JP2006054034A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体記憶装置におけるセンスアンプノードの負荷を軽減して高速の内部データ読出を実現する。
【解決手段】 データ1ビットあたり複数個配置されるメモリブロック(MB)各々を2つのサブアレイ(MAU,MAL)に分割し、それぞれに対して、別々にローカルデータ線(LDU,LDL)を設け、分離ゲート(IGU,IGL)を介してセンスアンプ(SA)に結合する。選択メモリブロックの選択サブアレイにおいてメモリセルが選択されて、選択セルのビット線(BL、BLC)が対応のローカルデータ線に結合される。選択サブアレイのローカルデータ線対のみをセンスアンプに結合してセンス動作を行ない、リードドライバ(RDR)を介してグローバル読出データ線(GDOC)を駆動する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、半導体記憶装置に関し、特に、スタティック型半導体記憶装置(SRAM:スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)に関する。より特定的には、この発明は、SRAMの内部データ読出部の構成および内部データ転送部の構成に関する。
SRAMは、メモリセルがラッチ回路で構成されており、相補データが、メモリセル内部の記憶ノードに保持される。したがって、SRAMセルは、電源が供給されている間、安定にデータを記憶することができ、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のようにキャパシタの充電電荷で情報を記憶する構成と異なり、記憶データのリフレッシュを行なうことは要求されない。したがって、SRAMは、DRAMに比べて、制御が容易であり、各種処理システムにおいて広く用いられている。
また、SRAMは、行および列(ワード線およびビット線)を同時に選択しても、メモリセルデータは正確に読出されるため、DRAMに比べて高速アクセスが可能であり、サイクル時間が短く、キャッシュメモリなどの高速メモリとして広く利用されている。
このようなSRAMを始めとする各種メモリに対しても、近年の処理システムの高速化に伴ってさらに高速アクセスを実現することが要求される。このような半導体記憶装置の高速化を実現する構成の一例が、特許文献1(特開平6−333389号公報)において示されている。
この特許文献1は、DRAMのデータ読出を高速化する構成を示している。すなわち、特許文献1に示される構成においては、選択列を共通データ線に接続する列選択ゲートの相互コンダクタンスgmを増大させるために、列選択信号の電圧レベルを、内部電源電圧よりも高いレベルに昇圧し、低抵抗で選択列のビット線(センスアンプ)を共通データ線に結合する。
この特許文献1に示される構成においては、またメモリアレイは、ビット線を分割するようにブロック分割構造に形成され、分割ビット線の間にセンスアンプが配置され、いわゆる「シェアードセンスアンプ」構成が用いられる。ビット線の負荷を軽減して、センスアンプに対するメモリセルの読出電圧を増大し、また高速でセンスアンプにメモリセルデータを転送することにより、高速読出を実現することを図る。
また、SRAMのデータ読出部のセンスアンプを高速化することを意図する構成が、特許文献2(特開平6−119785号公報)に示されている。この特許文献2に示される構成においては、内部データ線へ、選択列のビット線対が結合される。この内部データ線上の信号変化を、カレントミラー型センスアンプで検出する。特許文献2は、このセンスアンプの読出信号波形を対称波形とするために、2段のカレントミラー型センスアンプを設け、初段のセンスアンプにおいて内部データ線対の相補信号に従って相補なミラー電流を生成し、この相補ミラー電流により次段センスアンプを駆動して、メインアンプまたは出力バッファへ最終読出データを転送する。
この特許文献2においては、また、内部データバス線の信号振幅を小さくするバス負荷回路を配置して、信号振幅を制限して高速で内部データ転送を実現することを図る。
また、データを高速で読出すために2つのメモリプレーン各々に内部データ線を設け、選択メモリプレーンに対して設けられた内部データ線をスイッチ回路を介してセンスアンプに接続する構成が、特許文献3(特開昭59−139193号公報)に示されている。この特許文献3に示される構成においては、メモリマットが、行方向に2つのメモリプレーンに分割され、メモリプレーン各々が行列状に配列されるスタティック型メモリセルを含む。各メモリプレーンに対応して内部データ線が配置される。選択メモリプレーンの列選択回路により、選択列のビット線対が対応の内部データ線に結合される。次いで、この内部データ線が、スイッチ回路を介してセンス増幅器に結合されて、データの読出が行なわれる。内部データ線を分割構造とすることにより、各内部データ線に接続される列選択回路内の列選択ゲートの数を低減し、応じて内部データ線の寄生容量を低減し、高速で、センスアンプに、選択ビット線からの読出データを伝達することを図る。
また、書込および読出を高速化することは意図する構成が、特許文献4(特開平10−106265号公報)に示されている。この特許文献4に示される構成においては、メモリマットをビット線方向に沿って2つのメモリブロックに分割する。各メモリブロックに対して共通ビット線(内部データ線)を配置し、選択列のビット線を対応の共通ビット線に結合する。メモリブロックに共通に、センスアンプおよびライトドライバが配置される。選択メモリブロックの共通ビット線を選択回路により選択して、センスアンプおよびライトドライバに結合する。
特許文献4は、ビット線を分割構造とすることにより、1つのビット線に接続されるメモリセルの数を低減し、応じてビット線負荷を低減する。このビット線負荷の低減により、ビット線の充放電(プリチャージを含む)を高速化し、アクセス時間を短縮することを図る。
特開平6−333389号公報 特開平6−119785号公報 特開昭59−139193号公報 特開平10−106265号公報
特許文献1に示される構成においては、DRAMのシェアードセンスアンプ構成における選択列と共通データ線との接続の低抵抗化を図る。しかしながら、DRAMにおいては、メモリセル列(ビット線対)それぞれに対応してセンスアンプが配置され、選択メモリブロックの各ビット線対がそれぞれ、ビット線分離ゲートを介して対応のセンスアンプに結合される。列選択ゲートにより、選択列のセンスアンプ(ビット線対)が共通データ線に結合される。この共通データ線は、内部読出データを、出力バッファ回路にまで転送するため、長距離にわたって延在して配置され、その負荷は大きい。また、この共通データ線には、さらに内部読出データを増幅するメインアンプおよびデータ書込を行なうライトドライバが接続され、その負荷が大きい。
この特許文献1は、単に選択列のビット線対(センスアンプ)を低抵抗で共通データ線に接続する構成を示すだけであり、この共通データ線の負荷がデータ読出に及ぼす影響については何ら考慮しておらず、また、共通データ線の負荷を軽減する構成については何ら考慮していない。SRAMにおいては、センスアンプは、選択列のビット線対と内部データ線を介して結合される。したがって、このようなSRAMセンスアンプは、内部データ線上に現われるメモリセルデータに応じた信号振幅を高速で増幅することが要求される。上述のように、内部データ線には、ライトドライバなどが結合されており、負荷が大きい。したがって、この特許文献1に示されるようなDRAMのシェアードセンスアンプ構成を、単純にSRAMのセンスアンプの部分に適用することはできない。
また、DRAMにおいては、センスアンプによりメモリセルデータを増幅してラッチした後に、列選択動作が行なわれ、選択列のビット線対(センスアンプ)が共通データ線に結合される。したがって、選択列のメモリセルデータに応じた信号振幅だけをセンスアンプに伝達して増幅して内部読出データを生成するSRAMの構成に対して、この特許文献1のDRAMセンスアンプの構成を適用することはできない。
また、特許文献2に示される構成においては、センスアンプを複数段縦続接続して、対称的な信号波形の内部読出データを生成して小振幅の内部データを転送することを図る。この特許文献2においては、また、内部データバスが、複数のメモリブロックに対して共通に配置され、選択ブロックのメモリセルデータが読出されるブロック分割構造が示される。各ブロックにおいてローカルデータ線が配置され、ローカルデータ線を、列選択機能を備える読出アンプによりメモリセルデータに従って駆動し、ローカルデータ線の信号をローカルセンスアンプにより増幅する。選択メモリブロックに対するブロック読出アンプが活性化され、対応のローカルセンスアンプの出力信号に従って共通内部データ線を駆動する。
共通内部データ線には各メモリブロックに対応してブロック読出アンプが配置され、これらのブロック読出アンプの負荷が共通内部データ線に結合される。この共通データ線が最終内部データを生成するセンス・メインアンプに結合される。対称波形のデータを生成するために、この特許文献2に示される構成においては、メインアンプが、相補電流を共通データ線電圧に従って生成するセンスアンプと並行して、負荷の大きな共通内部データバスに結合される。メモリアレイがブロック分割構造とされ、選択ブロックが内部読出データを共通データ線を介してセンスアンプへ伝達する構成において、共通内部データバスの負荷を軽減する問題については、この特許文献2は何ら考慮していない。すなわち、この特許文献2は、内部データ転送をセンスアンプ負荷のばらつきに係らず高速に行うために、信号波形を整形することを意図しているだけであり、内部データバスの負荷が大きい場合のデータ転送速度の問題、および内部データバスの負荷を軽減して、データ読出を高速化する構成については何ら考慮していない。
特許文献3に示される構成においては、ワード線方向に沿って2つのメモリプレーンが配置され、選択メモリプレーンに対応して配置される内部データ線がセンスアンプに結合される。したがって、この構成の場合、ビット線方向についてのメモリプレーンは分割されていないため、ビット線方向にメモリセルの数が増大した場合、ビット線負荷が大きくなり、高速読出を行なうことができなくなるという問題が生じる。
この特許文献3は、単に内部データ線を分割構造として内部データ線の負荷を軽減することのみを考慮しており、センスアンプに対するビット線負荷を軽減することについては何ら考慮していない。
また、特許文献4に示される構成においては、メモリブロックが2つに分割され、この2つのメモリブロックの間に、共通データ線選択回路およびセンスアンプ/ライトドライバが配置される。したがって、ビット線非分割構造に比べて、ビット線分割構造とすることにより、ビット線負荷を半減することができる。しかしながら、メモリセルの数が、さらに増大した場合、同様、ビット線の負荷が増大するため高速の書込/読出を行なうことができなくなるという問題が生じる。この特許文献4においては、ビット線を2分割構造とすることは考慮されているものの、メモリセルの数がさらにビット線方向に増大した場合のビット線負荷の増大の問題については何ら考慮していない。
それゆえ、この発明の目的は、センスアンプが接続する内部データバスの負荷を軽減して高速でデータを読出すことのできる半導体記憶装置を提供することである。
