JPH0663776U - 複合断熱サッシ材 - Google Patents

複合断熱サッシ材

Info

Publication number
JPH0663776U
JPH0663776U JP1064193U JP1064193U JPH0663776U JP H0663776 U JPH0663776 U JP H0663776U JP 1064193 U JP1064193 U JP 1064193U JP 1064193 U JP1064193 U JP 1064193U JP H0663776 U JPH0663776 U JP H0663776U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
base material
glass
covering material
sash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1064193U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2581963Y2 (ja
Inventor
和夫 榎本
Original Assignee
新日軽株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
Priority to JP1064193U priority Critical patent/JP2581963Y2/ja
Publication of JPH0663776U publication Critical patent/JPH0663776U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581963Y2 publication Critical patent/JP2581963Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】木材又は合成樹脂製の基材Aの外側面A2の係
止受条5に金属製被覆材Bの一方の側縁に形成した係止
縁9を係止するとともに、被覆材Bのガラス押え部11
側と基材Aのガラス端面受け部15との間に連結係止具
16を設け、該連結係止具16の一端を被覆材Bのガラ
ス押え部11側に形成した係止受部13に係止させ、連
結係止具16の他端を基材Aの内側面A3に形成した係
止受条6に係止させた。 【効果】被覆材B及び連結係止具16をそれぞれ基材A
に対して係止することにより固着する構成なので、固着
作業が非常に簡単である。また、連結係止具16は被覆
材Bの屋内側とガラス4の端面を受ける部分に配置され
ているから、外部に露出することがなく、全体の外観体
裁が良好である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は木材又は合成樹脂製の基材の屋外側面に金属製被覆材を添着してなる 複合断熱サッシ材に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、金属製サッシ材は防火性に優れるが結露を生じる欠点があり、また木 製サッシ材は結露は生じないが防火性に劣る欠点があるので、両者の長所を生か し欠点をを補うものとして、木材又は合成樹脂からなる基材の屋外側面に金属製 被覆材を添着してなる複合断熱サッシ材が考えられている。
【0003】 しかしながら、金属製被覆材の基材への固着は、ネジ止めや釘止めによる方式 が多かったので、組立て作業が非常に煩わしく、またネジ頭部が外部に露出する ので、外観体裁が損なわれるという問題があった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記問題点を解消し、特に基材に対して容易、確実に被覆材を固着す ることができるとともに、外観体裁も良好な複合断熱サッシ材を提供することを その目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る複合断熱サッシ材は、木材又は合成樹 脂からなる基材の屋外側面に金属製被覆材を添着するとともにガラスの装着部を 有する複合断熱サッシ材において、サッシの外周面を構成する上記基材の外側面 とサッシの内周面を構成するとともに上記ガラスの端面を受ける上記基材の内側 面とにそれぞれ係止受条を形成し、上記外側面の係止受条に上記被覆材の一方の 側縁に形成した係止縁を係止するとともに、上記被覆材の他方の側縁をガラスの 側面を押える押え部とし、被覆材のガラス押え部側と基材のガラス端面受け部と の間に連結係止具を設け、該連結係止具の一端を被覆材のガラス押え部側に形成 した係止受部に係止させ、連結係止具の他端を基材の内側面に形成した係止受条 に係止させたことを特徴とする。
【0006】 なお、前記連結係止具の他端を基材のガラス端面受け部に形成した係止受条に 係止させることに代え、連結係止具の他端を基材のガラス端面受け部にネジ止め 固定する構成としてもよい。
