JP2006096269A - 転がり軸受装置とその製造方法 - Google Patents

転がり軸受装置とその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006096269A
JP2006096269A JP2004286949A JP2004286949A JP2006096269A JP 2006096269 A JP2006096269 A JP 2006096269A JP 2004286949 A JP2004286949 A JP 2004286949A JP 2004286949 A JP2004286949 A JP 2004286949A JP 2006096269 A JP2006096269 A JP 2006096269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
rolling bearing
hub wheel
spline
annular member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004286949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4604634B2 (ja
Inventor
Shinichiro Kashiwagi
信一郎 柏木
Yuichi Nakagawa
有一 中川
Takeshi Kamikawa
剛 上川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2004286949A priority Critical patent/JP4604634B2/ja
Priority to PCT/JP2005/017885 priority patent/WO2006035836A1/ja
Priority to CN2005800328570A priority patent/CN101031438B/zh
Priority to KR1020077009586A priority patent/KR101195279B1/ko
Priority to US11/662,728 priority patent/US20070217728A1/en
Publication of JP2006096269A publication Critical patent/JP2006096269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4604634B2 publication Critical patent/JP4604634B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 かしめ部の割れの発生を抑制し、信頼性の高い転がり軸受装置を得る。
【解決手段】 径方向外向きに屈曲変形させたかしめ部7を軸端に有するハブホイール2と、このハブホイール2の外周に装着された転がり軸受3と、ハブホイール2にスプライン係合すると共にかしめ部7にかしめ付けられている環状部材5とを備えた転がり軸受装置である。かしめ付けによるかしめ部7の塑性変形が、ハブホイール2に形成された第2雄スプライン19に生じない程度に、当該第2雄スプライン19のインナ側の軸方向端部23aをハブホイール2のインナ側端部よりもアウタ側寄りに位置させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車に搭載されるハブユニット等に用いられる転がり軸受装置とその製造方法に関する。
例えば車両用ハブユニットには、車輪やディスクブレーキ装置のディスクロータなどが取り付けられる軸体としてのハブホイールとこのハブホイールの外周に装着され、これを支持する転がり軸受とを備えた転がり軸受装置が含まれている。
このような転がり軸受装置のなかでも、ハブホイールの内周側に駆動軸を導入して当該ハブホイールを回転駆動できるようにし、さらに駆動軸の先端部に押さえナットを螺合して、この押えナットによりハブホイールに装着した転がり軸受を軸方向に押さえつけたものがある。この押えナットにより、転がり軸受がハブホイールから脱落するのを防止されるとともに、軸方向予圧が当該転がり軸受に付与されている。ところが、上記駆動軸や押さえナットがあると、製造作業が面倒でしかも重量が大きくなる。
この対策として、転がり軸受が装着されると共にかしめ用円筒部を軸端に有するハブホイールの外周に、車軸とハブホイールとを結合するための環状部材をスプライン係合させ、前記かしめ用円筒部を径方向外向きに屈曲変形させて環状部材にかしめ付けることにより、ハブホイールの内周に導入される上記駆動軸や上記押さえナットを無くした転がり軸受装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−163003号公報