この発明の他の目的は、チップレイアウト面積を増大させることなく、高速で内部読出データを転送することのできるスタティック型半導体記憶装置を提供することである。
この発明の第1の観点に係る半導体記憶装置は、行列状に配列されるメモリセルを有する互いに整列して配置される複数のメモリブロックを含む。各メモリブロックは、各々が、行列状に配列されるスタティック型メモリセルと、各メモリセル列に対応して配置され、各々に対応の列のメモリセルが接続する複数のビット線対とを含む第1および第2のサブアレイを含む。
この発明の第1の観点に係る半導体記憶装置は、さらに、各メモリブロックについて第1および第2のサブアレイに共通に配置され、活性化時、第1および第2のセンスノードの電位を差動的に増幅するセンスアンプと、各メモリブロックについて第1のサブアレイに対応して配置される第1のデータ線対と、各メモリブロックについて第2のサブアレイに対応して配置される第2のデータ線対と、各メモリブロックについて第1のサブアレイに対応して配置され、第1のサブアレイの選択時、与えられた列選択信号に従って第1のサブアレイの選択列のビット線対を第1のデータ線対に結合する第1の列選択回路と、各メモリブロックについて第2のサブアレイに対応して配置され、第2のサブアレイの選択時、与えられた列選択信号に従って第2のサブアレイの選択列に対応するビット線対を第2のデータ線対に結合する第2の列選択回路と、各メモリブロックについて少なくともサブアレイ選択信号に従って第1のデータ線対をセンスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する第1の接続制御回路と、各メモリブロックについて少なくともサブアレイ選択信号に従って第2のデータ線対をセンスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する第2の接続制御回路と、複数のメモリブロックのセンスアンプに共通に配置され、選択センスアンプからのデータを転送するグローバル読出データ線を含む。
この発明の第2の観点に係る半導体記憶装置は、1つのデータビットに対応して配置される複数のメモリブロックを含む。これら複数のメモリブロックの各々は、行列状に配列される複数のスタティック型メモリセルと、各メモリセル列に対応して配置され、各々に対応の列のメモリセルが接続する複数のビット線対とを含む第1および第2のサブアレイを含む。
この発明の第2の観点に係る半導体記憶装置は、さらに、各メモリブロックについて、第1および第2のサブアレイにそれぞれ対応して配置される第1および第2のデータ線対と、各メモリブロックについて、第1のサブアレイに対応して配置され、与えられた列選択信号に従って第1のサブアレイの選択列のビット線対を第1のデータ線対に結合する第1の列選択回路と、各メモリブロックについて、第2のサブアレイに対応して配置され、与えられた列選択信号に従って第2のサブアレイの選択列のビット線対を第2のデータ線対に結合する第2の列選択回路と、各メモリブロックについて、第1および第2のサブアレイの間に第1および第2のサブアレイに整列して配置されるカラム回路領域内に配置され、少なくともサブアレイ選択信号に従って第1および第2のデータ線対の一方を選択するデータ線選択回路と、各メモリブロックについて、第1および第2のサブアレイの間のカラム回路領域内に配置され、活性化時データ線選択回路により選択されたデータ線から与えられたデータを増幅するセンス読出回路と、各メモリブロックについて、第1および第2のサブアレイの間のカラム回路領域内に配置され、データ線選択回路により選択されたデータ線対に内部書込データを伝達する内部書込回路と、複数のメモリブロックに共通に配置され、かつ各メモリブロックのセンス読出回路および内部書込回路に共通に結合されて内部データを転送するグローバルデータバスを含む。
各メモリブロックをサブアレイに分割し、サブアレイそれぞれに対してデータ線を設け、選択サブアレイに対するデータ線をセンスアンプのセンスノードに結合する。したがって、データ線には、対応のサブアレイの列選択回路の列選択ゲート(各ビット線対に対応して配置される)の容量およびビット線負荷が接続されるだけであり、センスアンプのデータ線の負荷を軽減することができ、ビット線分割構造によるビット線負荷の軽減の効果を内部データ線に対しても同様に反映させることができ、メモリセル行数増大時においても高速のデータ読出を実現することができる。
また、データ1ビット当り複数のメモリブロックを配置し、各メモリブロックを第1および第2のサブアレイに分割しこれらの第1および第2のサブアレイ間にセンス読出回路および内部書込回路を配置することにより、ビット線の長さをメモリセル数増大時においても短くすることができ、応じてビット線負荷が軽減され、内部データ線の負荷が応じて軽減されて高速の書込/読出を実現することができる。また、グローバルデータバスには、メモリブロックに対応する数のセンス読出回路および内部書込回路が接続されるだけであり、その負荷は小さく、高速で、内部データの転送を行なうことができる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置の要部の構成を概念的に示す図である。図1において、メモリアレイは、複数のIOブロックIOB0−IOBnに分割される。これらのIOブロックIOB0−IOBnは、それぞれ、外部の入力データDIおよび外部出力データDOの1ビットに対応する。IOブロックIOB0−IOBnそれぞれにおいて、データの入出力が並行して行なわれる。
IOブロックIOB0−IOBnは、各々、複数のメモリブロックMBに分割される。図1においては、IOブロックIOB0におけるメモリブロックMBを代表的に示す。メモリブロックMBは、さらに、サブアレイMAUおよびMALに分割される。IOブロックIOB0−IOBnそれぞれにおいて、1つのメモリブロックMBが選択され、さらに、選択メモリブロックにおけるサブアレイMAUおよびMALの一方が選択される。
IOブロックIOB0−IOBnは、それぞれ、内部データの書込/読出を行なう書込/読出回路WRK0−WRKnと、書込/読出回路WRK0−WRKnと選択サブアレイとの分離/接続を行なうサブアレイ分離/接続部ISK0−ISKnを含む。サブアレイMAUおよびMALは、それぞれ、後にその構成は詳細に説明するように、メモリセルが行列状に配列され、各メモリセル列に対応してビット線対が接続される。選択サブアレイのビット線を、対応のサブアレイ分離/接続部ISK0−ISKnを介して書込/読出回路WRK0−WRKnに接続することにより、書込/読出回路WRK0−WRKnの負荷、特に、読出回路を構成するセンスアンプのセンスノードの負荷を軽減して、高速のデータ読出を実現する。
また、各IOブロックにおいて、ビット線がサブアレイ単位で分割構造とされるため、ビット線負荷を軽減することができ、高速でビット線の充放電を行うことができ、高速アクセスが実現される。
さらに、各IOブロックにおいて、メモリセルの行の数が増大しても、メモリブロックの数を増大することにより対応することができ、ビット線負荷の増大を抑制することができ、応じてローカルデータ線(内部データ線;センスノード)の負荷を軽減することができ、高速のセンス動作を実現することができる。
また、記憶容量の変更に対してもメモリブロックの数の変更により対応することができ、メモリの仕様変更に対しても容易に対応することができ、設計効率が改善される。
書込/読出回路WRK0−WRKnは、それぞれ、グローバルデータバスGDB0−GDBnを介して入出力回路IOCKに結合される。これらのグローバルデータバスGDB0−GDBnは、内部書込データおよび内部読出データを別々のデータ線を介して転送するIO分離構造に形成されてもよく、また、内部書込データと内部読出データが共通のデータ線を介して伝達される共通IO線構造に形成されてもよい。
入出力回路IOCKは、各IOブロックIOB0−IOBnと入力データDIまたは出力データDOを授受する。データDIおよびDOは、各IOブロックIOB0−IOBnに対応するデータビットを含む多ビットデータである。
図2は、この発明の実施の形態1における半導体記憶装置の要部の構成を概念的に示す図である。図2において、メモリブロックMBが、サブアレイMAUおよびMALに分割される。サブアレイMAUおよびMAL各々においては、メモリセルMCが行列状に配列され、各メモリセル行に対応してワード線WLが配設され、メモリセル列に対応してビット線対BLPが配置される。図2においては、これらのサブアレイMAUおよびMAL各々において、1つのビット線対BLPと、1つのワード線WLと、これらの交差部に対応して配置されるメモリセルMCを代表的に示す。
サブアレイMAUのビット線対BLPは、列選択ゲートCSGUを介してローカルデータ線LDUに結合され、サブアレイMALのビット線対BLPは、列選択ゲートCSGLを介してローカルデータ線対LDLに結合される。
メモリブロックMBの選択時、選択メモリセルを含むサブアレイの列選択ゲートが、列アドレス信号に従って導通し、選択列のビット線対BLPが対応のローカルデータ線対LDUまたはLDLに接続される。
ローカルデータ線対LDUおよびLDLは、それぞれ、分離ゲートIGUおよびIGLを介してセンスアンプSAおよびライトドライバWDRに結合される。分離ゲートIGUおよびIGLは、図1に示すサブアレイ分離/接続部ISK(ISK0−ISKn)に含まれる。分離ゲートIGUおよびIGLは、選択サブアレイのローカルデータ線対をセンスアンプSAおよびライトドライバWDRに結合する。ライトドライバWDRは、このメモリブロックMBの選択時、グローバル書込データ線GDIC上の内部書込データに従ってメモリセルへの書込データを生成する。センスアンプSAの出力信号は、リードドライバRDRを介してグローバル読出データ線GDOCに伝達される。これらのグローバル書込データ線GDICおよびグローバル読出データ線GDOCが、図1に示すグローバルデータバスGDB(GDB0−GDBn)に対応する。図2においては、グローバルデータバスが、書込データ線と読出データ線とが別々に設けられるIO分離構造の場合を一例として示す。このグローバルデータバスGDOCは、共通IO構造のバスであっても良い。
この図2に示すように、分離ゲートIGUおよびIGLを用いて、選択サブアレイのローカルデータ線対をセンスアンプSAに結合する。非選択のサブアレイをセンスアンプから分離する。したがって、これらのローカルデータ線LDUおよびLDLの寄生容量CpuおよびCplは、一方のみがセンスアンプSAに結合され、このセンスアンプSAのセンスノードの負荷が軽減され、高速で、このセンスアンプSAのセンスノード電位を変化させることができる。
特に、ライトドライバWDRに対しても、分離ゲートIGUおよびIGLを接続することにより、このセンスアンプSAに対するライトドライバWDRの負荷を分離することができ、センスアンプSAの負荷をさらに軽減することができる。特に、SRAMにおいては、この接続/分離部においては、センスアンプ、リードアンプおよびライトドライバが配置され、そのサブアレイ間のセンスアンプ配置領域の占有面積は大きい。従って、ローカルデータ線を、サブアレイMAUおよびMALに共通に配置した場合、その配線長が長くなり、負荷が大きくなる。このため、ビット線を分割構造としてセンスアンプに接続することによりビット線負荷を低減する効果が、ローカルデータ線の負荷により損なわれる。ローカルデータ線を、分割構造としてサブアレイそれぞれに設け、選択サブアレイのみをセンスアンプに接続する。この分割ローカルデータ線構造により、センスアンプSAに対するローカルデータ線の負荷を軽減することができ、ビット線分割構造の効果を十全に発揮することができる。
