JP2012116348A - 制御装置 - Google Patents

制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012116348A
JP2012116348A JP2010268408A JP2010268408A JP2012116348A JP 2012116348 A JP2012116348 A JP 2012116348A JP 2010268408 A JP2010268408 A JP 2010268408A JP 2010268408 A JP2010268408 A JP 2010268408A JP 2012116348 A JP2012116348 A JP 2012116348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
unit
detection
door
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010268408A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Sakakibara
伸 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010268408A priority Critical patent/JP2012116348A/ja
Publication of JP2012116348A publication Critical patent/JP2012116348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】自動車車両を路上で停車させて乗員がドアを開ける場合に、開放したドアに後方車両が接触する可能性を低減するように制御する車載用の制御装置を提供する。
【解決手段】自車両10の後部には、後方へ向けて検知波(例えばミリ波)を発するレーダが装備されており、その反射波によって後方車両の有無や、距離、速度などを算出する。後方車両が検知された場合、自車両10の乗員がドアを開錠したら直ちに施錠状態に戻す。自車両10が停止していない、あるいは自車両10に乗員がいない場合はレーダからの検知波の送信を停止して、無駄な電力消費を抑制する。
【選択図】図7

Description

本発明は、制御装置に関する。
自動車車両の周辺の物体を検知して運転者や乗員に報知するシステムの提案が従来よりなされている。例えば下記特許文献1には、他車両から目視によって確認できない移動体を検出し、他車両の走行に影響を与えそうな移動体を、他車両の運転者に認識させる車両用警告装置が開示されている。
特開2004−42678号公報
自動車車両を路上で停車させて乗員がドアを開ける場合、後方から車両(自動車、2輪車両、自転車)が近づいていることに気づかずドアを開けると、開放したドアに後方車両が接触する可能性がある。その様子が図6に示されている。従来は、周囲に十分注意を払いながらドアを開けるように乗員に自覚を促すしかなかった。
例えばハザードランプの点灯によって後方車両に注意を促す方法にも限界があり、後方車両がそれにかまわず自車両の側方を通過した場合には、やはり開放したドアへの接触の可能性はある。したがって、ドアを開けようとする乗員が注意を怠った場合にも、あるいは後方車両が停車した車両を気にせず側方を通り過ぎる場合にも、開放したドアが後方車両へ接触する可能性を低減させるようなシステムが開発できればきわめて有用である。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、自動車車両を路上で停車させて乗員が降車する場合に、開放したドアに後方車両が接触する可能性を低減するように制御する車載用の制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するために、本発明に係る制御装置は、第1車両に装備されて、その第1車両の後方に位置する第2車両の有無と、前記第2車両までの距離と、前記第2車両の相対速度とを検出する後方車両検出手段と、前記第1車両の速度を検出する速度検出手段と、前記第1車両内の乗員の有無を検出する乗員検出手段と、前記第1車両のドアを施錠する施錠手段と、その施錠手段によって前記第1車両のドアが施錠されているか否かを検出する開錠検出手段と、前記後方車両検出手段によって検出された前記第2車両までの距離と前記第2車両の相対速度とが前記第1車両が前記第1車両の側方を通ることを示す数値であり、前記速度検出手段が前記第1車両が停止状態であることを検出し、前記乗員検出手段が前記第1車両内の乗員の存在を検出し、前記開錠検出手段が前記第1車両のドアが開錠されたことを検出した場合に、前記施錠手段が前記第1車両のドアを施錠状態に戻すように制御する制御手段と、前記速度検出手段によって前記第1車両が停止状態でないことが検出された場合、あるいは前記乗員検出手段によって前記第1車両内に乗員がいないことが検出された場合、前記後方車両検出手段の機能を停止する停止手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより本発明に係る制御装置では、自車両が停止しており、自車両に乗員が乗っており、後方車両が自車両の側方を通る状況で、自車両のドアが開錠されたら施錠状態に戻すので、開放したドアが後方車両に接触する事態が回避できる。さらに、自車両が停止していない、あるいは自車両に乗員がいない状態では、後方車両を検出する手段を機能させないように制御するので、無駄な電力消費を削減することができる。