しかしながら、上記特許文献1の転がり軸受装置50では、ハブホイール51の軸端に設けられたかしめ用円筒部52を環状部材53にかしめ付けたときに、かしめ部55に局所的な変形が起こる。そのため、環状部材53を押さえ付けているかしめ部55に割れ56が発生して、当該かしめ部55の強度が低下し、軸受がハブホイール51から脱落するという問題が生じていた(図6参照)。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、かしめ部の割れの発生を抑制して、信頼性の高い転がり軸受装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、径方向外向きにかしめ付けられたかしめ部をインナ側の軸端に有するハブホイールと、このハブホイールの外周に装着された転がり軸受と、前記ハブホイールの外周にスプライン係合すると共に前記かしめ部によりかしめ付けられている環状部材とを備えた転がり軸受装置であって、かしめ付けによる前記かしめ部の塑性変形が、前記ハブホイールに形成された外周スプラインに生じない程度に、当該外周スプラインのインナ側の軸方向端部が、ハブホイールのインナ側端部よりもアウタ側寄りに位置していることを特徴とする。
この場合、ハブホイールの外周スプラインのインナ側の軸方向端部が、ハブホイールのインナ側端部よりもアウタ側寄りに位置し、かしめ部の塑性変形が外周スプラインに生じない(及ばない)ようになっているので、当該外周スプラインが塑性変形することなくかしめ部が形成されている。
したがって、外周スプラインのない部分のみが変形してかしめ部が形成されていることから、かしめ部に急な変形(局所的な変形)が起こらず、割れの発生を抑制することができる。仮に、かしめ付けるときに、外周スプラインが塑性変形すれば、環状部材とかしめ部との間に浮きが生じるおそれがある。
また、上記の本発明において、前記かしめ部は、その外周面に前記環状部材の内周角部に沿う窪み部が形成されたかしめ用円筒部を変形してなることが好ましい。
この場合、かしめ用円筒部に形成された窪み部が、環状部材の内周角部に沿うので、当該かしめ用円筒部が変形し易くなり、かしめ部の割れの抑制効果を高めることができる。
さらに、上記の本発明において、前記環状部材に形成された内周スプラインを、アウタ側の端部から軸方向中途部にわたる範囲にのみ形成すれば、かしめ付けられる環状部材の内周角部に周方向の凹凸が存在せず、当該内周角部が連続面となる。したがって、環状部材の内周角部に対向するかしめ部の対向面が均等に当てられた状態で変形しているため、かしめ部の割れの抑制効果をさらに高めることができる。
また、かしめ用円筒部をインナ側の軸端に有するハブホイールの外周に転がり軸受を装着し、ハブホイールに形成された外周スプラインに環状部材をインナ側からアウタ側に向かってスプライン係合させ、前記かしめ用円筒部を径方向外向きに屈曲変形させたかしめ部で前記環状部材をかしめ付ける転がり軸受装置の製造方法であって、前記かしめ部の塑性変形が前記外周スプラインに生じない程度に、当該外周スプラインの軸方向端部をアウタ側に位置させて、前記環状部材をスプライン係合させることを特徴とする。
このような製造方法とした場合、ハブホイールの外周スプラインの軸方向端部がアウタ側寄りに位置し、かしめ部の塑性変形が当該外周スプラインに生じないので、当該外周スプラインを塑性変形させることなく、かしめ部をかしめ付けることができる。したがって、外周スプラインのない部分のみを変形させてかしめ部を形成することができることから、かしめ部に局所的な変形(急な変形)が起こらず、割れの発生が抑制される。
上記の通り、本発明によれば、かしめ部の局所的な変形をなくしたので、かしめ部の割れの発生が抑制され、信頼性の高い転がり軸受装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明では、本発明を自動車等の車両に組み込まれる車両用ハブユニットに適用した場合を例示して説明する。なお、以下の説明中、車輪側(図1左側)をアウタ側といい、車軸側(図1右側)をインナ側という。図1は、本発明の転がり軸受装置1の一実施形態である。この転がり軸受装置1は、ハブホイール2(軸体)と、このハブホイール2に装着された転がり軸受3と、ハブホイール2の内端部に連結された等速ジョイント4と、当該ハブホイール2と等速ジョイント4を連結するための環状部材5とを備えている。
この転がり軸受装置1は、ハブホイール2の外周に転がり軸受3を装着し、環状部材5をインナ側からアウタ側に向かってスプライン係合させて当該環状部材5を転がり軸受3に押し当てた後、かしめ部7で環状部材5をかしめ付けることにより製造されるものである。図1に示すように、ハブホイール2の軸端には、当該軸端に設けられたかしめ用円筒部6をプレス加工等で径方向外向きに屈曲変形させたかしめ部7が形成されており、このかしめ部7によって環状部材5のインナ側端面5aが抑えつけられ、環状部材5が確実に固定されている。これにより、環状部材5のアウタ側端面5bが転がり軸受3側に押圧され、当該転がり軸受3が所望の予圧を軸方向で付与されると共に、ハブホイール2から抜け出るのを防ぐようになっている。
また、前記等速ジョイント4は、環状部材5に連結されたハウジング部8と、このハウジング部8の内側に設けられた駆動シャフト、等速ジョイント用内輪、保持器、複数個のボール等(図示せず)とからなり、駆動シャフトからの動力をハブホイール2へ伝達している。また、ハブホイール2には、その中途部から内端部にわたる小径部2sが形成されており、この小径部2sに転がり軸受3の内輪9(後述)及び環状部材5が装着されている。また、ハブホイール2の外端部には、車輪などがボルトにより取り付けられるフランジ10が設けられている。
上記転がり軸受3は、アンギュラ型の複列玉軸受として構成されたものであり、一対の外輪軌道面が設けられかつ懸架等に取り付けるための取付フランジ11を外周部に有する単一の外輪12と、前記外輪軌道に対向する内輪軌道が設けられかつ内周面が小径部2sに外嵌された内輪9とを備えている。この内輪9は、環状部材5の外端面5bと小径部2sに存在する段差面13との間で挟持して固定されている。また、この複列玉軸受3には、互いに対向する内外輪軌道面に転動自在に配列された転動体としてのボール14及びこれらのボールをそれぞれ周方向に所定間隔で保持する保持部材15が設けられている。
上記転がり軸受装置1を自動車に組み付ける際には、取付フランジ11により外輪12を懸架装置に支持し、ハブホイール2のフランジ10により駆動輪を当該ハブホイール2に固定する。そして、図示しない駆動シャフトの外端部を、ハウジング部8の内側に設けた等速ジョイント用内輪の内側に係合させる。自動車の走行時には、この等速ジョイント用内輪の回転を複数のボール及びハウジング部8を介してハブホイール2に固定した駆動輪に伝達する。
また、環状部材5は、上述のようにハブホイール2の内端部にかしめ付けられ、かつ等速ジョイント4のハウジング部8に結合することで、当該ハブホイール2と等速ジョイント4とを連結している。環状部材5は、内周面に形成された第1雌スプライン16(内周スプライン)と、外周面に形成された第1雄スプライン17とを有し、さらにインナ側端面のかしめ付けられる内周角部18が湾曲している。この内周角部18は、軸方向断面がなだらかな曲線で構成されており、これに沿ってかしめ用円筒部6の外周面を変形させても、かしめ部7に割れが生じないようになっている。また、ハブホイール2の内端部近傍の外周面には、第2雄スプライン19(外周スプライン)が形成されている。そして、環状部材5の第1雌スプライン16が、その第2雄スプライン19にスプライン係合し、環状部材5がハブホイール2の内端部にガタつきなく固定されている。
一方、環状部材5の第1雄スプライン17が、ハウジング部8の外端部内周面に形成された第3雌スプライン20にスプライン係合している。さらに、互いにスプライン係合させた第1雄スプライン17と第3雌スプライン20との間には、止め輪21を掛け渡してハウジング部8と環状部材5とが分離しないようにしている。すなわち、当該止め輪21は、一部を欠損させた環状を呈しており、この止め輪21を環状部材5の外周面の全周にわたって形成した第1係止溝5mと、ハウジング部8の外端部内周面の全周にわたって形成した第2係止溝8mとの間に掛け渡して、当該ハウジング部8と環状部材5とが軸方向にずれないようにしている。
図2に示すように、ハブホイール2に設けられたかしめ用円筒部6は、段差部22より内側へ延びた所要長さと他の部分よりも薄い厚みを有する円筒形状を呈しており、同図に示す状態からプレス加工等により径方向外向きに屈曲変形させて環状部材5にかしめ付けられる。環状部材5にスプライン係合しているハブホイール2の第2雄スプライン19は、かしめ用円筒部6の基端部あたりから軸方向外側に向けて形成されており、その軸方向内端に切り上がり部23を有している。
また、かしめ付けによるかしめ部7の塑性変形が、第2雄スプライン19に生じない程度に、当該第2雄スプライン19(切り上がり部23)のインナ側の軸方向端部23aが、ハブホイール2のインナ側端部よりもアウタ側寄りに位置している。図2において、第2雄スプライン19(切り上がり部23)の軸方向端部23aが、内周角部18とかしめ用円筒部6の外周面が接する接点A(環状部材5の第1雌スプライン17の凸部上面の内端)よりもアウタ側にあり、上記接点Aと軸方向端部23aとの間には、軸方向の直線部25が存在する。この直線部分があることにより、かしめ付けたときのかしめ部7の塑性変形が、第2雄スプライン19に生じない。したがって、上記の「第2雄スプライン19に生じない程度に」とは、前記直線部分があることを意味する。なお、直線部分の長さLは、好ましくは0〜2.0mm、より好ましくは0.05〜2.0mmがよい。
なお、環状部材5を上述のように装着するには、例えば、環状部材5の幅(内外端部5a,5b間の長さ)を変えること、環状部材5の第2雄スプライン19に対する軸方向位置を変えること、切り上がり部23の軸方向最端部23aの位置を変えること、などが挙げられるがこれらに限定するものでない。
このように、第2雄スプライン19の軸方向端部23aが、上記接点Aよりもアウタ側にあるので、当該第2雄スプライン19(切り上がり部23)が塑性変形することなくかしめ部7が形成されている。したがって、第2雄スプライン19のない部分26のみが変形してかしめ部7が形成されていることから、かしめ部7に急な変形(局所的な変形)が起こらず、割れの発生を抑制することができる。
図4は、第2実施形態の転がり軸受装置における、かしめ付ける前の説明図である。本実施形態が上記第1実施形態と異なる点は、かしめ用円筒部6の外周面に、環状部材5のかしめ付けられる内周角部18に沿う窪み部27が形成されている点である。なお、それ以外の構成は、上記第1実施形態と同様であり同符号を付してその説明を省略する。図4に示すように、窪み部27は、かしめ用円筒部6の外周面から第2雄スプライン19にわたって形成されている。
当該窪み部27は、かしめ用円筒部6の外周に沿って環状に形成されており、かしめ付ける前では、外側の始点からなだらかに径内方向斜め内側に向かい、頂部を越えたところから終点までが急となる断面円弧状を呈し、かしめ付けた後では環状部材5の内周角部18の周面と同じ形状を呈するようになっている。このように、かしめ用円筒部6に形成された窪み部27が内周角部18に沿うので、当該かしめ用円筒部6が変形し易くなり、かしめ部7の割れの抑制効果を高めることができる。なお、窪み部27は、上記の実施形態に限られるものではなく他の形状としてもよい。
図5は、第3実施形態の転がり軸受装置における、かしめ付ける前の説明図である。本実施形態が上記第1実施形態と異なる点は、環状部材5の第1雌スプライン16(内周スプライン)が、アウタ側端部から軸方向中途部にわたる範囲にのみ形成されている点である。なお、これ以外の構成は、上記第1実施形態と同様であり同符号を付してその説明を省略する。図5に示すように、環状部材5の第1雌スプライン16は、アウタ側端部から中央部を越えたところ(中途部)まで形成されており、環状部材5の内外端部間を貫通していない。
このことから、内周角部18は、第1雌スプライン16による周方向の凹凸が存在しない周方向に連続したリング部28となっている。なお、リング部28の存在に伴って、第2雄スプライン19の軸方向端部23aが、リング部28よりもアウタ側にきている。
これにより、環状部材5の上記リング部28に対向するかしめ部7の対向面が均等に当てられた状態で変形するため、かしめ部7の割れの抑制効果をさらに高めることができる。なお、本発明は上記各実施形態に限定するものではなく、環状部材、転がり軸受、ハブホイール等の構成を変更してもよい。
第1実施形態に係る転がり軸受装置の断面図である。 同転がり軸受装置のかしめ部をかしめ付ける前の断面図である。 同かしめ部をかしめ付けた後の断面図である。 第2実施形態に係る転がり軸受装置のかしめ部をかしめ付ける前の断面図である。 第3実施形態に係る転がり軸受装置のかしめ部をかしめ付ける前の断面図である。 従来技術における転がり軸受装置のかしめ部をかしめ付けた後の断面図である。
符号の説明
1 転がり軸受装置
2 ハブホイール
3 転がり軸受
5 環状部材
6 かしめ用円筒部
7 かしめ部
16 第1雌スプライン
18 内周角部
19 第2雄スプライン
23a 軸方向最端部
25 直線部
27 窪み部
28 リング部

Claims (4)

  1. 径方向外向きにかしめ付けられたかしめ部をインナ側の軸端に有するハブホイールと、このハブホイールの外周に装着された転がり軸受と、前記ハブホイールの外周にスプライン係合すると共に前記かしめ部によりかしめ付けられている環状部材とを備えた転がり軸受装置であって、
    かしめ付けによる前記かしめ部の塑性変形が、前記ハブホイールに形成された外周スプラインに生じない程度に、当該外周スプラインのインナ側の軸方向端部が、ハブホイールのインナ側端部よりもアウタ側寄りに位置していることを特徴とする転がり軸受装置。
  2. 前記かしめ部は、その外周面に前記環状部材の内周角部に沿う窪み部が形成されたかしめ用円筒部を屈曲変形してなる請求項1に記載の転がり軸受装置。
  3. 前記環状部材に形成された内周スプラインが、アウタ側の端部から軸方向の中途部にわたる範囲にのみ形成されている請求項1又は2に記載の転がり軸受装置。
  4. かしめ用円筒部をインナ側の軸端に有するハブホイールの外周に転がり軸受を装着し、当該ハブホイールに形成された外周スプラインに環状部材をインナ側からアウタ側に向かってスプライン係合させ、前記かしめ用円筒部を径方向外向きに屈曲変形させたかしめ部で前記環状部材をかしめ付ける転がり軸受装置の製造方法であって、
    前記かしめ部の塑性変形が前記外周スプラインに生じない程度に、当該外周スプラインの軸方向端部をアウタ側寄りに位置させて、前記環状部材をスプライン係合させることを特徴とする転がり軸受装置の製造方法。
JP2004286949A 2004-09-30 2004-09-30 転がり軸受装置とその製造方法 Expired - Fee Related JP4604634B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004286949A JP4604634B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 転がり軸受装置とその製造方法
PCT/JP2005/017885 WO2006035836A1 (ja) 2004-09-30 2005-09-28 ハブユニットと転がり軸受装置及びその製造方法並びに転がり軸受装置の組み付け装置及びその組み付け方法
CN2005800328570A CN101031438B (zh) 2004-09-30 2005-09-28 轮毂单元和滚动轴承装置及其制造方法、以及滚动轴承装置的组装装置及其组装方法
KR1020077009586A KR101195279B1 (ko) 2004-09-30 2005-09-28 허브 유닛과 구름 베어링장치 및 그 제조방법 및 구름베어링장치의 조립장치 및 그 조립방법
US11/662,728 US20070217728A1 (en) 2004-09-30 2005-09-28 Hub Unit, Rolling Bearing Assembly and Manufacture Method Thereof, as Well as Assembling Apparatus for Rolling Bearing Assebly and Assebly Method Thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004286949A JP4604634B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 転がり軸受装置とその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006096269A true JP2006096269A (ja) 2006-04-13