また、メモリセル行の数が増大しても、メモリブロックの数を増大させることにより、各メモリブロックのビット線負荷の増大を抑制することができ、高速のデータ読出を実現することができる。グローバル読出データ線の長さが長くなるもののリードドライバが結合されるだけであり、その負荷の増大は小さく、また、リードドライバにより高速でグローバル読出データ線GDOCを駆動することができる。以下、各部の構成について具体的に説明する。
図3は、この発明に従う半導体記憶装置において用いられるメモリセルMCの構成の一例を示す図である。図3において、メモリセルMCは、電源ノードと記憶ノードSNの間に接続されかつそのゲートが記憶ノードSNCに接続されるPチャネルMOSトランジスタP1と、電源ノードと記憶ノードSNCの間に接続されかつそのゲートが記憶ノードSNに接続されるPチャネルMOSトランジスタP2と、記憶ノードSNと接地ノードの間に接続されかつそのゲートが記憶ノードSNCに接続されるNチャネルMOSトランジスタN1と、記憶ノードSNCと接地ノードとの間に接続されかつそのゲートが記憶ノードSNに接続されるNチャネルMOSトランジスタN2と、ワード線WL上の信号電位に応答して、記憶ノードSNおよびSNCをそれぞれビット線BLおよびBLCに接続するNチャネルMOSトランジスタN3およびN4を含む。
これらのMOSトランジスタP1、P2、N1およびN2が、いわゆるインバータラッチ回路を構成し、記憶ノードSNおよびSNCに、相補データをラッチする。このメモリセルMCは、フルCMOS構成のスタティック型メモリセルであり、電源ノードに電源電圧が供給されている間、記憶ノードSNおよびSNCに、相補データを保持する。
データ読出時においては、ワード線WL選択状態へ駆動され、応じてMOSトランジスタN3およびN4が導通し、ビット線BLおよびBLCに、記憶ノードSNおよびSNCの記憶データに応じた電位変化が相補的に生じる。このビット線BLおよびBLCの電位変化を、図2に示すセンスアンプSAへ転送して、増幅する。
図4は、この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置の1つのIOブロックIOBの構成の一例を概略的に示す図である。図4において、IOブロックIOBは、一例として、4つのメモリブロックMB[0]−MB[3]を含む。これらのメモリブロックMB[0]−MB[3]は、各々、同一構成を有するため、図4においては、メモリブロックMB[3]の構成を代表的に示し、残りのメモリブロックMB[0]−MB[2]については、単にブロックのみで示す。これらのメモリブロックMB[0]−MB[3]は、共通にグローバルデータ線GDOCおよびGDICに結合される。
メモリブロックMB[3]は、2つのサブアレイMAUおよびMALを含む。これらのサブアレイMAUおよびMAL各々においては、メモリセルMCが行列状に配列され、メモリセルMCの各列に対応してビット線対が配設され、また、メモリセルの各行に対応してワード線WLが配置される。図4においては、サブアレイMAUおよびMAL各々において、2行4列に配列されるメモリセルMCを一例として示す。メモリセルMCの各行に対応してワード線WL[0]およびWL[1]が配設される。ビット線対は、メモリセルMCの各列に対応して配置されるビット線BL[0],BLC[0]−BL[3],BLC[3]を含む。サブアレイMALにおいても同様に、2行4列に配列されたメモリセルMCに対して、ワード線およびビット線対が、それぞれメモリセル行およびメモリセル列に対応して配設される。この図4においては、図面の煩雑化を避けるため、メモリサブアレイMALにおいては、ビット線対BLP、ビット線BLおよびBLCおよびワード線WLの符号を代表的に示す。
サブアレイMAUおよびMALそれぞれに対して、ワード線WLを、与えられたアドレス信号に従って選択状態へ駆動するためのロウデコード回路XDが設けられる。サブアレイMAUおよびMALの間に、選択サブアレイのメモリセルデータの読出および選択メモリセルへのデータの書込を行なうカラム回路YCが設けられる。これらのメモリブロックMB[0]−MB[3]のカラム回路YCは、グローバルデータ線GDOCおよびGDICに共通に結合され、入出力回路IOKとの間で内部データの転送を行なう。入出力回路IOKは、図1に示す入出力回路IOCKのうちの1ビットのデータを入出力する回路部分を示す。
カラム回路YCは、図1に示されるサブアレイ分離/接続部ISKおよび書込/読出回路WRKに含まれ、メモリブロックMBに対応してサブアレイMAUおよびMALの間に配置される。すなわち、図1に示すサブアレイ分離/接続部ISKおよび書込/読出回路WRKが、各メモリブロックに対応してカラム回路YCとして分割かつ分散して配置される。従って、カラム回路YCは、その構成は後に詳細に説明するが、サブアレイの分離/接続および書込/読出の機能を実現する。
メモリブロックMB[0]−MB[3]の動作を制御するために、外部からのクロック信号CLK、この半導体記憶装置が選択されたことを示すチップセレクト信号CSC、およびデータ書込を示す書込信号WECに従って、内部クロック信号ICLK、リードイネーブル信号REおよび内部書込指示信号(図示せず)を生成する制御回路CTLが設けられる。この制御回路CTLからの内部クロック信号ICLKおよびリードイネーブル信号REが、アドレス信号ADとともに、メモリブロックMB[0]−MB[3]それぞれに設けられるローカル制御回路LCへ与えられる。このローカル制御回路LCに対しては、また、内部書込指示信号が与えられブロック単位での書込の制御が行われるが、図4においては、この書込指示信号(ライトイネーブル信号)の経路は示していない。
ローカル制御回路LCは、このアドレス信号ADに含まれるメモリブロック選択信号およびサブアレイ選択信号に従って、データ読出時、内部クロック信号ICLKおよびリードイネーブル信号REの規定するタイミングでカラム回路YCを選択的に活性化する。
メモリブロックMB[0]−MB[3]各々において、サブアレイMAUおよびMALを設け、それらの間にカラム回路YCを配置することにより、ビット線BLおよびBLCが、各サブアレイMAUおよびMAL内においてのみ延在し、ビット線分割構造を実現して、ビット線の長さを短くし、ビット線に接続されるメモリセルの数を低減して、ビット線負荷を軽減する。
さらに、カラム回路YCにおいて、ローカル制御回路LCの制御の下に、選択サブアレイのみをセンスアンプおよびライトドライバに接続することにより、さらに、このカラム回路の駆動負荷を軽減する。
入出力回路IOKは、データ読出時、制御回路CTLからのリードイネーブル信号REの活性化に応答して、グローバル読出データ線GDOC上の信号に従って外部読出データDOを生成する。
図5は、図4に示すカラム回路YCの構成を概略的に示す図である。このカラム回路YCは、サブアレイMAUのビット線対BLU[0],BLCU[0]−BLU[3],BLCU[3]それぞれに対して設けられるビット線プリチャージ回路BPCGと、サブアレイMALのビット線対BLL[0],BLCL[0]−BLL[3],BLCL[3]それぞれに対して設けられるビット線プリチャージ回路BPCGと、列選択信号YSU[0]−YSU[3]に従ってサブアレイMAUのビット線対を選択してローカルデータ線DUおよびDCUに結合する列選択回路YTGUと、列選択信号YSL[0]−YSL[3]に従ってサブアレイMALの指定された列のビット線対を選択して、ローカルデータ線DLおよびDCLにそれぞれ結合する列選択回路YTGLを含む。図2に示すローカルデータ線対LDUが、ローカルデータ線DUおよびDCUに対応し、図2に示すローカルデータ線対LDLが、ローカルデータ線DLおよびDCLに対応する。
ビット線プリチャージ回路BPCGは、プリチャージ指示信号PECの活性化時、対応のビット線を、所定のたとえば電源電位レベルにプリチャージする。
列選択回路YTGUおよびYTGLは、それぞれ対応の列選択信号YSU[0]−YSU[3]およびYSL[0]−YSL[3]の1つが選択状態に駆動されると、対応のビット線対をローカルデータ線DU,DCUおよびDL,DCLに結合する。ローカルデータ線として、サブアレイMAUに対するローカルデータ線DUおよびDCUとサブアレイMALに対するローカルデータ線DLおよびDCLを別々に設けることにより、これらのローカルデータ線の負荷を軽減する。
ローカルデータ線DUおよびDCUの間に、データ線プリチャージ回路DPCGが設けられ、またローカルデータ線DLおよびDCLの間にも、これらのローカルデータ線をプリチャージするデータ線プリチャージ回路DPCGが設けられる。これらのデータ線プリチャージ回路DPCGは、ビット線プリチャージ回路BPCGと同様、プリチャージ指示信号PECの活性化に応答して、対応のローカルデータ線の所定電位レベルへのプリチャージを実行する。
カラム回路YCは、さらに、分離接続制御回路として、センス活性化信号SEを反転するインバータG100と、インバータG100の出力信号SECとサブアレイ指定信号BSCUとを受けるNANDゲートG101と、インバータG100の出力信号SECとサブアレイ指定信号BSCLとを受けるNANDゲートG102と、NANDゲートG102の出力信号がLレベルのとき導通し、ローカルデータ線DUおよびDCUを、センスノードSIおよびSICにそれぞれ結合するPチャネルMOSトランジスタP100およびP101と、NANDゲートG101の出力信号がLレベルのとき導通し、ローカルデータ線DLおよびDCLをセンスノードSIおよびSICへ結合するPチャネルMOSトランジスタP102およびP103を含む。
サブアレイ指定信号BSCLおよびBSCUは、サブアレイ選択信号を構成し、それぞれ、活性化時、サブアレイMALおよびMAUを指定する。
センスノードSIおよびSICに結合されるセンスアンプSAは、一例として、ラッチ型センスアンプで構成され、センス活性化信号SEの活性化時、これらのセンスノードSIおよびSICの電位を差動的に増幅して相補信号SOおよびSOCを生成する。しかしながら、このセンスアンプSAは、カレントミラー型センスアンプで構成されても良い。
ローカルデータ線DUおよびDCUおよびローカルデータ線DLおよびDCLには、それぞれ、データ線プリチャージ回路DPCGが設けられ、それぞれ、プリチャージ指示信号PECの活性化時、対応のデータ線プリチャージ回路DPCGにより所定電位レベルにプリチャージされる。これらのローカルデータ線対に対してデータ線プリチャージ回路を配置することにより。ローカルデータ線の負荷をサブアレイMAUおよびMAL両者に対して同一とすることができ、選択サブアレイに係らず同一タイミングでセンス動作を開始することができ、センスマージンを大きくすることができる。
ローカルデータ線とセンスアンプSAの接続を制御するために、PチャネルMOSトランジスタP100−P103を利用することにより、ローカルデータ線DU,DCUおよびDL,DCLが、たとえば電源電圧レベルにプリチャージされる状態であっても、MOSトランジスタのしきい値電圧損失を伴うことなく、データ線電位を、センスノードSIおよびSICへ伝達することができる。
リードドライバRDRは、インバータG100の出力信号の活性化時(Lレベルのとき)イネーブルされ、センスアンプSAの相補出力信号SOおよびSOCに従ってグローバル読出データ線GDOCを駆動する。
このリードドライバRDRは、センスノードSIの信号SOとインバータG100の出力する補のセンス活性化信号SECとを受けるNORゲートG110と、センスノードSICの信号SOCと補のセンス活性化信号SECとを受けるNORゲートG112と、NORゲートG110の出力信号を反転するインバータG111と、インバータG111の出力信号がLレベルのときに、グローバル読出データ線GDOCを電源ノードに結合するPチャネルMOSトランジスタP110と、NORゲートG112の出力信号がHレベルのとき導通し、グローバル読出データ線GDOCを接地ノードに結合するNチャネルMOSトランジスタN110を含む。
補のセンス活性化信号SECがHレベルであり、センスアンプSAが非活性状態のときには、NORゲートG110およびG112の出力信号はともにLレベルであり、MOSトランジスタP110およびN110がオフ状態となり、このリードドライバRDRは出力ハイインピーダンス状態にある。補のセンス活性化信号SECがLレベルとなると、NORゲートG110およびG112がインバータとして動作し、センスアンプSAの出力信号SOおよびSOCに従って、MOSトランジスタP110およびN110の一方がオン状態となり、グローバル読出データ線GDOCが、電源電位または接地電圧に駆動される。
ライトドライバWDRは、グローバル書込データ線GDIC上の信号を受けるインバータIV1と、インバータIV1の出力信号を反転するインバータIV2と、相補書込活性化信号WENCおよびWENの活性化に応答して、インバータIV1の出力信号を反転するトライステートインバータTIV1と、相補書込活性化信号WENおよびWENCの活性化に応答して活性化され、インバータIV2の出力信号を反転するトライステートインバータTIV2を含む。これらのトライステートインバータTIV1およびTIV2は、非活性化時出力ハイインピーダンス状態にある。1つのメモリブロックにおいて、1つのインバータIV1のみを、グローバル書込データ線GDICに接続することにより、このグローバル書込データ線GDICの負荷を軽減する。
図2に示す分離ゲートIGUおよびIGLの書込データ転送部は、サブアレイ指定信号BSCUと書込活性化信号WENCを受けるNORゲートG103と、NORゲートG103の出力信号がHレベルのとき導通し、トライステートインバータTIV1およびTIV2の出力信号をそれぞれローカルデータ線DCUおよびDUに伝達するNチャネルMOSトランジスタN101およびN100と、補の書込活性化信号WENCとサブアレイ指定信号BSCLとを受けるNORゲートG104と、NORゲートG104の出力信号がHレベルのときに、トライステートインバータTIV1およびTIV2の出力信号を、それぞれ、ローカルデータ線DCLおよびDLに伝達するNチャネルMOSトランジスタN103およびN102を含む。
サブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLは、活性化時(Lレベルのとき)、それぞれ、サブアレイMAUおよびMALを指定する。したがって、データ書込時、補の書込活性化信号WENCが活性化されてLレベルとなると、NORゲートG103およびG104のうち、選択サブアレイに対して設けられたNORゲートの出力信号がHレベルとなり、対応のNチャネルMOSトランジスタN101,N100またはN103,N102が導通し、トライステートバッファTIV1およびTIV2の出力信号が、選択サブアレイに対するローカルデータ線DCU,DUまたはDCL,DLに伝達される。
対応のサブアレイが非選択状態のときには、サブアレイ指定信号BSCUまたはBSCLは、Hレベルであり、NORゲートG103およびG104のうち非選択サブアレイに対するNORゲートの出力信号がLレベルとなり、非選択サブアレイに対するローカルデータ線の書込データの伝達は禁止される。
ローカルデータ線DU,DCUおよびDL,DCLを各サブアレイに対応して分割構造とし、分離ゲートP100−P103およびN100−N103を用いて、選択サブアレイに対するローカルデータ線のみをセンスアンプSAまたはライトドライバWDRに接続することにより、ローカルデータ線DU,DCUおよびDL,DCLの負荷が軽減される。したがって、データ読出時、このラッチ型センスアンプSAに対し、高速で、選択メモリセルデータを伝達して、センス動作を行なってデータの読出を行なうことができる。
なお、図5に示す構成においては、スタンバイ時において、トライステートバッファTIV1およびTIV2が出力ハイインピーダンスとなり、また,MOSトランジスタN100−N103が、全てオフ状態となる。この場合、トライステートインバータTIV1およびTIV2の出力にスタンバイ時に電源電圧などの所定電圧レベルにプリチャージするプリチャージ回路が設けられても良く、また、MOSトランジスタN100−N103が、スタンバイ時に導通状態となる構成が利用されてもよい。
図6は、図5に示すセンスアンプSAの構成の一例を示す図である。図6において、センスアンプSAは、電源ノードとセンスノードSIの間に接続されかつそのゲートがセンスノードSICに接続されるPチャネルMOSトランジスタPQ1と、電源ノードとセンスノードSICの間に接続されかつそのゲートがセンスノードSIに接続されるPチャネルMOSトランジスタPQ2と、センスノードSIと共通ソースノードCSNDの間に接続されかつそのゲートがセンスノードSICに接続されるNチャネルMOSトランジスタNQ1と、センスノードSICと共通ソースノードCSNDの間に接続されかつそのゲートがセンスノードSIに接続されるNチャネルMOSトランジスタNQ2と、センス活性化信号SEの活性化時共通ソースノードCSNDを接地電位を供給する接地ノードに結合するNチャネルMOSトランジスタNQ3を含む。
この図6に示すセンスアンプSAは、MOSトランジスタPQ1,PQ2,NQ1およびNQ2により活性化時インバータラッチを構成する交差結合型センスアンプ、すなわちラッチ型センスアンプである。センス活性化信号SEがLレベルの非活性状態のときには、センスノードSIおよびSICは、プリチャージ電圧レベルにあるかまたは読出データ信号のレベルにある。共通ソースノードCSNDは、この状態においてはハイレベル(プリチャージ電圧に近いレベル)にある。
センス活性化信号SEがHレベルとなると、MOSトランジスタNQ3がオン状態となり、共通ソースノードCSNDが接地電位レベルに設定される。センスノードSIおよびSICは、プリチャージ電圧レベルに近い電圧レベルであり、これらのセンスノードSIおよびSICの低いほうのセンスノードが、MOSトランジスタNQ1またはNQ2により接地電位レベルに放電され、一方、これらのセンスノードSIおよびSICのうちの電位の高いほうのセンスノードは、MOSトランジスタPQ1またはPQ2により電源電圧レベル(電源ノードの電圧レベル)に駆動され、これらのセンスノードSIおよびSICの信号電位差が差動的に増幅され、相補信号SOおよびSOCが生成される。
この交差結合型センスアンプにおいて、センスノードSIおよびSICを、接地電位レベルへ駆動するセンス活性化トランジスタのみが設けられているのは、センスノードSIおよびSICは、電源電圧レベルのプリチャージ電圧レベルに設定されるためである。
この図6に示すような交差結合型センスアンプSAを利用することにより、微小電位差を高速で増幅して、CMOSレベルの信号(電源電圧と接地電位との間で変化する信号)を生成して、相補信号SOおよびSOCを生成することができる。
図7は、図5に示すビット線、ローカルデータ線をそれぞれプリチャージするプリチャージ回路BPCGおよびDPCGの構成の一例を示す図である。これらのビット線およびローカルデータ線をプリチャージするプリチャージ回路BPCGおよびDPCGの構成は同じであり、図7においては、プリチャージ回路PCGをこれらのプリチャージ回路の代表的として示す。プリチャージ回路PCGは、プリチャージ活性化信号PECの活性化に応答して、電源電位をノードND0およびND1にそれぞれ伝達するPチャネルMOSトランジスタPQ3およびPQ4を含む。ノードND0およびND1が、それぞれ、相補ビット線または相補ローカルデータ線に接続される。
プリチャージ活性化信号PECは、活性化時Lレベルであり、ノードND0およびND1は、電源ノードの電圧(電源電圧)レベルにプリチャージされる。プリチャージ活性化信号PECが不活性状態となると、これらのMOSトランジスタPQ3およびPQ4が、非導通状態となり、ノードND0およびND1が電源ノードから分離される。このプリチャージ活性化信号PECは、メモリブロック単位で活性/非活性が制御され、選択メモリブロックにおいてプリチャージ動作が停止されてデータの書込または読出が行われる。非選択メモリブロックは、プリチャージ状態を維持する。
図8は、図5に示す列選択回路YTGUおよびYTGLの構成の一例を示す図である。これらの列選択回路YTGUおよびYTGLは、それぞれ与えられる列選択信号が異なるだけであり、図8においては、列選択回路YTGUの構成および対応のビット線および列選択信号を代表的に示す。
図8において、列選択回路YTGUは、ビット線対BLU[0],BLCU[0]−BLU[3],BLCU[3]それぞれに対して設けられる列選択ゲートCSGU0−CSGU3を含む。これらの列選択ゲートCSGU0−CSGU3は、それぞれ、ビット線BLU[0]−BLU[3]に対して設けられるCMOSトランスミッションゲートTGaと、ビット線BLCU[0]−BLCU[3]それぞれに対して設けられるCMOSトランスミッションゲートTGbを含む。
列選択ゲートCSGU0−CSGU3は、それぞれ、列選択信号YSU[0]−YSU[3]に応答して対応のCMOSトランスミッションゲートTGaおよびTGbが導通し、対応のビット線BLU[0],BLCU[0]−BLU[3],BLCU[3]をデータ線DUおよびDCUに結合する。
列選択信号YSU[0]−YSU[3]は、1つがサブアレイMAUの選択時に選択状態へ駆動され、1つのビット線対がローカルデータ線DUおよびDCUに結合される。サブアレイMALに対して設けられる列選択回路YTGLは、同様の構成を備え、ビット線BLL[0],BLCL[0]−BLL[3],BLCL[3]それぞれに対して設けられるCMOSトランスミッションゲートTGaおよびTGbを含み、列選択信号YSL[0]−YSL[3]に従って対応のビット線対をローカルデータ線DLおよびDCLに結合する。
この図8に示すように、ローカルデータ線DUおよびDCUそれぞれには、ビット線それぞれに対して設けられるCMOSトランスミッションゲートTGaおよびTGbの容量が接続され、これらのローカルデータ線DUおよびDCUの負荷は、選択ビット線対の負荷と、これらの非選択列選択ゲートの寄生容量の和となる。ローカルデータ線を分割データ線構造とし、選択サブアレイのローカルデータ線をセンスノードに結合することにより、1つの列選択回路および選択ビット線の寄生容量が接続されるだけであり、センスアンプのセンスノードの寄生容量を低減することができる。
