JP6539821B2 - 化合物およびこれを用いた有機電子デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、新規化合物およびそれを用いた有機電子デバイスに関し、より詳しくは、電子輸送体としての新規化合物およびそれを用いた有機電子デバイスに関する。
技術の進歩に伴って、有機材料を利用する様々な有機電子デバイスが精力的に開発されてきた。有機電子デバイスの例としては、有機発光デバイス(OLED:Organic Light Emitting Device)、有機フォトトランジスタ、有機光起電性セル、および有機光検出器が挙げられる。
OLEDは、最初に、真空蒸着法によってEastman Kodak Companyによって発明され提案された。Kodak CompanyのDr.Ching TangおよびSteven VanSlykeは、有機芳香族ジアミンの正孔輸送層が上部に形成された透明なインジウムスズオキシドガラス(ITOガラスと略記)上にトリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム(III)(Alqと略記)などの電子輸送材料を堆積させ、続いて電子輸送層上に金属電極を堆積させてOLEDの製作を完了させた。OLEDは、高速応答速度、軽量、小型、広視野角、高輝度、高コントラスト比、バックライト不要、および低消費電力などの多くの利点のために、多くの注目を集めている。しかしながら、OLEDは依然として低効率、短寿命などの問題を抱えている。
低効率という問題を克服するための手法の1つは、いくつかの中間層をカソードとアノードとの間に介在させることである。図1を参照すると、改質OLED1は、基板11、アノード12、正孔注入層13(HILと略記:Hole Injection Layer)、正孔輸送層14(HTLと略記:Hole Transport Layer)、発光層15(ELと略記:Emission Layer)、電子輸送層16(ETLと略記:Electron Transport Layer)、電子注入層17(EILと略記:Electron Injection Layer)およびカソード18を順にスタックした構造を有し得る。アノード12とカソード18との間に電圧が印加されると、アノード12から注入された正孔はHILおよびHTLを介してELに移動し、カソード18から注入された電子はEILおよびETLを介してELに移動する。EL中で電子と正孔とが再結合して励起子が生成され、それによって励起子が励起状態から基底状態に減衰すると光が放出される。
別の手法は、電子輸送材料に正孔ブロッキング能を呈させるように、OLED用のETLの材料を改質することである。従来の電子輸送材料の例としては、3,3’−[5’−[3−(3−ピリジニル)フェニル][1,1’:3’,1’’−ターフェニル]−3,3’’−ジイル]ビスピリジン(TmPyPb)、1,3,5−トリス(1−フェニル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)ベンゼン(TPBi)、トリス(2,4,6−トリメチル−3−(ピリジン−3−イル)フェニル)ボラン(3TPYMB)、1,3−ビス(3,5−ジピリジン−3−イル−フェニル)ベンゼン(BmPyPb)、および9,10−ビス(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)アントラセン(DPyPA)が挙げられる。
しかし、上述の電子輸送材料を用いても、依然としてOLEDの電流効率を改善する必要がある。従って、本発明は、従来技術における問題を軽減または回避するための新規化合物を提供する。
本発明の目的は、有機電子デバイスに有用な新規化合物を提供することである。
本発明の別の目的は、有機電子デバイスの駆動電圧を低減し、および/または有機電子デバイスの効率を改善するために、新規化合物を使用する有機電子デバイスを提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明は、以下の式(I)で表される新規化合物を提供する。
式(I)において、G〜Gの1つは、少なくとも1個の窒素原子を含有し3〜60個の炭素原子を有するヘテロアリール基、少なくとも1つの官能基で置換され1〜40個の炭素原子を有するアルキル基、少なくとも1つの官能基で置換され2〜40個の炭素原子を有するアルケニル基、少なくとも1つの官能基で置換され2〜40個の炭素原子を有するアルキニル基、少なくとも1つの官能基で置換され3〜60個の炭素原子を有するシクロアルキル基、少なくとも1つの官能基で置換され3〜60個の炭素原子を有するヘテロシクロアルキル基、少なくとも1つの官能基で置換され1〜40個の炭素原子を有するアルコキシ基、少なくとも1つの官能基で置換され6〜60個の炭素原子を有するアリール基、少なくとも1つの