JP2007106403A - 車両用サイドエアーバックガイドプレート - Google Patents

車両用サイドエアーバックガイドプレート Download PDF

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Abstract

【課題】エアーバックチューブを車両の室内に迅速且つ安定に展開することができる車両用サイドエアーバックガイドプレートを提供すること。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、センターピラー2両側のルーフパネルとヘッドライナー4との間のインナーパネル6に固定され、エアーバックモジュール10の下部を支持する支持ブラケット100を備え、支持ブラケット100は、ルーフパネルとヘッドライナー4との間のインナーパネル6に固定される垂直部110と、垂直部から延設され、インナーパネルに固定されたエアーバックモジュールの下部を支持する中空の水平支持部120と、を含むことを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレートが提供される。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用サイドエアーバックガイドプレートに関し、より詳細には、ルーフパネルとヘッドライナー間に設置されたサイドエアーバックが、車両が衝突した際に、車両の室内に安定に展開されるようにする、車両用サイドエアーバックガイドプレートに関する。
一般的に、車両に設置されるエアーバックは、安全ベルトと共に、車両が衝突した際に、衝撃による負傷等から搭乗者を最大限保護するための装置である。
このようなエアーバックは、通常、運転席のステアリングホイールや助手席のグローブボックスと、車両の側面、すなわちドアに隣接するヘッドライナーとルーフパネルとの間と、に設置される。また、エアーバックは、車両の衝突時に、衝突感知センサと電子制御ユニット(Electronic Control Unit:以下、“ECU”という)と、により安全ベルトと共に、搭乗者を最大限保護するものである。
衝突感知センサは、車両の衝突による衝撃を感知した感知信号をECUに出力する。ECUは、衝撃強度によってエアーバックの作動可否を判断する。そして、ECUは、エアーバックを作動させる必要があると判断した際に、インフレーター(Inflator)を作動させて、エアーバックを膨脹させる。
この際、インフレーターは、折り畳まれた状態のエアーバックに連結される。インフレーターは、ECUにより作動する。すなわち、インフレーターにおいて、ガス発生剤が、内蔵されたヒーターが発熱して火薬を着火させることによって、瞬間的に燃焼しながら発生した多量の窒素ガス(以下、“ガス”という)をエアーバックに速かに噴射させてエアーバックを膨脹させる。
したがって、エアーバックは、車両の衝突時に、膨脹しながら搭乗者の頭と胸部部位を衝撃から保護する。
特に、車両のサイドエアーバックは、車両の側面衝突時に、側面衝撃力に起因して搭乗者が車両の内側面にぶつかって、負傷することを防止する。以下で、この車両用サイドエアーバックについて、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、従来の車両用サイドエアーバックを車室内における配置を示す概略図である。また、図2は、図1のA−A線における断面図である。
図1に示すように、サイドエアーバック(10、以下、“エアーバックモジュール”という)は、ルーフパネル(図示せず)とヘッドライナー4との間に設置されたセンターピラー、すなわち、B−ピラー(以下、“センターピラー”という)側に展開されるように設置される。
このようなエアーバックモジュール10は、車両の衝突時に伝えられる衝撃強度によってECU(図示せず)により制御され、エアーバックチューブ16内に多量のガスを高圧噴射するインフレーター20を備える。
これについて、図2を参照して、以下に説明する。ルーフパネルとヘッドライナー4との間には、多数のインナーパネル6と補強ブラケット8とが内蔵され設置される。また、ヘッドライナー4には、内装材であるドアトリムとセンターピラー2とが隣接して設置される。
すなわち、ヘッドライナー4は、インナーパネル6側に段差をもって折曲された係止鍔4aが形成され、この係止鍔4aには、センターピラー2の上端部が密接するように設置される。
このように、ヘッドライナー4とセンターピラー2とが隣接する位置には、エアーバックモジュール10が近接するように設置される。
このようなエアーバックモジュール10において、ハウジング12の一側、すなわちマウンティング部12aは、インナーパネル6にボルト締めされる。ハウジング12の内部には、エアーバックチューブ16が折り畳まれた状態で内蔵される。そして、ハウジング12の一側には、エアーバックチューブ16により開口されるドア12bが設置される。
特に、エアーバックチューブ16により開口されるドア12bは、エアーバックチューブ16の展開時に、ドア12bの上端部がハウジング12から脱落しながら回転する。そして、ドア12bは、センターピラー2の上端部に接触しながらセンターピラー2とインナーパネル6との間の空間を閉鎖させることによって、エアーバックチューブ16の展開を安定的に誘導する。
すなわち、ヘッドライナー4に当接するセンターピラー2には、シートベルト(図示せず)が内蔵されて設置される。よって、エアーバックチューブ16の展開時に、ドア12bは、ヘッドライナー4から車両の室内側にさらに突出するように設置され、センターピラー2とインナーパネル6との間の空間に展開したエアーバックチューブ16が流入されるのを防ぐことができる。
そして、ハウジング12の下面、すなわちセンターピラー2に隣接する面には、案内板14が設置される。案内板14は、エアーバックチューブ16の展開時に、インナーパネル6と接触してハウジング12下面の回転を制御する。よって、ドア12bがセンターピラー2に安定して接触する。
すなわち、エアーバックチューブ16が展開されると、ハウジング12からドア12bの上端部が脱落されると同時に、ハウジング12の下面が下方向に押されて回転する。この際、ハウジング12と案内板14とが、インナーパネル6に当接しながらハウジング12の下面の回転量を制御する。そして、ドア12bが、安定してセンターピラー2の上端部に接触し、センターピラー2とインナーパネル6との間の空間を遮断させる。よって、この空間にエアーバックチューブ16が流入されるのを防止した。
