JP2006230415A - インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 - Google Patents
インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006230415A JP2006230415A JP2006147486A JP2006147486A JP2006230415A JP 2006230415 A JP2006230415 A JP 2006230415A JP 2006147486 A JP2006147486 A JP 2006147486A JP 2006147486 A JP2006147486 A JP 2006147486A JP 2006230415 A JP2006230415 A JP 2006230415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- cell
- virus
- influenza virus
- infection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N7/00—Viruses; Bacteriophages; Compositions thereof; Preparation or purification thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K39/12—Viral antigens
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K39/12—Viral antigens
- A61K39/145—Orthomyxoviridae, e.g. influenza virus
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P11/00—Drugs for disorders of the respiratory system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
- A61P31/14—Antivirals for RNA viruses
- A61P31/16—Antivirals for RNA viruses for influenza or rhinoviruses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K2039/51—Medicinal preparations containing antigens or antibodies comprising whole cells, viruses or DNA/RNA
- A61K2039/525—Virus
- A61K2039/5252—Virus inactivated (killed)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2760/00—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses negative-sense
- C12N2760/00011—Details
- C12N2760/16011—Orthomyxoviridae
- C12N2760/16111—Influenzavirus A, i.e. influenza A virus
- C12N2760/16134—Use of virus or viral component as vaccine, e.g. live-attenuated or inactivated virus, VLP, viral protein
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2760/00—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses negative-sense
- C12N2760/00011—Details
- C12N2760/16011—Orthomyxoviridae
- C12N2760/16111—Influenzavirus A, i.e. influenza A virus
- C12N2760/16151—Methods of production or purification of viral material
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Virology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mycology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Oncology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
【解決手段】適切である場合に免疫応答を増大させる物質と組合せて、インフルエンザウイルスを含む、ワクチンであって、ここで、該インフルエンザウイルスが、以下:(i)懸濁物中の無血清培地において、細胞を増殖させる工程であって、該細胞は、インフルエンザウイルスによって感染され得、そして無血清培地の懸濁物における増殖に適合する、動物細胞である、工程;(ii)該細胞をインフルエンザウイルスに感染させる工程;(iii)感染直前、感染と同時、または感染直後に細胞懸濁物にプロテアーゼを添加し、赤血球凝集素[HA0]の前駆体タンパク質を切断する工程;および(iv)さらなる培養期の後、該細胞中で複製した該インフルエンザウイルスを単離する工程;で記載される方法によって入手可能である、ワクチン。
【選択図】なし
Description
が、インフルエンザウイルスのインビトロでの複製のための適切な細胞として記載されている(非特許文献3)。首尾よい感染のための必須条件は、感染培地へのプロテアーゼ(好ましくは、トリプシンまたは類似のセリンプロテアーゼ)の添加である。なぜなら、これらのプロテアーゼは、赤血球凝集素[HA0]の前駆体タンパク質を、活性な赤血球凝集素[HA1およびHA2]に、細胞外的に切断するからである。切断された赤血球凝集素のみが、続
く細胞へのウイルス同化を伴う細胞上のインフルエンザウイルスの吸着を導く(非特許文献4;非特許文献5;非特許文献6)、そしてそれゆえ、細胞培養におけるウイルスのさらなる複製サイクルを導く。
2.前記細胞が脊椎動物起源である、項目1に記載の細胞。
3.前記細胞が哺乳動物起源である、項目2に記載の細胞。
4.前記細胞が腎臓細胞由来である、項目1〜3のいずれか1つに記載の細胞。
5.前記細胞がMDCK細胞(ATCC CCL34 MDCK(NBL-2))由来である、項目4に記載の細胞。
6.前記細胞が細胞株MDCK33016(DSM ACC2219)である、項目5に記載の細胞。
7.細胞培養におけるインフルエンザウイルスの複製のための方法であって、
(i)懸濁物中の無血清培地において、項目1〜6のいずれか1つに記載の細胞を増殖さ
せる工程;
(ii)該細胞をインフルエンザウイルスに感染させる工程;
(iii)感染直前、感染と同時、または感染直後に細胞懸濁物にプロテアーゼを添加し、
赤血球凝集素[HA0]の前駆体タンパク質を切断する工程;および
(iv)さらなる培養期の後、該細胞中で複製した該インフルエンザウイルスを単離する工程;
を含む、方法。
8.前記細胞の培養が灌流系において行われる、項目7に記載の方法。
9.前記細胞の培養がバッチ法において行われる、項目7に記載の方法。
10.工程(i)の培養培地のpHが6.6〜7.8の範囲である、項目7〜9のいずれか1つに
記載の方法。
11.前記培養培地のpHが6.8〜7.3の範囲である、項目10に記載の方法。
12.前記インフルエンザウイルスでの感染が、前記細胞培養が約8〜25×105細胞/ml
(バッチ法)または約5〜20×106細胞/ml(灌流法)の細胞密度に達する場合に生じる
、項目7〜11のいずれか1つに記載の方法。
13.インフルエンザウイルスでの前記細胞の感染が、前記細胞培養が約0.001〜10のm.o.i.(感染の多重度)で生じる、項目7〜12のいずれか1つに記載の方法。
14.前記感染が約0.002〜0.5のm.o.i.で生じる、項目13に記載の方法。
15.前記プロテアーゼがセリンプロテアーゼである、項目7〜14のいずれか1つに記載の方法。
16.前記セリンプロテアーゼがトリプシンである、項目15に記載の方法。
17.トリプシンが前記培養培地において1〜200μg/mlの最終濃度まで添加される、項
目16に記載の方法。
18.前記培養培地中のトリプシンの最終濃度が5〜50μg/mlの範囲である、項目17に記載の方法。
19.前記感染細胞が2〜10日間培養される、項目7〜18のいずれか1つに記載の方法。
20.前記感染細胞が3〜7日間培養される、項目19に記載の方法。
21.前記感染細胞が30℃〜36℃で培養される、項目7〜20のいずれか1つに記載の方法。
22.前記感染細胞が32℃から34℃で培養される、項目21に記載の方法。
23.前記複製したウイルスの採取および単離が、感染後2〜10日に行われる、項目7〜22のいずれか1つに記載の方法。
24.前記複製したウイルスの採取および単離が、感染後3〜7日に行われる、項目23に記載の方法。
25.項目7〜24のいずれか1つに記載の方法によって入手可能な、インフルエンザウイルス。
26.適切である場合に免疫応答を増大させる物質と組合せて、項目25に記載のインフルエンザウイルスを含む、ワクチン。
27.前記インフルエンザウイルスがインタクトなウイルス粒子として存在する、項目26に記載のワクチン。
28.前記インフルエンザウイルスが弱毒化ウイルスとして存在する、項目26に記載のワクチン。
29.前記インフルエンザウイルスが崩壊したウイルス粒子として存在する、項目26に記載のワクチン。
30.適切である場合に免疫応答を増大させる物質と組合せて、項目25に記載のインフルエンザウイルスの構成成分を含む、ワクチン。
31.前記ワクチンが前記インフルエンザウイルスの単離されたタンパク質を含む、項目30に記載のワクチン。
32.項目25に記載のインフルエンザウイルスまたはそのようなウイルスの構成成分を含む、診断用組成物。