官能基で置換され6〜60個の炭素原子を有するアリールオキシ基、少なくとも1つの官能基で置換され1〜40個の炭素原子を有するアルキルシリル基、少なくとも1つの官能基で置換され6〜60個の炭素原子を有するアリールシリル基、少なくとも1つの官能基で置換され1〜40個の炭素原子を有するアルキルボロン基、少なくとも1つの官能基で置換され6〜60個の炭素原子を有するアリールボロン基、少なくとも1つの官能基で置換され1〜40個の炭素原子を有するホスフィン基、および少なくとも1つの官能基で置換され1〜40個の炭素原子を有するホスフィンオキシド基からなる群から選択され、ここでこの官能基は、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、フルオロ基およびクロロ基からなる群から選択され、
〜GおよびGの残り全ては、それぞれ独立に、水素原子、重水素原子、ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、1〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のアルキル基、2〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のアルケニル基、2〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のアルキニル基、3〜60個の炭素原子を有する置換または無置換のシクロアルキル基、3〜60個の炭素原子を有する置換または無置換のヘテロシクロアルキル基、1〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のアルコキシ基、6〜60個の炭素原子を有する置換または無置換のアリール基、3〜60個の炭素原子を有する置換または無置換のヘテロアリール基、6〜60個の炭素原子を有する置換または無置換のアリールオキシ基、1〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のアルキルシリル基、6〜60個の炭素原子を有する置換または無置換のアリールシリル基、1〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のアルキルボロン基、6〜60個の炭素原子を有するアリールボロン基、1〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のホスフィン基、1〜40個の炭素原子を有する置換または無置換のホスフィンオキシド基からなる群から選択される。
式(I)において、h、i、j、k、lはそれぞれ独立に1〜4の整数、すなわち1、2、3または4である。
より具体的には、化合物は、例えば、以下の式(I−I)〜(I−XV)によって表され得るが、これらに限定されない。
式(I)において、j、k、lはそれぞれ独立に1〜3の整数である。
好ましくは、h、i、j、k、lはそれぞれ独立に1または2であり、h、i、j、kおよびlの合計は6以下である。
好ましくは、GとGとは同じでも異なっていてもよく、GとGとは同じでも異なっていてもよい。
好ましくは、G〜Gは、それぞれ独立に、水素原子、重水素原子、ハロゲン基、1〜12個の炭素原子を有する無置換アルキル基、2〜12個の炭素原子を有する無置換アルケニル基、2〜12個の炭素原子を有する無置換アルキニル基からなる群から選択される。
好ましくは、上述の「少なくとも1個の窒素原子を含有し3〜60個の炭素原子を有するヘテロアリール基」は、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
式中、R〜Rは、それぞれ独立に、水素原子、重水素、ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、2〜12個の炭素原子を有するアルケニル基、2〜12個の炭素原子を有するアルキニル基、3〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基、3〜30個の炭素原子を有するヘテロシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基、3〜20個の炭素原子を有するヘテロアリール基、1〜40個の炭素原子を有するアルコキシ基、6〜30個の炭素原子を有するアリールオキシ基、1〜40個の炭素原子を有するアルキルシリル基、6〜30個の炭素原子を有するアリールシリル基、1〜40個の炭素原子を有するアルキルボロン基、6〜30個の炭素原子を有するアリールボロン基、1〜30個の炭素原子を有するホスフィン基、および1〜30個の炭素原子を有するホスフィンオキシド基からなる群から選択され、式中、nは1〜4の整数であり、mは1〜3の整数である。