【0007】
【実施例】
図1は複合断熱サッシで、上下枠1、2と両側の縦枠3とを構成するサッシ材 はいずれも、図2に示されるように基材Aの屋外側面A1に被覆材Bを添着した ものであり、内側にはガラス(複層ガラス)4が取り付けられている。
【0008】 基材Aは木材又は合成樹脂からなり、上記サッシの外周面を構成する外側面A 2の長手方向に係止受条5が形成されている。また、サッシ窓の内周面を構成す るとともにガラス4を受ける内側面A3にも係止受条6が形成されている。さら に、屋外側面A1の中間部と内側面A3側にはそれぞれ長手方向に沿って凹条部 7、8が形成されている。なお、基材Aを木材から構成とするときは、例えば米 松等の天然木材をリン系難燃剤に含浸処理した難燃木材を使用するのが好ましい 。
【0009】 次に、上記被覆材Bはアルミニウム等の金属から成り、その一側端縁には屋内 側に屈曲する係止縁9が形成されて、係止縁9の先端には係止顎部9aが形成さ れている。被覆材Bの中間部の屋内側には他の被覆材Bとの連結用ビスホール1 0が形成されている。さらに、被覆材Bの他方の側端縁はガラス4の屋外側面A 1を押える押え部11として形成され、屋内側には気密材12が接着されている 。また、押え部11側とビスホール10との間には溝状の係止受部13が長手方 向に沿って形成されている。上記ビスホール10と係止受部13は、上記基材A の凹条部7、8の位置に対応して形成されているとともに、上記係止縁9は基材 Aの外側面A2の係止受条5に係止している。
【0010】 被覆材Bのガラス押え部11側と基材Aのガラス4の端面をセッティングピー ス14を介して受けるガラス端面受け部15との間に連結係止具16が設けられ ている。連結係止具16もアルミニウム等の金属から成り、その一端には鈎形係 止縁16aが、他端には係止突条16bが形成され、該係止突条16bの先端に は膨突部17が形成されている。
【0011】 上記連結係止具16の一端の鈎形係止縁16aは基材Aの内側面A3に形成さ れた係止受条6に係止され、連結係止具16の他端の係止突条16bの膨突部1 7は被覆材Bのガラス押え部11側に形成した係止受部13に一定の範囲で回動 できるように嵌合状態で係止されている。
【0012】 なお、18はガラス4の屋内側の側面のガラス押え材であり、上記ガラス押え 部11とガラス端面受け部15とガラス押え材18とによりガラス装着部が形成 されている。
【0013】 前記構成によれば、上記複合断熱サッシ材は、木材又は合成樹脂からなる基材 Aの屋外側面A1に金属製被覆材Bを添着したものであるから、断熱性、耐候性 及び耐火性に優れ、建材としての有用性に富む。
【0014】 また、複合断熱サッシ材は、被覆材B及び連結係止具16をそれぞれ基材Aに 対して係止することにより固着する構成で、ネジ止めや釘打ちなどの面倒な作業 を要しないので、固着作業が非常に簡単である。
【0015】 さらに、連結係止具16は被覆材Bの屋内側とガラス4の端面を受ける部分に 配置されているから、外部に露出することがない。したがって全体の外観体裁が 良好である。
【0016】 なお、基材Aの屋外側面A1の凹条部7、8には被覆材Bのビスホール10と 係止受部13が嵌合されている。また、連結係止具16の長さは被覆材Bと同じ でもよく、あるいは短尺のものでもよい。さらに、連結係止具16と被覆材Bと の係止についても、例えば、図4のように、それぞれに鈎形の係止縁16b´、 13aを形成し、両者の先端に形成した係止顎部19、20を互いに係止させる 構成でもよい。
【0017】 ところで、前記構成の複合断熱サッシ材によってサッシを枠組みするときは、 図3(a) (b) に示す要領で組み立てればよい。すなわち、まず基材Aと被覆材B とをそれぞれ方形に枠組みする。その際、被覆材Bは直角に隣り合う一方の被覆 材Bから挿通したビス21を他方の被覆材Bのビスホール10に螺入させて連結 し、突合せ部にコーキング材22を打設する。連結係止具16の一端の鈎形係止 縁16bは被覆材Bのガラス押え部11側に形成した係止受部13に係止してお く。そして、基材Aの枠部の屋外側面A1を被覆材Bの枠部の屋内側面に押し付 け、基材Aの凹条部7、8に被覆材Bのビスホール10と係止受け部13を嵌合 し、また被覆材Bの一側縁の係止縁9の係止顎部9aを基材Aの外側面A2の係 止受条5に係止する。最後に、連結係止具16を回動させてその一端の鈎形係止 突条16aを基材Aの内側面A3の係止受条6に係止させる。これにより、図1 の前記構成の複合断熱サッシ枠の組み立てが完了する。
