JP3932888B2 - 車両の開閉体制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のドアのような開閉体を閉じた時、自動的に施錠を行なうように成した車両の開閉体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両の開閉体制御装置としては、例えば特開2000−282734号公報に記載の装置がある。
すなわち、ドアロックモータにより駆動されて車両のドアをロックまたはアンロックするドアロック機構と、運転席側のドアが閉じることを検出する運転席側のドアスイッチと、運転席側のドアが閉じることを検出した場合にドアロック機構を自動ロックさせるオートドアロックユニットとを備え、ドアを閉じると自動的にオートロックすべく構成したオートロックドア付きの車両において、オートロックを行なうか否かを選択する切り替えスイッチを備えたものである。
【0003】
このように、車両のドアを閉めると自動的にドアをロック(オートロック)するように構成した開閉体制御装置においては利便性が損なわれる場合があった。
例えば乗員がキーレスエントリシステムの端末としてのカードキー等により車両のドアをオートロックした後に、車室内の忘れ物に気付いて自分または他者が忘れ物を取りに行く時、既にオートロックされているドアを開くための再操作が必要となり、利便性が悪い問題点があった。
【0004】
なお、上記公報に開示された車両の開閉体制御装置においては、切り替えスイッチによりオートロックを行なわないモードに選択することができるが、乗員はドア閉鎖の前段階において車室内にて予め切り替えスイッチを操作して上記モードを選定しておく必要があり使用上不便であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、乗員の車外からの開閉体の閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段と、乗員が当該車両の乗員であることを乗員の指紋または声紋により認証する認証装置とを設けて、所定閉鎖操作検知手段による乗員の車外からの所定閉鎖操作の検知がなされた時で、かつ指紋または声紋による当該車両の乗員であることが認証された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を行なわないように構成することで、開閉体を閉じると自動的にロック(施錠)を行なうように成した車両においても、アンロック状態のまま開閉体を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からの開閉体の閉鎖操作前または閉鎖操作中の所定操作を検知することにより行なうため、開閉体の閉鎖毎に容易にアンロック状態のままで開閉体を閉じることができ、利便性の向上を図ることができ、しかも、所定閉鎖操作検知手段による乗員の車外からの所定閉鎖操作の検知がなされた時で、かつ指紋または声紋により当該車両の乗員ではないと認証された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を実行して、認証のない人によるオートロック解除を防止(つまりオートロックを実行)して、盗難防止などの安全性を確保することができる車両の開閉体制御装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両の開閉体制御装置は、車両に開閉自在に設けられた開閉体と、上記開閉体の閉鎖を検知する閉鎖検知手段と、上記開閉体を施錠する施錠手段と、上記施錠手段を制御する制御手段とを備えた車両の開閉体制御装置であって、乗員の車外からの上記開閉体の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段と、乗員が当該車両の乗員であることを乗員の指紋により認証する指紋認証装置とを設け、上記制御手段は上記閉鎖検知手段により開閉体の閉鎖を検知した時、上記施錠手段にて開閉体を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記指紋認証装置で指紋合致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を禁止する一方、上記指紋認証装置で指紋不一致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を実行するものである。
【0007】
上記構成の開閉体は車両のドアに設定することができる。また上記構成の閉鎖検知手段はドアスイッチに、施錠手段はドアロックアクチュエータに、制御手段はCPUに、所定閉鎖操作検知手段はドアアウタハンドル部分に設けるタッチスイッチやタッチセンサに設定してもよい。
【0008】
