JP2006307572A - 樹脂製窓 - Google Patents

樹脂製窓 Download PDF

Info

Publication number
JP2006307572A
JP2006307572A JP2005132532A JP2005132532A JP2006307572A JP 2006307572 A JP2006307572 A JP 2006307572A JP 2005132532 A JP2005132532 A JP 2005132532A JP 2005132532 A JP2005132532 A JP 2005132532A JP 2006307572 A JP2006307572 A JP 2006307572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
metal
frame
shoji
reinforcing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005132532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4229286B2 (ja
Inventor
Akira Ishibashi
石橋  亮
Kensuke Noda
憲佑 野田
Seiji Bando
誠二 板東
Takehiro Funaki
竹宏 舟木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2005132532A priority Critical patent/JP4229286B2/ja
Publication of JP2006307572A publication Critical patent/JP2006307572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229286B2 publication Critical patent/JP4229286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Special Wing (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】火災時に樹脂形材が軟化、あるいは焼失しても樹脂製障子が脱落することがない樹脂製窓とする。
【解決手段】樹脂製障子10の樹脂形材の上框11、下框12、左右の縦框13に金属補強材16をそれぞれ設け、コーナー部において隣接した縦・横の金属補強材16をコーナー金具17で連結して金属補強材16を四周連続して樹脂形材が軟化、あるいは焼失しても障子としての形を保持できるようにし、樹脂製窓枠1の樹脂形材の上枠2に金属補強材5を設けると共に、その金属補強材5に受け金具20を取付け、前記上框11の金属補強材16に支持金具30を取付け、障子閉じ状態において樹脂形材が軟化、あるいは焼失した時に支持金具30と受け金具20によって障子を吊り下げ支持するようにして各樹脂形材が軟化、あるいは焼失しても樹脂製障子10が脱落しないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂製窓枠に樹脂製障子を開閉自在に取付けした樹脂製窓に関する。
従来から、樹脂形材の上枠、下枠、左右の縦枠を方形状に連結した樹脂製窓枠に、樹脂形材の上框、下框、左右の縦框を方形状に連結した框組体内にガラスを装着した樹脂製障子を開閉自在に取付けた樹脂製窓が種々知られている。
前述の樹脂製窓の樹脂形材としては、主として塩ビ樹脂を用いたものが知られているので、火災時に樹脂形材が軟化あるいは焼失して樹脂製障子が脱落したり、ガラスが脱落するから防火窓にはならない。
このことを解消することで防火窓となるようにした樹脂製窓が種々開示されている。
例えば、塩ビ樹脂を用いて防火基準を満たすためには、無機充填材を多く配合した第1のものが特許文献1に開示され、ガラス繊維補強樹脂を用いた第2のものが特許文献2に開示され、形材の中空部に型鋼を挿入し、さらに発泡炭化する燃焼焼結材を中空部に充填するようにした第3のものが特許文献3に開示され、ガラス周囲に挟持部材をまわし、膨張性の不燃材を介在させるようにした第4のものが特許文献4に開示されている。
特開昭62−80042号公報 特許第3213597号公報 特公平6−89622号公報 特許第2788167号公報
前述した第1のもののように、無機充填材を多くした場合には燃焼により無機充填材が残り、皮膜を形成することから窓としての形が残る。また、第3のもののように樹脂形材の中空部に不燃材を充填した場合においては、外殻の形材が失われても窓としての形を保つことができる。しかし、これだけでは形は保っても、ガラスを支える力は無く、障子の脱落が起こり、防火基準を満たすことは難しい。第2のものも同様である。
前述した第4のものは樹脂製障子だけを備えた窓であるから、樹脂製窓枠から樹脂製障子が脱落することを防止することについては何ら開示されていない。
本発明の目的は、樹脂製窓枠に樹脂製障子を開閉自在に取付けした樹脂製窓において、火災時に樹脂製障子が脱落しないようにすることである。
本発明は、樹脂形材の上枠、下枠、左右の縦枠を有する樹脂製窓枠に、樹脂形材の上框、下框、左右の縦框を有する樹脂製障子を開閉自在に取付けした樹脂製窓であって、
前記樹脂製障子の上框、下框、左右の縦框に金属補強材をそれぞれ設けると共に、コーナー部において隣接した縦、横の金属補強材をコーナー金具でそれぞれ連結して金属補強材を四周連続し、
前記樹脂製窓枠の上枠に設けた金属補強材に受け金具を取付け、前記樹脂製障子の上框に設けた金属補強材に支持金具を取付け、
前記樹脂製障子が閉じ状態で、前記樹脂製障子の框が軟化、あるいは焼失した時に支持金具と受け金具で樹脂製障子を吊り下げ支持するようにしたことを特徴とする樹脂製窓である。
本発明においては、金属補強材とコーナー金具、金属補強材と受け金具、金属補強材と支持金具、金属補強材同士における少なくとも一つが、樹脂形材の一部分における表面と裏面にそれぞれ接してビスで連結され、
そのビスで連結される部分が相互に金属接触していることが好ましい。
このようにすれば、樹脂形材が火災時に軟化、あるいは焼失した場合にも強固に連結された状態を保つことができる。
前述のようにするには、樹脂形材に不連続部分を形成し、ビスで連結する部分の少なくとも一方に絞り加工し、そのビスで連結する部分が不連続部分において金属接触していることが好ましい。
このようにすれば、ビスを螺合することのみで連結でき、その連結作業が簡単である。
本発明に用いる樹脂形材は、発泡性樹脂より成り、その加熱面側が火炎の熱によって発泡炭化して火炎遮断層を形成するものであることが好ましい。
この樹脂形材であれば、非加熱面への熱伝達を抑制し、非加熱面側の樹脂を保護することが可能である。
前記樹脂形材は、発泡性樹脂にハロゲン元素を含有していることが好ましい。
このようにハロゲン元素を含有することで、難燃化に効果的である。
前述の発泡性樹脂を塩化ビニル樹脂としても良い。このようにすれば、ハロゲン化合物(元素)を加えなくとも難燃化に効果的である。しかも、炭化が起こり易く、発泡した炭化層を形成する。
前述のように、塩化ビニル樹脂を用いた場合には炭化剤としてポリオールを含むことが好ましい。
さらに好ましくは、炭化剤としてポリオールと亜リン酸化合物を含むことである。
本発明によれば、火災時に各框が軟化、あるいは焼失した場合に、各框に設けた金属補強材がコーナー金具で連結されて四周連続しているから障子としての形を保持すると共に、支持金具と受け金具で障子が吊り下げ支持されているので、樹脂製窓枠に樹脂製障子を開閉自在に取付けた樹脂製窓において、火災時に樹脂製障子が脱落することがない。