したがって、図2に仮想線で示すように、案内板14とハウジング12のドア12bとにより、センターピラー2とインナーパネル6との間に形成される空間部を遮断することによって、展開されるエアーバックチューブ16がセンターピラー2とインナーパネル6間の空間に展開せない。よって、エアーバックチューブ16は、車両の室内に安定して展開され、搭乗者の側面部位、特に頭部位を効果的に保護した。
この際、ドア12bにより、ヘッドライナー4は、開放ラインを形成しながらセンターピラー2の上端部から離脱される一方、図2に仮想線で示すように、エアーバックチューブ16が吐出され展開される出口を形成する。
一方、エアーバックチューブ16は、展開される時に、高速・高圧で膨脹するので、ヘッドライナー4は、開放ラインに沿ってエアーバックチューブ16の展開を誘導する。ここで、開放ラインとは、ヘッドライナー4がセンターピラー2等から離脱する前後の線、すなわち、ヘッドライナー4の下端近傍。
しかし、このようなヘッドライナー4は、エアーバックチューブ16の展開作動と共に、インフレーター20が位置する車両の後方側から前方側に向けて、開放ラインに沿って、順次に開放される。
この際、ヘッドライナー4の開放ラインは、センターピラー2の近傍だけ、最初設置位置(後方側及び前方側において、ヘッドライナー4が配置された位置)から車両の室内にさらに突出している。これは、ヘッドライナー4の下端が、センターピラー2の近傍において、センターピラー2の厚みの分だけ、車両の室内に突出した形状を有するためである。
すなわち、ヘッドライナー4の下端は、後方からセンターピラー2の近傍まで、略直線上に延長形成される。また、ヘッドライナー4の下端は、センターピラー2の近傍後方において室内方向に垂直に折り曲げられ、センターピラー2の形状に対応して形成される。そして、ヘッドライナー4の下端は、センターピラー2と結合し、センターピラー2の近傍前方において室外方向に垂直に折り曲げられ、センターピラー2の近傍から前方まで、前後方向に略直線上に延長形成される。尚、センターピラー2の近傍から前方までと、当該近傍から後方までとのヘッドライナー4の下端は、略同一直線上に形成される。よって、ヘッドライナー4の下端は、センターピラー2の近傍においてのみ、垂直に突出した形状をゆうする。よって、ヘッドライナー4の開放ラインも、センターピラー2の近傍においてのみ、垂直に突出した形状で形成される。
従って、この設置部位と、垂直に折り曲げられたセンターピラー2両側のヘッドライナー4は、最初設置位置のヘッドライナー4より、車体、すなわちインナーパネル6側にさらに押される開放ラインを有するようになる。
よって、センターピラー2周辺のヘッドライナー4は、滑らかに開放されず、このため、エアーバックチューブ16の展開は、全般的に滑らかでなく、負傷から搭乗者を保護しないという致命的な問題があった。
また、エアーバックモジュール10において、案内板14は、搭乗者の生死を左右する非常に重要な要素にもかかわらず、その剛性を十分に考慮しない単純な板状で形成されている。しかし、エアーバックチューブ16の展開において、ガス圧によりハウジング12下面と共に回転する案内板14は、インナーパネル6と当接し衝突するが、この際の衝撃は、緩衝されない。よって、案内板14が破損する場合が、頻繁に発生する。
また、このような場合、薄膜のドア12bが、センターピラー2の上端部と衝突して破損したり、折れながらセンターピラー2とインナーパネル6との間に挿入される。これにより、展開されるエアーバックチューブ16が、センターピラー2とインナーパネル6との間の空間に流入され展開されることによって、搭乗者を負傷から保護できないという短所があった。
さらに、案内板14は、剛性を十分に考慮しない単純な板状で形成されている。よって、案内板14は、エアーバックチューブ16の展開時に、ガス圧によりハウジング12の下面部と共に回転し、インナーパネル6と当接し(衝突し)、破損されるという問題があった。
これにより、展開されるエアーバックチューブ16は、センターピラー2とインナーパネル6との間に挿入され展開されることによって、搭乗者を保護できないという問題があった。しかも、案内板14は、破損時に交換が不可能であるという問題があった。
さらに、車両の側面に設置されるエアーバックモジュールは、通常、“サイドエアーバック”、あるいは“カーテンエアーバック”と呼ばれ、これは、車両のルーフライナー部位の全体側面に沿って設置される。
このようなサイドエアーバックによれば、外部から衝撃によって外形変化し、内部ガイド構造が変形することで、エアーバックの展開性は低下し、両側への補助構造がないため、順次的なエアーバックチューブ16の展開が困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、エアーバックチューブを車両の室内に迅速且つ安定に展開可能な、新規かつ改良された車両用サイドエアーバックガイドプレートを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、センターピラー両側のルーフパネルとヘッドライナーとの間のインナーパネルに固定され、エアーバックモジュールの下部を支持する支持ブラケットを備え、支持ブラケットは、ルーフパネルとヘッドライナーとの間のインナーパネルに固定される垂直部と、垂直部から延設され、インナーパネルに固定されたエアーバックモジュールの下部を支持する中空の水平支持部と、を含むことを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレートが提供される。
水平支持部は、センターピラー側から遠くなるほど、中空の大きさが次第に減少するように形成されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、エアーバックチューブを内蔵し、展開されるエアーバックチューブにより、一側に形成されたドアが開口されるエアーバックハウジングが、センターピラーとヘッドライナーとの境界部に隣接する車体に内蔵され、エアーバックハウジングの下部には、内部が中空である緩衝部が形成され、緩衝部の一側には、エアーバックチューブの展開時に、緩衝部を収縮させるシワ部が形成されることを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレートが提供される。
