JP2015014129A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】意図しない車両用開閉体の開動作を防止することを目的とする。
【解決手段】ワンタッチスイッチ26が操作されると、PSD ECU14がメインボデーECU16を介して照合ECU40にPSD作動許可信号を送信する。照合ECU40は、認証照合を行ってキー照合が一致すると、PSD起動許可及びアンロック要求をメインボデーECU16に送信する。これを受けてメインボデーECU16は、PSD起動許可信号をPSD ECU14に送信すると共に、ロッキングアクチュエータ36を駆動してドアロックをアンロックする。アンロックが検出されと、メインボデーECU16はロッキングアクチュエータ36を駆動停止してアンロック信号をPSD ECU14に送信する。PSD ECU14は、PSD起動許可信号とアンロック信号とを共に受信した場合に、開動作を行うようにスライドドア駆動モータ36を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用開閉体装置にかかり、特に、車両用ドアなどの開閉体を電動で開閉する車両用開閉体制御装置に関する。
車両用ドアなどの車両用開閉体の開閉を制御する装置としては、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1では、ドアがロックされた状態で、オープナスイッチが操作されると、キーIDの照合後にドアロックを解除し、かつ、ドアをラッチリリーフ状態として所定量開放するように制御している。すなわち、特許文献1に記載の技術では、1回のワンタッチ操作でドアをアンロックしかつ開放すことができる。
特許第4839701号公報
しかしながら、特許文献1のように、ワンタッチ操作(1回の操作)でドアをアンロックして開放するように制御する車両用開閉体制御装置では、ドアを全閉して車室外からロックをした状態で室内に子供が残されているようなケースにおいて、ワンタッチスイッチが作動された後に、直ぐに、室内からドアロックがアンロックされると、室内からのアンロック操作が、キーIDを持っていなくても認証されたものと誤判断し、ワンタッチスイッチの操作者が認証されていなくてもドアをオープンさせてしまう場合がある。
すなわち、車室外からロックした状態でなく、アンロック状態であれば、ワンタッチスイッチの操作によってドアをオープンさせてしまっても問題がないが、ロックした状態では、上記のような意図しない開動作を禁止して、ワンタッチスイッチの操作者が認証されてからドアオープンさせる必要がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、意図しない車両用開閉体の開動作を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両用開閉体を開駆動する駆動手段と、前記車両用開閉体の開放を指示するための指示手段と、前記車両用開閉体がロック状態において前記指示手段によって前記開放が指示された場合、前記指示手段の操作者が予め定めた操作者であることが照合された場合に送信される前記車両用開閉体の起動許可信号、及び前記車両用開閉体がアンロック状態になった場合に送信されるアンロック信号を共に受信した場合に、前記車両用開閉体を開放するように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、駆動手段によって車両用開閉体が開駆動される。また、車両用開閉体の開放は指示手段によって指示される。
そして、制御手段では、車両用開閉体がロック状態において指示手段によって開放が指示された場合、指示手段の操作者が予め定めた操作者であることが照合された場合に送信される車両用開閉体の起動許可信号、及び車両用開閉体がアンロック状態になった場合に送信されるアンロック信号を共に受信した場合に、車両用開閉体を開放するように駆動手段が制御される。
すなわち、指示手段によって車両用開閉体の開放が指示されても、起動許可信号及びアンロック信号を共に受信しないと、開駆動が行われないので、ロック状態で操作者が照合されていないのに車両用開閉体が開放されるような意図しない車両用開閉体の開動作を防止することができる。
なお、請求項2に記載の発明のように、予め定めた範囲内に存在する乗員が携帯する携帯機に予め記憶された識別情報に基づいて、指示手段の操作者が予め定めた操作者であるかを照合して、予め定めた操作者であることが照合された場合に、起動許可信号を送信する送信手段と、車両用開閉体のロック/アンロック状態を検出し、アンロック状態が検出された場合にアンロック信号を送信する検出手段と、を更に備えるようにしてもよい。
この場合、請求項3に記載の発明のように、携帯機に予め記憶された識別情報に基づいて、指示手段の操作者が予め定めた操作者であるかを照合する照合手段を更に備えて、送信手段が、照合手段の照合結果に基づいて、前記起動許可信号を送信するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、意図しない車両用開閉体の開動作を防止することができる、という効果がある。
本実施の形態に係る車両用開閉体制御装置の制御対象のスライドドアを有する車両を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用開閉体制御装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチの操作によるスライドドアの開動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチの操作によるスライドドアの開動作を行う際に、PSD ECUで行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチの操作によるスライドドアの開動作を行う際に、メインボデーECUで行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。以下では、車両用開閉体制御装置として、車体開閉体として後席スライドドアを制御する車両用開閉体制御装置を一例として説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置の制御対象のスライドドアを有する車両を示す側面図である。
