JP2002225560A - 車両ドアの開閉制御装置 - Google Patents

車両ドアの開閉制御装置

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JP2002225560A
JP2002225560A JP2001026984A JP2001026984A JP2002225560A JP 2002225560 A JP2002225560 A JP 2002225560A JP 2001026984 A JP2001026984 A JP 2001026984A JP 2001026984 A JP2001026984 A JP 2001026984A JP 2002225560 A JP2002225560 A JP 2002225560A
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door
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approaching
detecting
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Toshihiko Furukawa
利彦 古河
Kiyoshi Iwami
潔 石見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗員による降車動作または乗車動作が検出さ
れ、かつ自車両に接近する接近物体が検出された時、こ
の接近物体の接近および通過中には車両ドアをロック保
持し、接近物体の通過後に車両ドアをアンロックすべく
構成することにより、自車両、接近物体および乗員の高
い安全性を確保することができる車両ドアの開閉制御装
置の提供を目的とする。 【解決手段】後方から自車両に接近する接近物体を検出
する接近物体検出手段14と、自車両の乗員の降車動作
を検出する降車動作検出手段(12または13)と、車両
ドアをロックおよびアンロックするドア施解錠手段18
とを備えた車両ドアの開閉制御装置であって、上記降車
動作検出手段(12または13)が降車動作を検出し、か
つ上記接近物体検出手段14が接近物体を検出した時、
接近物体の接近および通過中には車両ドアをロック保持
すると共に、接近物体の通過後に車両ドアをアンロック
する制御手段20を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転席側、助手
席側または後席側の車両ドアをロック、アンロック制御
するような車両ドアの開閉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自車両に乗車している乗員(運
転席乗員、助手席乗員、後席乗員)が車両ドアを開けて
降車する際、後方から自車両に接近する接近物体(他車
両、オートバイ、自転車等を含む)に注意を払うことな
く上記ドアを開放すると危険性が高いので、このような
危険性を回避して自車両、接近物体、乗員の安全性を確
保する装置が既に発明されている。
【0003】例えば、特許第3044045号公報に記
載のように、自車両が停止していることを検出する停止
検出手段と、乗員によるドアの開放操作を検出する開放
検出手段と、後方から自車両に接近する車両等の物体を
検出する接近車両検出手段と、自車両が停止し、後方か
ら接近する他車両等の物体があり、かつドアの開放操作
が検出された時に警報を発する警報手段とを備えた自動
車ドアの開放警報装置が既に発明されている。
【0004】上述の警報手段は後方の車両に対して警報
を発するものであるが、この警報手段により自車両の乗
員に対してドアの開放操作を禁止または抑制するように
警報を発することもできる。
【0005】しかし、この従来装置においては後方から
自車両に接近する接近物体が存在する場合に、単に警報
を発するものであるから、自車両のドアは開放可能であ
って、自車両の乗員が警報を無視して車両ドアを開放す
る可能性があり、充分な安全性が確保できない問題点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、乗員によ
る降車動作または乗車動作が検出され、かつ自車両に接
近する接近物体が検出された時、この接近物体の接近お
よび通過中には車両ドアをロック保持し、接近物体の通
過後に車両ドアをアンロックすべく構成することによ
り、自車両、接近物体および乗員の高い安全性を確保す
