JP2014077329A - サッシ - Google Patents

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Abstract

【課題】火災発生時に高温に晒されても、枠体の崩壊及び隙間の発生を防止することのできる構造の簡単なサッシを提供する。
【解決手段】上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を枠組みしてなる枠体1を有し、下枠11と縦枠12はそれぞれ長手方向に沿う中空部11c,12aを有し、下枠11の中空部11cには下補強材45が設けられ、縦枠12の中空部12aには縦補強材40が設けられ、縦補強材40と下補強材45が連結されてなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、建物開口部に設けられる枠体を有したサッシに関し、特に火災発生時にも枠体が脱落することを防止して防火性能を高くしたサッシに関する。
建物開口部に設けられる枠体を有したサッシにおいて、高い防火性能を求められる場合がある。枠体は、内側に障子を納めてなるものや、上枠に巻回自在な扉体を納める収納部を設けてシャッター付サッシを構成するものなどがある。サッシの枠体はアルミ材からなるため、火災発生時の高温に晒されると、軟化、溶融する。防火性能の高いサッシにあっては、そのような場合であっても枠体の崩壊を防止することが必要となる。
このため、従来の防火性能を高くしたサッシは、枠体にアルミ材を用いずに溶融点の高いスチール材を採用したり、あるいはアルミ材の肉厚を厚くして、枠体の崩壊を防止するようにしていた。しかし、このような対策では、防火性能を高くしたサッシが一般的なサッシと材料及び構造の点で大きく相違することとなり、コストが高くなってしまうという問題があった。また、別の手段としては、アルミ材の中空内部にスチール製などの補強材を設けるものも知られている。このようなサッシとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
実用登録第2564271号公報
しかし、単にアルミ材の中空内部に補強材を設けるだけでは、四周に枠組みされた枠体の崩壊を十分に防止することは困難であった。また、枠体を構成する縦枠と下枠は、縦枠の側面が下枠の端面に突き合わされて連結固定されているが、火災発生時には連結部分が変形し、縦枠と下枠の間に隙間を生じる可能性があった。縦枠と下枠の間に隙間を生じると、火炎が隙間から侵入するおそれがあり、防火性能を低下させることとなっていた。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、火災発生時に高温に晒されても、枠体の崩壊及び隙間の発生を防止することのできる構造の簡単なサッシを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るサッシは、上枠と下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体を有するサッシにおいて、
前記下枠と縦枠はそれぞれ長手方向に沿う中空部を有し、前記下枠の中空部には下補強材が設けられ、前記縦枠の中空部には縦補強材が設けられ、該縦補強材と前記下補強材が連結されてなることを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、枠体の中空部内に三方に渡って補強材が連結されているので、火災発生時に枠体を構成する枠材が軟化しても、補強材によって枠体の崩壊や枠材の変形を抑えることができる。
また、請求項2の発明に係るサッシは、前記上枠は扉体を支持すると共に巻き上げて収納自在な収納部を有し、前記縦枠の中空部のうち前記上枠と隣接する領域には、前記上枠を固定する裏板部材が設けられ、該裏板部材と前記縦補強材とが連結されてなることを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、縦枠のうち収納部の側部を構成する部分においても、縦枠下部と連続して強度を大きくすることができ、火災発生時に収納部及び上枠の崩壊を防止することができる。
さらに、請求項3の発明に係るサッシは、前記縦枠には前記扉体の左右端部を上下方向に案内するガイドレール部材が取付けられ、該ガイドレール部材は長手方向に沿う中空部を有すると共に、該中空部内にガイドレール補強材が設けられることを特徴として構成されている。
