JP2006171220A - 像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数個の像加熱手段を有する像加熱装置において、使用可能な電力の上限を上回ることなく、光沢プリント、非光沢プリントの両方に対応し、光沢プリント時でも非光沢プリント時でも定着性と光沢性を安定させ、高い生産性を維持することを目的とする。
【解決手段】記録材上の画像を加熱する第一像加熱手段と、記録材上の画像を加熱する第二像加熱手段と、第一像加熱手段による加熱の後に第二像加熱手段による加熱の選択をする加熱選択手段と、を有する像加熱装置において、第二像加熱手段による加熱の選択がされたときには、第二像加熱手段の温度変化に基づいて記録材の単位時間当りの搬送枚数を切換える搬送枚数切換手段を有することを特徴とする像加熱装置。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば電子写真方式を利用して、画像を記録材上に形成してハードコピーを得る複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置において、画像加熱定着装置として搭載するのに好適な像加熱装置に関するものである。
特に、記録材上の画像を加熱する複数の像加熱手段を有し、記録材搬送方向に対して上流側の像加熱手段に記録材を通過させた後に下流側の像加熱手段への通過が行なえる像加熱装置に関する。
近年、複写機やプリンタ等の画像形成装置に対して、記録紙の光沢に応じて、画像の光沢も調節できる要望が高まっている。例えば、コート紙や写真印画紙などのカラー画像では比較的光沢の高い画像を出力し、白黒文章やビジネスカラー文章などには光沢の抑えた低光沢画像を出力するなどである。このように、近年では幅広い光沢画像の出力の要求が高まっている。
この要求をできるだけ満たすために、電子写真方式等の画像形成装置において、複数個の像加熱手段(以下、定着器)を有する、所謂タンデムタイプの像加熱装置(以下、定着装置)を備えた画像形成装置として、以下のようなものが知られている。
即ちタンデムタイプの像加熱装置では、像加熱装置の数が増えることで光沢に影響を与える像加熱装置からの像への熱量や加圧力の選択の幅が広がり、一つの像加熱装置で出力できる光沢の幅以上に幅広い光沢度の画像の出力が可能となる。
このような、タンデムタイプの像加熱装置の例として以下の構成があげられる。
特許文献1には、定着器として、互いに圧接される加熱ローラと圧接ローラを1対として構成するの定着ローラ群を2組備え、トナー像を転写された紙をこの2組の定着器の第一段と第二段の圧接部を通過させることにより、定着後のトナー像に光沢を与えるように構成した定着装置が開示されており、2組の定着器を用いて光沢のある画像を得ることが記載されている。
特許文献2には、通紙方向に直列に配置した複数の定着器を有し、各定着器のそれぞれに形成されるニップの使用個数および位置を切換えることによって、所望とする光沢度に応じて加熱量を切り替え、画像の光沢度を任意に調整できる事が記載されている。
特許文献3には、第一の定着器のみを使用する通常プリントモードと、第一の定着器による第一定着後に第二の定着器による第二定着を行うことによって高光沢な画像を得る光沢プリントモードを備えた画像形成装置において、第二定着で定着可能な記録シート幅を第一定着で定着可能な記録シート幅よりも狭くし、専用光沢紙を用いた光沢プリントモード時には第一定着の設定温度を低く再設定し、光沢プリントモード時には生産性を落し、光沢プリントモード時には各々のハロゲンヒーターの点灯制御を行う事によって、2つの定着器で使用される合計の消費電力を抑える提案がなされている。
特開平4−245275号公報 特開2000−221821号公報 特開2003‐270991号公報
一方で、画像形成装置全体で使用可能な電力は、使用される電源の規格によって決定されてしまう。そのため、定着装置で使用可能な電力は限られた量に制限されてしまう。定着で使用する電力が不足すると、定着ローラの温度がプリントが進むにつれて徐々に低下し、光沢の低下や定着不良を起こす温度まで低下してしまう。
上記の現象が生ずると、画像を出力しているときに定着ローラの温度が低下が顕著になると低い光沢の画像となり、所望の光沢を満足している画像の出力が難しくなり、光沢のばらつきが生ずるという問題が発生する。特に画像を連続出力するジョブでは、最初に出力された画像と最後に出力された画像とで同じ画像であっても、光沢が異なるという光沢不均一性の問題が生ずる。
従って、電力不足による定着ローラの温度低下の問題を解決するためには、複数の像加熱装置を通過させる光沢モード時には、最初からスループットを落とすことで、単位時間あたりに画像に奪われる熱量を小さくする方法がある。
しかし、この方法では、最初からスループットが低下するため、生産性が低下する問題が発生する。
本発明は、複数個の像加熱手段を有する像加熱装置において、使用可能な電力の上限を上回ることなく、できるだけ高い生産性を維持し、画像出力中の熱不足による光沢ばらつきを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る像加熱装置の代表的な構成は、記録材上の画像を加熱する第一像加熱手段と、記録材上の画像を加熱する第二像加熱手段と、第一像加熱手段による加熱の後に第二像加熱手段による加熱の選択をする加熱選択手段と、を有する像加熱装置において、第二像加熱手段による加熱の選択がされたときには、第二像加熱手段の温度変化に基づいて記録材の単位時間当りの搬送枚数を切換える搬送枚数切換手段を有することを特徴とする。
