JP4894652B2 - 車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法 - Google Patents

車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、FR車(前置エンジン後輪駆動車)の後輪、FF車(前置エンジン前輪駆動車)の前輪、4WD車(四輪駆動車)の全輪等の駆動輪を、懸架装置に対して回転自在に支持する為に利用する、車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法の改良に関する。
自動車の車輪は、車輪支持用転がり軸受ユニットにより懸架装置に支持する。
図2は、従来から広く知られている、従動輪(FF車の後輪、FR車及びRR車の前輪)用のもの(従動輪支持用転がり軸受ユニット)の1例を示している。使用時に懸架装置に取付固定して回転しない外輪1は、外周面に懸架装置に支持する為の静止側フランジ2を、内周面に複列の外輪軌道3、3を、それぞれ有する。
この様な外輪1の径方向内側には、ハブ4を配置している。このハブ4は、ハブ本体5と内輪6とを組み合わせて成る。
このうちの、ハブ本体5は、上記外輪1から軸方向外方(軸方向に関して「外」とは、自動車への組み付け状態で車両の幅方向外側を言い、図1〜7の左側。反対に、車両の幅方向中央側となる、図1〜7の右側を、軸方向に関して「内」と言う。本明細書及び特許請求の範囲の全体で同じ。)に突出した部分の外周面に、図示しない車輪を支持する為の回転側フランジ7を、同じく上記複列の外輪軌道3、3のうちの軸方向外側の外輪軌道3と対向する部分に第一の内輪軌道8を、同じく軸方向内端部には外径寸法が小さくなった段部9を、それぞれ設けている。尚、上記第一の内輪軌道8は、上記ハブ本体5の中間部に外嵌した別の内輪の外周面に形成する場合もある。
又、上記内輪6は外周面の軸方向中間部に、第二の内輪軌道10を設けている。
そして、上記各外輪軌道3、3と上記第一、第二の内輪軌道8、10との間にそれぞれ複数個ずつの転動体11、11を設けて、上記外輪1の内側に上記ハブ4を、回転自在に支持している。
又、上記外輪1の内端開口部には、有底円筒状のカバー25を嵌合固定している。
この様な、上記ハブ本体5と内輪6とは、この内輪6を上記段部9に外嵌すると共に、このハブ本体5の軸方向内端部に設けた上記段部9の段差面12と上記内輪6の軸方向外端面とを当接させた状態に組み合わせている。更に、上記ハブ本体5の軸方向内端部に設けた円筒部13のうちで、上記内輪6の軸方向内端面よりも軸方向内方に突出した部分を径方向外方に塑性変形させる事により形成したかしめ部14と上記段差面12との間で、上記内輪6を挟持している。そして、上記ハブ本体5と上記内輪6とを結合固定すると共に、上記各転動体11、11に予圧を付与している。
又、図3は、従来構造の第2例として、特許文献1に記載された駆動輪(FF車の前輪、FR車及びRR車の後輪、4WD車の全車輪)用のもの(駆動輪支持用転がり軸受ユニット)を示している。
使用時に懸架装置に取付固定して回転しない外輪1aは、外周面に懸架装置に支持する為の静止側フランジ2aを、内周面に複列の外輪軌道3a、3aを、それぞれ有する。
この様な外輪1aの径方向内側には、ハブ4aを配置している。又、このハブ4aは、第一、第二の内輪部材15、16を結合して成る。
このうちの第一の内輪部材15は、上記外輪1aから軸方向外方に突出した部分の外周面に、図示しない車輪を支持する為の回転側フランジ7aを、同じく上記複列の外輪軌道3a、3aのうちの軸方向外側の外輪軌道3aと対向する部分に第一の内輪軌道8aを、中心部に雌スプライン孔17を、それぞれ設けている。
又、上記第二の内輪部材16は、外周面の軸方向中間部に第二の内輪軌道10aを、軸方向内端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部18を、軸方向外端部に上記雌スプライン孔17とスプライン係合するスプライン軸19を、それぞれ有する。尚、本例の場合には、このスプライン軸19は中実の円杆状であるが、後述する図1、6〜7のスプライン軸19aの様な、円筒状とする場合もある。