請求項3に係る発明によれば、ガイドレール部材について強度を大きくすると共に、火災発生時の変形や崩壊を防止することができる。
本発明に係るサッシによれば、枠体の縦辺と下辺に渡る構造体によって縦枠と下枠が支持されることにより、火災発生時に高温に晒されても、枠体の崩壊を防止すると共に、縦枠と下枠の間に隙間が発生することを防止できる。
本実施形態におけるシャッター付サッシの縦断面図である。 本実施形態におけるシャッター付サッシの横断面図である。 下補強材の斜視図である。 縦補強材の斜視図である。 縦補強材及び裏板部材を納めた縦枠と上枠及び下枠との分解斜視図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。本実施形態では、サッシとしてシャッター付サッシについて説明する。図1には本実施形態におけるシャッター付サッシの縦断面図を、図2には本実施形態におけるシャッター付サッシの横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態のシャッター付サッシは、箱状を有する収納部2を有する上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を方形状に枠組みした枠体1を有してなるものであり、この枠体1が建物開口部の室外側部分に取付けられる。
収納部2は、上面20と下面21及び側面22を有しており、側面22には巻き取り軸23が回動自在に取付けられていて、多数のスラット30を上下方向に連結してなる扉体3を巻回可能としており、収納部2内に扉体3を収納可能となるように構成されている。扉体3は、収納部2の下部に形成された開口部24から下方に引き出し自在となっている。なお、図1は扉体3を引き出して全閉とした状態を表している。
収納部2を有する上枠20は、上面20を構成する上側部材15と、下面21を構成する下側部材16とを有し、収納部2はさらに、側面22を構成する側面部材18と、上側部材15から収納部2の室外側面を構成するカバー部材17と、上側部材15と下側部材16の間に設けられて収納部2の室内側面を構成する背面部材19とを有している。これらカバー部材17と上側部材15、背面部材19及び下側部材16によって、巻き取り軸23を取り囲むように空間状の収納部2が形成される。
縦枠12の室外側には、扉体3の左右端部を上下方向に案内するガイドレール部材13が設けられている。ガイドレール部材13は、扉体3の左右端部を納めて案内する凹状の案内部13aを有している。扉体3の下端部には、ガイドレール部材13間の略全長に渡る幅を有した幅木部材31が設けられる。幅木部材31は、面状に形成された室外面部31aの室外側に、逆L字状に突出する一体的な把手部31bを有している。
下枠11の室外側部には、幅木部材31を納めることができる凹状の溝部11aが形成されている。幅木部材31を枠体1の下端部に配置することで、幅木部材31が溝部11aに納められると共に、溝部11aを構成する下枠11の室外側面11bを、幅木部材31の把手部31bが跨いだ状態となる。
図1に示すように、下枠11には溝部11aの室内側に中空部11cが形成されている。この中空部11c内には長手方向に沿ってスチール製の下補強材45が納められている。下補強材45は、断面略コ字状をなしており、下枠11の中空部11cの室外端部側に配置されて、下枠11の下面側から固定されている。
図2に示すように、縦枠12にはガイドレール部材13より室内側に中空部12aが形成されている。この中空部12a内には長手方向に沿ってスチール製の縦補強材40が納められている。縦補強材40は、中空部12aの内面形状に沿う断面略コ字状に形成されており、縦枠12の外周側から下枠11や上枠10と共に固定される。
図3には、下補強材45の斜視図を示している。この図に示すように、下補強材45は、長手方向に同断面形状を有してなると共に、両端部にはそれぞれ固定部材46,46が固定されている。この固定部材46によって縦補強材40との連結がなされる。
図4には、縦補強材40の斜視図を示している。縦補強材40は、縦枠12のうち上枠10よりも下部の部分に設けられる。縦枠12のうち上枠10に隣接する部分については、縦補強材40の上方に連結される裏板部材41が設けられ、縦枠12の中空部12a内に納められる。
