JP2006338759A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リテンション時間の短いメモリセルの救済方法として倍増リフレッシュを行う場合には、チップ内部の電源ドロップが大きくVPP電源回路の面積が大きくする必要があり、チップコストの上昇を招くという問題がある。
【解決手段】 電源電圧VPPを監視し、下限値を下回る場合には倍増リフレッシュ方式として、次のリフレッシュサイクルに割り込ませるシリアルリフレッシュする。シリアルリフレッシュとすることで電源電圧VPPの低下を抑制することができる半導体装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置に係り、リフレッシュ救済時のVPP電源電圧値により、倍増リフレッシュ動作方式を変更する半導体装置に関する。
半導体装置として、大容量で、かつランダムアクセス可能なダイナミック型ランダムアクセスメモリ(以下、DRAMと称する。)がある。DRAMは、キャパシタに蓄えられた電荷量を記憶情報とすることから、これらの電荷量が失われる前に読み出し、増幅して元の状態に戻すリフレッシュ動作が必要である。DRAMにおけるメモリセルのキャパシタに蓄えられた電荷量が失われる時間(情報保持時間、または、リテンション時間と称される。)はメモリセルにより異なり、一定ではない。
これらのリテンション時間は短いものから長いものまで連続的に分布している。メモリセルに書き込まれた“HIGHデータ”の電荷量が接合リークにより失われることが主たる理由であるが、表面リークとか、その他隣接セルとの関係によってもリテンション時間は影響される。メモリセルにおけるリテンション時間は、大部分のメモリセルは長い時間を有しているが、ごく一部分のメモリセルが短い時間となっている。これらのリテンション時間の短いセルは、冗長メモリセルに置換されることで救済される。しかし、冗長回路数の制限から救済されずに、リテンション時間の短いメモリセルがそのまま存在することがある。
リテンション時間の短いメモリセルが存在した場合には、その半導体装置は規格外品で不良製品となり、製品の歩留まりを低下させ、製品コストを上昇させることになる。そのために冗長回路を数多く備え、全てのリテンション時間の短いメモリセルを救済する方法がある。しかし、数多くの冗長回路を備えた場合には、半導体装置のチップ面積が増大することで、逆に製品コストが上昇させるという新たな問題点が発生する。
このような問題に対応したものとしては、例えば、下記特許文献に記載されたような技術が提案されている。これらの文献によれば、リテンション時間の短いメモリセルに対して短周期のリフレッシュを行うことで、冗長回路に置換することなく救済することができる。特許文献1に記載された半導体装置では、リテンション時間の短い特定のセルに対するリフレッシュを他のセルに対するリフレッシュよりも頻繁に行っている。また特許文献2には、リテンション時間の短いメモリセルのアドレスをヒューズ回路群に記憶させ、長周期または短周期で半導体装置をリフレッシュさせる。長周期と特定されたメモリセルにおいては短周期のリフレッシュをスキップすることで、ヒューズ回路情報に従って短周期、または長周期のリフレッシュを行う半導体装置が示されている。
また特許文献3には、データリテンション時間が短いメモリセルを救済する手段として、倍増リフレッシュが開示されている。倍増リフフレッシュについて図4のタイミングチャートを用いて説明する。倍増リフレッシュとは、1つのリフレッシュコマンドにより2つのワード線を活性化させ、リフレッシュを行うものである。例えば時刻T0においてリフレッシュコマンドが入力され、ワード線“0000”がリフレッシュされるとする。このときワード線“0000”とペア関係にあるワード線“1000”のデータリテンション時間が短いメモリセルを含むアレイであるか、どうかを判定する。データリテンション時間が短いと判定された場合にはワード線“0000”と、同時にワード線“1000”も活性化しリフレッシュするものである。
ペアワード線 “1000”はワード線“0000”のリフレッシュ時と、自分のワード線“1000”のリフレッシュ時との2回リフレッシュされる。従ってデータリテンション時間の短いワード線“1000”は、通常のリフレッシュ周期の半分の短周期でリフレッシュされることになる。データリテンション時間の短いワード線“1000”は、短リフレッシュ周期でリフレッシュされることで救済される。以下の説明においては、ロウアドレスによりワード線が選択されることから、ロウアドレス“0000”とワード線“0000”は同じ意味として扱う。
この倍増リフレッシュとしては図4(A)に示すように、倍増リフレッシュ時のアレイを活性化するタイミングとして、リフレッシュサイクル内を前半、後半に時分割し、倍増時分割リフレッシュを行う方式がある。また、図4(B)に示すように、倍増リフレッシュ時のアレイを活性化するタイミングとして、リフレッシュサイクル内で同時に行う倍増パラレルリフレッシュを行う方式とがある。ここでペアワード線のデータリテンション時間が通常以上に長い場合には、ペアアドレス線のリフレッシュは行われない。これらの倍増リフレッシュ方式(A),(B)は、設計時あるいはウエハ出荷時に決められた任意の動作方式として設定されていた。
しかし、これらの倍増リフレッシュの場合に、1つのリフレッシュサイクル内で2つのワード線を活性化される。さらにデータリテンション時間が短いワード線が連続した場合を想定すると、半導体装置内部で昇圧されワード線へ供給される電源電圧VPPの供給能力を通常リフレッシュの2倍にする必要がある。そのために電源電圧VPPを発生させるVPP電源回路の面積が大きくなり、チップコストの上昇を招くという問題がある。