JP4604634B2 JP4604634B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=36236501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004286949A Expired - Fee Related JP4604634B2 (ja) 2004-09-30 2004-09-30 転がり軸受装置とその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4604634B2 (ja)
CN (1) CN101031438B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211795A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2007218304A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2007232116A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2007261490A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Jtekt Corp 車輪用軸受装置
JP2007261379A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Jtekt Corp 車輪用軸受装置
JP2008190692A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nsk Ltd 軸受装置の製造方法
JP2009204002A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Konica Minolta Business Technologies Inc カップリングおよび画像形成装置
JP2021099508A (ja) * 2011-12-28 2021-07-01 コルポラシオン ドゥ レコール ポリテクニーク ドゥ モントリオール 経時的に安定している性質を有する干渉コーティングでコートされた物品

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5815297B2 (ja) * 2011-06-17 2015-11-17 Ntn株式会社 フェイススプライン成形装置及びフェイススプライン成形方法
TWI504822B (zh) * 2012-10-19 2015-10-21 Ind Tech Res Inst 輪轂裝卸機構
WO2017002052A1 (en) * 2015-06-30 2017-01-05 Fpt Industrial S.P.A. A brake caliper carrying flange and wheel hub comprising said flange
CN113357275B (zh) * 2016-10-11 2024-03-08 日立安斯泰莫株式会社 驱动轴
JP6936695B2 (ja) * 2017-10-24 2021-09-22 Ntn株式会社 車輪用軸受装置とその製造方法
JP7405523B2 (ja) * 2019-06-28 2023-12-26 武蔵精密工業株式会社 伝動装置
CN111959193B (zh) * 2020-07-01 2023-05-23 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 一种车轮轴承组件及车辆

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184501A (ja) * 1986-10-24 1988-07-30 レール・ウント・ブロンカンプ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 東輪軸受/同期回転継手ユニット
US6089673A (en) * 1996-12-10 2000-07-18 Kelsey-Hayes Company Vehicle wheel hub and bearing retention system and method for producing same
JP2001150903A (ja) * 1999-11-24 2001-06-05 Nsk Ltd 車輪駆動用軸受ユニット
JP2001294010A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Nsk Ltd 車輪駆動用軸受ユニット
JP2002250358A (ja) * 2000-12-18 2002-09-06 Nsk Ltd 車輪支持用転がり軸受ユニット

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184501A (ja) * 1986-10-24 1988-07-30 レール・ウント・ブロンカンプ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 東輪軸受/同期回転継手ユニット