そして、上記各外輪軌道3a、3aと上記第一、第二の内輪軌道8a、10aとの間にそれぞれ複数個ずつの転動体11、11を設けて、上記外輪1aの内径側に上記ハブ4aを、回転自在に支持している。
又、上記第一の内輪部材15の外端開口部にはカバー25aを嵌合固定している。
又、上記第一の内輪部材15と第二の内輪部材16とは、上記雌スプライン孔17と上記スプライン軸19とをスプライン係合させると共に、このスプライン軸19の軸方向両端部に設けた円筒状外周面部20、20と上記雌スプライン孔17の軸方向両端部のスプライン歯の歯先面21、21とを嵌合している。又、上記ハウジング部18の軸方向外端面に形成した段差面12aと上記第一の内輪部材15の軸方向内端面とを当接させた状態で、上記スプライン軸19の軸方向外端部に設けた円筒部13aのうちで、上記第一の内輪部材15の軸方向外端部から突出した部分を径方向外方に塑性変形させてかしめ部14aを形成している。そして、このかしめ部14aと上記ハウジング部18との間で上記第一の内輪部材15を挟持して、上記第一、第二の内輪部材15、16同士を結合固定すると共に、上記各転動体11、11に予圧を付与している。
上述した様な両かしめ部14、14aの形成方法を、図2に示した従来構造の第1例のかしめ部14を例として説明する。尚、このかしめ部14の形成作業は、前記カバー25を取り付ける以前に行なう。
先ず、ハブ本体5の回転側フランジ7の軸方向外側面を支承面に押し付けた状態で、前記円筒部13の軸方向内端面にかしめ治具(後述する図1、4〜7のかしめ治具23参照)を突き当てる。そして、このかしめ治具により上記円筒部13に、軸方向外方及び径方向外方に向いた荷重を加える。この様にして、上記円筒部13のうちで、上記内輪6の軸方向内端部から突出した部分を径方向外方に塑性変形させて、上記かしめ部14とする。
尚、上述した様な、かしめ部の形成方法は、従来から広く知られている(揺動かしめ、平押しかしめ等の)各種方法を採用できる。これらの方法は広く知られている為、詳しい説明は省略する。
上述の様にして行なう上記各かしめ部14、14aの形成作業に於いて、従来は、上記かしめ治具を通して上記各円筒部13、13aに、これら各円筒部13、13aを塑性変形させる為の荷重以外に、以下の(1)〜(3)に示す荷重を加える必要があった。これら(1)〜(3)の荷重を加える事により、前記各転動体11、11に予圧を付与する為の軸力を、前記内輪6、又は、前記第一の内輪部材15に付与する。従って、これら(1)〜(3)の荷重の大きさが十分でないと、十分な軸力を付与する事ができず、上記予圧を付与できない。
(1)上記各転動体11、11及び各軌道3、8、10部分等の弾力に抗して、上記内輪6、又は、上記第一の内輪部材15を軸方向に変位させる為の荷重。
(2)上記ハブ本体5と上記内輪6との嵌合面、又は、上記第一の内輪部材15と前記第二の内輪部材16との嵌合面の摩擦力に抗して、上記内輪6、又は、この第一の内輪部材15を軸方向に変位させる為の荷重。
(3)上記内輪6、又は、上記第一の内輪部材15の弾力に抗して、これら内輪6、又は、第一の内輪部材15の端面を軸方向に変位させる為の荷重。
尚、上記各かしめ部14、14aの形成後に、上記かしめ治具を取り除いた状態(このかしめ治具から荷重が加わっていない状態)では、上記(1)〜(3)の荷重により付与した軸力に基づく反力(上記従来構造の第1例に於いては軸方向内向、上記従来構造の第2例に於いては軸方向外向の力)が、上記各かしめ部14、14aに加わる。この為、上記反力に対して十分な剛性を、上記各かしめ部14、14aが備えていない場合、この反力により、これら各かしめ部14、14aが押し戻されてしまい、十分な大きさの軸力を維持する事ができない。従って、これら各かしめ部14、14aは、十分に大きな力で、強固に形成する必要がある。
但し、上記かしめ治具が、上記各円筒部13、13aに加える荷重が大きくなり過ぎると、上記かしめ治具に大きな荷重が加わり、このかしめ治具の耐久性が低下してしまう。この為、かしめ治具の交換頻度の増大による作業能率の低下や、作業コストの増加を招く事が考えられる。
