JP2003206674A - 車両の開閉体制御装置 - Google Patents

車両の開閉体制御装置

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JP2003206674A JP2002001970A JP2002001970A JP2003206674A JP 2003206674 A JP2003206674 A JP 2003206674A JP 2002001970 A JP2002001970 A JP 2002001970A JP 2002001970 A JP2002001970 A JP 2002001970A JP 2003206674 A JP2003206674 A JP 2003206674A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】開閉体を自動開成すべく構成することで、車両
の開閉体(ドア参照)がアンロック状態であっても、乗員
認証がない限り開閉体を自動的に開かないように成し
て、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開成指示
手段に対する誤作動により車両の開閉体が不用意に開く
ことを防止できる車両の開閉体制御装置を提供する。 【解決手段】車両に開閉自在に設けられた開閉体と、上
記開閉体を自動開成可能とする自動開成手段16と、上
記自動開成手段16を制御する制御手段10と、上記車
両に設けられ、車外から上記開閉体の自動開成を指示す
る自動開成指示手段5と、上記車両と乗員との間で乗員
が当該車両の乗員であることを認証する認証手段6,7
とを備え、上記制御手段10は認証手段6,7による認
証が行なわれ、かつ自動開成指示手段15による自動開
成の指示があった時、開閉体を自動開成すべく自動開成
手段16を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のドアのよ
うな開閉体を自動的に開成するアンラッチアクチュエー
タ等の自動開成手段を備えたような車両の開閉体制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の車両の開閉体制御装置と
しては、例えば実開平6−8026号公報および米国特
許明細書第4183177号(USP4183177号)
公報に記載の装置がある。
【0003】すなわち、前者の実開平6−8026号公
報に記載の装置は、ドアを自動的に開成するアンラッチ
機構のようなドア開閉機構を備えたものにおいて、パー
キングロック機構がロック作動を行なっていない時に
は、ドア開放作動を禁止するように構成したものであ
る。
【0004】後者のUSP4183177号に記載の装
置は、トランスミッタからの信号により車両のドアをア
ンロックした後に、アンラッチさせるまでの動作を自動
的に行なうものである。
【0005】また、これら公報に記載された装置の他に
も、現行のオートスライドドアにおいて、車速を検出
し、車両の走行中においてはドアが開かないように構成
したものも知られている。
【0006】ところで、車両において乗員の利便性を考
慮して、車外から車両のドアを自動的に開放するスイッ
チ(車外に設けられたドア自動開放スイッチ)やセンサ等
の手段を設けた場合には、次のような場合に誤作動が発
生する懸念があった。
【0007】つまり、車両の停車中、走行中に該自車両
が他車両、歩行者、自転車やオートバイのような二輪
車、ガードレール等の車外の構造物と接触または衝突し
て、自車両のドア自動開放スイッチがONになった場
合、並びに車両の停車中、走行中に当該車両の乗員が車
室内から手を出して、車外に設けられたドア自動開放ス
イッチに接触した場合には、不用意に開閉体としてのド
アが開放される懸念があった。
【0008】このようにして、ドアが不用意に開くと、
車室内の子供等の乗員の車外への転落や事故時の車外へ
の放出が懸念され、また自車両の近傍を通行する他車
両、二輪車が不用意に開いたドアに衝突する懸念があっ
た。
【0009】これらの課題を解決するために、車速やパ
ーキングロック状態を検出して、車両の走行中において
はドアが自動的に開かないように構成することが知られ
ているが、このように構成した場合にあっては、車両の
停車中における上記誤作動による乗員の車外転落、放出
や自車両近傍を通行する通行者、通行人等の車外スイッ
チ(ドア自動開放スイッチ)への接触によるドアの不用意
な開放を防止することができない問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、当該車両
の乗員であることを認証する認証手段を設け、この認証
手段による認証が行なわれ、かつ自動開成を指示する手
段による自動開成の指示があった時、開閉体を自動開成
