JP3815331B2 - 車両の開閉体制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のドアのような開閉体を自動的に開成するアンラッチアクチュエータ等の自動開成手段を備えたような車両の開閉体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両の開閉体制御装置としては、例えば実開平6−8026号公報および米国特許明細書第4183177号(USP4183177号)公報に記載の装置がある。
【0003】
すなわち、前者の実開平6−8026号公報に記載の装置は、ドアを自動的に開成するアンラッチ機構のようなドア開閉機構を備えたものにおいて、パーキングロック機構がロック作動を行なっていない時には、ドア開放作動を禁止するように構成したものである。
【0004】
後者のUSP4183177号に記載の装置は、トランスミッタからの信号により車両のドアをアンロックした後に、アンラッチさせるまでの動作を自動的に行なうものである。
【0005】
また、これら公報に記載された装置の他にも、現行のオートスライドドアにおいて、車速を検出し、車両の走行中においてはドアが開かないように構成したものも知られている。
【0006】
ところで、車両において乗員の利便性を考慮して、車外から車両のドアを自動的に開放するスイッチ(車外に設けられたドア自動開放スイッチ)やセンサ等の手段を設けた場合には、次のような場合に誤作動が発生する懸念があった。
【0007】
つまり、車両の停車中、走行中に該自車両が他車両、歩行者、自転車やオートバイのような二輪車、ガードレール等の車外の構造物と接触または衝突して、自車両のドア自動開放スイッチがONになった場合、並びに車両の停車中、走行中に当該車両の乗員が車室内から手を出して、車外に設けられたドア自動開放スイッチに接触した場合には、不用意に開閉体としてのドアが開放される懸念があった。
【0008】
このようにして、ドアが不用意に開くと、車室内の子供等の乗員の車外への転落や事故時の車外への放出が懸念され、また自車両の近傍を通行する他車両、二輪車が不用意に開いたドアに衝突する懸念があった。
【0009】
これらの課題を解決するために、車速やパーキングロック状態を検出して、車両の走行中においてはドアが自動的に開かないように構成することが知られているが、このように構成した場合にあっては、車両の停車中における上記誤作動による乗員の車外転落、放出や自車両近傍を通行する通行者、通行人等の車外スイッチ(ドア自動開放スイッチ)への接触によるドアの不用意な開放を防止することができない問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、当該車両の乗員であることを車外において認証する認証手段を設け、この認証手段による認証が行なわれ、かつ自動開成を指示する手段による自動開成の指示があった時、ドアを自動開成すべく構成することで、車両のドアがアンロック状態であっても、乗員認証がない限りドアを自動的に開かないように成して、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示手段に対する誤作動により車両のドアが不用意に開くことを防止できる車両の開閉体制御装置の提供を目的とする。
【0011】
この発明はまた、自動開成指示手段による自動開成の指示によりドアを自動開成すべく構成すると共に、乗員検知手段により車室内に乗員が存在することが検知された時、自動開成指示手段の自動開成指示を無効とすることにより、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示手段が作動した場合でも、車室内に乗員が存在する時には車両のドアが不用意に開くことがなく、また車室内に乗員がいない状態で停車中の車両に乗員が乗り込む際には自動開成指示手段の操作でドアが自動的に開き、乗車時の利便性と、誤作動によるドアの不用意な開成の防止との両立を図ることができる車両の開閉体制御装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両の開閉体制御装置は、車両に開閉自在に設けられ乗員が乗降する開閉体としてのドアと、上記ドアをロック・アンロックするドアロックアクチュエータと、上記ドアを閉じた状態から開放した状態に自動開成するアンラッチアクチュエータとを備え、上記ドアロックアクチュエータがアンロック状態の時、車両の車外に設けられた自動開成指示手段が操作されるとアンラッチアクチュエータが作動してドアを開放する車両の開閉体制御装置において、上記アンラッチアクチュエータを制御する制御手段と、上記車両と乗員との間で乗員が当該車両の乗員であることを車外にて認証する認証手段とを備え、上記制御手段は認証手段による認証が行なわれ、かつ自動開成指示手段による自動開成の指示があった時、ドアを自動開成すべくアンラッチアクチュエータを制御するものである。
