JP2008158578A - 車両の降車安全装置及び車両の安全降車方法 - Google Patents

車両の降車安全装置及び車両の安全降車方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両から乗員が降車する際の安全性を充分に確保することができる車両の降車安全装置及び車両の安全降車方法を提供する。
【解決手段】停車車両は、エンジン停止中に車内LF発信機からリクエスト信号を発信して車内照合成立を認識すると、停車車両内に乗員26が存在することを把握する。この状態で、乗員26が例えばシートベルトを外したりインナードアハンドルノブに触れたりすると、車車間通信装置29は降車動作検出通知Sgtofを車車間通信で他車両27に通知し、乗員26の降車動作を注意喚起する。このとき、他車両27は同じく車車間通信で自身の速度情報及び位置情報を載せた車両情報Dcrを停車車両に返信する。停車車両は、この時に得た他車両27の速度情報及び位置情報から、他車両27が停車車両に至るまでの到達時間Txを演算し、この到達時間Txに応じた通知を乗員26に行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両からの降車乗員の安全降車を確保すべく作動する車両の降車安全装置及び車両の安全降車方法に関する。
近年、自動車交通の安全と効率の更なる向上が望まれているが、その一対処方法としては、車両間で走行に関する車両情報のやり取りを無線で行って事故等を未然に防ぐ車車間通信がある。車車間通信技術は、今日において広く技術開発が進んでいるが、その一例が例えば特許文献1に開示されている。この種の車車間通信は、各車両に車車間通信用の通信機を各々搭載し、この通信機の通信エリアに互いの車両が入り込むと、これら通信機を介して互いの位置情報や走行速度情報等を交換し合うことにより相手側の車両の走行状態を認識し合い、交差点等の死角の悪い場所で車両の存在を運転者に通知したり、前方走行する車両の速度状態から減速割合を算出して急減速による衝突事故や渋滞発生を抑えたりする。
特開2004−118608号公報
しかし、特許文献1の技術を用いた場合、車両間でお互いの位置情報を通知し合えば、自車両の周囲のどの位置に他車両がいるということは認識可能となるが、例えば停車車両から乗員が降車することを考えると、この時の降車乗員に対して周囲車両の状態に合わせた何らかの対応を取るような動作はとっておらず、乗員が降車する際の安全性については確保できていない問題があった。特に、縦列駐車で後ろに他車両が停車している場合、降車する乗員は後ろの車両で後方視界が遮られることになるので、この場合でも安全に降車できるようにしたい要望があった。
本発明の目的は、車両から乗員が降車する際の安全性を充分に確保することができる車両の降車安全装置及び車両の安全降車方法を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、車両が持つ固有の車両情報を通信相手の他車両に無線で発信することにより、当該車両情報を互いの車両間で共有し合う車車間通信を用いた車両の降車安全装置において、自車両の周囲を走行する他車両との間で前記車車間通信を行う車車間通信手段と、前記自車両に乗車した乗員の降車動作を検出する降車動作検出手段と、前記降車動作検出手段で前記乗員による降車動作を検出した際、降車乗員の安全を確保すべく作動する実行手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、例えば自車両が停車している際、降車動作検出手段は自車両内の乗員による降車動作の有無を逐次監視する。実行手段は、降車動作検出手段で乗員による降車動作を検出した場合、例えば降車乗員や他車両に降車注意を喚起するなどの安全動作を行う。このため、降車乗員や他車両に降車有りということを認識させることが可能となり、自車両から乗員が降車する際に充分な安全性を確保することが可能となる。
本発明では、前記実行手段は、前記車車間通信手段により前記他車両から取得した当該他車両の車両情報を用い、前記自車両に向かって走行する他車両が接近状態にあるか否かを判定する接近状態判定手段と、前記降車動作検出手段で前記乗員による降車動作を検出した際、前記自車両に対して前記他車両が接近していると前記接近状態判定手段で判定されていれば、その旨を前記乗員に通知する車両接近通知手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、接近状態判定手段は、車車間通信を実施する車車間通信手段で他車両から取得した他車両の車両情報を用い、自車両に向かって走行する他車両が接近状態にあるか否かを判定する。車両接近通知手段は、降車動作検出手段で乗員による降車動作を検出した場合、自車両に対して他車両が接近していると接近状態判定手段で判定されていれば、自車両から降車しようとしている乗員にその旨を通知する。このため、他車両が接近状態であるにも拘わらず自車両の乗員が同車両から降車してしまう状況が生じ難くなるので、自車両から乗員が降車する際に充分な安全性を確保することが可能となる。
本発明では、前記接近状態判定手段は、前記車車間通信手段で前記他車両から取得した前記車両情報を用い、自車両に向かって走行する前記他車両の当該自車両に対する接近状態を演算するとともに、前記車両接近通知手段は、前記接近状態判定手段が求めた接近状態に応じた形態で、自車両に他車両が接近する旨を前記乗員に通知することを要旨とする。
この構成によれば、接近状態判定手段は自車両への他車両接近有無を判定する際、他車両がどれだけの距離を持った接近状態であるのかを演算することで接近判定を行い、車両接近通知手段は接近状態判定手段が求めた接近状態に応じた形態で車両接近の旨を降車乗員に通知する。このため、例えば他車両が遠くに位置する時や近くに位置する時でそれら状況に適した車両接近通知がなされることになるので、車両の接近状態に応じた最適な通知を降車乗員に行うことが可能となる。