図9は、図4に示す1ビットの入出力回路IOKに含まれるデータ出力回路の構成の一例を概略的に示す図である。図9において、1ビット入出力回路IOKのデータ出力回路は、グローバル読出データ線GDOC上の信号をリードイネーブル信号REの活性化時伝達するCMOSトランスミッションゲートG200と、CMOSトランスミッションゲートG200の出力信号を反転して外部読出データDOを生成するインバータIV10と、外部読出データDOを反転するインバータIV11と、リードイネーブル信号REの非活性化時(Lレベルのとき)導通し、インバータIV11の出力信号をインバータIV10の入力へ伝達するCMOSトランスミッションゲートG201を含む。これらのCMOSトランスミッションゲートG200およびG201は相補的に導通する。
データ読出時においては、リードイネーブル信号REが活性化され、グローバル読出データ線GDOCを介して伝達された読出データが、CMOSトランスミッションゲートG200を介してインバータIV10へ伝達されて外部読出データ(1ビット)DOが生成される。このときには、CMOSトランスミッションゲートG201はオフ状態である。データ読出が完了し、リードイネーブル信号REがLレベルとなると、CMOSトランスミッションゲートG200がオフ状態、CMOSトランスミッションゲートG201がオン状態となり、インバータIV10およびIV11によりラッチ回路が構成され、外部データDOが維持される。外部のプロセッサなどが、適当なタイミングで、この外部読出データ(1ビット)DOをサンプリングする。
この図9に示す出力回路が、入出力回路IOCKにおいて各IOブロックに対応して配置されてリードイネーブル信号REに従って並行して動作して、この結果、多ビットデータDOが出力される。
図10は、図4に示す1ビットの入出力回路IOKに含まれるデータ入力回路の構成の一例を概略的に示す図である。図10において、1ビットの入出力回路IOKのデータ入力回路は、書込指示信号WECの非活性化時導通し、外部からの入力データDIを転送するCMOSトランスミッションゲートG210と、CMOSトランスミッションゲートG210からのデータを反転してグローバル書込データ線GDIC上に伝達するインバータIV20と、インバータIV20の出力信号を反転するインバータIV21と、書込指示信号WECの活性化時導通し、インバータIV21の出力信号をインバータIV20の入力へ転送するCMOSトランスミッションゲートG211を含む。
外部入力データ(1ビット)DIは、クロック信号CLKよりも早いタイミングでアドレス信号と同様のタイミングで与えられて確定状態となる。この外部入力データ(1ビット)DIが確定状態となったときに、クロック信号CLKおよび書込指示信号WECが活性化され、CMOSトランスミッションゲートG210がオフ状態となり、一方、CMOSトランスミッションゲートG211がオン状態となり、インバータIV20およびIV21により入力データDIがラッチされる。このラッチデータに基づいて、内部で選択メモリセルに対するデータの書込が、選択メモリブロックに対して設けられたライトドライバにより実行される。
この図10に示す入力回路が入出力回路IOCKにおいて各IOブロックに対応して配置され、外部からの多ビットデータの各ビットが、並行して対応の入力回路から対応のグローバル書込データ線に転送される。
図11は、この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置のデータ読出時の動作を示す信号波形図である。以下、図11を参照して、図4および図5に示す半導体記憶装置の動作について説明する。図11においては、図5に示すサブアレイMAUが選択され、サブアレイMAUのワード線WLUが選択されて、メモリセルデータが読出される場合の信号波形を一例として示す。
この半導体記憶装置は、クロック信号CLKがHレベルの間動作し、クロック信号CLKがLレベルのときには非動作状態となる。
クロック信号CLKがLレベルのときには、図4に示す制御回路CTLは、内部クロック信号ICLKおよびリードイネーブル信号REをともにLレベルに維持する。したがって、図4に示すロウデコード回路XDは非活性状態であり、図4に示すメモリブロックMB[0]−MB[3]においてワード線WLはすべて非選択状態である。
一方、プリチャージ指示信号PECは、Lレベルの活性状態にあり、メモリブロックMB[0]−MB[3]において、すべてのビット線BLU,BLCUおよびBLL,BLCLは、電源電圧レベルのHレベルにプリチャージされる。同様、図5に示すローカルデータ線DUおよびDCUは、対応のデータ線プリチャージ回路DPCGにより電源電圧レベルにプリチャージされ、またローカルデータ線DLおよびDCLも対応のプリチャージ回路DPCGにより、電源電圧レベルにプリチャージされる。
ブロック選択信号が、クロック信号CLKと非同期で生成される(この構成については後に説明する)。今、ブロック選択信号およびワード線選択信号に従ってサブアレイ指定信号BSCLが、Hレベルの非選択状態を示し、サブアレイ指定信号BSCUが、Lレベルの選択状態に維持される(サブアレイMAUが選択されるため)。この状態においても、センス活性化信号SEは、Lレベルの非活性状態にあり、図5に示すインバータG100の出力信号SECがHレベルであり、NANDゲートG102およびG101は、インバータとして動作する。したがって、この場合、NANDゲートG101の出力信号がHレベルとなり、PチャネルMOSトランジスタP102およびP103がオフ状態となる。一方、NANDゲートG102の出力信号は、Lレベルであり、PチャネルMOSトランジスタP100およびP101がオン状態であり、センスアンプSAのセンスノードSIおよびSICは、ローカルデータ線DUおよびDCUに設けられたデータ線プリチャージ回路DPCGにより、電源電圧レベルにプリチャージされる。
また、補のセンス活性化信号SECがHレベルであるため、リードドライバRDRは、MOSトランジスタP110およびN110がともにオフ状態であり、出力ハイインピーダンス状態にある。
ライトドライバWDRは、トライステートインバータTIV1およびTIV2が、書込活性化信号WENが非活性状態にあるため、出力ハイインピーダンス状態にある。また、補の書込活性化信WENCが、Hレベルであり、NORゲートG103およびG104の出力信号はLレベルであり、データ書込のための分離ゲートトランジスタN100−N103は、すべてオフ状態にある。
クロック信号CLKがHレベルに立上がり、外部からのアクセス指示信号CSCがLレベルとなり、また書込信号WECがHレベルとなると、データ読出モードが指定される。
クロック信号CLKの立上がりにおける制御信号CSCおよびWECの状態に従って、図4に示す制御回路CTLは、内部クロック信号ICLKおよびプリチャージ指示信号PECをともにHレベルに駆動する。このプリチャージ指示信号PECについては、選択メモリブロックに対してのみ、非活性化が行なわれ、残りの非選択メモリブロックに対しては、プリチャージ指示信号PECはLレベルに維持される。
このクロック信号CLKの立上がりに同期して、内部クロック信号ICLKがHレベルとなると、アドレス信号ADに従ってロウデコード回路XDがデコード動作を行なう。このとき、ローカル制御回路LCが、サブアレイ指定信号BSCUに従って、選択サブアレイMAUに対するロウデコード回路XDを活性化する。非選択サブアレイMALに対するロウデコード回路XDは、非選択状態を維持する。したがって、サブアレイMALにおいては、ワード線WLLは、Lレベルの非選択状態に維持され、一方、サブアレイMAUにおいて、アドレス信号ADが指定する行に対応するワード線WLUが選択状態へ駆動される。ビット線についてはすべてプリチャージ動作は完了しており、メモリセルの記憶データに応じた電位変化が、ビット線BLU,BLCUにおいて生じる。サブアレイMALにおいては、プリチャージ動作が完了するものの、ワード線WLLが、非選択状態であり、ビット線BLLおよびBLCLは、プリチャージ電圧レベルを維持する。
ワード線選択動作と同時にまたはそれより少し早く、列選択動作が行なわれる。このときにも、選択サブアレイに対するサブアレイ指定信号BSCUに従って、図5に示す列選択回路YTGUに対する列選択信号YSU[0]−YSU[3]のいずれか(YSU)が選択状態へ駆動される。列選択回路YTGLに対する列選択信号YSL[0]−YSL[3]は、非選択状態のLレベルを維持する。したがってローカルデータ線DLおよびDCLは、サブアレイMALのビット線とは分離された状態であり、プリチャージ電圧レベルを維持する。
この図5に示す列選択回路YTGUの列選択動作により、選択列に対するビット線対BLUおよびBLCUがローカルデータ線DUおよびDCUに接続され、ローカルデータ線DUおよびDCUの電圧レベルが、プリチャージ電圧レベルから、メモリセルの記憶データに応じた電圧レベルに変化する。このローカルデータ線DUおよびDCUの電位変化は、MOSトランジスタP100およびP101を介してセンスノードSIおよびSICへ伝達され、センスノードSIおよびSICの電位が変化する。この場合、先に説明しているように、センスノードSIおよびSICには、ローカルデータ線DUおよびDCUが結合されるだけであるため、その負荷は小さく、高速で、センスノードSIおよびSICの電位が変化する。
センスノードSIおよびSICの電位差が十分に拡大されると、センス活性化信号SEが活性化され、センスアンプSAがセンス動作を行なう。このセンス活性化信号SEの活性化に応答して、インバータG100の出力する補のセンス活性化信号SECがLレベルとなり、NANDゲートG102の出力信号はHレベルとなり、MOSトランジスタP100およびP101がオフ状態となる。したがって、センスノードSIおよびSICが、ローカルデータ線DUおよびDCUと分離された状態で、センスアンプSAが、センス動作を行なう。いわゆる「電荷閉じ込め方式」に従ってセンス動作を行なうことにより、センスノードSIおよびSICの負荷を軽減して、高速でセンス動作を行ない、このセンスアンプSAの出力信号SOおよびSOCが、選択メモリセルの記憶データに応じて電源電圧レベルおよび接地電圧レベルに駆動される。
センス活性化信号SEが活性化されると、リードドライバRDRにおいて、NORゲートG110およびG112がインバータとして動作し、このセンスアンプSAの増幅データに従って、グローバル読出データ線GDOCを駆動する。このグローバル読出データ線GDOCが、読出データに応じてプリチャージ電圧レベル(Hレベル)またはLレベルに駆動される。
このセンス動作と並行して、リードイネーブル信号REが活性化され、図9に示すデータ出力回路においてCMOSトランスミッションゲートG200が導通し、外部データDOが生成される。