【0013】
上記構成の制御手段はCPUに、自動開成指示手段は車外に設けられたタッチスイッチやタッチセンサに、認証手段はキーレスエントリシステムのID認証または指紋や声紋などの認証装置に設定してもよい。
【0014】
上記構成によれば、制御手段は乗員が当該車両の乗員であることを車外において認証する認証手段により認証が実行され、かつ車外からドアの自動開成を指示するところの自動開成指示手段による自動開成の指示があった時にアンラッチアクチュエータを制御してドアを開く。
【0015】
このように、車両のドアがアンロック状態であっても、乗員認証がない限りドアを自動開成しないので、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示手段に対する誤作動により車両のドアが不用意に開くことを防止することができる。
【0016】
この結果、ドアが不用意に開くことに起因して乗員が車両から転落することや、車外通行者、車外通行人が開いたドアへ衝突することを、未然に防止することができる。
【0017】
この発明による車両の開閉体制御装置はまた、車両に開閉自在に設けられ乗員が乗降する開閉体としてのドアと、上記ドアをロック・アンロックするドアロックアクチュエータと、上記ドアを閉じた状態から開放した状態に自動開成するアンラッチアクチュエータとを備え、上記ドアロックアクチュエータがアンロック状態の時、車両の車外に設けられた自動開成指示手段が操作されるとアンラッチアクチュエータが作動してドアを開放する車両の開閉体制御装置において、上記アンラッチアクチュエータを制御する制御手段と、上記車両に設けられ車室内の乗員の有無を検知する乗員検知手段とを備え、上記制御手段は自動開成指示手段による自動開成の指示によりドアを自動開成すべくアンラッチアクチュエータを制御すると共に、乗員検知手段により車室内に乗員が存在することが検知された時、自動開成指示手段の自動開成指示を無効とするものである。
【0018】
上記構成の乗員検知手段としては、シート上の乗員重量を検出するシート圧センサ、車室内での乗員の動きを検出するマイクロ波ドップラーセンサ、距離を測定して形を推測する超音波センサやマイクロ波距離センサまたは赤外線センサなどを用いることができる。
【0019】
上記構成によれば、制御手段は車外からドアの自動開成を指示するところの自動開成指示手段による自動開成の指示によりドアを自動開成すべくアンラッチアクチュエータを制御するが、乗員検知手段にて車室内に乗員が存在することが検知された場合には、自動開成指示手段の自動開成指示を無効とする。
【0020】
このように車室内に乗員が存在する時には車両のドアが不用意に開くことがないので、車室内の乗員(特に子供)の車外への転落や放出を防止することができ、また自車両の近傍を通行する他車両、歩行者、二輪車が不用意に開いたドアに衝突することを未然に防止することができる。
【0021】
しかも、車室内に乗員がいない状態で停車中の車両に乗り込む際には自動開成指示手段の操作でドアが自動的に開く。
したがって、乗車時の利便性と、誤作動によるドアの不用意な開閉防止との両立を図ることができる。
【0022】
この発明の一実施態様においては、車両には複数のドアが設けられ、複数の各ドアに対して少なくともアンラッチアクチュエータと、自動開成指示手段と、乗員検知手段とが設けられ、上記制御手段は何れかのドアについて車室内に乗員が存在することが独立して検知された時、当該ドアの自動開成指示手段による自動開成指示のみを無効とするものである。
【0023】
上記構成によれば、複数のドアに対する乗員の検知と、その検知結果に応じたドアの制御を独立して行なうように構成したので、停車中の車両に乗員が乗り込む際、既に乗員が乗車している席に対応するドア以外の席に対応するドアつまり乗員が乗車していない席に対応するドアの自動開成指示手段にてドアを自動的に開けることができ、乗員の利便性が向上する。
【0024】
この発明の一実施態様においては、車両の特定状態を検知する状態検知手段を設け、上記制御手段は、乗員検知手段により何れかのドアに対応する車室内に乗員が存在することが検知された時、何れかのドアに対して自動開成の指示がなされても車両の特定状態時には全てのドアに対する自動開成を禁止するものである。
【0025】
上記構成の車両の特定状態は、車速が零よりも大きい状態や追突車両などの車外物体が異常接近する状態に設定することができる。