以上の本発明によれば、できるだけ高い生産性を維持し、画像出力中の熱不足による光沢ばらつきを防止することができる。
さらに本発明によれば、記録紙の種類や坪量、プリント温度などの条件が変化しても、定着性の確保と、光沢の安定性を確保できる最高の生産性で光沢プリントが可能となる。
使用可能電力の上限を上回ることなく、光沢プリント、非光沢プリントの両方に対応し、光沢プリント時でも非光沢プリント時でも定着性と光沢性を安定させ、高い生産性を維持することができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施の形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
(1)画像形成装置例
図1は画像形成装置の一例の概略構成模型図である。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセスを用いた、タンデムタイプのカラーレーザプリンタである。
この画像形成装置内には第一、第二、第三、第四の4つの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdが併設され、カラープリントモードの場合は、この各画像形成部において各々異なった色のトナー像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成される。
各画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ専用の像担持体、本例では電子写真感光ドラム3a、3b、3c、3dを具備し、各感光ドラム3a、3b、3c、3d上に各色のトナー像が形成される。各感光ドラム3a、3b、3c、3dに隣接して中間転写体(中間転写ベルト)130が設置され、感光ドラム3a、3b、3c、3d上に形成された各色のトナー像が、中間転写体130上に1次転写され、さらに2次転写部で記録材P上に2次転写される。トナー像の2次転写を受けた記録材Pは第一の像加熱手段である第一定着装置(定着器、定着手段)9Aへ導入され、次いで第二の像加熱手段である第二の定着装置9Bに導入されて、都合2回の熱圧定着処理をうけて、カラープリントとして装置外の排紙トレイ18に排出される。
像担持体である感光ドラム3a、3b、3c、3dの外周には、それぞれ帯電手段である帯電器2a、2b、2c、2d、現像手段である現像器1a、1b、1c、1d、転写手段である1次転写帯電器24a、24b、24c、24d及びクリーニング手段であるクリーナ4a、4b、4c、4dが設けられ、感光ドラムの上方部にはさらに光走査手段としてレーザスキャナ5a、5b、5c、5dが設置されている。
感光ドラム3a、3b、3c、3dは矢印の反時計方向に回転駆動され、その周面がドラム帯電器2a、2b、2c、2dにより所定の極性・電位に一様に1次帯電される。その各感光ドラム3a、3b、3c、3dの一様帯電面に対してレーザスキャナ5a、5b、5c、5dから出力される、画像信号に応じて変調されたレーザ光La、Lb、Lc、Ldによる走査露光がなされて、各感光ドラム3a、3b、3c、3d上に画像信号に応じた潜像が形成される。すなわち、レーザスキャナ5a、5b、5c、5dは、それぞれ、光源装置、ポリゴンミラー等が設置されていて、光源装置から発せられたレーザ光をポリゴンミラーを回転して走査し、その走査光の光束を反射ミラーによって偏向し、fθレンズにより感光ドラム3a、3b、3c、3dの母線上に集光して露光することにより、感光ドラム3a、3b、3c、3d上に画像信号に応じた潜像が形成される。
現像器1a、1b、1c、1dには、現像剤としてそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナーが供給装置6a、6b、6c、6dにより所定量充填されている。現像器1a、1b、1c、1dは、それぞれ感光ドラム3a、3b、3c、3d上の潜像を現像して、シアントナー像、マゼンタトナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像として可視化する。
中間転写体130は3本の並行ローラ13、14、15間に懸回張設したエンドレスベルト部材であり、矢示の時計方向に感光ドラム3a、3b、3c、3dとほぼ同じ周速度をもって回転駆動されている。
第一の画像形成部Paの感光ドラム3a上に形成担持された上記第一色のイエロートナー像は、感光ドラム3aと中間転写体130とのニップ部を通過する過程で、中間転写体130に印加される1次転写バイアスにより形成される電界と圧力により、中間転写体130の外周面に1次転写されていく。
以下、同様に、第二、第三、第四の画像形成部Pb、Pc、Pdの感光ドラム3b、3c、3d上に形成担持された、第二色のマゼンタトナー像、第三色のシアントナー像、第四色のブラックトナー像が順次に中間転写体130上に重畳転写され、中間転写体130上に目的のカラー画像に対応した合成カラートナー像が形成される。
11は2次転写ローラであり、中間転写体130を懸回張設させた3本のローラ13・14・15のうちのローラ14に対して中間転写体130を挟ませて圧接させて中間転写体130との間に2次転写ニップ部を形成している。