上記構成によれば、制御手段は閉鎖検知手段が開閉体の閉鎖を検知した時、施錠手段により開閉体を施錠(オートロック)するが、所定閉鎖操作検知手段により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時で、かつ上記指紋認証装置により当該車両の乗員の指紋と合致すると判定された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を禁止(オートロック解除)する。
【0009】
このため、開閉体を閉じると自動的にロック(オートロック)を行なうように成した車両においても、アンロック状態のまま開閉体を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からの開閉体の所定閉鎖操作を検知することにより行なうため、開閉体の閉鎖毎に乗員の意志により容易にアンロック状態のままで開閉体を閉じることができて、利便性の向上を図ることができる。
【0010】
しかも、上述の所定閉鎖操作検知手段による乗員の車外からの所定閉鎖操作の検知がなされた時で、かつ指紋認証装置により当該車両の乗員の指紋と不一致であると判定された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を実行して、オートロック解除を防止(つまりオートロックを実行)する。
【0011】
この結果、認証のない人(つまり当該車両の乗員ではない他車)によるオートロック解除ができなくなり、認証のない人による誤作動が防止でき、盗難防止などの安全性を確保することができる。
【0012】
この発明による車両の開閉体制御装置は、また、車両に開閉自在に設けられた開閉体と、上記開閉体の閉鎖を検知する閉鎖検知手段と、上記開閉体を施錠する施錠手段と、上記施錠手段を制御する制御手段とを備えた車両の開閉体制御装置であって、乗員の車外からの上記開閉体の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段と、乗員が当該車両の乗員であることを乗員の声紋により認証する声紋認証装置とを設け、上記制御手段は上記閉鎖検知手段により開閉体の閉鎖を検知した時、上記施錠手段にて開閉体を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記声紋認証装置で声紋合致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を禁止する一方、上記声紋認証装置で声紋不一致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を実行するものである。
【0013】
上記構成によれば、制御手段は閉鎖検知手段が開閉体の閉鎖を検知した時、施錠手段により開閉体を施錠 ( オートロック ) するが、所定閉鎖操作検知手段により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時で、かつ上記声紋認証装置により当該車両の乗員の声紋と合致すると判定された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を禁止 ( オートロック解除 ) する。
【0014】
このため、開閉体を閉じると自動的にロック ( オートロック ) を行なうように成した車両においても、アンロック状態のまま開閉体を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からの開閉体の所定閉鎖操作を検知することにより行なうため、開閉体の閉鎖毎に乗員の意志により容易にアンロック状態のままで開閉体を閉じることができて、利便性の向上を図ることができる。
【0015】
しかも、上述の所定閉鎖操作検知手段による乗員の車外からの所定閉鎖操作の検知がなされた時で、かつ声紋認証装置により当該車両の乗員の声紋と不一致であると判定された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を実行して、オートロック解除を防止(つまりオートロックを実行)する。
【0016】
この結果、認証のない人(つまり当該車両の乗員ではない他車)によるオートロック解除ができなくなり、認証のない人による誤作動が防止でき、盗難防止などの安全性を確保することができる。
【0017】
加えて、乗員の認証を声紋検知により実行するので、荷物をかかえて降車し、開閉体を閉鎖する時のように手が塞がっていても円滑な乗員認証を行なうことができる。
【0018】
この発明の一実施態様においては、上記所定閉鎖操作検知手段は、車外から上記開閉体の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段と共用されたものである。
上記構成によれば、車外から開閉体の自動開成を指示する手段と、アンロック状態のまま開閉体を閉じる手段(オートロック解除用の手段)とを共用したので、特別な装置を別途設けることなく機能を達成することができる。
【0019】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の開閉体制御装置を示し、図1において車両1には開閉体としてのフロントドア2とリヤドア3とが設けられ、フロントドア2のドアアウタハンドル4の部分には、乗員(ドライバ)らの車外からのフロントドア2の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段としてのタッチスイッチ5が設けられている。