好ましくは、MDCK 33016細胞株の細胞である。この細胞株は、特許手続のための微生物の寄託の国際的承認に関するブタペスト条約の規定に基づき、国際寄託部署として承認されているブルンスウィック(ドイツ連邦共和国)のGerman Collection of Microorganisms(DSM)に、受託番号DSM ACC 2219の下1995年6月7日に寄託された。細胞株MDCK 33016は、継代ならびに無血清培地における懸濁物中で増殖する能力および種々のウイルス(例えば、オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、ラブドウイルス、およびフラビウイルス(flavoviruse))を複製する能力に関しての選択により、細胞株MDCKに由来する。これらの特性を考慮して、この細胞は、単純かつ費用効果的方法により、細胞培養中でのインフルエンザウイルスの経済的な複製のために適切である。
(i)上記の本発明の細胞を懸濁物中で無血清培地において増殖させる工程;
(ii)インフルエンザウイルスで細胞を感染させる工程;
(iii)感染の少し前、同時、または少し後にプロテアーゼを添加する工程;および
(iv)感染細胞をさらに培養し、そして複製インフルエンザウイルスを単離する工程。
培地(BioWhittaker)、EX-CELL(JRH Biosciences))における方法の過程において培養され
得る。あるいは、複製のための細胞はまた、通常の血清含有培地(例えば、0.5%〜10%
、好ましくは1.5%〜5%のウシ胎児血清を有するMEMまたはDMEM培地)またはタンパク質非含有培地(例えば、PF-CHO(JRH Biosciences))中で培養され得る。本発明の方法の過程において用いられ得る適切な培養容器は、当業者に公知の全ての容器(例えば、スピナーボトル、ローラーボトル、または発酵槽など)である。
例えば、当業者に公知の細胞貯留系(例えば、遠心分離、濾過、スピンフィルターなど)を用いる攪拌容器発酵槽において)において行われる。この場合には細胞を、好ましくは2〜18日間、特に好ましくは3〜11日間増殖させる。培地の交換はこの過程において行われ、発酵槽容量を1日当たり0から、約1〜3まで増大させる。この様式において、細胞を、非常に高い細胞密度まで、好ましくは約2×107細胞/mlまで増殖させる。灌流系における培養の間の灌流速度は、細胞計数、グルコース、グルタミン、またはラクトースの培地中の含有量、および当業者に公知の他のパラメータの両方を介して調節され得る。
プロセスにおいて培養され得る。本発明の細胞は、ここで約8〜25×105細胞/mlの細胞密度まで、20〜30時間の生成時間で37℃にて増殖される。
養の間に調節され、そしてこれはpH6.6〜pH7.8の範囲、好ましくはpH6.8〜pH7.3の範囲である。
%との間、特に35%と60%(空気飽和に基づく)との間である。
らすプロテアーゼの添加は、本発明に従い、インフルエンザウイルスでの細胞の感染の少し前、同時、または少し後に行われ得る。添加が感染と同時に行われる場合、プロテアーゼは感染されるべき細胞培養に直接または例えば、ウイルス接種と一緒に濃縮物として添加され得る。血清含有培地が培養に使用される場合、これはプロテアーゼ添加の前に除去されるべきである。プロテアーゼは好ましくはセリンプロテアーゼ、そして特に好ましくはトリプシンである。
〜50μg/ml、そして特に好ましくは5〜30μg/mlの最終濃度で、感染されるべき細胞培養物に添加される。本発明の方法の工程(iv)による感染細胞のさらなる培養の間に、バッチプロセスの場合にはトリプシンの新たな添加によって、または灌流系の場合にはトリプシン溶液の持続的または断続的添加によって、トリプシン再活性化が行われ得る。後者の場合、トリプシン濃度は、好ましくは1μg/mlから80μg/mlの範囲である。
たはバッチプロセスにおいて行われ得る。
は6.8〜7.2の範囲であり、そしてpO2は好ましくは25%〜150%、好ましくは30%〜75%、そして特に好ましくは35%〜60%(空気飽和に基づく)の範囲である。
懸濁物中での増殖に適応しており、そしてインフルエンザウイルスにより感染され得る細胞株の調製
懸濁培養における増殖に適切であり、そしてインフルエンザウイルスにより感染され得る細胞株を、MDCK細胞(ATCC CCL34 MDCK (NBL-2))から開始して選択した。この細胞は
、研究室において少数回の継代のみにより、または数ヶ月かけて増殖させておいた。この選択を、16rpm(付着性増殖細胞を有するローラーボトルについての習慣的な約3rpmの代わり)で回転したローラーボトルにおける細胞の増殖により実施した。培地中に懸濁して存在する細胞の数回の継代後、懸濁物中で増殖している細胞株を得た。これらの細胞株にインフルエンザウイルスを感染させ、そしてこの株をどの株が最大のウイルス収量を生じるかについて選択した。16rpmでの最初の継代の間の懸濁物中での細胞の増殖速度の増加
は、当業者に公知の選択系(例えば、ヒポキサンチン、アミノプテリン、およびチミジン、またはアラノシンおよびアデニンを個々にまたは組み合わせて)の添加により1〜3回の継代にわたって達成される。懸濁物中で増殖している細胞の選択はまた、当業者に公知の他の撹拌細胞培養系(例えば、撹拌フラスコ)において可能である。
の増殖に適応している細胞の選択をまた、当業者に公知の方法により実施し得る。
は以下の実施例に記載される。
実施例2
細胞株MDCK 33016におけるインフルエンザウイルスの複製
細胞株MDCK 33016(DSM ACC2219;MDCK細胞培養から選択圧により得た)を、16rpmで回
転するローラーボトルにおいて週に2回、1:8〜1:12の分割割合で、Iscove培地中で37℃で増殖させた。移してから4日後、約7.0×105〜10×105細胞/mlの細胞数を達成
した。この4日齢の細胞培養物のインフルエンザウイルス株A/PR/8/34(m.o.i.=0.1)での感染と同時に、細胞培養物をトリプシン(25μg/mlの最終濃度)で処理し、そして37℃でさらに培養し、そしてウイルス複製を3日間にわたって決定した(表I)。
実施例3
スピナボトル中の細胞株MDCK 13016におけるインフルエンザウイルスの複製
細胞株MDCK 13016を、スピナボトル(50rpm)中で週に2回、1:6〜1:10の分割割合で、Iscove培地において37℃で複製させた。移してから4日後、約8.0×105細胞/mlの細胞数を達成した。この4日齢の細胞培養物の種々のインフルエンザウイルス株A/PR/8/34(m.o.i.約0.1)での感染と同時に、細胞培養物をトリプシン(25μg/mlの最終濃度)で処理し、そして33℃でさらにインキュベートし、そしてウイルス複製を6日間にわたって決定した(表II)。
ローラーボトル中での細胞株MDCK 33016における種々のインフルエンザ株の複製
細胞株MDCK 33016(DSM ACC2219)を、16rpmで回転するローラーボトルにおいて週に2
回、1:8〜1:12の分割割合で、Iscove培地中で37℃で複製させた。移してから4日後、約7.0×105〜10×105細胞/mlの細胞数を達成した。この4日齢の細胞培養物の種々
のインフルエンザウイルス株(m.o.i.約0.1)での感染と同時に、細胞培養物をトリプシ
ン(25μg/mlの最終濃度)で処理し、そして33℃でさらにインキュベートし、そしてウイルス複製を感染5日後に決定した(表III)。
発酵槽中のMDCK 33016細胞における種々のインフルエンザ株の複製
細胞株MDCK 33016(DSM ACC2219)を、1×105細胞/mlの細胞播種物を用いて、撹拌した
容器発酵槽(作業容量8l)中のIscoveの培地に播種した。37℃のインキュベーション温
度、50±10%の(調節された)pO2および7.1±0.2の(調節された)pHで、細胞を、7×105細胞/mlの細胞密度に4日以内で増殖させた。8mlのウイルスストック溶液(A/PR8/34またはA/Singapore/6/86またはA/Shanghai/11/87またはA/Beijing/1/87またはB/Massachusetts/71またはB/Yamagata/16/88またはB/Panama/45/90のいずれか)、および同時に16mlの1.25%強度トリプシン溶液の溶液をこれらの細胞に添加し、そして播種した細胞培養物を33℃でさらにインキュベートした。ウイルス複製を、6日にわたって決定した(表IV)。
ウイルス感染における感染用量(m.o.i.)の影響
細胞株MDCK13016(選択圧によりMDCK細胞培養から得られた)を、16rpmで回転させたローラーボトル内で週に2回の1:8〜1:12の分割割合でultra CHO培地において37℃で増殖させた。転移の4日後、約7.0×105〜10×105細胞/mlの細胞計数を達成した。抗原の産生および感染性における感染用量(m.o.i)の影響を調査した。現在4日齢の細胞培養物のインフルエンザウイルス株A/PR/8/34(m.o.i=0.5およびm.o.i=0.005)での感染と同時に、細胞培養物をトリプシン(25μg/ml最終濃度)で処理し、そして37℃でさらにインキュベートし、そしてウイルス複製を3日にわたって測定した(表V)。
実施例7
ウイルス複製における培地置換の影響
細胞株MDCK 33016(DSM ACC2219)を、16rpmで回転させたローラーボトル内で週に2回
の1:8〜1:12の分割割合でIscoveの培地に37℃で増殖させた。転移の4日後、約7.0×105
〜10×105細胞/mlの細胞計数を達成した。抗原の産生および感染性における培地置換の影響を調査した。現在4日齢の細胞培養物を、インフルエンザウイルス株A/PR/8/34(m.o.i.=0.05)で感染させ、トリプシン添加(ローラーボトル中で20μg/mlの最終濃度)を、
ウイルス播種物をトリプシンストック溶液と混合することによって実行した。細胞培養物を、培地の添加により処理し、そして33℃でさらにインキュベートし、そしてウイルス複製を5日にわたって測定した(表VI)。
発酵槽中のMDCK 33016細胞におけるインフルエンザウイルスの複製およびウイルスの獲得
細胞株MDCK 33016(ACC2219)を、撹拌した容器培養槽(作業容量10l)に0.5×105細胞/mlの細胞播種物でIscoveの培地に播種した。37℃のインキュベーション温度、55±10%
(調節された)pO2および7.1±0.2(調節された)pHで、細胞を4日以内に7×105細胞/mlの細胞密度に増殖させた。0.1mlのウイルスストック溶液(A/Singapore/6/86;m.o.i.約0.0015)、そして同時に16mlの1.25%強度のトリプシン溶液を、これらの細胞に添加し、