好ましくは、R〜Rは、それぞれ独立に、例えばフェニル基、ナフチル基、ピリジン基、ピリミジン基、ピラジン基、ピリダジン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、フルオロ基、ビフェニル基、フェニルナフチル基、フェニルピリジン基、フェニルピリミジン基、フェニルピラジン基、フェニルピリダジン基、シアノフェニル基、ニトロフェニル基またはトリフルオロメチルフェニル基であってもよいが、これらに限定されない。
好ましくは、上述の「少なくとも1個の窒素原子を含有し3〜60個の炭素原子を有するヘテロアリール基」は、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
式中、RおよびRはそれぞれ、フェニル基、ナフチル基、ピリジン基、ピリミジン基、ピラジン基、ピリダジン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、フルオロ基、ビフェニル基、フェニルナフチル基、フェニルピリジン基、フェニルピリミジン基、フェニルピラジン基、フェニルピリダジン基、シアノフェニル基、ニトロフェニル基またはトリフルオロメチルフェニル基であってもよい。より好ましくは、RおよびRはそれぞれ、ピリジン基、ピリミジン基、ピラジン基、ピリダジン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、フルオロ基、フェニルピリジン基、フェニルピリミジン基、フェニルピラジン基、フェニルピリダジン基、シアノフェニル基、ニトロフェニル基、またはトリフルオロメチルフェニル基であってもよい。本発明によれば、RとRとは同じでも異なっていてもよい。
本発明の一実施形態において、主骨格に結合するGおよび/またはGは、ピリジン基であってもよい。例えば、Gおよび/またはGは、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
本発明の一実施形態では、主骨格に結合するGおよび/またはGは、ピリミジン基であってもよい。例えば、Gおよび/またはGは、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
本発明の一実施形態では、主骨格に結合したGおよび/またはGはベンゾイミダゾール基であってもよい。例えば、Gおよび/またはGは、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
本発明の一実施形態では、主骨格に結合するGおよび/またはGは、ピリミジン基であってもよい。例えば、Gおよび/またはGは、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
本発明の一実施形態では、主骨格に結合するGおよび/またはGは、トリアジン基であってもよい。例えば、Gおよび/またはGは、例えば、以下であってもよいが、これらに限定されない。
好ましくは、3〜60個の炭素原子を有し、少なくとも1つの窒素原子を含有するヘテロアリール基は、2つのフェニル基、2つのピリジン基、2つのピリミジン基、2つのピラジン基、2つのピリダジン基、2つのフェニルピリジン基、2つのフェニルピリミジン基、2つのフェニルピラジン基、または2つのフェニルピリダジン基で置換されたトリアジン基であってもよい。
好ましくは、上述の「少なくとも1つの官能基で置換され6〜60個の炭素原子を有するアリール基」としては、以下であってもよいが、これらに限定されない。
式中、 1’ は、重水素、ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、2〜12個の炭素原子を有するアルケニル基、2〜12個の炭素原子を有するアルキニル基、3〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基、3〜30個の炭素原子を有するヘテロシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基、3〜20個の炭素原子を有するヘテロアリール基、1〜40個の炭素原子を有するアルコキシ基、6〜30個の炭素原子を有するアリールオキシ基、1〜40個の炭素原子を有するアルキルシリル基、6〜30個の炭素原子を有するアリールシリル基、1〜40個の炭素原子を有するアルキルボロン基、6〜30個の炭素原子を有するアリールボロン基、1〜30個の炭素原子を有するホスフィン基および1〜30個の炭素原子を有するホスフィンオキシド基からなる群から選択され、
式中、oは0〜4の整数であり、pは1〜5の整数であり、oおよびpの合計は5以下である。
好ましくは、新規化合物は、例えば、以下の化合物であってもよいが、これらに限定されない。
本発明はまた、第1の電極、第2の電極、および第1の電極と第2の電極との間に配置された有機層を含む有機電子デバイスを提供する。有機層は、上記で記載される新規化合物を含む。