本実施の形態では、図1に示すように、後席のドア(スライドドア12)が図1矢印方向にスライドして開動作する。そして、車両用開閉体制御装置がスライドドア12の開閉動作を制御する。
図2は、本発明の実施の形態に係わる車両用開閉体制御装置の概略構成を示す図である。
車両用開閉体制御装置10は、制御手段に相当するPSD(Power Slide Door)ECU(Electronic Control Unit)を備えており、PSD ECU14によって後席のスライドドア12の開閉が制御されるようになっている。
PSD ECU14には、メインスイッチ18、駆動手段としてのスライドドア駆動モータ20、ブザー22、及び後席スライドドアアウトサイドハンドルASSY24が接続されている。
メインスイッチ18は、後席スライドドアアウトサイドハンドルASSY24に含まれるワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開閉制御を行うための主電源として機能し、メインスイッチ18がオンの場合にワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開閉が制御される。
スライドドア駆動モータ20は、スライドドア12の開閉を駆動するモータであり、PSD ECU14によって駆動が制御される。
ブザー22は、PSD ECU14によって発音が制御され、スライドドア12の開閉動作中に発音することによって、スライドドア12の開閉動作を報知する。
後席スライドドアアウトサイドハンドルASSY24は、後席のスライドドア12の外表面に設けられており、ハンドル操作により、スライドドア12と車体とを係合するラッチを解除してスライドドア12を開放可能にする。また、後席スライドドアアウトサイドハンドルASSY24には、上述のワンタッチスイッチ26が設けられており、ワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開閉の指示が可能とされている。なお、ワンタッチスイッチ26は指示手段に相当する。
また、PSD ECU14には、送信手段としてのメインボデーECU16に接続されており、メインボデーECU16と各種情報の授受を行うことによってスライドドア12の開閉を制御するようになっている。
メインボデーECU16には、メータECU28、ストップランプスイッチ30、PKB(Parking Brake)スイッチ32、シフトポジションセンサ34、ロッキングアクチュエータ36、検出手段としてのドアロックスイッチ38、及び照合手段としての照合ECU40が接続されている。
メインボデーECU16は、メータECU28、ストップランプスイッチ30、PKBスイッチ32、及びシフトポジションセンサ34から、PSD ECU14がスライドドア12の作動条件を判断するための各種情報を取得するようになっている。具体的には、メータECU28から速度情報を取得し、ストップランプスイッチ30からブレーキ操作情報を取得し、PKBスイッチ32からPKBの操作状態を取得し、シフトポジションセンサ34からシフトポジション情報を取得する。
また、ロッキングアクチュエータ36は、ドアロックの開閉を駆動し、ドアロックスイッチ38は、ドアロックのロック/アンロックを検出し、検出結果をメインボデーECU16に送出する。なお、本実施の形態では、ドアロックスイッチ38の「オン」はアンロック状態、「オフ」はロック状態を表す。
一方、照合ECU40には、車室外発信器42及び室内アンテナ46が接続されている。車室外発信器42は、運転席/助手席アウトサイドハンドルASSY44の内蔵アンテナより、リクエスト信号を発信し、電子キー50の予め定めた範囲の検知エリアを形成する。そして、運転席/助手席アウトサイドハンドルASSY44の内蔵アンテナ及び室内アンテナ46によって電子キー50からの信号を受信して、照合ECU40が電子キー50の照合を行う。
ここで、上述のように構成された本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置10において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置10において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開動作を示すタイミングチャートである。
ワンタッチスイッチ(図3ではワンタッチSWとして示す)26が操作されると、PSD ECU14がワンタッチスイッチ26の操作を検出し、スイッチ操作を確定する(図3のSW確定)。スイッチ操作を確定してところで、PSD ECU14からメインボデーECU16(図3ではボデーECUとして示す)に対してPSD作動許可信号を送信する。なお、具体的には、本実施の形態では、PSD ECU14はワンタッチスイッチ26の長押しによりスイッチを確定するので、図3のSW確定の前後にワンタッチスイッチ26の長押しで確定するため時間を設けている。
メインボデーECU16は、PSD ECU14からのPSD作動許可信号を照合ECU40に送信する。照合ECU40では、PSD作動許可信号を受信すると、キー認証が行われる。すなわち、電子キー50のID(識別情報)と車両のIDとが一致するか照合する。照合が一致すると、照合ECU40からPSD作動許可及びアンロック要求がメインボデーECU16に送信される。
メインボデーECU16は、PSD作動許可及びアンロック要求を受信すると、PSD起動許可信号をPSD ECU14に送信すると共に、ロッキングアクチュエータ(図3ではロッキングACTと示す)36を駆動して、ドアロックをアンロックする。なお、ロッキングアクチュエータ36を駆動する際に、不正なロックのアンロック等により警報するセキュリティ機能がアンセットされる。