図1に示すように、樹脂製窓枠1に樹脂製障子10を開閉自在に取付けして樹脂製窓としてある。
前記樹脂製窓枠1は、上枠2と下枠3と左右の縦枠4,4を方形状に連結してある。この上枠2、下枠3、左右の縦枠4,4は樹脂形材で、その各コーナー部を突き合わせて溶着してある。この各樹脂形材は同一断面形状である。
前記上枠2、下枠3、左右の縦枠4には金属補強材5が長手方向に亘って設けてあり、そのコーナー部には金属補強材5が存在しない。
前記上枠2、下枠3、左右の縦枠4は金属補強材5を挿通した図示しない固着具で建物躯体側に固着して取付けられる。
前記樹脂製障子10は、上框11と下框12と左右の縦框13を方形状に連結した框組体14内にガラス15が装着してある。
前記上框11、下框12、縦框13は樹脂形材で、その各コーナー部を突き合わせて溶着してある。この各樹脂形材は同一断面形状である。
前記上框11、下框12、左右の縦框13には金属補強材16が長手方向に亘って設けてあり、そのコーナー部には金属補強材16が存在しないので、コーナー部において縦・横の金属補強材16をコーナー金具17で連続し、各金属補強材16を四周連続している。
前記一方の縦枠4と一方の縦框13がヒンジ6で開閉自在に連結され、他方の縦框13にハンドル7が取付けてある。
前記上枠2には受け金具20が取付けてある。この受け金具20は前記金属補強材5に固着してある。
前記上框11には支持金具30が取付けてある。この支持金具30は前記金属製補強材16に固着してある。
前記樹脂製障子10が閉じ状態で、その樹脂製障子10の框が軟化、あるいは焼失した時に、支持金具30が受け金具20によって落下しないように吊り下げ支持され、かつ樹脂製障子10を閉じ状態から開放する時には支持金具30が受け金具20から離脱する。
このようであるから、障子閉じ状態で火災が発生した時に各框が軟化、あるいは焼失した場合に上框11、下框12、左右の縦框13に設けた金属補強材16がコーナー金具17で連結されて方形枠状を維持するから障子としての形が残る。
また、上框11に設けた金属補強材16が支持金具30、受け金具20によって上枠2に設けた金属補強材5に吊り下げ支持されるので、樹脂製障子10が吊り下げ支持されて脱落することがない。
前述のヒンジ6がアルミ製等で火災時に溶ける場合には前述の受け金具20、支持金具30は左右に離隔して一対設けることが好ましいが、ヒンジ6がステン等火災時にも溶けない場合にはヒンジ6と反対側寄り1つ設けることでも良い。
次に各部材の具体形状を説明する。
前記上枠2、下枠3、縦枠4に設けた金属補強材5は、図2、図3に示すように中空部2a,3a,4a内に設けた第1の金属補強材5と、面内方向の外側面2b,3b,4bに設けた第2の金属補強材5を備え、両者はビス8で固着してある。
このビス8は第2の金属補強材5から第1の金属補強材5に螺合してある。
前記第2の金属補強材5から固着具9を取付片2c,3c,4cを挿通して図示しない建物躯体に固着して上枠2、下枠3、縦枠4を建物躯体に固着して取付けている。
このようであるから、火災時に上枠2、下枠3、縦枠4が軟化、あるいは焼失しても第2の金属補強材5が建物躯体に固着され、その第2の金属補強材5に第1の金属補強材5が連結されているので、窓枠としての形を維持しながら建物躯体に取付けられている。
前記上框11、下框12、縦框13に設けた金属補強材16は図2と図3に示すように、第1の中空部11a,12a,13a、第2の中空部11b,12b,13bにそれぞれ設けた第1の金属補強材16、第2の金属補強材16と、面内方向外側面11c、12c、13cに設けた第3の金属補強材16を備え、その第3の金属補強材16が第1・第2の金属補強材16,16にそれぞれビス18で固着してある。
前記コーナー金具17は各框の面内方向内側面11d,12d,13dに設けてあり、ビス19で第1の金属補強材16に固着してある。
なお、前記各框は押縁11e,12e,13eを備えており、前述のコーナー金具17で縦横の第1の金属補強材16を連結した後にガラス15を設け、その後に押縁11e,12e,13eを取付ける。
このようであるから、火災時に各框が軟化、あるいは焼失した場合に、各金属補強材16がコーナー金具17で方形状に連結されたままとなり、障子としての形を保持する。
この時、ガラス15が脱落しないようにするには、前述のガラス15の周縁部にコ字状の金属枠材を嵌め込んで支持し、その金属枠材を金属補強材16にビスで固着すれば良い。
次に、前記受け金具20と支持金具30について説明する。
前記受け金具20は図4に示すように取付部21と受け部22を備え、その取付部21を図2に示すように上枠2の面内方向内側面2dに接し、ビス23を第1の金属補強材5に螺合して取付けられる。
この受け部材20の受け部22は上枠2の面内方向内側面2dと離隔する。
図4に示す受け金具20は一枚の板材を加工してほぼコ字状としてある。
前記支持金具30は図4に示すように取付部31と引掛け部32を備え、その取付部31を上框11の面内方向外側面11cに接し、ビス33を第1の金属補強材16に螺合して取付けてある。
なお、支持金具30が第3の金属補強材16に干渉するのであれば、その部分を切り欠きすれば良い。
そして、前記引掛け部32が上方に向かい、樹脂障子10を閉じ状態とすることで引掛け部32が上枠2の面内方向内側面2dと受け部22との間に入り込むようにしてある。
前記受け金具20と支持金具30は図5(a),(b),(c)に示すように、その受け金具20を取付部21と縦部24と受け部22で断面ほぼコ字状としても良い。
また、図5(a)では受け部22と引掛け部32が平行であるが、図5(b)のように受け部22を上向き、引掛け部32を下向きに傾斜させても良いし、図5(c)のように受け部22の先端部分22aを下向き、引掛け部32の先端部分32aを上向きとして、受け部22よりも引掛け部32が若干下方位置であっても先端部分22a,32aをガイドとして入り込むようにしても良い。
前記受け金具20を図6と図7に示すように取付部21に垂下片25を設け、その垂下片25に開口部26を形成して受け部22とし、支持金具30の引掛け部32を開口部26内に挿入するようにしても良い。
前述のように、金属補強材同士や金属補強材とコーナー金具をビスで連結したり、金属補強材と受け金具、支持金具をビスで連結する際に、それらは樹脂形材の一部分における表面と裏面に接するので、その一部分の肉厚寸法だけ離隔している。
このために、火災時に樹脂形材が軟化、あるいは焼失した際に、金属補強材同士や金属補強材とコーナー金具、金属補強材と受け金具、金属補強材と支持金具が前述の肉厚寸法だけガタつくことがある。
このことを防止するために、樹脂形材の一部分の表面と裏面に接してビスで連結する場合には、両方の部材間に隙間が生じないように相互に金属接触してビスで連結する。
例えば、図2における下框12の第1の金属補強材16とコーナー金具17をビス19で連結する場合には、図8(a),(b),(c),(d)に示すように下框12の一部分に孔又は切り欠き等の不連続部分40を形成し、その下框12の一部分の表面41(面内方向内側面12c)にコーナー金具17を接すると共に、裏面42(第1の中空部12aの内面)に第1の金属補強材16を接する。
そして、図8(a)に示すようにコーナー金具17における前述の不連続部分40と対向した一部分17aを絞り加工して第1の金属補強材16に接し、ビス19を孔17bから第1の金属補強材16のビス穴16−aに螺合し、両者を金属接触して連結する。
また、図8(b)に示すようにコーナー金具17の一部分17a(孔17bの周縁)と第1の金属補強材16の一部分16−b(ビス穴16−aの周縁)を絞り加工して金属接触させ、ビス19を螺合して連結する。