又、上述した従来構造では、上記かしめ治具から上記各円筒部13、13aを通して、前記内輪6、又は、前記第一の内輪部材15に、径方向外向の荷重が加わる。この荷重が大きくなると、これら内輪6、又は、第一の内輪部材15が、僅かとは言え変形してしまう。この様な変形が起こると、フープ応力の増大による遅れ破壊等が発生し、車輪支持用転がり軸受ユニットの寿命の低下を招く可能性がある。更に、上記変形が大きくなると、上記内輪6、又は、第一の内輪部材15に設けている内輪軌道10、10aも変形して、転がり軸受ユニット自体の性能も悪化させる。
そこで、上記かしめ治具から上記各円筒部13、13aに加える荷重を小さく抑え、且つ十分な軸力を確保する為に、図4〜7に示す様な方法が考えられる。尚、図4〜7で示す方法は、かしめ部を揺動かしめ方法により形成しているが、平押しかしめ方法等の他のかしめ方法により形成しても良い。
先ず、図4には、特許文献2に記載された如き、従動輪支持用転がり軸受ユニットに対するかしめ部14の形成方法を示している。尚、この従動輪支持用転がり軸受ユニットの構造は、基本的には、前述した図2の従動輪支持用転がり軸受ユニットとほぼ同様であるので説明を省略し、かしめ部14の形成方法を中心に説明する。
この方法では、先ず、回転側フランジ7の軸方向外側面を、軸方向の位置決めを図ると共に軸方向の荷重を支承する為の、支承面22に押し付けた状態で、外輪1の静止側フランジ2の軸方向内側面に、荷重負荷治具24を突き当てる。そして、図示しない油圧式や空圧式等のアクチュエータにより軸方向外向の荷重(図4の矢印イで示す方向の荷重)を、上記荷重負荷治具24を通して、上記静止側フランジ2の軸方向内側面に加える。この様にして、組み付け後に各転動体11、11に十分な予圧が付与される位置まで、上記外輪1を軸方向外方に変位させる。
次に、上述した様に、上記外輪1を軸方向外方に変位させたままの状態で、円筒部13の軸方向内端面にかしめ治具23を突き当てる。そして、このかしめ治具23により、上記円筒部13の軸方向内端面に荷重を加え、この円筒部13を塑性変形させて、上記かしめ部14を形成する。
この様にしてかしめ部14を形成する場合、前述した、かしめ部の加工時に加える必要のある(1)〜(3)の荷重うちの(1)、即ち、各転動体11、11及び各軌道3、8、10部分等の弾力に抗して、これら各転動体11、11に予圧を付与する荷重を、上記かしめ治具23の代わりに、上記荷重負荷治具24により加える事ができる。この為、このかしめ治具23に加わる荷重を軽減する事ができると共に、このかしめ治具23から上記円筒部13を通して上記内輪6に加わる荷重も軽減できる。これにより、前述したこの内輪6の径方向の変形の防止を図れる。
但し、上記荷重負荷治具24を通して加える軸方向外向の荷重は、上記外輪1に形成した軸方向外側の外輪軌道3及び第一の内輪軌道8と上記各転動体11、11との接触部分で受ける。即ち、複列の転動体11、11の転がり接触部分で分け合うべき、予圧付与に伴う弾性変形分を、一時的にせよ、外側列の転動体11、11の転がり接触部のみで吸収する必要が生じる。この為、上記軸方向外向の荷重に基づき、この接触部分が塑性変形し、圧痕が生じる可能性が考えられる。
尚、外輪1の静止側フランジ2の軸方向内側面を上記支承面22に当接させて、上記回転側フランジ7の軸方向外側面に上記荷重負荷治具24を通して軸方向内向の荷重を加える様な構成としても、図4に示す場合と同様の効果を得る事ができる。この場合、上記回転側フランジ7を押圧するアクチュエータに、荷重センサ、或いは変位センサを備えておき、これらのセンサの出力を見ながら、このアクチュエータが発生する荷重を調整して、上記かしめ治具23が上記円筒部13の軸方向内端面に加える荷重以上の大きさの軸方向外向の荷重を、上記荷重負荷治具24を通して上記回転側フランジ7の軸方向外側面に加わえ続け、かしめ部14の形成作業を行なう。
又、図5は、同じく従動輪支持用転がり軸受ユニットのかしめ部14の形成方法を示している。
この図5に示した方法では、回転側フランジ7の軸方向外側面を、軸方向の位置決めを図ると共に軸方向の荷重を支承する為の、支承面22に押し付けた状態で、内輪6の軸方向内端面に、荷重負荷治具24を突き当てる。そして、図示しない油圧式や空圧式等のアクチュエータにより軸方向外向の荷重(図5の矢印ウで示す軸方向の荷重)を、上記荷重負荷治具24を通して上記内輪6の軸方向内端面に加える。この様にして、上記内輪6の軸方向外端面が段差面12に当接するまで、この内輪6を軸方向外方へ変位させる。更に、軸方向外向の荷重を加えて、この内輪6を各転動体11、11の弾力及びこの内輪6の弾力に抗して、組み付け後に各転動体11、11に十分な予圧が付与される位置まで、軸方向外方に変位させる。