また、ドアの端部には、溝からなる破断線が形成されてもよい。
また、緩衝部の上面は、エアーバックチューブの展開時に、センターピラーの上端部より高い位置、又は同一線上に配置されてもよい。
また、緩衝部は、その内部が隔壁により区切られてもよい。
また、ヘッドライナーの端部は、丸い略半円型で形成されてもよい。
また、緩衝部は、上面と垂直面とが、勾配面のシワ部の端部まで延設されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、エアーバックチューブを内蔵し、展開されるエアーバックチューブにより一側に形成されたドアが開口されるエアーバックハウジングが、センターピラーとヘッドライナーとの境界部に隣接するインナーパネルに固定され、案内板の一側面は、固定手段を介してインナーパネルに固定され、案内板の下端部には、支持片が折曲形成され、エアーバックハウジングの底面を支持することを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレートが提供される。
また、支持片の一側には、長手方向に沿って略L字状の折曲部が形成されてもよい。
また、支持片の一側には、斜めに傾斜した形状の折曲部が形成されてもよい。
また、折曲部は、エアーバックチューブの展開時に、エアーバックハウジングのドアがセンターピラーの上端部より高い位置、又は同一線上に配置されてもよい。
また、案内板の表面には、多数の長孔が形成されてもよい。
また、案内板の表面には、コーティング層が形成されてもよい。
また、コーティング層は、合成樹脂または織物からなり、コーティング層は、案内板の支持片及び折曲部に形成されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ボルトが締結される設置孔を有する固定部材と、固定部材の下端部から折曲された支持板と、支持板に延設した拡張部と、を含むことを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレートが提供される。
また、拡張部は、支持板の一側にインフレーターが位置する方向へ突出して延設されてもよい。
また、拡張部は、支持板の両側に突出して延設されてもよい。
また、支持板の先端に折曲された誘導部が形成されてもよい。
また、固定部材には、設置孔の両側に四角孔が形成され、四角孔の一面には、後方に折曲された固定鍔が形成されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、エアーバックチューブを車両の室内に迅速且つ安定に展開できる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図3〜図6を参照し、本発明の第1実施形態について詳細に説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係るサイドエアーバックのガイドプレートを示す斜視図である。図4は、図3を側方から見た側面図である。図5は、本発明の第1実施形態に係るサイドエアーバックの展開時に、ヘッドライナーの開放状態を示す平面図である。そして、図6は、本発明の第1実施形態に係るサイドエアーバックの展開状態を示す図面である。
本実施形態のエアーバックモジュール10は、図3に示すように、その下面を、ルーフパネル(図示せず)とヘッドライナー4との間のインナーパネル6に固定された支持ブラケット100により支持される。また、本実施形態に係る車両用サイドエアーバックガイドプレートは、支持ブラケット100を含む。
ここで、エアーバックモジュール10は、従来技術と同様なので、エアーバックモジュール10の詳細な説明を省略する。よって、以下では、従来技術と異なる支持ブラケット100のみについて説明する。
支持ブラケット100は、複数個配置され、センターピラー2両側のルーフパネルとヘッドライナー4との間に位置するインナーパネル6(図3〜6には図示せず。図2参照)に各々固定される。固定された支持ブラケット100は、車両の室内の側面ボディーに対応する長さで形成される。
このような支持ブラケット100は、図4に示すように、略“L”字状を成して一体形成された、垂直部110と水平支持部120とを含む。
垂直部110は、ルーフパネルとヘッドライナー4との間のインナーパネル6に当接しながら上端部のマウンティング部111を介してインナーパネル6に、ボルト締めされ固定される。また、水平支持部120は、内部が中空で形成され、垂直部110から水平に延設され、インナーパネル6に固定されたエアーバックモジュール10の下面を支持する。
ここで、水平支持部120の端部は、図4に示すように、垂直部110の下端部側に下向きに折曲され、垂直部110の下端部と結合される。よって、水平支持部120の剛性は、補強される。この水平支持部120の水平配置された部位及び折曲された部位と、垂直部110の下方に延設された部位との間の空間が、上記の中空を成す。
また、水平支持部120は、エアーバックモジュール10を支持する水平配置された部位の幅が異なるように形成される。つまり、センターピラー2側から反対側(前後側)、すなわちA−ピラー又はC−ピラー側に行くほど、水平支持部120の中空の大きさは、順次に減少するように形成される。よって、水平支持部120は、大径部121と小径部122とを含む。大径部121は、小径部122よりセンターピラー2側に設置され、小径部122より大きな中空を有する。
よって、図5に示すように、ヘッドライナー4の下端は、車両の後方(図5中の左方)から前方(右方)にかけて、センターピラー2の近傍において滑らからに車両室内方向(図5の下方)に突出した形状を有するので、ヘッドライナー4の開放ラインも、前方から後方にかけて、センターピラー2の近傍において滑らかに車両室内方向に突出した形状を有する。したがって、この開放ラインは、従来の開放ラインのように、垂直部を形成していない。
上記構成を有するエアーバックモジュール10において、エアーバックチューブ16の展開は、インフレーター20が位置する車両の後方部から前方部側に順次に開放される。この際、ヘッドライナー4は、まず、支持ブラケット100の水平支持部120の小径部122により、室外側から室内側に傾斜するように開放される。
そして、エアーバックチューブ16は、水平支持部120の大径部121によりストレート型(前後方向の直線)で開放されるので、ヘッドライナー4は、図6のような開放ライン形態で滑らかで且つ迅速に開放される。
したがって、エアーバックチューブ16の展開において、ヘッドライナー4は、滑らかで且つ迅速に開放されるので、エアーバックチューブ16は、車両の室内に迅速で且つ安定に展開されうる。よって、エアーバックチューブ16は、負傷から搭乗者を保護することができる。
一方、エアーバックモジュール10の作動は、前述したように、多量の高圧のガスが、インフレーター20からハウジング12内に折り畳まれているエアーバックチューブ16に流入することにより、行われる。よって、エアーバックチューブ16は、インフレーター20が位置する車両の後方から前方に向かって、順次に高速・高圧で膨脹しながらハウジング12の一面のドア12bをハウジング12から脱落させて開口させる。
このように膨脹されるエアーバックチューブ16は、ハウジング12から脱落されたドア12bによりヘッドライナー4に加圧力が作用し、この加圧力は、ヘッドライナー4を開放させるようになる。
一方、開放されたヘッドライナー4は、エアーバックチューブ16の展開順序と同様に、インフレーター20が位置する車両の後方から前方側に順次に開放される。また、支持ブラケット100の水平支持部120が、後方から前方にかけて、小径部122、大径部121、大径部121、小径部122の順に配置されることによって、開放されたヘッドライナー4は、図5のような開放ライン形態で滑らかで且つ迅速に開放されうる。
したがって、エアーバックチューブ16は、図6のように、車両の室内に迅速で且つ安定に展開され、このように展開されたエアーバックチューブ16は、車両の室内の側面部を全てカバーすることによって、搭乗者を負傷から安全に保護することができる。
以上、詳しく説明したように、本発明の第1実施形態によれば、ルーフパネルとヘッドライナー4との間にエアーバックモジュール10を支持する支持ブラケット100を形成する。エアーバックチューブ16の展開時に、ヘッドライナー4は、支持ブラケット100により滑らかで且つ迅速に開放されることができる。よって、車両の衝突時に、エアーバックチューブ16は、車両の室内に迅速で且つ安定に展開され、搭乗者を車体ボディーとのぶつかりによる負傷から安全に保護することができる。
(第2実施形態)
次に、図7〜図10を参照して、本発明の第2実施形態について詳細に説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアーバックの設置状態を示す断面図である。図8は、本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアーバックの展開状態を示す断面図である。図9は、本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアーバックの緩衝部の変形例を示す断面図である。そして、図10は、図9のサイドエアーバックの展開状態を示す断面図である。
本実施形態に係るエアーバックモジュール10Aは、図7に示すように、エアーバックチューブ16を内蔵したエアーバックハウジング12のマウンティング部12aが、車体すなわちルーフパネル(図示せず)とヘッドライナー4との間のインナーパネル6に、ボルト締めされ設置される。
一方、インナーパネル6にボルト締めされたエアーバックハウジング12は、センターピラー2とヘッドライナー4との境界部上に、近接して配置される。
そして、ヘッドライナー4と対向するエアーバックハウジング12の一面には、展開されるエアーバックチューブ16により開口されるドア12bが設置される。
また、ドア12bは、エアーバックチューブ16の展開時に、その下端部がハウジング12から脱落しながら開口され、ドア12bの下端部と両側端部には、ドア12bの脱落を容易する略V字状の溝からなる破断線13aが形成される。
そして、センターピラー2に隣接するエアーバックハウジング12の下部には、その両端部が開口され、内部が中空となった緩衝部130が一体に形成され、インナーパネル6に当接した状態で設置される。また、本実施形態に係る車両用サイドエアーバックガイドプレートは、緩衝部130を含む。
また、緩衝部130は、その上部に形成され、ハウジング12の底面をなす上面132と、上面132の一端部から下方に延設され、インナーパネル6に当接した状態で固定される垂直面136と、このような上面132の他端部と垂直面136の下端部とを連結し、凸凹状を有しエアーバックチューブ16の展開時に収縮されるシワ部134と、を含み形成される。
尚、この上面132と、垂直面136と、シワ部134とに囲まれた空間が、上記中空となる。そして、上面132の他端部と、ドア12aの下端とは、接続されているが、エアーバックチューブ16の展開によって、両者は離脱され、両者の間は開口される。なお、緩衝部130は、内部(中空部)に、中空部を区画する隔壁を備えてもよい。
この際、緩衝部130は、ハウジング12と同じ材質で形成されてもよいが、シワ部134の円滑な収縮作用及び緩衝部130の円滑な緩衝作用のためには、所定の弾力を有するフレキシブル材質で形成されてもよい。
したがって、エアーバックチューブ16が展開されると、緩衝部130の上面132は、エアーバックチューブ16によって下方に押されて開口され、シワ部134は、収縮する。このような作動中に、シワ部134の収縮作用と緩衝部130の緩衝作用により、その形状が瞬間的に微細に変形(収縮)され、復原(膨張)されながら、衝撃力を吸収する。
すなわち、エアーバックチューブ16の展開による衝撃は、シワ部134の収縮作用等によって、吸収され緩衝される。
一方、緩衝部130は、図7に示すように、その上面132がセンターピラー2の上端部より高いか、又は少なくとも同一線上に位置し、展開されるエアーバックチューブ16とセンターピラー2との干渉を未然に防止する。
したがって、高速・高圧で迅速に展開されるエアーバックチューブ16は、センターピラー2に干渉されることなく、エアーバックチューブ16の展開時に、センターピラー2とインナーパネル6間の空間に展開されずに、車両の室内に安定に展開される。
