JP2009012517A - 車輪用転がり軸受ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】第一の内輪部材3に設けられた外径側嵌合部12の軸方向外端面で、かしめ部18により抑え付けられる部分の弾性限界を高くし、この部分を塑性変形しにくくする事により、第一、第二の両内輪部材3、4同士の結合強度、更には耐久性を確保できる構造を実現する。
【解決手段】上記外径側嵌合部20の軸方向外端面で上記かしめ部18により抑え付けられる部分の表面部分に、熱処理硬化層21を形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、FR車(前置エンジン後輪駆動車)の後輪、FF車(前置エンジン前輪駆動車)の前輪、4WD車(四輪駆動車)の全輪等の駆動輪を、懸架装置に対して回転自在に支持する為に利用する車輪用転がり軸受ユニットの改良に関する。
車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する為に、外輪と内輪とを転動体を介して回転自在に組み合わせた車輪用転がり軸受ユニットが、各種使用されている。又、操舵輪であると同時に駆動輪でもあるFF車或は4WD車の前輪を支持する為の車輪用転がり軸受ユニットは、等速ジョイントと組み合わせて、車輪に付与された舵角に拘らず、駆動軸の回転を上記車輪に対して円滑に(等速性を確保して)伝達する必要がある。又、FR車、4WD車の後輪を支持する車輪用転がり軸受ユニットも、場合によっては等速ジョイントと組み合わせる場合がある。この様な等速ジョイントと組み合わせて、しかも比較的小型且つ軽量に構成できる車輪用転がり軸受ユニットとして従来から、特許文献1、2に記載されたものが知られている。
図6は、このうちの特許文献1の記載に則した構造の第1例を示している。この図6に示した車輪支持用転がり軸受ユニット1は、外輪2と、第一、第二の両内輪部材3、4を組み合わせて成るハブ5と、複数個の転動体6、6とを備える。このうちの外輪2は、車両への組み付け状態で懸架装置に支持した状態で回転しないもので、外周面にこの懸架装置に支持する為の第一の取付フランジ7を、内周面に複列の外輪軌道8、8を、それぞれ有する。上記外輪2の内径側には、上記第一、第二の内輪部材3、4を組み合わせて成る、上記ハブ5を配置している。このうちの第一の内輪部材3は、外周面の外端寄り(軸方向に関して外とは、自動車への組み付け状態で幅方向外側となる、各図の左側)部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジ9を、同じく内端寄り(軸方向に関して内とは、自動車への組み付け状態で幅方向中央側で、各図の右側)部分に第一の内輪軌道10を、それぞれ設けている。そして、上記第一の内輪部材3の中心部に設けた円筒状部分を、内周面に雌セレーション溝11を形成した、外径側嵌合部12としている。尚、本件の明細書及び特許請求の範囲に記載した「セレーション」には、よりピッチが粗い「スプライン」も含む。
これに対して、上記第二の内輪部材4は、上記第一の内輪部材3をセレーション係合により外嵌固定する為、外周面に雄セレーション溝13を形成した内径側嵌合部14を外半部に、等速ジョイントの外輪となるハウジング部15を内端部に、第二の内輪軌道16を中間部外周面に、それぞれ設けている。そして、上記各外輪軌道8、8と上記第一、第二の内輪軌道10、16との間に、それぞれ複数個ずつの転動体6、6を設ける事により、上記外輪2の内径側に上記ハブ5を、回転自在に支持している。
更に、上記第二の内輪部材4の外端部に位置する、上記内径側嵌合部14の先端部に形成した円筒部17を径方向外方に塑性変形させる事により造られたかしめ部18で、上記外径側嵌合部12の軸方向外端面を抑え付けている。そして、このかしめ部18と、上記ハウジング部15の外端面との間で上記外径側嵌合部12を挟持する事により、上記第一、第二の内輪部材3、4同士を結合固定して、前記ハブ5としている。尚、上記かしめ部18を形成するのに先立って、上記外径側嵌合部12の内周面に形成した雌セレーション溝11と、上記内径側嵌合部14の外周面に形成した雄セレーション溝13とを係合させる。この際、上記第一の内輪部材3の内端部内周面に設けた内周面側円筒面部19と、上記第二の内輪部材4の中間部外周面に設けた外周面側円筒面部20とを締り嵌めで嵌合させて、これら両内輪部材3、4同士の心合わせを行なう。そして、上記外径側嵌合部12の軸方向内端面を上記ハウジング部15の外端面に突き当てた状態で、上記円筒部17に揺動かしめ型25を突き当てる事により、この円筒部17を径方向外方に塑性変形させる。
次に、図7は、前記特許文献1の記載に則した構造の第2例を示している。この図7に示した車輪支持用転がり軸受ユニット1aの場合には、上述した第1例の場合とは逆に、第一の内輪部材3aの内半部に内径側嵌合部14aを、第二の内輪部材4aの外半部に外径側嵌合部12aを、それぞれ形成している。そして、上記内径側嵌合部14aの先端部に設けた円筒部17aを径方向外方に塑性変形して成るかしめ部18aにより、上記外径側嵌合部12aの内端面を抑え付けて、上記第一、第二の内輪部材3a、4a同士を結合固定し、ハブ5aとしている。上記外径側嵌合部12aと上記内径側嵌合部14aとの設置位置を逆にし、その結果、上記両内輪部材3a、4a同士の結合部の構成各部の位置が、車両の幅方向に関して内外逆になった以外の構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
上述の図6〜7に示した様な車輪支持用転がり軸受ユニット1、1aを造る場合、上記第一の内輪部材3、3aと上記第二の内輪部材4、4aとの結合強度を確保する為に、上記円筒部17、17aを上記かしめ部18、18aに塑性変形させる力を大きくする必要がある。この為、このかしめ部18、18aが、外径側嵌合部12、12aの軸方向外端面(図6に示した第1例の構造の場合)或いは内端面(図7に示した第2例の構造の場合)を強く押圧する。この様に、上記かしめ部18、18aが、外径側嵌合部12、12aの軸方向端面を押圧する力が過大になると、上記外径側嵌合部12、12aを構成する金属材料の弾性限界を超える可能性がある。そして、弾性限界を越えた場合には、上記外径側嵌合部12、12aの軸方向端面で上記かしめ部18、18aにより抑え付けられた部分が凹み(陥没し)、このかしめ部18、18aによる、上記第一の内輪部材3、3aと上記第二の内輪部材4、4aとの結合強度の確保が難しくなるだけでなく、著しい場合には、上記凹んだ部分を起点とする亀裂等の損傷を発生し易くなる。1対の内輪部材同士を、かしめ部により結合固定して成る車輪支持用転がり軸受ユニットに関して、この内輪部材の一部を焼き入れ硬化した構造を記載した刊行物として、特許文献3がある。但し、この特許文献3に記載された発明の場合、外径側嵌合部の内周面を焼き入れ硬化してはいるが、この外径側嵌合部の軸方向端面でかしめ部により抑えられる部分に関しては、特に焼き入れ硬化する事は意図していない。
特許第3651196号公報 特許第3674735号公報 特開2003−89301号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、第一、第二の両内輪部材のうちの一方に設けられた外径側嵌合部の軸方向端面で、かしめ部により抑え付けられる部分の弾性限界を高くし、この部分を塑性変形しにくくする事により、第一、第二の両内輪部材同士の結合強度、更には耐久性を確保できる車輪用転がり軸受ユニットを実現すべく発明したものである。
本発明の製造方法の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットは、前述の図6、7に示した従来構造と同様に、外輪と、第一の内輪部材と、第二の内輪部材と、複数個の転動体とを備える。
このうちの外輪は、外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有する。
又、上記第一の内輪部材は、上記外輪から突出した部分の外周面に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、上記複列の外輪軌道のうちの一端寄り部分の外輪軌道と対向する部分の外周面に第一の内輪軌道を、それぞれ設けている。
又、上記第二の内輪部材は、外周面の中間部若しくは一端寄り部分に第二の内輪軌道を有し、上記第一の内輪部材と結合固定されてハブを構成する。
又、上記各転動体は、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けている。
更に、上記第一、第二の内輪部材のうちの一方の内輪部材の少なくとも軸方向一部に外径側嵌合部を、他方の内輪部材の軸方向一部に内径側嵌合部を、それぞれ形成している。
そして、この外径側嵌合部をこの内径側嵌合部に外嵌した状態で、この内径側嵌合部の軸方向端部に設けた円筒部を径方向外方に塑性変形させる事により造られたかしめ部で、上記外径側嵌合部の軸方向端面を抑え付ける事により、上記第一、第二の内輪部材同士を結合して、上記ハブとしている。
特に、本発明の車輪用転がり軸受ユニットに於いては、上記外径側嵌合部の軸方向端面で、上記かしめ部により抑え付けられる部分の表面部分に、熱処理硬化層を形成している。
この様な本発明を実施する場合に、好ましくは、請求項2に記載した様に、上記熱処理硬化層の外径寸法を、上記かしめ部の外径寸法よりも大きくする。
又、請求項3に記載した様に、上記熱処理硬化層を、高周波熱処理により形成する。
更に、本発明を実施する場合に、例えば請求項4に記載した様に、上記第二の内輪部材の他端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部を、上記外径側嵌合部の内周面に雌セレーション溝を、内径側嵌合部の外周面に雄セレーション溝を、それぞれ形成し、これら雄セレーション溝と雌セレーション溝とをセレーション係合させる。