一方、給紙カセット10から記録材Pが1枚分離給紙されて、シートパス16、シートパス17、レジストローラ12、転写前ガイドを通過して中間転写体130と2次転写ローラ11との当接ニップである2次転写ニップ部に所定のタイミングで給送され、同時に2次転写ローラ11に対して2次転写バイアスがバイアス電源からに印加される。これにより、中間転写体130上に重畳転写された合成カラートナー像の記録材Pへの一括2次転写がなされる。
2次転写ニップ部にて合成カラートナー像の転写を受けた記録材Pは中間転写体130から分離されてシートパス23により定着装置(像加熱装置)9へ導入される。
この定着装置9は、第一の定着器9Aと第二の定着器9Bの2つの像加熱手段を有しており、記録材搬送方向に対して上流側の第一の定着器9Aに記録材を通過させた後に下流側の第二の定着器9Bへの通過が行なえる。記録材Pは、先ず第一の定着器9Aへ導入されて1回目の熱圧定着を受ける。さらにシートパス24・25により第二の定着器9Bに導入されて2回目の熱圧定着を受け、シートパス26によりカラープリントとして装置外の排紙トレイ18に排出される。
1次転写が終了した感光ドラム3a、3b、3c、3dは、それぞれのクリーナ4a、4b、4c、4dにより転写残トナーをクリーニング、除去され、引き続き次の潜像の形成以下に備えられる。
転写ベルト130上に残留したトナー及びその他の異物は、転写ベルト130の表面にクリーニングウエブ(不織布)19を当接して、拭い取るようにしている。
白黒プリントモード(モノカラープリントモード)が選択されている場合は、上記の第一〜第四の4つの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdのうち、ブラックのトナー像を形成する第4の画像形成部Pdだけが選択的に作像動作制御される。
また、白黒プリントや、カラープリントでも上質紙にプリントする場合など、低い光沢の画像を出力するための低光沢モードが選択された場合には、2次転写ニップ部にてトナー像の2次転写を受けたき記録材Pは、シートパス23から第一の定着器9Aに導入されて熱圧定着処理を受けた後、シートパス24から、第一のフラッパ27が制御されることで、第二の定着器9Bを回避するバイパス28側に進路変更されて、第二の定着器9Bは通らずに、排紙トレイ18に排出される。
また、上記の低光沢プリントモードでかつ両面コピーモードが選択されている場合には、第一の定着器9Aを出てバイパス28側に進路変更された、第一面側画像形成済みの記録材Pが、第二のフラッパ29が制御されることで、再循環搬送機構側の両面パス30に導入され、さらにスイッチバックシートパス31内に入る。次いで該シートパス31から引き出されて再搬送シートパス32に誘導され、該シートパス32から、シートパス17、レジストローラ12、転写前ガイドを通過して中間転写体130と2次転写ローラ11との当接ニップである2次転写ニップ部に表裏反転状態で所定のタイミングで再導入される。これにより、記録材Pの第二面側に対して、中間転写体130上のトナー像の2次転写がなされる。2次転写ニップ部にて第二面に対するトナー像の2次転写を受けた記録材Pは中間転写体130から分離されて、シートパス23から第一の定着器9Aに導入されて第二面に対するトナー像の熱圧定着処理を受けた後、シートパス24から、第一のフラッパ27が制御されることで、第二の定着器9Bを回避するバイパス28側に進路変更されて、第二の定着器9Bを通らずに、両面コピーとして排紙トレイ18に排出される。
(2)定着装置9
図2は第一と第二の直列2つの定着器9A・9Bを有する定着装置9部分の拡大図である。第一と第二の定着器9A・9Bは記録材搬送方向に関して、第一の定着器9Aは上流側の定着器であり、第二の定着器9Bは下流側の定着器となる。
本実施例における第一と第二の定着器9A・9Bは共に略同形状の熱ローラ方式の定着器である。すなわち、第一と第二の各定着器9A・9Bにおいて、51・52、151・152は回転する像加熱部材としての定着ローラと加圧部材としての加圧ローラである。加圧ローラ52・152は定着ローラ51・151に対して圧接してニップ部(定着ニップ部)NA・NBを形成する。定着ローラ51・151は不図示の駆動系により矢印の時計方向に回転駆動される。加圧ローラ52・152はこの定着ローラ51・151の回転に従動して回転する。
1)第一の定着器9A
第一の定着器9Aにおいては、未定着トナー像と接する像加熱部材としての定着ローラ51の構成は、外径φ75.0mmのAlからなる円筒状芯金(中空芯金)51a上に、弾性層51bとして厚さ2.5mmのシリコンゴム層を形成し、さらにその表面に離型性層51cとして30μm厚みのPFAチューブを被覆した外径約φ80mmのものを用いた。この定着ローラ51の円筒状芯金51aには加熱体たるハロゲンランプヒータH1を内包させてある。また定着ローラ51に対して接触または非接触に温度検知手段(温度センサ)としてのサーミスタTH1を配設してある。
また、加圧部材としての加圧ローラ52の構成は、外径φ76.0mmのAlからなる円筒状芯金(中空芯金)52a上に、弾性層52bとして厚さ2.0mmのシリコンゴム層を形成し、さらにその表面に離型性層52cとして30μm厚みのPFAチューブを被覆した、外径約φ80mmのものを用いた。この加圧ローラ52の円筒状芯金52aには加熱体たるハロゲンランプヒータH2を内包させてある。また加圧ローラ52に対して接触または非接触に温度検知手段としてのサーミスタTH2を配設してある。