本発明では、前記車両接近通知手段は、前記他車両が前記自車両に接近状態にあるものの最接近位置の手前にあると前記接近状態判定手段が判定した際、前記他車両の接近通知としてその旨を報知手段で報知することを要旨とする。
この構成によれば、他車両が自車両に接近状態にあったとしても、その接近位置が最接近位置でなければ、その時の通知は車両接近の報知のみ行えばそれで足りることから、本構成を採用すれば、他車両が自車両にある程度近づいている場合に行うべき最適な通知形態で車両接近の旨を降車乗員に通知することが可能となる。
本発明では、前記車両接近通知手段は、前記他車両が前記自車両に対して最接近位置にあると前記接近状態判定手段が判定した際、前記他車両の接近通知として前記自車両の扉開動作を強制的に禁止することを特徴とすることを要旨とする。
この構成によれば、他車両が自車両に最接近状態にあった場合は、その時に乗員を降車させることは安全性の面から見て好ましくないことから、他車両が自車両に最接近状態にある時に扉開動作を禁止して降車を強制的に禁止することは、降車乗員の安全確保の面で非常に効果が高い。
本発明では、前記実行手段は、前記降車動作検出手段が前記乗員の降車動作を検出すると、前記車車間通信を用いてその旨を前記他車両に通知することにより、当該他車両に対して前記乗員の降車の可能性を注意喚起することを要旨とする。
この構成によれば、自車両から乗員が降車する際は自車両に向かって走行する他車両にその旨が注意喚起されるので、他車両は自車両からの降車を予期した走行をとることになり、降車する乗員の安全性確保に一層寄与する。
本発明では、前記自車両内に電子キーがあるか否かを見る車内通信で当該自車両内に乗員が存在するか否かを判定する車内乗員有無判定手段を備え、前記実行手段は、前記自車両内に前記乗員が存在することを前記車内乗員有無判定手段で認識する条件下で、前記降車動作検出手段で前記乗員による降車動作を検出すると、これを以て前記降車動作有りと認識することを要旨とする。
この構成によれば、降車動作検出には、車内乗員有無判定手段が行う自車両内に乗員が存在するか否かの判定結果も含まれるので、降車動作検出の精度を向上することが可能となる。
本発明では、前記自車両周囲に電子キーがあるか否かを見る車外通信で前記自車両の周囲に歩行者が存在するか否かを検出する歩行者検出手段を備え、前記実行手段は、前記歩行者検出手段が前記自車両の周辺に歩行者の存在を検出した際、前記車車間通信を用いてその旨を前記他車両に通知することにより、当該他車両に対して前記歩行者の車道への飛び出しを注意喚起することを要旨とする。
この構成によれば、歩行者検出手段が自車両周辺に歩行者がいることを検出し、この歩行者が車道に飛び出す懸念のある際は自車両が車車間通信で歩行者存在の旨を通知し、歩行者が車道へ飛び出すことを他車両に注意喚起する。このため、他車両は自車両周辺から歩行者が飛び出すことを予期した走行をとることになり、歩行者の安全性も確保することが可能となる。
本発明では、前記自車両と電子キーとの間で無線により行われる車内通信及び車外通信の少なくとも一方は、前記自車両がリクエストを自動で発信して前記電子キーがこれに応答してキー番号を返信した際、当該キー番号を前記自車両の登録番号と照らし合わせて照合を行い、当該照合が一致すれば前記自車両の車両動作を許可又は実行するハンズフリー通信を利用することを要旨とする。
この構成によれば、近年においてはハンズフリー通信を搭載した車両が広く普及してきていることから、本構成のように降車乗員の安全性を確保するにあたって車内や車外に人がいることをハンズフリー通信で検出するようにすれば、この種の検出系を新たに用意する必要がない。このため、降車時の人検出とハンズフリー通信のキー検出とで検出系を共用するので、部品コストの面から見て効果が高い。
本発明では、前記接近状態判定手段は、前記他車両の前記車両情報として当該他車両の速度情報と位置情報とを取得し、当該速度情報及び位置情報とを用いて前記他車両が前記自車両に到達するまでに要する到達時間を演算し、当該到達時間から前記接近状態を判定することを要旨とする。
この構成によれば、自車両で他車両の接近状態を判定するに際しては、車車間通信で他車両から速度情報及び位置情報を取得してこれらから他車両が自車両に至るまでに要する到達時間を求める方式を用いれば、その時の他車両接近位置を細かく割り出すことが可能となる。従って、自車両の乗員が降車する際に、自車両に他車両が接近していることの通知を精度よく行うことが可能となる。
本発明では、車両が持つ固有の車両情報を通信相手の他車両に無線で発信することにより、当該車両情報を互いの車両間で共有し合う車車間通信を用いた車両の安全降車方法において、前記自車両に乗車した乗員の降車動作を降車動作検出手段で検出し、当該降車動作検出手段が前記乗員による降車動作を検出した際、降車乗員の安全を確保すべく実行手段が作動することを要旨とする。
本発明によれば、車両から乗員が降車する際の安全性を充分に確保することができる。
以下、本発明を具体化した車両の降車安全装置及び車両の安全降車方法の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、携帯機2を所有していればメカニカルキーを用いなくてもドアロック施解錠やエンジン始動を許可するハンズフリーシステム3が搭載されている。車両1には、ハンズフリーシステム3において携帯機2との間でID照合を行う照合ECU4が設けられている。この照合ECU4には、車外に設置された車外LF発信機5と、車内に設置された車内LF発信機6と、同じく車内に設置されたRF受信機7とが接続されている。なお、車両1が自車両に相当し、携帯機2が電子キーに相当する。また、ハンズフリーシステム3が車内乗員有無判定手段及び歩行者検出手段を構成する。