そして播種した細胞培養物を、さらに33℃でインキュベートした。ウイルス複製を5日後に測定し、そしてウイルスを収集した。細胞および細胞残留物を、接線流動濾過(0.45μmの孔サイズを有する、Sarcoton Mini-MicrosartModule;製造業者の指示に従う濾過手順)により除去し、抗原(HAとして測定される)の損失は、濾過において検出されなかった。ウイルス物質を、新たな接線流動濾過(100,000NMWS(見かけの分子量分離限界)を有
するSartocon Mini-Ultrasart Module;製造業者の指示による濾過手順)によって、9.5
lから600mlに濃縮した。濃縮における抗原の量は、5120HA単位(開始256HA単位;濃縮因子20)であり、一方、濃縮における感染性は、9.2 log10CCID50(開始時8.9 log10CCID50; 濃縮因子16)であり;抗原の損失および感染性は、100,000NMWS濾過の後の濾過液にお
いて測定され、1%未満であった。
実施例9
灌流発酵槽中のMDCK 33016細胞におけるインフルエンザウイルスの複製
1.6×108細胞の細胞株MDCK 33016(DSM ACC2219)を、Biostat MDの反応容器(Braun Biotech Int., Melsungen, Germany)中の2000mlの有効容量のUltraCHO培地に懸濁し(0.8×105細胞/ml)、そして上昇性の流速(ホース通気による酸素の流入(酸素調節40±10%pO2);pH調節pH≦7.2;スピンフィルターによる細胞保持>95%)を用いて灌流操作において37℃で増殖させた。生存細胞計数は、11日以内に175×105細胞/mlまで200倍に増大した(表VIIIa)。この細胞培養物の1990mlを第2の灌流発酵槽(作業容量5l)に移し、一方、残りの細胞を培地で再び2000mlにし、そして細胞増殖を灌流操作で再び行った。第2の灌流発酵槽(ウイルス感染)中で、細胞を、トリプシン(10μg/ml最終濃度)の同時添加を用いてインフルエンザウイルス株A/PR/8/34に感染させ(m.o.i.=0.01)、そして1時間インキュベートした。次いで、発酵槽を、灌流操作(pO2:40±10%およびpH:≦7.2)でさらにインキュベートした。感染後の最初の日に、インキュベーションを37℃で実行し、そして灌流した細胞培養物上清におけるウイルス収集物を廃棄した。感染後の2日目から、ウイルス複製を33℃で実行し、そして2発酵槽容量/日の灌流速度を、7日以内に0まで減らした。ウイルス複製に必要とされるトリプシンは、UltraCHO培地中に存在し、これは、10μg/mlの濃度で灌流に使用した。ウイルス収集物(=灌流した細胞培養物上清)を4℃で回収し、そして7日にわたり、ウイルス複製を、抗原の量として測定した(表VIIIb)。
実験用インフルエンザワクチンの調製
実験用ワクチンを、実施例2(37℃で複製させたA/PR/8(実施例2:ワクチンA))および実施例4(33℃で複製させたA/PR/8)に由来するインフルエンザウイルスA/PR/8/34か
ら調製した。細胞培養培地中のインフルエンザウイルスを、低速遠心分離(2000g、20min、4℃)によって細胞および細胞フラグメントから分離し、そしてショ糖勾配遠心分離(10〜50%(wt/wt)の直線状ショ糖勾配、30,000g、2h、4℃)によって精製した。イン
フルエンザウイルス含有バンドを入手し、PBS(pH7.2)で1:10に希釈し、そして20,000rpm
で沈殿させ、そして沈殿物をPBS(容量:最初の細胞培養培地の50%)中に取り出した。
インフルエンザウイルスを、ホルムアルデヒドで不活化した(24時間の間隔で35%強度ホルムアルデヒド溶液の0.025%の2回の添加、撹拌しながら20℃でのインキュベーション
)。
各々0.3mlのこれらの不活化実験用ワクチンとともにインキュベートした。接種後の2お
よび4週間、ならびにさらにワクチン再接種後の1および2週間に、血液を動物から採取して、A/PR/8/34に対する中和抗体の力価を測定した。保護割合を決定するために、マウ
スを、ワクチン再接種(実験の開始後6週間)後に1000LD50(致死量の50%)の鼻腔内投与によって2週間曝露した。実験の結果を表IXに編集した。
Claims (1)
- インフルエンザウイルスによって感染され得るMDCK細胞であって、該MDCK細胞は無血清培地の懸濁物における増殖に適合する、細胞。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19612966A DE19612966B4 (de) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | MDCK-Zellen und Verfahren zur Vermehrung von Influenzaviren |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005108075A Division JP2005211080A (ja) | 1996-04-01 | 2005-04-04 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008287206A Division JP2009034115A (ja) | 1996-04-01 | 2008-11-07 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006230415A true JP2006230415A (ja) | 2006-09-07 |
JP2006230415A5 JP2006230415A5 (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=7790126
Family Applications (7)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53508997A Expired - Fee Related JP4243349B2 (ja) | 1996-04-01 | 1997-04-01 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2004233905A Withdrawn JP2004331673A (ja) | 1996-04-01 | 2004-08-10 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2005108075A Withdrawn JP2005211080A (ja) | 1996-04-01 | 2005-04-04 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2006147486A Withdrawn JP2006230415A (ja) | 1996-04-01 | 2006-05-26 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2008287206A Withdrawn JP2009034115A (ja) | 1996-04-01 | 2008-11-07 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2011192118A Withdrawn JP2012005502A (ja) | 1996-04-01 | 2011-09-02 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2011224914A Withdrawn JP2012016358A (ja) | 1996-04-01 | 2011-10-12 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
Family Applications Before (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53508997A Expired - Fee Related JP4243349B2 (ja) | 1996-04-01 | 1997-04-01 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2004233905A Withdrawn JP2004331673A (ja) | 1996-04-01 | 2004-08-10 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2005108075A Withdrawn JP2005211080A (ja) | 1996-04-01 | 2005-04-04 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
Family Applications After (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008287206A Withdrawn JP2009034115A (ja) | 1996-04-01 | 2008-11-07 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2011192118A Withdrawn JP2012005502A (ja) | 1996-04-01 | 2011-09-02 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
JP2011224914A Withdrawn JP2012016358A (ja) | 1996-04-01 | 2011-10-12 | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (4) | US6455298B1 (ja) |
EP (2) | EP2275535A1 (ja) |
JP (7) | JP4243349B2 (ja) |
AT (1) | ATE482267T1 (ja) |
DE (2) | DE19612966B4 (ja) |
DK (1) | DK0904351T3 (ja) |
ES (1) | ES2352638T3 (ja) |
HK (1) | HK1019233A1 (ja) |