【0020】
ここで、該タッチスイッチ5は、車外からフロントドア2の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段と共用されたものである。
図2は開閉体制御装置の制御回路ブロック図を示し、制御手段としてのCPU10には送受信部6、タッチスイッチ5、ドアスイッチ7、ドアロックアクチュエータ8が接続されている。
【0021】
ドアスイッチ7は開閉体としてのフロントドア2の閉鎖を検知する閉鎖検知手段であり、ドアロックアクチュエータ8はフロントドア2およびリヤドア3を施錠する施錠手段であり、CPU10はドアロックアクチュエータ8を制御する制御手段である。
【0022】
また、この実施例ではキーレスエントリシステムの送受信機9(いわゆるカードキー)を設け、上述の送受信部6は乗員が所持する端末としての送受信機9との間でデータの自動送受信を行なって乗員認証(乗員が当該車両の乗員であることの認証)を実行すべく構成している。
【0023】
CPU10は送受信部6、タッチスイッチ5、ドアスイッチ7からの信号入力に基づいて、ROM11に格納されたプログラムに従って、ドアロックアクチュエータ8を駆動制御し、また、RAM12は送受信機9のコードデータおよび自車両のコードデータなどの必要なデータを記憶する。
【0024】
上述のCPU10はドアスイッチ7によりフロントドア2の閉鎖を検知した時、ドアロックアクチュエータ8にてフロントドア2を施錠する。
しかも、上述のCPU10はタッチスイッチ5により乗員の車外からの所定閉鎖操作(乗員が車外からタッチスイッチ5に接触しながらフロントドア2を閉鎖する所定の操作)を検知した時、ドアロックアクチュエータ8によるフロントドア2の施錠を禁止して、アンロック状態のままフロントドア2を閉じる禁止手段(図3に示すフローチャートのステップS6のYES判定参照)を兼ねる。
【0025】
また、上述のCPU10は、車両1と乗員が所持する端末としてのキーレスエントリシステムの送受信機9との間で、乗員が当該車両1の乗員であることを認証する乗員認証手段(図3に示すフローチャートのステップS2参照)を兼ねる。
【0026】
このように構成した車両の開閉体制御装置の作用を、図3に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。
ステップS1で、CPU10は送受信部6がキーレスエントリシステムの送受信機9からコードを受信したか否かを判定し、YES判定時にのみ次のステップS2に移行する。
【0027】
このステップS2で、CPU10は認証が一致するか否かを判定する。つまり、送受信機9から受信したコードと、RAM12に予め記憶されているコードとが一致するか否かにより認証一致か否かを判定し、YES判定時にのみ次のステップS3に移行する。
【0028】
このステップS3で、CPU10はドアスイッチ7からの信号によりフロントドア2が閉か否かを判定し、フロントドア2の閉時にはステップS4に移行する一方、フロントドア2の開時には別のステップS5に移行する。
上述のステップS4では、乗員の乗車に対応して、CPU20はドアロックアクチュエータ8を介してフロントドア2をアンロック(解錠)する。
【0029】
一方、上述のステップS5で、CPU10はドアスイッチ7からの信号により、フロントドア2が開から閉になったか否か、つまり、乗員の降車に際してフロントドア2が開放された後に、該フロントドア2が閉鎖されたか否かを判定し、NO判定時にはステップS1にリターンする一方、YES判定時には次のステップS6に移行する。
【0030】
このステップS6で、CPU10は乗員の車外からのフロントドア2閉鎖時に所定操作が実行されたか否かを判定する。つまり、乗員がフロントドア2を閉じる時、タッチスイッチ5に接触しながらドア閉操作を行なったか否かを、タッチスイッチ5の信号により判定する。
【0031】
そして、このステップS6でNO判定されると、次のステップS7に移行する一方、YES判定されると、アンロック状態のままでフロントドア2を閉じるために一連の処理を終了する。
上述のステップS7では、CPU10はドアロックアクチュエータ8を駆動して、フロントドア2を自動的にロック(オートロック)する。
【0032】