この第一の定着器9Aにおいては、上記の定着ローラ51と加圧ローラ52とを総圧700Nで加圧接触させて、ニップ幅(記録材搬送方向の寸法)約10mmの定着ニップ部NAを形成させている。
2)第二の定着器9B
第二の定着器9Bにおいては、未定着トナー像と接する像加熱部材としての定着ローラ151の構成は、外径φ77.0mmのAlからなる円筒状芯金(中空芯金)151a上に、弾性層151bとして厚さ1.5mmのシリコンゴム層を形成し、さらにその表面に離型性層151cとして30μm厚みのPFAチューブを被覆した外径約φ80mmのものを用いた。この定着ローラ151の円筒状芯金151aには加熱体たるハロゲンランプヒータH3を内包させてある。また定着ローラ151に対して接触または非接触に温度検知手段としてのサーミスタTH3を配設してある。
また、加圧部材として加圧ローラ152の構成は、外径φ77.0mmのAlからなる円筒状芯金152a上に、弾性層152bとして厚さ1.5mmのシリコンゴム層を形成し、さらにその表面に離型性層152cとして30μm厚みのPFAチューブを被覆した、外径約φ80mmのものを用いた。この加圧ローラ152の円筒状芯金152aには加熱体たるハロゲンランプヒータH4を内包させてある。また加圧ローラ152に対して接触または非接触に温度検知手段としてのサーミスタTH4を配設してある。
この第二の定着器9Bにおいては、上記の定着ローラ151と加圧ローラ152とを総圧1000Nで加圧接触させて、ニップ幅約5mmの定着ニップ部NBを形成させている。
上記の第一と第二の定着器9A・9Bとにおいて、第一の定着器9Aのニップ部NAのニップ幅が第二の定着器9Bのニップ部NBのニップ幅よりも広い設定であり、また第一の定着器9Aのニップ部の平均圧力が第二の定着器9Bのニップ部の平均圧力よりも小さい設定である。ちなみに平均圧力とは、加圧力を実際に加圧されている面積で割った値である。
図3は上記第一と第二の定着器9A・9Bの温度制御系統のブロック図である。100は本体制御部(CPU)であり、第一と第二の定着器9A・9Bの温度制御を含めて画像形成装置の全体的な画像形成動作シーケンス制御を司る。E1〜E4はそれぞれヒータH1〜H4に対する給電部である。
第一の定着器9Aにおいて、定着ローラ51は給電部E1からヒータH1に給電がなされて該ヒータH1の発熱で加熱される。該定着ローラ51の表面温度がサーミスタTH1で検知され、その温度情報が本体制御部100にフィードバックされる。本体制御部100はサーミスタTH1からフィードバックされる定着ローラ表面温度情報(第一定着温度)が所定の第一定着目標温度(第一設定温度)T11、本実施例では180℃に温調されるように給電部E1からヒータH1に対する供給電力を制御する。
また、第一の定着器9Aにおいて、加圧ローラ52は給電部E2からヒータH2に給電がなされて該ヒータH2の発熱で加熱される。該加圧ローラ52の表面温度がサーミスタTH2で検知され、その温度情報が本体制御部100にフィードバックされる。本体制御部100はサーミスタTH2からフィードバックされる加圧ローラ表面温度情報が所定の表面温度、本実施例では140℃に温調されるように給電部E2からヒータH2に対する供給電力を制御する。
第二の定着器9Bにおいて、定着ローラ151は給電部E3からヒータH3に給電がなされて該ヒータH3の発熱で加熱される。該定着ローラ151の表面温度がサーミスタTH3で検知され、その温度情報が本体制御部100にフィードバックされる。本体制御部100はサーミスタTH3からフィードバックされる定着ローラ表面温度情報(第二定着温度)が所定の第二定着目標温度(第二設定温度)T21、本実施例では200℃に温調されるように給電部E1からヒータH1に対する供給電力を制御する。
また、第二の定着器9Bにおいて、加圧ローラ152は給電部E4からヒータH4に給電がなされて該ヒータH4の発熱で加熱される。該加圧ローラ52の表面温度がサーミスタTH4で検知され、その温度情報が本体制御部100にフィードバックされる。本体制御部100はサーミスタTH4からフィードバックされる加圧ローラ表面温度情報が所定の表面温度、本実施例では140℃に温調されるように給電部E4からヒータH4に対する供給電力を制御する。
101は光沢プリントモードと低光沢プリントモードの選択手段であり、画像形成装置の制御盤(不図示)に配設されている。オペレータが選択指定操作することで、本体制御部100に光沢プリントモードまたは低光沢プリントモードの選択指定がなされる。
光沢プリントモードは、コート紙などの光沢の高い記録紙にカラープリントする場合である。低光沢プリントモードは、白黒プリントや、カラープリントでも上質紙にプリントする場合である。
光沢プリントモードが選択さた場合には、本体制御部100は、前記のように、2次転写ニップ部にて合成カラートナー像の転写を受けた記録材Pを、第一の定着器9A、次いで第二の定着器9Bへと順次に導入して都合2回の定着処理を受けさせた後に排紙トレイ18に排出する記録材搬送制御を実行する。
低光沢プリントモードが選択さた場合には、本体制御部100は、前記のように、2次転写ニップ部にてトナー像の転写を受けた記録材Pを、第一の定着器9Aに導入した後、第一のフラッパ27により第二の定着器9Bを回避するバイパス28側に進路変更させて、第二の定着器9Bを通さずに排紙トレイ18に排出させる記録材搬送制御、あるいはさらに両面プリントモードの場合には、第二のフラッパ29を制御して再循環搬送機構側の両面パス30に導入する記録材搬送制御を実行する。
(3)第一と第二の定着器9A・9Bの電力配分
本実施例における画像形成装置は200V−15Aコンセントを使用し、総電力として3000Wを使用することが出来る。画像形成や記録材搬送等に使用する電力を除くと、第一と第二の定着装置9A・9Bで使用可能な平均的電力は1600Wである。
以下、第一の定着器9Aを第一定着9A、第二の定着器9Bを第二定着9Bと略記する。
低光沢プリント時は、第二定着9Bには記録材を通紙しないので該第二定着9Bは温調温度を保持し、スタンバイ状態を保てるだけの電力が投入されればよく、残りの電力は第一定着9Aで使用可能である。
光沢プリント時には、記録材は第二定着9Bを通過するため、該第二定着9Bにも電力を投入する必要がある。
第一定着9Aと第二定着9Bの、光沢プリントモード時、および低光沢プリントモード時における電力配分は、以下の表1のようにした。
本体制御部100は、光沢プリントモード時、および低光沢プリントモード時において、表1の電力を上回らないように、第一定着9AのヒータH1・H2と、第二定着9BのヒータH3・H4のON−OFFタイミングを制御することによって、第一定着9Aと第二定着9Bの全体での電力が1600Wを超えないように制御する。
1)低光沢プリントモード時
上記の電力配分設定で行った低光沢プリントモード時の実験結果を以下に説明する(電力配分:第一定着9A−1200W、第二定着9B−400W)。
画像形成部およびに第一定着9Aと第二定着9Bの記録材搬送速度(プロセス速度)は200mm/secであり、1分間あたりのA4用紙のプリント枚数(スループット)を50PPM(通常のスループット)で実験を行った。
図4は、坪量105gの上質紙を用いて非光沢プリントモードの設定において連続プリントした場合の、第一定着9Aの定着ローラ51の表面温度(第一定着温度)と、第二定着9Bの定着ローラ151の表面温度(第二定着温度)との温度変化を示している。
第一定着温度は目標温度(第一定着目標温度)T11である180℃からスタートし、記録材の導入により一旦160℃程度まで低下し、そのあと徐々に温度が回復する傾向を示している。この原因は、定着ローラ芯金51a上にある弾性層としてのシリコーンゴム層51bが断熱層として作用しているためであり、導入された記録材に熱を奪われて定着ローラ表面の温度が低下するによって内部のヒータH1が充分な熱量を供給しても、表面に熱量が伝わるまでに時間を要する事に由来する。
第一定着温度が150℃以下に低下すると定着性が悪化し、ベタ部のトナーが剥がれる等の定着不良が発生する。本実験結果では第一定着温度が150℃以上をキープしているために、定着不良は発生しなかった。
なお、第二定着温度は、低光沢プリントモード時においては第二定着9Bには記録材Pの導入がなされないので、目標温度(第二定着目標温度)T21である200℃が維持される。
2)光沢プリントモード時
次に、光沢プリントモード時の実験結果を以下に説明する。
2−1)比較例1
図5は光沢プリントモードに設定して連続プリントを行った場合の第一定着温度と第二定着温度との温度変化を示している(電力配分:第一定着9A−900W、第二定着9B−700W)。
第一定着温度は第一定着目標温度T11の180℃から徐々に温度が低下し、最終的には定着不良発生温度である150℃を下回っている。この原因は、定着ローラ内部のヒータ電力が低光沢プリントモード時の1200Wから光沢プリントモード時の900Wに変更された事で、熱量が不足した事に由来する。また、第二定着温度も第二定着目標温度T21の200℃から徐々に温度が低下し、最終的には180℃程度を推移している。
この比較例1では、第一定着温度が最終的には150℃を下回り定着不良が発生してしまったが、定着不良を回避するためには、第一定着温度が定着不良発生温度近傍にまで低下した事を検知し、画像形成および記録材搬送をストップして第一定着温度が回復するのを待つ必要がある。
この比較例1において画像部の光沢度は、プリント初期の50程度から30程度まで低下しており、光沢度の変化が大きくなってしまった。光沢度の測定には日本電色工業株式会社製、PG−1の60°タイプを使用した。
2−2)比較例2
本比較例2は、上記比較例1において、電力配分を、第一定着9Aに1100W、第二定着9Bに500W、に変更したものである。
図6はこの比較例2の場合の第一定着温度と第二定着温度との温度変化を示している。
第一定着温度は、第一定着目標温度T11の180℃から徐々に温度が低下し、定着不良発生温度である150℃を下回らずに、160℃近傍を推移している。一方で、第二定着温度は第二定着目標温度T21の200℃から徐々に温度が低下し、最終的には170℃程度を推移している。
この比較例2の場合の出力プリント画像の光沢度の変化は、プリンと初期の光沢度は50程度であったが、最終的には15程度となってしまい、低光沢プリントモード時の光沢と同程度となってしまい、光沢プリントモードの意味をなさないものとなってしまった。
2−3)実施例1
本実施例1において、光沢プリントモード時の第一定着9Aと第二定着9Bとに対する電力配分は、第一定着9A−900W、第二定着9B−700Wである。
第一定着目標温度T11を180℃とし、この第一定着目標温度T11よりも低い所定の比較基準温度(以下、ダウン温度と記す)T12を160℃に設定した。また、第二定着目標温度T21を200℃とし、それよりも低い所定のダウン温度T22を190℃に設定した。ダウン温度は第一または第二定着目標温度T11・T21と定着性が確保できない定着不良発生温度との間の温度に設定される。
サーミスタTH1とTH3で検知された第一定着温度と第二定着温度は本体制御部100で参照温度データとしてメモリされている上記の各ダウン温度T12、T22と比較され、本体制御部100を介してスループット制御部102(図3)にフィードバックされ、図7のフローチャートに従ってスループット制御(記録材の搬送間隔(紙間)制御)が実行される。
すなわち、本体制御部100とスループット制御部102は、第一定着9Aの検知温度とダウン温度T12との比較結果及び第二定着9Bの検知温度とダウン温度T22との比較結果との比較結果との組み合わせに基づいて記録材を単位時間当たりに通過させる枚数(スループット)を切り替える制御シーケンスを実行する。
制御1:本体制御部100は、サーミスタTH3で検知される第二定着温度がダウン温度T22(190℃)以上であり、サーミスタTH1で検知される第一定着温度がダウン温度T12(160℃)以上であれば、スループット制御部102により画像形成装置のスループットを変更すること無しに、通常のスループットである50PPMを維持させて画像形成動作を実行させる。
制御2:本体制御部100は、サーミスタTH3で検知される第二定着温度はダウン温度T22(190℃)以上であるけれども、サーミスタTH1で検知される第一定着温度がダウン温度T12(160℃)よりも低い状態となったときには、スループット制御部102により画像形成装置のスループットを45PPMに低下させて画像形成動作を実行させる。
制御3:本体制御部100は、サーミスタTH3で検知される第二定着温度がダウン温度T22(190℃)よりも低い状態になり、サーミスタTH1で検知される第一定着温度はダウン温度T12(160℃)以上の状態であるときには、この場合も、スループット制御部102により画像形成装置のスループットを45PPMに低下させて画像形成動作を実行させる。
制御4:本体制御部100は、サーミスタTH3で検知される第二定着温度がダウン温度T22(190℃)よりも低い状態になり、またサーミスタTH1で検知される第一定着温度もダウン温度T12(160℃)よりも低い状態になったときには、スループット制御部102により画像形成装置のスループットを40PPMに低下させて画像形成動作を実行させる。
図8は上記のスループット制御シーケンス下における第一定着温度と第二定着温度との温度変化を示している。第一定着温度と第二定着温度は連続プリントによって共に温度が低下するが、図7で示した制御方法に従ってスループットが順次ダウンすることで、最終的には安定的な温度を推移している。その結果、第一定着温度は160℃以上をキープし、安定した定着性を得ることが出来た。また第二定着温度は190℃以上をキープし、光沢度は50〜45以内の変動に収まり、安定した光沢度を得ることが出来た。
これらの実験をから考察すると、第一定着温度の温度変動は定着性に関与するが、第二定着後の画像光沢にはあまり関与していないと考えられる。
この理由は以下の様に考えられる。すなわち、第一定着9Aと第二定着9Bのニップ構成を比較すると、第一定着9Aは、比較的低温(T11≦T21)で、長時間(ニップ部NAの幅−大)で加熱する定着プロセスであるのに対し、第二定着9bは、比較的高温で、短時間(ニップ部NBの幅−小)で加熱する定着プロセスである。この様なニップ構成をとると、第一定着9Aは積層されたトナー層の内部までじっくり低温で加熱し、記録材とトナーの界面付近まで溶融することによって固着度を上げる様に作用する。一方で、第二定着9Bはトナー層の極表面近傍のみを加熱し、表面を平滑化することによって光沢性をアップするように作用する。
この事は次のような身近な事例と比較すると理解しやすい。つまり、肉や卵などを調理する際に、低温のフライパンでゆっくり加熱すれば、表面を焦がさずに肉の中まで火を通すことが出来る。同じように定着ニップ内でも低温でゆっくり加熱すれば、トナーの内部まで加熱し、トナーと記録材界面部まで充分に溶融し、記録材との密着性を得ることが出来る。この時に加圧力は比較的低くても、加熱時間が長ければ充分な定着性は得られる。
一方で、高温に加熱したフライパンを用いて瞬間的に加熱すれば、表面に焦げ色を付け、中には火を通さずに調理することができる。同じように、定着ニップ内でも高温で短時間に加熱すればトナー表面のみを加熱し、加圧力が充分に高ければ、表面の凹凸を平滑化して、光沢の高い画像を得ることができる。
ゆえに、光沢プリントモードにおける2回定着後の光沢性は、第二定着9Bが最も支配的であり、第一定着9A後の画像の光沢が低くても、第二定着9Bが充分になされると、第二定着9B後の光沢は高くすることが可能である。
以上の事から、本実施例において第一定着9Aにおけるダウン温度T12は定着性を確保するために設定する事が重要であり、第二定着9Bにおけるダウン温度T22は光沢度を安定させるために重要となる。