また前記後方車両検出手段は、車両の後方へ向けて検知波を送信する送信部と、その送信部から送信された検知波が車両後方の検出対象に反射して形成された反射波を受信する受信部と、その受信部で受信された反射波から、前記第2車両の有無と、前記第2車両までの距離と、前記第2車両の相対速度とを算出する算出部と、を備えたとしてもよい。
この発明によれば、後方車両を検出する手段は、車両の後方に検知波を送信し、その反射波を受信し、受信波から後方車両の有無、距離、速度を算出する構成なので、例えば電磁波や超音波などを検知波としたレーダを用いて、その反射波から精度よく検知対象すなわち後方車両の有無、距離、速度を算出できる。したがって高精度に算出された後方車両の有無、距離、速度の情報を用いて、開放したドアが後方車両に接触する事態を回避するための制御装置が実現できる。さらに自車両が停止していない、あるいは自車両に乗員がいない状態では、後方車両を検出するための検知波を送信しないように制御するので、無駄な電力消費を削減することができる。
また前記後方車両検出手段へ電力を供給する電力供給手段を備え、前記停止手段は、前記電力供給手段による前記後方車両検出手段への電力供給を停止することによって、前記後方車両検出手段の機能を停止するとしてもよい。
この発明によれば、自車両が停止していない、あるいは自車両に乗員がいない状態では、後方車両を検出するための手段への電力供給を停止するので、無駄な電力消費を削減して、車両のバッテリー上がりを抑制することができる。
また前記後方車両検出手段における電力消費を低減するように調節する調節手段を備え、前記停止手段は、前記調節手段によって前記後方車両検出手段における電力消費を所定レベルよりも低減することにより、前記後方車両検出手段の機能を停止するとしてもよい。
この発明によれば、自車両が停止していない、あるいは自車両に乗員がいない状態では、後方車両を検出するための手段への電力供給を低減するので、無駄な電力消費を削減して、車両のバッテリー上がりを抑制することができる。
また前記制御手段は、前記施錠手段が前記第1車両のドアを施錠するように制御することに伴って、車室内に音により警報を発する警報手段を備えたとしてもよい。
この発明によれば、自車両が停止しており、自車両に乗員が乗っており、後方車両が自車両の側方を通る状況で、自車両のドアが開錠されたら、ドアを施錠状態に戻すとともに、車室内に音によって警報を発する。したがって、開放したドアが後方車両に接触する事態が回避できるとともに、乗員が何故ドアが開錠できないのかと疑問や不満をもつことが回避できる。
本発明の実施例における制御システムの構成例を示す図。 実施例における処理手順の例を示す図。 本発明の実施例における制御システムの第2の構成例を示す図。 本発明の実施例における制御システムの第3の構成例を示す図。 実施例における別の処理手順の例を示す図。 自車両への後方車両の接触の様子の例を示す図。 レーダの搭載例を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施例に係る制御システム1の構成図である。制御システム1は、電子制御装置2(ECU:Electronic Control Unit)、レーダ3、車速センサ4、着座センサ5を備える。
ECU2は、CPU20、RAM21、ROM22を備える。CPU20は本発明に関する演算や指令などを実行する。RAM21は、CPU20の作業領域として機能する揮発性の記憶部である。ROM22は本発明で必要とされるプログラムなどの情報を記憶する不揮発性の記憶部である。
レーダ3は、本発明の主要部であり、車両の後部に装備されて、後方の車両を検知するために装備される。レーダ3は、車両後方に向けて電磁波(検知波)を照射する送信部30と、送信部30から送信された電磁波が検知対象(後方車両)で反射して形成された反射波を受信する受信部31とを備える。送信部30から送信される電磁波は、例えばミリ波(波長が1mmから10mm程度)としてもよい。ミリ波の場合、雨や霧、雪などの状況下でも影響を受けにくく、物体認識に優れた性能を発揮する。
レーダ3で検知したい後方車両は、レーダ3が搭載された車両(以下、自車両、第1車両)を追い越す車両(以下、後方車両、第2車両)である。より詳細には、自車両の後方から近づき、自車両の側方(自車両のドアを開放した場合に、そのドアに接触する可能性がある位置)を通って自車両を追い越す車両のことである。ここで後方車両は(四輪の)自動車車両に限定されず、二輪車両、(原動機付き)自転車などあらゆる車両を含むとすればよい。
レーダ3の設置位置と設置数は例えば図7に示されているように、自車両10の後端の(例えばバンパの)左右2箇所として、検知波の到達範囲が自車両10の車幅よりも広がるように、斜め後方に向けて電磁波を送信する形態とすれば、自車両10の側方を通る後方車両を検知するのに好適である。なおレーダ3から送信される検知波は、ミリ波以外の波長の電磁波やレーザ波を用いてもよく、あるいは超音波でもよい。
図1に戻って、車速センサ4は自車両10の車速を検出する。具体的には、車速センサ4は、周知のロータリエンコーダ等の回転検出部を含み、例えば車輪取り付け部付近に設置されて車輪の回転を検出して、その車輪の回転数を自車両10の速度に換算する。
着座センサ5は、自車両10の座席において乗車可能人数分が着座した位置に装備する。着座センサ5は、配線部と複数の感圧センサ部とが面状に形成された構造で座席に取付けられる。そして、人が座席に座ることによって座席部に生ずる圧力の変化を抵抗値の変化として検出して、着座している乗員の有無を検知する。
また制御システム1は、自車両10のドア6a、6b、6c、6d(運転席ドア6a、助手席ドア6b、右後部座席ドア6c、左後部座席ドア6d)のそれぞれにドアアンロックスイッチ60、ドアロックモータ61を備える。