このように図1〜図3で示した実施例の車両の開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられたフロントドア2と、上記フロントドア2の閉鎖を検知する閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)と、上記フロントドア2を施錠する施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)と、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)を制御する制御手段(CPU10参照)とを備えた車両の開閉体制御装置であって、乗員の車外からの上記フロントドア2の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)を設け、上記制御手段(CPU10参照)は上記閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)によりフロントドア2の閉鎖を検知した時、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)にてフロントドア2を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)によるフロントドア2の施錠を禁止するものである。
【0033】
この構成によれば、制御手段(CPU10参照)は閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)がフロントドア2の閉鎖を検知した時、施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)によりフロントドア2を施錠(オートロック)するが、所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時には、施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)によるフロントドア2の施錠を禁止(オートロック解除)する。
【0034】
このため、フロントドア2を閉じると自動的にロック(オートロック)を行なうように成した車両においても、アンロック状態のままフロントドア2を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からのフロントドア2の所定閉鎖操作を検知することにより行なうため、フロントドア2の閉鎖毎に乗員の意志により容易にアンロック状態のままでフロントドア2を閉じることができて、利便性の向上を図ることができる。
【0035】
また、上記車両1と乗員との間で、乗員が当該車両の乗員であることを認証する乗員認証手段(ステップS2参照)を設けたものである。
この構成によれば、アンロック状態のままでフロントドア2を閉じる所謂オートロック解除を、所定の乗員のみが選択できるので、認証のない人による誤作動が防止でき、盗難防止などの安全性を確保することができる。
【0036】
さらに、上記乗員認証手段は、乗員が所持する端末(キーレスエントリシステムの送受信機9参照)と、車両1に設けられた送受信装置(送受信部6参照)との間で自動送受信を行なうキーレスエントリシステムに設定されたものである。
この構成によれば、キーレスエントリシステムにより乗員認証を行なうので、乗員が特別な操作を行なう必要がなく正確な認証ができて、利便性がさらに向上すると共に、特別な装置を別途設ける必要もなくなる。
【0037】
図4、図5、図6は車両の開閉体制御装置の他の実施例を示すが、先の実施例と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
【0038】
図4においてドアアウタハンドル4の近傍部には乗員の指紋により乗員認証を行なう指紋認証装置としての指紋検知センサ13を設けている。この実施例では指紋検知センサ13をドアアウタハンドル4の近傍上部に設けたが、ドアアウタハンドル4それ自体に設けてもよく、また近傍下部に設けてもよい。つまり、この実施例では上述のキーレスエントリシステムに代えて指紋検知センサ13にて車両1と乗員との間で、乗員が当該車両の乗員であることを認証するように構成している。
【0039】
図5に示す制御回路ブロック図において、CPU10はタッチスイッチ5(所定閉鎖操作検知手段)、ロックリンクスイッチ14、ドアスイッチ7(閉鎖検知手段)、指紋検知センサ13(乗員認証手段)からの各種入力に基づいて、ROM11に格納されたプログラムに従って、ドアロックアクチュエータ8(施錠手段)およびアンラッチアクチュエータ15を駆動制御し、またRAM12は当該車両における乗員(ドライバ)の指紋データなどの必要なデータを記憶する。
【0040】
ここで、上述のロックリンクスイッチ14はドアロックノブにつながっているロックリンクの状態を検知するスイッチであり、アンラッチアクチュエータ15は乗車時に自動的にフロントドア2を半ドア等の状態に開くためのアクチュエータである。
【0041】
このように構成した車両の開閉体制御装置の作用を、図6に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。
ステップQ1で、CPU10はドアスイッチ7の状態を検知する。次にステップQ2で、CPU10はフロントドア2が閉か否かを判定し、フロントドア2の閉時(YES判定時)にはステップQ9に移行する一方、フロントドア2の開時(NO判定時)には次のステップQ3に移行する。