よって、第一定着9Aにおけるダウン温度T12よりも第二定着9Bにおけるダウン温度T22を高温に設定する(T12≦T22)、あるいは、第一定着9Aにおける(第一定着目標温度T11−ダウン温度T12)を第二定着9Bにおける(第二定着目標温度T21−ダウン温度T22)以上とすることで((T11‐T12)≦(T21−T22))、定着性の確保と、光沢の安定性を確保しつつ、なるべく生産性の高い状態で光沢プリントが可能となる。
本実施例では、第一定着9Aにおける(T11−T12)を180℃‐160℃=20℃、及び第二定着9Bにおける(T21−T22)を200℃‐190℃=10℃としているが、本発明は何もこの条件に制約されるものではない。
さらに、記録材の種類や坪量、プリント温度などの条件が変化しても、本発明によって定着性の確保と、光沢の安定性を確保できる最高の生産性で光沢プリントが可能となる。
また、光沢プリントモードと低光沢プリントモードが混在するようなプリントジョブに対しても、本発明によって定着性を確保と、光沢の安定性を確保しつつ、なるべく生産性の高い状態で光沢プリントが可能となる。
本実施例では、第一定着9Aと第二定着9Bのダウン温度T12・T22を各々1つだけ設定したが、もっと細かく多段階に設定しても何ら問題はない。また最低ダウン温度より低い温度に、プリントのストップを命令するストップ温度を設定してもよい。
本実施例では、ダウン温度を設定して、その温度に到達したか否かによりスループットを変更するものであったが、その他の方法として単位時間当りまたは単位枚数当りの温度低下率を算出し、その算出された温度低下率が設定値よりも大きいとスループットを変更するような方法であっても、同様の効果を得ることができる。その場合には、第二像加熱手段による加熱が選択されているときには、スリープットの変更の判断基準となる第一像加熱手段の温度低下率の値は、第二像加熱手段の温度低下率の値よりも大きい構成であることが望ましい。即ち、画像の光沢に大きい影響を与える第二像加熱手段の温度変化は第一像加熱手段の温度変化よりも小さくすることが必要であるためである。
本実施例において画像形成装置は実施例1と同じ形態(図1)を用いた。実施例1では第一の定着器9Aを定着ローラと加圧ローラのローラ対としたが、本実施例では定着ローラに複数のローラで張架された定着ベルトを当接させ、定着ベルト内から加圧部材で定着ローラを加圧するベルト定着構成とした。
すなわち、図9のように、回転自在に配設された定着ローラ51と、複数のローラ61・62・63に張架され、定着ローラ51に圧接しながら回転するエンドレスの定着ベルト52と、定着ベルト52を定着ローラ51へ加圧する加圧パッド70および加圧パッド支持部材71とを有した構成となっている。
定着ローラ51はAl、Feなどからなる芯金上にシリコーンゴムやフッ素ゴム等の弾性体層を被覆した構成になっている。定着ベルト52はポリイミド等の樹脂またはニッケル等の金属からなる基材の表面にシリコーンゴムやフッ素ゴム等の弾性体層を被覆した構成になっている。
また、定着ローラ51の内部には、実施例1の定着ローラ51と同様に、ハロゲンランプ等のヒータH1が配設されている。また、定着ローラ51にはサーミスタTH1が接触または非接触に配設されており、温度調節回路を介してヒータH1への電圧を制御することにより定着ローラ51の表面の温度調節を行っている。
ローラ61は金属からなる分離ローラで、定着ベルト52を介して定着ローラ51に食い込むように加圧することにより定着ローラ51の弾性体を変形させ記録材Pを定着ローラ51の表面から分離している。
以上のように、定着ローラ51と定着ベルト52、加圧パッド70によって定着ニップNAを形成すると、定着ローラ51の外周に巻きつくように幅広いニップを形成することが可能となり、高速化に対して有利になる。
また、ローラ対による定着装置の場合はニップ幅を広くとる場合は弾性体層を厚くしなければならず、省エネに対して不利になっていたのに対し、このようなベルトを用いた定着装置では、定着ローラ51の弾性体層を厚くすることなく広いニップを形成することが可能となるので、弾性体層による熱伝達のロスを防ぐことが可能となり、省エネに有効である。
ベルト定着を用いているために、低い加圧力でも広いニップ幅を得るとこが可能となる。本実施例の構成では、第一の定着器9Aの加圧力を実施例1と同様に700Nと設定し、ニップ幅を22mmに設定した。ニップ幅を広く設定することによって、定着不良発生温度は130℃であった。また、第一定着目標温度T11は160℃とし、ダウン温度T12は140℃に設定し、その他の条件を実施例1と同様にして、実施例1と同様の実験を行ったところ、上記定着条件でも同様の効果があることが確認できた。
以上のように、定着ベルトによって定着ニップを広くし、記録材に十分熱を加える構成とすることによっても、本発明の効果を確認することが出来た。
実施例1における画像形成装置の概略構成図である。 定着装置部分の拡大図である。 第一と第二の定着器の温度制御系統のブロック図である。 低光沢プリントモード時における、第一と第二の定着器の温度推移を表す図である。 比較例1の、光沢プリントモード時における、第一と第二の定着器の温度推移を表す図である。 比較例2の、光沢プリントモード時における、第一と第二の定着器の温度推移を表す図である。 実施例1における、光沢プリントモード時における、スループット制御ロジックチャートを表す図である。 実施例1の、光沢プリントモード時における、第一と第二の定着器の温度推移を表す図である。 実施例2において第一の定着器として用いたベルト定着装置の概略構成図である。
符号の説明
