JP2006332668A - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス素子 Download PDF

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Abstract

【課題】 アントラセン化合物をホスト材料またはゲスト材料として用いる有機エレクトロルミネッセンス素子を提供する。
【解決手段】 本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス素子は、電子輸送層と発光層のうち少なくとも1層にアントラセン誘導体を含み、かつ、そのうちの少なくとも1つの置換基がSP炭素またはケイ素の4面体の中心(tetra−substitution center)を有する。該アントラセン誘導体は、発光層のホストもしくはゲスト材料、または電子輸送層のホスト材料として用いることができる
【選択図】図1

Description

有機エレクトロルミネッセンス(以下「EL」と略記する。)素子に関し、特にアントラセン化合物をホスト材料またはゲスト材料として用いる有機EL素子に関する。
有機EL素子は、主に有機発光材料を組成材料として構成されており、軽量・薄型のディスプレイ、バックライト、照明等に用いられている。有機EL素子の発光色は、用いられる構成材料によって赤、緑、青の三原色の他各色あり、用途に応じて選択して用いられている。そして、有機EL素子を用いたディスプレイのフルカラー化に関する技術では、赤、緑、青色の三原色の素子を用いた種々の方式が用いられている。例えば、上記三原色のEL素子を独立に発光させる方法(三色色分け法)、白色発光のEL素子とカラーフィルタを用いて特定の色を透過する方法(カラーフィルタ法)、パネルの全面に青色の層を色変換層として設けて青色発光させ、この色変換層を通して三原色を通す方法(CCM法)が挙げられる。このように青色を発光する電界発光素子は、有機EL素子を用いたフルカラーディスプレイにおいて、光の三原色として利用されている。そして、アントラセン誘導体は、有機EL等の青色発光媒体として有機EL素子に用いられている。例えば、特許文献1には、アントラセン誘導体のゲスト材料としてクマリン誘導体を用いた有機EL素子が開示されている。また、例えば、特許文献2には、発光媒体にアントラセン誘導体を含み、かつその置換基が一価の縮合芳香族環である有機EL素子が開示されている。更に、例えば、特許文献3には、シラナミン化合物を含むEL素子が開示されている。更に、特許文献4には、有機電界発光層が9,10−ビス(3’5’−ジアリル)フェニルアントラセン誘導体を少なくとも含む有機EL素子が開示されている。
米国特許出願公開第2003/0215667号明細書 米国特許第6713192号明細書 米国特許第5358788号明細書 米国特許第5972247号明細書
有機EL素子を用いたディスプレイのフルカラー化において、発色性能を高めるために、青色純度を向上させ、且つ、他の色の有機EL素子とのパフォーマンスの整合性を図ることが可能ものが青色有機EL素子の性能として求められている。即ち、他の色の有機EL素子とバランスが取れるように、青色純度を向上させ、輝度、発光効率等の性質を実用可能なレベルで備えた有機EL素子が求められている。
本発明は、上記課題を解決するために、アントラセン化合物をホスト材料またはゲスト材料として用いる有機EL素子を提供することを目的とする。
本発明に係る有機EL素子は、陽極と、ホールソース(hole source)層と、発光層と、電子ソース(electron source)層と、陰極とを順に備える有機EL素子であって、前記発光層と前記電子ソース層のうちの少なくとも1層が、少なくとも1種のアントラセン誘導体を含み、該アントラセン誘導体が化4で示される構造を有することを特徴とする。
Figure 2006332668
ここで言うホールソース層は、陽極から発光層へ正孔を供給する正孔供給層を指す。また、電子ソース層は、陰極から発光層へ電子を供給する電子供給層を指す。
本発明に係る有機EL素子の前記アントラセン誘導体は、上記化4において、R=Rであることが好ましい。