また、照合ECU4には、ドアロック施解錠を制御するドアECU8と、シフトレバー(図示略)の操作位置を検出するシフトECU9とが高速通信可で耐傍受性の高い車内バス1aを介して接続されている。ドアECU8には、ドアロック施解錠時の駆動源となるドアロックモータ10が接続されている。また、ドアECU8には、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシスイッチ11が接続されている。ドアECU8は、ドアカーテシスイッチ11から開信号または閉信号を入力し、ドアが開状態及び閉状態の何れにあるのかを認識することが可能である。
携帯機2には、この携帯機2の無線通信を統括制御するキー通信制御部12が設けられている。キー通信制御部12には、LF帯の信号を受信可能な受信回路13と、キー通信制御部12からの指令に従いRF帯の信号を発信可能な発信回路14とが接続されている。受信回路13は、受信したLF信号を復調するとともに、その復調後の信号を受信データとしてキー通信制御部12に出力する。また、発信回路14は、キー通信制御部12からの指令に従い、携帯機2のキーコードを乗せたRF帯のキーID信号Sidを発信可能である。
車両1が駐車状態(エンジン停止でドア施錠状態)の際、照合ECU4は、車外LF発信機5からID返信要求としてLF帯のリクエスト信号Sreqを発信して車外周囲に車外通信エリアE1を形成する。ここで、車外LF発信機5は、図2に示すように、例えば車両1が4ドア車両の場合、4つの各ドア15a〜15dとラッゲージドア16とに各々設けられ、これらが1つずつ順にリクエスト信号Sreqを発信し、この発信動作を繰り返す動作をとる。なお、本例の車外LF発信機5を運転席ドア15aの発信機を5a、後部右側ドア15bの発信機を5b、ラッゲージドア16の発信機を5c、後部左側ドア15cの発信機を5d、助手席ドア15dの発信機を5eとすると、5a〜5eの順でリクエスト発信が行われ、リクエスト以外の他の信号発信も同様に行われる。なお、ドア15a〜15dが扉に相当し、リクエスト信号Sreqがリクエストに相当する。
携帯機2が車外通信エリアE1に入り込むと、携帯機2は受信回路13でこのリクエスト信号Sreqを受信する。キー通信制御部12は、受信回路13を介してリクエスト信号Sreqを受信すると、リクエストを正確に受けた通知として発信回路14を介して車両1にACKをRF信号で返信する。なお、本例の車外通信エリアE1は、車外LF発信機5a〜5eの信号発信強度を高強度に設定することにより、図2に示すように車両1の周囲全域を覆うように広く形成されている。
図1に示す照合ECU4は、リクエスト信号Sreqを発信した後にACKを受信すると、これに応答して車両コードを車外LF発信機5からLF信号で返信する。キー通信制御部12は、受信回路13を介して車両コードを受信すると、この車両コードが自身に登録されているか否かを見ることによりID照合を行う。キー通信制御部12は、この車両コードのID照合が成立すれば、その成立の通知として発信回路14を介して車両1にACKをRF信号で返信する。
照合ECU4は、車両コードを発信した後にACKを受信すると、これに応答して車外LF発信機5からチャレンジコードをRF信号で携帯機2に発信し、携帯機2との間でチャレンジレスポンス照合の実施を試みる。キー通信制御部12は、車両1からチャレンジコードを受信すると、チャレンジコードに特別な計算を加えて自身のキーコードとともに、これをキーID信号Sidとして発信回路14からRF信号で返信する。なお、キーID信号Sidがキー番号に相当する。
照合ECU4は、車外LF発信機5からチャレンジコードを発信した後、RF受信機7でキーID信号Sidを受信すると車外通信が確立したと認識し、携帯機2から発信されたキーコードと、自身のメモリに登録されたキーコードとを比較するID照合として車外照合を行う。照合ECU4は、この車外照合が成立した事を認識すると、車外ドアハンドルノブ(図示略)に内蔵された停止状態のタッチセンサ17を起動し、このタッチセンサ17で操作者によるハンドルノブのタッチ操作を検出すると、ドアECU8にドアアンロック要求信号を出力する。このドアアンロック要求信号を受けたドアECU8は、ドアロックモータ10を駆動して施錠状態のドアロックを解除する。
一方、照合ECU4は、車両1がエンジン停止状態でドアロックが解錠状態の際、車外ハンドルノブに設けたロックボタン18の押下操作を検出すると、車外LF発信機5に車外通信エリアE1を再度形成させて車外照合を行い、この時の車外照合が成立すれば、ドアロック要求信号をドアECU8に出力する。ドアECU8は、そのドアロック要求信号を入力すると、ドアロックモータ10を駆動してドアロックを施錠する。
照合ECU4は、ドアカーテシスイッチ11により運転者が乗車した事を検出すると、車内LF発信機6からリクエスト信号Sreqを発信し、図2に示すように車内一帯に車内通信エリアE2を形成する。携帯機2が車内通信エリアE2に入り込むと、携帯機2は車外照合の時と同様の通信認証で車内照合を行い、車内にある携帯機2と車両1との間でキーコードが一致すれば車内照合が成立したと認識する。なお、この車内照合は、携帯機2に埋設されたトランスポンダの固有コードを車両1との間で照合するイモビライザー照合を含んでいてもよい。
照合ECU4には、車内の各種電装品の電源を制御する電源ECU19と、エンジン20の点火制御及び燃料噴射制御を行うエンジンECU21とが車内バス1aを通じて接続されている。電源ECU19には、エンジン20を始動または停止する際に操作するエンジンスタートスイッチ22が接続されている。この種の車両1においては、シフトレバーが駐車位置のとき、ブレーキペダルを踏み込んだ状態でエンジンスタートスイッチ22がオン操作されると、エンジン20が始動する。また、電源ECU19には、アクセサリ電源のオンオフを切り換えるACCリレー23と、イグニッションに通じるIG1リレー24と、エンジン始動時に通電されるIG2リレー25とが接続されている。