PT (1) | PT904351E (ja) |
WO (1) | WO1997037000A1 (ja) |
Families Citing this family (131)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19612966B4 (de) * | 1996-04-01 | 2009-12-10 | Novartis Vaccines And Diagnostics Gmbh & Co. Kg | MDCK-Zellen und Verfahren zur Vermehrung von Influenzaviren |
DE19612967A1 (de) * | 1996-04-01 | 1997-10-02 | Behringwerke Ag | Verfahren zur Vermehrung von Influenzaviren in Zellkultur, sowie die durch das Verfahren erhältlichen Influenzaviren |
DE59813048D1 (de) * | 1997-10-25 | 2005-10-13 | Roche Diagnostics Gmbh | Suspensions-verpackungszellinien für retrovirusvektoren |
PT1801201E (pt) | 1997-12-24 | 2011-07-05 | Abbott Biologicals Bv | Preparação de células para a produção de material biológico |
EP1260581B1 (en) * | 2000-03-03 | 2010-07-07 | Juridical Foundation, The Chemo-Sero-Therapeutic Research Institute | Cell usable in serum-free culture and suspension culture and process for producing virus for vaccine by using the cell |
JP3547715B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2004-07-28 | 榮 新垣 | ベクター精製用装置及び方法 |
DE10144906B4 (de) * | 2001-09-12 | 2013-11-28 | Novartis Vaccines And Diagnostics Gmbh | Verfahren zur großtechnischen Herstellung von Impfstoffen |
DE10144903A1 (de) * | 2001-09-12 | 2003-03-27 | Chiron Behring Gmbh & Co | Vermehrung von Viren in Zellkultur |
US20030078471A1 (en) * | 2001-10-18 | 2003-04-24 | Foley Frederick J. | Manipulation of an organ |
US6951752B2 (en) * | 2001-12-10 | 2005-10-04 | Bexter Healthcare S.A. | Method for large scale production of virus antigen |
KR101229202B1 (ko) | 2002-04-26 | 2013-02-01 | 메디뮨 엘엘씨 | 인플루엔자 바이러스의 생산을 위한 다중 플라스미드 시스템 |
US7465456B2 (en) | 2002-04-26 | 2008-12-16 | Medimmune, Llc | Multi plasmid system for the production of influenza virus |
KR101251902B1 (ko) | 2003-02-25 | 2013-04-08 | 메디뮨 엘엘씨 | 인플루엔자 백신 조성물의 제조 방법 |
US20060110406A1 (en) * | 2003-02-25 | 2006-05-25 | Medimmune Vaccines, Inc. | Refrigerator-temperature stable influenza vaccine compositions |
CA2503774C (en) * | 2003-06-20 | 2007-09-25 | Microbix Biosystems Inc. | Improvements in virus production |
JPWO2005026333A1 (ja) * | 2003-09-09 | 2006-11-16 | 独立行政法人科学技術振興機構 | プロテアーゼを用いた接着性細胞の浮遊培養技術、及び該細胞を宿主として用いてウイルスを生産する方法 |
JP4771959B2 (ja) | 2003-12-23 | 2011-09-14 | メディミューン,エルエルシー | インフルエンザウイルス作製のための多重プラスミド系 |
DE202005022108U1 (de) | 2004-03-09 | 2013-11-12 | Novartis Vaccines And Diagnostics, Inc. | Influenza-Virus-Impfstoffe |
CA2562932A1 (en) * | 2004-04-01 | 2005-10-27 | Alza Corporation | Apparatus and method for transdermal delivery of influenza vaccine |
JP2007537760A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | アイディー バイオメディカル コーポレイション | インフルエンザワクチンを製造するためのプロセス |
RS51721B (en) | 2004-09-09 | 2011-10-31 | Novartis Vaccines And Diagnostics Gmbh. | Reduction of potential iatrogenic risks associated with influenza vaccines |
WO2006041819A1 (en) | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Medimmune Vaccines, Inc. | Refrigerator-temperature stable influenza vaccine compositions |
DE102004049290A1 (de) * | 2004-10-09 | 2006-04-20 | Bayer Healthcare Ag | Verfahren zur Herstellung von Virusmaterial |
CA2586690A1 (en) | 2004-11-03 | 2006-06-15 | Novartis Vaccines And Diagnostics, Inc. | Influenza vaccination |
WO2006063053A2 (en) * | 2004-12-08 | 2006-06-15 | Medimmune Vaccines, Inc. | Methods of producing influenza vaccine compositions |
AU2005322353B2 (en) * | 2004-12-23 | 2011-09-01 | Medimmune, Llc | Non-tumorigenic MDCK cell line for propagating viruses |
US7572620B2 (en) | 2005-01-11 | 2009-08-11 | Wisconsin Alumni Research Foundation | H3 equine influenza A virus |
FR2884255B1 (fr) | 2005-04-11 | 2010-11-05 | Vivalis | Utilisation de lignees de cellules souches aviaires ebx pour la production de vaccin contre la grippe |
US20070111309A1 (en) * | 2005-10-04 | 2007-05-17 | Daelli Marcelo G | Vero cell line adapted to grow in suspension |
AU2006310171B2 (en) * | 2005-11-01 | 2011-02-17 | Seqirus UK Limited | Cell-derived viral vaccines with low levels of residual cell DNA by beta-propiolactone treatment |
CA2628158C (en) | 2005-11-04 | 2015-12-15 | Novartis Vaccines And Diagnostics S.R.L. | Emulsions with free aqueous-phase surfactant as adjuvants for split influenza vaccines |
EP1951299B1 (en) | 2005-11-04 | 2012-01-04 | Novartis Vaccines and Diagnostics S.r.l. | Influenza vaccines including combinations of particulate adjuvants and immunopotentiators |
NZ567978A (en) | 2005-11-04 | 2011-09-30 | Novartis Vaccines & Diagnostic | Influenza vaccine with reduced amount of oil-in-water emulsion as adjuvant |
AU2006310337B9 (en) | 2005-11-04 | 2013-11-28 | Novartis Ag | Adjuvanted influenza vaccines including cytokine-inducing agents |
CA2628152C (en) | 2005-11-04 | 2016-02-02 | Novartis Vaccines And Diagnostics S.R.L. | Adjuvanted vaccines with non-virion antigens prepared from influenza viruses grown in cell culture |
PL1976559T6 (pl) * | 2006-01-27 | 2020-08-10 | Novartis Influenza Vaccines Marburg Gmbh | Szczepionki przeciw grypie zawierające hemaglutyninę i białka macierzy |
JP2009534303A (ja) * | 2006-03-24 | 2009-09-24 | ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 冷蔵しないインフルエンザワクチンの保存 |
EP2010557B1 (en) | 2006-03-31 | 2014-02-26 | Wisconsin Alumni Research Foundation | High titer recombinant influenza viruses for vaccines |
EP2022849A4 (en) * | 2006-05-11 | 2010-10-06 | Chemo Sero Therapeut Res Inst | METHOD FOR PROLIFERATION OF INFLUENZA VIRUS |
GB0614460D0 (en) | 2006-07-20 | 2006-08-30 | Novartis Ag | Vaccines |
CA2663196A1 (en) * | 2006-09-11 | 2008-03-20 | Novartis Ag | Making influenza virus vaccines without using eggs |
RU2487935C2 (ru) | 2006-09-15 | 2013-07-20 | Медиммун, Ллк. | Линии клеток почки собаки майдин-дэрби (mdck), поддерживающие рост вирусов до высоких титров, и способ применения этих клеток в биореакторе |
JP2011506264A (ja) | 2006-12-06 | 2011-03-03 | ノバルティス アーゲー | インフルエンザウイルスの4つの株に由来する抗原を含むワクチン |
US9474798B2 (en) | 2007-06-18 | 2016-10-25 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Influenza M2 protein mutant viruses as live influenza attenuated vaccines |
US8673613B2 (en) * | 2007-06-18 | 2014-03-18 | Medimmune, Llc | Influenza B viruses having alterations in the hemaglutinin polypeptide |
SI2185191T1 (sl) * | 2007-06-27 | 2012-12-31 | Novartis Ag | Cepiva proti influenci z majhnimi dodatki |
EP2188371B1 (en) | 2007-08-09 | 2017-12-20 | Wyeth LLC | Use of perfusion to enhance production of fed-batch cell culture in bioreactors |
GB0810305D0 (en) | 2008-06-05 | 2008-07-09 | Novartis Ag | Influenza vaccination |
AU2008339631B2 (en) | 2007-12-24 | 2014-07-24 | Novartis Ag | Assays for adsorbed influenza vaccines |
US8506966B2 (en) | 2008-02-22 | 2013-08-13 | Novartis Ag | Adjuvanted influenza vaccines for pediatric use |
EP2268309B1 (en) | 2008-03-18 | 2015-01-21 | Novartis AG | Improvements in preparation of influenza virus vaccine antigens |
TW201012930A (en) * | 2008-06-16 | 2010-04-01 | Intervet Int Bv | Method of replicating viruses in suspension |
WO2010012045A1 (en) * | 2008-08-01 | 2010-02-04 | Gamma Vaccines Pty Limited | Influenza vaccines |
EP2344634A4 (en) | 2008-09-24 | 2012-08-29 | Medimmune Llc | METHODS OF CELL CULTURE, AND PROPAGATION AND PURIFICATION OF VIRUSES |
CN102215865B (zh) | 2008-09-24 | 2013-10-30 | 米迪缪尼有限公司 | 病毒纯化方法 |
WO2010079081A1 (en) | 2009-01-07 | 2010-07-15 | Glaxosmithkline Biologicals S.A. | Methods for recovering a virus or a viral antigen produced by cell culture |
US20110293660A1 (en) | 2009-02-06 | 2011-12-01 | Bruno Rene Andre | Novel method |
AU2010212550B2 (en) | 2009-02-10 | 2016-03-10 | Seqirus UK Limited | Influenza vaccines with reduced amounts of squalene |
CN102438651A (zh) | 2009-02-10 | 2012-05-02 | 诺华有限公司 | 用于大流行相关毒株的流感疫苗方案 |
CA2752041A1 (en) | 2009-02-10 | 2010-08-19 | Novartis Ag | Influenza vaccines with increased amounts of h3 antigen |
EP2424565A1 (en) | 2009-04-27 | 2012-03-07 | Novartis AG | Adjuvanted vaccines for protecting against influenza |
BRPI1011432A2 (pt) | 2009-05-08 | 2019-09-24 | Novartis Ag | ensaios genericos para deteccao de virus influenza |
NZ596432A (en) | 2009-05-21 | 2013-05-31 | Novartis Ag | Reverse genetics using non-endogenous pol i promoters |
WO2010136896A1 (en) | 2009-05-29 | 2010-12-02 | Novartis Ag | Assays for influenza virus hemagglutinins |
EP2459722B1 (en) | 2009-07-31 | 2017-09-06 | Seqirus UK Limited | Reverse genetics systems |
US20120237536A1 (en) | 2009-09-10 | 2012-09-20 | Novartis | Combination vaccines against respiratory tract diseases |
PL2491117T3 (pl) * | 2009-10-20 | 2014-05-30 | Novartis Ag | Udoskonalone sposoby odzyskiwania wirusa wykorzystujące odwrotną genetykę |
ES2813347T3 (es) | 2009-10-26 | 2021-03-23 | Wisconsin Alumni Res Found | Virus recombinantes de la influenza de alto título con replicación mejorada en células Vero |
DE102009056883B4 (de) | 2009-12-03 | 2012-08-16 | Novartis Ag | Impfstoff-Adjuvantien und verbesserte Verfahren zur Herstellung derselben |
DE102009056871A1 (de) | 2009-12-03 | 2011-06-22 | Novartis AG, 4056 | Impfstoff-Adjuvantien und verbesserte Verfahren zur Herstellung derselben |
CN104688687A (zh) | 2009-12-03 | 2015-06-10 | 诺华股份有限公司 | 疫苗佐剂制备中的亲水过滤 |
DE102009056884B4 (de) | 2009-12-03 | 2021-03-18 | Novartis Ag | Impfstoff-Adjuvantien und verbesserte Verfahren zur Herstellung derselben |
BR112012013426B8 (pt) | 2009-12-03 | 2021-05-25 | Novartis Ag | métodos para a fabricação de uma emulsão de óleo-em-água, para preparar uma composição de vacina e para preparar um kit de vacina |
KR101523215B1 (ko) | 2009-12-03 | 2015-05-27 | 노파르티스 아게 | 에멀션 미세 액화 및/또는 균질화 동안 성분들의 순환 |
EP2531592A1 (en) | 2010-02-04 | 2012-12-12 | Vivalis | Fed-batch process using concentrated cell culture medium for the efficient production of biologics in eb66 cells |
CA2792469A1 (en) | 2010-03-08 | 2011-09-15 | Novartis Ag | Methods of testing for intracellular pathogens |
US10130697B2 (en) | 2010-03-23 | 2018-11-20 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Vaccines comprising mutant attenuated influenza viruses |
US20130039943A1 (en) | 2010-05-03 | 2013-02-14 | Bruno Rene Andre | Novel method |
US9426989B2 (en) | 2010-05-06 | 2016-08-30 | Novartis Ag | Organic peroxide compounds for microorganism inactivation |
EA027142B1 (ru) | 2010-05-12 | 2017-06-30 | Новартис Аг | Улучшенные способы получения сквалена |
AU2011254204B2 (en) | 2010-05-21 | 2015-08-20 | Seqirus UK Limited | Influenza virus reassortment method |
BR112012030616A2 (pt) | 2010-06-01 | 2017-03-01 | Novartis Ag | concentração de antígenos de vacina com liofilização. |
PL2575872T3 (pl) | 2010-06-01 | 2021-02-22 | Seqirus UK Limited | Zatężanie antygenów szczepionkowych grypy bez liofilizacji |
SG187863A1 (en) * | 2010-08-16 | 2013-03-28 | Cevec Pharmaceuticals Gmbh | Permanent human amniocyte cell lines for producing influenza viruses |
US9051361B2 (en) | 2010-08-17 | 2015-06-09 | National Health Research Institutes | Immunogenic compositions and uses thereof |
WO2012023044A1 (en) | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Novartis Ag | Soluble needle arrays for delivery of influenza vaccines |
CA2812135A1 (en) | 2010-09-07 | 2012-03-15 | Novartis Ag | Generic assays for detection of mammalian reovirus |
AU2012211043B2 (en) | 2011-01-27 | 2017-04-06 | Gamma Vaccines Pty Limited | Combination vaccines |
JP5999817B2 (ja) | 2011-02-25 | 2016-10-05 | ノバルティス アーゲー | 外因性の内部陽性対照 |
GB201216121D0 (en) | 2012-09-10 | 2012-10-24 | Novartis Ag | Sample quantification by disc centrifugation |
US20140248320A1 (en) | 2011-10-20 | 2014-09-04 | Novartis Ag | Adjuvanted influenza b virus vaccines for pediatric priming |
ES2564138T3 (es) | 2011-12-12 | 2016-03-18 | Novartis Ag | Ensayo para Hemaglutinina del virus de la influenza |
AU2014203051C1 (en) * | 2012-03-02 | 2016-09-01 | Seqirus UK Limited | Influenza Virus Reassortment |
CN103608453B (zh) | 2012-03-02 | 2018-07-24 | 思齐乐 | 流感病毒重配 |
CN104159608A (zh) | 2012-03-06 | 2014-11-19 | 克鲁塞尔荷兰公司 | 针对流感的改善的疫苗接种 |
JP6152535B2 (ja) * | 2012-04-16 | 2017-06-28 | 公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 | 細胞培養組成物及びインフルエンザウイルスの生産方法 |
AU2013270793A1 (en) | 2012-06-04 | 2014-12-11 | Novartis Ag | Improved safety testing |
GB201218195D0 (en) | 2012-10-10 | 2012-11-21 | Istituto Zooprofilattico Sperimentale Delle Venezie | Composition |
AU2013354219A1 (en) | 2012-12-03 | 2015-07-02 | Novartis Ag | Reassortant influenza a viren |
AU2014229255B2 (en) | 2013-03-13 | 2018-12-13 | Novartis Ag | Influenza B virus reassortment |
US20140335116A1 (en) | 2013-05-10 | 2014-11-13 | Novartis Ag | Avoiding narcolepsy risk in influenza vaccines |
DE202013005130U1 (de) | 2013-06-05 | 2013-09-10 | Novartis Ag | Influenza Virus Reassortierung |
DE202013005100U1 (de) | 2013-06-05 | 2013-08-26 | Novartis Ag | Influenza Virus Reassortierung |
CN105722976A (zh) | 2013-06-06 | 2016-06-29 | 诺华股份有限公司 | 流感病毒重配 |
KR101370512B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2014-03-06 | 재단법인 목암생명공학연구소 | 무단백 배지에서 부유 배양되는 mdck 유래 세포주 및 상기 세포주를 이용하여 바이러스를 증식시키는 방법 |
JP2016524915A (ja) | 2013-07-15 | 2016-08-22 | ウィスコンシン アルムニ リサーチ ファンデイション | Mdck、ベロ細胞又は卵内で増強された複製を有する高力価の組換えインフルエンザウイルス |
CA2920934C (en) | 2013-08-30 | 2022-12-06 | Glaxosmithkline Biologicals S.A. | Large scale production of viruses in cell culture |
JP6373376B2 (ja) | 2013-11-15 | 2018-08-15 | ノバルティス アーゲー | 残留細胞培養不純物の除去 |
TWI743024B (zh) | 2014-06-06 | 2021-10-21 | 美商健臻公司 | 灌注培養方法及其用途 |
TW202246486A (zh) * | 2014-06-09 | 2022-12-01 | 美商健臻公司 | 種子罐培養法(seed train processes)及其用途 |
US10053671B2 (en) | 2014-06-20 | 2018-08-21 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Mutations that confer genetic stability to additional genes in influenza viruses |
AR102548A1 (es) | 2014-11-07 | 2017-03-08 | Takeda Vaccines Inc | Vacunas contra la enfermedad de manos, pies y boca y métodos de fabricación y uso |