また、本発明に係る有機EL素子の前記アントラセン誘導体は、上記化4において、R=Rであることが好ましい。
また、本発明に係る有機EL素子は、前記アントラセン誘導体は、上記化1式中において、R=R=R=Rであることがより好ましい。
本発明に係る有機EL素子の前記発光層が、ホスト材料と、少なくとも1種の前記アンラセン誘導体であるゲスト材料とを含むことが好ましい。
また、本発明に係る有機EL素子の前記発光層は、ゲスト材料と、少なくとも1種のアントラセン誘導体を含むホスト材料とを含むことが好ましい。
本発明に係る有機EL素子は、前記発光層のゲスト材料として前記アントラセン誘導体を用いることが好ましい。
本発明に係る有機EL素子の前記電子ソース層には、電子輸送層が含まれることが好ましい。
本発明に係る有機EL素子の前記電子ソース層には、前記陰極に隣接する電子注入層を含み、前記電子輸送層は、当該電子注入層と前記発光層との間に配置されることが好ましい。
本発明に係る有機EL素子は、前記電子注入層がフッ化リチウムを含んでなると、より好ましい。
本発明に係る有機EL素子の前記電子ソース層がトリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム(以下「Alq」と略称する)を含んでなり、かつ、前記発光層のホスト材料が、化5で示される構造を持つ9,10−ジ−(2−ナフチル)アントラセン(以下、「ADN」と記す。)を含んでなることが望ましい。
Figure 2006332668
本発明に係る有機EL素子の前記電子ソース層はAlqを含んでなり、かつ前記発光層のゲスト材料が、化6で示される構造を持つジスチルアリレン(以下、「DSA」と記す。)であることが好ましい。
Figure 2006332668
本発明に係る有機EL素子は、前記電子輸送層は、ホスト材料として前記アントラセン誘導体を用い、且つゲスト材料を添加してなることが好ましい。
また、本発明に係る有機EL素子は、前記発光層のホスト材料がADNであり、ゲスト材料がDSAであり、かつ、前記電子ソース層が少なくとも1種のアントラセン誘導体と、ドーパントとしてのCsFとを含むものであることが好ましい。
本発明によれば、青色の有機EL素子として、発光効率が良く且つ青色純度が高い有機EL素子とすることが可能となる。即ち、少なくとも1つの置換基が中心をSP炭素またはケイ素とする4面体構造を有しているアントラセン誘導体を、発光層のホストもしくはゲスト材料、または電子輸送層のホスト材料として用いるため、発光効率や動作電圧等の性能を良好な状態にし、且つ良好な青色純度に発光する有機EL素子とすることができる。
以下、本発明に係る有機EL素子の最良の実施の形態について説明する。図1は、本発明の有機EL素子の層構造の例を示す図である。本発明の有機EL素子は、例えば、図1に示す様に、陽極12と、ホールソース層と、発光層(EML)18と、電子ソース層と、陰極22とを順に備える層構造を有する。
そして、本発明に係る有機EL素子では、以下の化7で示される構造を有するアントラセン誘導体を、発光層および/または電子ソース層において、ホスト材料またはゲスト材料として用いる。本発明では、発光層と電子ソース層とに、以下に説明する各種構成材料を組み合わせて構成することにより、効果的に高い発光性能を有する有機EL素子とすることができるのである。
Figure 2006332668
式中、R、R、R、Rはそれぞれ独立にC1−12アルキル基またはC6−20アリール基から選ばれたものであり、R、Rはそれぞれ独立にメチル基またはフッ素から選ばれたものであり、Xは炭素またはケイ素であり、Lは0または1の結合数であり、n、mは0〜4の正の整数である。
本発明に用いる前記アントラセン誘導体は、少なくとも1つの置換基が、SP炭素またはケイ素を中心とする四面体構造(tetra−substitution)を有している。また、R、R、R、Rはそれぞれ独立にC1−12アルキル基またはC6−20アリール基から選ばれるものであるので、このアントラセン誘導体を有機EL素子に用いると、電子の非局在化を図ることが可能となる。また、上式中R=R、R=Rであることが好ましく、更に、R=R=R=Rであることがより好ましい。即ち、同じ置換基を選択することによって、正孔及び電子の挙動を安定したものとすることができる。