電源ECU19は、シフトレバーが駐車位置のときにブレーキペダルが踏まれながらエンジンスタートスイッチ22がオン操作された事を検出すると、照合ECU4に対してID照合結果を確認する。照合ECU4は、車内照合(イモビライザー照合も含む)が成立していれば、照合ECU4によるイモビロックを解除し、車内照合成立の旨を電源ECU19に応答する。車内照合成立の旨の応答を受け付けた電源ECU19は、ACCリレー23、IG1リレー24及びIG2リレー25をそれぞれオン状態にする。
各リレーをオン状態にした電源ECU19は、エンジンECU21に起動信号を出力する。この起動信号を受けたエンジンECU21は、照合ECU4との間で、車内照合成立の確認と、互いがペアを成すECU同士であるか否かの確認(ペアリング)とを行う。エンジンECU21は、車内照合とペアリングとが両方とも成立する事を認識するとエンジン始動許可状態となり、エンジン20の始動を開始する。
図2に示すように、車車間には、車両(以下、自車両と言う)1から乗員26が降車する際にその自車両1に他車両27が接近しきていればその旨を降車乗員26に通知する接近車両通知システム28が設けられている。この接近車両通知システム28は、自車両1が他車両27との間で車車間通信を行って他車両27の車両情報Dcrを取得し、この車両情報Dcrを用いて他車両27との間の接近状態を把握し、自車両1の乗員26が降車する際に他車両27の接近状態に応じた通知(本例は警報等)を降車乗員26に行うシステムである。
自車両1には、図1に示すように、他車両27との間で車車間通信を行う車車間通信装置29が設けられている。車車間通信装置29には、この車車間通信装置29を統括制御する車車間通信制御ECU30と、車車間通信制御ECU30に接続されて車車間通信時の送受信回路として機能する車車間通信機31とが設けられている。車車間通信制御ECU30は、車内バス1aを通じて照合ECU4等に接続され、車車間通信機31を用いた車車間通信の信号送受信を管理する。なお、車車間通信制御ECU30が実行手段、接近状態判定手段及び車両接近通知手段を構成し、車車間通信機31が車車間通信手段に相当する。
車車間通信機31には、自車両1の車両情報Dcrを車車間通信用の周波数帯で他車両27に発信可能な発信機31aと、他車両27から発信された同周波数帯の車両情報Dcrを受信可能な受信機31bとが設けられている。車両情報Dcrには、例えば現在の車両走行位置を表す位置情報や、現在の車両走行速度を表す速度情報等が含まれているが、ここには様々な情報を含ませてよい。また、図2に示すように、他車両27にも、自車両1に搭載した車車間通信装置29と同様な構成から成る車車間通信装置32が設けられている。
図1に示すように、自車両1には、シートベルト(図示略)の装着有無を検出するバックルスイッチ33が、車車間通信制御ECU30に電気接続された状態で設けられている。バックルスイッチ33は、本例においては運転席用であるとするが、これは車内のどの席用のものであってもよい。バックルスイッチ33は、例えばバックル内に埋設され、シートベルトの装着有無結果を車車間通信制御ECU30に出力する。車車間通信制御ECU30は、シートベルトが外されてバックルスイッチ33から例えばオフ信号を入力すると、乗員26がシートベルトを装着していない状態であると認識する。
また、自車両1には、乗員26が降車する際にインナードアハンドルノブ(図示略)に触れる操作を検出する車内タッチセンサ34が、車車間通信制御ECU30に電気接続された状態で設けられている。車内タッチセンサ34は、例えば静電容量センサ等から成り、乗員26がインナードアハンドルノブに触れた際のタッチ操作に応じた検出信号を車車間通信制御ECU30に出力する。車車間通信制御ECU30は、乗員26がインナードアハンドルノブに触れて車内タッチセンサ34から閾値を超える電圧レベルの検出信号を入力すると、乗員26が車内側からドアを開操作しようとしていると認識する。なお、バックルスイッチ33及び車内タッチセンサ34が降車動作検出手段を構成する。
自車両1には、音声や警報音等を発信可能なスピーカ35が車内に複数個設けられている。このスピーカ35は、必ずしも車両接近を通知する専用のスピーカに限定されず、例えばカーナビゲーション装置が車載されていれば同装置のスピーカを用いてもよいし、或いはオーディオ装置のスピーカを利用してもよい。自車両1には、スピーカ35等の報知部品を制御する報知制御ECU36が、車内バス1aに接続された状態で設けられている。報知制御ECU36は、車内バス1aを通じて他ECUから得る報知指令を基にスピーカ35で各種報知を行う。なお、スピーカ35が報知手段に相当する。
自車両1には、人工衛星から得た電波信号を利用して三角測量の原理を用い自身の現在位置を特定するGPSユニット(Global Positioning System Unit)37が設けられている。GPSユニット37は、自身の現在位置を逐次演算し、その演算した位置関連情報Dpsを、車両位置の現在位置情報を必要とする各種ECUに供給可能である。自車両1は、GPSユニット37から得られる位置関連情報Dpsを用いて車両の走行位置を把握する。なお、この種のGPSユニット37は、自車両1にカーナビゲーション装置が車載されている場合、カーナビゲーション装置のGPSで代用してもよい。なお、GPSユニット37が接近状態判定手段を構成する。