ドアロックがアンロックされると、ドアロックスイッチ38によってアンロックが検出され、メインボデーECU16がアンロックを確定する(図3ではSW確定として示す)。
メインボデーECU16は、アンロックを確定(図3ではSW確定として示す)したところで、ロッキングアクチュエータ36の駆動を停止すると共に、アンロック信号をPSD ECU14に送信する。
PSD ECU14は、メインボデーECU16から先に送信されたPSD起動許可信号とアンロック信号とを共に受信した場合に、PSD開動作を行うようにスライドドア駆動モータ20を制御する。なお、具体的には、本実施の形態では、図3に示すように、アンロックの確定後にドアロックのアンロック動作に対して予め定めたマージン(時間)を持ってからPSD開作動及びブザーの発音を行う。
本実施の形態では、PSD ECU14が、PSD起動許可信号とアンロック信号との何れか一方でも受信しない場合には、スライドドア12の開作動が行われないようになっている。すなわち、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチ26の操作が行われた後、直ぐに、室内からアンロックされるような場合には、キー認証後に照合ECU40から送出されるPSD作動許可及びアンロック要求をメインボデーECU16が受信しないため、メインボデーECU16からPSD起動許可信号が送信されず、PSD開作動へ移行しない。従って、ロック状態で操作者が照合されていないのにスライドドア12が開放されるような意図しない開動作を防止することができる。
続いて、本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置10において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開動作を行う際に、各部で行われる具体的な処理について説明する。
まず、PSD ECU14側の処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置10において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開動作を行う際に、PSD ECU14で行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ100では、ワンタッチスイッチ26が確定されたか否か判定される。該判定は、ワンタッチスイッチ26の操作が予め定めた時間以上行われたか否か等を判定し、該判定が肯定された場合にはステップ102へ移行し、否定された場合には処理を終了する。
ステップ102では、PSD作動条件が成立したか否か判定される。該判定は、本実施の形態では、メインボデーECU16から各種情報を取得して、メインスイッチ18がオンで、シフトポジションセンサ34によりシフトポジションが「P」レンジ、またはPKBスイッチ32がオン、またはストップランプスイッチ30がオンの何れかの条件が成立したか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合には処理を終了する。
ステップ104では、PSD作動許可信号を照合ECU40に送信されてステップ106へ移行する。
ステップ106では、キー認証がOKか否か判定される。すなわち、照合ECU40によって電子キー50に記憶されたIDが一致してキー認証が許可されたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ114へ移行する。
ステップ108では、PSD起動許可信号及びアンロック信号を共に受信したか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはステップ114へ移行する。なお、ステップ106は省略して108の判定で代用するようにしてもよい。
ステップ110では、PSD作動条件が成立しているか否か再度判定される。すなわち、ステップ102と同様に、判定が行われ、該判定が肯定された場合にはステップ112へ移行し、否定された場合にはそのまま処理を終了する。
ステップ112では、PSD作動及びブザー発音の処理が行われて一連の処理を終了する。すなわち、スライドドア駆動モータ20が駆動されてスライドドア12の開動作が行われ、開動作に合わせてブザー22が発音される。
一方、ステップ114では、オーバータイム(予め定めた時間)経過したか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ108に戻って上述の処理が繰り返される。また、判定が肯定された場合には一連の処理を終了する。
続いて、メインボデーECU16側の処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る車両用開閉体制御装置10において、ドアが全閉(ロック状態)からのワンタッチスイッチ26の操作によるスライドドア12の開動作を行う際に、メインボデーECU16で行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5の処理は、本実施の形態では、PSD ECU14からPSD作動許可信号が出力された場合に開始するものとして説明する。
ステップ200では、照合ECU40から送信されるPSD起動許可及びアンロック要求を受信したか否か判定される。すなわち、PSD ECU14からPSD作動許可信号が送信されてから、照合ECU40によるキー照合が一致したときに送信されるPSD起動許可及びアンロック要求を受信したか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ202へ移行する。
ステップ202では、PSD起動許可信号がPSD ECU14に送信されてステップ204へ移行する。
ステップ204では、ロッキングアクチュエータ36が駆動されると共に、セキュリティ機能がアンセットされてステップ206へ移行する。なお、ステップ204の後にステップ202の処理を行うようにしてもよい。