上記構成によれば、何れかのドアに対して自動開成の指示がなされても上記状態検知手段が車両の特定状態を検知した場合には、制御手段は全てのドアに対する自動開成を禁止(または規制)する。
【0026】
このように、車両の各ドアに対する乗員の検知と、その検知結果に対応したドアの開制御を行なうものにおいて、車室内に乗員が一人でもいることが検知され、かつ特定状態下にある時には、自動開成指示がなされても、全てのドアの開成を禁止するので全乗員の安全性を確保することができる。
【0027】
この発明の一実施態様においては、上記状態検知手段は車速が零よりも大きいことを検出するものである。
上記構成によれば、車両の車速が零よりも大きい時に、自動開成指示が成されても、全てのドアの開成を禁止するので、車両走行中において全乗員の安全性を確保することができ、また状態検知手段としては車速センサを用いることができるので、既存のセンサにて状態検知手段を構成することができる。
【0028】
この発明の一実施態様においては、上記状態検知手段は車外からの物体の異常接近を検出するものである。
上記構成の状態検知手段は、距離を測定して車間警報に用いられるマイクロ波距離センサに設定してもよい。
【0029】
上記構成によれば、車外からの物体異常接近の検出時に、自動開成指示がなされても、全てのドアの開成を禁止するので、斯る状態検知時において全乗員の安全性を確保することができる。
【0030】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の開閉体制御装置を示し、図1において、車両1はフロントドア2とリヤドア3とを設けると共に、フロントドア2のドアアウタパネルにはドアアウタハンドル4が設けられ、このドアアウタハンドル4部には車外からドア2の自動開成を指示する自動開成指示手段としてのタッチスイッチ5を設けている。なお、タッチスイッチ5に代えてタッチセンサを用いてもよいことは勿論である。
【0031】
図2は開閉体制御装置の制御回路ブロック図を示し、乗員が所持するキーレスエントリシステムの携帯端末6と、車載機器Aとを備えている。
車載機器Aは、制御手段としてのCPU10に送受信部7、乗員検知センサ8、タッチスイッチ5、ロックリンクスイッチ9、ドアスイッチ11、車速センサ12、ROM13、RAM14、ドアロックアクチュエータ15、アンラッチアクチュエータ16を接続して構成される。
【0032】
上述の送受信部7は携帯端末6(但し、この端末はカード化することができる)との間でデータの送受信を行なう。
上述の乗員検知センサ8としては、シート上の乗員重量を検出するシート圧センサ、車室内での乗員の動きを検出するマイクロ波ドップラーセンサ、距離を測定して形を推測する超音波センサ、マイクロ波距離センサまたは赤外線センサを用いることができ、この乗員検知センサ8は車両に設けられて車室内の乗員の有無を検知する乗員検知手段である。
【0033】
上述のロックリンクスイッチ9はドアノブに連動するロックリンクの位置を検出して、開閉体としてのドア2がロックしているか否かを検出するためのスイッチである。
上述のドアスイッチ11は各ドア2,3に設けられて、ドア2,3の開閉を検出するためのスイッチである。
【0034】
上述のドアロックアクチュエータ15は、ドア2のロックおよびロック解除(アンロック)を行なうためのアクチュエータである。
上述のアンラッチアクチュエータ16はドア2を半ドアまたはそれ以上の状態に自動開成可能とするアクチュエータであって、自動開成手段を構成するものである。
【0035】
また上述の携帯端末6および送受信部7は、車両1と乗員との間で乗員が当該車両1の乗員であることを認証する認証手段である。このため、上述の携帯端末6と車載機器AのRAM14にはIDデータが予め記憶されている。
【0036】
CPU10は、送受信部7、乗員検知センサ8、タッチスイッチ5、ロックリンクスイッチ9、ドアスイッチ11、車速センサ12からの必要な各種信号入力に基づいて、ROM13に格納されたプログラムに従って、ドアロックアクチュエータ15、アンラッチアクチュエータ16を駆動制御し、またRAM14はIDデータなどの必要なデータを記憶する。
【0037】
しかも、制御手段としてのCPU10は、認証手段(キーレスエントリシステム参照)による認証が行なわれ、かつタッチスイッチ5による自動開成の指示があった時、ドア2を自動開成するようにアンラッチアクチュエータ16を制御するものである。
【0038】
さらに、上述のCPU10は、タッチスイッチ5によるドア2の自動開成の指示によりドア2を自動開成すべくアンラッチアクチュエータ16を制御すると共に、乗員検知センサ8により車室内に乗員が存在することが検知された時、タッチスイッチ5の自動開成指示を無効とする指示無効手段(図3に示すフローチャートのステップS10におけるYES判定参照)を兼ねる。
【0039】
このように構成した車両の開閉体制御装置の作用を、図3に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。
ステップS1で、CPU10はドアスイッチ11の状態を検知し、次のステップS2で、CPU10は今回ドア2が閉か否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップS3に移行する。
【0040】
このステップS3で、CPU10は前回ドア2が閉か否かを判定し、NO判定時(ドア2が開から閉に変化した時)にはステップS4に移行する一方、YES判定時(ドア2が閉のままで、乗員が車外から車両に近接する状態の時)には別のステップS5に移行する。
【0041】
上述のステップS4で、CPU10はドア2の開→閉に対応して、ドアロックアクチュエータ15を駆動して、ドア2をオートロックする。
一方、上述のステップS5で、CPU10はドア2の閉→開に対応して、ロックリンクスイッチ9の状態を検知し、次のステップS6で、CPU10はタッチスイッチ5の状態を検知する。
【0042】
次にステップS7で、CPU10は車外からタッチスイッチ5が操作されたか否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップS8に移行する。
【0043】
このステップS8で、CPU10はドア2がロックされているか否かを判定し、NO判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のステップS9に移行する。
【0044】
このステップS9で、CPU10は乗員検知センサ8の情報を検出し、次のステップS10で、CPU10は車室内に人がいるか否かを判定する。そしてYES判定時(つまり車室内に乗員が存在する時)にはタッチスイッチ5による自動開成指示を無効とすることを目的としてリターンする一方、NO判定時(車室内に乗員がいない時)には次のステップS11に移行する。
【0045】
このステップS11で、CPU10は携帯端末6から送受信部7が受信したIDを検出し、次のステップS12で、IDが一致するか否かを判定する。つまり送受信部7が受信したIDと予めRAM14に記憶されているIDとを比較照合して、両IDが一致するか否かを判定し、NO判定時(認証の不成立時)にはリターンし、YES判定時(認証成立時)には次のステップS13に移行する。
【0046】
このステップS13で、CPU10はドアロックアクチュエータ15およびアンラッチアクチュエータ16を駆動制御して、ドア2をアンロックさせた後に、アンラッチさせる。
【0047】
このように図1〜図3で示した実施例の車両の開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられたドア2と、上記ドア2を自動開成可能とするアンラッチアクチュエータ16とこのアンラッチアクチュエータ16を制御する制御手段(CPU10参照)と、上記車両1に設けられ、車外から上記ドア2の自動開成を指示する自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)と、上記車両1と乗員との間で乗員が当該車両1の乗員であることを認証する認証手段(キーレスエントリシステム参照)とを備え、上記制御手段(CPU10参照)は認証手段(ステップS12参照)による認証が行なわれ、かつ自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)による自動開成の指示があった時、ドア2を自動開成すべくアンラッチアクチュエータ16を制御するものである。
【0048】
この構成によれば、制御手段(CPU10参照)は乗員が当該車両1の乗員であることを認証する認証手段により認証が実行され、かつ車外からドア2の自動開成を指示するところの自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)による自動開成の指示があった時に、アンラッチアクチュエータ16を制御してドア2を開く。
【0049】
このように、車両1のドア2がアンロック状態であっても、乗員認証がない限りドア2を自動開成しないので、車両1の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)に対する誤作動により車両1のドア2が不用意に開くことを防止することができる。