ることができる車両ドアの開閉制御装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による車両ドア
の開閉制御装置は、後方から自車両に接近する接近物体
を検出する接近物体検出手段と、自車両の乗員の降車動
作を検出する降車動作検出手段と、車両ドアをロックお
よびアンロックするドア施解錠手段とを備えた車両ドア
の開閉制御装置であって、上記降車動作検出手段が降車
動作を検出し、かつ上記接近物体検出手段が接近物体を
検出した時、接近物体の接近および通過中には車両ドア
をロック保持すると共に、接近物体の通過後に車両ドア
をアンロックする制御手段を備えたものである。
【0008】上記構成の接近物体とは他車両、オートバ
イ、自転車などを含む。また接近物体検出手段は、超音
波やレーザー光などの検出波を送受信する送受信部に設
定することができる。さらに降車動作検出手段はドアイ
ンナハンドル接触センサ、インナロックノブ検出部また
はシートベルト装着検出部に設定することができる。
【0009】また接近物体の通過は、検出波送信と反射
波受信とのタイムラグから接近物体の位置および接近速
度を演算した後に、上記接近物体が自車両を通過するの
に要する時間を推定することで、通過の有無を判定して
もよく、あるいは検出波等により接近物体の通過を検出
する通過検出手段を別途設けてもよい。
【0010】上記構成によれば、接近物体検出手段は後
方から自車両に接近する接近物体を検出し、降車動作検
出手段は自車両の乗員の降車動作を検出し、ドア施解錠
手段は車両ドアをロックおよびアンロックするが、上述
の制御手段は、降車動作検出手段が降車動作を検出し、
かつ接近物体検出手段が接近物体を検出した時、接近物
体の接近および通過中には車両ドアをロック保持すると
共に、接近物体の通過後には車両ドアをアンロックす
る。
【0011】このように、接近物体の接近および通過中
にはドアロックが保持され、通過後においてドアがアン
ロックされるので、自車両、接近物体および乗員に対す
る高い安全性を確保することができる。
【0012】この発明の一実施態様においては、上記降
車動作検出手段は乗員がドアインナハンドルもしくはイ
ンナロックノブに接触したことを検出するセンサまたは
シートベルトが外されたことを検出する検出部で構成さ
れたものである。上記構成によれば、上述のセンサまた
は検出部により乗員の降車動作を適切に検出することが
できる。
【0013】この発明の一実施態様においては、後方か
ら自車両に接近する接近物体を検出する接近物体検出手
段と、自車両に対する乗員の乗車動作を検出する乗車動
作検出手段と、車両ドアをロックおよびアンロックする
ドア施解錠手段とを備えた車両ドアの開閉制御装置であ
って、上記乗車動作検出手段が乗車動作を検出し、かつ
上記接近物体検出手段が接近物体を検出した時、接近物
体の接近および通過中には車両ドアをロック保持すると
共に、接近物体の通過後に車両ドアをアンロックする制
御手段を備えたものである。上記構成の乗車動作検出手
段は、ドアアウタハンドル接触センサまたはキーレスエ
ントリシステムの携帯機から送信されるアンロック信号
を受信検出する受信部に設定することができる。
【0014】上記構成によれば、接近物体検出手段は後
方から自車両に接近する接近物体を検出し、乗車動作検
出手段は自車両に対する乗員の乗車動作を検出し、ドア
施解錠手段は車両ドアをロックおよびアンロックする
が、上述の制御手段は、乗車動作検出手段が乗車動作を
検出し、かつ接近物体検出手段が接近物体を検出した
時、接近物体の接近および通過中には車両ドアをロック
保持すると共に、接近物体の通過後には車両ドアをアン
ロックする。
【0015】このように、接近物体の接近および通過中
にはドアロックが保持され、通過後においてドアがアン
ロックされるので、自車両、接近物体および乗員に対す
る高い安全性を確保することができる。
【0016】この発明の一実施態様においては、上記乗
車動作検出手段は、乗員がドアアウタハンドルに接触し
たことを検出するセンサまたはキーレスエントリシステ
ムのアンロック信号受信を検出する受信部で構成された
ものである。上記構成によれば、上述のセンサまたは受
信部により乗員の乗車動作を適切に検出することができ
る。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両ドアの開閉制御装置を示し、この装
置は図1に示すように、自車両Aに後方から接近物体の