また、図8(c)に示すようにコーナー金具17の一部分17aをビス19の皿形頭部に合わせて漏斗状に絞り加工、又は図8(d)に示すように円形の凹陥形状に絞り加工する。
前述のことは金属補強材同士の連結、例えば図2における第2の金属補強材16と第3の金属補強材16の連結、受け金具20と金属補強材5の連結、支持金具30と金属補強材16の連結にも適用できることは勿論である。
前述の実施の形態では樹脂製障子10をヒンジ6で開閉自在に取付けした樹脂製窓について述べたが、これに限ることはなく樹脂製障子10を樹脂製窓枠1の面内方向に移動自在に取付けした樹脂製窓にも適用できることは勿論である。
例えば、図9、図10に示すように樹脂製窓枠1の室内側と室外側とに樹脂製障子10を面内方向に移動自在に取付けした樹脂製引き違い窓にも適用できる。
この場合の受け金具20と支持金具30は前述した図5(a),(b),(c)に示すように、受け金具20に対して支持金具30が面内方向に移動可能な形状なものが好ましい。
また、図10においては縦枠4の上部寄りに受け金具20を取付けると共に、縦框(戸当たり框)13の上部寄りに支持金具30を取付けできる。
この場合には、受け金具20、支持金具30は障子閉じエンドで相互に面内方向に嵌まり合う形状が好ましい。
例えば、図11に示すように受け金具20を取付部21にピン27を固着したものとし、その取付部21を縦枠4の面内方向内側面に接し、金属補強材5に螺合するビスで固着して取付け、そのピン27を面内方向内側に向ける。
また、支持金具30に前記ピン27が嵌合する孔34を形成し、その孔34を引掛け部32とし、その取付部31を縦框13の面内方向外側面に接し、金属補強材16に螺合するビスで固着して取付け、その孔34をピン27と対向する。
このようにすることで、樹脂製障子10が閉じエンドまで移動すると、孔34とピン27が嵌合して縦框13の上部寄りを縦枠4の上部寄りに吊り下げ支持することができる。
この場合にも各樹脂製障子10の上框11における召合せ部寄りと上枠2を受け金具20と支持金具30で吊り下げ支持する。
次に、本発明の樹脂製窓に用いる樹脂形材について説明する。
図12(a)に示す樹脂形材50の一方の表面51を加熱した時の状態を図12(b)に示す。
加熱した一方の表面51(加熱面)の樹脂は発泡し炭化していた。他方の表面52(非加熱面)の樹脂に変化は無く、熱が非加熱面に達していないことを示している。また、加熱表面には炭化した膜53があり、そのすぐ下には緻密な発泡炭化した層54があった。そのさらに下にはまだ炭化しきらない変色した層55があり、この層は大きな気泡となっていた。そして、これらの層が火炎を遮断する役目を果たす。
樹脂形材50の加熱時の状態が前述したようであれば、火災時に枠と障子との間等に隙間が発生することを防止し、火炎が非加熱面に達することを防止できる。
すなわち、本発明の樹脂形材は加熱面側が火炎の熱により発泡炭化して火炎遮断層を形成し、非加熱面への熱伝達を抑制し、非加熱面の樹脂を保護できるものである。
次に、その詳細を説明する。
非加熱面の樹脂を保護するためには樹脂材料の難燃化は必須であるが、それだけでは不十分である。なぜなら、防火試験としての遮炎、準遮炎試験では20分加熱後に781℃に達し、樹脂材料の分解温度を超えている。この様な高温では非加熱面も樹脂の分解温度に達し、非加熱面の樹脂を残すことはできない。そのため、加熱面の樹脂の炭化を促し、さらに発泡させて断熱し、非加熱面への伝熱を小さくしなければならない。
難燃化するにはハロゲン元素を樹脂材料に含有させると効果的である。ハロゲン元素は燃焼時に活性な酸素と結合し、酸素と可燃性ガスの反応を阻害して、発熱を低下させる。そのため樹脂は蒸し焼き状態となり、炭化が促進される。また、樹脂内部では温度により分解ガスが発生するために発泡する。そのため、発泡剤を添加しなくとも樹脂は発砲し、表面側に発泡した炭化層が形成され、耐火断熱層として機能する。
本発明の樹脂形材は、その樹脂形材そのものが発泡炭化することを特徴とするものである。
従来の技術では、金属製窓において、その金属形材に膨張性黒鉛等の不燃性膨張材料を貼り付けることにより火炎の回り込む隙間を塞ぐ方法が行われてきた。本発明では樹脂形材そのものを発泡炭化する要素とし、隙間の発生と非加熱面の温度上昇防止を行うものである。金属製窓では窓としての機能は金属形材により確保されており、さらに防火対応の為に膨張性不燃材を添加する必要があった。本発明では樹脂形材そのものに発泡炭化の機能を持たせており、通常使用時には強度部材として機能する形材が防火機能を有するものである。従来の樹脂製窓においても膨張性不燃材料の窓枠部材中空部への挿入、隙間の発生が予想される個所への添付等が行われる。本発明においては樹脂形材自身が発泡し、熱により分解して、不燃性の発泡体を形成するため、不燃性膨張材料を用いる必要がないか、あるいは用いたとしても、従来よりも少量を用いれば良い。また、膨張性不燃材料は脆く、耐水性、耐磨耗性に欠けるために露出面、接触面、人の触れる面に用いることが難しかった。本発明によればこれらの面においても発泡炭化した断熱層を形成可能である。
オレフィン系樹脂を難燃化するにはハロゲンの添加が最も効果的である。樹脂にハロゲン元素を含有させるためには、ハロゲン系難燃剤を添加する方法が一般的である。ハロゲン系の難燃剤としてはヘキサブロムビフェニル、ヘキサブロムベンゼン、ペンタブロムジフェニルエーテル、デカブロムジフェニルオキサイド、エチレンビスペンタブロムベンゼン、トリス(2,3−ジブロムプロピル)イソシアネート、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシ−3,5−ジブロムフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロムフェニル)プロパン、臭素化エポキシ樹脂、臭素化ポリスチレン、塩素化パラフィン等がある。
さらには無機系難燃剤として水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、三酸化アンチモン、燐酸カルシウム、酸化ジルコン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硼酸バリウム、メタ硼酸バリウム、メタ硼酸亜鉛、無水アルミナ、二硫化モリブデン、粘土、赤燐、珪藻土、カオリナイト、モンモリナイト、ハイドロタルサイト、タルク、シリカ、ホワイトカーボン、セライト、アスベスト、リトポン等を併用することが考えられる。これらを100重量部以上配合すると炭化した樹脂と残留無機物が残り、火炎を遮断することができる。
しかし、窓枠材料には高い耐衝撃性が求められる。一般に充填剤が多くなると衝撃強度が低下するために、これら無機系難燃剤を用いた材料は窓枠部材には適さない。
一方、塩化ビニル樹脂は塩素を分子構造の中に持っており、新たにハロゲン化合物を加える必要がない。さらに、塩化ビニルの分解は塩酸の離脱が先行し、後に2重結合が残る。そのため、一般のオレフィン樹脂に比べて炭化が起こりやすく、一部の樹脂が炭化して残り、発泡した炭化層を形成する。特に発泡剤を使用しなくても、内部から分解ガスが発生するために発泡する。発泡倍率を上げる場合にはアゾジカルボンアミド(ADCA)、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)、5,5’−ビス−1Hテトラゾールのマンガン塩等が使用できる。樹脂形材の溶着工程での発泡を抑えるためには、これらの高温発泡剤の使用が好ましい。
さらに炭化を促進し、炭化物量を増やすために、ポリオールを添加することができる。ポリオールは炭化剤として機能し、適当な条件で炭化し、皮膜を作る。特にリン酸化合物、亜リン酸化合物を併用すると効率的に炭化する。