次に、上述した様に、上記内輪6を軸方向外方へ変位させたままの状態で、円筒部13の軸方向内端面にかしめ治具23を突き当てる。そして、このかしめ治具23により、この円筒部13の軸方向内端面に荷重を加え、この円筒部13を塑性変形させて、上記かしめ部14を形成する。
この様にしてかしめ部14を形成する場合、前述した、かしめ部の加工時に加える必要がある(1)〜(3)の荷重の総てを、上記かしめ治具23の代わりに、上記荷重負荷治具24により加える事ができる。この為、このかしめ治具23に加わる荷重を大幅に軽減する事ができると共に、このかしめ治具23から上記円筒部13を通して上記内輪6に加わる荷重も大幅に軽減できる。これにより、前述したこの内輪6の径方向の変形の防止を図れる。
尚、内輪6の軸方向内端面を上記支承面22に当接させて、上記回転側フランジ7の軸方向外側面に上記荷重負荷治具24を通して軸方向内向の荷重を加える様な構成としても、図5に示す場合と同様の効果を得る事ができる。この場合、上記回転側フランジ7を押圧するアクチュエータに、荷重センサ、或いは変位センサを備えておき、これらセンサの出力を見ながら、このアクチュエータが発生する荷重を調整して、上記かしめ治具23が上記円筒部13の軸方向内端面に加える荷重以上の大きさの軸方向内向の荷重を、上記荷重負荷治具24を通して上記回転側フランジ7の軸方向外側面に加わえ続け、かしめ部14の形成作業を行なう。
但し、上述した様な、図4〜5に示す方法は、従動輪支持用転がり軸受ユニットを対象としており、駆動輪支持用転がり軸受ユニットを対象としたものではない。そこで、駆動輪支持用転がり軸受ユニットを対象とした製造方法として、図6〜7に示す様な方法が考えられる。尚、これら図6〜7に示した駆動輪支持用転がり軸受ユニットの構造は、基本的には、前述した図3の駆動輪支持用転がり軸受ユニットとほぼ同様であるので説明を省略し、かしめ部14aの形成方法を中心に説明する。
図6に示した方法では、先ず、ハウジング部18の奥端面28を、軸方向の位置決めを図ると共に軸方向の荷重を支承する為の、支承面22aに押し付けた状態で、外輪1aの静止側フランジ2aの軸方向外端面に、荷重負荷治具24を突き当てる。そして、図示しない油圧式や空圧式等のアクチュエータにより軸方向内向の荷重(図6の矢印エで示す軸方向の荷重)を、上記荷重負荷治具24から、上記静止側フランジ2aの軸方向外側面に加える。この様にして、組み付け後に各転動体11、11に十分な予圧が付与される位置まで、上記外輪1aを軸方向内方に変位させる。
次に、上述した様に、上記外輪1aを軸方向内方に変位させたままの状態で、円筒部13aの軸方向外端面にかしめ治具23を突き当てる。そして、このかしめ治具23により、この円筒部13aの軸方向外端面に荷重を加え、この円筒部13aを塑性変形させて、かしめ部14aを形成する。
この様にしてかしめ部14aを形成する場合、前述した、かしめ部の加工時に加える必要のある(1)〜(3)の荷重のうちの(1)、即ち、各転動体11、11及び各軌道3a、8a、10aの弾力に抗して、これら各転動体11、11に予圧を付与する力を、上記かしめ治具23の代わりに、上記荷重負荷治具24により加える事ができる。この為、このかしめ治具23に加わる荷重を軽減する事ができると共に、このかしめ治具23から上記円筒部13aを通して上記第一の内輪部材15に加わる荷重を軽減できる。これにより、前述したこの第一の内輪部材15の径方向の変形の防止を図れる。
但し、上記荷重負荷治具24により加える荷重は、上記外輪1aに形成した軸方向内側の外輪軌道3a及び第二の内輪軌道10aと上記各転動体11、11との接触部分のみで受ける。即ち、複列の転動体11、11の転がり接触部で分け合うべき、予圧付与に伴う弾性変形分を、一時的にせよ、内側列の転動体11、11の転がり接触部のみで吸収する必要が生じる。この為、上記軸方向内向の荷重に基づき、この接触部が塑性変形し、圧痕が生じる可能性が考えられる。
又、上記荷重負荷治具24を当接させる上記静止側フランジ2aの軸方向外側面が、鍛造加工後の鍛造肌の場合、この荷重負荷治具24を通して正確な荷重を加える事ができない。この為、上記静止側フランジ2aの軸方向外側面には、切削加工等の表面加工を施しておく事が好ましくなり、製造コストが嵩む原因となる。
尚、外輪1aの静止側フランジ2aの軸方向外側面を支承面22aに当接させて、ハウジング部18の奥端面28に荷重負荷治具24により軸方向外向の荷重を加える様な構成としても、図6に示す場合と同様の効果を得る事ができる。この場合、ハウジング部18を押圧するアクチュエータに、荷重センサ、或いは変位センサを備えておき、これらセンサの出力を見ながら、このアクチュエータが発生する荷重を調整して、上記かしめ治具23が上記円筒部13の軸方向外端面に加える荷重以上の大きさの軸方向外向の荷重を、上記荷重負荷治具24を通して上記ハウジング部18の奥端面28に加わえ続け、かしめ部14aの形成作業を行なう。
又、図7に示す方法は、先ず、回転側フランジ7aの軸方向外側面を、軸方向の位置決めを図ると共に軸方向の荷重を支承する為の、支承面22に押し付けた状態で、外輪1aの静止側フランジ2aの軸方向内側面に、荷重負荷治具24を突き当てる。そして、図示していない油圧式や空圧式等のアクチュエータにより軸方向外向の荷重(図7の矢印オで示す軸方向の荷重)を、上記荷重負荷治具24を通して上記静止側フランジ2aの軸方向内側面に加える。この様にして、組み付け後に各転動体11、11に十分な予圧が付与される位置まで、上記外輪1aを軸方向外方に変位させる。
次に、上述した様に、上記外輪1aを軸方向外方に変位させたままの状態で、円筒部13aの軸方向外端面にかしめ治具23を突き当てる。そして、このかしめ治具23により、上記円筒部13aの軸方向外端面に荷重を加え、この円筒部13aを塑性変形させて、かしめ部14aを形成する。
又、上記アクチュエータには、図示しない荷重センサ、或いは変位センサを備えておき、これらセンサの出力を見ながら、このアクチュエータが発生する荷重を調整して、上記かしめ治具23が上記円筒部13aの軸方向外端面に加える荷重以上の大きさの軸方向外向の荷重を、上記荷重負荷治具24を通して上記静止側フランジ2aの軸方向内側面に加わえ続けて、上記円筒部13aを塑性変形させ、上記かしめ部14aを形成する。
この様にしてかしめ部14aを形成する場合、前述した、かしめ部の加工時に加える必要のある(1)〜(3)の荷重のうちの(1)、即ち、各転動体11、11及び各軌道3a、8a、10aの弾力に抗して、これら各転動体11、11に予圧を付与する力を、上記かしめ治具23の代わりに、上記荷重負荷治具24により加える事ができる。この為、このかしめ治具23から上記円筒部13aを通して上記第一の内輪部材15に加わる荷重を軽減できる。
但し、上記荷重負荷治具24により加える軸方向外向の荷重は、上記外輪1aに形成した軸方向外側の外輪軌道3a及び第一の内輪軌道8aと上記各転動体11、11との接触部分のみで受ける。即ち、複列の転動体11、11の転がり接触部で分け合うべき、予圧付与に伴う弾性変形分を、一時的にせよ、外側列の転動体11、11の転がり接触部のみで吸収する必要が生じる。この為、上記軸方向外向の荷重に基づき、この接触部が塑性変形し、圧痕が生じる可能性が考えられる。
尚、外輪1aの静止側フランジ2aの軸方向内側面を支承面22に当接させて、回転側フランジ7aの軸方向外側面に上記荷重負荷治具24により軸方向内向の荷重を加える様な構成としても、図7に示す場合と同様の効果を得る事ができる。
上述した様に、従動輪支持用転がり軸受ユニットの場合には、図5に示す様な方法を採用する事により、かしめ部を形成する際に、かしめ治具に加わる荷重を大幅に低減し、且つ十分な軸力を付与する事ができ、しかも、各転がり接触部に圧痕が生じる事を防止できる。しかし、駆動輪支持用転がり軸受ユニットの場合には、図6〜7に示した何れの方法の場合でも、圧痕が発生する可能性や、かしめ治具に加わる荷重が過大になる可能性がある等、改良の余地がある。
特開2004−278804号公報 特開2000−317552号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、かしめ治具に加える力を小さく抑えられ、且つ、十分な軸力を確保する事ができ、しかも、各列の転動体の転がり接触部に圧痕が生じる事を防止できる、駆動輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法を実現すべく発明したものである。