上述の様な本発明の車輪用転がり軸受ユニットによれば、第一、第二の両内輪部材のうちの一方に設けられた外径側嵌合部の軸方向端面で、かしめ部により抑え付けられる部分の弾性限界を高くできる。この為、この部分を塑性変形しにくくする事により、第一、第二の両内輪部材同士の結合強度、更には耐久性を確保できる車輪用転がり軸受ユニットを実現できる。
特に、請求項2に記載した様に、熱処理硬化層の外径寸法を上記かしめ部の外径寸法よりも大きくすれば、このかしめ部により上記軸方向端面に加えられる力を広い範囲で支承して、上記塑性変形をより確実に防止できる。
又、請求項3に記載した様に、上記熱処理硬化層を高周波熱処理により形成すれば、所望の性状(形状、硬度)を有する熱処理硬化層を、容易に得られる。即ち、上記熱処理硬化層として、所望の性状のものを得られれば、形成の為の手段は特に問わないが、高周波熱処理によれば、高周波加熱コイルの形状、周波数、出力等を適切に調節する事で、表面積、深さ、硬度等の性状を所望通りに規制した上記熱処理硬化層を、容易に、且つ、安定して得られる。
更に、請求項4の構造により実施すれば、駆動輪用の車輪用転がり軸受ユニットの性能向上を図れる。
[実施の形態の第1例]
図1〜2は、全請求項に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、第一の内輪部材3に設けた外径側嵌合部12の軸方向外端面の一部で、かしめ部18により抑え付けられる部分に熱処理硬化層21(図1〜2に斜格子を付した部分)を形成して、この部分の硬度を高くした点にある。上記第一の内輪部材3と第二の内輪部材4とを組み合わせて成る車輪支持用転がり軸受ユニット1(図6参照)の構造及び作用に関しては、前述の特許文献1、2に記載されたものを含めて、従来構造と同様であるから、重複する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例の場合には、上記第一の内輪部材3の内径側部分に設けた外径側嵌合部12の内周面の軸方向外端寄り部分から軸方向外端面に掛けての部分に上記熱処理硬化層21を、高周波熱処理により形成している。又、上記第一の内輪部材3の外周面の軸方向中間部乃至内端部にも、別の熱処理硬化層22を形成している。この別の熱処理硬化層22は、シールリップの摺動面の摩耗防止の為、第一の内輪軌道10の転がり疲れ寿命確保の為に設けるもので、一般的な車輪用転がり軸受ユニットのものと同様で、本発明の特徴である上記熱処理硬化層21とは関係ない。但し、この熱処理硬化層21は、上記別の熱処理硬化層22と連続しない様に、独立して設けている。この理由は、硬い代わりに靱性の乏しいこれら両熱処理硬化層21、22同士が連続する事を防止して、上記第一の内輪部材3の靱性を確保する為である。
上記熱処理硬化層21を設けた、上記第一の内輪部材3は、第二の内輪部材4と組み合わせた状態で、かしめ部18により結合されて、ハブ5を構成している。上記熱処理硬化層21の外径D21は、このかしめ部18の外径D18よりも大きく(D21>D18)、従って、このかしめ部18は、上記熱処理硬化層21のみを抑え付けている。言い換えれば、このかしめ部18が、上記第一の内輪部材3の軸方向外端面のうちで、金属材料が生のまま(熱処理硬化せずに元の硬度のまま)の部分に突き当たる事はない。
本例の車輪用転がり軸受ユニットは、上述の様に構成しているので、上記かしめ部18の加工による、上記第一、第二の両内輪部材3、4同士の結合固定に伴って、上記第一の内輪部材3に設けられた外径側嵌合部12の軸方向外端面部分を構成する金属材料の弾性限界を超える事がない。この為、上記外径側嵌合部12の軸方向外端面で上記かしめ部18により抑え付けられた部分が凹む(陥没する)事がなく、このかしめ部18による、上記第一の内輪部材3と上記第二の内輪部材4との結合強度を十分に確保できる。又、上記かしめ部18により抑え付けられた部分を起点とする亀裂等の損傷が発生する事も確実に防止できる。
更に、図示の例では、上記かしめ部18が直接突き当たる部分だけでなく、このかしめ部18の加工に伴って大きな応力が発生する、この部分の周囲部分、上記外径側嵌合部12の軸方向外端面と内周面とを連続させる面取り部分にも、上記熱処理硬化層21を形成している。この為、上記かしめ部18の加工に伴ってこれら各部分に、凹み、亀裂等の損傷が発生する事も、確実に防止できる。尚、上記熱処理硬化層21の深さは、一般的な乗用車用の車輪支持用転がり軸受ユニットの場合で2〜3mm程度が適切である。又、上記熱処理硬化層21の外径D21をかしめ部18の外径D18よりも大きくする程度(D21−D18)は、同様の条件で、1〜5mm程度が適切である。
[実施の形態の第2例]