【0018】 複合断熱サッシ材における基材Aと被覆材Bとの固着は上記実施例に限定され ない。例えば、図5のように、被覆材Bの一側縁の係止縁9の先端に屈曲係止部 9bを形成するように形成し、他は図1のものと同じ構成としてもよい。この場 合の複合断熱サッシは、図6のように、基材Aのみを予め方形に枠組みした後、 各被覆材Bを対応する基材Aの屋外側に対応させて配置し、図5の点線のように 各係止縁9の屈曲係止部9bを基材Aの外側面A2の係止受条5に係止させ、こ の係止部を中心に回動させて被覆材Bに係止させておいた連結係止具16の鈎形 係止縁16bを基材Aの内側面A3の係止受条6に係止させ、さらに直角に隣り 合う被覆材Bの一方から挿通したビス21を他方のビスホール10に螺入させて 被覆材Bを方形に枠組みすればよい。なお、23はビス通し溝である。
【0019】 次に、図7は複合断熱サッシ材のさらに他の例を示すもので、被覆材Bのガラ ス押え部11は被覆材Bの端縁を折り返すことにより形成され、この折り返し部 の内側に係止受部13´が形成されている。また、連結係止具16はL字形に形 成されている。基材Aには外側面A2に係止受条5のみが形成されている。そし て、被覆材Bは基材Aの屋外側面A1に当接され、基材Aの係止受条5に被覆材 Bの一側縁の係止縁9を係止させ、さらに連結係止具16の一方16cを被覆材 Bの係止受条に係止させ、他方16dを基材Aの内側面A3(ガラス端面受け部 15)にネジ止めすることによって得られる。
【0020】 このように、連結係止具16の一端を被覆材Bのガラス押え部11側の係止受 条に係止させ、連結係止具16の他端を基材Aのガラス端面受け部15にネジ止 め固定する場合は、ネジ止め作業が従来に比べて半減するほか、ネジ頭部は外部 に露出することがないので、外観の体裁も良好となる。
【0021】 なお、前述の例はいずれも嵌め殺し窓サッシの例であるが、本考案はこれに限 定されるものではなく、開閉形式のサッシ等にも適用することができることはも ちろんである。
【0022】
【効果】
本考案によれば、上記複合断熱サッシ材は、木材又は合成樹脂からなる基材の 屋外側面に金属製被覆材を添着したものであるから、断熱性、耐候性及び耐火性 に優れ、建材としての有用性に富む。
【0023】 また、複合断熱サッシ材は、被覆材及び連結係止具をそれぞれ基材に対して係 止することにより固着する構成で、ネジ止めや釘打ちなどの面倒な作業は必要な いので、固着作業が非常に簡単である。
【0024】 さらに、連結係止具は被覆材の屋内側とガラスの端面を受ける部分に配置され ているから、外部に露出することがない。したがって全体の外観体裁が良好であ る。
【0025】 なお、連結係止具の一端を被覆材のガラス押え部側の係止受条に係止させ、連 結係止具の他端を基材のガラス端面受け部にネジ止め固定する場合は、ネジ止め 作業が従来に比べて半減するほか、ネジ頭部は外部に露出することがないので、 外観の体裁も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る複合断熱サッシ材によるサッシ窓
枠の正面図である。
【図2】図1のXーX線上の断面図である。
【図3】(a) (b) は上記複合断熱サッシ材によるサッシ
窓枠の組立態様説明図である。
【図4】被覆材Bと連結係止具との他の係止態様説明図
である。
【図5】複合断熱サッシ材の他の例の断面図である。
【図6】上記複合断熱サッシ材によるサッシ窓枠の組立
態様説明図である。
【図7】複合断熱サッシ材のさらに他の例の断面図であ
る。
【符号の説明】
A 基材 A1 屋外側面 A2 外側面 A3 内側面 B 被覆材 4 ガラス 5 係止受条 6 係止受条 11 押え部 15 ガラス端面受け部 16 連結係止具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材又は合成樹脂からなる基材の屋外側
    面に金属製被覆材を添着するとともにガラスの装着部を
    有する複合断熱サッシ材において、 サッシの外周面を構成する上記基材の外側面とサッシの
    内周面を構成するとともに上記ガラスの端面を受ける上
    記基材の内側面とにそれぞれ係止受条を形成し、上記外
    側面の係止受条に上記被覆材の一方の側縁に形成した係
    止縁を係止するとともに、上記被覆材の他方の側縁をガ
    ラスの側面を押える押え部とし、被覆材のガラス押え部
    側と基材のガラス端面受け部との間に連結係止具を設
    け、該連結係止具の一端を被覆材のガラス押え部側に形
    成した係止受部に係止させ、連結係止具の他端を基材の
    内側面に形成した係止受条に係止させたことを特徴とす
    る複合断熱サッシ材。
  2. 【請求項2】 前記基材の内側面に係止受条を形成し、
    前記連結係止具の他端を前記係止受条に係止させること
    に代え、前記連結係止具の他端を基材のガラス端面受け
    部にネジ止め固定した請求項1記載の複合断熱サッシ
    材。