車車間通信制御ECU30は、自車両1がエンジン停止中に車内照合が成立して車内に乗員26がいる状態の際、例えばシートベルトを外したり或いはインナードアハンドルノブに触れたりするなどの乗員26の降車動作を検出すると、自車両1(以下、停止車両とも言う)の乗員26が降車しようとしている旨を、車車間通信を用いて他車両27に通知して注意喚起する。車車間通信制御ECU30は、停車車両から乗員26が降車しようとしている旨を他車両27に通知すると、車車間通信で他車両27から車両情報Dcrを取得し、この車両情報Dcrを用いて他車両27の接近状態を導出する。そして、他車両27の接近状態を導出した接近車両通知システム28は、その時の他車両27の接近状態に応じた形式で、自車両1内にいる乗員26にその旨を通知する。
また、接近車両通知システム28は、自車両1がエンジン停止中の際、車内照合だけでなく車外照合も行って車外通信の通信確立も試みる。接近車両通知システム28は、車外通信の実施により自車両1の周囲のどの位置に歩行者38がいるのかを判定し、自車両1の周囲に歩行者38がいると判定した際、自車両1のどの位置に歩行者38が存在するかの旨を、車車間通信を用いて他車両27に通知して注意喚起する。歩行者38がどの位置に存在するかの判断は、複数の車外LF発信機5a〜5eのうちどの発信機でリクエスト発信を行った際に車外通信が成立したのかを見ることで行う。
次に、接近車両通知システム28の動作について説明する。
例えば、道路を走行している自車両1が道路脇に寄せられ、エンジン20が停止操作されたとする。このとき、照合ECU4は、エンジンECU21が出力するエンジン停止指令を受けてエンジン停止を認識すると、自車両1の通信系装置を作動させ、まずは車内通信を開始して車内照合が成立するか否かを判定する。車内照合を行った照合ECU4は、車内照合が成立すれば、車内照合成立通知を車車間通信制御ECU30に出力する。車車間通信制御ECU30は、車内照合成立通知を入力すると、車内に乗員26がいることを認識する。
この状態で、例えば乗員26がシートベルトを外したり、或いはインナードアハンドルノブに触れたりして降車動作を行ったとする。車車間通信制御ECU30は、バックルスイッチ33から入力するスイッチ信号を見てシートベルトの外し操作を検出し、車内タッチセンサ34から取得する検出信号の電圧レベルを見ることでインナードアハンドルノブ操作を検出し、シートベルトを外す操作と、インナードアハンドルノブを触れる操作とのうち、少なくともどちらか一方の操作を検出すると、乗員26が降車動作を行ったと認識する。
自車両1で乗員26の降車動作を検出した車車間通信制御ECU30は、その停止車両から乗員26が降車しようとしている旨の通知として、降車動作検出通知Sgtofを車車間通信により他車両27に発信する。他車両27の車車間通信装置32は、車車間通信を介して停車車両から降車動作検出通知Sgtofを受信すると、他車両27に搭載された報知機構を用い、他車両27の運転者(乗員)にその旨を注意喚起する。この時の降車動作注意の通知としては、例えば「前方の停車車両から人が降車しようとしています。」などのアナウンスがある。
このとき、他車両27の車車間通信装置32は、他車両27内の乗員への降車動作注意の旨の通知とともに、自身のその時の車両情報Dcrを、車車間通信を通じて停車車両(即ち、自車両1)に返信する動作も同時に行う。この車両情報Dcrには、他車両27のその時の位置情報や速度情報等が含まれている。なお、他車両27の位置情報取得については、他車両27にも自車両1と同様構成のGPSユニットを搭載することで、他車両27の現在位置を導出することが可能である。
自車両1の車車間通信制御ECU30は、他車両27から車車間通信により他車両27の車両情報Dcrを受信すると、この車両情報Dcr内の位置情報から求まる他車両27のその時の走行位置と、自身のGPSユニット37から算出される自車両1の走行位置とを用い、自車両1と他車両27との間の離れ距離Lを演算する。そして、自車両1の車車間通信制御ECU30は、他車両27から得た車両情報Dcr内の速度情報から他車両27のその時の車速Vを把握し、他車両27の車速Vと、先程演算した離れ距離Lとを用いて、他車両27が自車両1に至るまでの到達時間Txを演算する。
このとき、自車両1の車車間通信制御ECU30は、他車両27が自車両1に接近している旨の通知を、演算した到達時間Txの時間長さに応じて警報レベルを変えることで行う。例えば、自車両1の車車間通信制御ECU30は、演算した到達時間Txが、接近状態でないと判断し得る第1閾値Taよりも長い時間となれば、警報が不要な程度の遠い位置を他車両27は走行して降車動作が他車両通過に重ならないと判断し、スピーカ35等を用いた警報を行わない。
また、自車両1の車車間通信制御ECU30は、演算した到達時間Txが、最接近状態であると判断し得る第2閾値Tb(<Ta)よりも時間が長く、且つ第1閾値Ta以下の時間であれば、他車両27が自車両1に在る程度接近していると判断し、他車両27が自車両1に接近している旨の通知を、スピーカ35を用いて行う。他車両接近の通知としては、例えば「車両が接近しています。降車には注意して下さい。」などのアナウンスがある。なお、ここで言う最接近状態とは、例えば降車動作に要する平均時間を考慮に入れ、その時の降車動作が他車両通過に重なってしまう状態のことを言う。
更に、自車両1の車車間通信制御ECU30は、演算した到達時間Txが、最接近状態であると判断し得る第2閾値Tb以下の短い時間であれば、降車動作時に他車両27が自車両1に最接近すると判断し、ドアECU8にドア開操作禁止指令を出力してドア15a〜15dの開操作を強制的に禁止する。これにより、乗員26がドア15a〜15dのインナードアハンドルノブを操作して車内側からドア15a〜15dを開けようとしても、ドア15a〜15dは開かず、他車両27が自車両1に最接近状態となる際の降車動作が強制的に禁止される。なお、自車両1の車車間通信制御ECU30は、到達時間演算時点から到達時間Txだけ時間経過すれば、この時点で他車両27は自車両を通り過ぎていることから、その時点でドア開操作禁止状態を解除する。