特開平4−010297号公報 特開平8−306184号公報 特開2005−116106号公報
上記したように半導体装置にはリテンション時間の短いメモリセルが存在し、歩留まりを低下させるという問題がある。また倍増リフレッシュを適用した場合には、チップ内部の電源ドロップが大きくVPP電源回路の面積が通常の2倍必要となり、チップコストの上昇を招くという問題が発生する。
本発明の課題は,上記した問題に鑑み、VPP電源回路の供給電源電圧値に応じた倍増リフレッシュ動作方式を提供することである。具体的にはチップ内部のVPP電源回路の出力電圧VPPを監視し、その出力電圧値により倍増リフレッシュの動作方式を変更し、出力電圧値の低下を抑制することで、リテンション時間の短いメモリセルを救済できる半導体装置を提供することにある。
本発明は上記した課題を解決するため、基本的に下記に記載される技術を採用するものである。またその技術趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できる応用技術も、本願に含まれる。
本発明の半導体装置は、倍増リフレッシュが適用され、内部発生電源電圧値により倍増リフレッシュ動作方式を変更することを特徴とする。
本発明の半導体装置においては、前記内部発生電圧値と基準となる下限電圧値とを比較判定するレベル検知回路と、該レベル検知回路からのリフレッシュ制御信号により前記倍増リフレッシュ動作方式を変更する多重リフレッシュ制御回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の半導体装置においては、前記内部発生電源電圧値が前記下限電圧値よりも高い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいてアドレスセレクタが選択したアドレス及びペアアドレスをリフレッシュし、前記下限電圧値よりも低い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいてアドレスセレクタが選択したアドレスをリフレッシュし、次のリフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいて前記アドレスセレクタが選択したアドレスのペアアドレスをリフレッシュすることを特徴とする。
本発明の半導体装置においては、前記内部発生電源電圧値が前記下限電圧値よりも高い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルの前半においてアドレスセレクタが選択したアドレスをリフレッシュし、前記サイクルの後半においてペアアドレスをリフレッシュすることを特徴とする。
本発明の半導体装置においては、前記内部発生電源電圧値が下限電圧値よりも高い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいてアドレスセレクタが選択するアドレス及びペアアドレスを同時にリフレッシュすることを特徴とする。
本発明の半導体装置においては、倍増リフレッシュが必要なアドレスが記憶されたヒューズ回路群をさらに備え、該ヒューズ回路群は、アドレスセレクタが選択するアドレスと、前記ヒューズ回路群に記憶されたアドレスとを比較することで、前記アドレスセレクタが選択したアドレスのペアアドレスが倍増リフレッシュを必要とする場合にヒット信号を出力することを特徴とする。
本発明の半導体装置においては、前記多重リフレッシュ制御回路は、前記ヒット信号と前記リフレッシュ制御信号とを入力され、前記内部発生電源電圧値が下限電圧値よりも低い場合には、リフレッシュカウンタのカウントアップを停止するホールド信号を出力することを特徴とする。
倍増リフレッシュが適用される半導体装置において、チップ内部のVPP電源回路の出力電圧VPPを監視し、最適な倍増リフレッシュ動作方式を決めることで、内部発生電源電圧VPPの低下を抑制し、倍増リフレッシュによるリフレッシュ特性が向上できる半導体装置が得られる。
本発明の半導体装置について、図面を参照して説明する。
実施例1として、図1、図3を用いて説明する。図1には実施例1に係るタイミングチャート図、図3には本発明に係る半導体装置の概略ブロック図を示す。図3には本発明に関係する構成部の概略ブロック図を示し、通常の半導体装置と同一構成については省略している。本実施例では、倍増リフレッシュの動作方式として、VPP電源回路の出力電圧VPPが一定電圧以上の場合には1つのリフレッシュサイクルを時分割してリフレッシュを行う時分割リフレッシュを行う。また出力電圧VPPが一定電圧未満の場合には次のリフレッシュコマンドサイクルに割り込ませるシリアルリフレッシュを行うものである。
最初に図3に示す本発明に係る半導体装置を説明する。半導体装置は、コントローラ1、VPP電源回路2、リフレッシュカウンタ3、アドレスセレクタ4、アドレスバッファ5、ヒューズ回路群6、多重リフレッシュ制御回路7、プリデコーダ8、選択回路9、ロウデコーダ10、メモリアレイ11、センスアンプ12、Yスイッチ13、カラムデコーダ14及びI/O回路15から構成される。さらにVPP電源回路2はレベル検知回路16、オシレータ回路17、チャージポンプ回路18を備えている。
コントローラ1は外部入力端子21から入力されるコマンドCOMをデコードし、コマンドに従って内部回路に制御信号を送り、半導体装置の各種動作を制御する。VPP電源回路2は外部供給電圧を昇圧し、ワード線ドライバ等に使用される内部発生電源電圧VPP(以下、電源電圧VPPと略する)を発生させる。VPP電源回路2のレベル検知回路16は、コントローラ1からの基準電圧と電源電圧VPPとを比較し、基準電圧以下の場合にはリフレッシュ制御信号26をオシレータ回路17、多重リフレッシュ制御回路7に送る。オシレータ回路17はリフレッシュ制御信号26によりチャージポンプ回路18にクロックを送る。チャージポンプ回路18はオシレータ回路17からのクロックにより外部から供給される電源電圧を昇圧し、昇圧された電源電圧VPPを内部回路に供給する。このVPP電源回路2の基本構成は従来からの一般的な回路構成であり、基準電圧(ここでは下限電圧Vppmin相当)と電源電圧VPPとを比較し、リフレッシュ制御信号25を出力する回路が付加されたものである。