好ましくは、有機電子デバイスは、有機発光デバイス(OLED)である。より好ましくは、本発明の新規化合物は、電子輸送材料または正孔ブロッキング材料として使用されてもよい。
具体的には、有機発光デバイスは、
第1の電極上に形成された正孔注入層と、
正孔注入層上に形成された正孔輸送層と、
正孔輸送層上に形成された発光層と、
発光層上に形成された電子輸送層(ここで有機層は電子輸送層である)と、
電子輸送層と前記第2の電極との間に形成された電子注入層と、
を含んでいてもよい。
好ましくは、正孔注入層は2層構造であってもよく、すなわち、OLEDは第1の正孔注入層、および第1の電極と正孔輸送層との間に配置された第2の正孔注入層を含む。
好ましくは、正孔輸送層は2層構造であってもよく、すなわち、OLEDは、第1の正孔輸送層、および2層の正孔注入層と発光層との間に配置された第2の正孔輸送層を含む。
好ましくは、電子輸送層は、化合物I〜CCXCIIIなどの新規化合物で作製される。新規化合物を電子輸送材料として使用するOLEDは、既知の電子輸送材料、例えば2−(4−(9,10−ジ(ナフタレン−2−イル)アントラセン−2−イル)フェニル)−1−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール;ビス(2−メチル−8キノリノラト)(p−フェニルフェノラト)アルミニウム;および2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(PBD)を電子輸送材料として使用する市販のOLEDと比較して、改善された効率を有することができる。
好ましくは、OLEDは、発光層から電子輸送層への正孔のオーバフローをブロッキングするために、電子輸送層と発光層との間に形成された正孔ブロッキング層を含む。この正孔ブロッキング層は、上述の新規化合物である2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(BCP)または2,3,5,6−テトラメチル−フェニル−1,4−(ビス−フタルイミド)(TMPP)で作製されてもよいが、これらに限定されない。
好ましくは、OLEDは、発光層から正孔輸送層への電子のオーバフローをブロッキングするために、正孔輸送層と発光層との間に形成された電子ブロッキング層を含む。この電子ブロッキング層は、9,9’−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジイルビス−9H−カルバゾール(CBP)または4,4’,4’’−トリ(N−カルバゾリル)−トリフェニルアミン(TCTA)で作製されてもよいが、これらに限定されない。
このような正孔ブロッキング層および/または電子ブロッキング層がOLEDに存在する場合、OLEDは、典型的なOLEDに比べて高い発光効率を有する。
この第1および第2の正孔輸送層は、例えばN、N’−(ビフェニル−4,4’−ジイル)ビス(N−(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ジフェニルベンゼン−1,4−ジアミン);またはN,N’−ジ(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ジフェニルビフェニル−4,4’−ジアミン(NPB)で作製されてもよいが、これらに限定されない。
この第1および第2の正孔注入層は、例えば、ポリアニリンまたはポリエチレンジオキシチオフェンから作製されてもよいが、これに限定されない。
この発光層は、ホストとドーパントとを含む発光材料から作製できる。発光材料のホストは、例えば、9−(4−(ナフタレン−1−イル)フェニル)−10−(ナフタレン−2−イル)アントラセンであるが、これに限定されない。
赤色OLEDの場合、発光材料のドーパントは、例えば、ペリレン配位子、フルオランテン配位子またはペリフランテン配位子を有するイリジウム(II)の有機金属化合物であるが、これに限定されない。緑色OLEDについては、発光材料のドーパントは、例えば、ジアミノフルオレン;ジアミノアントラセン;またはフェニルピリジン配位子を有するイリジウム(II)の有機金属化合物であるが、これらに限定されない。青色OLEDについては、発光材料のドーパントは、例えば、ジアミノフルオレン;ジアミノアントラセン;ジアミノピレン;またはフェニルピリジン配位子を有するイリジウム(II)の有機金属化合物であるが、これらに限定されない。発光層の様々なホスト材料を用いて、OLEDは赤色、緑色または青色の光を放射することができる。
この電子注入層は、電子注入材料、例えば、(8−オキシドナフタレン−1−イル)リチウム(II)で作製されてもよいが、これに限定されない。
この第1の電極は、例えば、インジウムドープスズオキシド電極であるが、これに限定されない。