JP1064193U 1993-02-17 1993-02-17 複合断熱サッシ材 Expired - Fee Related JP2581963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064193U JP2581963Y2 (ja) 1993-02-17 1993-02-17 複合断熱サッシ材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064193U JP2581963Y2 (ja) 1993-02-17 1993-02-17 複合断熱サッシ材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0663776U true JPH0663776U (ja) 1994-09-09
JP2581963Y2 JP2581963Y2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=11755847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1064193U Expired - Fee Related JP2581963Y2 (ja) 1993-02-17 1993-02-17 複合断熱サッシ材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2581963Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307572A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Ykk Ap株式会社 樹脂製窓
JP2007239419A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Shin Nikkei Co Ltd サッシ
JP2014227788A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 Ykk Ap株式会社 建具
JP2021046701A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 Ykk Ap株式会社 建具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307572A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Ykk Ap株式会社 樹脂製窓
JP2007239419A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Shin Nikkei Co Ltd サッシ
JP4659650B2 (ja) * 2006-03-13 2011-03-30 新日軽株式会社 サッシ
JP2014227788A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 Ykk Ap株式会社 建具
JP2021046701A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 Ykk Ap株式会社 建具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2581963Y2 (ja) 1998-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2058218C (en) Window unit nailing fin and corner lock
US4063393A (en) Panel assembly structure and procedure for assembling same
US5247770A (en) Exterior composite foam panel wall joint design
JPH0663776U (ja) 複合断熱サッシ材
JPH0113168Y2 (ja)
JP3190017B2 (ja) 複合窓枠の無目構造
US3968614A (en) Framing
JPS6349482Y2 (ja)
JPH0646243U (ja) パネルダクトジョイント形材
JPS6024858Y2 (ja) 断熱二重窓
JPH0547257Y2 (ja)
JPS6320739Y2 (ja)
JPS587882Y2 (ja) コ−ナ−ポスト
JPS5869954A (ja) 屋根側部装置
JPH08209819A (ja) 腰壁の接続構造
JPS645010Y2 (ja)
JP3305992B2 (ja) 複合窓枠の連結構造
JPH0538228Y2 (ja)
JP2540079Y2 (ja) 複合サッシ材
JP2560175B2 (ja) 間仕切りパネル
JPH07279396A (ja) 乾式壁材の端部材
JPH0354246Y2 (ja)
JPH0538232Y2 (ja)
JPH0425515Y2 (ja)
JPH0248613Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees