JP2007211902A - 車輪用軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハブ輪と外側継手部材の結合状態を確実に保持する。
【解決手段】拡径加締めによる塑性変形により、ハブ輪10と外側継手部材40の軸方向の位置決めを行う位置決め手段Aを構成する。ハブ輪10と外側継手部材40の外周面相互間に、ハブ輪10および外側継手部材40と係合する係止部材50を介在させ、これにより、位置決め手段の機能低下時にもハブ輪10と外側継手部材40の結合状態を確実に保持する。
【選択図】図1
【解決手段】拡径加締めによる塑性変形により、ハブ輪10と外側継手部材40の軸方向の位置決めを行う位置決め手段Aを構成する。ハブ輪10と外側継手部材40の外周面相互間に、ハブ輪10および外側継手部材40と係合する係止部材50を介在させ、これにより、位置決め手段の機能低下時にもハブ輪10と外側継手部材40の結合状態を確実に保持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車等の車輪を支持するための車輪用軸受装置、特に車輪を取り付けるフランジを有するハブ輪と、等速自在継手の外側継手部材と、複列の転動体を有する軸受とをユニット化した車輪用軸受装置に関する。
車輪用軸受装置の一態様として、軸受の一方のインナレースをハブ輪に直接形成したものが知られている。この場合、他方のインナレースは、ハブ輪の外周に嵌合した内輪の外周面に形成され(特許文献1)、あるいはハブ輪の内周に嵌合した外側継手部材の外周面に形成される場合が多い(特許文献2)。
これらの車輪用軸受装置では、ハブ輪と外側継手部材の軸方向位置決めを行う必要がある。この位置決め手段としては、例えば一方の部材の軸端にナットを螺合させるもの、両部材の端部同士を溶接するもの、一方の部材の軸端から突出した他方の部材の軸端を外径方向に塑性変形させるもの(以下、揺動加締めと称す)、あるいは、両者の円筒状の嵌合面を拡径または縮径させるもの(以下、拡径加締めもしくは縮径加締めと称す)等が知られている(特許文献1〜3を参照)。
特開2001−18604号公報
特開2001−18605号公報
特開2001−200340号公報
上記のような車輪用軸受装置において、何らかの理由、例えば軸受装置の負荷荷重(車両旋回時のモーメント荷重等)が過大となった場合や位置決め手段の強度そのものに不良があった場合、位置決め手段としての機能が低下し、ハブ輪と外側継手部材の結合強度が不足するおそれがある。
本発明の課題は、位置決め手段の機能低下時にもハブ輪と外側継手部材の結合状態を確実に保持できる車輪用軸受装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、車輪を取り付けるフランジを有するハブ輪と、ハブ輪に嵌合された外側継手部材と、複列の転動体を有する軸受と、ハブ輪と外側継手部材の軸方向の位置決めを行う位置決め手段とを有する車輪用軸受装置において、ハブ輪および外側継手部材間に、両部材と軸方向で係合する係止部材を介在させたことを特徴とする。
このように、本発明の車輪用軸受装置では、ハブ輪および外側継手部材間に、両部材と軸方向で係合する係止部材を介在させたから、何らかの理由で位置決め手段の機能低下が生じても、ハブ輪と外側継手部材の結合状態を確実に保持することができる。
係止部材は、ハブ輪と外側継手部材の嵌合面間に介在させたり、あるいはハブ輪と外側継手部材の外周面間に介在させることができる。
係止部材を、半径方向に弾性変形可能とすることにより、係止部材の装着作業を容易化することができる。
以上のように、本発明によれば、何らかの理由で位置決め手段の機能が低下した際にも、ハブ輪と外側継手部材の結合状態を確実に保持できる。従って、車輪軸受装置に対する信頼性を増すことができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
まず、図1に従って基本的構成を説明する。本発明の実施形態にかかる車輪用軸受装置は、ハブ輪10と、軸受20と、等速自在継手30とを主要な構成要素としている。ここで、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側といい、図では左側がアウトボード側となる。一方、車両の中央寄りとなる側をインボード側といい、図では右側がインボード側となる。
ハブ輪10は、アウトボード側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるためのフランジ14を備えており、フランジ14の円周方向等間隔位置にホイールディスクを固定するためのハブボルト15を植え込んである。ハブ輪10のフランジ14寄りの外周面にアウトボード側のインナレース12を形成してある。ハブ輪10は軸心部に軸方向の貫通孔を有し、インボード側の内周面に嵌合面16が形成され、アウトボード側の内周面に凹凸部17が形成されている。