ドアアンロックスイッチ60は、ドア6a、6b、6c、6dがアンロック(開錠)状態であることを検知する。ドアロックモータ61は、いわゆる集中ドアロックシステムによって、ドア6a、6b、6c、6dをロック(施錠)する。なお本発明では、自車両10のドアは、回転軸まわりに回転して開閉するスイング式のドアのみを対象としてもよく、自車両10の側面と平行にスライドするスライド式のドアを含めてもよい。
レーダ3は、車両に搭載されたバッテリー7からのバッテリー電圧を供給するラインと、電圧カットリレー70(リレー)を介して接続されている。そしてECU2からリレー70の接続、遮断が制御される。リレー70がオン(接続)されると、レーダ3に電力が供給されて送信部30から検知波が送信され、受信部で反射波が検知される。リレー70がオフ(遮断)されると、レーダ3に電力が供給されずにレーダ3の機能が停止し、当然送信部30から検知波が送信されない。
以上の構成のもとで、制御システム1は後方車両が自車両10の側方を通過することが検知された場合に自車両10のドア6a、6b、6c、6dをロックする制御を行う。その処理手順が図2に示されている。図2の処理は予めプログラム化して例えばROM22に記憶しておいて、CPU20が自動的に実行すればよい。
図2の処理ではまずS10でCPU20は、レーダ3への電力供給をオフとする。この処理では、CPU20からの指令でリレー70をオフ(遮断状態)にすればよい。これにより不必要な状況におけるレーダ3からの検知波の送信を省略するので、自車両10のバッテリーの電力の無駄な消費を抑制できる。
次にS20でCPU20は、ECU2をスタンバイ状態(節電モード)とする。ECU2は、通常どおり電力を消費する通常モードと、不要な処理を省略して電力消費を低減する節電モードと、の間でモード切替が可能な構成としておく。ECU2を節電モードとすることにより、システム全体での電力消費がさらに抑制されて、自車両10のバッテリーの電力消費が抑制できる。
次にS30でCPU20は、自車両10が停止状態であるか否かを判定する。停止状態であるか否かは、車速センサ4の出力値がゼロであるか否かで判断すればよい。自車両10が停止状態である場合(S30:YES)はS40に進み、自車両10が停止状態でない場合(S30:NO)はS10に戻って上記処理を繰り返す。
S40に進んだらCPU20は、自車両10に乗員が乗っているか否かを判定する。自車両10に乗員が乗っているか否かは、少なくとも1つの着座センサ5から乗員の存在が検知されているか否かで判定すればよい。自車両10に乗員が乗っている場合(S40:YES)はS50に進み、自車両10に乗員が乗っていない場合(S40:NO)は図2の処理を終了する。
なおS40:NOによって終了となった図2の処理は、再び乗員が乗り込んだとみなされる状況、例えば自車両10のドアが開放されて閉じられた時点で、再開すればよい。これにより自車両10内に乗員がいない場合に図2のフローを処理することが省略されて無駄な電力消費が回避できる。
S50に進んだらCPU20は、ECU2を正規作動、すなわち上記の通常モードとする。続いてS60でCPU20は、レーダ3への電力供給を開始する。この処理では、CPU20からの指令でリレー70をオン(接続状態)とすればよい。そしてS70でCPU20は、レーダ3から検知波(例えばミリ波)の送信を実行(開始)する。このように図2の処理では、レーダ3の電源投入時期を自車両が停止状態で、乗員がいることが検知された時点とした。これにより、レーダ3の電源投入時期が遅すぎて、後方車両が自車両の側方を通過中にドアロックが間に合わない事態が回避できる。
S80でCPU20は、後方車両の有無を判定する。この判定は具体的には、受信部31が反射波を受信したか否かの判定とする。受信部31が反射波を受信した場合(S80:YES)はS90に進み、受信部31が反射波を受信していない場合(S80:NO)はS10に戻って上記処理を繰り返す。
S90に進んだらCPU20は、後方車両と自車両10との間の距離、および後方車両の自車両10に対する相対速度を算出する。具体的には、レーダ3の受信部31での反射波の受信時間と、送信部30での検知波の送信時間と、の差分値に検知波の速度(光速)を乗算することにより、自車両10から検知対象(後方車両)までの距離を算出する。なおECU2に計時機能を持たせればよい。
またCPU20は、ドップラー効果を考慮することにより、送信部30から送信した検知波の周波数と、受信部31で受信した反射波の周波数とから、検知対象(後方車両)の自車両10に対する相対速度を算出する。なお自車両10が停止状態にあるので、後方車両の相対速度は後方車両の速度そのものと言ってもよい。
続いてS100でCPU20は、後方車両が自車両10と同様に停止状態であるか否かを判定する。この判定は、具体的にはS90で算出した後方車両の(相対)速度がゼロか否かで判定する。後方車両の(相対)速度がゼロ(S100:YES)ならば、S10に戻って上記処理を繰り返す。後方車両の(相対)速度がゼロでない(S100:NO)ならば、S110に進む。
S110に進んだらCPU20は、後方車両が接近距離範囲内にあるか否かを判定する。後方車両が接近距離範囲内に存在する場合(S110:YES)はS120に進み、後方車両が接近距離範囲内に存在しない場合(S110:NO)はS70に戻って検知波の送信を繰り返す。
ここで後方車両が接近距離範囲内に存在するとは、後方車両が自車両10の側方に存在し、自車両10のドア5a、5b、5c、5dを開放したらドアに後方車両が接触する範囲内に後方車両が存在することを指すとする。S110でCPU20は、S90で算出された後方車両の距離と速度から後方車両の現在位置を算出して、後方車両が接近距離範囲内にある否かを判定する。
S120に進んだらCPU20は、自車両10の乗員が降車しようとしているか否かを判定する。具体的には、自車両10の少なくとも1つのドアが開錠されたか否かを判定する。ドアの開錠はドアアンロックスイッチ60がオンであることにより検知する。自車両10の少なくとも1つのドアが開錠された場合(S120:YES)はS130に進む。自車両10のドアが開錠されていない場合(S120:NO)はS70に戻って検知波の送信から繰り返す。
S130に進んだらCPU20は自車両10のドア6a、6b、6c、6dを、ドアロックモータ61を駆動してロック(施錠)する。したがって乗員は、ドアを開錠したらただちに施錠状態に戻されるので、自車両10のドアを開放することができない。よって自車両10の側方を通過中の後方車両に、開放されたドア6a、6b、6c、6dが接触することが回避される。
S130の処理を終了したら再びS70に戻って、上記処理を繰り返す。すなわち再び検知波を送信して後方車両の距離、速度を計測する。以上が図2の処理手順である。
なお上記ではリレー70のオンオフ(接続、遮断)の切替によってレーダ3への電力供給を制御していたが、これを図3に示された構成のように変更してもよい。図3(および後述の図4)の構成では、図1と同じ符号の部位は図1と同じであるので重複する説明は省略する。図3の構成においては、リレー70が装備されず、その代わりに、レーダ3がモード調節部32を装備する。
図3のレーダ3は、通常どおり電力を消費する通常モードと電力を所定レベルより低減する節電モードとが設定されており、ECU2からの指令を受けてモード調節部32が、そのモードを切り替える。節電モードでは送信部30からの検知波送信は行わない。すなわち図2のS10ではモード調節部32によってレーダ3を節電モードにする。そしてS60では、モード調節部32によってレーダ3を通常モードにする。こうしてリレー70を設置しない構成で、レーダ3における不必要な電力消費を抑制する。
また図1の構成を図4のように変更してもよい。図4の構成では警報部8が装備されている。具体的には警報部8は、自車両10の車室内に装備された音声(音響)出力部であり、後方車両が近づいてきている状況で乗員が降車しようとしたときに、音声(音響)によって警報を発する。
図4の構成を用いたときの処理手順は図5に示されている。図5の処理手順ではS140以外は図1と同じ処理を行うので、説明を省略する。S140でCPU20は、後方車両が近づいてきている状況で降車しようとしている乗員に対して、音声または音響で警報を発する。音声の場合、例えば「後ろから車が近づいています」、あるいはより詳細に「後ろから車が近づいていますのでドアをロックしました。」などのようにわかりやすいメッセージとすればよい。
また音響の場合、ブザーなどを所定時間出力してもよい。これにより、S130のロック処理のみでは乗員は何が起きたのかがわからず疑問や不満をもつ可能性があるが、S140での警報によって乗員は事態を把握することができる。
なお上記実施例は特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない範囲で変更してよい。例えば図4の構成では図1の構成に警報部8を付加したが、図3の構成に警報部8を付加してもよい。また自車両10がナビゲーション装置などの音声出力部を既に装備している場合には、そうした音声出力部を警報部8として兼用するように構成してもよい。
またレーダ3の送信部30の設置数や位置などは図7に示した例に限定しなくともよい。例えば広角度で検知波を送信する送信部30を自車両10の後端の中央部に装備する構成でもよい。
またS90で算出された速度が極端に遅い場合は、レーダ3によって人間などが検知されたと判断して、無視するように修正してもよい。具体的には、S100において、後方車両の速度が(非常に小さく設定された)所定速度よりも遅いか否かを判定して、その所定速度よりも速い場合はS110に進み、所定速度よりも遅い場合はS10に戻るようにすればよい。
1 制御システム
2 電子制御装置(ECU、制御装置)
3 レーダ
4 車速センサ
5 着座センサ

Claims (5)

  1. 第1車両に装備されて、その第1車両の後方に位置する第2車両の有無と、前記第2車両までの距離と、前記第2車両の相対速度とを検出する後方車両検出手段と、
    前記第1車両の速度を検出する速度検出手段と、
    前記第1車両内の乗員の有無を検出する乗員検出手段と、
    前記第1車両のドアを施錠する施錠手段と、
    その施錠手段によって前記第1車両のドアが施錠されているか否かを検出する開錠検出手段と、
    前記後方車両検出手段によって検出された前記第2車両までの距離と前記第2車両の相対速度とが前記第2車両が前記第1車両の側方を通ることを示す数値であり、前記速度検出手段が前記第1車両が停止状態であることを検出し、前記乗員検出手段が前記第1車両内の乗員の存在を検出し、前記開錠検出手段が前記第1車両のドアが開錠されたことを検出した場合に、前記施錠手段が前記第1車両のドアを施錠状態に戻すように制御する制御手段と、
    前記速度検出手段によって前記第1車両が停止状態でないことが検出された場合、あるいは前記乗員検出手段によって前記第1車両内に乗員がいないことが検出された場合、前記後方車両検出手段の機能を停止する停止手段と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記後方車両検出手段は、
    車両の後方へ向けて検知波を送信する送信部と、
    その送信部から送信された検知波が車両後方の検出対象に反射して形成された反射波を受信する受信部と、