一例としての他車両Bが接近する時、この他車両Bの接
近および通過中にあっては自車両Aのドアをロックする
と共に、他車両Bの通過後にはドアをアンロックするも
のである。
【0018】図2は車両ドアの開閉制御装置の制御回路
を示し、自車両A側には車速を検出する車速センサ11
と、自車両Aの乗員の降車動作を検出する降車動作検出
手段としてのドアインナハンドル接触センサ12および
シートベルトが外されたことを検出するシートベルト装
着検出部13とを設けている。なお、上述のドアインナ
ハンドル接触センサ12に代えて、乗員が降車に際して
インナロックノブに接触したことを検出するインナロッ
クノブ接触センサを用いてもよい。
【0019】また後方から自車両Aに接近する接近物体
(図1の他車両B参照)を検出する接近物体検出手段14
を設けている。この実施例では該接近物体検出手段14
は超音波またはレーザー光などの検出波を送信する送信
部15と、反射波を受信する受信部16とを備え、検出
波送信と反射波受信とのタイムラグおよびタイムラグの
変化に基づいて接近物体の位置および接近速度を求める
ように構成している。
【0020】ここで、上述の接近物体検出手段14は図
1に示すように車両後部の左右両側にそれぞれ設けられ
る。またこの接近物体検出手段14による検出エリアは
自車両Aの真後ろを除き、かつ車両ドアが全開にされた
時に接近物体と干渉する幅に対応したほぼ斜め後方のエ
リアに設定されることが望ましい。
【0021】制御手段としてのCPU20は車速センサ
11、ドアインナハンドル接触センサ12、シートベル
ト装着検出部13および受信部16からの必要な各種入
力に基づいて、ROM17に格納されたプログラムに従
って、接近物体検出手段14、ドアロック装置18、電
子音声案内装置などの報知手段19を駆動制御し、また
はRAM21は必要なデータ等を記憶する記憶手段であ
る。
【0022】上述のドアロック装置18は車両のドア2
2(図1参照)をロック(施錠)およびアンロック(解錠)す
るためのドア施解錠手段である。また上述のCPU20
には演算部23と推定部24とが内部構成されており、
演算部23は送信部15からの送信タイミングと受信部
16による受信タイミングとの差およびその変化率に基
づいて自車両Aと他車両Bとの間の離間距離、並びに他
車両Bの接近速度を求めた後に、他車両Bが自車両Aに
接近するまでの時間(接近時間T1)を演算し、推定部2
4は他車両Bが自車両Aを通過するまでに要する時間
(通過時間T2)を推定する。
【0023】しかも、上述のCPU20はドアインナハ
ンドル接触センサ12またはシートベルト装着検出部1
3により乗員の降車動作が検出され、かつ、接近物体検
出手段14が他車両Bなどの接近物体を検出した時、接
近物体の接近および通過中には車両のドア22をロック
保持すると共に、接近物体の通過後において車両のドア
22をアンロックするための制御手段である。
【0024】図2に示すドアインナハンドル接触センサ
12、シートベルト装着検出部、ドアロック装置18は
車両の各ドアつまり運転席側のドア、助手席側のドア、
リヤ左席側のドア、リヤ右席側のドアに対応して、それ
ぞれ設けられ、CPU20は接近物体が検出された側つ
まり右側または左側のドアの開閉制御のみを実行する
が、左右両側のドアの開閉制御を実行するように構成し
てもよいことは勿論である。
【0025】このように構成した車両ドアの開閉制御装
置の作用を、図3に示すフローチャートを参照して、以
下に詳述する。ステップS1(車速判定手段)で、CPU
20は車速センサ11からの出力に基づいて自車両Aの
車速Vが零(車両Aが停止している)か否かを判定し、Y
ES判定時にのみ次のステップS2に移行する。なお、
自車両Aにナビゲーション装置を搭載し、自車両Aの現
在位置割出しに基づいて信号待ちによる一時停止または
踏切りでの一旦停止時のV=0の場合にリターンするよ
うに構成してもよい。
【0026】次にステップS2で、CPU20は接近物
体検出手段14を駆動して、送信部15から検出波を送
信すると共に、反射波がある場合には該反射波を受信部
16で受信する。
【0027】次にステップS3(判定手段)で、CPU2
0は受信部16が反射波を受信することに基づいて後方
接近物体たとえば他車両Bが存在するか否かを判定し、
YES判定時には次のステップS4に移行する一方、N
O判定時には別のステップS11に移行する。
【0028】上述のステップS4で、CPU20は後方