クロック信号CLKがLレベルとなると、制御信号CSCがHレベルとなり、また、書込信号WECがLレベルとなり、1つの動作サイクルが完了する。このクロック信号CLKの立下がりおよび制御信号CSCの立上がりに従って、制御回路CTLからの内部クロック信号ICLKがLレベルとなり、またプリチャージ信号PECもLレベルとなる。応じて、リードイネーブル信号REおよびセンス活性化信号SEもLレベルの非活性状態となり、メモリブロックMBにおいて、サブアレイMAUが再びプリチャージ状態へ復帰し、ワード線WLUが非選択状態へ駆動されて、各ビット線BLUおよびBLCUが、プリチャージ電圧レベルに復帰する。同様、メモリサブアレイMALにおいても、プリチャージ回路PCGにより、ビット線BLLおよびBLCLが、プリチャージ電圧レベルにプリチャージされる。
同様、ローカルデータ線DUおよびDCUおよびDLおよびDCLも対応のプリチャージ回路PCGにより、電源電圧レベルにプリチャージされる。センスアンプSAは非活性状態にあるため、センスノードSIおよびSICも、同様、このMOSトランジスタP100およびP101がこの状態においてオン状態であるため、ローカルデータ線DUおよびDCUからのプリチャージ電圧により所定電圧レベルにプリチャージされる。リードドライバRDRは、再び出力ハイインピーダンス状態となり、グローバル読出データ線GDOCが所定のプリチャージ電圧レベルに復帰する。
したがって、このクロック信号CLKのHレベルの期間において、センス活性化信号SEを、データ線DUおよびDCUとローカルデータ線DLおよびDCLが連続的に延在する構造に比べて、センスノードSIおよびSICの負荷が軽減されるため、早いタイミングでこのセンス活性化信号を活性化することができる。
図12は、図10に示す制御回路CTLの構成の一例を概略的に示す図である。図12において、制御回路CTLは、外部からのクロック信号CLKとアクセス指示信号CSCとを受けて内部クロック信号ICLKを生成するクロックゲート100と、内部クロック信号ICLKと書込指示信号WECとを受けて、ライトイネーブル信号(書込活性化信号)WEを生成する書込制御ゲート102と、内部クロック信号ICLKと書込指示信号WECとを受けてリードイネーブル信号REを生成するリード制御回路104を含む。
クロック制御ゲート100は、外部クロック信号CLKがHレベルであり、アクセス指示信号CSCがLレベルにときに、内部クロック信号ICLKをHレベルに設定する。したがって、アクセス指示が与えられたとき、外部クロック信号CLKがHレベルの間、内部クロック信号ICLKが生成されて、この半導体記憶装置が動作する。
書込制御ゲート102は、内部クロック信号ICLKがHレベルであり、かつ書込指示信号WECがLレベルのとき、ライトイネーブル信号WEを活性化する。このライトイネーブル信号WEに従って、選択メモリブロックに対して設けられたライトドライバWDRが活性化される。
リード制御回路104は、内部クロック信号ICLKおよび書込指示信号WECの少なくともいずれか一方の活性化を所定期間遅延して、リードイネーブル信号REを活性化し、内部クロック信号ICLKおよび書込指示信号WECが非活性化されると、リードイネーブル信号REを非活性化する。このリード制御回路104は、たとえば、書込指示信号WECの立上がりを所定時間遅延し、この立上がり遅延信号と内部クロック信号ICLKのANDをとる回路により実現することができる。
図13は、図10に示すローカル制御回路LCの構成を概略的に示す図である。図13において、ローカル制御回路LCは、アドレス信号ADに含まれるブロックアドレスAD(B)をデコードしブロック選択信号BSを生成するブロックデコーダ110と、ブロックデコーダ110からのブロック選択信号BSとライトイネーブル信号WEとに従って書込活性化信号WENおよびWENCを生成するライト制御ゲート112と、ブロック選択信号BSとリードイネーブル信号REとに従ってセンス活性化信号SEを生成するセンス制御ゲート114と、ブロック選択信号BSと内部クロック信号ICLKとに従ってプリチャージ指示信号PECを生成するプリチャージ制御ゲート116と、アドレス信号ADに含まれるワード線アドレスの所定のビットAD(X0)とブロック選択信号BSとに従ってサブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLを生成するサブアレイデコーダ118を含む。所定のワード線アドレスビットAD(X0)は、例えば、ワード線アドレスの最上位ビットである。
ブロックデコーダ110は、クロック信号と非同期でアドレス信号ADに含まれるブロックアドレスをデコードして、ブロック選択信号BSを生成する。
ライト制御ゲート112は、ブロック選択信号BSが対応のメモリブロックMBを指定しているときにイネーブルされ、ライトイネーブル信号WEに従って相補な書込活性化信号WENおよびWENCを生成する。
センス制御ゲート114は、このブロック選択信号BSが対応のメモリブロックを指定しているときに、リードイネーブル信号REに従ってセンス活性化信号SEを活性化する。したがって、非選択メモリブロックにおいてはリードイネーブル信号REが活性化されても、センス活性化信号SEは非活性状態にある。
プリチャージ制御ゲート116は、ブロック選択信号BSが対応のメモリブロックを指定しているとき、内部クロック信号ICLKがHレベルの期間、プリチャージ指示信号PECをHレベルに設定し、選択メモリブロックにおけるプリチャージ動作を停止する。
サブアレイデコーダ118は、このブロック選択信号BSが対応のメモリブロックを指定するとき、2つのサブアレイMAUおよびMALのいずれのワード線が指定されたかを、ワード線アドレスの所定のビットAD(X0)に従って判定して、サブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLを選択的に活性化する。
ローカル制御回路LCは、さらに、アドレス信号ADの列アドレス信号AD(Y)をブロック選択信号BSの活性化時デコードして、列選択信号YSELを生成するカラムデコード回路120と、サブアレイ指定信号BSCUと列選択信号YSELとに従ってサブアレイMAUに対する列選択信号YSU[3:0]を生成するサブカラムデコーダ122と、列選択信号YSELとサブアレイ指定信号BSCLとに従ってサブアレイMALに対する列選択信号YSL[3:0]を生成するサブカラムデコーダ124を含む。
カラムデコード回路120は、ブロック選択信号BSが対応のメモリブロックを指定するとき、カラムアドレスAD(Y)をデコードして列選択信号YSELを生成する。この列選択信号YSELは、対応のメモリブロックにおける2つのサブアレイMEUおよびMEL両者の同一列を指定する。サブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLにより、サブカラムデコーダ122および124の一方をイネーブルし、選択サブアレイに対する列選択信号YSU[3:0]またはYSL[3:0]を生成する。
したがって、非選択メモリブロックにおいては、カラムデコード回路120は非活性状態であり、列選択動作は行なわれない。
アドレス信号ADに含まれる所定のワード線アドレスビットAD(X0)は、図4に示すロウデコード回路XDへも与えられる。このロウデコード回路XDは、内部クロック信号ICLKとブロック選択信号BSとに従ってデコード動作を行なう。この場合、サブアレイMAUおよびMALにおけるワード線のアドレスが、メモリブロック単位で設定されている場合には、サブアレイMAUおよびMALのワード線のアドレス領域が異なるため、選択サブアレイにおいてワード線が選択される。しかしながら、サブアレイMALおよびMAUにおいてワード線アドレスが同じアドレス範囲で指定されており、ワード線アドレスAD(X0)がサブアレイ指定アドレスとして利用される場合には、サブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLに従ってサブアレイMAUおよびMALに対するロウデコード回路を活性化する。
なお、図13に示す構成において、プリチャージ制御ゲート116が、ブロック選択信号BSと内部クロック信号ICLKに従ってプリチャージ指示信号PECを生成している。この場合、メモリブロック単位でプリチャージ動作の活性/非活性化が制御される。プリチャージ制御ゲート116へ、ブロック選択信号BSに代えて、サブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLを与えることにより、非選択サブアレイおよび対応のローカルデータ線に対するプリチャージ動作を維持し、選択サブアレイに対してのみプリチャージの停止を行なう構成を実現することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に従えば、各メモリブロックを2つのサブアレイに分割し、サブアレイごとにローカルデータバスを設け、選択サブアレイのローカルデータバスをセンスアンプに接続するように構成しており、センスアンプのセンスノードの負荷が軽減され、センスノードの電位を高速で変化させることができ、高速の読出を実現することができる。特に、サブアレイごとに対応してローカルデータ線を配置するローカルデータ線分割構造とすることにより、ビット線分割構造の効果をより発揮することができ、ローカルデータ線負荷を軽減でき、高速でセンス動作を行なうことができる。
また、各IOブロックにおいてメモリアレイを複数のブロックに分割するブロック分割構造を利用し、各メモリブロックをサブアレイに分割することにより、記憶容量増大時においても、ビット線の負荷の増大を抑制することができ、高速アクセスを実現することができる。
[実施の形態2]
図14は、この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置のカラム回路YCの構成を概略的に示す図である。この図14に示すカラム回路YCは、図5に示すカラム回路YCと以下の点でその構成が異なる。すなわち、データ線プリチャージ回路DPCGは、ローカルデータ線DUおよびDCUに対して設けられる。サブアレイMALに対するローカルデータ線DLおよびDCLに対してはデータ線プリチャージ回路は配置されない。
また、サブアレイ指定信号BSCLおよびBSCUが、内部クロック信号ICLKに同期して生成される。この図14に示すカラム回路YCの他の構成は図5に示すカラム回路YCの構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
図15は、図14に示すカラム回路YCのデータ読出時の動作を示す信号波形図である。以下、図15を参照して、この図14に示すカラム回路YCのデータ読出時の動作について説明する。
外部クロック信号CLKがLレベルのとき、この半導体記憶装置は非動作状態にあり、プリチャージ指示信号PECがLレベルの活性状態にあり、またサブアレイ指定信号BSCLおよびBSCUがともにHレベルにある。また、センス活性化信号SEがLレベルであり、補のセンス活性化信号SECがHレベルである。応じて、NANDゲートG102およびG101の出力信号はLレベルであり、MOSトランジスタP100−P103はすべてオン状態であり、センスノードSIおよびSICが、ローカルデータ線DUおよびDCUに結合され、また、ローカルデータ線DLおよびDCLに結合される。データ線プリチャージ回路DPCGが、プリチャージ指示信号PECが活性状態にあるため、活性化され、ローカルデータ線DUおよびDCUがHレベルにプリチャージされる。このデータ線プリチャージ回路DPCGのプリチャージ電圧は、またMOSトランジスタP100−P103を介してローカルデータ線DLおよびDCLにさらに伝達され、ローカルデータ線DLおよびDCLも、電源電圧レベルにプリチャージされる。
クロック信号CLKがHレベルとなり、外部からの動作モードを示している制御信号CSCおよびWECがそれぞれLレベルおよびHレベルとなると、データ読出動作が開始される。このクロック信号CLKに同期して内部クロック信号ICLKがHレベルとなり、またプリチャージ指示信号PECがHレベルとなり、データ線プリチャージ回路DPCGおよびビット線プリチャージ回路BPCGが非活性化され、このメモリブロックのプリチャージ動作が停止する。サブアレイ指定信号BSCUがLレベルの活性状態となり、一方、サブアレイ指定信号BSCLは、Hレベルである。センス活性化信号SEはまだLレベルであるため、NANDゲートG102の出力信号がLレベル、一方、NANDゲートG101の出力信号がHレベルとなり、MOSトランジスタP100およびP101がオン状態、MOSトランジスタP102およびP103がオフ状態となる。応じて、ローカルデータバスDLおよびDCLが、センスノードSIおよびSICから分離され、一方、ローカルデータ線DUおよびDCUは、センスノードSIおよびSICに持続的に接続される。
列選択動作が行なわれ、列選択回路YTGUを介して選択列のビット線上の電位がローカルデータ線DUおよびDCUを介してセンスノードSIおよびSICへ伝達される。
センス活性化信号SEが活性化されると、NANDゲートG102の出力信号がHレベルとなり、MOSトランジスタP100およびP101がオフ状態となり、ローカルデータ線DUおよびDCUがセンスアンプSAから分離される。センスアンプSAはセンス活性化信号SEの活性化に従ってこのセンスノードSIおよびSICの電位を差動的に増幅して、センス出力信号SOおよびSOCを生成する。
外部クロック信号CLKがLレベルとなると、この半導体記憶装置の動作期間が終了し、再びプリチャージ指示信号PECがLレベルに活性化され、サブアレイMAUおよびMALにおいて元のプリチャージ状態への復帰(選択ワード線の非選択状態への駆動)が行なわれ、また各ビット線へのビット線プリチャージ回路BPCGからのプリチャージおよびデータ線DUおよびDCUのプリチャージがデータ線プリチャージ回路DPCGにより行なわれる。このときまた、ローカルデータ線DUおよびDCUがローカルデータ線DLおよびDCLに結合され、それまでフローティング状態にあったローカルデータ線DLおよびDCLが再び所定電位にプリチャージされる。
この図14に示すカラム回路YCの構成の場合、ローカルデータ線DUおよびDCUに対してデータ線プリチャージ回路DPCGが設けられ、ローカルデータ線DLおよびDCLにはプリチャージ回路は設けられない。したがって、回路占有面積を低減することができる。特に、このメモリブロックが数多く設けられている場合、カラム回路YCの占有面積を低減することにより、メモリアレイ全体の占有面積を大きく低減することができる。たとえ、ローカルデータ線DLおよびDCLに対してデータ線プリチャージ回路が設けられていない場合においても、内部クロック信号ICLKに同期してサブアレイ指定信号BSCLおよびBSCUを生成することにより、動作サイクル開始前には、確実に、センスノードSIおよびSICを所定のプリチャージ電位にプリチャージすることができ、また他方のローカルデータ線DLおよびDCLも所定のプリチャージ電位にプリチャージすることができる。
なお、内部クロック信号ICLKに同期してサブアレイ指定信号BSCLおよびBSCUを生成する構成は、図13に示すローカル制御回路LCにおいてブロックデコーダ110を、内部クロック信号ICLKに同期してデコード動作を開始させるように構成することにより、ブロック選択信号BSが内部クロック信号ICLKに従って生成され、サブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLも、それぞれ、内部クロック信号ICLKに同期して生成することができる。
これに代えて、図16に示すように、内部クロック信号ICLKをサブアレイデコーダ130へ与え、このサブアレイデコーダ130において、クロック信号ICLKと非同期で生成されるブロック選択信号BSとワード線アドレス信号の例えば最上位ビットのアドレスビットAD(X0)に従ってサブアレイ指定信号BSCUおよびBSCLが生成されてもよい。
いずれも構成が、クロック信号に同期してサブアレイ選択信号を生成するために用いられてもよい。なお、この図16に示すローカル制御回路LCの他の構成は、図13に示すローカル制御回路LCの構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
以上のように、この発明の実施の形態2に従えば、サブアレイ間に配置されるローカルデータ線の分割構造において、一方のローカルデータ線に対してのみプリチャージ回路を設けており、回路占有面積を低減することができる。
なお、センスアンプおよびライトドライバは、サブアレイの間の領域に配置される。この場合、センスアンプおよびライトドライバが、サブアレイ端部に配置され、そのサブアレイ端部領域までローカルデータ線が延在する構成が用いられてもよい。
[実施の形態3]
図17は、この発明の実施の形態3に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に示す図である。図17においては、半導体記憶装置が、4ビットのデータを入力/出力する。データビットDO0−DO3は、出力データビットを示し、データビットDI0−DI3は、入力データビットを示す。入出力DO0,DI0−DO3,DI3それぞれに対応して、IOブロックIOB0−IOB3が設けられる。これらのIOブロックIOB0−IOB3の各々において1ビットのデータの入出力が行なわれる。
実施の形態1および2と同様、IOブロックIOB0−IOB3は、各々、複数のメモリブロックMBに分割され、各メモリブロックMBが、上側サブアレイMAUと下側サブアレイMALとに分割される。メモリブロックMBのサブアレイMAUおよびMALの間にカラム回路YCが配置される。カラム回路YCは、先の実施の形態1および2と同様、センス読出回路(センスアンプおよびリードドライバ)および内部書込回路(ライトドライバ)、および分離/接続ゲート(接続制御回路)、および列選択回路を含む。
IOブロックIOB0−IOB3それぞれにおいて、メモリブロックMBに共通に、グローバルデータバスGDB(GDB0−GDB3)が配置される。グローバルデータバスGDB0−GDB3は、それぞれ対応のIOブロックIOB0−IOB3のカラム回路YC内のセンス読出回路および内部書込回路(ライトドライバ)に共通に結合される。グローバルデータバスGDB0−GDB3は、それぞれ対応のIOブロックIOB0−IOB3のメモリブロックMB(サブアレイMBUおよびMBL)上を渡って延在して配置される。これにより、IOブロックIOB0−IOB3において、このグローバルデータバスGDB0−GDB3を専用の配線領域に配置する必要はなく、レイアウト面積を低減することができる。
IOブロックIOB1およびIOB2の間の領域に、各メモリブロックMBのサブアレイMAUおよびMAL各々に対応してロウデコード回路XDが配置され、また、カラム回路YCに対応してローカル制御回路LCが配置される。これらのロウデコード回路XDおよびローカル制御回路LCは、先の実施の形態1または2に示す構成と同じである。整列して配置されるロウデコード回路XDのうち1つのロウデコード回路XDが活性化され、対応のメモリブロックのサブアレイにおいてワード線が選択され、また、1つのカラム回路YCが活性化されて、選択されて活性化されたカラム回路YCに含まれる列選択回路により列選択が行なわれる。したがって、IOブロックIOB0−IOB3において同じ位置のメモリセルが選択されて、対応のグローバルデータバスGDB0−GDB3を介して選択メモリセルに対するデータの書込または読出が行なわれる。
IOブロックIOB0−IOB3それぞれに対応して、入出力回路IOK0−IOK3が設けられ、これらの入出力回路IOK0−IOK3は、それぞれ対応のグローバルデータバスGDB0−GDB3と外部装置との間でデータの転送を行なう。
また、ロウデコード回路XDおよびローカル制御回路LCに整列して制御回路CTLが設けられ、クロック信号CLK、書込イネーブル信号WECおよびチップセレクト信号(アクセス指示信号)CSCが制御回路CTLへ与えられる。また、アドレス信号ADが、この制御回路CTL配置領域を介してローカル制御回路LCおよびロウデコード回路XDへ伝達される。
したがって、図17に示すように、半導体記憶装置の外部の装置との間でのデータは、常に一方端(図17の下側)を介して行なわれる。したがって、たとえばシステム・オン・チップ(SOC)などのシステムLSIを1チップで実現する場合においても、この半導体記憶装置の一方側においてデータ/信号のインターフェイス回路を配置するだけでよく、同一チップ上のロジック回路に対するインターフェイスをとる回路部分をロジック回路に近接して容易に配置することができ、システム・オン・チップにおける半導体記憶装置の配置位置の制約が緩和される。
図18は、図17に示す半導体記憶装置の1つのメモリブロックおよびカラム回路の配置を概略的に示す図である。図18において、サブアレイMAUおよびMALと整列して、カラム回路配置領域YCRGが設けられる。カラム回路配置領域YCRG内には、サブアレイMAUおよびMALそれぞれに対して配置される列選択回路YTGUおよびYTGLと、内部データの読出を行なうセンス読出回路(センスアンプおよびリードドライバ)と内部データの書込を行なうライトドライバ(内部書込回路)が配置される。
サブアレイMAUおよびMALには、それぞれ、ビット線対BLPおよびワード線WLが配設され、これらのワード線WLとビット線対BLPの交差部に対応してメモリセルMCが配置される。
カラム回路配置領域YCRGにおいては、列選択回路YTGUおよびYTGLそれぞれに対応して内部データ線LDUおよびLDLが配置される。これらの内部データ線LDUおよびLDLは、相補信号をそれぞれ伝達するバスであり、図18においては、この相補信号を伝達するデータ線対を、信号線に斜めの交差線を付して示す。
内部データ線LDUは、リード選択ゲートRSGUを介してセンスアンプSAに結合され、内部データ線LDLが、リード選択ゲートRSGLを介してセンスアンプSAに結合される。これらのリード選択ゲートRSGUおよびRSGLは、先の実施の形態1における分離ゲートIGUおよびIGLの一部に対応し、実施の形態2における転送ゲートP100−P103の構成に対応する。センスアンプSAは、図6に示す構成と同様、交差結合されたPチャネルMOSトランジスタおよび交差結合されたNチャネルMOSトランジスタを含む交差結合型ラッチセンスアンプの構成を備える。
センスアンプSAの出力信号SO、SOCが、リードドライバRDRに伝達される。リードドライバRDRは、グローバルデータバスGDBに含まれるグローバル読出データ線GDOCにその出力が結合される。リードドライバRDRは、図5に示す構成と同様の構成を備え、センスアンプSAが生成した相補増幅データ(SO,SOC)を、活性化時、さらに増幅してシングルエンドのグローバル読出データ線GDOCを駆動する。