【0042】
上述のステップQ3で、CPU10はフロントドア2が開から閉となったか否かを判定する。つまり、乗員の降車に際して開放されたフロントドア2が閉鎖されたか否かを判定して、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップQ4に移行する。
【0043】
このステップQ4で、CPU10は指紋検知センサ13により乗員の指紋を検知する。
次にステップQ5で、CPU10は検知した指紋が予めRAM12に記憶された当該乗員の指紋と合致するか否かを判定し、NO判定時(不一致時)にはステップQ8に移行する一方、YES判定時にはステップQ6に移行する。
【0044】
上述のステップQ8では、ドライバ以外に例えば子供等の本人以外の誰がドアを閉めてもオートロックさせる目的で、CPU10はドアロックアクチュエータ8を駆動してドアをオートロックする。
【0045】
一方、上述のステップQ6で、CPU10はタッチスイッチ5の状態を検知する。次にステップQ7で、CPU10はタッチスイッチ5の操作があったか否かを判定する。つまり、乗員の車外からのフロントドア2の閉鎖時に所定閉鎖操作として、乗員がタッチスイッチ5に接触しながらフロントドア2を閉鎖したか否かを判定し、NO判定時には上述のステップQ8に移行する一方、YES判定時にはアンロック状態のままでフロントドア2を閉じることを目的としてリターンする。つまり、ステップQ7のYES判定が施錠を禁止する禁止手段となる。
【0046】
ところで、前述のステップQ9では、ドア閉に対応してCPU10はロックリンクスイッチ14の状態を検知する。なお、図6におけるステップQ9〜Q16の右列のフローチャートは、乗車に際してフロントドア2を開く場合の処理を示している。
【0047】
次にステップQ10で、CPU10はロックリンクスイッチ14の検知結果に基づいてロックしているか否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップQ11に移行する。
【0048】
このステップQ11で、CPU10は指紋検知センサ13により乗員の指紋を検知し、次のステップQ12で、CPU10は検知した指紋と予めRAM12に記憶されている指紋データとを照合して、指紋が合致するか否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップQ13に移行する。
【0049】
このステップQ13で、CPU10はフロントドア2の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段を共用するところのタッチスイッチ5の状態を検知する。
次にステップQ14で、CPU10はステップQ13での検知結果に基づいて、タッチスイッチ5の操作があったか否かを判定し、YES判定時にはステップQ15に、NO判定時にはステップQ16にそれぞれ移行する。
【0050】
上述のステップQ15ではタッチスイッチ5の操作ありに対応して、CPU10はドアロックアクチュエータ8およびアンラッチアクチュエータ15を駆動して、フロントドア2をアンロック並びにアンラッチし、上述のステップQ16ではタッチスイッチ5の操作なしに対応して、CPU10はドアロックアクチュエータ8のみを駆動して、フロントドア2をアンロックする。
【0051】
このように図4〜図6で示した実施例の車両の開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられたフロントドア2と、上記フロントドア2の閉鎖を検知する閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)と、上記フロントドア2を施錠する施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)と、上記施錠手段を制御する制御手段(CPU10参照)とを備えた車両の開閉体制御装置であって、乗員の車外からの上記フロントドア2の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)を設け、上記制御手段(CPU10参照)は上記閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)によりフロントドア2の閉鎖を検知した時、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)にてフロントドア2を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)によるフロントドア2の施錠を禁止(ステップQ7のYES判定参照)するものである。
【0052】
このため、図1〜図3で示した先の実施例同様、フロントドア2を閉じると自動的にロック(オートロック)を行なうように成した車両においても、アンロック状態のままフロントドア2を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からのフロントドア2の所定閉鎖操作を検知することにより行なうため、フロントドア2の閉鎖毎に乗員の意志により容易にアンロック状態のままでフロントドア2を閉じることができて、利便性の向上を図ることができる。