この第2の電極は、この第1の電極の仕事関数よりも低い仕事関数を有する。第2の電極は、例えば、アルミニウム電極、インジウム電極、またはマグネシウム電極であるが、これらに限定されない。
本発明の他の目的、利点および新規な特徴は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明からさらに明らかになる。
OLEDの概略的な断面図を示す。 それぞれ化合物I〜XIVのH核磁気共鳴(NMR)スペクトルである。
以降、当業者は、以下の実施例から、本発明に従う新規化合物およびそれを用いた有機発光デバイスの利点および効果を容易に実現することができる。本明細書で提案された説明は、例示の目的のための単なる好ましい例であり、本発明の範囲を限定するものではないことが理解されるべきである。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明を実施または適用するために、様々な修正および変形を行うことができる。
中間体A1の合成
新規化合物の調製に用いた中間体A1は以下の工程により合成した。中間体A1の合成経路をスキームA1に要約した。
工程1:中間体A1−1の合成
四塩化炭素(CCl)(430ml)中の3−ブロモジベンゾ[a、d]シクロヘプテン−5−オン(86g、1.0当量)、N−ブロモスクシンイミド(NBS)(106g、2当量)、ベンジルペルオキシド(0.7g、0.01当量)の混合物を85℃に加熱した。反応の進行を高速液体クロマトグラフィ(HPLC)でモニターした。反応終了後、沈殿物を濾過により分離し、CHOHで洗浄し、これを次いで再結晶で精製した。精製した生成物を濃縮乾燥して、白色固体を123gの量、収率92.3%で得た。
この固体生成物は、電界脱離質量分析(FD−MS)法によって中間体A1−1と同定された。FD−MS分析:C15BrO:理論値444.94および観測値444.94。
工程2:中間体A1−2の合成
得られた中間体A1−1(116.0g、1.0当量)を960mlのフラン/THF(v/v=2/1)に溶解し、反応生成物を0℃に冷却し、次いでカリウムtert−ブトキシド(KO−t−Bu)(87.8g、3.0当量)で処理した。反応生成物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温でさらに12時間撹拌した。完了後、反応生成物をDI水(脱イオン水)でクエンチし、有機層を溶媒抽出操作によって回収し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。減圧下で有機層から溶媒を蒸留によって除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製した。精製された生成物を濃縮乾燥すると、淡黄色の固体生成物が46.8gの量および収率51.1%で得られた。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体A1−2と同定した。FD−MS分析C1911BrO:理論値351.19および観測値351.19。
工程3:中間体A1−3の合成
535mlの酢酸エチル(EA)中の中間体A1−2(53.5g、1.0当量)および5%Pd/C(8.1g、0.025当量)の懸濁液を、水素のバルーンによって提供される水素雰囲気(H)下で3時間〜6時間撹拌した。得られた混合物をセライトパッドで濾過し、EAで洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して、黄色固体生成物100g(100%)を得た。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体A1−3と同定した。FD−MS分析C1913BrO:理論値353.21および観測値353.21。中間体A1−3は、さらに精製することなく以下の工程で直接使用することができる。
工程4:中間体A1−4の合成
530mlのトルエン中の中間体A1−3(53g、1.0当量)およびp−トルエンスルホン酸(PTSA)(57g、2.0当量)を12時間加熱還流した。反応混合物を室温に冷却し、次いで飽和NaHCO水溶液でクエンチし、CHClで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、続いて無水NaSOで乾燥させた。次いで、得られた溶液を減圧下で濃縮し、溶離剤としてCHCl/ヘキサン(1:1v/v)を用いるシリカゲルのカラムクロマトグラフィにより精製して、淡黄色固体生成物を91.5%の収率で得た。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体A1と同定した。FD−MS分析C1911BrO:理論値335.19および観測値335.19。
中間体A2の合成