また、このようにエアーバックチューブ16の安定した展開を誘導するために、センターピラー2に当接するヘッドライナー4の下端部(係止鍔4aの下端部)は、丸い略半円型で形成される。よって、エアーバックチューブ16の展開時に、ヘッドライナー4は、センターピラー2から容易に離脱できる。
このような本実施形態の車両用サイドエアーバックガイドプレートによれば、図8に示すように、多量の高圧のガスが、インフレーター20からハウジング12内に折り畳まれているエアーバックチューブ16に流入される。
すると、エアーバックチューブ16は、瞬間的に高速・高圧で膨脹し、それにより、ハウジング12のドア12bの下部は、破断線13aに沿って切欠され、ハウジング12から脱落しながら開口される。
そして、エアーバックチューブ16によれば、ハウジング110から脱落して回転するハウジング12のドア12bが、ヘッドライナー4に当接しながらヘッドライナー4を押し、センターピラー2から離脱させる。
このようなヘッドライナー4において、センターピラー2に当接する下端部(係止鍔4aの下端部)は、丸い略半円型で形成される。よって、ヘッドライナー4は、センターピラー2の上端部から容易に離脱することができ、アーバックチューブ16は、車両の室内に安定に展開されうる。
このようなエアーバックチューブ16の展開によれば、まず、エアーバックチューブ16の膨張力がハウジング12下部の緩衝部130にも伝えられる。そして、エアーバックチューブ16の膨張力により緩衝部130のシワ部134は、収縮し、緩衝部130の上面132は、押圧されて開口される。
このような緩衝部130の上面132は、センターピラー2の上端部より高く配置されることにより、エアーバックチューブ16は、センターピラー2の干渉を受けることなく、車両の室内に迅速で且つ円滑に展開され、搭乗者を負傷から保護することができる。
一方、図9及び図10は、本実施形態に係る車両用サイドエアーバックガイドプレートに形成された緩衝部の変形例を示す図であって、前述した実施形態と同様の部分については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る緩衝部130’は、図9に示すように、上面132’と、垂直面136’と、シワ部134と、を備える。上面132’及び垂直面136’は、上記の上面132及び垂直面136と違い、シワ部134に近接するほど厚くなる形状で形成される。すなわち、上面132’と垂直面136’は、シワ部134の両端部まで延設され厚くなるように形成される。
また、図10のように、エアーバックモジュール10Bの展開時に、シワ部134の収縮作用に悪影響を及ぼすことなく、緩衝部130’に加えられる衝撃を吸収し、緩衝部130’の損傷及び破損を防止できる。
したがって、上面132’と垂直面136’を厚くすることにより、緩衝部130’の剛性が全般的に補強される。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態と変形例によれば、緩衝部130、130’は、エアーバックチューブ16が展開される時に、エアーバックチューブ16の展開時点に合わせて展開方向性を有する。すんわち、緩衝部130、130’は、チューブ展開時の初期において、安定した大きな展開角度(収縮により瞬間的に確保された開放角度。瞬間的に大きく開放(収縮)されること。)を有する。一方、緩衝部130、130’は、展開の途中または展開後には、緩慢で小さな展開角度(緩衝後、復元による開放角度。)を提供する。よって、緩衝部130、130’は、実質的に有用で効果的なエアーバックチューブ16の展開を可能とする。
そして、エアーバックハウジング12の下面に、案内板14ではなく空気層(中空の部分)を有する緩衝部130、130’を形成することによって、エアーバックチューブ16の展開時に、エアーバックハウジング16の破損を防止しすることができる。よって、エアーバックチューブ16は、迅速で且つ安定に車両の室内に展開され、負傷から搭乗者を保護できる。
(第3実施形態)
続いて、図11〜図14を参照して、本発明の第3実施形態について詳しく説明する。図11は、本発明の第3実施形態に係るサイドエアーバックガイドプレートを示す斜視図である。図12は、本発明の第3実施形態に係るサイドエアーバックガイドプレートを示す断面図である。図13は、図12のエアーバックチューブが展開された状態を示す断面図である。図14は、本発明の第3実施形態の折曲部に関する変形例を示す断面図である。
図11〜図14に示すように、第3実施形態のエアーバックモジュール10Cは、内部に複数回折り畳まれたエアーバックチューブ16と、エアーバックチューブ16を内蔵し、一側にドア12bが形成され、上端部に、ボルトを介してインナーパネル6に固定されるマウンティング部12aが形成されているエアーバックハウジング12と、前記エアーバックチューブ16の終端に連結され、エアーバックチューブ16に多量のガスを高圧噴射するインフレーター20と、を含んで構成される。
ここで、本実施形態に係るサイドエアーバックガイドプレートは、図11と図12に示すように、エアーバックモジュール10Cのエアーバックハウジング12の底面を弾力的に支持することで、エアーバックチューブ16を、膨脹時に、車両の室内に一層安定に案内するためのものである。また、また、本実施形態に係る車両用サイドエアーバックガイドプレートは、案内板140を含む。
案内板140は、金属材で形成される。また、案内板140の上部の両側面には、固定手段30、すなわちボルトを介してインナーパネル6に固定され得るように、挿入孔141が形成される。また、両側の挿入孔141の間の空間には、エアーバックハウジング12の一側面に密着し、エアーバックハウジング12を支持するように、突出部142が形成されるそして、案内板140の下端部には、エアーバックハウジング12の底面を支持する支持片143が折曲形成される。
ここで、支持片143の一側面には、略L字状で形成された折曲部144が、長手方向に延長形成される。このような折曲部144によって、エアーバックチューブ16の膨脹時に、エアーバックハウジング12のドア12bの下側が瞬間的に折曲されてから復帰される際の衝撃力は、吸収される。よって、本実施形態は、支持片143に破損及び変形が発生するのを防止することができる。