炭化剤として、ペンタエリトリトールおよび2量体以上の縮合体、セルロース、マルトース、グルコース、アラビノース、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、デキシトリン、エチレン・ビニルアルコール共重合体等のポリオールおよびそのエステル化合物、メラミンおよびその誘導体、グアナミンおよびその誘導体、イソシアヌル酸およびその誘導体、トリス(4−ヒドロキシフェニル)イソシアヌレート等のトリアジン系誘導体、デンプン、カゼイン、木粉等を挙げることができる。これらは単独でまたは複合して用いることができる。
特にポリオールはカルシウム-亜鉛系安定剤を用いる場合に、初期の着色を防止する上で重要な要素でもある。安定剤としてのポリオールの具体例は以下のようなものである。ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、トリペンタエリトリトール、ビストリメチロールプロパン、ビストリメチロールエタン、トリスメチロールプロパン、イノサイト、ポリビニルアルコール、ソルビトール、マルタイト、イソマルタイト、ラクタイト、リカジン、マニトール、ラクトース、ロイクロース、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、パラチナイト、テトラメチロールシクロヘキサノール、テトラメチロールシクロペンタノール、テトラメチロールシクロピラノール、グリセロール、ジグリセロール、ポリグリセロール等である。炭化剤としてはジペンタエリスリトール、トリペンタエリトリトールが適しており、安定剤としてはカルシウム-亜鉛安定剤に対して、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、グリセロール、ソルビトールが代表的に用いられる。また、これらのポリオールを複数組み合わせて用いることができる。さらに、これらのポリオールは炭化剤としても使用できる。
ポリオールの炭化を促進する亜リン酸エステル化合物は酸化防止剤としても有用であり、着色防止には好適な安定剤である。具体例としては、トリオクチルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリドデシルホスファイト、トリトリデシルホスファイト、トリペンタデシルホスファイト、トリオレイルホスファイト、トリステアリルホスファイト、トリフェニルホスファイト、トリクレシルホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、フェニルジオクチルホスファイト、フェニルジデシルホスファイト、フェニルジドデシルホスファイト、フェニルジトリデシルホスファイト、フェニルジテトラデシルホスファイト、フェニルジペンタデシルホスファイト、オクチルジフェニルホスファイト、デシルジフェニルホスファイト、ウンデシルジフェニルホスファイト、ドデシルジフェニルホスファイト、トリデシルジフェニルホスファイト、テトラデシルジフェニルホスファイト、ペンタデシルジフェニルホスファイト、オレイルジフェニルホスファイト、9,10−ジヒドロ−9−オキサー10−ホスファフェナントレンー10−オキサイド、10−(3,5−ジーt−ブチルー4−ヒドロキシベンジル)−9,10−ジヒドロー9−オキサー10−ホスファフェナントレンー10−オキサイド、10−デシロキシー9,10−ジヒドロー9−オキサー10−ホスファフェナントレン、トリス(2,4−ジーt−ブチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(2,4−ジーt−ブシル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(2,6−ジーt−ブチル4−メチルフェニル)ホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジーt−ブチルフェニル)オクチルホスファイトである。特に、粉末状である9,10−ジヒドロ−9−オキサー10−ホスファフェナントレンー10−オキサイド以下の亜リン酸化合物は粉末状で、取り扱いが容易ある。これら亜リン酸化合物はポリオールを炭化する難燃剤として塩ビに対しても有効である。亜リン酸を塩ビに配合するには安定剤に用いられる亜鉛を塩基性亜リン酸亜鉛としてもよい。
また、酸化防止剤としては他にもアルキル化モノフェノール、アルキルチオメチルフェノール、ヒドロキノンおよびアルキル化ヒドロキノン、ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、アルキリデンビスフェノール、ベンジル化合物、ヒドロキシベンジル化マロネート、ヒドロキシベンジル−芳香族炭化水素、ヒドロキシベンジル−芳香族炭化水素等があり、これらは組み合わせて用いることができる。
これまで、軟質塩ビに亜リン酸系の可塑剤を用いる場合があった。例えば高度な難燃性を必要とする場合には可塑剤を難燃性とする必要があり、難燃性の可塑剤としてリン酸、亜リン酸エステルが用いられた。しかし、硬質塩ビは高い難燃性を有するために、難燃剤の配合は行われてこなかった。また、リン酸、亜リン酸化合物については、脱水触媒として機能するリン酸化合物により脱水され、加熱された耐火塗膜に炭化層を形成するための成分である、とされている。酸素を含まない塩ビについてはリン酸、亜リン酸の添加による難燃性の向上は期待できない。亜リン酸は酸化防止剤として使用されており、ポリオールと併用しなければ硬質塩ビに難燃性を付与する添加剤とはならない。
本発明においてはポリオールと亜リン酸化合物を併用することで、防火試験において発泡した炭化層を残すことを目的としている。一般に塩ビに難燃剤を配合すると物性が低下する。難燃剤と安定剤を兼用できれば添加剤の部数を減少でき、物性への影響を小さくすることができる。ポリオールの添加量は0.1から40重量部、亜リン酸化合物としては0.05から5重量部が適当で、これ以上多くすると物性を損なう。
この他に安定剤としてカルシウム化合物、亜鉛化合物、ハイドロタルサイト、β−ジケトン化合物が添加される。カルシウム化合物として、例えば、グリセロリン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、ヘプタン酸塩、2−エチルヘキシル酸塩、ステアリン酸塩等のC8〜C22までの高級脂肪酸塩、12−ヒドロキシステアリン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩、ソルビン酸塩、ロジン酸塩、アセト酢酸エチル塩、安息香酸塩、イソデカン酸塩、ネオデカン酸塩、ナフテン酸塩が添加される。添加量は0.01〜2重量部が適当である。
また、亜鉛化合物として、例えば、オルソリン酸塩、ヘプタン酸塩、2−エチルヘキシル酸塩、ステアリン酸塩等のC8〜C22までの高級脂肪酸塩、ロジン酸塩、ジブチルジチオカルバミン酸塩、サリチル酸塩、イソデカン酸、ネオデカン酸塩、ナフテン酸塩等が添加される。添加量は0.01〜2重量部が適当である。
さらには、ハイドロタルサイトが0.01〜5重量部添加される。好ましくは0.1〜1重量部である。5重量部を超えると溶着時に発泡が起こり好ましくない。β−ジケトン化合物の添加量は0.01〜1重量部が適当である。通常、さらに充填剤として炭酸カルシウム、着色剤として酸化チタン、加工助剤、滑剤が添加される。
樹脂形材は熱により発泡するが、加熱面側が早く発泡し、非加熱面側の発泡が遅れるために、湾曲して発泡する。そのため、障子の当り部等ではシール構造が崩れ、隙間が発生する。L形の金具を取付けることでこの様な変形を防止できる。L形の金具は発泡時に力を受けるため、補強材に固定する必要がある。