リフレッシュカウンタ3は入力されるリフレッシュコマンドREFの回数をカウントアップし、アドレスセレクタ4にカウント数を出力する。リフレッシュ回数が設定回数になるとリセットされ、再び最初からカウントアップする。アドレスセレクタ4はリフレッシュカウンタ3のカウント数に従ってリフレッシュすべきアドレスを自動発生させる。アドレスバッファ5は外部入力端子22からのアドレスまたはアドレスセレクタ4からのアドレスが入力され、プリデコーダ8、ロウデコーダ10、カラムデコーダ14及びヒューズ回路群6にアドレスを出力する。
ヒューズ回路群6はリテンション時間が短く短周期での倍増リフレッシュを必要とするメモリセルのロウアドレスを記憶している。入力されたアドレスのペアアドレスが記憶された倍増リフレッシュすべきロウアドレスと一致しているかを判定する。多重リフレッシュ制御回路7はコントローラ1、レベル検知回路16及びヒューズ回路群6からの信号を入力され、リフレッシュカウンタ3、選択回路9を制御し、最適な倍増リフレッシュ動作方式を選択する。プリデコーダ8はロウデコーダの一部でメモリアレイの各ブロックを選択するデコーダである。選択回路9はプリデコーダ8からの出力に対し、さらに多重リフレッシュ制御回路7からの制御信号INT27、MULTI28を加味し、ロウデコーダ10を制御する。
複数のロウデコーダ10は入力されるアドレス信号及び選択回路からの信号により、メモリアレイ11のそれぞれのワード線を活性化する。複数のメモリアレイ11には、それぞれメモリセルがマトリクス状に配置され、ワード線及びビット線の交点にメモリセルが配置されている。配置されるメモリセルは一定期間毎にリフレッシュされる必要がある。各ビット線はセンスアンプSA12に接続されている。各センスアンプはカラムデコーダ14により選択されたYSW13によりI/O回路15とデータをやり取りする。I/O回路15はDQピン23により外部とのデータをやり取りする。
ここでメモリアレイ11及びロウデコーダ10は4つのブロックに分かれている。例えば、全体として8192本のワード線であり、1つのブロックは2048本のワード線で構成されている。各ブロックはワード線0000〜2047、2048〜4095、4096〜6143、6144〜8191と配置されている。通常のリフレッシュはリフレッシュコマンドREFにより、順次ワード線が活性化され、リフレッシュ周期である64ms毎にリフレッシュされる。
例えばワード線0003のメモリアレイのリテンション時間が短く短周期リフレッシュしたい場合には、ワード線0003のリフレッシュ時とともにワード線4099(4096+0003)のリフレッシュ時にもワード線0003をリフレッシュする。このリフレッシュとすることでリフレッシュは半分の短周期32ms毎に行われることになる。リテンション時間が短いメモリに対して短周期リフレッシュを行うことで、リテンション時間が短いメモリを救済することができる。ワード線0003と、ワード線4099(4096+0003)との関係をそれぞれペアワード線と呼ぶ。
さらにワード線0003のリフレッシュ時とともに、ワード線2051(2048+0003)、ワード線4099(2048x2+0003)、ワード線6147(2048x3+0003)のリフレッシュ時にもリフレッシュする。これらのリフレッシュとすることで、リフレッシュは通常リフレッシュ周期の1/4である16ms毎に行われることになる。このような倍増リフレッシュを行うためには、アドレスセレクタ4で自動発生されるアドレスに従ってリフレッシュされるワード線と、ペアとなるワード線が別ブロックであり、同時にリフレッシュされるように構成すればよい。従って、1/2の短周期リフレッシュの場合には2ブロック以上が必要であり、1/4の短周期リフレッシュの場合には4ブロック以上の構成とすればよい。従って図3においては、メモリアレイ11及びロウデコーダ10は4つのブロックに分かれているが、特にこれらに限定されるものではない。
リフレッシュされるワード線と、そのペアワード線の関係は別ブロックであり、センスアンプが共有されてなく、短周期リフレッシュとして同時にリフレッシュできるように構成されていればよい。以下の記載においては、説明が単純化できるように、1/2の短周期リフレッシュを行う倍増リフレッシュとし、最上位のアドレスビットが反転した関係にあるワード線同士をペアワード線とする。従ってワード線“0003”と、 ワード線“1003”がペアとなる。アドレスセレクタ4で自動発生されたアドレスが“1003”であれば、アドレス“0003”がペアアドレスである。またワード線はアドレスにより規定されることからアドレス“0003”、ワード線“0003”は同意語として扱う。
図1のタイミングチャートを説明する。図1には、コマンド(COM)としてのリフレッシュコマンドREFと、そのとき選択されるROW Addと、電源電圧VPPの電圧を示している。時刻T0に、第1番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、ワード線“0000”がリフレッシュされることになる。またワード線“0000”のペアワード線“1000”のリテンション時間が短く、倍増リフレッシュの対象であるかどうかが判定される。ここではペアワード線“1000”が倍増リフレッシュの対象であり、倍増リフレッシュが行われる。
この時刻T0においては、電源電圧VPPは設定された設計値の下限電圧Vppminより高い電圧であることから、1つのリフレッシュサイクル内の前半でワード線“0000”、後半でペアワード線“1000”が時分割されてリフレッシュされる。このようにペアアドレスの倍増リフレッシュが、同一サイクル内で時分割にリフレッシュされる動作方式を時分割リフレッシュと呼ぶ。このサイクルではワード線“0000”、ペアワード線“1000”の2つのワード線が活性化されリフレッシュされることから、電源電圧VPPの電圧は低下し、下限電圧Vppminを下回ることから、レベル検知回路からのリフレッシュ制御信号26は“H”から“L”へ変化する。
時刻T1に、第2番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、ワード線“0001”がリフレッシュされることになる。またワード線“0001”のペアワード線“1001”のリテンション時間が短く、倍増リフレッシュの対象であるかどうかが判定される。ここではペアワード線“1001”が倍増リフレッシュの対象であり、倍増リフレッシュが行われることになる。しかし、この時刻T1においては、電源電圧VPPは下限電圧Vppminより低い電圧に低下し、リフレッシュ制御信号26は“L”となっていることから、シリアルリフレッシュ動作方式が選択される。第2番目のリフレッシュサイクル内においてはワード線“0001”のみがリフレッシュされ、ペアワード線“1001”のリフレッシュ動作は保留される。このとき多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25によりリフレッシュカウンタ3は停止される。
時刻T2に、第3番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、本来ならワード線“0002”がリフレッシュされることになる。しかし、リフレッシュカウンタ3は、多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25によりカウントアップが停止されている。そのためアドレスセレクタ4は、カウントアップせず、前と同じアドレス“0001”を出力する。保留されていたペアワード線“1001”の倍増リフレッシュ動作が割り込まれ、リフレッシュされる。ペアワード線“1001”が倍増リフレッシュされることで、多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25は非活性化される。このようにペアワード線の倍増リフレッシュが、次のリフレッシュサイクルに割り込まれリフレッシュされる動作方式をシリアルリフレッシュと呼ぶ。
時刻T3に、第4番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、ワード線“0002”がリフレッシュされることになる。またワード線“0002”のペアワード線“1002”が倍増リフレッシュの対象であり、倍増リフレッシュが行われることになる。しかし、この時刻T3においても、依然として電源電圧VPPは下限電圧Vppminより低い電圧であることから、シリアルリフレッシュ動作方式が選択される。第4番目のリフレッシュサイクル内においてはワード線“0002”のみがリフレッシュされ、ペアワード線“1002”のリフレッシュ動作は保留される。また多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25によりリフレッシュカウンタ3は、再び停止される。この第4番目のリフレッシュサイクルの途中で電源電圧VPPは下限値Vppminまで回復することでレベル検知回路16からのリフレッシュ制御信号26は“H”レベルに変化する。
時刻T4に、第5番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、本来ならワード線“0003”がリフレッシュされることになる。しかし、リフレッシュカウンタ3は、多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25によりカウントアップが停止されている。そのためアドレスセレクタ4はアドレス“0002”を出力する。保留されていたペアワード線“1002”の倍増リフレッシュ動作が割り込まれ、リフレッシュされる。ペアワード線“1002”が倍増リフレッシュされることで、多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25は非活性化される。
時刻T5に、第6番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、ワード線“0003”がリフレッシュされることになる。またワード線“0003”のペアワード線“1003”が倍増リフレッシュの対象であり、倍増リフレッシュが行われる。この時刻T5においては、電源電圧VPPは設定された設計値の下限電圧Vppminより高い電圧に復帰していることから、第6番目のリフレッシュサイクル内の前半でワード線“0003”、後半でペアワード線“1003”が時分割リフレッシュされる。
このようにリテンション時間が短いペアワード線に対して、電源電圧VPPが下限電圧Vppminより高い場合には時分割リフレッシュ動作方式、低い場合にはシリアルリフレッシュ動作方式による倍増リフレッシュを行う。電源電圧VPPが低い場合にシリアルリフレッシュとすることで電源電圧VPPが回復し、電源電圧VPPの低下を抑制できる。電源電圧VPPにより倍増リフレッシュ動作方式を変更する。このように倍増リフレッシュ動作方式を変更し、電源電圧VPPの低下を抑制することで、リテンション時間の短いメモリセルが救済できる。