等速自在継手30は、外周部にトラック溝31を備えた内側継手部材32と、内周部にトラック溝41を備えた外側継手部材40と、内側継手部材32のトラック溝31と外側継手部材40のトラック溝41との間に介在するボール34と、すべてのボール34を同一平面内に保持するためのケージ36とで構成されている。内側継手部材32は軸方向の貫通孔33を有し、図示は省略してあるが、エンジン側に配置される等速自在継手と連結された駆動軸とセレーション結合するようになっている。外側継手部材40は、マウス部43とステム部45とからなり、ステム部45の嵌合面45aにてハブ輪10の嵌合面16と嵌合している。マウス部43の肩面44寄りの外周面にインボード側のインナレース42を形成してある。マウス部43の肩面44がハブ輪10の端面と当接することにより、インナレース12,42間の寸法が規定される。ステム部45は、椀状のマウス部43の底と連通した軸方向の貫通孔46を設けることによって中空にしてある。
軸受20は外方部材21と複列の転動体29とを含む。外方部材21は車体(図示せず)に取り付けるためのフランジ24を備え、内周面に複列の転動体29のための複列のアウターレース22を形成してある。軸受20のアウトボード側のインナレース12はハブ輪10に一体に形成され、ハブ輪10のインナレース12および外側継手部材40のインナレース42と外方部材21の複列のアウターレース22との間に複列の転動体29が組み込まれている。ここでは転動体29としてボールを使用した複列アンギュラ玉軸受の場合を図示してあるが、重量の嵩む自動車用の車輪軸受装置の場合には、転動体として円すいころを使用した複列円すいころ軸受を採用する場合もある。外方部材21の両端開口部にはシール26,28が装着され、軸受内部に充填したグリースの漏洩ならびに外部からの水や異物の侵入を防止するようになっている。また、上述のようにステム部45の貫通孔46がマウス部43と連通していることから、マウス部43内に充填されたグリースの漏出を防止するため、貫通孔46のマウス部43側端部にエンドプレート38を装着してある。このエンドプレート38にはアルミニウムなどの軽量で熱伝導性のよい材料を採用するのが好ましい。また、エンドプレート38に通気のための小穴(図示せず)を設けることによってマウス部43の温度上昇を抑制することができる。
外側継手部材40のステム部45のうち、ハブ輪10の嵌合面16と嵌合する嵌合面45aよりもアウトボード側には、拡径加締めを施した塑性変形部47が形成される。拡径加締めは、ステム部45の塑性変形部47に対応する領域を拡径方向に塑性変形させ、ハブ輪10の内周面に設けた凹凸部17にステム部45の外周面を食い込ませることにより行われる。これによりハブ輪10と外側継手部材40とが塑性結合され、相互の軸方向の位置決めが行われる。この意味で、塑性変形部47は位置決め手段Aを構成する。ハブ輪10と外側継手部材40の塑性結合は、ステム部45を拡径させるほか、ハブ輪10を縮径させることで行うこともできる(縮径加締め)。拡径加締めは、例えばステム部45の内周にその内径より大きな外径を有する冶具を挿入することにより、縮径加締めは、例えばハブ輪10の外周にその外径より小さな内径を有する冶具を外挿することにより行うことができる。なお、ステム部45を拡径させるときには、ハブ輪10の外径を拘束するような治具を用い、一方、ハブ輪10を縮径させて加締めるときには、ステム部45の貫通孔46の内径を拘束するような治具を用いることにより、精度の高い加締め加工を行うことができる。
凹凸部17の具体的態様としては、ネジ、セレーション、あるいはアヤメローレット等が考えられる。凹凸部17の硬度は、熱処理により、対向する相手側の部材の面(本実施形態でいえばステム部45の軸端部付近47の外周面)の硬度よりも高めておくのが望ましい。
本発明においては、ハブ輪10と外側継手部材40とが、両部材10、40間に介在させた係止部材50で軸方向に結合される。係止部材50は、ステム部45の塑性変形部47よりもインボード側に設けられ、ハブ輪10および外側継手部材40の双方と軸方向で係合する。図1では、係止部材50をハブ輪10および外側継手部材40の外周面相互間に介在させた場合を例示している。
係止部材50は、例えば金属材料からなるプレス成形品である。図2に示すように、係止部材50は、円筒部53の両端部から内径方向に延在した係止部51、52を有する断面コの字型で、一部切り欠きリング状に形成され、これにより半径方向に弾性的に拡縮可能となっている。図3に示すように、係止部材50の一方の係止部51は、外側継手部材40の肩面44付近の外周面に設けられた環状溝48と係合する。係止部材50の他方の係止部52は、ハブ輪10のインボード側端部付近の外周面に設けられた環状溝18と係合する。