【0053】
また、上記乗員認証手段は、乗員の指紋により乗員認証を行なう指紋認証装置(指紋検知センサ13参照)に設定されたものである。
この構成によれば、乗員の認証を指紋検知により実行するので、他者によるオートロック解除ができなくなり、キーレスエントリシステムによる乗員認証と比較して、安全性のさらなる向上を図ることができる。
【0054】
さらに、上記所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)は、車外から上記フロントドア2の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段と共用されたものである。
この構成によれば、車外からフロントドア2の自動開成を指示する手段(タッチスイッチ5参照)と、アンロック状態のままフロントドア2を閉じる手段(オートロック解除用の手段としてのタッチスイッチ5)とを共用したので、特別な装置を別途設けることなく上述の機能を達成することができる。
【0055】
図7、図8、図9は車両の開閉体制御装置のさらに他の実施例を示すが、先の実施例と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
【0056】
図7においてドアアウタハンドル4の近傍部には乗員の声紋により乗員認証を行なう声紋認証装置としての声紋検知センサ16を設けている。この実施例では声紋検知センサ16をドアアウタハンドル4の近傍上部に設けたが、ドアアウタハンドル4それ自体に設けてもよく、また近傍下部に設けてもよく、さらには乗員の身長と対応させてドアサッシ部やルーフ部に設けてもよい。つまり、この実施例では上述のキーレスエントリシステムに代えて声紋検知センサ16にて車両1と乗員との間で、乗員が当該車両の乗員であることを認証するように構成している。
【0057】
図8に示す制御回路ブロック図において、CPU10はタッチスイッチ5(所定閉鎖操作検知手段)、ロックリンクスイッチ14、ドアスイッチ7(閉鎖検知手段)、声紋検知センサ16(乗員認証手段)からの各種入力に基づいて、ROM11に格納されたプログラムに従って、ドアロックアクチュエータ8(施錠手段)およびアンラッチアクチュエータ15を駆動制御し、またRAM12は当該車両における乗員(ドライバ)の声紋データなどの必要なデータを記憶する。
【0058】
ここで、上述のロックリンクスイッチ14はドアロックノブにつながっているロックリンクの状態を検知するスイッチであり、アンラッチアクチュエータ15は乗車時に自動的にフロントドア2を半ドア等の状態に開くためのアクチュエータである。
【0059】
このように構成した車両の開閉体制御装置の作用を、図9に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。
ステップC1で、CPU10はドアスイッチ7の状態を検知する。次にステップC2で、CPU10はフロントドア2が閉か否かを判定し、フロントドア2の閉時(YES判定時)にはステップC9に移行する一方、フロントドア2の開時(NO判定時)には次のステップC3に移行する。
【0060】
上述のステップC3で、CPU10はフロントドア2が開から閉なったか否かを判定する。つまり、乗員の降車に際して開放されたフロントドア2が閉鎖されたか否かを判定して、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップC4に移行する。
【0061】
このステップC4で、CPU10は声紋検知センサ16により乗員の声紋を検知する。
次にステップC5で、CPU10は検知した声紋が予めRAM12に記憶された当該乗員の声紋と合致するか否かを判定し、NO判定時(不一致時)にはステップC8に移行する一方、YES判定時にはステップC6に移行する。
【0062】
上述のステップC8では、ドライバ以外に例えば子供等の本人以外の誰がドアを閉めてもオートロックさせる目的で、CPU10はドアロックアクチュエータ8を駆動してドアをオートロックする。
【0063】
一方、上述のステップC6で、CPU10はタッチスイッチ5の状態を検知する。次にステップC7で、CPU10はタッチスイッチ5の操作があったか否かを判定する。つまり、乗員の車外からのフロントドア2の閉鎖時に所定閉鎖操作として、乗員がタッチスイッチ5に接触しながらフロントドア2を閉鎖したか否かを判定し、NO判定時には上述のステップC8に移行する一方、YES判定時にはアンロック状態のままでフロントドア2を閉じることを目的としてリターンする。要するに、ステップC7のYES判定が所定閉鎖操作検知に対応して施錠を禁止する禁止手段となる。
【0064】
ところで、前述のステップC9では、ドア閉に対応してCPU10はロックリンクスイッチ14の状態を検知する。なお、図9におけるステップC9〜C16の右列のフローチャートは、乗車に際してフロントドア2を開く場合の処理を示している。