新規化合物を調製するために使用される中間体A2は、出発物質3−ブロモジベンゾ[a、d]シクロヘプテン−5−オンを2−ブロモジベンゾ[a、d]シクロヘプテン−5−オン(CAS番号198707−82−3)に置き換えた以外は、工程1から4を通して中間体A1と同様の方法で合成した。中間体A2の合成経路をスキームA2に要約した。すべての中間体を上記の方法に従って分析し、その結果を表1に列挙した。
中間体A3の合成
新規化合物を調製するために使用される中間体A3は、出発物質3−ブロモジベンゾ[a、d]シクロヘプテン−5−オンを3,7−ジブロモジベンゾ[a、d]シクロヘプテン−5−オン(CAS番号226946−20−9)に置き換えた以外は、工程1から4を通して中間体A1と同様の方法で合成した。中間体A3の合成経路をスキームA3に要約した。すべての中間体を上記のように分析し、その結果を表1に列挙した。
中間体A1〜A3の変更
中間体A1〜A3に加えて、当業者は他の出発物質を採用し、スキームA1〜A3と同様の反応機構により他の所望の中間体を首尾よく合成することができる。中間体A1〜A3の適用可能な変更は、例えば、以下の中間体A4〜A15であってもよいが、これらに限定されない。
中間体B1の合成
上述の中間体A1を2−ブロモ−ビフェニルとさらに反応させて中間体B1を合成した。中間体B1の合成経路をスキームB1に要約した。
工程1:中間体B1−1の合成
2−ブロモ−ビフェニル(1.0当量)を120mlの無水THFに溶解し、−78℃に冷却した。この冷却した溶液にn−ブチルリチウム(n−BuLi)(2.5M、1.0当量)をゆっくり添加し、1時間攪拌した。1時間攪拌した後、反応溶液に中間体A1(0.7当量)を添加し、次いで常温で3時間攪拌した。反応終了後、塩化アンモニウムの飽和溶液でクエンチし、有機溶媒で抽出した。有機層を分離し、濃縮し、石油エーテルで再結晶して白色固体生成物を83.1%の収率で得た。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体B1−1と同定した。FD−MS分析:C3121BrO:理論値489.40および観測値489.40。
工程2:中間体B1の合成
中間体B1−1(1.0当量)、酢酸(w/v=1/3(反応体に対して))、HSO(5滴)を混合し、混合物を110℃で6時間攪拌した。次いで、溶媒を減圧下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィで精製した。残留物をトルエンで再結晶して白色固体生成物を収率93.0%で得た。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体B1と同定した。FD−MS分析:C3119Br:理論値471.39および観測値471.39。
中間体B2の合成
中間体A1を中間体A2に置き換えた以外は、中間体B1と同様の方法で、工程1および2を経て中間体B2を合成した。中間体B2の合成経路をスキームB2に要約した。すべての中間体を上記の方法に従って分析し、結果を表2に列挙した。
中間体B3の合成
中間体A1を中間体A3に置き換えた以外は、中間体B1と同様の方法で、工程1および2を経て中間体B3を合成した。中間体B3の合成経路をスキームB3に要約した。すべての中間体を上記の方法に従って分析し、結果を表2に列挙した。
中間体B1〜B3の変更
中間体B1〜B3に加えて、当業者は、スキームB1〜B3と同様の反応機構により、中間体A1〜A15から他の所望の中間体を首尾良く合成することができる。中間体B1〜B3の適用可能な変更は、例えば、以下の中間体B4〜B15であってもいが、これらに限定されない。
中間体C1の合成
上述の中間体B1を、中間体C1の合成のためにビス(ピナコラト)ジボロンとさらに反応させた。中間体C1の合成経路をスキームC1に要約した。
1,4−ジオキサン(0.3M)中の中間体B1(1.0当量)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.2当量)、PdCl(dppf)(0.0025当量)、KOAc(3.0当量)の混合物を、窒素雰囲気下、100℃で8時間加熱した。室温に冷却した後、次いで溶媒を減圧下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、白色固体を収率95.7%で得た。
FD−MS分析により固体生成物を中間体C1として同定した。FD−MS分析:C3731BO:理論値518.45および観測値518.45。
中間体C2の合成
中間体B1を中間体B2に置き換えた以外は、中間体C1と同様の方法で中間体C2を96.1%の収率で合成した。中間体C2の合成経路をスキームC2に要約した。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体C2と同定した。FD−MS分析:C3731BO:理論値518.45および観測値518.45。