照合ECU4は、エンジンECU21が出力するエンジン停止指令を受けてエンジン停止を認識した際、降車動作の注意通知を実施すべく車内照合の成立を試みるが、車内照合から続く一連の動作で車車間通信を行った後、車内照合に引き続いて歩行者38の有無を検知する車外照合を行う。なお、人検知での車内照合及び車外照合は、エンジン停止時、一定間隔をおいて繰り返し行われ、本例においてはドアロック施解錠やエンジン始動時に行うID照合としても共用される。
照合ECU4は、人検知の車外照合時、車外LF発信機5からリクエスト信号Sreqを発信して車外の携帯機2との間で車外通信の成立を試みるが、この時はリクエスト信号Sreqを発信した後にACKを受信すれば、その後の車両コードやキーコードのID照合が成立しなくても、リクエスト発信後のACK受信をもって車外に歩行者38がいると判断する。これは、歩行者38が持つ携帯機2が他車両メーカの車両キーであっても、この時に歩行者38が持つ携帯機2で人検知を可能とするためである。
また、照合ECU4は、車外照合を用いて車両周囲の歩行者38の有無を判断する際、複数存在する車外LF発信機5a〜5eを順にリクエスト発信させることから、どの発信機でリクエスト発信を行っている時にACKを受けたかを見ることで、自車両1のどの位置に歩行者38がいるのかを認識する。照合ECU4は、車内照合を用いて歩行者38の存在を認識すると、自車両周囲のどの位置に歩行者38が存在するかの歩行者検出通知Swlを車車間通信制御ECU30に出力する。
照合ECU4から歩行者検出通知Swlを受けた車車間通信制御ECU30は、停車車両のどの位置に歩行者38がいるかを伝える通知として、歩行者検出通知Swlを車車間通信により他車両27に発信する。他車両27の車車間通信装置32は、車車間通信を介して停車車両から歩行者検出通知Swlを受信すると、他車両27に搭載された報知機構を用い、他車両27の運転者(乗員)にその旨を注意喚起する。この時の歩行者注意の通知としては、例えば「前方停車車両の歩道側に歩行者がいます。」などのアナウンスがある。
従って、本例においては、停車車両から乗員26が降車する際、停車車両の周辺を走行する他車両27から車車間通信で他車両27の車両情報Dcrを取得し、他車両の車両情報Dcrを用いて他車両27が停車車両に到達するまでの到達時間Txを演算し、この時に降車が可能か否かの通知を、演算結果の到達時間Txに応じた警報レベルで乗員26に行う。このため、降車を試みる乗員26に対して降車時の注意喚起や適切な降車タイミングの通知を行うことが可能となり、乗員26の安全な降車を確保することが可能となる。
また、停車車両から乗員26が降車を試みた際には、降車動作検出通知Sgtofが停車車両から他車両27に発信されるので、停車車両の周囲を走行する他車両27に対し、停車車両から乗員26が降車しようとしている旨が通知される。従って、他車両27は降車を注意した走行をとることになり、このことも乗員26が停車車両から降車する際の安全性確保に効果が高い。更に、自車両1が停車状態となった時は照合ECU4が車外照合を行い、停車車両周囲に歩行者38が存在する場合は停車車両が歩行者検出通知Swlを車車間通信により他車両27に発信し、停車車両から歩行者38が飛び出す可能性を通知する。従って、停車車両の周囲にいる歩行者38の安全性についても確保することが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)停車車両の乗員26が降車動作を行った際には、その時の他車両27との間の接近状態に応じ、降車可能か否かの通知が警報レベルを変えて行われる。従って、停車車両で降車を試みる乗員26に対して降車時の注意喚起や適切な降車タイミングの通知が行われることになるので、乗員26の安全な降車を確保することができる。
(2)停車車両で乗員26が降車を試みる際は、降車動作検出通知Sgtofが停車車両から車車間通信により他車両27に発信され、降車動作の可能性が他車両27の乗員に注意喚起される。このため、他車両27は停車車両からの降車を予期した走行経路及び走行速度をとることになり、停車車両から降車を試みる乗員26の安全性確保に一層寄与する。
(3)停車車両から降車を試みる乗員26に接近車両の警報を行う際は、その時の他車両27の接近状態に応じて警報レベルを変えて警報通知を行う。従って、例えば他車両27が遠くに位置する時や近くに位置する時で、各々の状況に適した通知が停車車両の乗員26に行われることになるので、他車両27の接近状態に応じた最適な通知を降車乗員26に行うことができる。
(4)停車車両から降車を試みる乗員26に接近車両の警報を行う際、停車車両までの到達時間Txに余裕がある場合には、他車両接近を通知する警報を行うので、例えば闇雲にドア開操作を禁止してしまう場合に比べて使い勝手がよくなる。
(5)停車車両から降車を試みる乗員26に接近車両の警報を行う際、他車両27が停車車両に最接近状態にある場合には、車内側からのドア開操作を強制的に禁止する。このため、停車車両で降車を試みた乗員26が誤ってドアを開操作してしまう状況にならずに済み、降車乗員26の安全性確保に非常に効果が高い。
(6)停車車両が車外照合を行って自車周囲に歩行者38を検出した際は、歩行者38が存在する旨の通知として歩行者検出通知Swlが車車間通信で停車車両から他車両27に発信され、歩行者38が車道へ飛び出す可能性が他車両27に注意喚起される。このため、他車両27は停車車両周辺から歩行者38が飛び出すことを予期した走行経路及び走行速度をとることになり、歩行者38の安全性についても確保することができる。
(7)停車車両の車内に乗員26がいるか否かの判定や、停車車両の車両周囲に歩行者38がいるか否かの判定は、ハンズフリーシステム3の通信機構を利用して行う。このため、車内や車外の人検知をハンズフリーシステム3を用いて行えば、この種の人検知系機構を新たに用意する必要がなく、部品コストの面から見ても効果が高い。