縦補強材40は、下端部に下枠11及び下補強材45と連結される下端固定部40aを有し、上端部に上枠10及び裏板部材41と連結される上端固定部40bを有している。裏板部材41は、縦補強材40よりもやや小さい幅に形成されていて、下端部には縦補強材40の上端固定部40bに固定される下端固定部41aを有している。
図5には、縦補強材40及び裏板部材41を納めた縦枠12と上枠10及び下枠11との分解斜視図を示している。この図に示すように、下補強材45を中空部11cに納めた下枠11の端部位置には、下補強材45に固定された固定部材46が配置される。下枠11の端面に対して縦枠12の内周面が突き当てられると共に、縦枠12の外周側から縦枠12と下枠11とがネジ止め固定される。このとき、縦枠12内の縦補強材40の下端固定部40aと下補強材45の固定部材46とが共締めされることにより、縦補強材40と下補強材45とが連結される。
図5では一方の縦枠12のみ示しているが、他方の縦枠12でも同様に、縦補強材40と下補強材45とが連結される。したがって、左右の縦補強材40,40と下補強材45とが、枠体1内で三方に連結されることとなる。縦補強材40と下補強材45が三方に連結されているので、補強材の構造体としての強度を大きくすることができる。このため、火災が発生してサッシが高温に晒され、枠体1を構成する各枠材が軟化した場合にも、スチール製の縦補強材40や下補強材45は強度を保つことができ、これらが三方に連結されていることで各枠材を支持し、枠体1の崩壊を防止することができる。
上枠10を構成する下側部材16は、端面が縦枠12の内周面に突き当てられる。下側部材16の端面が突き当てられるのは、縦枠12内において縦補強材40と裏板部材41とが連結される部分であって、縦枠12の外周側から縦枠12と縦補強材40、裏板部材41及び下側部材16が、共にネジ止め固定される。また、上枠10を構成する上側部材17は、端面が縦枠12の上端部に突き当てられ、縦枠12の外周側からネジ止め固定される。
このように、上枠10と隣接する縦枠12の中空部12a内に、縦補強材40と連結される裏板部材41を設けたことで、収納部2が設けられる部分において縦枠12の強度を大きくすることができる。また、火災発生時にも、縦補強材40と共に縦枠12の変形などを抑えることができる。
図2に示すように、ガイドレール部材13には、案内部13aの室外側に長手方向に沿う中空部13bを有している。ガイドレール部材13の中空部13bには、スチール製のガイドレール補強材47が納められている。ガイドレール補強材47は、中空部13bの内面形状に略沿う断面略コ字状に形成されており、中空部13bの室内側からネジ止め固定されている。
このように、ガイドレール部材13の中空部13bにガイドレール補強材47を設けたことで、ガイドレール部材13の強度を大きくすると共に、火災発生時にはガイドレール部材13の変形などを抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
1 枠体
2 収納部
3 扉体
10 上枠
11 下枠
11b 中空部
12 縦枠
12a 中空部
13 ガイドレール部材
13b 中空部
15 上側部材
16 下側部材
23 巻き取り軸
24 開口部
30 スラット
31 幅木部材
40 縦補強材
41 裏板部材
45 下補強材
46 固定部材
47 ガイドレール補強材

Claims (3)

  1. 上枠と下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体を有するサッシにおいて、
    前記下枠と縦枠はそれぞれ長手方向に沿う中空部を有し、前記下枠の中空部には下補強材が設けられ、前記縦枠の中空部には縦補強材が設けられ、該縦補強材と前記下補強材が連結されてなることを特徴とするサッシ。
  2. 前記上枠は扉体を支持すると共に巻き上げて収納自在な収納部を有し、前記縦枠の中空部のうち前記上枠と隣接する領域には、前記上枠を固定する裏板部材が設けられ、該裏板部材と前記縦補強材とが連結されてなることを特徴とする請求項1記載のサッシ。
  3. 前記縦枠には前記扉体の左右端部を上下方向に案内するガイドレール部材が取付けられ、該ガイドレール部材は長手方向に沿う中空部を有すると共に、該中空部内にガイドレール補強材が設けられることを特徴とする請求項2記載のサッシ。
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