中間体C3の合成
中間体B1を中間体B3に置き換え、等量のビス(ピナコラト)ジボロンを2.4当量に増加させた以外は、中間体C1と同様の方法で中間体C3を84.2%の収率で合成した。中間体C3の合成経路をスキームC3に要約した。
FD−MS分析により、固体生成物を中間体C3と同定した。FD−MS分析:C4342:理論値644.41および観測値644.40。
新規化合物I〜XIVの合成:
手法1:
中間体B1〜B3のそれぞれを種々の反応体と反応させて、種々の特許請求された新規化合物を合成することができた。特許請求された新規化合物の合成経路をスキームIに要約した。以下のスキームIにおいて、「中間体B」は上述の中間体B1〜B3のいずれか1つであってもよく、「反応体A」は表3−1に列挙される反応体A1〜A6のいずれか1つであってもよい。
手法2:
中間体C1〜C3のそれぞれを、種々の反応体と反応させて、特許請求される種々の新規化合物を合成することができた。新規化合物の合成経路をスキームIIに要約した。以下のスキームIIにおいて、「中間体C」は上述の中間体C1〜C3のいずれか1つであってもよく、「反応体B」は表3−2に列挙される反応体B1〜B5のいずれか1つであってもよい。
具体的には、500mLの回収フラスコに、反応体A(1.2当量)、中間体BまたはC(1.0当量)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pd(dba))(0.005当量)、SPhos(0.02当量)、トルエン/エタノール(0.5M、v/v=10/1)、3.0MのKCO水溶液を充填した後、窒素気流下、100℃で12時間攪拌した。ここで、モノカップリングおよびビスカップリング生成物は、反応体A/Bおよび触媒の当量を変化させることによって選択的に得ることができる。反応終了後、反応塊に水およびトルエンを添加した。続いて、有機層を溶媒抽出操作によって回収し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで有機層から減圧下で溶媒を蒸留によって除去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製した。得られた残渣をトルエンで再結晶し、特許請求された新規化合物として白色固体を得た。
化合物I〜XIVを合成するために採用した反応体および中間体を表4に列挙した。化合物I〜XIVをH−NMRおよびFD−MSで同定し、化合物I〜XIVそれぞれの化学構造、収率、化学式および質量も表4に列挙した。図2〜図15および表4の質量情報によれば、化合物I〜XIVの化学構造は以下のように同定された。
化合物I〜XIVの変更
化合物I〜XIVに加えて、当業者は、中間体B1〜B3または中間体C1〜C3以外の任意の中間体および任意の他の反応体を採用して、スキームIまたはIIと同様の反応機構を通して他の所望の新規化合物を首尾良く合成できる。
OLEDデバイスの調製
ITO層(ITO基板と略記)を1500Åの厚さでコーティングしたガラス基板を、洗浄剤を溶解した蒸留水に入れ、超音波洗浄した。洗浄剤はFischer社の製品であり、蒸留水はフィルタ(Millipore社)で2回濾過した蒸留水であった。ITO層を30分間洗浄した後、蒸留水で2回10分間超音波洗浄した。洗浄終了後、ガラス基板をイソプロピルアルコール、アセトンおよびメタノール溶媒で超音波洗浄し、次いで乾燥させた後、プラズマ清浄装置に搬送した。次いで、基板を酸素プラズマで5分間清浄し、次いで真空蒸発器に移した。
その後、ITO基板上に種々の有機材料および金属材料を順次堆積させて、上述の実施例および比較例のOLEDデバイスを得た。堆積中の真空度は、1×10−6〜3×10−7torrに維持した。ここで、ITO基板は、第1正孔注入層(HIL−1)、第2正孔注入層(HIL−2)、第1正孔輸送層(HTL−1)、第2正孔輸送層(HTL−2)、青色/緑色/赤色発光層(BEL/GEL/REL)、電子輸送層(ETL)、電子注入層(EIL)およびカソード(Cthd)を用いて堆積させた。
ここで、HATはHIL−1およびHIDを形成するための材料であり、HI−2はHIL−2を形成するための材料であり、HT−1およびHT−2はHTL−1およびHTL−2を形成するための材料であり、従来のETおよび本発明の新規化合物はETLを形成するET材料であり、LiqはETDおよびEILを形成するための材料であった。RH/GH/BHはREL/GEL/BELを形成するためのホスト材料であり、RD/GD/BD−1/BD−2はREL/GEL/BELを形成するためのドーパントであった。実施例と比較例との間のOLEDの主な相違点は、以下の比較例のOLEDのETLがBCPで作製されているが、以下の実施例のOLEDのETLは表4に列挙される本発明の新規化合物で作製されることであった。上述の市販の材料の詳細な化学構造を表5に列挙した。