以上の配合の樹脂により、押し出し加工された樹脂形材は切断、加工され、溶着前、あるいは溶着後に金属補強材を取付けられる。必要があれば膨張性黒鉛等の膨張性の不燃材を取付けても良い。さらに、枠と障子を上部で連結する受け金具20、支持金具30を取付けることにより、防火試験において、ガラスの落下、貫通孔の発生を防止し、高温に曝されても火炎の非加熱面での発生を防ぐことができる。
実施例
以下に実施例を示して説明するが、本発明は実施例に制限されるものではない。
実施例1
塩ビ100重量部に対して、ジペンタエリトリトール3重量部、ペンタエリトリトール2重量部、2,2−メチレンビス(4,6−ジーt−ブチルフェニル)オクチルホスファイト0.2重量部、ステアリン酸カルシウム0.5重量部、ステアリン酸亜鉛0.5重量部、ハイドロタルサイト1重量部、炭酸カルシウム5重量部、酸化チタン4重量部、アクリル系加工助剤0.1重量部、パラフィンワックス0.1重量部を加えた配合を押し出し機により成形し、板状のサンプルを得た。これを800℃に調整した炉内で20分間焼いたところ、発泡した黒色の炭化物が得られた。
実施例2
塩ビ100重量部に対して、ジペンタエリトリトール2重量部、木粉4重量部、トリス(2,4−ジーt−ブチルフェニル)ホスファイト1重量部、ステアリン酸カルシウム0.5重量部、ステアリン酸亜鉛0.5重量部、ハイドロタルサイト1重量部、炭酸カルシウム5重量部、酸化チタン4重量部、アクリル系加工助剤0.1重量部、パラフィンワックス0.1重量部を加えた配合を押し出し機により成形し、板状のサンプルを得た。これを800℃に調整した炉内で20分間焼いたところ、発泡した黒色の炭化物が得られた。
本発明の第1の実施の形態を示す樹脂製窓の概略正面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す樹脂製窓の詳細縦断図である。 本発明の第1の実施の形態を示す樹脂製窓の詳細横断図である。 受け金具と支持金具の斜視図である。 受け金具と支持金具の異なる形状を示す側面図である。 受け金具と支持金具の第2の実施の形態を示す斜視図である。 受け金具と支持金具の第2の実施の形態を示す側面図である。 金属補強材とコーナー金具の連結部分の拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す樹脂製窓の概略正面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す樹脂製窓の概略正面図である。 受け金具と支持金具の第3の実施の形態を示す斜視図である。 樹脂形材の加熱状態の説明図である。
符号の説明
1…樹脂製窓枠、2…上枠、3…下枠、4…縦枠、5…金属補強材、10…樹脂製障子、11…上框、12…下框、13…縦框、14…框組体、15…がラス、16…金属補強材、17…コーナー金具、20…受け金具、30…支持金具、40…樹脂形材、41…一方の表面(加熱面)、42…他方の表面(非加熱面)

Claims (5)

  1. 樹脂形材の上枠、下枠、左右の縦枠を有する樹脂製窓枠に、樹脂形材の上框、下框、左右の縦框を有する樹脂製障子を開閉自在に取付けした樹脂製窓であって、
    前記樹脂製障子の上框、下框、左右の縦框に金属補強材をそれぞれ設けると共に、コーナー部において隣接した縦、横の金属補強材をコーナー金具でそれぞれ連結して金属補強材を四周連続し、
    前記樹脂製窓枠の上枠に設けた金属補強材に受け金具を取付け、前記樹脂製障子の上框に設けた金属補強材に支持金具を取付け、
    前記樹脂製障子が閉じ状態で、前記樹脂製障子の框が軟化、あるいは焼失した時に支持金具と受け金具で樹脂製障子を吊り下げ支持するようにしたことを特徴とする樹脂製窓。
  2. 金属補強材とコーナー金具、金属補強材と受け金具、金属補強材と支持金具、金属補強材同士における少なくとも一つが、樹脂形材の一部分における表面と裏面にそれぞれ接してビスで連結され、
    そのビスで連結される部分が相互に金属接触している請求項1記載の樹脂製窓。
  3. 樹脂形材に不連続部分を形成し、ビスで連結する部分の少なくとも一方に絞り加工し、そのビスで連結する部分が不連続部分において金属接触している請求項2記載の樹脂製窓。
  4. 樹脂形材は、発泡性樹脂より成り、その加熱面側が火炎の熱によって発泡炭化して火炎遮断層を形成するものである請求項1,2,3いずれか1項記載の樹脂製窓。
  5. 発泡性樹脂にハロゲン元素を含有した請求項4記載の樹脂製窓。

JP2005132532A 2005-04-28 2005-04-28 樹脂製窓 Active JP4229286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005132532A JP4229286B2 (ja) 2005-04-28 2005-04-28 樹脂製窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005132532A JP4229286B2 (ja) 2005-04-28 2005-04-28 樹脂製窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006307572A true JP2006307572A (ja) 2006-11-09
JP4229286B2 JP4229286B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=37474764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005132532A Active JP4229286B2 (ja) 2005-04-28 2005-04-28 樹脂製窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4229286B2 (ja)

Cited By (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231840A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Ykk Ap株式会社 樹脂サッシ
JP2010024804A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Ykk Ap株式会社 戸先錠および建具
JP2010248804A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP2010255206A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP2012127048A (ja) * 2010-12-10 2012-07-05 Sankyo Tateyama Aluminium Inc サッシ
JP2012144866A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Sankyo Tateyama Aluminium Inc サッシ
JP2012202186A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Vinyframe Industries Co Ltd 樹脂製サッシ、樹脂製サッシ用形材及び樹脂製サッシ用形材の製造方法
JP2014077329A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Lixil Corp サッシ
JP2014118714A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Lixil Corp 開口部装置