    その受信部で受信された反射波から、前記第2車両の有無と、前記第2車両までの距離と、前記第2車両の相対速度とを算出する算出部と、
    を備えた請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記後方車両検出手段へ電力を供給する電力供給手段を備え、
    前記停止手段は、前記電力供給手段による前記後方車両検出手段への電力供給を停止することによって、前記後方車両検出手段の機能を停止する請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記後方車両検出手段における電力消費を低減するように調節する調節手段を備え、
    前記停止手段は、前記調節手段によって前記後方車両検出手段における電力消費を所定レベルよりも低減することにより、前記後方車両検出手段の機能を停止する請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記施錠手段が前記第1車両のドアを施錠するように制御することに伴って、車室内に音により警報を発する警報手段を備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
JP2010268408A 2010-12-01 2010-12-01 制御装置 Pending JP2012116348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010268408A JP2012116348A (ja) 2010-12-01 2010-12-01 制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010268408A JP2012116348A (ja) 2010-12-01 2010-12-01 制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012116348A true JP2012116348A (ja) 2012-06-21

Family

ID=46499728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010268408A Pending JP2012116348A (ja) 2010-12-01 2010-12-01 制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012116348A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016189084A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社ホンダアクセス 車両状態判定装置
US9970227B2 (en) 2016-06-24 2018-05-15 International Business Machines Corporation Smart opening system and a method of operating a smart opening system
JP2018188104A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 アイシン精機株式会社 警告制御装置
JP2020078959A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 トヨタ自動車株式会社 降車支援装置
JP2020093567A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 トヨタ自動車株式会社 降車支援装置
US11760261B2 (en) 2021-03-25 2023-09-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drop-off assist device

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191123A (en) * 1981-05-20 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Safety device in auto door
JPS5935217U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 後続車ドア接触防止装置
JPH02179541A (ja) * 1988-12-29 1990-07-12 Yuhshin Co Ltd 自動車ドアの開放安全装置
JP2002225560A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Toshihiko Furukawa 車両ドアの開閉制御装置
JP2004098743A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Honda Motor Co Ltd 車両の自動ドアロック装置
JP2007148618A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fujitsu Ten Ltd 車両周辺監視システム及び方法