赤色OLEDデバイスの調製
赤色OLEDデバイスを調製するために、表6に列挙された順序に従って複数の有機層をITO基板上にそれぞれ堆積させ、赤色OLEDデバイスの有機層の材料および厚さもまた表6に列挙した。
緑色OLEDデバイスの調製
緑色OLEDデバイスを調製するために、表7に列挙された順序に従って複数の有機層をITO基板上にそれぞれ堆積させ、緑色OLEDデバイスの有機層の材料および厚さも表7に列挙した。
青色OLEDデバイスの調製
青色OLEDデバイスを調製するために、表8に列挙された順序に従って複数の有機層をITO基板上にそれぞれ堆積させ、青色OLEDデバイスの有機層の材料および厚さもまた表8に列挙した。
青色OLEDについては、ドーパントは、表5に列挙されているように、BD−1またはBD−2であり得る。以下の実施例および比較例において、実施例B−4〜B−8および比較例B−1のOLEDのドーパントはBD−1であり、実施例B−1〜B−3および比較例B−2のOLEDのドーパントはBD−2であった。
OLEDデバイスの性能
OLEDデバイスの性能を評価するために、赤色、緑色および青色OLEDデバイスを、光度計としてPR650および電源としてKeithley 2400によって測定した。色座標(x,y)は、CIE色度スケール(Commission Internationale de L’Eclairage、1931)に従って決定した。結果を表9に示した。青色および赤色OLEDデバイスについては、データを1000nitで収集した。緑色OLEDデバイスについては、データを3000nitで収集した。
実施例R−1〜R−4および比較例RのETLの材料、色およびCIEのデータ、駆動電圧および電流効率を表9に列挙した。実施例G−1〜G−5および比較例GのETLの材料、色およびCIEのデータ、駆動電圧および電流効率を表10に列挙した。実施例B−1〜B−8および比較例B−1およびB−2のETL材料、色およびCIEのデータ、駆動電圧および電流効率を表11に列挙した。
この結果に基づいて、市販の電子輸送材料BCPと比較して、電子輸送材料として本発明の新規化合物を採用したことにより、駆動電圧を低減し、赤色、緑色または青色OLEDの電流効率を改善することができる。このことは、本発明の新規化合物が任意のカラーOLEDのための電子輸送材料として適切であり、これを使用するOLEDが低い駆動電圧および改善された電流効率を有することを可能にすることを実証した。
本発明の多くの特徴および利点が、本発明の構造および特徴の詳細とともに前述の説明に記載されているが、本開示は例示的なものに過ぎない。添付された特許請求の範囲の表現に用いられている語の広範な一般的意味によって示される全範囲において、詳細、特に本発明の原理内の置換基の量、位置、および配置の事項において変更してもよい。

Claims (3)

  1. 以下の式(I−I)〜(I−IV)、(I−XI)〜(I−XIII)及び(I−XV)のいずれか一つで表される化合物、

    、k、lはそれぞれ独立に4の整数であり、G、G及びGはそれぞれ水素原子であり
    及びG はそれぞれ独立して以下から成る群から選択され、



    式中、R1’は、水素原子、重水素原子、ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、2〜12個の炭素原子を有するアルケニル基、2〜12個の炭素原子を有するアルキニル基、3〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基、3〜30個の炭素原子を有するヘテロシクロアルキル基、6〜30個の炭素原子を有するアリール基、3〜20個の炭素原子を有するヘテロアリール基、1〜40個の炭素原子を有するアルコキシ基、6〜30個の炭素原子を有するアリールオキシ基、1〜40個の炭素原子を有するアルキルシリル基、6〜30個の炭素原子を有するアリールシリル基、1〜40個の炭素原子を有するアルキルボロン基、6〜30個の炭素原子を有するアリールボロン基、1〜30個の炭素原子を有するホスフィン基および1〜30個の炭素原子を有するホスフィンオキシド基からなる群から選択され、
    oは0〜4の整数であり、pは1〜5の整数であり、oおよびpの合計は5以下である。
  2. 前記化合物が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。

  3. 第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置された有機層とを含み、前記有機層が請求項1又は2に記載の化合物を含む、有機電子デバイス。
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