【0065】
次にステップC10で、CPU10はロックリンクスイッチ14の検知結果に基づいてロックしているか否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップC11に移行する。
【0066】
このステップC11で、CPU10は声紋検知センサ16により乗員の声紋を検知し、次のステップC12で、CPU10は検知した声紋と予めRAM12に記憶されている声紋データとを照合して、声紋が合致するか否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップC13に移行する。
【0067】
このステップC13で、CPU10はフロントドア2の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段を共用するところのタッチスイッチ5の状態を検知する。
次にステップC14で、CPU10はステップC13での検知結果に基づいて、タッチスイッチ5の操作があったか否かを判定し、YES判定時にはステップC15に、NO判定時にはステップC16にそれぞれ移行する。
【0068】
上述のステップC15ではタッチスイッチ5の操作ありに対応して、CPU10はドアロックアクチュエータ8およびアンラッチアクチュエータ15を駆動して、フロントドア2をアンロック並びにアンラッチし、上述のステップC16ではタッチスイッチ5の操作なしに対応して、CPU10はドアロックアクチュエータ8のみを駆動して、フロントドア2をアンロックする。
【0069】
このように図7〜図9で示した実施例の車両の開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられたフロントドア2と、上記フロントドア2の閉鎖を検知する閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)と、上記フロントドア2を施錠する施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)と、上記施錠手段を制御する制御手段(CPU10参照)とを備えた車両の開閉体制御装置であって、乗員の車外からの上記フロントドア2の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)を設け、上記制御手段(CPU10参照)は上記閉鎖検知手段(ドアスイッチ7参照)によりフロントドア2の閉鎖を検知した時、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)にてフロントドア2を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記施錠手段(ドアロックアクチュエータ8参照)によるフロントドア2の施錠を禁止(ステップC7のYES判定参照)するものである。
【0070】
このため、先の実施例同様、フロントドア2を閉じると自動的にロック(オートロック)を行なうように成した車両においても、アンロック状態のままフロントドア2を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からのフロントドア2の所定閉鎖操作を検知することにより行なうため、フロントドア2の閉鎖毎に乗員の意志により容易にアンロック状態のままでフロントドア2を閉じることができて、利便性の向上を図ることができる。
【0071】
また、上記乗員認証手段は、乗員の声紋により乗員認証を行なう声紋認証装置(声紋検知センサ16参照)に設定されたものである。
この構成によれば、乗員の認証を声紋検知により実行するので、他者によるオートロック解除ができなくなり、キーレスエントリシステムによる乗員認証と比較して、安全性のさらなる向上を図ることができ、荷物をかかえて降車し、フロントドア2を閉鎖する時のように手が塞がっていても円滑な乗員認証を行なうことができる。
【0072】
さらに、上記所定閉鎖操作検知手段(タッチスイッチ5参照)は、車外から上記フロントドア2の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段と共用されたものである。
この構成によれば、車外からフロントドア2の自動開成を指示する手段(タッチスイッチ5参照)と、アンロック状態のままフロントドア2を閉じる手段(オートロック解除用の手段としてのタッチスイッチ5)とを共用したので、特別な装置を別途設けることなく上述の機能を達成することができる。
【0073】
なお、図3、図6、図9で示したフローチャートはそれぞれのステップが処理内容に対応した手段を構成するものである。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の開閉体は、実施例のドア、なかんずくフロントドア2に対応し、
以下同様に、
閉鎖検知手段は、ドアスイッチ7に対応し、
施錠手段は、ドアロックアクチュエータ8に対応し、