から自車両Aに接近する他車両Bがあることに対応し
て、演算部23で接近時間T1を演算する。次にステッ
プS5(比較手段)で、CPU20は乗員が降車に要する
時間t1と接近時間T1値を比較し、t1《T1のYE
S判定時つまり他車両Bが接近するまでに乗員が余裕を
もって降車することができる場合にはステップS11に
移行する一方、t1=T1またはt1>T1の時(NO
判定時)には次のステップS6に移行する。
【0029】このステップS6で、CPU20はその内
部の推定部24にて通貨時間T2(他車両Bなどの接近
物体が自車両を通過するまでに要する時間)を推定す
る。次にステップS7(判定手段)で、CPU20はドア
インナハンドル接触センサ12からの出力に基づいて、
乗員が降車に際してドアインナハンドルに接触したか否
かを判定(乗員の降車動作確認判定)し、NO判定時には
処理を終了する一方、YES判定時には次のステップS
8に移行する。
【0030】このステップS8(通過時間経過判定手段)
で、CPU20は通過時間T2が経過したか否かを判定
する。この判定にはCPU内臓タイマまたは外付けタイ
プのタイマを用いることができる。而して、該ステップ
S8でNO判定された他車両Bの接近中または通過中に
おいては次のステップS9に移行する。
【0031】このステップS9で、CPU20はドアロ
ック装置18によりドア22のロックを維持すると共
に、報知手段19を駆動して、例えば『後続車両が接近
中です』との電子音声案内等による報知を実行して、ド
アインナハンドルを操作してもドアが開かない旨を乗員
に報知した後に、ステップS8にリターンする。
【0032】一方、上述のステップS8で、他車両Bが
自車両Aを通過完了したとYES判定された場合には、
ステップS10に移行する。このステップS10で、C
PU20はドアロック装置18を介してドア22をアン
ロック(解錠)する。
【0033】ところで、上述のステップS11では、ド
アインナハンドルに乗員が接触した否かを判定し、YE
S判定時には上記ステップS10に移行する一方、NO
判定時には処理を終了する。
【0034】なお、図3のステップS1では車速センサ
11の出力に基づいて、自車両Aの車速Vが零か否かを
判定したが、図4に示すようにステップS12でシート
ベルト装着検出部13からの出力に基づいて、乗員が降
車に際してシートベルトを外したか否かを判定するよう
に構成してもよい。この図4のフローチャートにおいて
も、それ以降の処理については図3と同様であるから、
図4において図3と同一処理内容のステップは同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0035】このように図1〜図4で示した実施例の車
両ドアの開閉制御装置は、後方から自車両Aに接近する
接近物体(他車両B参照)を検出する接近物体検出手段1
4と、自車両Aの乗員の降車動作を検出する降車動作検
出手段(ドアインナハンドル接触センサ12またはシー
トベルト装着検出部13参照)と、車両のドア22をロ
ックおよびアンロックするドア施解錠手段(ドアロック
装置18参照)とを備えた車両のドア22の開閉制御装
置であって、上記降車動作検出手段(各要素12または
13参照)が降車動作を検出し、かつ上記接近物体検出
手段14が接近物体(他車両B参照)を検出した時、接近
物体の接近および通過中には車両のドア22をロック保
持すると共に、接近物体の通過後に車両のドア22をア
ンロックする制御手段(CPU20参照)を備えたもので
ある。
【0036】この構成によれば、接近物体検出手段14
は後方から自車両Aに接近する接近物体(他車両B参照)
を検出し、降車動作検出手段(各要素12または13参
照)は自車両Aの乗員の降車動作を検出し、ドア施解錠
手段(ドアロック装置18参照)は車両のドア22をロッ
クおよびアンロックするが、上述の制御手段(CPU2
0参照)は、降車動作検出手段が降車動作を検出し、か
つ接近物体検出手段14が接近物体(他車両B参照)を検
出した時、接近物体の接近および通過中には車両のドア
22をロック保持すると共に、接近物体の通過後には車
両のドア22をアンロックする。
【0037】このように、接近物体(他車両B参照)の接
近および通過中にはドアロックが保持され、通過後にお
いてドア22がアンロックされるので、自車両A、接近
物体(他車両B参照)および乗員に対する高い安全性を確
保することができ、特に助手席またはリヤ席乗員のうち
視力の弱い人、子供や老人等には極めて有効となる。
