JP2012201225A - 駆動輪用転がり軸受ユニット - Google Patents

駆動輪用転がり軸受ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2012201225A
JP2012201225A JP2011067805A JP2011067805A JP2012201225A JP 2012201225 A JP2012201225 A JP 2012201225A JP 2011067805 A JP2011067805 A JP 2011067805A JP 2011067805 A JP2011067805 A JP 2011067805A JP 2012201225 A JP2012201225 A JP 2012201225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
hub
rolling bearing
bearing unit
drive wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011067805A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Takimoto
将生 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2011067805A priority Critical patent/JP2012201225A/ja
Publication of JP2012201225A publication Critical patent/JP2012201225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】ハブホイールと等速ジョイントのシャフトとの連結強度を確保しつつ転がり軸受ユニットの軽量化を可能にする。
【解決手段】駆動輪用の転がり軸受ユニットは、外輪11と、この外輪11の径方向内側に転動体13を介して回転自在に配置されるハブ軸部15を有するハブホイール12と、を備え、ハブ軸部15に、等速ジョイント25のシャフト26を挿通するための挿通孔23が形成され、ハブ軸部15の軸方向外端部に、挿通孔23に挿通されたシャフト26の頭部28から軸方向内方への力を受ける受圧面31が形成されている駆動輪用転がり軸受ユニットにおいて、受圧面31には、シャフト26の頭部28に対する接触面積が確保された状態で、凹状の除肉部35が形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の車両の駆動輪が装着される駆動輪用転がり軸受ユニットに関する。
自動車等の車両には、車輪を車体側に対して回転自在に取り付けるための車輪用転がり軸受ユニットが設けられている。この車輪用転がり軸受ユニットは、車体側に固定される外輪(車体側軌道部材)と、この外輪の径方向内方に設けられたハブ軸部及び車輪が取り付けられるホイールを有するハブホイール(車輪側軌道部材)と、外輪とハブ軸部との間に複列に配置された複数の転動体とを備えている。特に、駆動輪用の転がり軸受ユニットは、ハブホイールのハブ軸部が筒軸形状に形成されており、その軸内部には等速ジョイントのシャフトが一体回転可能に挿通されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−143073号公報
近年、自動車等の車両においてはCO削減等の環境への配慮から軽量化の要請が高まっており、駆動輪用転がり軸受ユニットについても例外なく軽量化が望まれている。しかし、駆動輪用転がり軸受ユニットにおいては、エンジンからの回転動力が伝達されるため、十分な強度、特にハブホイールと等速ジョイントのシャフトとの連結強度を十分に確保する必要があり、軽量化は容易ではない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、ハブホイールと等速ジョイントのシャフトとの連結強度を確保しつつも軽量化を可能にする駆動輪用の転がり軸受ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、外輪と、この外輪の径方向内側に転動体を介して回転自在に配置されるハブ軸部を有するハブホイールと、を備え、前記ハブ軸部に、等速ジョイントのシャフトを挿通するための挿通孔が形成され、前記ハブ軸部の軸方向外側の端面が、前記挿通孔に挿通された前記シャフトの頭部から軸方向内方への力を受ける受圧面とされている駆動輪用転がり軸受ユニットにおいて、
前記受圧面には、前記シャフトの頭部に対する接触面積が確保された状態で、凹状の除肉部が形成されていることを特徴とする。
等速ジョイントのシャフトの先端に形成された頭部から軸方向の力を受ける受圧面は、シャフトの頭部の陥没を防止したり座面を安定させたりする機能を果たすことができる程度に当該頭部との接触面積が確保されていれば十分である。したがって、当該機能を果たす限りにおいて、受圧面の面積を減少させることが可能であり、この受圧面に除肉部を形成することによって、等速ジョイントのシャフトとの連結強度を維持しつつも、転がり軸受ユニットの軽量化を図ることができる。
前記除肉部は、前記シャフトの頭部にオーバーラップする範囲に形成されていてもよい。
上述のように、シャフトの頭部に対する受圧面の接触面積は、所定の機能を果たすことができる限り減少させることが可能であり、除肉部は当該頭部にオーバーラップする範囲にまで拡張することも可能となる。そして、このように除肉部の範囲を拡張することによって、より転がり軸受ユニットの軽量化を図ることが可能となる。
前記除肉部は、前記ハブ軸部の軸心回りに環状に形成されていてもよい。
このような構成によって、可及的に広い範囲に除肉部を形成し、軽量化をより促進することができる。
また、前記除肉部は、前記ハブ軸部の軸心回りに間隔をあけて複数形成されていてもよい。このような構成によって、シャフトの頭部に対する受圧面の接触面積を確保し易くすることができる。
本発明の駆動輪用の転がり軸受ユニットによれば、ハブホイールと等速ジョイントのシャフトとの連結強度を確保しつつ軽量化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る駆動輪用転がり軸受ユニットを示す断面図である。 図1のA矢視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る転がり軸受ユニットにおける図1のA矢視図に相当する図である。 本発明の第3の実施の形態に係る転がり軸受ユニットにおける図1のA矢視図に相当する図である。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る駆動輪用転がり軸受ユニット10を示す断面図である。
駆動輪用転がり軸受ユニット10は、車体側に固定される外輪11と、外輪11の径方向内側に配置されるハブ軸部15を有するハブホイール12と、外輪11とハブ軸部15との間に配置された複数の転動体(図示例では玉)13と、を備えている。
ハブホイール12は、ハブ軸部15と、このハブ軸部15の軸方向外側端部(車両アウタ側端部)から径方向外方へ突出するフランジ部16と、ハブ軸部15の軸方向内側端部(車両インナ側端部)に形成された小径部17に嵌合される環状の内側軌道部材18と、を有している。この内側軌道部材18は、ハブ軸部15に嵌合されたのち、ハブ軸部15の軸方向内端を径方向外方へ折り曲げてかしめることによってハブ軸部15に固定されている。
外輪11の内周面には2列の外輪軌道20が形成され、ハブ軸部15及び内側軌道部材18の外周面には各1列の内輪軌道21が形成され、これらの外輪軌道20及び内輪軌道21の間に複数の転動体13が転動可能に配置されている。複数の転動体13は、保持器19によって相互の周方向の間隔が保持されている。また、転動体13の軸方向両側にはシール部材22が設けられ、このシール部材22によって、外輪11とハブ軸部15及び内側軌道部材18との間の空間が密封されている。
ハブ軸部15は筒軸形状に形成されている。すなわち、ハブ軸部15の軸心O上には、軸方向に延びる挿通孔23が貫通して形成されている。また、挿通孔23の内周面には軸方向に沿って延びるスプライン溝が形成されている。一方、ハブ軸部15に動力を伝達する等速ジョイント25のシャフト26の外周面には、軸方向に沿って延びるスプライン溝が形成されている。そして、シャフト26をハブ軸部15の挿通孔23に挿入し、両者をスプライン嵌合することによって、シャフト26とハブ軸部15とが回転方向に関して動力伝達可能に連結される。
また、シャフト26の先端部には、雄ネジ29が形成されており、この雄ネジ29には固定ナット28(但し、ワッシャ30を含む)が螺合される。そして、固定ナット28を雄ネジ29に締め付けることによって、ハブ軸部15にシャフト26が軸方向に関して固定される。したがって、ハブ軸部15の車両アウタ側の端面は、固定ナット28の締付力を受ける受圧面31を構成している。また、固定ナット28は、シャフト26の先端に設けられた頭部となる。なお、ワッシャ30は、固定ナット28とは別体であるが、固定ナット28と一緒に用いられることから、本発明の本実施の形態においてはワッシャ30を固定ナット28の一構成要素として捉えている。したがって、固定ナット28の座面と言うときは、ワッシャ30の座面を意味する。但し、ワッシャ30が省略される場合には、固定ナット28の座面はそのままの意味として捉えられることになる。例えば、固定ナット28として座面が拡大された鍔付きナットが用いられる場合には、固定ナット28の座面とは、鍔部分の座面を意味する。
受圧面31の径方向外側には、当該受圧面31から軸方向外方へ突出する筒形状のガイド筒部33が設けられている。このガイド筒部33は、ブレーキディスクロータ34やタイヤホイール(図示略)の径方向の位置をガイドする機能を有している。
図2は、図1のA矢視図である。図1及び図2に示されるように、ハブ軸部15の受圧面31には軸方向内方へ凹む除肉部35が形成されている。図2においては除肉部35の範囲を理解しやすくするために実線のハッチングを施している。また、固定ナット28の座面(実質的にはワッシャ30の座面)32には点線のハッチングを施している。除肉部35は、軸心Oを中心とする環状に形成されている。また、除肉部35の内周部分と、固定ナット28の座面32の外周部分とは互いにオーバーラップしている。したがって、受圧面31は、除肉部35よりも径方向内側の部分のみにおいて固定ナット28の締付力を受けている。
本実施の形態では、ハブホイール12の受圧面31に除肉部35が形成されることによって、転がり軸受ユニット10の軽量化が図られている。特に、除肉部35は、固定ナット28の座面32にオーバーラップする範囲まで形成されることによって、より軽量化が図られている。ただし、固定ナット28の座面32に対する受圧面31の接触面積は、固定ナット28の締付に伴う圧力を十分に低減し、固定ナット28の陥没を防止したり固定ナット28の座面32の安定を図ることができる程度に確保されている。例えば、固定ナット28の座面32の面積の50%〜90%程度の面積で受圧面31が接触するように、除肉部35を形成することができる。
なお、除肉部35は、鍛造や鋳造等によるハブホイール12の成形時に同時に形成してもよいし、ハブホイール12の成形後に機械加工によって形成してもよい。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る転がり軸受ユニット10における図1のA矢視図に相当する図である。
本実施の形態では、ハブホイール12の受圧面31に対して、周方向の複数箇所に除肉部35が形成されている。各除肉部35は、軸心Oを中心とする略円弧形状に形成され、周方向に等間隔に配置されている。また、除肉部35は、その径方向の内側部分が、固定ナット28の座面32にオーバーラップされている。
本実施の形態では、第1の実施の形態に比べて受圧面31の範囲が小さく、軽量化の効果は小さくなるが、その反面、固定ナット28の座面32に対する受圧面31の接触面積を十分に確保することができるとともに、ハブホイール12の強度低下を抑制することができる。
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る転がり軸受ユニット10における図1のA矢視図に相当する図である。
本実施の形態では、ハブホイール12の受圧面31に対して、周方向の複数箇所に除肉部35が形成されている。各除肉部35は、円形状に形成され、周方向に等間隔に配置されている。
本実施の形態においても、第1の実施の形態に比べて軽量化の効果は小さくなるが、その反面、固定ナット28の座面32に対する受圧面31の接触面積を十分に確保することができるとともに、ハブホイール12の強度低下を抑制することができる。また、各除肉部35をドリル等を用いて簡単に形成することができ、加工性が向上する。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜変更することができる。
例えば、上記実施の形態では、シャフト26の頭部が、雄ネジ29に螺合される固定ナット28によって構成されていたが、シャフト26の先端に一体形成されたものであってもよい。
10:軸受ユニット、11:外輪、12:ハブホイール、13:転動体、15:ハブ軸部、23:挿通孔、25:等速ジョイント、26:シャフト、28:固定ナット(頭部)、30:ワッシャ、31:受圧面、35:除肉部

Claims (4)

  1. 外輪と、この外輪の径方向内側に転動体を介して回転自在に配置されるハブ軸部を有するハブホイールと、を備え、前記ハブ軸部に、等速ジョイントのシャフトを挿通するための挿通孔が形成され、前記ハブ軸部の軸方向外側の端面が、前記挿通孔に挿通された前記シャフトの頭部から軸方向内方への力を受ける受圧面とされている駆動輪用転がり軸受ユニットにおいて、
    前記受圧面には、前記シャフトの頭部に対する接触面積が確保された状態で、凹状の除肉部が形成されていることを特徴とする駆動輪用転がり軸受ユニット。
  2. 前記除肉部が、前記シャフトの頭部にオーバーラップする範囲で形成されている請求項1に記載の駆動輪用転がり軸受ユニット。
  3. 前記除肉部が、前記ハブ軸部の軸心回りに環状に形成されている請求項1又は2に記載の駆動輪用転がり軸受ユニット。
  4. 前記除肉部が、前記ハブ軸部の軸心回りに間隔をあけて複数形成されている請求項1又は2に記載の駆動輪用転がり軸受ユニット。
JP2011067805A 2011-03-25 2011-03-25 駆動輪用転がり軸受ユニット Pending JP2012201225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011067805A JP2012201225A (ja) 2011-03-25 2011-03-25 駆動輪用転がり軸受ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011067805A JP2012201225A (ja) 2011-03-25 2011-03-25 駆動輪用転がり軸受ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012201225A true JP2012201225A (ja) 2012-10-22

Family

ID=47182651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011067805A Pending JP2012201225A (ja) 2011-03-25 2011-03-25 駆動輪用転がり軸受ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012201225A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407328A (zh) * 2013-07-17 2013-11-27 广东富华工程机械制造有限公司 轮毂

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264399A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Ntn Corp 車輪用軸受装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264399A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Ntn Corp 車輪用軸受装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407328A (zh) * 2013-07-17 2013-11-27 广东富华工程机械制造有限公司 轮毂

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5079270B2 (ja) 車輪用軸受ユニット
JP5556509B2 (ja) 車両用ハブユニット
JP2011168266A (ja) 車輪駆動用軸受ユニット
JP2008002578A (ja) 駆動車輪用軸受ユニット
JP2008002579A (ja) 駆動車輪用軸受ユニット
JP5167903B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2008001243A (ja) 駆動車輪用軸受ユニット
JP5157176B2 (ja) 車輪支持装置
JP2009083813A (ja) 車輪支持装置
JP5076494B2 (ja) 車輪支持装置
US9321311B2 (en) Wheel support device
JP4894652B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法
JP2012201225A (ja) 駆動輪用転がり軸受ユニット
JP2008002582A (ja) ドライブシャフトアセンブリ
JP2008018765A (ja) 駆動車輪用軸受ユニット
JP2007327565A (ja) 車輪用軸受装置
JP2008002581A (ja) 駆動車輪用軸受ユニット
JP2008089131A (ja) 車輪軸受装置
JP2006096264A (ja) 転がり軸受装置
JP2010069926A (ja) 駆動輪支持用ハブユニット
JP2009292275A (ja) 駆動輪用軸受装置
JP2008001237A (ja) 駆動車輪用軸受ユニット
JP2010133482A (ja) 転がり軸受装置
JP2007223459A (ja) 動力伝達機構の製造方法
JP2009079630A (ja) 車輪支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141118