係止部材50の装着は、係止部材50が半径方向に弾性変形可能であるために、容易に行うことができる。具体的には、軸受装置の組立前に、ハブ輪10および外側継手部材40の何れか一方の環状溝、例えば外側継手部材40の環状溝48に係止部材50の係止部51を嵌合し、その状態でハブ輪10と外側継手部材40とを突き合わせる。両部材10、40を互いに接近方向に押し込むと、押し込みに伴い、係止部材50の他方の係止部52が、ハブ輪10のインボード側端部外周に設けたチャンファ(図示せず)に案内されて拡径し、ハブ輪10の外周面上を滑る。ハブ輪10の端面が外側継手部材40の肩面44と当接すると同時に、他方の係止部52がハブ輪10の環状溝18と対向し、係止部材50が弾性的に縮径して係止部52が環状溝18に嵌合する。これにより、係止部51、52は、それぞれ外側継手部材40およびハブ輪10と軸方向で係合する。
その後、適度の予圧を付与しながら拡径加締めを行って塑性変形部47を形成することにより、ハブ輪10と外側継手部材40とが塑性結合され、図1に示す軸受装置が得られる。
このように、本発明では、ハブ輪10と外側継手部材40との間に、両部材10、40と軸方向で係合する係止部材50を介在させているので、拡径加締め部分の緩み等により、位置決め手段Aとしての機能が低下した際にも、係止部材50の係合作用でハブ輪10と外側継手部材40の結合状態を確実に保持することができる。
本発明の実施形態は上記に限られない。例えば、図4および図5に示す実施形態は、ハブ輪10および外側継手部材40の円筒状の嵌合面16、45a間に、係止部材50を介在させた場合を例示している。具体的には、ハブ輪10および外側継手部材40のそれぞれの嵌合面16、45aに設けられた環状溝18および48と、係止部材50とが軸方向で係合することにより、ハブ輪10と外側継手部材40とが軸方向に結合されている。この実施形態で示す係止部材50は、いわゆる止め輪で、断面円形をなし、かつ円周方向の一部を切り欠いたリング状に形成される。環状溝18および48は、それぞれハブ輪10内周およびステム部45外周の各嵌合面16、45aの対向する位置に形成される。
この実施形態での係止部材50の装着は、以下のように行われる。まず、係止部材50を縮径させて外側継手部材40の環状溝48内に収め、その状態でハブ輪10をステム部45のアウトボード側から外側継手部材40の外周に嵌合する。ハブ輪10のインボード側端面が外側継手部材40の肩面44と当接すると同時に、ハブ輪10の環状溝18と外側継手部材40の環状溝48とが対向し、係止部材50が弾性的に拡径して環状溝18および48の双方に嵌合する。この状態では、係止部材50の外径寸法は、ハブ輪10の嵌合面16の内径寸法よりも大きく、係止部材50の内径寸法は、外側継手部材40の嵌合面45aの外径寸法よりも小さい。これにより、係止部材50が、ハブ輪10および外側継手部材40の双方と係合するので、上記と同様に、位置決め手段Aの機能低下時にもハブ輪10と外側継手部材40の結合状態を確実に保持できる。
なお、係止部材50の断面形状は円形に限らず、例えば図6に示すように、断面矩形とすることもできる。
上記実施形態では、拡径加締めで、位置決め手段Aを形成する場合を例示したが、位置決め手段Aの形成方法はこれに限らない。例えば、図7および図8に示すように、揺動加締めでステム部45のアウトボード側端部を外径側に塑性変形させ、この塑性変形部49で位置決め手段Aを構成することもできる。両図のうち、図7は、図1に示す実施形態と同様に、ハブ輪10および外側継手部材40の外周面相互間に係止部材50を介在させた場合を示し、図8は、図4に示す実施形態と同様に、ハブ輪10および外側継手部材40の嵌合面16、45a相互間に係止部材50を介在させた場合を示す。なお、両図中の符号60は、揺動加締めによる塑性変形部49と嵌合面16、45aとの間に形成されたセレーション(またはスプライン)を示す。
図9および図10は、ステム部45およびハブ輪10のアウトボード側端部61を溶接し、この溶接部分61で位置決め手段Aを構成した例である。このうち、図9は、図1に示す実施形態と同様に、ハブ輪10および外側継手部材40の外周面相互間に係止部材50を介在させた場合を示し、図10は、図4に示す実施形態と同様に、ハブ輪10および外側継手部材40の嵌合面相互間に係止部材50を介在させた場合を示す。
図11および図12は、位置決め手段Aとして、ナット62を使用した例である。すなわち、ステム部45の先端部に形成したねじ部にハブナット62を螺合させ、ハブナット62の端面をハブ輪10に当接させることにより、外側継手部材40とハブ輪10とが軸方向で位置決めされている。図11は、図1に示す実施形態と同様に、ハブ輪10および外側継手部材40の外周面相互間に係止部材50を介在させた場合を示し、図12は、図4に示す実施形態と同様に、ハブ輪10および外側継手部材40の嵌合面相互間に係止部材を介在させた場合を示している。
以上の説明では、外側継手部材40にインボード側のインナレース42を一体形成してあるが、これに限らず、例えば別途形成した内輪の外周面にインボード側のインナレース42を形成し、この内輪をハブ輪10の外周面に嵌合させることもできる。この他、インボード側のインナレース42を形成した第1内輪、およびアウトボード側のインナレース12を形成した第2内輪をそれぞれハブ輪10の外周面に嵌合させることもできる。
また、以上の実施形態では、ハブ輪10の内周に外側継手部材40のステム部45を嵌合した場合を例示したが、これとは逆にハブ輪10の外周に外側継手部材40のステム部45を嵌合することもできる。また、以上の実施形態では、各位置決め手段Aが軸受装置のアウトボート側端部に設けられているが、これを軸受装置のインボード側の端部に設けることもできる。
10 ハブ輪
12 インナレース
14 フランジ
16 嵌合面
18 環状溝
20 軸受装置
22 アウターレース
29 転動体
30 等速自在継手
40 外側継手部材
42 インナレース
45 ステム部
48 環状溝
45a 嵌合面
50 係止部材
51、52 係止部
A 位置決め手段
12 インナレース
14 フランジ
16 嵌合面
18 環状溝
20 軸受装置
22 アウターレース
29 転動体
30 等速自在継手
40 外側継手部材
42 インナレース
45 ステム部
48 環状溝
45a 嵌合面
50 係止部材
51、52 係止部
A 位置決め手段
Claims (4)
- 車輪を取り付けるフランジを有するハブ輪と、ハブ輪に嵌合された外側継手部材と、複列の転動体を有する軸受と、ハブ輪と外側継手部材の軸方向の位置決めを行う位置決め手段とを有する車輪用軸受装置において、
ハブ輪および外側継手部材間に、両部材と軸方向で係合する係止部材を介在させたことを特徴とする車輪用軸受装置。 - 前記係止部材を、ハブ輪と外側継手部材の嵌合面間に介在させた請求項1記載の車輪用軸受装置。
- 前記係止部材を、ハブ輪と外側継手部材の外周面間に介在させた請求項1記載の車輪用軸受装置。
- 係止部材を、半径方向に弾性変形可能とした請求項1〜3何れか記載の車輪用軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006032729A JP2007211902A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 車輪用軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006032729A JP2007211902A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 車輪用軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007211902A true JP2007211902A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38490536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006032729A Withdrawn JP2007211902A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 車輪用軸受装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007211902A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011148409A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置 |
CN106560628A (zh) * | 2017-01-09 | 2017-04-12 | 捷颂(上海)传动科技有限公司 | 具有自分式锁扣保持器的汽车轮毂轴承 |
-
2006
- 2006-02-09 JP JP2006032729A patent/JP2007211902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011148409A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置 |
CN106560628A (zh) * | 2017-01-09 | 2017-04-12 | 捷颂(上海)传动科技有限公司 | 具有自分式锁扣保持器的汽车轮毂轴承 |
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