AR102547A1 (es) | 2014-11-07 | 2017-03-08 | Takeda Vaccines Inc | Vacunas contra la enfermedad de manos, pies y boca y métodos de fabricación y su uso |
ES2721306T3 (es) | 2014-12-02 | 2019-07-30 | Novartis Ag | Fabricación de composiciones que contienen tensioactivo |
US10633422B2 (en) | 2015-06-01 | 2020-04-28 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Influenza virus replication by inhibiting microRNA lec7C binding to influenza viral cRNA and mRNA |
KR20180035807A (ko) | 2015-06-26 | 2018-04-06 | 세퀴러스 유케이 리미티드 | 항원적으로 매치된 인플루엔자 백신 |
WO2017007839A1 (en) | 2015-07-06 | 2017-01-12 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Improved influenza virus replication for vaccine development |
HUE051783T2 (hu) | 2015-07-07 | 2021-03-29 | Seqirus Uk Ltd | Eljárás immunogén hemagglutinin mennyiségi meghatározására |
CN109689868A (zh) | 2015-10-30 | 2019-04-26 | 富士胶片欧文科技有限公司 | 用于生产疫苗的化学限定无血清培养基中的mdck悬浮细胞系 |
CN109477074B (zh) | 2016-02-19 | 2023-01-24 | 威斯康星旧生研究基金会 | 用于疫苗开发的改进的乙型流感病毒复制 |
WO2017170592A1 (ja) | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 一般財団法人阪大微生物病研究会 | Mdck細胞の培養方法 |
JP2017038622A (ja) * | 2016-11-21 | 2017-02-23 | ウィスコンシン アルムニ リサーチ ファンデイション | H3型ウマa型インフルエンザウイルス |
CN111511395B (zh) | 2017-11-03 | 2024-10-15 | 武田疫苗股份有限公司 | 用于将寨卡病毒灭活和用于确定灭活完全性的方法 |
US11241492B2 (en) | 2019-01-23 | 2022-02-08 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Mutations that confer genetic stability to genes in influenza viruses |
EP3921413A1 (en) | 2019-02-08 | 2021-12-15 | Wisconsin Alumni Research Foundation (WARF) | Humanized cell line |
WO2020223699A1 (en) | 2019-05-01 | 2020-11-05 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Improved influenza virus replication for vaccine development |
WO2020226831A1 (en) | 2019-05-08 | 2020-11-12 | Takeda Vaccines, Inc. | Inactivated virus compositions and zika vaccine formulations |
US11807872B2 (en) | 2019-08-27 | 2023-11-07 | Wisconsin Alumni Research Foundation (Warf) | Recombinant influenza viruses with stabilized HA for replication in eggs |
WO2021099419A1 (en) | 2019-11-18 | 2021-05-27 | Seqirus UK Limited | Method for producing reassortant influenza viruses |
AU2021302954A1 (en) | 2020-06-30 | 2023-02-16 | Seqirus UK Limited | Cold filtration of oil-in-water emulsion adjuvants |
WO2023154043A1 (en) | 2022-02-09 | 2023-08-17 | Takeda Vaccines, Inc. | Zika vaccines and immunogenic compositions, and methods of using the same |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1278075B (de) * | 1964-06-22 | 1968-09-19 | Norden Lab Inc | Verwendung von Gewebekulturen zur Zuechtung von Viren fuer die Gewinnung von Impfstoffen |
US3616203A (en) * | 1969-12-11 | 1971-10-26 | Norden Lab Inc | Virus culture and method |
US4064232A (en) | 1974-01-14 | 1977-12-20 | Sandoz Ltd. | Process for isolating the immunogenic components of influenza viruses |
US4500513A (en) * | 1979-05-15 | 1985-02-19 | Miles Laboratories, Inc. | Influenza vaccine production in liquid cell culture |
USRE33164E (en) * | 1979-05-15 | 1990-02-13 | Mobay Corporation | Influenza vaccine production in liquid cell culture |
CA1122527A (en) | 1979-05-15 | 1982-04-27 | Karen K. Brown | Influenza vaccine production in liquid cell culture |
US5013663A (en) * | 1983-06-15 | 1991-05-07 | American Home Products Corporation | Canine corona virus vaccine |
US4783411A (en) | 1984-10-22 | 1988-11-08 | Janis Gabliks | Influenza-A virus vaccine from fish cell cultures |
ES2081864T3 (es) | 1989-03-29 | 1996-03-16 | Univ New York State Res Found | Metodo para purificar una proteina de la membrana exterior de haemophilus influenzae. |
JP2827298B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1998-11-25 | 三菱化学株式会社 | 細胞培養担体 |
AT393277B (de) | 1990-01-04 | 1991-09-25 | Immuno Ag | Verfahren zur herstellung von fruehsommer- meningoenzephalitis-virus (fsme-virus)-antigen |
JPH0420284A (ja) * | 1990-05-12 | 1992-01-23 | Mitsubishi Kasei Corp | 細胞培養用マイクロキャリア |
JPH05207873A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-20 | Mitsubishi Kasei Corp | 付着性動物細胞の培養方法 |
US5762939A (en) * | 1993-09-13 | 1998-06-09 | Mg-Pmc, Llc | Method for producing influenza hemagglutinin multivalent vaccines using baculovirus |
US5753489A (en) * | 1994-11-10 | 1998-05-19 | Immuno Ag | Method for producing viruses and vaccines in serum-free culture |
ATE542891T1 (de) | 1994-11-10 | 2012-02-15 | Baxter Healthcare Sa | Verfahren zur herstellung von biologischen produkten in protein-freier kultur |
US5756341A (en) * | 1994-11-10 | 1998-05-26 | Immuno Ag | Method for controlling the infectivity of viruses |
JPH11509081A (ja) | 1994-11-16 | 1999-08-17 | セント ジュード チルドレンズ リサーチ ホスピタル | 新規の複製プロセス |