更に、本発明に係る有機EL素子のホールソース層は、図1に示す様に、基板10上に配置された陽極12に隣接する正孔注入層(HIL)14と、この正孔注入層(HIL)14と発光層(EML)18との間に設けられた正孔輸送層(HTL)17とにより構成される。また、電子ソース層は、陰極22に隣接する電子注入層(EIL)20と、この電子注入層(EIL)20と発光層(EML)18との間に設けられた電子輸送層(ETL)19とにより構成される。これら電子輸送層(ETL)、正孔注入層(HIL)および正孔輸送層(HTL)は公知技術である。
発光層(EML)18は、ホールソース層ならびに電子ソース層からそれぞれ供給された正孔と電子とを再結合させて発光させるためのホスト材料とゲスト材料とを含むものである。このゲスト材料は、1種または数種のアントラセン誘導体を組み合わせたものである。
電子ソース層は、上述の通り、陰極から発光層(EML)18へ向けて電子を供給するものであるので、陰極より供給された電子が、当該電子ソース層内で失活することなく、発光層へ供給可能な材料を用いる。そして、図1に示すように、陰極22の下に、電子注入層(EIL)20を加えてもよい。電子注入層(EIL)20の構成材料としては、例えば、フッ化リチウムが挙げられる。即ち、陰極で放出された電子を電子注入層(ETL)20において効率良く取り込み、電子輸送層(ETL)19において、電子を効率良く輸送して発光層(EML)18に電子を供給することが好ましい。
上記観点から考えるに電子ソース層は、Alqを含む材料により構成することが好ましい。Alqは電子輸送特性に優れているので、電子ソース層の構成材料に好適である。そして、電子ソース層にAlqを含む構成とする場合、発光層(EML)18には、ホスト材料として、上記構造を持つADN又はDSAを用いることが好ましい。このような組み合わせにすることにより、発光層(EML)18に効率良く電子が輸送され、かつ、発光層(EML)18に用いる上記ADN又はDSAにより安定性が高く、高効率な青色発光が得られる。
更に、電子ソース層は、上記アントラセン誘導体のうちの少なくとも1種と、ドーパントとしてのフッ化セシウムを含む構成としても良い。この場合、発光層(EML)18は、ホスト材料としてADNを用い、ゲスト材料にDSAを用いると、低電圧で発光効率の高い有機EL素子とすることができる。即ち、電子ソース層に、アントラセン誘導体を用いて、ドーパントとしてフッ化セシウムを用いることにより、陰極で放出された電子を効率良く取得して、安定的な電子供給が可能となる。そして、発光層に用いるADNとDSAにより良好な発光を得られ、結果として、安定且つ効率の良い発光が得られるのである。
本発明の有機EL素子では、アントラセン誘導体は発光層(EML)18または電子輸送層(ETL)19のうち少なくとも一方の層に含まれるものである。そして、アントラセン誘導体が発光層(EML)18に含まれる場合、それはホスト材料またはゲスト材料となり、電子輸送層(ETL)19に含まれる場合には、それはホスト材料となり、更にドーパントが添加される。なお、該アントラセン誘導体は化8で示される構造を持つ。
Figure 2006332668
上記式中、R、R、R、Rはそれぞれ独立にC1−12アルキル基またはC6−20アリール基から選ばれたものであり、R、Rはそれぞれ独立にメチル基またはフッ素から選ばれたものであり、Xは炭素またはケイ素であり、Lは0または1の結合数であり、n、mは0〜4の正の整数である。
このアントラセン誘導体を発光層(EML)18のホスト材料として用いた場合、ゲスト材料は、DSAにすることが好ましい。一方、このアントラセン誘導体を発光層のゲスト材料として用いた場合、ホスト材料はADNを用いると良い。このときホスト材料とゲスト材料との体積比を、例えば100:2.5にすると発光層において、正孔と電子との再結合が促進され、発光効率を良好にすることができる。
本発明の有機EL素子に用いるアントラセン誘導体の例として、以下のような化9〜化26に示す構造を有するものが挙げられる。
Figure 2006332668

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Figure 2006332668

Figure 2006332668

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Figure 2006332668

Figure 2006332668

Figure 2006332668

Figure 2006332668

Figure 2006332668

Figure 2006332668

Figure 2006332668

Figure 2006332668
以下、実施例を示して本件発明を具体的に説明する。なお、本件発明は以下の実施例に制限されるものではない。
まず、本発明に係る有機EL素子に用いるアントラセン誘導体の例として、2−フルオロ−9,10−ジ[2−(9,9−ジエチルフルオレニル)]アントラセン(化合物B)と、2−メチル−9,10−ジ[2−(9,9−ジエチルフルオレニル)]アントラセン(化合物A)と、2−メチル−9,10−ジ[3−(トリフェニルシリル)フェニル]アントラセン(化合物C)を挙げて、本発明に係るアントラセン誘導体の合成プロセスについて説明する。なお、本発明の特許請求の範囲に合成方式は含まれない。
<2−フルオロアントラキノンの合成>
まず、2−フルオロ−9,10−ジ[2−(9,9−ジエチルフルオレニル)]アントラセン(化合物B)の合成に用いる2−フルオロアントラキノンの合成について説明する。即ち、2−アミノアントラキノン(10g、45mmol)を含む硫酸(濃度96%)溶液130mL中に、0℃で亜硝酸塩0.38g(55mmol)を数回に分けて加えた。この混合溶液を室温下で2時間攪拌した後、ホウフッ化ナトリウム6.8g(62mmol)を含む0℃のホウフッ化ナトリウム水溶液150mL中に入れ、更に1時間攪拌した。その後、溶液をろ過して沈殿物を得、その沈殿物をメタノールで洗浄して灰色の粗生成物を得た。続いて、この粗生成物を200℃に加熱して熱分解し、昇華させて2−フルオロアントラキノン4.2gを得た。上記合成過程の化学反応式を化27に示す。
Figure 2006332668
<2−フルオロ−9,10−ジ[2−(9,9−ジエチルフルオレニル)]アントラセン(化合物B)の合成>
まず、2−ブロモ−9,9ジエチルフルオレン6g(20.8mmol)およびテトラヒドロフラン100mLを窒素雰囲気下で丸底フラスコに入れる。次いで、2.5Mのn−ブチルリチウム8.4mL(20.8mmol、2.5M)を−78℃でゆっくり滴下して加え、混合して30分間反応させた。その後、上述の2−フルオロアントラキノン2.25g(10mmol)とテトラヒドロフラン(30mL)とを−78℃で丸底フラスコにゆっくり滴下して加え、引き続き室温で24時間反応させた。次いで、その溶液を酢酸エチルと水で抽出して、有機層と水溶液層とに分離した。分離した有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥剤をろ過して取り除いた後、溶媒を留去した。得られた残渣と、ヨウ化カリウム4.8g(40mmol)と、次亜リン酸ナトリウム3.3g(20mL)および酢酸50mLを反応フラスコに入れて2時間加熱還流してから冷却した。そして、フラスコの底の白色沈殿物を回収してカラムクロマトグラフィーで精製し、化29に示す構造の化合物Bを4gを得た。上記合成過程の化学反応式を化28に示す。
Figure 2006332668
Figure 2006332668
<2−メチル−9,10−ジ[2−(9,9−ジエチルフルオレニル)]アントラセン(化合物A)の合成>
2−メチル−9,10−ジ[2−(9,9−ジエチルフルオレニル)]アントラセン(化合物A)の合成は、上述の化合物Bにおける2−フルオロアントラキノンを2−メチルアントラキノンに置き換えたものであり、この点を除いて化合物Bの合成プロセスと同じであるので詳細な説明を割愛する。なお、化31に示す化合物Aの合成過程の化学反応式を化30に示す。
Figure 2006332668