制御手段は、CPU10に対応し、
所定閉鎖操作検知手段は、タッチスイッチ5に対応し、
指紋認証装置は、指紋検知センサ13に対応し、
声紋認証装置は、声紋検知センサ16に対応し、
自動開成指示手段は、タッチスイッチ5に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、開閉体はドアに代えてトランクリッド等の他の開閉体であってもよい。
【0074】
【発明の効果】
この発明によれば、乗員の車外からの開閉体の閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段と、乗員が当該車両の乗員であることを乗員の指紋または声紋により認証する認証装置とを設けて、所定閉鎖操作検知手段による乗員の車外からの所定閉鎖操作の検知がなされた時で、かつ指紋または声紋による当該車両の乗員であることが認証された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を行なわないように構成したので、開閉体を閉じると自動的にロック(施錠)を行なうように成した車両においても、アンロック状態のまま開閉体を閉じることができると共に、オートロックとオートロック解除との選択を車外からの開閉体の閉鎖操作前または閉鎖操作中の所定操作を検知することにより行なうため、開閉体の閉鎖毎に容易にアンロック状態のままで開閉体を閉じることができ、利便性の向上を図ることができ、しかも、所定閉鎖操作検知手段による乗員の車外からの所定閉鎖操作の検知がなされた時で、かつ指紋または声紋により当該車両の乗員ではないと認証された場合には、施錠手段による開閉体の施錠を実行して、認証のない人によるオートロック解除を防止(つまりオートロックを実行)して、盗難防止などの安全性を確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉体制御装置を備えた車両の側面図。
【図2】 開閉体制御装置のブロック図。
【図3】 開閉体の制御を示すフローチャート。
【図4】 他の実施例を示す車両の側面図。
【図5】 開閉体制御装置のブロック図。
【図6】 開閉体の制御を示すフローチャート。
【図7】 さらに他の実施例を示す車両の側面図。
【図8】 開閉体制御装置のブロック図。
【図9】 開閉体の制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…車両
2…フロントドア(開閉体)
5…タッチスイッチ(所定閉鎖操作検知手段、自動開成指示手段 )
7…ドアスイッチ(閉鎖検知手段)
8…ドアロックアクチュエータ(施錠手段 )
10…CPU(制御手段)
13…指紋検知センサ(指紋認証装置)
16…声紋検知センサ(声紋認証装置)
Q5,C5…認証手段
Claims (3)
- 車両に開閉自在に設けられた開閉体と、
上記開閉体の閉鎖を検知する閉鎖検知手段と、
上記開閉体を施錠する施錠手段と、
上記施錠手段を制御する制御手段とを備えた車両の開閉体制御装置であって、
乗員の車外からの上記開閉体の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段と、
乗員が当該車両の乗員であることを乗員の指紋により認証する指紋認証装置とを設け、
上記制御手段は上記閉鎖検知手段により開閉体の閉鎖を検知した時、上記施錠手段にて開閉体を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記指紋認証装置で指紋合致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を禁止する一方、上記指紋認証装置で指紋不一致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を実行する
車両の開閉体制御装置。 - 車両に開閉自在に設けられた開閉体と、
上記開閉体の閉鎖を検知する閉鎖検知手段と、
上記開閉体を施錠する施錠手段と、
上記施錠手段を制御する制御手段とを備えた車両の開閉体制御装置であって、
乗員の車外からの上記開閉体の所定閉鎖操作状態を検知する所定閉鎖操作検知手段と、
乗員が当該車両の乗員であることを乗員の声紋により認証する声紋認証装置とを設け、
上記制御手段は上記閉鎖検知手段により開閉体の閉鎖を検知した時、上記施錠手段にて開閉体を施錠すると共に、上記所定閉鎖操作検知手段により乗員の車外からの所定閉鎖操作を検知した時、上記声紋認証装置で声紋合致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を禁止する一方、上記声紋認証装置で声紋不一致と判定された際には、上記施錠手段による開閉体の施錠を実行する
車両の開閉体制御装置。 - 上記所定閉鎖操作検知手段は、車外から上記開閉体の自動開成を指示可能とする自動開成指示手段と共用された
請求項1または2記載の車両の開閉体制御装置。
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