【0038】また、上記降車動作検出手段を、乗員がド
アインナハンドルもしくはインナロックノブに接触した
ことを検出するセンサ12またはシートベルトが外され
たことを検出する検出部13で構成すると、上述のセン
サ12または検出部13により乗員の降車動作を適切に
検出することができる。
【0039】なお、図3、図4のステップS9ので示し
た電子音声による報知案内に代えて、ブザー等の警報手
段を作動すべく構成してもよいことは勿論である。さら
に、図2に示すドアロック装置18以外の各要素11〜
17,19〜21,23,24はユニット化して車両に
後付けすべく構成してもよく、或は車両製造時に一体的
に組込んでもよい。
【0040】加えて、各ステップS1またはS12,S
3,S5,S7およびステップS8のNO判定で示した
条件が成立した時のみ、ドアロックを保持するので必要
時にのみ適切なドアロックを実行することができる。
【0041】以上の実施例においては車両ドアの開閉制
御装置を降車用として構成した例を示したが、次に図5
〜図7を参照して車両ドアの開閉制御装置を乗車用とし
て構成した実施例について説明する。
【0042】図5は同装置の制御回路を示し、自車両A
(図1参照)に対する乗員の乗車動作を検出する乗車動作
検出手段として、乗員がドアアウタハンドルに接触した
ことを検出するセンサつまりドアアウタハンドル接触セ
ンサ25と、キーレスエントリシステムの携帯機から送
信されるアンロック信号を受信する受信部26とを設け
ている。
【0043】CPU20は上述のドアアウタハンドル接
触センサ25、キーレスエントリシステムの受信部2
6、接近物体検出手段14の受信部16からの必要な各
種入力に基づいて、ROM17に格納されたプログラム
に従って、接近物体検出手段14、ドアロック装置1
8、報知手段19、ハザードランプ27を駆動制御し、
またRAM21は必要なデータを記憶する。
【0044】ここで、上述のCPU20は乗車動作検出
手段としてのドアアウタハンドル接触センサ25または
キーレスエントリシステムの受信部26が乗員の自車両
Aに対する乗車動作を検出し、かつ、上述の接近物体検
出手段14が他車両Bなどの接近物体を検出した時、こ
の接近物体の近接中および通過中には該物体が検出され
た側の車両のドア22(図1参照)をロック保持すると共
に、接近物体の通過後において車両ドア22をアンロッ
クする制御手段である。
【0045】なお、上述のCPU20で接近物体が検出
された側つまり右側または左側のドアの開閉制御のみを
実行する構成に代えて、左右両側のドアの開閉制御を実
行するように構成してもよいことは勿論である。また図
5において図2と同一の部分には同一符号を付して、そ
の詳しい説明を省略する。
【0046】このように構成した車両ドアの開閉制御装
置の作用を、図6に示すフローチャートを参照して以下
に詳述する。ステップQ1で、CPU20は乗員が自車
両Aに乗車するに際してドアアウタハンドルに接触した
か否かを判定し、YES判定時にのみ次のステップQ2
に移行する。
【0047】次にステップQ2で、CPU20は接近物
体検出手段14を駆動して、送信部15から検出波を送
信すると共に、反射波がある場合には該反射波を受信部
16で受信する。
【0048】次にステップQ3(判定手段)で、CPU2
0は受信部16が反射波を受信することに基づいて後方
接近物体たとえば他車両Bが存在するか否かを判定し、
YES判定時には次のステップQ4に移行する一方、N
O判定時にはステップQ9に移行する。
【0049】上述のステップQ4で、CPU20は後方
から自車両Aに接近する他車両Bがあることに対応し
て、演算部23で接近時間T1を演算する。次にステッ
プQ5(比較手段)で、CPU20は乗員が乗車に要する
時間t2と接近時間T1値を比較し、t2《T1のYE
S判定時つまり他車両Bが接近するまでに乗員が余裕を
もって乗車することができる場合にはステップQ9にス
キップする一方、t2=T1またはt2>T1の時(N
O判定時)には次のステップQ6に移行する。
【0050】このステップQ6で、CPU20はその内
部の推定部24にて通貨時間T2(他車両Bなどの接近
物体が自車両を通過するまでに要する時間)を推定す
る。次にステップQ7(通過時間経過判定手段)で、CP
U20は通過時間T2が経過したか否かを判定する。こ
の判定にはCPU内臓タイマまたは外付けタイプのタイ
マを用いることができる。而して、該ステップQ7でN
O判定された他車両Bの接近中または通過中においては