JP2014122472A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ykk Ap株式会社 建具の取付構造及び建具
JP2014129662A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Ykk Ap株式会社 接合構造及び建具
JP2014173277A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Ykk Ap株式会社 建具
WO2014162718A1 (ja) * 2013-03-31 2014-10-09 積水化学工業株式会社 熱膨張性耐火材料およびそれを用いた樹脂サッシの防火構造
JP2014221986A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 三協立山株式会社 上げ下げ窓
JP2015048617A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015048616A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 面材の保持構造及び建具
JP2015048598A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015105504A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社Lixil 樹脂製建具
JP2015190173A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015190108A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015197008A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015224486A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 Ykk Ap株式会社 建具用樹脂枠及び樹脂窓
JP2015229827A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 Ykk Ap株式会社 建具
JP2016044501A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 Ykk Ap株式会社 障子および建具
JP2016061069A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 Ykk Ap株式会社 建具ユニット
JP2016094709A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 Ykk Ap株式会社 建具
JP2016142027A (ja) * 2015-01-31 2016-08-08 三協立山株式会社 樹脂サッシ
JP2016176325A (ja) * 2016-05-19 2016-10-06 株式会社Lixil サッシ
JP2017002617A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 三協立山株式会社 サッシ
JP2017036661A (ja) * 2016-10-03 2017-02-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017053209A (ja) * 2016-10-03 2017-03-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017061855A (ja) * 2017-01-16 2017-03-30 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017061856A (ja) * 2017-01-16 2017-03-30 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018013038A (ja) * 2017-10-30 2018-01-25 Ykk Ap株式会社 樹脂窓
JP2018096063A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018145711A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018193801A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 株式会社Lixil 建具
JP2018193802A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 株式会社Lixil 建具
JP2019002225A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 三協立山株式会社 建具
JP2019065552A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社Lixil 建具
JP2019070310A (ja) * 2018-12-26 2019-05-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2019070275A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2019090183A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 Ykk Ap株式会社 型材ユニット、障子及び建具
JP2020023808A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 Ykk Ap株式会社 建具
JP2020125615A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 俊弥 相原 開き障子及び開き障子の製造方法
JP7476079B2 (ja) 2020-11-06 2024-04-30 三協立山株式会社 建具
JP7486405B2 (ja) 2020-11-19 2024-05-17 三協立山株式会社 建具

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5225196B2 (ja) * 2009-05-13 2013-07-03 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP6262280B2 (ja) * 2016-04-25 2018-01-17 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017101546A (ja) * 2017-02-03 2017-06-08 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP6370939B2 (ja) * 2017-02-03 2018-08-08 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP6691100B2 (ja) * 2017-12-22 2020-04-28 Ykk Ap株式会社 建具
JP6603354B2 (ja) * 2018-04-13 2019-11-06 Ykk Ap株式会社 建具