US6089673A (en) * 1996-12-10 2000-07-18 Kelsey-Hayes Company Vehicle wheel hub and bearing retention system and method for producing same
JP2001150903A (ja) * 1999-11-24 2001-06-05 Nsk Ltd 車輪駆動用軸受ユニット
JP2001294010A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Nsk Ltd 車輪駆動用軸受ユニット
JP2002250358A (ja) * 2000-12-18 2002-09-06 Nsk Ltd 車輪支持用転がり軸受ユニット

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211795A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2007218304A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP4697963B2 (ja) * 2006-02-15 2011-06-08 Ntn株式会社 車輪用軸受装置
JP2007232116A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2007261379A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Jtekt Corp 車輪用軸受装置
JP2007261490A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Jtekt Corp 車輪用軸受装置
JP2008190692A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Nsk Ltd 軸受装置の製造方法
JP4552951B2 (ja) * 2007-02-07 2010-09-29 日本精工株式会社 軸受装置の製造方法
JP2009204002A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Konica Minolta Business Technologies Inc カップリングおよび画像形成装置
JP2021099508A (ja) * 2011-12-28 2021-07-01 コルポラシオン ドゥ レコール ポリテクニーク ドゥ モントリオール 経時的に安定している性質を有する干渉コーティングでコートされた物品

Also Published As

Publication number Publication date
CN101031438B (zh) 2012-05-23
CN101031438A (zh) 2007-09-05
JP4604634B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4604634B2 (ja) 転がり軸受装置とその製造方法
KR101195279B1 (ko) 허브 유닛과 구름 베어링장치 및 그 제조방법 및 구름베어링장치의 조립장치 및 그 조립방법
JP2008275027A (ja) 動力伝達装置の製造方法およびその方法で製造された動力伝達装置
JP2007290681A (ja) 駆動輪支持用ハブユニットとその製造方法
JP2004340311A (ja) 車輪用軸受ユニット
JP2007276780A (ja) 車両用軸受装置
JP6202188B2 (ja) ボールねじ装置
JP2005121211A (ja) 連続転位を伴う保持カラーの製造方法
JP4628766B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP4779953B2 (ja) 軸受ユニット製造方法及び軸受ユニット
JP2006153171A (ja) 転がり軸受装置の製造方法
KR20160103564A (ko) 휠 베어링
JP4239249B2 (ja) 軸受装置の製造方法
JP2009058077A (ja) 車輪用軸受装置
JP4894652B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法
JP2008039106A (ja) 車輪用軸受装置
JP2013035072A (ja) 筒状シール部材の圧入方法およびそれに用いる治具
JP4042528B2 (ja) 転がり軸受装置
JP2009012517A (ja) 車輪用転がり軸受ユニット
JP2007292142A (ja) 車輪支持用軸受ユニット
JP4453033B2 (ja) 車輪支持用ハブユニットの製造方法
JP2005075229A (ja) 駆動輪用ハブユニット
JP4760856B2 (ja) 車軸用軸受装置
JP2010133482A (ja) 転がり軸受装置
JP4986512B2 (ja) 車輪用軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4604634

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees