態様にて乗員の近接が検知されることにより前記予約操作を行う、
    請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の車両用ドアの予約閉装置。
  7. 前記予約操作部による前記予約操作が行われた場合及び前記ドアの施錠が行われた場合の少なくとも一方の場合に、その旨を当該車両の乗員に報知する報知部を備える、
    請求項1~請求項のいずれか一項に記載の車両用ドアの予約閉装置。
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