(8)他車両27が停車車両に接近しているか否かの判定は、停車車両が他車両27から車車間通信で車両情報Dcrを取得し、この車両情報Dcrから他車両車速と車間距離とを用いて到達時間Txを演算し、この到達時間Txを見ることにより行う。このため、他車両27が停車車両への他車両27の接近状態をより細かく割り出すことができ、降車を試みる乗員26に他車両接近を通知する際にこれを精度よく行うことができる。
なお、本実施形態はこれまでの構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 停車車両の乗員26が降車するか否かの降車検出は、乗員26がシートベルトを外したことをバックルスイッチ33で検出することや、乗員26がインナードアハンドルノブに触れたことを車内タッチセンサ34で検出することを見る検出形式に限定されない。例えば、キーシリンダ内のキースイッチで車両キーの抜き差しの検出が可能であることから、車両キーがキーシリンダから抜き取られたか否かを見ることにより、乗員26の降車動作を検出してもよい。
・ 他車両27が停車車両へ車車間通信で車両情報Dcrを発信する際の発信条件は、必ずしも停車車両から降車動作検出通知Sgtofを受信することに限らず、例えば停車車両から車両情報Dcrと同様の車両情報を定期的に発信するものであれば、停車車両から車両情報を取得したことを条件に自身の車両情報Dcrを返信する動作を取らせてもよいし、或いは他車両27が定期的に車両情報Dcrを逐次発信するものでもよい。
・ 停車車両は、車内に乗員26が存在する際、乗員26の降車動作の有無に拘わらず、その旨を車車間通信で他車両27に逐次通知してもよい。この場合、停車車両内に乗員26が存在することを他車両27に通知することができ、乗員26が降車する際の更なる安全性確保に効果が高い。また、停車車両内に乗員26が存在するか否かの人検出は、必ずしもハンズフリーシステム3を用いた検出方式に限定されず、例えば車内シートに荷重センサを搭載し、この荷重センサで乗員26の離席有無を見ることにより乗員26の有無を検出してもよい。
・ 停車車両が他車両27の接近状態を求める方法は、車車間通信で他車両27から速度情報と距離情報とを取得してこれらから到達時間Txを演算し、この到達時間Txを判定材料に他車両27の接近状態を認識する方法に限定されない。例えば、停車車両に周囲を撮影可能なカメラを搭載し、このカメラから得た画像データを用いて他車両27との間の接近距離を求め、この接近距離を接近状態判定の判定材料としてもよい。
・ 停車車両に他車両27が接近してきた際に停車車両の乗員にその旨を通知する通知形式は、スピーカ35による聴覚報知や、ドア15a〜15dの開操作を強制的に禁止する方法に限定されない。例えば、停車車両の車内シートに振動装置を組み込んでおき、この振動装置を振動させることにより、停車車両の乗員26に接近車両の存在を通知してもよい。
・ 車内乗員有無や歩行者有無は必ずしもハンズフリーシステム3を利用することに限定されず、例えばこれ専用の周波数帯の無線信号を送受信する通信機を車両1に搭載し、この通信機を用いて車内乗員有無や歩行者有無を検出してもよい。
・ 車外LF発信機5a〜5dは、必ずしもドア15a〜15d及びラッゲージドア16を配置箇所として計5機配置することに限定されず、これら配置個数や配置箇所は適宜変更してもよい。
・ 他車両27の運転者(乗員)に、停車車両内の乗員26が降車動作にあることの通知や、停車車両の周囲に歩行者38が存在することの通知を行うことは必ずしも必要ではなく、この通知動作は省略してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項2〜10のいずれか一項において、前記車両接近通知手段は、前記他車両が前記自車両に対して接近状態にあると前記車両接近通知手段が判定した際、前記他車両の接近通知としてその旨を報知手段で報知する。この場合、他車両の接近を報知手段で報知するので、これを例えば聴覚式報知とすれば、運転者に対してより確実に他車両接近の旨を通知することができる。
(2)請求項2〜10のいずれか一項において、前記車両接近通知手段は、前記他車両が前記自車両に対して接近状態にあると前記車両接近通知手段が判定した際、前記他車両の接近通知として前記自車両の扉開動作を強制的に禁止する。この場合、他車両が自車両に接近した際は乗員が自車両から降車することを強制的に禁止するので、これは乗員が降車する際の安全性確保に非常に効果が高い。
(3)請求項6〜10のいずれか一項において、前記接近状態判定手段は、前記他車両が前記注意喚起の通知を受けてそれに応答して返信してきた前記車両情報を用いて前記接近状態を判定させる。この場合、他車両は車両情報を逐次発信する動作を取らずに済み、他車両が車車間通信を行う場合であってもその時の処理負荷を軽減することが可能となる。
(4)請求項10において、前記自車両の車両位置を検出可能な車両位置検出手段を備え、前記接近状態判定手段は、前記車両位置検出手段から算出される前記自車両の現在位置と、前記他車両から得た位置情報から算出される前記他車両の現在位置との差から二車両間の離れ距離を算出し、その離れ距離と、前記他車両から得た前記位置情報から算出される当該他車両の車速とを用い、前記到達時間を演算する。
(5)請求項1〜10のいずれか一項において、前記自車両内に電子キーあるか否かを見る車内通信で当該自車両内に乗員が存在するか否かを判定する車内乗員有無判定手段を備え、前記実行手段は、前記車内乗員有無判定手段が前記自車両内に乗員が存在することを認識すると、前記車車間通信を用いてその旨を前記他車両に通知する。この場合、自車両内に乗員がいることを、その周囲を走行する他車両に通知することが可能となり、乗員が降車する際の安全性確保に一層寄与する。
一実施形態における車両及び携帯機の構成を示すブロック図。 停車車両乗員に接近車両通知を行う際に実施される車車間通信の説明図。
符号の説明