本発明の駆動輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法は、前述の図3に示した従来構造の第2例の駆動輪支持用転がり軸受ユニットと同様に、外輪と、第一、第二の内輪部材と、複数個の転動体とを備える。
このうちの外輪は、外周面に懸架装置に支持する為の静止側フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有する。又、上記第一の内輪部材は、上記外輪から突出した部分の外周面に車輪を支持する為の回転側フランジを、上記複列の外輪軌道のうちの軸方向外側の外輪軌道と対向する部分に第一の内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けている。又、必要に応じて、このスプライン孔の軸方向内端部内周面に第一円筒面部を設ける。
又、上記第二の内輪部材は、外周面の軸方向中間部に第二の内輪軌道を、軸方向内端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部を、軸方向外端部に上記スプライン孔とスプライン係合するスプライン軸を、それぞれ有する。又、必要に応じて、このスプライン軸の軸方向内端部外周面に第二円筒面部を設ける。
又、上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けている。
更に、上記スプライン孔と上記スプライン軸とをスプライン係合させる。又、上記第一円筒面部と上記第二円筒面部とを設けている場合には、必要に応じて、これら第一円筒面部と第二円筒面部とをがたつきなく嵌合する。そして、上記ハウジング部の軸方向外端面と上記第一の内輪部材の軸方向内端面とを当接させた状態で、少なくとも上記スプライン軸の軸方向外端部に設けた円筒部のうちで上記第一の内輪部材の軸方向外端面から突出した部分を径方向外方に塑性変形させる事によりかしめ部とし、このかしめ部と上記ハウジング部との間で上記第一の内輪部材を挟持して、この第一の内輪部材と上記第二の内輪部材とを結合している。
特に、本発明の車輪支持用転がり軸受ユニットに於いては、上記ハウジング部の奥端面或いはこのハウジング部の開口端面部の様に、このハウジング部の一部で軸方向内側に向いた面に荷重負荷治具の先端面を突き当てると共に、上記回転側フランジの軸方向外側面を支承面に押し付ける事により、上記各転動体に予圧を付与した状態で、上記円筒部の軸方向外端部にかしめ治具を突き当て、上記荷重負荷治具が上記ハウジング部の一部で軸方向内側に向いた面に付与する荷重を、この荷重負荷治具が備えるセンサの出力に基づいて調整して、上記回転側フランジの軸方向外側面が上記支承面から浮き上がらず、且つ、上記予圧を付与し続けられる状態を維持しながら、上記かしめ部を形成する。
又、本発明を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した発明の様に、上記荷重負荷治具の先端面又は支承面を突き当てる面を、上記ハウジング部の奥端面とする。
上述の様に構成する本発明の駆動輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法によれば、かしめ部を形成する際に、かしめ治具により円筒部に加える荷重を、この円筒部を塑性変形させる為に必要な分だけに抑える事ができる。これ以外の荷重{前述した(1)〜(3)の荷重}は油圧式や空圧式等のアクチュエータにより荷重負荷治具を通して第二の内輪部材と第一の内輪部材との間に加える事で付与できる。
この為、上記かしめ治具に特に大きな荷重を加えずに、上記かしめ部を形成でき、このかしめ治具自体の耐久性の低下を防止し、このかしめ治具の交換頻度の増大による作業能率の低下や、作業コストの増加を抑える事ができる。
又、上記かしめ治具から、上記円筒部(かしめ部)を通して第一の内輪部材に伝わる荷重の径方向外向成分を小さく抑える事もできる。この為、この第一の内輪部材が径方向に変形する事を抑える事ができ、フープ応力の増大による遅れ破壊等の発生を防止し、延いては、車輪支持用転がり軸受ユニットの寿命の低下防止を図れる。