JP6603353B2 (ja) * 2018-04-13 2019-11-06 Ykk Ap株式会社 建具

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821539Y1 (ja) * 1969-11-29 1973-06-23
JPS4934582Y1 (ja) * 1970-08-21 1974-09-19
JPS57190091U (ja) * 1981-05-28 1982-12-02
JPS59102070A (ja) * 1982-12-03 1984-06-12 帝人エンジニアリング株式会社 窓枠
JPH0329690U (ja) * 1989-07-31 1991-03-25
JPH0663776U (ja) * 1993-02-17 1994-09-09 新日軽株式会社 複合断熱サッシ材
JPH08158743A (ja) * 1994-12-06 1996-06-18 Nippon Alum Co Ltd 防火断熱サッシ
JPH0953374A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Sapporo Sanki Kk 耐火frp部材
JP2001241266A (ja) * 1999-12-24 2001-09-04 Ykk Architectural Products Inc 建 具
JP2003020869A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Toppan Printing Co Ltd 化粧額縁
JP2005009304A (ja) * 2003-05-26 2005-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 防火性樹脂サッシ

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821539Y1 (ja) * 1969-11-29 1973-06-23
JPS4934582Y1 (ja) * 1970-08-21 1974-09-19
JPS57190091U (ja) * 1981-05-28 1982-12-02
JPS59102070A (ja) * 1982-12-03 1984-06-12 帝人エンジニアリング株式会社 窓枠
JPH0329690U (ja) * 1989-07-31 1991-03-25
JPH0663776U (ja) * 1993-02-17 1994-09-09 新日軽株式会社 複合断熱サッシ材
JPH08158743A (ja) * 1994-12-06 1996-06-18 Nippon Alum Co Ltd 防火断熱サッシ
JPH0953374A (ja) * 1995-08-15 1997-02-25 Sapporo Sanki Kk 耐火frp部材
JP2001241266A (ja) * 1999-12-24 2001-09-04 Ykk Architectural Products Inc 建 具
JP2003020869A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Toppan Printing Co Ltd 化粧額縁
JP2005009304A (ja) * 2003-05-26 2005-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 防火性樹脂サッシ

Cited By (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231840A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Ykk Ap株式会社 樹脂サッシ
JP2010024804A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Ykk Ap株式会社 戸先錠および建具
JP2010248804A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP2010255206A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Ykk Ap株式会社 樹脂製建具
JP2012127048A (ja) * 2010-12-10 2012-07-05 Sankyo Tateyama Aluminium Inc サッシ
JP2012144866A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Sankyo Tateyama Aluminium Inc サッシ
JP2012202186A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Vinyframe Industries Co Ltd 樹脂製サッシ、樹脂製サッシ用形材及び樹脂製サッシ用形材の製造方法
JP2014077329A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Lixil Corp サッシ
JP2014118714A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Lixil Corp 開口部装置
JP2014122472A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ykk Ap株式会社 建具の取付構造及び建具
JP2014129662A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Ykk Ap株式会社 接合構造及び建具
JP2014173277A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Ykk Ap株式会社 建具
WO2014162718A1 (ja) * 2013-03-31 2014-10-09 積水化学工業株式会社 熱膨張性耐火材料およびそれを用いた樹脂サッシの防火構造
JP2014221986A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 三協立山株式会社 上げ下げ窓
JP2015048617A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015048616A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 面材の保持構造及び建具
JP2015048598A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015105504A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社Lixil 樹脂製建具
JP2015190108A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015190173A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015197008A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2015224486A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 Ykk Ap株式会社 建具用樹脂枠及び樹脂窓
JP2015229827A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 Ykk Ap株式会社 建具
JP2016044501A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 Ykk Ap株式会社 障子および建具
JP2016061069A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 Ykk Ap株式会社 建具ユニット
JP2016094709A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 Ykk Ap株式会社 建具
JP2016142027A (ja) * 2015-01-31 2016-08-08 三協立山株式会社 樹脂サッシ
JP2017002617A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 三協立山株式会社 サッシ
JP2016176325A (ja) * 2016-05-19 2016-10-06 株式会社Lixil サッシ
JP2017036661A (ja) * 2016-10-03 2017-02-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017053209A (ja) * 2016-10-03 2017-03-16 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018096063A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017061855A (ja) * 2017-01-16 2017-03-30 Ykk Ap株式会社 建具
JP2017061856A (ja) * 2017-01-16 2017-03-30 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018145711A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018193801A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 株式会社Lixil 建具
JP2018193802A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 株式会社Lixil 建具
JP7020801B2 (ja) 2017-05-19 2022-02-16 株式会社Lixil 建具
JP2019002225A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 三協立山株式会社 建具
JP7020845B2 (ja) 2017-09-29 2022-02-16 株式会社Lixil 建具
JP2019065552A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社Lixil 建具
JP2019070275A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2018013038A (ja) * 2017-10-30 2018-01-25 Ykk Ap株式会社 樹脂窓
JP2019090183A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 Ykk Ap株式会社 型材ユニット、障子及び建具
JP2020023808A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 Ykk Ap株式会社 建具
JP7033032B2 (ja) 2018-08-07 2022-03-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2019070310A (ja) * 2018-12-26 2019-05-09 Ykk Ap株式会社 建具
JP2020125615A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 俊弥 相原 開き障子及び開き障子の製造方法
JP7476079B2 (ja) 2020-11-06 2024-04-30 三協立山株式会社 建具
JP7486405B2 (ja) 2020-11-19 2024-05-17 三協立山株式会社 建具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4229286B2 (ja) 2009-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4229286B2 (ja) 樹脂製窓
TWI419963B (zh) 防火發泡塑膠組成物與所成形物件
KR20220164393A (ko) 방화 단열 창호
CA2747908A1 (en) Intumescent backer rod
US5171757A (en) Fire resistant vinylaromatic foams
JP6022343B2 (ja) 建具
JP2008180068A (ja) 建築用配管材およびこの建築用配管材の成形方法
US20080064774A1 (en) Stabilized extruded alkenyl aromatic polymer foams and processes for extruding stabilized alkenyl aromatic polymer foams
JP6017299B2 (ja) 建具
JP2007039644A (ja) 無機質系発泡体の製造方法
KR100922200B1 (ko) 방화문
JP6632643B2 (ja) 耐火性硬質塩化ビニル樹脂成形体
JP3474568B2 (ja) 耐火性の熱可塑性複合構造物
JP2012144866A (ja) サッシ
JP7074491B2 (ja) 樹脂製部材、複合樹脂製部材、及び建具
EP3165562A1 (en) Expandable and crosslinkable elastomeric formulation for the manufacture of insulation materials exhibiting high fire retardancy and low smoke creation properties
JP2009074689A (ja) 給排水用配管材及びその製造方法
KR101953690B1 (ko) 변형방지기능을 갖는 스티로폼 조성물
KR101977818B1 (ko) 압출 폴리스티렌 발포체용 난연 마스터 배치 조성물 및 이를 이용한 압출 폴리스티렌 발포체
KR20140083361A (ko) 전자선가교 폴리비닐클로라이드계 난연 발포단열재 및 그의 제조방법
KR20090010491A (ko) 방화문틀
KR20090004047A (ko) 난연스토퍼를 이용하여 방화성능을 부여한 목재문틀
CN219953084U (zh) 一种隔热阻燃型塑钢
KR100682608B1 (ko) 문틀용 수지 조성물 및 이를 이용하여 제조된 문틀
JP7231532B2 (ja) 建築物用枠部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4229286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250