すべく構成することで、車両の開閉体(ドア参照)がアン
ロック状態であっても、乗員認証がない限り開閉体を自
動的に開かないように成して、車両の停車中、走行中に
かかわらず、自動開成指示手段に対する誤作動により車
両の開閉体が不用意に開くことを防止できる車両の開閉
体制御装置の提供を目的とする。
【0011】この発明はまた、自動開成指示手段による
自動開成の指示により開閉体を自動開成すべく構成する
と共に、乗員検知手段により車室内に乗員が存在するこ
とが検知された時、自動開成指示手段の自動開成指示を
無効とすることにより、車両の停車中、走行中にかかわ
らず、自動開成指示手段が作動した場合でも、車室内に
乗員が存在する時には車両の開閉体が不用意に開くこと
がなく、また車室内に乗員がいない状態で停車中の車両
に乗員が乗り込む際には自動開成指示手段の操作で開閉
体が自動的に開き、乗車時の利便性と、誤作動による開
閉体の不用意な開成の防止との両立を図ることができる
車両の開閉体制御装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の開
閉体制御装置は、車両に開閉自在に設けられた開閉体
と、上記開閉体を自動開成可能とする自動開成手段と、
上記自動開成手段を制御する制御手段と、上記車両に設
けられ、車外から上記開閉体の自動開成を指示する自動
開成指示手段と、上記車両と乗員との間で乗員が当該車
両の乗員であることを認証する認証手段とを備え、上記
制御手段は認証手段による認証が行なわれ、かつ自動開
成指示手段による自動開成の指示があった時、開閉体を
自動開成すべく自動開成手段を制御するものである。
【0013】上記構成の開閉体は、車両のドアに設定す
ることができる。同様に自動開成手段はアンラッチアク
チュエータに、制御手段はCPUに、自動開成指示手段
は車外に設けられたタッチスイッチやタッチセンサに、
認証手段はキーレスエントリシステムのID認証または
指紋や声紋などの認証装置に設定してもよい。
【0014】上記構成によれば、制御手段は乗員が当該
車両の乗員であることを認証する認証手段により認証が
実行され、かつ車外から開閉体の自動開成を指示すると
ころの自動開成指示手段による自動開成の指示があった
時に自動開成手段を制御して開閉体を開く。
【0015】このように、車両の開閉体がアンロック状
態であっても、乗員認証がない限り開閉体を自動開成し
ないので、車両の停車中、走行中にかかわらず、自動開
成指示手段に対する誤作動により車両の開閉体が不用意
に開くことを防止することができる。
【0016】この結果、開閉体が不用意に開くことに起
因して乗員が車両から転落することや、車外通行者、車
外通行人が開いた開閉体へ衝突することを、未然に防止
することができる。
【0017】この発明による車両の開閉体制御装置はま
た、車両に開閉自在に設けられた開閉体と、上記開閉体
を自動開成可能とする自動開成手段と、上記自動開成手
段を制御する制御手段と、上記車両に設けられ車外から
開閉体の自動開成を指示する自動開成指示手段と、上記
車両に設けられ車室内の乗員の有無を検知する乗員検知
手段とを備え、上記制御手段は自動開成指示手段による
自動開成の指示により開閉体を自動開成すべく自動開成
手段を制御すると共に、乗員検知手段により車室内に乗
員が存在することが検知された時、自動開成指示手段の
自動開成指示を無効とするものである。
【0018】上記構成の乗員検知手段としては、シート
上の乗員重量を検出するシート圧センサ、車室内での乗
員の動きを検出するマイクロ波ドップラーセンサ、距離
を測定して形を推測する超音波センサやマイクロ波距離
センサまたは赤外線センサなどを用いることができる。
【0019】上記構成によれば、制御手段は車外から開
閉体の自動開成を指示するところの自動開成指示手段に
よる自動開成の指示により開閉体を自動開成すべく自動
開成手段を制御するが、乗員検知手段にて車室内に乗員
が存在することが検知された場合には、自動開成指示手
段の自動開成指示を無効とする。
【0020】このように車室内に乗員が存在する時には
車両の開閉体が不用意に開くことがないので、車室内の
乗員(特に子供)の車外への転落や放出を防止することが
でき、また自車両の近傍を通行する他車両、歩行者、二
輪車が不用意に開いた開閉体に衝突することを未然に防
止することができる。
【0021】しかも、車室内に乗員がいない状態で停車
中の車両に乗り込む際には自動開成指示手段の操作で開
閉体が自動的に開く。したがって、乗車時の利便性と、
誤作動による開閉体の不用意な開閉防止との両立を図る
ことができる。
【0022】この発明の一実施態様においては、車両に
は複数の開閉体が設けられ、複数の各開閉体に対して少
なくとも自動開成手段と、自動開成指示手段と、乗員検
知手段とが設けられ、上記制御手段は何れかの開閉体に
ついて車室内に乗員が存在することが独立して検知され
た時、当該開閉体の自動開成指示手段による自動開成指
示のみを無効とするものである。
【0023】上記構成によれば、複数の開閉体に対する
乗員の検知と、その検知結果に応じた開閉体の制御を独
立して行なうように構成したので、停車中の車両に乗員
が乗り込む際、既に乗員が乗車している席に対応する開
閉体以外の席に対応する開閉体つまり乗員が乗車してい
ない席に対応する開閉体の自動開成指示手段にて開閉体
を自動的に開けることができ、乗員の利便性が向上す
る。
【0024】この発明の一実施態様においては、車両の
特定状態を検知する状態検知手段を設け、上記制御手段
は、乗員検知手段により何れかの開閉体に対応する車室
内に乗員が存在することが検知された時、何れかの開閉
体に対して自動開成の指示がなされても車両の特定状態
時には全ての開閉体に対する自動開成を禁止するもので
ある。
【0025】上記構成の車両の特定状態は、車速が零よ
りも大きい状態や追突車両などの車外物体が異常接近す
る状態に設定することができる。上記構成によれば、何
れかの開閉体に対して自動開成の指示がなされても上記
状態検知手段が車両の特定状態を検知した場合には、制
御手段は全ての開閉体に対する自動開成を禁止(または
規制)する。
【0026】このように、車両の各開閉体に対する乗員
の検知と、その検知結果に対応した開閉体の開制御を行
なうものにおいて、車室内に乗員が一人でもいることが
検知され、かつ特定状態下にある時には、自動開成指示
がなされても、全ての開閉体の開成を禁止するので全乗
員の安全性を確保することができる。
【0027】この発明の一実施態様においては、上記状
態検知手段は車速が零よりも大きいことを検出するもの
である。上記構成によれば、車両の車速が零よりも大き
い時に、自動開成指示が成されても、全ての開閉体の開
成を禁止するので、車両走行中において全乗員の安全性
を確保することができ、また状態検知手段としては車速
センサを用いることができるので、既存のセンサにて状
態検知手段を構成することができる。
【0028】この発明の一実施態様においては、上記状
態検知手段は車外からの物体の異常接近を検出するもの
である。上記構成の状態検知手段は、距離を測定して車
間警報に用いられるマイクロ波距離センサに設定しても
よい。
【0029】上記構成によれば、車外からの物体異常接
近の検出時に、自動開成指示がなされても、全ての開閉
体の開成を禁止するので、斯る状態検知時において全乗
員の安全性を確保することができる。
【0030】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の開閉体制御装置を示し、図1にお
いて、車両1はフロントドア2とリヤドア3とを設ける
と共に、フロントドア2のドアアウタパネルにはドアア
ウタハンドル4が設けられ、このドアアウタハンドル4
部には車外からドア2の自動開成を指示する自動開成指
示手段としてのタッチスイッチ5を設けている。なお、
タッチスイッチ5に代えてタッチセンサを用いてもよい
ことは勿論である。
【0031】図2は開閉体制御装置の制御回路ブロック
図を示し、乗員が所持するキーレスエントリシステムの
携帯端末6と、車載機器Aとを備えている。車載機器A
は、制御手段としてのCPU10に送受信部7、乗員検
知センサ8、タッチスイッチ5、ロックリンクスイッチ
9、ドアスイッチ11、車速センサ12、ROM13、
RAM14、ドアロックアクチュエータ15、アンラッ
チアクチュエータ16を接続して構成される。
【0032】上述の送受信部7は携帯端末6(但し、こ
の端末はカード化することができる)との間でデータの
送受信を行なう。上述の乗員検知センサ8としては、シ
ート上の乗員重量を検出するシート圧センサ、車室内で
の乗員の動きを検出するマイクロ波ドップラーセンサ、
距離を測定して形を推測する超音波センサ、マイクロ波
距離センサまたは赤外線センサを用いることができ、こ
の乗員検知センサ8は車両に設けられて車室内の乗員の
有無を検知する乗員検知手段である。
【0033】上述のロックリンクスイッチ9はドアノブ
に連動するロックリンクの位置を検出して、開閉体とし
てのドア2がロックしているか否かを検出するためのス
イッチである。上述のドアスイッチ11は各ドア2,3
に設けられて、ドア2,3の開閉を検出するためのスイ
ッチである。
【0034】上述のドアロックアクチュエータ15は、
ドア2のロックおよびロック解除(アンロック)を行なう
ためのアクチュエータである。上述のアンラッチアクチ
ュエータ16はドア2を半ドアまたはそれ以上の状態に
自動開成可能とするアクチュエータであって、自動開成
手段を構成するものである。
【0035】また上述の携帯端末6および送受信部7
は、車両1と乗員との間で乗員が当該車両1の乗員であ
ることを認証する認証手段である。このため、上述の携
帯端末6と車載機器AのRAM14にはIDデータが予
め記憶されている。
【0036】CPU10は、送受信部7、乗員検知セン
サ8、タッチスイッチ5、ロックリンクスイッチ9、ド
アスイッチ11、車速センサ12からの必要な各種信号
入力に基づいて、ROM13に格納されたプログラムに
従って、ドアロックアクチュエータ15、アンラッチア
クチュエータ16を駆動制御し、またRAM14はID
データなどの必要なデータを記憶する。
【0037】しかも、制御手段としてのCPU10は、
認証手段(キーレスエントリシステム参照)による認証が
行なわれ、かつタッチスイッチ5による自動開成の指示
があった時、ドア2を自動開成するようにアンラッチア
クチュエータ16を制御するものである。
【0038】さらに、上述のCPU10は、タッチスイ
ッチ5によるドア2の自動開成の指示によりドア2を自
動開成すべくアンラッチアクチュエータ16を制御する
と共に、乗員検知センサ8により車室内に乗員が存在す
ることが検知された時、タッチスイッチ5の自動開成指
示を無効とする指示無効手段(図3に示すフローチャー
トのステップS10におけるYES判定参照)を兼ね
る。
【0039】このように構成した車両の開閉体制御装置
の作用を、図3に示すフローチャートを参照して、以下
に詳述する。ステップS1で、CPU10はドアスイッ
チ11の状態を検知し、次のステップS2で、CPU1
0は今回ドア2が閉か否かを判定し、NO判定時にはリ
ターンする一方、YES判定時には次のステップS3に
移行する。
【0040】このステップS3で、CPU10は前回ド
ア2が閉か否かを判定し、NO判定時(ドア2が開から
閉に変化した時)にはステップS4に移行する一方、Y
ES判定時(ドア2が閉のままで、乗員が車外から車両
に近接する状態の時)には別のステップS5に移行す
る。
【0041】上述のステップS4で、CPU10はドア
2の開→閉に対応して、ドアロックアクチュエータ15
を駆動して、ドア2をオートロックする。一方、上述の
ステップS5で、CPU10はドア2の閉→開に対応し
て、ロックリンクスイッチ9の状態を検知し、次のステ
ップS6で、CPU10はタッチスイッチ5の状態を検
知する。
【0042】次にステップS7で、CPU10は車外か
らタッチスイッチ5が操作されたか否かを判定し、NO
判定時にはリターンする一方、YES判定時には次のス
テップS8に移行する。
【0043】このステップS8で、CPU10はドア2
がロックされているか否かを判定し、NO判定時にはリ
ターンする一方、YES判定時には次のステップS9に
移行する。
【0044】このステップS9で、CPU10は乗員検
知センサ8の情報を検出し、次のステップS10で、C
PU10は車室内に人がいるか否かを判定する。そして
YES判定時(つまり車室内に乗員が存在する時)にはタ
ッチスイッチ5による自動開成指示を無効とすることを
目的としてリターンする一方、NO判定時(車室内に乗
員がいない時)には次のステップS11に移行する。
【0045】このステップS11で、CPU10は携帯
端末6から送受信部7が受信したIDを検出し、次のス
テップS12で、IDが一致するか否かを判定する。つ
まり送受信部7が受信したIDと予めRAM14に記憶
されているIDとを比較照合して、両IDが一致するか
否かを判定し、NO判定時(認証の不成立時)にはリター
ンし、YES判定時(認証成立時)には次のステップS1
3に移行する。
【0046】このステップS13で、CPU10はドア
ロックアクチュエータ15およびアンラッチアクチュエ
ータ16を駆動制御して、ドア2をアンロックさせた後
に、アンラッチさせる。
【0047】このように図1〜図3で示した実施例の車
両の開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられた
ドア2と、上記ドア2を自動開成可能とする自動開成手
段(アンラッチアクチュエータ16参照)と、上記自動開
成手段(アンラッチアクチュエータ16参照)を制御する
制御手段(CPU10参照)と、上記車両1に設けられ、
車外から上記ドア2の自動開成を指示する自動開成指示
手段(タッチスイッチ5参照)と、上記車両1と乗員との
間で乗員が当該車両1の乗員であることを認証する認証
手段(キーレスエントリシステム参照)とを備え、上記制
御手段(CPU10参照)は認証手段(ステップS12参
照)による認証が行なわれ、かつ自動開成指示手段(タッ
チスイッチ5参照)による自動開成の指示があった時、
ドア2を自動開成すべく自動開成手段(アンラッチアク
チュエータ16参照)を制御するものである。
【0048】この構成によれば、制御手段(CPU10
参照)は乗員が当該車両1の乗員であることを認証する
認証手段により認証が実行され、かつ車外からドア2の
自動開成を指示するところの自動開成指示手段(タッチ
スイッチ5参照)による自動開成の指示があった時に自
動開成手段(アンラッチアクチュエータ16参照)を制御
してドア2を開く。
【0049】このように、車両1のドア2がアンロック
状態であっても、乗員認証がない限りドア2を自動開成
しないので、車両1の停車中、走行中にかかわらず、自
動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)に対する誤作動
により車両1のドア2が不用意に開くことを防止するこ
とができる。
【0050】この結果、ドア2が不用意に開くことに起
因して乗員が車両1から転落することや、車外通行者、
車外通行人が開いたドア2へ衝突することを、未然に防
止することができる。
【0051】また、図1〜図3で示した実施例の車両の
開閉体制御装置は、車両1に開閉自在に設けられたドア
2と、上記ドア2を自動開成可能とする自動開成手段
(アンラッチアクチュエータ16参照)と、上記自動開成
手段(アンラッチアクチュエータ16参照)を制御する制
御手段(CPU10参照)と、上記車両1に設けられ車外
からドア2の自動開成を指示する自動開成指示手段(タ
ッチスイッチ5参照)と、上記車両1に設けられ車室内
の乗員の有無を検知する乗員検知センサ8とを備え、上
記制御手段(CPU10参照)は自動開成指示手段(タッ
チスイッチ5参照)による自動開成の指示によりドア2
を自動開成すべく自動開成手段(アンラッチアクチュエ
ータ16参照)を制御すると共に、乗員検知センサ8に
より車室内に乗員が存在することが検知された時、自動
開成指示手段(タッチスイッチ5参照)の自動開成指示を
無効とするものである。
【0052】この構成によれば、制御手段(CPU10
参照)は車外からドア2の自動開成を指示するところの
自動開成指示手段(タッチスイッチ5参照)による自動開
成の指示によりドア2を自動開成すべく自動開成手段
(アンラッチアクチュエータ16参照)を制御するが、乗
員検知センサ8にて車室内に乗員が存在することが検知
された場合には、自動開成指示手段(タッチスイッチ5
参照)の自動開成指示を無効とする。
【0053】このように車室内に乗員が存在する時には
車両1のドア2が不用意に開くことがないので、車室内
の乗員(特に子供)の車外への転落や放出を防止すること
ができ、また自車両の近傍を通行する他車両、歩行者、
二輪車が不用意に開いたドア2に衝突することを未然に
防止することができる。
【0054】しかも、車室内に乗員がいない状態で停車
中の車両1に乗り込む際には自動開成指示手段(タッチ
スイッチ5参照)の操作でドア2が自動的に開く。した
がって、乗車時の利便性と、誤作動によるドア2の不用
意な開閉防止との両立を図ることができる。
【0055】図4、図5は車両と乗員との間で乗員が当
該車両の乗員であることを認証する認証手段の他の実施
例を示し、図4の実施例ではキーレスエントリシステム
に代えてドアアウタハンドル4の近傍部に指紋センサ
(指紋認証装置)17を設け、図5の実施例ではキーレス
エントリシステムに代えてドアアウタハンドル4の近傍
部に声紋センサ(声紋認証装置)18を設けている。
【0056】このように、キーレスエントリシステムに
代えて指紋センサ1または声紋センサ18を設けても、
図3のステップS11,S12の内容を指紋検知、声紋
検知と指紋データ一致、声紋データ一致とに変更すれ
ば、図3に示すフローチャートにより先の実施例とほぼ
同様の作用、効果を得ることができる。
【0057】図6、図7、図8は車両の開閉体制御装置
の他の実施例を示すものである。図6に平面図で示すよ
うに車両1には左右のフロントドア2,2と、左右のリ
ヤドア3,3との複数のドアが設けられている。また乗
員検知センサ8は前席左右、後席左右の乗員の有無をそ
れぞれ独立して検知すべく4ドアに対応して合計4個設
けられ、それぞれの検知エリアe1,e2,e3,e4
(乗員検知領域)が設定されている。
【0058】この実施例においても図2で示した車載機
器Aを用いるが、この車載機器Aは各ドア2,2,3,
3に対応して、それぞれ別々に設けられる。但し、CP
U10については各ドア2,3に対応して設けてもよ
く、あるいは、1台のCPU10で各ドア2,3の開閉
制御を実行するように構成してもよい。
【0059】図6〜図8に示すこの実施例では、制御手
段としてのCPU10は何れかのドア2,3について車
室内に乗員が存在することが独立して検知された時、当
該ドアのタッチスイッチ5による自動開成指示のみを無
効とする指示無効手段(図8に示すサブルーチンのステ
ップ9におけるYES判定参照)と、乗員検知センサ8
により何れかのドア2,3に対応する車室内に乗員が存
在することが検知された時、何れかのドア2,3に対し
て自動開成の指示がなされても車両1の特定状態時(つ
まり車速が零よりも大きい状体の時)、全てのドア2,
3に対する自動開成を禁止する禁止手段(図8に示すサ
ブルーチンのステップQ7におけるNO判定、つまりF
=2の場合参照)と、を兼ねる。
【0060】また上述の車速センサ12を車両の特定状
態を検知する状態検知手段として用い、車速V(詳しく
は車速の絶対値)が零よりも大きいこと、すなわちV>
0を検出するように構成している。
【0061】このように構成した車両の開閉体制御装置
の作用を、図7に示すメインルーチンと、図8に示すサ
ブルーチンとを参照して、以下に詳述する。まず、図7
に示すフローチャートのステップU1で、CPU10は
前席左右、後席左右の各乗員検知センサ8…の情報を全
て検知する。
【0062】次にステップU2で、CPU10は何れか
の席に乗員が存在するか否かを判定し、NO判定時には
ステップU7に移行する一方、YES判定時には次のス
テップU3に移行する。
【0063】上述のステップU7で、CPU10はRA
M14の所定エリアにF=0を更新可能に設定する。こ
こにフラグFはF=0の時、車室内の何れの席にも乗員
が存在しないことを示し、F=1の時、車速V=0であ
る停車中を示し、F=2の時、車速V>0の走行中であ
ることを示す。
【0064】一方、上述のステップU3で、CPU10
は車速センサ12からの出力に基づいて車両1の現行の
車速Vを検知する。次にステップU4で、CPU10は
車速Vが零よりも大か否かを判定し、NO判定時(車両
停止時)にはステップU6に、YES判定時にはステッ
プU5にそれぞれ移行する。
【0065】上述のステップU5で、CPU10はV>
0に対応してRAM14の所定エリアにフラグF=2を
設定し、上述のステップU6で、CPU10はV=0に
対応してRAM14の所定エリアにフラグF=1を設定
する。
【0066】上述の各ステップU5,U6,U7の処理
後には次のステップU8に移行し、このステップU8
で、CPU10は各ドア2,2,3,3についてドア制
御を実行するが、このステップU8の具体的内容につい
ては図8のサブルーチンで示す。なお、図8のサブルー
チンでの処理は各ドア2,2,3,3についてそれぞれ
独立して実行されるものである。
【0067】図8に示すサブルーチンのステップQ1
で、CPU10はドアスイッチ11の状態を検知し、次
のステップQ2で、CPU10は今回ドアが閉か否かを
判定し、NO判定時(ドア開時)には処理を終了する一
方、YES判定時(ドア閉時)には次のステップQ3に移
行する。
【0068】このステップQ3で、CPU10は前回ド
アが閉か否かを判定し、NO判定時(つまりドアが開か
ら閉に変化した時)にはステップQ4に移行し、YES
判定時(ドアが閉のままで、乗車に際して乗員が車両に
近づくような時)には別のステップQ5に移行する。
【0069】上述のステップQ4で、CPU10はドア
の開→閉に対応してドアロックアクチュエータ15を駆
動してドアをオートロックする。一方、上述のステップ
Q5では、CPU10はタッチスイッチ5からの入力に
より車外のタッチスイッチ5が操作されたか否かを判定
し、NO判定時には処理を終了する一方、YES判定時
には次のステップQ6に移行する。
【0070】このステップQ6で、CPU10はフラグ
がF=0(車室内に乗員がいないことを示すフラグ)か否
かを判定し、YES判定時(F=0の時)にはステップQ
10にスキップする一方、NO判定時(F=1またはF
=2の時)には次のステップQ7に移行する。
【0071】このステップQ7で、CPU10はフラグ
F=1(車速V=0を示すフラグ)か否かを判定し、NO
判定時(F=0であって、車速Vが零より大の時)には全
てのドアの開成を禁止する目的で、処理を終了する一
方、YES判定時(F=1で、車速が零の時)には次のス
テップQ8に移行する。
【0072】このステップQ8で、CPU10は特定の
ドアに対応する該当乗員検知センサ8の情報を検出す
る。次のステップQ9で、CPU10はセンサ出力によ
り該当席に乗員が存在するか否かを判定し、YES判定
時に(乗員が存在する時)には該当席に対するドアのみの
開成を規制または禁止する目的で、処理を終了する一
方、NO判定時(乗員がいない時)には該当席に対するド
アの開成を許容する目的で、次のステップQ10に移行
する。
【0073】このステップQ10で、CPU10はロッ
クリンクスイッチ9の状態を検知し、次のステップQ1
1で、CPU10はドアがロックされているか否かを判
定し、NO判定時(ロックされていない時)にはステップ
Q12に移行する一方、YES判定時に(ロックされて
いる時)には別のステップQ13に移行する。
【0074】上述のステップQ12で、CPU10はア
ンラッチアクチュエータ16を駆動して、既にロック解
除されているドアをアンラッチさせる。また上述のステ
ップQ13では、CPU10はドアロックアクチュエー
タ15およびアンラッチアクチュエータ16を駆動し
て、ドアをロック解除(アンロック)した後に、アンラッ
チさせる。
【0075】このように図6〜図8で示した実施例の車
両の開閉体制御装置は、車両1には複数のドア2,3が
設けられ、複数の各ドア2,3に対して少なくとも自動
開成手段(アンラッチアクチュエータ16参照)と、自動
開成指示手段(タッチスイッチ5参照)と、乗員検知セン
サ8とが設けられ、上記制御手段(CPU10参照)は何
れかのドアについて車室内に乗員が存在することが独立
して検知された時、当該ドアの自動開成指示手段(タッ
チスイッチ5参照)による自動開成指示のみを無効(図8
に示すサブルーチンのステップQ9におけるYES判定
参照)とするものである。
【0076】この構成によれば、複数のドア2,3に対
する乗員の検知と、その検知結果に応じたドア2,3の
制御を独立して行なうように構成したので、停車中の車
両1に乗員が乗り込む際、既に乗員が乗車している席に
対応するドア以外の席に対応するドアつまり乗員が乗車
していない席に対応するドアの自動開成指示手段(タッ
チスイッチ5参照)にてドアを自動的に開けることがで
き、乗員の利便性が向上する。
【0077】また、車両1の特定状態時を検知する状態
検知手段(車速センサ12参照)を設け、上記制御手段
(CPU10参照)は、乗員検知センサ8により何れかの
ドアに対応する車室内に乗員が存在することが検知され
た時、何れかのドアに対して自動開成の指示がなされて
も車両1の特定状態時(V>0参照)時には全てのドアに
対する自動開成を禁止(図8に示すサブルーチンのステ
ップQ7におけるNO判定参照)するものである。
【0078】この構成によれば、何れかのドアに対して
自動開成の指示がなされても上記状態検知手段(車速セ
ンサ12参照)が車両の特定状態時(V>0参照)を検知
した場合には、制御手段(CPU10参照)は全てのドア
2,3に対する自動開成を禁止(または規制)する。
【0079】このように、車両1の各ドア2,3に対す
る乗員の検知と、その検知結果に対応したドアの開制御
を行なうものにおいて、車室内に乗員が一人でもいるこ
とが検知され、かつ特定状態時下にある時には、自動開
成指示がなされても、全てのドア2,3の開成を禁止す
るので全乗員の安全性を確保することができる。
【0080】さらに、上記状態検知手段は車速Vが零よ
りも大きいことを検出するものである。この構成によれ
ば、車両1の車速Vが零よりも大きい時に、自動開成指
示が成されても、全てのドア2,3の開成を禁止するの
で、車両走行中において全乗員の安全性を確保すること
ができ、また状態検知手段としては車速センサ12を用
いることができるので、既存のセンサにて状態検知手段
を構成することができる。
【0081】加えて、上記状態検知手段で、車外からの
物体の異常接近を検出するように構成してもよい。この
構成の状態検知手段としては、距離を測定して車間警報
に用いられるマイクロ波距離センサを用いて、自車両に
追突してくる他車両などを検出することができる。
【0082】この構成によれば、車外からの物体異常接
近の検出時に、自動開成指示がなされても、全てのドア
2,3の開成を禁止するので、斯る状態検知時において
全乗員の安全性を確保することができる。なお、図3、
図7、図8で示したそれぞれのフローチャートにおける
各ステップはその処理内容に対応した手段を構成するも
のである。
【0083】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の開閉体は、実施例のドア2,3に
対応し、以下同様に、自動開成手段は、アンラッチアク
チュエータ16に対応し、制御手段は、CPU10に対
応し、自動開成指示手段は、タッチスイッチ5に対応
し、認証手段は、キーレスエントリシステム、指紋セン
サ17または声紋センサ18に対応し、乗員検知手段
は、乗員検知センサ8に対応し、状態検知手段は、車速
センサ12に対応し、特定状態は、V>0または車外物
体の異常接近に対応するも、この発明は、上述の実施例
の構成のみに限定されるものではない。
【0084】
【発明の効果】この発明によれば、当該車両の乗員であ
ることを認証する認証手段を設け、この認証手段による
認証が行なわれ、かつ自動開成を指示する手段による自
動開成の指示があった時、開閉体を自動開成すべく構成
したので、車両の開閉体(ドア参照)がアンロック状態で
あっても、乗員認証がない限り開閉体を自動的に開かな
いように成して、車両の停車中、走行中にかかわらず、
自動開成指示手段に対する誤作動により車両の開閉体が
不用意に開くことを防止できる効果がある。
【0085】この発明によればまた、自動開成指示手段
による自動開成の指示により開閉体を自動開成すべく構
成すると共に、乗員検知手段により車室内に乗員が存在
することが検知された時、自動開成指示手段の自動開成
指示を無効とすることにより、車両の停車中、走行中に
かかわらず、自動開成指示手段が作動した場合でも、車
室内に乗員が存在する時には車両の開閉体が不用意に開
くことがなく、また車室内に乗員がいない状態で停車中
の車両に乗員が乗り込む際には自動開成指示手段の操作
で開閉体が自動的に開き、乗車時の利便性と、誤作動に
よる開閉体の不用意な開成の防止との両立を図ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉体制御装置を備えた車両の側面
図。
【図2】 開閉体制御装置の制御回路ブロック図。
【図3】 開閉体制御を示すフローチャート。
【図4】 認証手段の他の実施例を示す車両の側面図。
【図5】 認証手段のさにら他の実施例を示す車両の側
面図。
【図6】 本発明の開閉体制御装置を備えた車両の平面
図。
【図7】 開閉体制御を示すメインルーチン。
【図8】 開閉体制御を示すサブルーチン。
【符号の説明】
1…車両 2,3…ドア(開閉体) 5…タッチスイッチ(自動開成指示手段) 8…乗員検知センサ(乗員検知手段) 10…CPU(制御手段) 12…車速センサ(状態検知手段) 16…アンラッチアクチュエータ(自動開成手段) 17…指紋センサ(認証手段) 18…声紋センサ(認証手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 松村 邦彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 BA04 EA03 EB01 EC01 EC03 GA01 GA06 GB00 GB04 GB06 GB13 GC01 GD02 KA02 KA13 KA25 LA02 LA06 2E250 AA21 BB08 DD06 FF24 FF36 HH01 JJ03 JJ25 JJ31 KK03 LL01 SS01 SS02 SS06 SS07 SS08 TT01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に開閉自在に設けられた開閉体と、上
    記開閉体を自動開成可能とする自動開成手段と、上記自
    動開成手段を制御する制御手段と、上記車両に設けら
    れ、車外から上記開閉体の自動開成を指示する自動開成
    指示手段と、上記車両と乗員との間で乗員が当該車両の
    乗員であることを認証する認証手段とを備え、上記制御
    手段は認証手段による認証が行なわれ、かつ自動開成指
    示手段による自動開成の指示があった時、開閉体を自動
    開成すべく自動開成手段を制御する車両の開閉体制御装
    置。
  2. 【請求項2】車両に開閉自在に設けられた開閉体と、上
    記開閉体を自動開成可能とする自動開成手段と、上記自
    動開成手段を制御する制御手段と、上記車両に設けられ
    車外から開閉体の自動開成を指示する自動開成指示手段
    と、上記車両に設けられ車室内の乗員の有無を検知する
    乗員検知手段とを備え、上記制御手段は自動開成指示手
    段による自動開成の指示により開閉体を自動開成すべく
    自動開成手段を制御すると共に、乗員検知手段により車
    室内に乗員が存在することが検知された時、自動開成指
    示手段の自動開成指示を無効とする車両の開閉体制御装
    置。
  3. 【請求項3】車両には複数の開閉体が設けられ、複数の
    各開閉体に対して少なくとも自動開成手段と、自動開成
    指示手段と、乗員検知手段とが設けられ、上記制御手段
    は何れかの開閉体について車室内に乗員が存在すること
    が独立して検知された時、当該開閉体の自動開成指示手
    段による自動開成指示のみを無効とする請求項2記載の
    車両の開閉体制御装置。
  4. 【請求項4】車両の特定状態を検知する状態検知手段を
    設け、上記制御手段は、乗員検知手段により何れかの開
    閉体に対応する車室内に乗員が存在することが検知され
    た時、何れかの開閉体に対して自動開成の指示がなされ
    ても車両の特定状態時には全ての開閉体に対する自動開
    成を禁止する請求項3記載の車両の開閉体制御装置。
  5. 【請求項5】上記状態検知手段は車速が零よりも大きい
    ことを検出する請求項4記載の車両の開閉体制御装置。
  6. 【請求項6】上記状態検知手段は車外からの物体の異常
    接近を検出する請求項4記載の車両の開閉体制御装置。
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