ここで再び図3を参照して、それぞれのタイミングにおける半導体装置の回路ブロックの動作を説明する。時刻T0において、第1番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、コントローラ1からリフレッシュ動作のコマンドが出力される。リフレッシュカウンタ3からのカウント信号によりアドレスセレクタ4はリフレッシュすべきアドレスを発生させる。図1においては最初のアドレス“0000”が発生され、アドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。入力されたアドレスのペアアドレスであるワード線が倍増リフレッシュを必要である場合にはヒット信号を活性化させる。通常リフレッシュの場合にはヒット信号を非活性のままとする。アドレス“0000”の場合にはペアアドレス “1000”は倍増リフレッシュであることから、ヒット信号は活性化される。活性化されたヒット信号が入力された多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27、MULTI28を選択回路9に出力する。制御信号INT27、MULTI28はリフレッシュ動作方式を選択制御する信号である。
図1の時刻T0においては、電源電圧VPPが設定された設計値の下限電圧Vppminより高い電圧であり、レベル検知回路16のリフレッシュ制御信号26は“H”レベルで、時分割リフレッシュ動作方式が選択される。時分割リフレッシュは、例えば制御信号INT27“H”、MULTI28“H”が出力されることで選択される。選択回路9、ロウデコーダ10によりワード線“0000”が活性化されリフレッシュされる。つづいてペアワード線“1000”が活性化されリフレッシュされる。第1番目のリフレッシュサイクルの前半でワード線“0000”、後半でペアワード線“1000”が時分割されリフレッシュされる。このときプリデコーダ8の出力はペアワード線“1000”を有するブロックは非選択であるが、選択回路9により選択される。従って制御信号INT27、MULTI28を直接プリデコーダ8に入力する構成とすることもできる。
1番目のリフレッシュコマンドサイクルにおいては、2回のリフレッシュ動作が行われた。一般的にVPP電源回路の供給能力は、リフレッシュコマンドサイクルにおいては1回のリフレッシュ動作に対応して設計されている。しかし、ここでは2回のリフレッシュ動作が行われることから、VPP電源回路の供給能力を上回る消費電流が消費され、電源電圧VPPは低下し、設計値の下限電圧Vppminを下回る。電源電圧VPPは設定された設計値の下限電圧Vppminより低下することで、レベル検知回路16からのリフレッシュ制御信号26は“L”レベルに変化する。設計値の下限電圧Vppminとは、半導体装置の高速動作(ライト、リード動作)は悪化するが、リフレッシュ動作は行われる電源電圧である。
設定された時間が経過し、第2番目のリフレッシュ時刻T1となる。第2番目のリフレッシュコマンドREFが入力されたコントローラ1はリフレッシュカウンタ3をカウントアップさせ、アドレスセレクタ4に出力する。アドレスセレクタ4は、アドレスをカウントアップさせ、アドレス“0001”を指定する。アドレス“0001”はアドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8、及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。入力されたアドレス“0001”の場合にはペアアドレス “1001”は倍増リフレッシュが必要であることから、ヒット信号が活性化される。活性化されたヒット信号が入力された多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27、MULTI28を選択回路9に出力する。ここでは、電源電圧VPPが下限電圧Vppminより低い電圧であることから、シリアルリフレッシュ動作方式が選択される。また、シリアルリフレッシュであることからホールド信号25が活性化され、リフレッシュカウンタ3に出力される。
シリアルリフレッシュは2つのリフレッシュコマンドに関係するため、多重リフレッシュ制御回路7は次のリフレッシュコマンドが入力され、リフレッシュ動作が終るまでシリアルリフレッシュの情報を保持している。最初のリフレッシュコマンドサイクルでは、入力されたアドレスに相当するワード線“0001”がリフレッシュされ、次のコマンドサイクルでペアワード線“1001”がリフレッシュされる。従って時刻T1では、制御信号INT27“L”、MULTI28“L”が出力される。ワード線“0001”が活性化されリフレッシュされ、ペアワード線“1001”のリフレッシュは保留される。ここでのリフレッシュコマンドサイクルにおいては、1回のリフレッシュ動作が実施されることで、低下した電源電圧VPPは昇圧状態となる。
設定された時間が経過し、第3番目のリフレッシュ時刻T2となる。第3番目のリフレッシュコマンドREFが入力されるが、リフレッシュカウンタ3はホールド信号25によりカウントアップしない。そのためアドレスセレクタ4も、アドレスをアップさせないで、アドレス“0001”をそのまま出力させる。アドレス“0001”はアドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8、及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。アドレス“0001”の場合にはペアアドレス “1001”は倍増リフレッシュが必要であることから、ヒット信号が活性化される。しかし、多重リフレッシュ制御回路7は、前のリフレッシュコマンドでのシリアルリフレッシュ動作方式で保留されたペアワード線“1001”のリフレッシュを選択する。そのため多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27“H”、MULTI28“L”を選択回路9に出力する。選択回路はペアワード線を含むブロックを選択することで、ペアワード線“1001”がリフレッシュされる。ペアワード線がリフレッシュされることで、多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25は非活性化される。時刻T1,T2におけるシリアルリフレッシュは完了し、多重リフレッシュ制御回路7のシリアルリフレッシュ情報はリセットされる。
再び設定された時間が経過し、第4番目のリフレッシュ時刻T3となる。第4番目のリフレッシュコマンドREFが入力されたコントローラ1はリフレッシュカウンタ3をカウントアップさせ、アドレスセレクタ4に出力する。アドレスセレクタ4は、アドレスをアップさせ、アドレス“0002”を指定する。アドレス“0002”はアドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8、及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。入力されたアドレス“0002”の場合にはペアアドレス “1002”は倍増リフレッシュが必要であることから、ヒット信号が活性化される。活性化されたヒット信号が入力された多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27、MULTI28を選択回路9に出力する。ここでは、電源電圧VPPが下限電圧Vppminより低い電圧であることから、シリアルリフレッシュが選択される。また、シリアルリフレッシュであることからホールド信号25が活性化され、リフレッシュカウンタ3に出力される。
シリアルリフレッシュでは、最初のコマンドサイクルで入力されたアドレスに相当するワード線“0002”がリフレッシュされ、次のコマンドサイクルでペアワード線“1002”がリフレッシュされる。従って時刻T3では、制御信号INT27“L”、MULTI28“L”が出力される。ワード線“0002”が活性化されリフレッシュされ、ペアワード線“1002”のリフレッシュは保留される。時刻T1からT3の間では1サイクル中には1回のリフレッシュ動作であることから電源電圧VPPは昇圧される。下限電圧Vppmin以上に回復することで、レベル検知回路16からのリフレッシュ制御信号26は“H”レベルに変化する。しかし、この時点ではシリアルリフレッシュの途中であり、シリアルリフレッシュの動作が優先される。すなわちワード線“0002”のリフレッシュ、次のコマンドサイクルでペアワード線“1002”のリフレッシュが実施される。
設定された時間が経過し、第5番目のリフレッシュ時刻T4となる。第5番目のリフレッシュコマンドREFが入力されるが、リフレッシュカウンタ3はホールド信号25によりカウントアップしない。そのためアドレスセレクタ4も、アドレスをカウントアップさせないで、アドレス“0002”をそのまま出力させる。アドレス“0002”はアドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8、及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。アドレス“0002”の場合にはペアアドレス “1002”は倍増リフレッシュが必要であることから、ヒット信号が活性化される。しかし、多重リフレッシュ制御回路7は、前のリフレッシュサイクルにおけるシリアルリフレッシュ動作方式で保留されたペアワード線“1002”のリフレッシュを選択する。そのため多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27“H”、MULTI28“L”を選択回路9に出力する。選択回路はペアワード線を含むブロックを選択することで、ペアワード線“1002”がリフレッシュされる。ペアワード線がリフレッシュされることで、多重リフレッシュ制御回路7からのホールド信号25は非活性化される。
再び設定された時間が経過し、第6番目のリフレッシュ時刻T5となる。第6番目のリフレッシュコマンドREFが入力されたコントローラ1はリフレッシュカウンタ3をカウントアップさせ、アドレスセレクタ4に出力する。アドレスセレクタ4は、アドレスをアップさせ、アドレス“0003”を指定する。アドレス“0003”はアドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8、及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。アドレス“0003”の場合にはペアアドレス “1003”は倍増リフレッシュであることから、ヒット信号は活性化される。活性化されたヒット信号が入力された多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27、MULTI28を選択回路9に出力する。電源電圧VPPが下限電圧Vppminより高い電圧にすでに復帰していることから、時分割リフレッシュ動作方式が選択される。時分割リフレッシュは、例えば制御信号INT27“H”、MULTI28“H”が出力されることで選択される。ワード線“0003”が活性化されリフレッシュされる。つづいてペアワード線“1003”が活性化されリフレッシュされる。
以下、図示していない第7番目以降のリフレッシュコマンドが入力された場合にも、電源電圧VPPが設計値の下限電圧Vppminより高いか、又は低いかにより、倍増リフレッシュ動作方式が選択される。また、ヒューズ回路群6で比較されたペアアドレスが倍増リフレッシュに該当しない場合には、ヒット信号が活性化されず、多重リフレッシュ制御回路7からは制御信号INT27“L”、MULTI28“L”が出力され、通常のリフレッシュ動作が選択される。
本実施例においては、VPP電源回路の供給能力は、1つのリフレッシュコマンドサイクルにおいては1回のリフレッシュ動作に対応できるように設計されているとした。しかし、特にVPP電源回路の供給能力は制限されるものではない。VPP電源回路の供給能力は通常のリフレッシュ時の消費電流の何倍に設定するかは、時分割リフレッシュ動作方式における電圧ドロップ量と、VPP電源回路の搭載面積のトレードオフで決定することができる。すなわちVPP電源回路の供給能力を大きくすれば、連続して時分割リフレッシュ動作方式を選択できるが、VPP電源回路の面積が大きくなり、チップコストが上昇する。一方、VPP電源回路の供給能力を小さくすれば、VPP電源回路の面積は小さくなるが、時分割リフレッシュ動作方式を選択できる回数が減少し、シリアルリフレッシュ動作方式を選択する回数が増加する。シリアルリフレッシュの場合には、2つのリフレッシュコマンドことにアドレスがカウントアップされることで、シリアルリフレッシュの回数に相当してリフレッシュ周期が長くなる短所がある。
本実施例においては、電源電圧VPPの電圧を監視し、その電圧値により倍増リフレッシュ動作方式を選択する。電源電圧VPPが下限電圧Vppminより高い電圧の場合には、リフレッシュコマンドサイクル内で時分割に倍増リフレッシュを行う時分割リフレッシュとする。また、下限電圧Vppminより低い電圧の場合には、次のリフレッシュコマンドサイクルに割り込ませたシリアルリフレッシュを行う。電源電圧VPPの電圧値により最適なリフレッシュ動作方式とすることで電源電圧の電圧低下が抑制できる。最適なリフレッシュ動作方式を選択することで冗長回路に置換することなく、リテンション時間の短いメモリセルを救済できる半導体装置が得られる。
本発明の実施例2について図2、図3を用いて説明する。本実施例は電源電圧VPPが下限電圧Vppminより高い電圧の場合にはパラレルリフレッシュ動作方式とし、低い電圧の場合には、シリアルリフレッシュ動作方式とした実施例である。図2にタイミングチャート図、図3に本発明に係る半導体装置の概略ブロック図を示す。
図2のタイミングチャートには、コマンド(COM)としてのリフレッシュコマンドREFと、そのとき選択されるROW Addと、電源電圧VPPの電圧を示している。時刻T0に、リフレッシュコマンドREFが入力され、ワード線“0000”がリフレッシュされることになる。またペアワード線“1000”が倍増リフレッシュの対象であり、倍増リフレッシュが行われる。この時刻T0においては、電源電圧VPPは設定された設計値の下限電圧Vppminより高い電圧であることから、1つのリフレッシュサイクル内でワード線“0000”、ペアワード線“1000”が同時にリフレッシュされる。
このように1つのリフレッシュサイクル内でワード線、ペアワード線“が同時にリフレッシュされることをパラレルリフレッシュと呼ぶ。ここでも2つのリフレッシュ動作が同時に行われることから、VPP電源回路の供給能力を上回る消費電流が消費され、電源電圧VPPは低下し、設計値の下限電圧Vppminを下回る。電源電圧VPPは設定された設計値の下限電圧Vppminより低下することで、レベル検知回路16からのリフレッシュ制御信号26は“L”レベルに変化する。
以下、時刻T1における第2番目のリフレッシュコマンドサイクルには、アドレスセレクタから出力されたアドレスにより選択されたワード線“0001”がリフレッシュされる。時刻T2における第3番目のリフレッシュコマンドサイクルには、ペアワード線“1001”がリフレッシュされる。時刻T3における第4番目のリフレッシュコマンドサイクルには、アドレスセレクタから出力されたアドレスにより選択されたワード線“0002”がリフレッシュされる。時刻T4における第5番目のリフレッシュコマンドサイクルには、ペアワード線“1002”がリフレッシュされる。これらの時刻T1における第2番目のリフレッシュコマンドREFの入力から、時刻T4における第5番目のリフレッシュコマンドREFの入力までは実施例1のタイミングと同様であることから、その詳細な説明を省略する。
時刻T5に、第6番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、ワード線“0003”がリフレッシュされることになる。またペアワード線“1003”が倍増リフレッシュの対象であり、倍増リフレッシュが行われる。この時刻T5においては、電源電圧VPPは下限電圧Vppminより高い電圧に復帰していることから、第6番目のリフレッシュサイクル内のワード線“0000”、ペアワード線“1000”が同時にパラレルリフレッシュされる。
このようにリテンション時間が短いペアワード線に対して、電源電圧VPPが下限電圧Vppminより高い場合にはパラレルリフレッシュ動作方式、低い場合にはシリアルリフレッシュ動作方式による倍増リフレッシュを行う。電源電圧VPPが低い場合にシリアルリフレッシュとすることで電源電圧VPPが回復し、電源電圧VPPの低下を抑制できる。電源電圧VPPにより倍増リフレッシュ動作方式を変更する。このように倍増リフレッシュ動作方式を変更し、電源電圧VPPの低下を抑制することで、リテンション時間の短いメモリセルが救済できる。
図3を参照して、各タイミングにおける半導体装置の回路ブロックの動作を説明する。時刻T0において、第1番目のリフレッシュコマンドREFが入力され、コントローラ1からリフレッシュ動作のコマンドが出力される。リフレッシュカウンタ3からのカウント信号によりアドレスセレクタ4はリフレッシュすべきアドレスを発生させる。図2においては最初のアドレス“0000”が発生され、アドレスバッファ5に送られる。アドレスバッファ5からのアドレスはヒューズ回路群6、プリデコーダ8及びロウデコーダ10に入力される。
ヒューズ回路群6は入力されたアドレスとヒューズにプログラムされたアドレス情報とを比較する。アドレス“0000”の場合にはペアアドレス “1000”は倍増リフレッシュであることから、ヒット信号は活性化される。活性化されたヒット信号が入力された多重リフレッシュ制御回路7は制御信号INT27、MULTI28を選択回路9に出力する。時刻T0においては、電源電圧VPPが設定された設計値の下限電圧Vppminより高い電圧であることから、パラレルリフレッシュ動作方式が選択される。パラレルリフレッシュは、例えば制御信号INT27“L”、MULTI28“H”が出力されることで選択される。制御信号INT27、MULTI28により選択回路を制御することでワード線“0000”、ペアワード線“1000”が同時に活性化され、リフレッシュされる。
以下のタイミングにおける各回路ブロックの動作は、時刻T1から時刻T4までは実施例1の時刻T1から時刻T4までと同様であり、時刻T5における回路動作は時刻T0と同様であることからその説明を省略する。
本実施例においては、電源電圧VPPの電圧を監視し、その電圧値により倍増リフレッシュ動作方式を選択する。電源電圧VPPが設定された設計値の下限電圧Vppminより高い電圧の場合には、リフレッシュコマンドサイクル内で同時に倍増リフレッシュを行うパラレルリフレッシュ動作方式とする。また、電源電圧VPPが下限電圧Vppminより低い電圧の場合には、次のリフレッシュコマンドサイクルに割り込ませた倍増リフレッシュを行うシリアルリフレッシュ動作方式とする。電源電圧VPPの電圧値により最適なリフレッシュ動作方式とすることで電源電圧の電圧低下が抑制できる。最適なリフレッシュ動作方式を選択することで冗長回路に置換することなく、リテンション時間の短いメモリセルを救済できる半導体装置が得られる。
以上本願発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能であり、本願に含まれることはいうまでもない。
実施例1に係るタイミングチャート図である。 実施例2に係るタイミングチャート図である。 本発明に係る半導体装置の概略ブロック図である。 従来のリフレッシュ方式に係る(A)時分割リフレッシュ、(B)パラレルリフレッシュのタイミングチャート図である。
符号の説明
1 コントローラ
2 VPP電源回路
3 リフレッシュカウンタ
4 アドレスセレクタ
5 アドレスバッファ
6 ヒューズ回路群
7 多重リフレッシュ制御回路
8 プリデコーダ
9 選択回路
10 ロウデコーダ
11 メモリアレイ
12 センスアンプ
13 Yスイッチ
14 カラムデコーダ
15 I/O回路
16 レベル検知回路
17 オシレータ回路
18 チャージポンプ回路

Claims (7)

  1. 倍増リフレッシュが適用される半導体装置において、内部発生電源電圧値により倍増リフレッシュ動作方式を変更することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記内部発生電圧値と基準となる下限電圧値とを比較判定するレベル検知回路と、該レベル検知回路からのリフレッシュ制御信号により前記倍増リフレッシュ動作方式を変更する多重リフレッシュ制御回路とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記内部発生電源電圧値が前記下限電圧値よりも高い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいてアドレスセレクタが選択したアドレス及びペアアドレスをリフレッシュし、前記下限電圧値よりも低い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいてアドレスセレクタが選択したアドレスをリフレッシュし、次のリフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいて前記アドレスセレクタが選択したアドレスのペアアドレスをリフレッシュすることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記内部発生電源電圧値が前記下限電圧値よりも高い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルの前半においてアドレスセレクタが選択したアドレスをリフレッシュし、前記サイクルの後半においてペアアドレスをリフレッシュすることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記内部発生電源電圧値が下限電圧値よりも高い場合には、リフレッシュコマンドが入力されたサイクルにおいてアドレスセレクタが選択するアドレス及びペアアドレスを同時にリフレッシュすることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 倍増リフレッシュが必要なアドレスが記憶されたヒューズ回路群をさらに備え、該ヒューズ回路群は、アドレスセレクタが選択するアドレスと、前記ヒューズ回路群に記憶されたアドレスとを比較することで、前記アドレスセレクタが選択したアドレスのペアアドレスが倍増リフレッシュを必要とする場合にヒット信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  7. 前記多重リフレッシュ制御回路は、前記ヒット信号と前記リフレッシュ制御信号とを入力され、前記内部発生電源電圧値が下限電圧値よりも低い場合には、リフレッシュカウンタのカウントアップを停止するホールド信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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