図1は、本発明の実施の形態の1例を示している。尚、本例の特徴は、かしめ部14aの形成方法を工夫した点にある。又、本例の対象となる駆動輪支持用転がり軸受ユニットを構成する、スプライン軸19aは、前述した図3の構造とは異なり、円筒状である。又、第一の内輪部材15と第二の内輪部材16とは、上記スプライン軸19aと雌スプライン孔17とをスプライン結合させると共に、この雌スプライン孔17の内周面の軸方向内端側に設けた第一円筒面部26と、上記スプライン軸19aの外周面の軸方向内端側に設けた第二円筒面部27とを、がたつきなく(軽い締り嵌めで)嵌合している。これらの違いは、本発明の要旨とは関係しない。又、これらの構造以外の基本構造等、その他の部分の構造及び作用は、前述の図3、6〜7に示した駆動輪支持用転がり軸受ユニットの場合とほぼ同様である。この為、重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。尚、図1(先に説明した図4〜7も同様)は、使用時と同様、中心軸を水平方向に配置しているが、実際にかしめ部14aの加工を行なう際には、このかしめ部14aを上又は下にして、中心軸を鉛直方向に配置する。
本例の製造方法で、上記第一、第二両内輪部材1、1同士を結合固定する場合、先ず、このうちの第一の内輪部材15の回転側フランジ7aの軸方向外側面を、軸方向の位置決めを図ると共に軸方向の荷重を支承する為の、支承面22に押し付けた状態で、第二の内輪部材16のハウジング部18の奥端面28に、荷重負荷治具24aを当接させる。本例の場合、この奥端面28を、このハウジング部18の中心軸に対し直角方向に存在する平坦面として、これら奥端面28と荷重負荷治具24aの先端面との当接面積を確保している。そして、図示していない油圧式や空圧式等のアクチュエータにより軸方向外向の荷重(図1の矢印アで示す軸方向の荷重)を、上記荷重負荷治具24aを通して、上記第二の内輪部材16に加える。この様にして、上記第一の内輪部材15の軸方向内端面と、この第二の内輪部材16の外周面の軸方向中間部に設けた段差面12aとが当接するまで、上記第二の内輪部材16を軸方向外方に変位させる。更に、上記荷重負荷治具24aに軸方向外向の荷重を加えて、各転動体11、11の弾力及び上記第一、第二の内輪部材15、16の弾力に抗して、組み付け後に各転動体11、11に十分な予圧が付与される位置まで、上記各部材11、15、16を弾性変形させつつ、このうちの第二の内輪部材16を軸方向外方に変位させる。
次に、上述した様に上記第二の内輪部材16を軸方向に変位させたままの状態で、この第二の内輪部材16の軸方向外端部に設けた円筒部13aの軸方向外端面にかしめ治具23を突き当てる。そして、このかしめ治具23により、この円筒部13aの軸方向外端面に軸方向内向(及び径方向外方)の荷重を加えて、この円筒部13aを径方向外方に塑性変形させ、上記かしめ部14aを形成する。
又、上記アクチュエータには、図示しない荷重センサ、或いは変位センサを備えておき、これらセンサの出力を見ながら、上記アクチュエータが発生する荷重を調整して、上記かしめ治具23が上記円筒部13aの軸方向外端面に加える荷重以上の大きさの軸方向外向の荷重が、上記荷重負荷治具24aを通して上記ハウジング部18の奥端面28に加わっている状態を維持する様に(回転側フランジ7aの軸方向外側面が支承面22から浮き上がらない様に、且つ、各転動体11、11に必要な予圧を付与し続けられる様に)する。この様にして、上記円筒部13aを塑性変形させて上記かしめ部14aを形成する。
尚、図示した例では、揺動かしめにより上記かしめ部14aを形成しているが、平押しかしめ等の他のかしめ方法によりこのかしめ部14aを形成しても良い。
又、図示した例では上記荷重負荷治具24aを上記ハウジング部18の奥端面28に当接させているが、当接させる位置はこの奥端面28に限らない。例えば、このハウジング部18の開口端面29の様に、このハウジング部の一部で軸方向内側を向いた面に当接させても良い。
本例の製造方法による、かしめ部14aの形成方法の場合、前述した、上記円筒部13aに加える必要がある(1)〜(3)の荷重の総てを、上記かしめ治具23の代わりに、上記荷重負荷治具24により加える事ができる。この為、このかしめ治具23に大きな荷重を加えずに作業でき、このかしめ治具23の耐久性の低下を防止し、このかしめ治具23の交換回数を少なく抑えて、作業能率を向上させると共に、作業コストの低減を図れる。