【0050】
この結果、ドア2が不用意に開くことに起因して乗員が車両1から転落することや、車外通行者、車外通行人が開いたドア2へ衝突することを、未然に防止することができる。
【0051】
また、図1〜図3で示した実施例の車両の開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられたドア2と、上記ドア2を自動開成可能とするアンラッチアクチュエータ16とこのアンラッチアクチュエータ16を制御する制御手段(CPU10参照)と、上記車両1に設けられ車外からドア2の自動開成を指示する自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)と、上記車両1に設けられ車室内の乗員の有無を検知する乗員検知センサ8とを備え、上記制御手段(CPU10参照)は自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)による自動開成の指示によりドア2を自動開成すべくアンラッチアクチュエータ16を制御すると共に、乗員検知センサ8により車室内に乗員が存在することが検知された時、自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)の自動開成指示を無効とするものである。
【0052】
この構成によれば、制御手段(CPU10参照)は車外からドア2の自動開成を指示するところの自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)による自動開成の指示によりドア2を自動開成すべくアンラッチアクチュエータ16を制御するが、乗員検知センサ8にて車室内に乗員が存在することが検知された場合には、自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)の自動開成指示を無効とする。
【0053】
このように車室内に乗員が存在する時には車両1のドア2が不用意に開くことがないので、車室内の乗員(特に子供)の車外への転落や放出を防止することができ、また自車両の近傍を通行する他車両、歩行者、二輪車が不用意に開いたドア2に衝突することを未然に防止することができる。
【0054】
しかも、車室内に乗員がいない状態で停車中の車両1に乗り込む際には自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)の操作でドア2が自動的に開く。
したがって、乗車時の利便性と、誤作動によるドア2の不用意な開閉防止との両立を図ることができる。
【0055】
図4、図5は車両と乗員との間で乗員が当該車両の乗員であることを認証する認証手段の他の実施例を示し、図4の実施例ではキーレスエントリシステムに代えてドアアウタハンドル4の近傍部に指紋センサ(指紋認証装置)17を設け、図5の実施例ではキーレスエントリシステムに代えてドアアウタハンドル4の近傍部に声紋センサ(声紋認証装置)18を設けている。
【0056】
このように、キーレスエントリシステムに代えて指紋センサ17または声紋センサ18を設けても、図3のステップS11,S12の内容を指紋検知、声紋検知と指紋データ一致、声紋データ一致とに変更すれば、図3に示すフローチャートにより先の実施例とほぼ同様の作用、効果を得ることができる。
【0057】
図6、図7、図8は車両の開閉体制御装置の他の実施例を示すものである。
図6に平面図で示すように車両1には左右のフロントドア2,2と、左右のリヤドア3,3との複数のドアが設けられている。また乗員検知センサ8は前席左右、後席左右の乗員の有無をそれぞれ独立して検知すべく4ドアに対応して合計4個設けられ、それぞれの検知エリアe1,e2,e3,e4(乗員検知領域)が設定されている。
【0058】
この実施例においても図2で示した車載機器Aを用いるが、この車載機器Aは各ドア2,2,3,3に対応して、それぞれ別々に設けられる。但し、CPU10については各ドア2,3に対応して設けてもよく、あるいは、1台のCPU10で各ドア2,3の開閉制御を実行するように構成してもよい。
【0059】
図6〜図8に示すこの実施例では、制御手段としてのCPU10は何れかのドア2,3について車室内に乗員が存在することが独立して検知された時、当該ドアのタッチスイッチ5による自動開成指示のみを無効とする指示無効手段(図8に示すサブルーチンのステップ9におけるYES判定参照)と、
乗員検知センサ8により何れかのドア2,3に対応する車室内に乗員が存在することが検知された時、何れかのドア2,3に対して自動開成の指示がなされても車両1の特定状態時(つまり車速が零よりも大きい状体の時)、全てのドア2,3に対する自動開成を禁止する禁止手段(図8に示すサブルーチンのステップQ7におけるNO判定、つまりF=2の場合参照)と、
を兼ねる。
【0060】
また上述の車速センサ12を車両の特定状態を検知する状態検知手段として用い、車速V(詳しくは車速の絶対値)が零よりも大きいこと、すなわちV>0を検出するように構成している。
【0061】
このように構成した車両の開閉体制御装置の作用を、図7に示すメインルーチンと、図8に示すサブルーチンとを参照して、以下に詳述する。
まず、図7に示すフローチャートのステップU1で、CPU10は前席左右、後席左右の各乗員検知センサ8…の情報を全て検知する。
【0062】
次にステップU2で、CPU10は何れかの席に乗員が存在するか否かを判定し、NO判定時にはステップU7に移行する一方、YES判定時には次のステップU3に移行する。
【0063】
上述のステップU7で、CPU10はRAM14の所定エリアにF=0を更新可能に設定する。ここにフラグFはF=0の時、車室内の何れの席にも乗員が存在しないことを示し、F=1の時、車速V=0である停車中を示し、F=2の時、車速V>0の走行中であることを示す。
【0064】
一方、上述のステップU3で、CPU10は車速センサ12からの出力に基づいて車両1の現行の車速Vを検知する。
次にステップU4で、CPU10は車速Vが零よりも大か否かを判定し、NO判定時(車両停止時)にはステップU6に、YES判定時にはステップU5にそれぞれ移行する。
【0065】
上述のステップU5で、CPU10はV>0に対応してRAM14の所定エリアにフラグF=2を設定し、上述のステップU6で、CPU10はV=0に対応してRAM14の所定エリアにフラグF=1を設定する。
【0066】
上述の各ステップU5,U6,U7の処理後には次のステップU8に移行し、このステップU8で、CPU10は各ドア2,2,3,3についてドア制御を実行するが、このステップU8の具体的内容については図8のサブルーチンで示す。
なお、図8のサブルーチンでの処理は各ドア2,2,3,3についてそれぞれ独立して実行されるものである。
【0067】
図8に示すサブルーチンのステップQ1で、CPU10はドアスイッチ11の状態を検知し、次のステップQ2で、CPU10は今回ドアが閉か否かを判定し、NO判定時(ドア開時)には処理を終了する一方、YES判定時(ドア閉時)には次のステップQ3に移行する。
【0068】
このステップQ3で、CPU10は前回ドアが閉か否かを判定し、NO判定時(つまりドアが開から閉に変化した時)にはステップQ4に移行し、YES判定時(ドアが閉のままで、乗車に際して乗員が車両に近づくような時)には別のステップQ5に移行する。
【0069】
上述のステップQ4で、CPU10はドアの開→閉に対応してドアロックアクチュエータ15を駆動してドアをオートロックする。
一方、上述のステップQ5では、CPU10はタッチスイッチ5からの入力により車外のタッチスイッチ5が操作されたか否かを判定し、NO判定時には処理を終了する一方、YES判定時には次のステップQ6に移行する。
【0070】
このステップQ6で、CPU10はフラグがF=0(車室内に乗員がいないことを示すフラグ)か否かを判定し、YES判定時(F=0の時)にはステップQ10にスキップする一方、NO判定時(F=1またはF=2の時)には次のステップQ7に移行する。
【0071】
このステップQ7で、CPU10はフラグF=1(車速V=0を示すフラグ)か否かを判定し、NO判定時(F=0であって、車速Vが零より大の時)には全てのドアの開成を禁止する目的で、処理を終了する一方、YES判定時(F=1で、車速が零の時)には次のステップQ8に移行する。
【0072】
このステップQ8で、CPU10は特定のドアに対応する該当乗員検知センサ8の情報を検出する。次のステップQ9で、CPU10は乗員検知センサ8のセンサ出力により該当席に乗員が存在するか否かを判定し、YES判定時に(乗員が存在する時)には該当席に対するドアのみの開成を規制または禁止する目的で、処理を終了する一方、NO判定時(乗員がいない時)には該当席に対するドアの開成を許容する目的で、次のステップQ10に移行する。
【0073】
このステップQ10で、CPU10はロックリンクスイッチ9の状態を検知し、次のステップQ11で、CPU10はドアがロックされているか否かを判定し、NO判定時(ロックされていない時)にはステップQ12に移行する一方、YES判定時に(ロックされている時)には別のステップQ13に移行する。
【0074】
上述のステップQ12で、CPU10はアンラッチアクチュエータ16を駆動して、既にロック解除されているドアをアンラッチさせる。また上述のステップQ13では、CPU10はドアロックアクチュエータ15およびアンラッチアクチュエータ16を駆動して、ドアをロック解除(アンロック)した後に、アンラッチさせる。
【0075】
このように図6〜図8で示した実施例の車両の開閉体制御装置は、車両1には複数のドア2,3が設けられ、複数の各ドア2,3に対して少なくともアンラッチアクチュエータ16と、自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)と、乗員検知センサ8とが設けられ、上記制御手段(CPU10参照)は何れかのドアについて車室内に乗員が存在することが独立して検知された時、当該ドアの自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)による自動開成指示のみを無効(図8に示すサブルーチンのステップQ9におけるYES判定参照)とするものである。
【0076】
この構成によれば、複数のドア2,3に対する乗員の検知と、その検知結果に応じたドア2,3の制御を独立して行なうように構成したので、停車中の車両1に乗員が乗り込む際、既に乗員が乗車している席に対応するドア以外の席に対応するドアつまり乗員が乗車していない席に対応するドアの自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)にてドアを自動的に開けることができ、乗員の利便性が向上する。
【0077】
また、車両1の特定状態時を検知する状態検知手段(車速センサ12参照)を設け、上記制御手段(CPU10参照)は、乗員検知センサ8により何れかのドアに対応する車室内に乗員が存在することが検知された時、何れかのドアに対して自動開成の指示がなされても車両1の特定状態時(V>0参照)時には全てのドアに対する自動開成を禁止(図8に示すサブルーチンのステップQ7におけるNO判定参照)するものである。
【0078】
この構成によれば、何れかのドアに対して自動開成の指示がなされても上記状態検知手段(車速センサ12参照)が車両の特定状態時(V>0参照)を検知した場合には、制御手段(CPU10参照)は全てのドア2,3に対する自動開成を禁止(または規制)する。
【0079】
このように、車両1の各ドア2,3に対する乗員の検知と、その検知結果に対応したドアの開制御を行なうものにおいて、車室内に乗員が一人でもいることが検知され、かつ特定状態時下にある時には、自動開成指示がなされても、全てのドア2,3の開成を禁止するので全乗員の安全性を確保することができる。
【0080】
さらに、上記状態検知手段は車速Vが零よりも大きいことを検出するものである。
この構成によれば、車両1の車速Vが零よりも大きい時に、自動開成指示が成されても、全てのドア2,3の開成を禁止するので、車両走行中において全乗員の安全性を確保することができ、また状態検知手段としては車速センサ12を用いることができるので、既存のセンサにて状態検知手段を構成することができる。
【0081】
加えて、上記状態検知手段で、車外からの物体の異常接近を検出するように構成してもよい。
上述の状態検知手段としては、距離を測定して車間警報に用いられるマイクロ波距離センサを用いて、自車両に追突してくる他車両などを検出することができる。
【0082】
この構成によれば、車外からの物体異常接近の検出時に、自動開成指示がなされても、全てのドア2,3の開成を禁止するので、斯る状態検知時において全乗員の安全性を確保することができる。
なお、図3、図7、図8で示したそれぞれのフローチャートにおける各ステップはその処理内容に対応した手段を構成するものである。
【0083】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の自動開成指示手段は、実施例のタッチスイッチ5に対応し、
以下同様に、
制御手段は、CPU10に対応し、
認証手段は、キーレスエントリシステム、指紋センサ17または声紋センサ18に対応し、
乗員検知手段は、乗員検知センサ8に対応し、
状態検知手段は、車速センサ12に対応し、
特定状態は、V>0または車外物体の異常接近に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0084】
【発明の効果】
この発明によれば、当該車両の乗員であることを認証する認証手段を設け、この認証手段による認証が行なわれ、かつ自動開成を指示する手段による自動開成の指示があった時、ドアを自動開成すべく構成したので、車両のドアがアンロック状態であっても、乗員認証がない限りドアを自動的に開かないように成して、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示手段に対する誤作動により車両のドアが不用意に開くことを防止できる効果がある。