このような折曲部144は、エアーバックチューブ16の展開時に、エアーバックハウジング12のドア12bがセンターピラー2の上端部より高いか、又は同一線上に位置するように形成されることが好ましい。
これは、エアーバックハウジング12のドア12bが下向きに折曲される場合、折曲部144により、ドア12bの下側部分がセンターピラー2より上端部または同一線上に位置するようにして、エアーバックチューブ16がインナーパネル6とセンターピラー2との間に展開されるのを防止するためである。
また、案内板140の表面には、多数の長孔146が形成される。この長孔146により、案内板140の重量を減少し、材料費を減少することができる。
これに加えて、案内板140の突出部142の表面には、固定片145が、突出するように折曲形成される。この固定片145は、エアーバックハウジング12を固定する固定板40を嵌入固定する。
このような固定片145は、打ち抜き装置を用いて、突出部142の表面に一側の垂直面を除いた3面を打ち抜きして折曲面を形成し、折曲面をエアーバックハウジング12方向に90度折曲させて形成される。また、固定片145は、エアーバックハウジング12を固定する固定板40の表面に形成された溝に、挿入される。そして、固定板40の溝を介して突出した固定片145は、90度で折曲させて折り畳まれ、固定板40を固定する。
以下、このように構成されるサイドエアーバックガイドプレートの組立及び使用状態を説明する。
組立作業者は、案内板140の支持片143を固定手段30で挿入孔141を介してインナーパネル6に固定させる。
次に、案内板140の支持片143上に、エアーバックハウジング12を配置し、固定板40を案内板140と対向するように配置する。そして、案内板140の固定片145に、エアーバックハウジング12を固定する固定板40の溝を嵌入固定し、固定片145を折曲させて固定板40を固定させる。よって、案内板140と固定板40とを用いてエアーバックモジュール10Cが、固定され、サイドエアーバックガイドプレートの組立が完了する。
その後、車両の衝突時に、インフレーター20により多量のガスがエアーバックチューブ16の内部に高圧噴射されれば、エアーバックチューブ16は、膨脹しながらエアーバックハウジング12のドア12bを介して展開され、ヘッドライナー4を介して車両の室内に展開される。
この際、案内板140の支持片143により、ドア12bの下側部分が回転するのを制限することができる。よって、エアーバックチューブ16が、センターピラー2とインナーパネル6との間に流入されるのを防止することができる。
したがって、図13に示すように、エアーバックチューブ16に高圧のガスが噴射された場合、案内板140の折曲部144により、ドア12bの下側部分が瞬間的に折曲されてから復旧される時の衝撃力は、吸収される。よって、本実施形態は、エアーバックチューブ16の一層安定した展開を誘導することができる。
図14は、本実施形態の折曲部に対する変形例を示すもので、折曲部144’は、支持片143’の一端から、斜め下方に傾斜した形状で折曲形成され延長形成される。
したがって、折曲部144’は、エアーバックハウジング12のドア12bの下側部分が折曲される時に、ドア12bの下端部を案内(支持)することができる。よって、折曲部144’は、瞬間的に折曲されるドア12bの下側部分が変形または破損されるのを防止することができる。
また、案内板140の表面には、コーティング層170が形成されてもよい。コーティング層170は、合成樹脂または織物で形成され、案内板140の支持片143、143’及び折曲部144、144’の表面を薄い膜で覆い、案内板140の端部等の鋭い部分によりクッションが裂けるなどの損傷を、防止することができる。
以上詳しく説明したように、第3の実施形態と他の実施形態によれば、支持片143を介してサイドエアーバック(エアーバックハウジング12)の底面を支持することによって、展開時に、エアーバックチューブ16を一層安定して車両の室内に流入されることができる。また、案内板140の支持片143が破損した場合、新しい案内板140に交換すればよいので、維持補修が容易である。
そして、ガイドプレートの底面に折曲部144が形成される。この折曲部144は、エアーバックチューブの展開時の初期に、ドア12bの衝撃力を吸収することができる。よって、エアーバックハウジング12のドア12bは、さらに安定したエアーバックチューブ16の展開角度を確保することができる。
(第4実施形態)
そして、以下では、図15〜図18を参照して、本発明の第4実施形態について詳しく説明する。図15は、本発明の第4実施形態に係るガイドプレートの設置位置を示す正面図である。図16は、本発明の第4実施形態に係るガイドプレートの設置構造を示す断面図である。図17は、本発明の第4実施形態に係るガイドプレートを示す斜視図である。図18は、本発明の第4実施形態に係るガイドプレートを有するサイドエアーバックの展開形態を示す断面図である。
図示のように、ループサイドパネル200の内側に設置されるエアーバックモジュール10Dにおいて、前方部は、フロントピラー500にバックルで固定され、インフレーター20が設置された後方部は、リアピラー700に連結される。この際、本実施形態に係る車両用サイドエアーバックガイドプレート(以下、ガイドプレート300という)は、センターピラー2上側のループサイドパネル200に設置され、サイドエアーバックハウジング12は、ガイドプレート300の支持板330上に配置される。
図示してはいないが、エアーバックモジュール10Dは、車両の衝突を感知するセンサと、このセンサの信号を受けてインフレーター20を作動させる電子制御ユニットと、を内蔵して形成される。
図15及び図16に示すように、ガイドプレート300は、ループサイドパネル200とヘッドライナー4との間に位置し、ループサイドパネル200側に固定される。
このようなガイドプレート300は、固定部材310と、固定部材310の下部に湾曲されるように折曲された支持板330とから構成される。ガイドプレート300は、固定部材310に配置された設置孔311を介してループサイドパネル200にボルトで固定される。
また、ガイドプレート300が回らないに、固定鍔312が、設置孔311の両側(前後両側)に配置され、ループサイドパネル200に形成された係止溝(図示せず)に係止固定され、設置の安全性及び安定性を高める。尚、ガイドプレート300の固定部材310には、設置孔311の両側に四角孔313が設けられる。固定鍔312は、この四角孔の一面に、固定部材310が後方に折曲られて形成される。
一方、支持板330の終端部(先端)には、下方に折曲された誘導部332を形成する。この誘導部332は、エアーバックモジュール10Dがループサイドパネル200とヘッドライナー4との間に展開されるのを防止する。
さらに、図17を参照してガイドプレートを詳細に説明する。ガイドプレート300は、ループサイドパネル200に接して設置されるための固定部材310と、固定部材310から緩慢な曲面で折曲され、拡張部331を含む支持板330と、を含む。
また、固定部材310は、ループサイドパネル200への装着時に、ボルトが締結される設置孔311が形成されていて、設置孔311の両側には四角孔を形成するものの、四角孔の一側に固定鍔312を折曲されるように形成する。
すなわち、固定部材310の下端部には、曲面をなすように折曲された支持板330が連結形成される。また、支持板330には、両側に延長形成された拡張部331が配置される。この拡張部331は、エアーバッククッション(エアーバックチューブ16)の順次的な展開を誘導する。
一方、延びた拡張部331は、インフレーター20が位置する方向の一側面にだけ延設されてもよい(図17の(b)図参照)。
また、支持板330の端部には、誘導部332が概略直角で下方に折曲形成される。誘導部332は、エアーバックモジュール10Dが、展開時に、ヘッドライナー4をオプーン(押圧して開口させること)して、車両の室内に展開され得るように誘導し、センターピラー2の内側に展開されるのを防止する。
さらに、本実施形態では、図18に示すように、車両に衝撃が加えられ、この衝撃強度によるセンサ信号によって、エアーバックチューブ16内に圧縮ガスを注入し、これを車内の側面に急速に膨脹させる。
この際、エアーバックチューブ16は、インフレーター側から膨脹し始めて、ヘッドライナー4をオプーンして車両の室内に展開される。そして、センターピラー2の周囲に位置するガイドプレート300が有する拡張部331は、エアーバックモジュール10Dの展開方向を車体の内側に誘導することができる
すなわち、エアーバックモジュール10Dは、拡張部331により一定の角度(車両室内に展開可能な角度)を有するように展開されうる。
これにより、エアーバックモジュール10Dは、後方からセンターピラー2に到達する前に、反対側のドアに向けて(車両室内に向けて)展開されうるので、突出したセンターピラー2との干渉なしに車両の室内に展開されることができる。そして、エアーバックモジュール10Dは、センターピラー2の突出部を越えれば、直ちに底方向に向かって順次に展開され、搭乗した乗客を保護することができる。
また、誘導部332は、エアーバックモジュール10Dがセンターピラー2の内部に展開するのを防止し、センターピラー2の終端部との干渉なしに車内に展開されるように誘導する。
以上詳しく説明したように、第4の実施形態によれば、サイドエアーバックの展開時に、エアーバックチューブ16がセンターピラー4の干渉をうけることがないように、ガイドプレート300の拡張部331は、エアーバックチューブ16の展開方向を予め誘導する。よって、サイドエアーバック(エアーバックチューブ16)の順次的な展開が容易となりうる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
従来の車両用サイドエアーバックを車室内における配置を示す概略図である。 図1のA−A線における断面図である。 本発明の第1実施形態に係るサイドエアーバックのガイドプレートを示す斜視図である。 図3を側方から見た側面図である。 本発明の第1実施形態に係るサイドエアーバックの展開時に、ヘッドライナーの開放状態を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係るサイドエアーバックの展開状態を示す図面である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアーバックの設置状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアーバックの展開状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアーバックの緩衝部の変形例を示す断面図である。 図9のサイドエアーバックの展開状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るサイドエアーバックガイドプレートを示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るサイドエアーバックガイドプレートを示す断面図である。 図12のエアーバックチューブが展開された状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の折曲部に関する変形例を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るガイドプレートの設置位置を示す正面図である。 本発明の第4実施形態に係るガイドプレートの設置構造を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るガイドプレートを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るガイドプレートを有するサイドエアーバックの展開形態を示す断面図である。
符号の説明
2 センターピラー
4 ヘッドライナー
4a 係止鍔
6 インナーパネル
8 補強ブラケット
10、10A、10B、10C、10D エアーバックモジュール
12 エアーバックハウジング
12a マウンティング部
12b ドア
16 エアーバックチューブ
20 インフレーター
100 支持ブラケット
110 垂直部
111 マウンティング部
120 水平支持部
121 大径部
122 小径部
130、130’ 緩衝部
140 案内板
330 支持板

Claims (20)

  1. 車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、
    センターピラー両側のルーフパネルとヘッドライナーとの間のインナーパネルに固定され、エアーバックモジュールの下部を支持する支持ブラケットを備え、
    前記支持ブラケットは、
    前記ルーフパネルと前記ヘッドライナーとの間のインナーパネルに固定される垂直部と、
    前記垂直部から延設され、前記インナーパネルに固定された前記エアーバックモジュールの下部を支持する中空の水平支持部と、
    を含むことを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  2. 前記水平支持部は、前記センターピラー側から遠くなるほど、前記中空の大きさが次第に減少するように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  3. 車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、
    エアーバックチューブを内蔵し、展開される前記エアーバックチューブにより、一側に形成されたドアが開口されるエアーバックハウジングが、センターピラーとヘッドライナーとの境界部に隣接する車体に内蔵され、
    前記エアーバックハウジングの下部には、内部が中空である緩衝部が形成され、
    前記緩衝部の一側には、前記エアーバックチューブの展開時に、前記緩衝部を収縮させるシワ部が形成されることを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  4. 前記ドアの端部には、溝からなる破断線が形成されることを特徴とする、請求項3に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  5. 前記緩衝部の上面は、前記エアーバックチューブの展開時に、前記センターピラーの上端部より高い位置、又は同一線上に配置されることを特徴とする、請求項3又は4に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  6. 前記緩衝部は、その内部が隔壁により区切られることを特徴とする、請求項5に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  7. 前記ヘッドライナーの端部は、丸い略半円型で形成されることを特徴とする、請求項6に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  8. 前記緩衝部は、前記上面と垂直面とが、勾配面のシワ部の端部まで延設されたことを特徴とする、請求項7に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  9. 車両用サイドエアーバックガイドプレートにおいて、
    エアーバックチューブを内蔵し、展開される前記エアーバックチューブにより一側に形成されたドアが開口されるエアーバックハウジングが、センターピラーとヘッドライナーとの境界部に隣接するインナーパネルに固定され、
    案内板の一側面は、固定手段を介して前記インナーパネルに固定され、
    前記案内板の下端部には、支持片が折曲形成され、前記エアーバックハウジングの底面を支持することを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  10. 前記支持片の一側には、長手方向に沿って略L字状の折曲部が形成されることを特徴とする、請求項9に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  11. 前記支持片の一側には、斜めに傾斜した形状の折曲部が形成されることを特徴とする、請求項9に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  12. 前記折曲部は、前記エアーバックチューブの展開時に、前記エアーバックハウジングのドアが前記センターピラーの上端部より高い位置、又は同一線上に配置されることを特徴とする、請求項10又は11に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  13. 前記案内板の表面には、多数の長孔が形成されることを特徴とする、請求項12に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  14. 前記案内板の表面には、コーティング層が形成されることを特徴とする、請求項13に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  15. 前記コーティング層は、合成樹脂または織物からなり、
    前記コーティング層は、前記案内板の前記支持片及び前記折曲部に形成されることを特徴とする、請求項14に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  16. ボルトが締結される設置孔を有する固定部材と、
    前記固定部材の下端部から折曲された支持板と、
    前記支持板に延設した拡張部と、
    を含むことを特徴とする、車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  17. 前記拡張部は、前記支持板の一側にインフレーターが位置する方向へ突出して延設されることを特徴とする、請求項16に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  18. 前記拡張部は、前記支持板の両側に突出して延設されることを特徴とする、請求項16に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  19. 前記拡張部は、前記支持板の先端に折曲された誘導部が形成されることを特徴とする、請求項17又は18に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
  20. 前記固定部材には、前記設置孔の両側に四角孔が形成され、
    前記四角孔の一面には、後方に折曲された固定鍔が形成されることを特徴とする、請求項16に記載の車両用サイドエアーバックガイドプレート。
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