又、上記かしめ治具23が上記円筒部13に加える荷重を軽減できる為、このかしめ治具23からこの円筒部13aを通して上記第一の内輪部材15に伝わる荷重の径方向外向成分の大きさも軽減できる。この為、この第一の内輪部材15の変形を抑えられ、フープ応力の増大による遅れ破壊等の発生の防止し、延いては、車輪支持用転がり軸受ユニットの寿命の低下防止を図れる。
本発明の実施の形態の1例を示す、駆動輪支持用転がり軸受ユニットの断面図。 従来から知られている従動輪支持用転がり軸受ユニットの1例を示す断面図。 同じく、駆動輪支持用転がり軸受ユニットの1例を示す断面図。 本発明に先立って考えた、従動輪支持用転がり軸受ユニットのかしめ部形成方法の第1例を説明する図。 同じく、他の1例を説明する図。 同じく、駆動輪支持用転がり軸受ユニットのかしめ部形成方法の1例を説明する図。 同じく、他の1例を説明する図。
符号の説明
1、1a 外輪
2、2a 静止側フランジ
3、3a 外輪軌道
4、4a ハブ
5 ハブ本体
6 内輪
7、7a 回転側フランジ
8、8a 第一の内輪軌道
9、9a 段部
10、10a 第二の内輪軌道
11 転動体
12、12a 段差面
13、13a 円筒部
14、14a かしめ部
15 第一の内輪部材
16 第二の内輪部材
17 雌スプライン孔
18 ハウジング部
19、19a スプライン軸
20 円筒状外周面部
21 歯先面
22、22a 支承面
23 かしめ治具
24、24a 荷重負荷治具
25、25a カバー
26 第一円筒面部
27 第二円筒面部
28 奥端面
29 開口端面

Claims (2)

  1. 外周面に懸架装置に支持する為の静止側フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有する外輪と、外周面のうちでこの外輪から軸方向外方に突出した部分に車輪を支持する為の回転側フランジを、同じく上記複列の外輪軌道のうちの軸方向外側の外輪軌道と対向する部分に第一の内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けた第一の内輪部材と、外周面の軸方向中間部に第二の内輪軌道を、軸方向内端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部を、軸方向外端部に上記スプライン孔とスプライン係合するスプライン軸を、それぞれ有する第二の内輪部材と、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ設けられた転動体とを備え、上記スプライン孔と上記スプライン軸とをスプライン係合させると共に、上記ハウジング部の軸方向外端面と上記第一の内輪部材の軸方向内端面とを当接させた状態で、少なくとも上記スプライン軸の軸方向外端部に設けた円筒部のうちで上記第一の内輪部材の軸方向外端面から突出した部分を径方向外方に塑性変形させる事によりかしめ部とし、このかしめ部と上記ハウジング部との間で上記第一の内輪部材を挟持して、この第一の内輪部材と上記第二の内輪部材とを結合する車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法であって、
    上記ハウジング部の一部で軸方向内側に向いた面に荷重負荷治具の先端面を突き当てると共に、上記回転側フランジの軸方向外側面を支承面に押し付ける事により、上記各転動体に予圧を付与した状態で、上記円筒部の軸方向外端部にかしめ治具を突き当て、上記荷重負荷治具が上記ハウジング部の一部で軸方向内側に向いた面に付与する荷重を、この荷重負荷治具が備えるセンサの出力に基づいて調整して、上記回転側フランジの軸方向外側面が上記支承面から浮き上がらず、且つ、上記予圧を付与し続けられる状態を維持しながら、上記かしめ部を形成する事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
  2. 荷重負荷治具の先端面又は支承面を突き当てる面が、ハウジング部の奥端面である、請求項1に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
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