【0085】
この発明によればまた、自動開成指示手段による自動開成の指示によりドアを自動開成すべく構成すると共に、乗員検知手段により車室内に乗員が存在することが検知された時、自動開成指示手段の自動開成指示を無効とすることにより、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示手段が作動した場合でも、車室内に乗員が存在する時には車両のドアが不用意に開くことがなく、また車室内に乗員がいない状態で停車中の車両に乗員が乗り込む際には自動開成指示手段の操作でドアが自動的に開き、乗車時の利便性と、誤作動によるドアの不用意な開成の防止との両立を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉体制御装置を備えた車両の側面図。
【図2】 開閉体制御装置の制御回路ブロック図。
【図3】 開閉体制御を示すフローチャート。
【図4】 認証手段の他の実施例を示す車両の側面図。
【図5】 認証手段のさにら他の実施例を示す車両の側面図。
【図6】 本発明の開閉体制御装置を備えた車両の平面図。
【図7】 開閉体制御を示すメインルーチン。
【図8】 開閉体制御を示すサブルーチン。
【符号の説明】
1…車両
2,3…ド
5…タッチスイッチ(自動開成指示手段)
8…乗員検知センサ(乗員検知手段)
10…CPU(制御手段)
12…車速センサ(状態検知手段)
16…アンラッチアクチュエー
17…指紋センサ(認証手段)
18…声紋センサ(認証手段)

Claims (6)

  1. 車両に開閉自在に設けられ乗員が乗降する開閉体としてのドアと、
    上記ドアをロック・アンロックするドアロックアクチュエータと、
    上記ドアを閉じた状態から開放した状態に自動開成するアンラッチアクチュエータとを備え、
    上記ドアロックアクチュエータがアンロック状態の時、車両の車外に設けられた自動開成指示手段が操作されるとアンラッチアクチュエータが作動してドアを開放する車両の開閉体制御装置において、
    上記アンラッチアクチュエータを制御する制御手段と、
    上記車両と乗員との間で乗員が当該車両の乗員であることを車外にて認証する認証手段とを備え、
    上記制御手段は認証手段による認証が行なわれ、かつ自動開成指示手段による自動開成の指示があった時、ドアを自動開成すべくアンラッチアクチュエータを制御する
    車両の開閉体制御装置。
  2. 車両に開閉自在に設けられ乗員が乗降する開閉体としてのドアと、
    上記ドアをロック・アンロックするドアロックアクチュエータと、
    上記ドアを閉じた状態から開放した状態に自動開成するアンラッチアクチュエータとを備え、
    上記ドアロックアクチュエータがアンロック状態の時、車両の車外に設けられた自動開成指示手段が操作されるとアンラッチアクチュエータが作動してドアを開放する車両の開閉体制御装置において、
    上記アンラッチアクチュエータを制御する制御手段と、
    上記車両に設けられ車室内の乗員の有無を検知する乗員検知手段とを備え、
    上記制御手段は自動開成指示手段による自動開成の指示によりドアを自動開成すべくアンラッチアクチュエータを制御すると共に、乗員検知手段により車室内に乗員が存在することが検知された時、自動開成指示手段の自動開成指示を無効とする
    車両の開閉体制御装置。
  3. 車両には複数のドアが設けられ、
    複数の各ドアに対して少なくともアンラッチアクチュエータと、自動開成指示手段と、乗員検知手段とが設けられ、
    上記制御手段は何れかのドアについて車室内に乗員が存在することが独立して検知された時、当該ドアの自動開成指示手段による自動開成指示のみを無効とする
    請求項2記載の車両の開閉体制御装置。
  4. 車両の特定状態を検知する状態検知手段を設け、
    上記制御手段は、乗員検知手段により何れかのドアに対応する車室内に乗員が存在することが検知された時、何れかのドアに対して自動開成の指示がなされても車両の特定状態時には全てのドアに対する自動開成を禁止する
    請求項3記載の車両の開閉体制御装置。
  5. 上記状態検知手段は車速が零よりも大きいことを検出する
    請求項4記載の車両の開閉体制御装置。
  6. 上記状態検知手段は車外からの物体の異常接近を検出する
    請求項4記載の車両の開閉体制御装置。
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