US5646033A (en) * | 1994-11-30 | 1997-07-08 | Dyncorp | African green monkey kidney cell lines useful for maintaining viruses and for preparation of viral vaccines |
CN1285608C (zh) | 1995-09-22 | 2006-11-22 | 康诺特实验室有限公司 | 副流感病毒糖蛋白和疫苗 |
DE19612967A1 (de) | 1996-04-01 | 1997-10-02 | Behringwerke Ag | Verfahren zur Vermehrung von Influenzaviren in Zellkultur, sowie die durch das Verfahren erhältlichen Influenzaviren |
DE19612966B4 (de) | 1996-04-01 | 2009-12-10 | Novartis Vaccines And Diagnostics Gmbh & Co. Kg | MDCK-Zellen und Verfahren zur Vermehrung von Influenzaviren |
US6514502B1 (en) * | 1999-01-26 | 2003-02-04 | Schering-Plough Veterinary Corporation | Propagation of bovine cononavirus in chinese hamster ovary cells |
-
1996
- 1996-04-01 DE DE19612966A patent/DE19612966B4/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-04-01 EP EP10075278A patent/EP2275535A1/en not_active Withdrawn
- 1997-04-01 DE DE69740002T patent/DE69740002D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-01 WO PCT/IB1997/000403 patent/WO1997037000A1/en active Application Filing
- 1997-04-01 JP JP53508997A patent/JP4243349B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-01 PT PT97915627T patent/PT904351E/pt unknown
- 1997-04-01 DK DK97915627.0T patent/DK0904351T3/da active
- 1997-04-01 US US09/155,581 patent/US6455298B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-01 ES ES97915627T patent/ES2352638T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-01 AT AT97915627T patent/ATE482267T1/de active
- 1997-04-01 EP EP97915627A patent/EP0904351B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-09-29 HK HK99104226.0A patent/HK1019233A1/xx not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-07-12 US US10/194,784 patent/US6656720B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2004
- 2004-08-10 JP JP2004233905A patent/JP2004331673A/ja not_active Withdrawn
-
2005
- 2005-02-15 US US11/057,370 patent/US20050202553A1/en not_active Abandoned
- 2005-04-04 JP JP2005108075A patent/JP2005211080A/ja not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-05-26 JP JP2006147486A patent/JP2006230415A/ja not_active Withdrawn
-
2008
- 2008-06-26 US US12/146,689 patent/US20080274141A1/en not_active Abandoned
- 2008-11-07 JP JP2008287206A patent/JP2009034115A/ja not_active Withdrawn
-
2011
- 2011-09-02 JP JP2011192118A patent/JP2012005502A/ja not_active Withdrawn
- 2011-10-12 JP JP2011224914A patent/JP2012016358A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030073223A1 (en) | 2003-04-17 |
JP2000507448A (ja) | 2000-06-20 |
DE69740002D1 (de) | 2010-11-04 |
US20080274141A1 (en) | 2008-11-06 |
WO1997037000A1 (en) | 1997-10-09 |
DE19612966B4 (de) | 2009-12-10 |
EP0904351B1 (en) | 2010-09-22 |
JP2005211080A (ja) | 2005-08-11 |
JP2009034115A (ja) | 2009-02-19 |
DE19612966A1 (de) | 1997-10-02 |
ATE482267T1 (de) | 2010-10-15 |
US6656720B2 (en) | 2003-12-02 |
US20050202553A1 (en) | 2005-09-15 |
PT904351E (pt) | 2010-12-28 |
JP2012005502A (ja) | 2012-01-12 |
US6455298B1 (en) | 2002-09-24 |
EP2275535A1 (en) | 2011-01-19 |
HK1019233A1 (en) | 2000-01-28 |
EP0904351A1 (en) | 1999-03-31 |
JP2012016358A (ja) | 2012-01-26 |
JP2004331673A (ja) | 2004-11-25 |
ES2352638T3 (es) | 2011-02-22 |
JP4243349B2 (ja) | 2009-03-25 |
DK0904351T3 (da) | 2010-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4243349B2 (ja) | インフルエンザウイルスの複製のための動物細胞および方法 | |
JP5264843B2 (ja) | 細胞培養におけるインフルエンザウイルスの複製の方法、および本方法によって入手可能なインフルエンザウイルス | |
US10329536B2 (en) | Methods for producing an active constituent of a pharmaceutical or a diagnostic agent in an MDCK cell suspension culture | |
KR100968141B1 (ko) | 세포 배양물에서 바이러스의 증식 방법 | |
CA2250714C (en) | Animal cells and processes for the replication of influenza viruses |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080514 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081107 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090312 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090611 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090616 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090710 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090715 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090811 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090814 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090914 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20091218 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110225 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110302 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110331 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110401 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110902 |