Figure 2006332668
<2−メチル−9,10−ジ[3−(トリフェニルシリル)フェニル]アントラセン(化合物C)の合成>
まず、1,3−ジブロモベンゼン5.7g(24mmol)およびテトラヒドロフラン100mLを窒素雰囲気下で丸底フラスコに入れ、これにn−ブチルリチウム9.6mL(2.5M、24mmol)を−78℃でゆっくり滴下して加え、混合して30分間反応させた。その後、2−メチルアントラキノン2.7g(12mmol)とテトラヒドロフラン(30mL)溶液とを−78℃で丸底フラスコにゆっくり滴下して加えた。これを混合した混合溶媒を引き続き室温で24時間反応させ、次いで、その溶液を酢酸エチルと水で抽出すると、有機層と水溶液層とに分離する。分離した有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥剤をろ過して取り除いた後、溶媒を留去した。得られた残渣と、ヨウ化カリウム(4.7g、29mmol)、次亜リン酸ナトリウム(6.8g、58mL)、酢酸(50mL)を反応フラスコに入れて2時間加熱還流してから冷却した。そして、フラスコの底の白色沈殿物を回収してカラムクロマトグラフィーで精製し、中間物A4.5g(9mmol)を得た。更にこの中間物Aを無水テトラヒドロフラン150mLに溶解し、2.5Mのn−ブチルリチウム(7.2mL、18mmol)をゆっくり滴下して加えた。これを混合して30分間反応させた後、丸底フラスコに塩化トリフェニルシリル5.3g(18mmol)を含むテトラヒドロフラン溶液20mLを−78℃でゆっくり滴下して添加した。次いで室温で16時間反応させ、その溶液をろ過してから、ろ過物をエタノール/ヘキサン(1:1混合割合)の混合溶剤で洗浄し、ろ液を留去し得られた白色固体を昇華により精製して化33に示す構造の化合物Cを2g得た。化33に示す化合物Cの合成過程の化学反応式を化32に示す。
Figure 2006332668

Figure 2006332668
以上に説明した化合物A、化合物Bおよび化合物Cの発光スペクトル曲線を図2に示す。図2を見るに、化合物A、化合物Bおよび化合物Cは青色発光に好適な波長にピークを有すると言える。従って、これらの化合物A〜化合物Cを用いて以下に挙げる7種類の有機EL素子を作製した。即ち、有機EL素子1、有機EL素子3および有機EL素子6には化合物Aを用い、有機EL素子2、有機EL素子4および有機EL素子7には化合物Bを用い、有機EL素子5には化合物Cを用いた。以下に有機EL素子1〜有機EL素子7において、各構成部に用いた材料を示す。
<有機EL素子1>
陽極:ガラス基板上に配置したインジウムスズ酸化物(以下ITOと略称する。)
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの4,4’,4”,−トリ(N−(2−ナフチル)−N−アニリン)−トリフェニルアミン(以下2T−NATAと略称する。)
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのN,N’−ジ−1−ナフチル−N,N’−ジフェニル−1,1’−ビフェニル−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン(以下NBと略称する。)
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料がADN、ゲスト材料が化合物A、ADNと化合物Aとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nmのAlq
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
ADNの構造は化34に示すとおりである。
Figure 2006332668
<有機EL素子2>
陽極:ガラス基板上に配置したITO
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの2T−NATA
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPB
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料がADN、ゲスト材料が化合物B、ADNと化合物Bとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nmのAlq
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
<有機EL素子3>
陽極:ガラス基板上に配置したITO
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの2T−NATA
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPB
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料が化合物A、ゲスト材料がDSA、化合物AとDSAとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nmのAlq
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
DSAの構造は化35に示すとおりである。
Figure 2006332668
<有機EL素子4>
陽極:ガラス基板上に配置したITO
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの2T−NATA
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPB
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料が化合物B、ゲスト材料がDSA、化合物BとDSAとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nmのAlq
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
<有機EL素子5>
陽極:ガラス基板上に配置したITO
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの2T−NATA
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPB
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料が化合物C、ゲスト材料がDSA、化合物CとDSAとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nmのAlq
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
<有機EL素子6>
陽極:ガラス基板上に配置したITO
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの2T−NATA
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPB
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料がADN、ゲスト材料がDSA、ADNとDSAとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nm、ホスト材料が化合物A、ドーパントがCsF、化合物AとCsFとの体積比が100:20
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
<有機EL素子7>
陽極:ガラス基板上に配置したITO
正孔注入層(HIL):厚さ60nmの2T−NATA
正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPB
発光層(EML):厚さ30nm、ホスト材料がADN、ゲスト材料がDSA、ADNとDSAとの体積比100:2.5
電子輸送層(ETL):厚さ30nm、ホスト材料が化合物B、ドーパントがCsF、化合物BとCsFとの体積比が100:20
電子注入層(EIL):厚さ1nmのフッ化リチウム
陰極:厚さ100nmのアルミニウム
以上の有機EL素子1〜有機EL素子7に示す実施例からわかるように、本実施例における有機EL素子は、アントラセン誘導体を発光層(EML)のホスト材料もしくはゲスト材料、または電子輸送層(ETL)のホスト材料として用いた。また、電子注入層(EIL)は厚さ1nmのフッ化リチウムを用い、正孔注入層(HIL)は厚さ60nmの2T−NATAを用い、正孔輸送層(HTL):厚さ30nmのNPBを用いた。
なお、上記有機EL素子1〜有機EL素子7の特性は表1に示すとおりであった。
Figure 2006332668
表1に示されるように、有機EL素子1〜有機EL素子7のいずれも、青色純度が良好な値を示し、且つ、輝度が1000cd/mとなった。そして、動作電圧ならびに発光効率の値から、駆動電力が良好な有機EL素子であると言える。特に、有機EL素子6と有機EL素子7は良好である。更に、上記化合物A、化合物B、化合物Cを用いた有機EL素子の発光スペクトル曲線を図2に示す。上記実施例から、本発明に係る有機EL素子は、良好な青色純度を示し、且つ駆動力に優れた有機EL素子であると言える。
以上、本発明を好ましい実施例により説明したが、本発明がこれらに限定されるものではない。
本発明に係る有機EL素子は、青色純度が良好で且つ、輝度が高く、発光効率も良いので、特に、広い面積を有する青色有機EL素子においても消費電力を抑えることができる。これにより、有機EL素子を用いたディスプレイのフルカラー化の技術において、有用性が高い有機EL素子を提供できる。例えば、カラーフィルタ法や三色色分け法に使用される青色EL素子は勿論のこと、CCM方式における青色EL層に効果的に使用できる。
本発明の実施形態による有機EL素子の構成を示す図である。 本発明による各アントラセン誘導体を用いてなる有機EL素子の発光スペクトル曲線である。
符号の説明
10 基板
12 陽極
14 正孔注入層(HIL)
16 正孔輸送層(HTL)
18 発光層(EML)
19 電子輸送層(ETL)
20 電子注入層(EIL)
22 陰極

Claims (14)

  1. 陽極と、ホールソース(hole source)層と、発光層と、電子ソース(electron source)層と、陰極とを順に備える有機エレクトロルミネッセンス素子であって、
    前記発光層と前記電子ソース層のうちの少なくとも1層が、少なくとも1種のアントラセン誘導体を含み、該アントラセン誘導体が化1で示される構造を有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
    Figure 2006332668
  2. 前記アントラセン誘導体は、上記化1式中において、R=Rであることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 前記アントラセン誘導体は、上記化1式中において、R=Rであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  4. 前記アントラセン誘導体は、上記化1式中において、R=R=R=Rであることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  5. 前記発光層が、ホスト材料と、少なくとも1種の前記アンラセン誘導体であるゲスト材料とを含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  6. 前記発光層は、ゲスト材料と、少なくとも1種のアントラセン誘導体を含むホスト材料とを含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  7. 前記発光層のゲスト材料として前記アントラセン誘導体を用いることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  8. 前記電子ソース層には電子輸送層が含まれることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  9. 前記電子ソース層には、前記陰極に隣接する電子注入層を含み、
    前記電子輸送層は、当該電子注入層と前記発光層との間に配置されることを特徴とする請求項8に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  10. 前記電子注入層がフッ化リチウムを含んでなることを特徴とする請求項9に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  11. 前記電子ソース層がトリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウムを含んでなり、かつ、前記発光層のホスト材料が、化2で示される構造を持つ9,10−ジ−(2−ナフチル)アントラセン(以下、「ADN」と記す。)を含んでなることを特徴とする請求項5〜請求項10のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
    Figure 2006332668
  12. 前記電子ソース層はトリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウムを含んでなり、かつ前記発光層のゲスト材料が、化3で示される構造を持つジスチルアリレン(以下、「DSA」と記す。)であることを特徴とする請求項5〜請求項10に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
    Figure 2006332668
  13. 前記電子輸送層は、ホスト材料として前記アントラセン誘導体を用い、且つゲスト材料を添加してなることを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  14. 前記発光層のホスト材料がADNであり、
    ゲスト材料がDSAであり、かつ、
    前記電子ソース層が少なくとも1種のアントラセン誘導体と、ドーパントとしてのCsFとを含むことを特徴とする請求項9〜請求項13のいずれかに記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
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