9・・定着装置(像加熱装置)、9A・・第一の定着器(像加熱手段)、9B・・第二の定着器(像加熱手段)、P・・記録材

Claims (18)

  1. 記録材上の画像を加熱する第一像加熱手段と、記録材上の画像を加熱する第二像加熱手段と、第一像加熱手段による加熱の後に第二像加熱手段による加熱の選択をする加熱選択手段と、を有する像加熱装置において、
    第二像加熱手段による加熱の選択がされたときには、第二像加熱手段の温度変化に基づいて記録材の単位時間当りの搬送枚数を切換える搬送枚数切換手段を有することを特徴とする像加熱装置。
  2. 搬送枚数切換手段は、第一像加熱手段の温度変化と第二像加熱手段の温度変化に基づいて搬送枚数を切換えることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 搬送枚数切換手段は第二像加熱手段の温度変化が大きいと小さい搬送枚数に切換えることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の像加熱装置。
  4. 搬送枚数切換手段は第一像加熱手段の温度変化が大きいと小さい搬送枚数に切換えることを特徴とする請求項1からから請求項3のいずれかに記載の像加熱装置。
  5. 第一像加熱手段の温度変化よりも小さい第二像加熱手段の温度変化で搬送枚数切換手段は小さい搬送枚数を切換えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の像加熱装置。
  6. 第一像加熱手段が第一設定温度になるように第一像加熱手段への熱量を制御する第一制御手段と、を有し、第一像加熱手段の温度変化は第一像加熱手段の温度と設定温度との差分を用いることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の像加熱装置。
  7. 第二像加熱手段が第二設定温度になるように第二像加熱手段への熱量を制御する第二制御手段と、を有し、第二像加熱手段の温度変化は第二像加熱手段の温度と設定温度との差分を用いることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の像加熱装置。
  8. 記録材上の画像を加熱する第一像加熱部材を有し、記録材を挟持搬送する第一像加熱手段と、記録材上の画像を加熱する第二像加熱部材を有し、記録材の搬送方向に対して第一加熱手段よりも下流側に位置し、記録材を挟持搬送する第二像加熱手段と、第一像加熱手段による加熱の後に第二像加熱手段による加熱の選択をする加熱選択手段と、を有する像加熱装置において、
    第二像加熱手段による加熱の選択がされたときには、第二像加熱部材の温度変化に基づいて記録材の単位時間当りの搬送枚数を切換える搬送枚数切換手段を有することを特徴とする像加熱装置。
  9. 搬送枚数切換手段は、第一像加熱部材の温度変化と第二像加熱部材の温度変化に基づいて搬送枚数を切換えることを特徴とする請求項8に記載の像加熱装置。
  10. 搬送枚数切換手段は第二像加熱部材の温度変化が大きいと小さい搬送枚数に切換えることを特徴とする請求項8から請求項9のいずれかに記載の像加熱装置。
  11. 搬送枚数切換手段は第一像加熱部材の温度変化が大きいと小さい搬送枚数に切換えることを特徴とする請求項8からから請求項10のいずれかに記載の像加熱装置。
  12. 第一像加熱部材の温度変化よりも小さい第二像加熱部材の温度変化で搬送枚数切換手段は小さい搬送枚数に切換えることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の像加熱装置。
  13. 第一像加熱部材が第一設定温度になるように第一像加熱部材への熱量を制御する第一制御手段と、を有し、第一像加熱部材の温度変化は第一像加熱部材の温度と設定温度との差分を用いることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の像加熱装置。
  14. 第二像加熱部材が第二設定温度になるように第二像加熱部材への熱量を制御する第二制御手段と、を有し、第二像加熱部材の温度変化は第二像加熱部材の温度と設定温度との差分を用いることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の像加熱装置。
  15. 第一像加熱部材の第一設定温度T11と、第二像加熱部材の第二設定温度T21は、T11≦T21の関係をなす事を特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の像加熱装置。
  16. 第一像加熱手段と第二像加熱手段は記録材を挟持搬送して加熱するニップ部を有し、第一像加熱手段のニップ部のニップ幅が第二像加熱手段のニップ部のニップ幅よりも広い事を特徴とする請求項8から15のいずれかに記載の像加熱装置。
  17. 第一像加熱手段と第二像加熱手段は記録材を挟持搬送して加熱するニップ部を有し、第一像加熱手段のニップ部の平均圧力が第二像加熱手段のニップ部の平均圧力よりも小さい事を特徴とする請求項8から16の何れかに記載の像加熱装置。
  18. 記録材を挟持搬送して加熱するニップ部が、回転加熱部材と加圧部材の圧接により形成されている事を特徴とする請求項16または17の何れかに記載の像加熱装置。
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