1…自車両(車両)としての車両(停車車両)、2…電子キーとしての携帯機、3…車内乗員有無判定手段及び歩行者検出手段を構成するハンズフリーシステム、15a〜15d…扉としてのドア、26…乗員、27…他車両(車両)、30…実行手段、接近状態判定手段及び車両接近通知手段を構成する車車間通信制御ECU、31…車車間通信手段としての車車間通信機、33…降車動作検出手段を構成するバックルスイッチ、34…降車動作検出手段を構成する車内タッチセンサ、35…報知手段としてのスピーカ、37…接近状態判定手段を個性するGPSユニット、38…歩行者、Dcr…車両情報、Sreq…リクエストとしてのリクエスト信号、Sid…キー番号としてのキーID信号、Tx…到達時間。

Claims (11)

  1. 車両が持つ固有の車両情報を通信相手の他車両に無線で発信することにより、当該車両情報を互いの車両間で共有し合う車車間通信を用いた車両の降車安全装置において、
    自車両の周囲を走行する他車両との間で前記車車間通信を行う車車間通信手段と、
    前記自車両に乗車した乗員の降車動作を検出する降車動作検出手段と、
    前記降車動作検出手段で前記乗員による降車動作を検出した際、降車乗員の安全を確保すべく作動する実行手段と
    を備えたことを特徴とする車両の降車安全装置。
  2. 前記実行手段は、
    前記車車間通信手段により前記他車両から取得した当該他車両の車両情報を用い、前記自車両に向かって走行する他車両が接近状態にあるか否かを判定する接近状態判定手段と、
    前記降車動作検出手段で前記乗員による降車動作を検出した際、前記自車両に対して前記他車両が接近していると前記接近状態判定手段で判定されていれば、その旨を前記乗員に通知する車両接近通知手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両の降車安全装置。
  3. 前記接近状態判定手段は、前記車車間通信手段で前記他車両から取得した前記車両情報を用い、自車両に向かって走行する前記他車両の当該自車両に対する接近状態を演算するとともに、
    前記車両接近通知手段は、前記接近状態判定手段が求めた接近状態に応じた形態で、自車両に他車両が接近する旨を前記乗員に通知することを特徴とする請求項2に記載の車両の降車安全装置。
  4. 前記車両接近通知手段は、前記他車両が前記自車両に接近状態にあるものの最接近位置の手前にあると前記接近状態判定手段が判定した際、前記他車両の接近通知としてその旨を報知手段で報知することを特徴とする請求項2又は3に記載の車両の降車安全装置。
  5. 前記車両接近通知手段は、前記他車両が前記自車両に対して最接近位置にあると前記接近状態判定手段が判定した際、前記他車両の接近通知として前記自車両の扉開動作を強制的に禁止することを特徴とすることを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか一項に記載の車両の降車安全装置。
  6. 前記実行手段は、前記降車動作検出手段が前記乗員の降車動作を検出すると、前記車車間通信を用いてその旨を前記他車両に通知することにより、当該他車両に対して前記乗員の降車の可能性を注意喚起することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の車両の降車安全装置。
  7. 前記自車両内に電子キーがあるか否かを見る車内通信で当該自車両内に乗員が存在するか否かを判定する車内乗員有無判定手段を備え、
    前記実行手段は、前記自車両内に前記乗員が存在することを前記車内乗員有無判定手段で認識する条件下で、前記降車動作検出手段で前記乗員による降車動作を検出すると、これを以て前記降車動作有りと認識することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の車両の降車安全装置。
  8. 前記自車両周囲に電子キーがあるか否かを見る車外通信で前記自車両の周囲に歩行者が存在するか否かを検出する歩行者検出手段を備え、
    前記実行手段は、前記歩行者検出手段が前記自車両の周辺に歩行者の存在を検出した際、前記車車間通信を用いてその旨を前記他車両に通知することにより、当該他車両に対して前記歩行者の車道への飛び出しを注意喚起することを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の車両の降車安全装置。
  9. 前記自車両と電子キーとの間で無線により行われる車内通信及び車外通信の少なくとも一方は、前記自車両がリクエストを自動で発信して前記電子キーがこれに応答してキー番号を返信した際、当該キー番号を前記自車両の登録番号と照らし合わせて照合を行い、当該照合が一致すれば前記自車両の車両動作を許可又は実行するハンズフリー通信を利用することを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の車両の降車安全装置。
  10. 前記接近状態判定手段は、前記他車両の前記車両情報として当該他車両の速度情報と位置情報とを取得し、当該速度情報及び位置情報とを用いて前記他車両が前記自車両に到達するまでに要する到達時間を演算し、当該到達時間から前記接近状態を判定することを特徴とする請求項2〜9のうちいずれか一項に記載の車両の降車安全装置。
  11. 車両が持つ固有の車両情報を通信相手の他車両に無線で発信することにより、当該車両情報を互いの車両間で共有し合う車車間通信を用いた車両の安全降車方法において、
    前記自車両に乗車した乗員の降車動作を降車動作検出手段で検出し、当該降車動作検出手段が前記乗員による降車動作を検出した際、降車乗員の安全を確保すべく実行手段が作動することを特徴とする車両の安全降車方法。
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