JP2009078674A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Denso Corp 車両後方監視装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191123A (en) * 1981-05-20 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Safety device in auto door
JPS5935217U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 後続車ドア接触防止装置
JPH02179541A (ja) * 1988-12-29 1990-07-12 Yuhshin Co Ltd 自動車ドアの開放安全装置
JP2002225560A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Toshihiko Furukawa 車両ドアの開閉制御装置
JP2004098743A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Honda Motor Co Ltd 車両の自動ドアロック装置
JP2007148618A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Fujitsu Ten Ltd 車両周辺監視システム及び方法
JP2009078674A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Denso Corp 車両後方監視装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016189084A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社ホンダアクセス 車両状態判定装置
US9970227B2 (en) 2016-06-24 2018-05-15 International Business Machines Corporation Smart opening system and a method of operating a smart opening system
JP2018188104A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 アイシン精機株式会社 警告制御装置
JP2020078959A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 トヨタ自動車株式会社 降車支援装置
JP7167647B2 (ja) 2018-11-12 2022-11-09 トヨタ自動車株式会社 降車支援装置
JP2020093567A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 トヨタ自動車株式会社 降車支援装置
JP7059911B2 (ja) 2018-12-10 2022-04-26 トヨタ自動車株式会社 降車支援装置
US11760261B2 (en) 2021-03-25 2023-09-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Drop-off assist device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109131071B (zh) 汽车车门打开危险警告系统和方法
CN111169377B (zh) 下车辅助装置
JP2012116348A (ja) 制御装置
US7518545B2 (en) Driver assistance system
CN105329167A (zh) 一种车辆开门预警系统及其安全防护方法
CN202029750U (zh) 车门开启安全预警装置
CN107364445B (zh) 一种融合近距离探测系统的自适应巡航系统
CN101994429A (zh) 一种车辆车门开启防撞方法
CN105416164A (zh) 一种低成本的车辆开门预警系统及其控制方法
JP2010033409A (ja) 車両の事故防止システム、コンピュータプログラム、車両の事故防止制御方法、及び電源制御装置
CN108482244A (zh) 基于盲区雷达的汽车侧门主动防碰撞方法及系统
CN110834589A (zh) 一种汽车开门预警系统及方法
CN205149640U (zh) 一种低成本的车辆开门预警系统
CN108162855A (zh) 一种汽车变道辅助系统及其控制方法与应用
JP2023153353A (ja) 降車支援装置
KR20140047939A (ko) 차선 변경 감지 시스템 및 이의 방법
EP4112345B1 (en) Drop-off assist device, drop-off assist method, and non-transitory storage medium
CN113370925B (zh) 下车辅助装置
CN203344815U (zh) 汽车路口转弯的安全装置
JP2008087714A (ja) 車両用電力供給遮断装置
JP2021020613A (ja) 車載電源システム
JP2012158948A (ja) 車両用スマートエントリーシステムのアンテナ消費電流低減装置
KR200395317Y1 (ko) 차량용 사고방지장치
JP7511251B2 (ja) 降車支援装置
CN217994351U (zh) 车机系统和车辆

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121015

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140326