次のステップQ8に移行する。
【0051】このステップQ8で、CPU20はドアロ
ック装置18によりドア22のロックを維持すると共
に、報知手段19を駆動して、例えば『後続車両が接近
中です』との電子音声案内等による報知を実行して、ド
アアウタハンドルを操作してもドアが開かない旨を乗員
に報知する、または車両の前後両コーナ部に設けられた
既設のハザードランプ27を所定回数点滅して、その旨
を乗員に報知した後に、ステップQ7にリターンする。
なお、ハザードランプ27を点滅させる構成に代えてホ
ーンを駆動し、警報音の発生により後続車両その他の近
接物体が存在することを音により乗員に報知してもよ
い。
【0052】一方、上述のステップQ7で、他車両Bが
自車両Aを通過完了したとYES判定された場合には、
ステップQ9に移行する。このステップQ9で、CPU
20はドアロック装置18を介してドア22をアンロッ
ク(解錠)する。
【0053】なお、図6のステップQ1ではドアアウタ
ハンドル接触センサ25の出力に基づいて、乗員の乗車
動作の有無を判定したが、図7に示すようにステップQ
10でキーレスエントリシステムの携帯機から送信され
るアンロック信号を受信部26が受信したか否かに基づ
いて、乗員の乗車動作の有無を判定するように構成して
もよい。この図7のフローチャートにおいても、それ以
降の処理については図6と同様であるから、図7におい
て図6と同一処理内容のステップには同一符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。
【0054】このように図5〜図7で示した実施例の車
両ドアの開閉制御装置は、後方から自車両Aに接近する
接近物体(他車両B参照)を検出する接近物体検出手段1
4と、自車両Aに対する乗員の乗車動作を検出する乗車
動作検出手段(ドアアウタハンドル接触センサ25また
はキーレスエントリシステムの受信部26参照)と、車
両のドア22をロックおよびアンロックするドア施解錠
手段(ドアロック装置18参照)とを備えた車両のドア2
2の開閉制御装置であって、上記乗車動作検出手段(各
要素25または26参照)が乗車動作を検出し、かつ上
記接近物体検出手段14が接近物体(他車両B参照)を検
出した時、接近物体の接近および通過中には車両のドア
22をロック保持すると共に、接近物体の通過後に車両
のドア22をアンロックする制御手段(CPU20参照)
を備えたものである。
【0055】この構成によれば、接近物体検出手段14
は後方から自車両Aに接近する接近物体(他車両B参照)
を検出し、乗車動作検出手段(各要素25または26参
照)は自車両Aに対する乗員の乗車動作を検出し、ドア
施解錠手段(ドアロック装置18参照)は車両のドア22
をロックおよびアンロックするが、上述の制御手段(C
PU20参照)は、乗車動作検出手段が乗車動作を検出
し、かつ接近物体検出手段14が接近物体を検出した
時、接近物体の接近および通過中には車両のドア22を
ロック保持すると共に、接近物体の通過後には車両のド
ア22をアンロックする。
【0056】このように、接近物体(他車両B参照)の接
近および通過中にはドアロックが保持され、通過後にお
いてドア22がアンロックされるので、自車両A、接近
物体(他車両B参照)および乗員に対する高い安全性を確
保することができ、視力の低い人、子供や老人等が乗車
する際に極めて有効となる。
【0057】また、上記乗車動作検出手段を、乗員がド
アアウタハンドルに接触したことを検出するセンサ25
またはキーレスエントリシステムのアンロック信号受信
26を検出する受信部26で構成すると、上述のセンサ
25または受信部26により乗員の乗車動作を適切に検
出することができる。
【0058】なお、図5に示す各要素14〜17,1
9,20,21,23〜25はユニット化して車両に後
付けすべく構成してもよく、或は車両製造時に一体的に
組込んでもよい。
【0059】また各ステップQ1またはQ10,Q5の
YES判定およびステップQ7のNO判定で示した条件
が成立した時にのみ、ドアロックを保持するので、必要
時にのみ適切なドアロックを実行することができる。さ
らに、図1〜図4で示した実施例と、図5〜図7で示し
た実施例とは、これらの組合せが可能であるから、これ
ら両実施例を組合せた構成を採用してもよい。
【0060】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の接近物体は、ドアロック装置18
に対応し、以下同様に、降車動作検出手段は、ドアイン
ナハンドル接触センサ12またはシートベルト装置検出
部13に対応し、ドア施解錠手段は、ドアロック装置1
8に対応し、制御手段は、CPU20に対応し、乗車動
作検出手段は、ドアアウタハンドル接触センサ25また
はキーレスエントリシステムの受信部26に対応する
も、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【0061】例えば、上記近接物体としては他車両Bの
他にオートバイや自転車であっても、その接近を検出す
ることができる。また降車動作検出手段としては乗員が
ドアインナハンドルに接触したことを検出する構成に代
えてインナロックノブに接触したことを検出すべく構成
してもよい。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、乗員による降車動作
または乗車動作が検出され、かつ自車両に接近する接近
物体が検出された時、この接近物体の接近および通過中
には車両ドアをロック保持し、接近物体の通過後に車両
ドアをアンロックすべく構成したので、自車両、接近物
体および乗員の高い安全性を確保することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自車両に対する近接物体の一例を示す概略説
明図。
【図2】 本発明の車両ドアの開閉制御装置を示す制御
回路ブロック図。
【図3】 ドアの開閉制御を示すフローチャート。
【図4】 開閉制御の他の実施例を示すフローチャー
ト。
【図5】 車両ドアの開閉制御装置の他の実施例を示す
制御回路ブロック図。
【図6】 ドアの開閉制御を示すフローチャート。
【図7】 開閉制御の他の実施例を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
12…ドアインナハンドルの接触センサ(降車動作検出
手段) 13…シートベルト装着検出部(降車動作検出手段) 14…接近物体検出手段 18…ドアロック装置(ドア施解錠手段) 20…CPU(制御手段) 22…ドア 25…ドアアウタハンドル接触センサ(乗車動作検出手
段) 26…受信部(乗車動作検出手段) A…自車両 B…他車両(接近物体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B60R 22/48 B60R 22/48 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後方から自車両に接近する接近物体を検出
    する接近物体検出手段と、自車両の乗員の降車動作を検
    出する降車動作検出手段と、車両ドアをロックおよびア
    ンロックするドア施解錠手段とを備えた車両ドアの開閉
    制御装置であって、上記降車動作検出手段が降車動作を
    検出し、かつ上記接近物体検出手段が接近物体を検出し
    た時、接近物体の接近および通過中には車両ドアをロッ
    ク保持すると共に、接近物体の通過後に車両ドアをアン
    ロックする制御手段を備えた車両ドアの開閉制御装置。
  2. 【請求項2】上記降車動作検出手段は乗員がドアインナ
    ハンドルもしくはインナロックノブに接触したことを検
    出するセンサまたはシートベルトが外されたことを検出
    する検出部で構成された請求項1記載の車両ドアの開閉
    制御装置。
  3. 【請求項3】後方から自車両に接近する接近物体を検出
    する接近物体検出手段と、自車両に対する乗員の乗車動
    作を検出する乗車動作検出手段と、車両ドアをロックお
    よびアンロックするドア施解錠手段とを備えた車両ドア
    の開閉制御装置であって、上記乗車動作検出手段が乗車
    動作を検出し、かつ上記接近物体検出手段が接近物体を
    検出した時、接近物体の接近および通過中には車両ドア
    をロック保持すると共に、接近物体の通過後に車両ドア
    をアンロックする制御手段を備えた車両ドアの開閉制御
    装置。
  4. 【請求項4】上記乗車動作検出手段は、乗員がドアアウ
    タハンドルに接触したことを検出するセンサまたはキー
    レスエントリシステムのアンロック信号受信を検出する
    受信部で構成された請求項3記載の車両ドアの開閉制御
    装置。
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