ステップ206では、ドアロックスイッチ38のオンが確定されたか否か判定される。すなわち、ドアロックがアンロック状態となってドアロックスイッチ38のオン信号が予め定めた時間継続したか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ208へ移行し、否定された場合にはそのまま処理を終了する。
ステップ208では、アンロック信号がPSD ECU14に送信されて一連の処理を終了する。
なお、照合ECU40では、PSD作動許可信号を受信すると、電子キー50と車両のIDのキー照合を行って照合が一致した場合に、PSD起動許可及びアンロック要求をメインボデーECU16に送信する処理が行われる。
このように各ECUで処理を行うことによって、PSD ECU14が、PSD起動許可信号とアンロック信号とを共に受信した場合に、スライドドア12を開動作し、PSD起動許可信号とアンロック信号の何れか一方でも受信しない場合に、PSD開作動が行われないようにすることができる。従って、全てのドアがロック状態で操作者が照合されていないのにスライドドア12が開放されるような意図しない開動作を防止することができる。
例えば、幼児が車室内に残されているような場合に、ワンタッチスイッチ26が車室外から操作された後、直ぐに幼児によってロックがアンロック状態にされてしまった場合には、PSD ECU14にPSD起動許可信号が受信されないので、スライドドア12が開放されることなく、幼児の車外への落下や不審者による連れだし等を防止することができる。
なお、上記の実施の形態では、後席のスライドドア12の開閉制御を一例として説明したが、これに限るものではなく、運転席や助手席のドア等の他の開閉体の開閉制御に適用するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、メインボデーECU16、PSD ECU14、及び照合ECU40の3つのECUを備える例を説明したが、これに限るものではなく、1つ又は2つのECUに機能を統合するようにしてもよいし、4つ以上のECUに機能を分散したものに適用するようにしてもよい。
10 車両用開閉体制御装置
12 スライドドア(車両用開閉体)
14 PSD ECU(制御手段)
16 メインボデーECU(送信手段)
20 スライドドア駆動モータ(駆動手段)
24 後席スライドドアアウトサイドハンドルASSY
26 ワンタッチスイッチ(指示手段)
38 ドアロックスイッチ(検出手段)
40 照合ECU(照合手段)
42 車室外発信器
50 電子キー(携帯機)
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両用開閉体を開駆動する駆動手段と、車室外から前記車両用開閉体の開放を指示するための指示手段と、前記車両用開閉体がロック状態において前記指示手段によって前記開放が指示された場合であって、前記指示手段の操作者が予め定めた操作者であることが照合された場合に送信される前記車両用開閉体の起動許可信号、及び前記車両用開閉体がアンロック状態になった場合に送信されるアンロック信号を共に受信した場合に、前記車両用開閉体を開放し、前記起動許可信号を受信せずに、前記車両用開閉体が車室内からの操作によってアンロック状態にされ前記アンロック信号を受信した場合は、前記車両用開閉体を開放しないように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えている。
そして、制御手段では、車両用開閉体がロック状態において指示手段によって開放が指示された場合であって、指示手段の操作者が予め定めた操作者であることが照合された場合に送信される車両用開閉体の起動許可信号、及び車両用開閉体がアンロック状態になった場合に送信されるアンロック信号を共に受信した場合に、車両用開閉体を開放し、起動許可信号を受信せずに、車両用開閉体が車室内からの操作によってアンロック状態にされアンロック信号を受信した場合は、車両用開閉体を開放しないするように駆動手段が制御される。
この場合、請求項3に記載の発明のように、携帯機に予め記憶された識別情報に基づいて、指示手段の操作者が予め定めた操作者であるかを照合する照合手段を更に備えて、送信手段が、照合手段の照合結果に基づいて、前記起動許可信号を送信するようにしてもよい。また、この場合、請求項4に記載の発明のように、照合手段は、指示手段の操作者が予め定めた操作者であった場合、駆動手段を駆動させる作動許可信号及びアンロック要求を、送信手段へ送信するようにしてもよい。

Claims (3)

  1. 車両用開閉体を開駆動する駆動手段と、
    前記車両用開閉体の開放を指示するための指示手段と、
    前記車両用開閉体がロック状態において前記指示手段によって前記開放が指示された場合、前記指示手段の操作者が予め定めた操作者であることが照合された場合に送信される前記車両用開閉体の起動許可信号、及び前記車両用開閉体がアンロック状態になった場合に送信されるアンロック信号を共に受信した場合に、前記車両用開閉体を開放するように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用開閉体制御装置。
  2. 予め定めた範囲内に存在する乗員が携帯する携帯機に予め記憶された識別情報に基づいて、前記指示手段の操作者が予め定めた操作者であるかを照合して、予め定めた操作者であることが照合された場合に、前記起動許可信号を送信する送信手段と、
    前記車両用開閉体のロック/アンロック状態を検出し、アンロック状態が検出された場合に前記アンロック信号を送信する検出手段と、
    を更に備えた請求項1に記載の車両用開閉体制御装置。
  3. 前記携帯機に予め記憶された識別情報に基づいて、前記指示手段の操作者が予め定めた操作者であるかを照合する照合手段を更に備え、
    前記送信手段が、前記照合手段の照合結果に基づいて、前記起動許可信号を送信する請求項2に記載の車両用開閉体制御装置。
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