図3〜4も、全請求項に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、前述の図7に示した、従来構造の第2例に関して、本発明を適用した場合に就いて示している。この為に本例の場合には、第一の内輪部材3a側に設けた内径側嵌合部14aの先端部に設けた円筒部17aを径方向外方に塑性変形して成るかしめ部18aにより抑え付けられる、第二の内輪部材4a側に設けた外径側嵌合部12aの内端面部分に、熱処理硬化層21a(図3〜4に斜格子を付した部分)を形成している。又、本例の場合には、第二の内輪部材4aの軸方向外半部の外周面だけでなく、この第二の内輪部材4aの軸方向内半部に設けた等速ジョイントの外輪となるハウジング部15の内周面にも熱処理硬化層23を、全周に亙り形成している。その他、本発明の特徴となる部分の構成及び作用に関しては、上記実施の形態の第1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図5は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、第一の内輪部材3bに設けた外径側嵌合部12の内周面の軸方向外半部に凹凸部24を、ローレット加工により形成している。そして、上記外径側嵌合部12の軸方向外端面に形成した熱処理硬化層21b(図5に斜格子を付した部分)を、上記凹凸部24部分まで延長して形成している。熱処理硬化層21bの加工を凹凸部24形成後に行なう事は勿論である。この様な本例の場合には、第二の内輪部材4bに設けた内径側嵌合部14の軸方向外端部にかしめ部18を形成するのに伴って、この内径側嵌合部14の外周面が上記凹凸24部分に食い込み、この内径側嵌合部14と上記外径側嵌合部12との相対回転を阻止して、ハブ5bを構成する。その他、本発明の特徴となる部分の構成及び作用に関しては、上記実施の形態の第1〜2例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
本発明の実施の形態の第1例を示す、内径側嵌合部の外周面に雄セレーション溝を形成する状態を、一部を省略した状態で示す半部断面図。 図1のA部拡大図。 本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同様の図。 図3のB部拡大図。 本発明の実施の形態の第3例を示す、図1と同様の図。 車輪支持用転がり軸受ユニットの従来構造の第1例を示す半部断面図。 同第2例を示す半部断面図。
符号の説明
1、1a 車輪支持用転がり軸受ユニット
2 外輪
3、3a、3b 第一の内輪部材
4、4a、4b 第二の内輪部材
5、5a、5b ハブ
6 転動体
7 第一の取付フランジ
8 外輪軌道
9 第二の取付フランジ
10 第一の内輪軌道
11 雌セレーション溝
12、12a 外径側嵌合部
13 雄セレーション溝
14、14a 内径側嵌合部
15 ハウジング部
16 第二の内輪軌道
17、17a 円筒部
18、18a かしめ部
19 内周面側円筒面部
20 外周面側円筒面部
21、21a、21b 熱処理硬化層
22 熱処理硬化層
23 熱処理硬化層
24 凹凸部
25 揺動かしめ型

Claims (4)

  1. 外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有する外輪と、この外輪から突出した部分の外周面に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、上記複列の外輪軌道のうちの一端寄り部分の外輪軌道と対向する部分の外周面に第一の内輪軌道を、それぞれ設けた第一の内輪部材と、外周面の中間部若しくは一端寄り部分に第二の内輪軌道を有し、上記第一の内輪部材と結合固定されてハブを構成する第二の内輪部材と、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ設けた転動体とを備え、上記第一、第二の内輪部材のうちの一方の内輪部材の少なくとも軸方向一部に形成した外径側嵌合部を、他方の内輪部材の軸方向一部に内径側嵌合部を、それぞれ形成すると共に、この外径側嵌合部をこの内径側嵌合部に外嵌した状態で、この内径側嵌合部の軸方向端部に設けた円筒部を径方向外方に塑性変形させる事により造られたかしめ部で、上記外径側嵌合部の軸方向端面を抑え付ける事により、上記第一、第二の内輪部材同士を結合して上記ハブとしている車輪用転がり軸受ユニットに於いて、上記外径側嵌合部の軸方向端面で上記かしめ部により抑え付けられる部分の表面部分に、熱処理硬化層を形成した事を特徴とする車輪用転がり軸受ユニット。
  2. 熱処理硬化層の外径寸法がかしめ部の外径寸法よりも大きい、請求項1に記載した車輪用転がり軸受ユニット。
  3. 熱処理硬化層が高周波熱処理により形成されたものである、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した車輪用転がり軸受ユニット。
  4. 第二の内輪部材の他端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部を、外径側嵌合部の内周面に雌セレーション溝を、内径側嵌合部の外周面に雄セレーション溝を、それぞれ形成し、これら雄セレーション溝と雌セレーション溝とをセレーション係合させている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した車輪支持用転がり軸受ユニット。
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