また、内部データ線LDUおよびLDLは、それぞれライト選択ゲートWSGUおよびWSGLを介してライトドライバWDRに結合される。ライトドライバWDRは、グローバルデータバスGDBに含まれるグローバル書込データ線GDIC上の内部書込データに従って内部書込データを生成する。ライトドライバWDRおよびライト選択ゲートWSGUおよびWSGLの構成は、たとえば図5に示す構成と同様であり、ライト選択ゲートWSGUおよびWSGLが、トランスファゲートN100−N103の部分に対応し、ライトドライバWDRは、図5に示すライトドライバWDRと同様の構成を有する。
この図18に示す構成においては、センスアンプSAは、このカラム回路配置領域YCRGのビット線延在方向についての中央位置に配置され、センスアンプSAからサブアレイMAUおよびMALの列選択回路YTGUおよびYTGLに対する距離Lsが等しくされる。これにより、サブアレイMAUおよびMAL選択時においても、読出データ転送経路の負荷を同一として、同一活性化タイミングでかつ同じマージンでセンスアンプSAにおいてセンス動作を行なわせることができ、確実にかつ正確なデータ読出を実現する。また、センスアンプSAの活性化タイミングのマージンを小さくすることができ、センス動作を早いタイミングで行うことができ、データ読出時間を短縮することができる。
サブアレイMAUおよびMALにおいては、複数のビット線対BLPが配置される。したがって、センスアンプSAを、このカラム回路配置領域YCRG内において最適位置に配置し、残りの空き領域に、リードドライバRDRおよびライトドライバWDR等の列選択回路を除くカラム回路の残りの回路要素を配置する。ライトドライバWDRは、このカラム回路配置領域YCRGにおいてビット線延在方向の中央位置に好ましくは配置される。しかしながら、このライトドライバWDRは、図5に示すように、大きな電流駆動力を有するバッファ回路(トライステートインバータバッファ)で構成されており、少しのデータ伝達経路の負荷の相違は、この電流駆動力により吸収することができ、有意の伝播遅延を生じさせることなく、高速で、選択列のビット線対BLPに対して内部書込データを伝達することができる。
また、このサブアレイMAUおよびMALおよびカラム回路配置領域YCRG上にグローバルデータバスGDOCおよびGDICが配置され、カラム回路配置領域YCRG外部に、グローバルデータバスGDBを配置するためのレイアウト面積を確保する必要がなく、チップ上のアレイレイアウト面積を低減することができる。
また、リードドライバRDRは、図5に示すように、非選択時出力ハイインピーダンス状態であり(センスアンプ活性化信号SEがブロック選択信号の成分を含んでいる)、各メモリブロックにおいて、リードドライバRDRが共通にグローバル読出データ線GDOCに結合されても、正確に、内部読出データを伝達することができる。また、各カラム回路のリードドライバRDRがグローバル読出データ線GDOCに結合されるだけであり、グローバル読出データ線GDOCが配線長が長くなる場合においても、その負荷は小さくすることができ、また、リードドライバRDRにより大きな電流駆動力でグローバル読出データ線GDOCを駆動することができ、高速のデータ読出を実現することができる。
[変形例]
図19は、この発明の実施の形態3に従う半導体記憶装置のカラム回路配置領域における回路配置の変更例を概略的に示す図である。図19に示す回路配置においては、カラム回路配置領域YCRGにおいて、センスアンプSAおよびリードドライバRDRで構成されるセンス読出回路が、ライトドライバWDRとビット線延在方向において整列して配置される。リードドライバRDRは、その出力がグローバル読出データ線GDOCに結合される。ライトドライバWDRは、その入力が、グローバル書込データ線GDICに結合される。この図19に示す回路配置においては、グローバルデータ線GDOCおよびGDICが、ライトドライバWDRに関して対向して配置されるように示される。
センスアンプSAのセンス入力ノードSIおよびSICとサブアレイMAUおよびMAL各々に対する距離が少し異なるものの、センスアンプSAおよびリードドライバRDRとライトドライバWDRを、ビット線延在方向において整列して配置させることにより、ローカル制御回路(LC)からの制御信号を、データ書込系の制御信号およびデータ読出系制御信号をそれぞれ別々の領域を介して伝達することができ、制御信号転送経路の錯綜を防止することができ、配線レイアウトが簡略化され、また、制御信号の配線長を短くすることができ、信号伝播遅延を低減することができる。
また、このグローバルデータ線GDICおよびGDOCは、後に詳細に説明するように、たとえば電源線または接地線(メモリセルに電源電圧または接地電圧を供給する)と同層の配線層の配線を用いて形成される。サブアレイMAUおよびMALには、複数列のメモリセルMCが配置される。メモリセル電源/接地線(電源線または接地線)の配線レイアウトは、メモリセル列のレイアウトおよびメモリセルの電源電圧/接地電圧の制御方式により決定されるものの、メモリセル電源/接地線の空き領域に、グローバルデータ線GDICおよびGDOCを配置する、たとえばビット線上層にビット線と並行して配置することにより、メモリセル電源/接地線のレイアウトに影響を及ぼすことなく、グローバルデータ線GDICおよびGDOCを配置することができる。
なお、上述のメモリセル電源/接地電圧の制御方式においては、メモリセルの読出/書込を高速化するために、選択列のメモリセルの電源電圧または接地電圧レベルを非選択状態(スタンバイ状態)時から変更する。メモリセル列単位で、メモリセル電源電圧または接地電圧を制御する。また、メモリセル電源電圧および接地電圧は、メモリセル列の選択/非選択に係らず常時一定の電圧レベルに維持される構成が利用されてもよい(この場合、メモリセル電源線およびメモリセル接地線が列方向に延在して配置される)。
図20は、この発明の実施の形態3における半導体記憶装置の配線層の関係を概略的に示す図である。図20においては、1ビットのデータDOiおよびDIiに対するIOブロックの配線レイアウトを示す。IOブロックIOiにおいては、メモリブロックMBがビット線延在方向に整列して複数個配置される。メモリブロックMBは、それぞれ、サブアレイMAUおよびMALを含む。図20においては、図面を簡略化するため、カラム回路配置領域は示していない。
サブアレイMAU(およびMAL)においては、ビット線対BLP(ビット線BL,BLC)が配設され、これらのビット線BLおよびBLCと交差する方向にワード線WLが配設される。ビット線BLおよびBLCは、第2メタル配線で構成され、ワード線WLは、第3メタル配線で形成さる。ここで、第2メタル配線は、メタル配線のうち、下から2番目のメタル配線層の配線を示す。第1メタル配線は、メモリセルの内部ノード(ストレージノード)の接続のために利用される。
グローバルデータ線GDOCおよびGDICは、ワード線WLよりも上層の第4メタル配線で構成される。グローバルデータ線GDOCおよびGDICは、それぞれ、1ビット入出力回路IOKに含まれるインバータバッファIV30およびIV32に結合される。このインバータIV30およびIV32により、データDOiおよびDIiが出力および入力される。
図20においては、入出力回路IOKにおいてインバータIV30、IV32が、出力バッファおよび入力バッファとして利用されるものの、先の図9および10に示すバッファ回路が利用されてもよい。
メモリセル電源/接地線の配置は、メモリセルの構造および電源/接地電圧制御方式に応じて決定されるものの、メモリセル電源線および接地線がともに第4メタル配線で形成される構成、または、メモリセル電源線および接地線のうち一方が第4メタル配線で列方向に延在して形成され、他方が、第3メタル配線で、ワード線WLと同一方向に延在して形成される構成等が用いられる。本実施の形態においては、このメモリセル電源線/接地線の構成および配置については特に問題としない。
図21は、図20に示すグローバルデータ線GDIC(またはGDOC)、ワード線WLおよびビット線BL(またはBLC)の高さ方向の位置関係を概略的に示す図である。ビット線BL(およびBLC)が第2メタル配線で形成され、このビット線BL(およびBLC)と交差する方向にワード線WLが第3メタル配線で形成される。このワード線WLの上層に、第4メタル配線で形成されるグローバルデータ線GDIC(またはGDOC)が配設される。このグローバルデータ線GDIC(またはGDOC)とビット線BL(またはBLC)は、平行に列方向に延在するように配設される。
ワード線WLとグローバルデータ線GDIC(またはGDOC)の間には寄生容量Cpar0が存在し、また、ワード線WLとビット線BL(またはBLC)の間には、寄生容量Cpar1が存在する。グローバルデータ線GDICおよびGDOCは、図10に示すように、トライステートバッファまたは図20に示すインバータバッファIV32、および図5、図14または図19に示すリードドライバRDRで駆動され、その電圧振幅は、CMOSレベル(電源電圧と接地電圧の間)である。一方、ビット線BL(およびBLC)は、データ読出時において、その電圧振幅は小さく、データ書込時選択列のビット線のみ、その電圧振幅が、書込データに応じてフルスイングする。したがって、グローバルデータ線GDIC(およびGDOC)とビット線BL(およびBLC)が、隣接配線層に形成された場合、たとえ、平面レイアウトにおいて重なり合わないように配置されても、その間の寄生容量により、グローバルデータ線GDIC(およびGDOC)の電圧変化が、ビット線に伝達され、ビット線BLまたはBLCの電位が変化し、メモリセルデータが変化することが考えられる。
しかしながら、グローバルデータ線GDIC(およびGDOC)とビット線BLおよびBLCの間に、少なくとも1層の配線、すなわちワード線WLを配置することにより、このグローバルデータ線GDICおよびGDOCとビット線BLおよびBLCの間の容量結合を抑制することができる。すなわち、ワード線WLは、動作時、複数のワード線のうち1本のワード線が選択状態へ駆動され、残りのワード線WLは、非選択状態に維持される。寄生容量Cpr0およびCpr1は、グローバルデータ線GDICおよびGDOCとビット線BLおよびBLCの交差部の領域により形成されるだけであり、この容量値は小さい。従って、選択ワード線の電圧変化がグローバルデータ線GDOCに及ぼす影響は、ほぼ無視することができる。
また、ワード線WLの選択時、ワード線WLの電圧レベルは、選択状態以降後、ロウデコード回路により、その電圧レベルが固定される。したがって、動作時においては、ワード線WLの電圧レベルは、選択状態の電圧レベルおよび非選択状態の電圧レベルに固定され、各ワード線WLがシールド層として機能し、グローバルデータ線GDICおよびGDOCとビット線BLおよびBLCの間の容量結合を防止する。これにより、グローバルデータ線GDICおよびGDOCが、その電圧レベルがフルスイングしても、ビット線BLおよびBLCは、その影響を受けることがなく、安定にデータの書込および読出を行なうことができ、特に、非選択列のメモリセルデータの破壊(反転)を生じさせることなくデータの読出および書込を行うことができる。
図22は、この発明に従う半導体記憶装置(SRAM)を用いたシステムの構成の一例を示す図である。図22において、半導体チップ200上に、それぞれ所定の処理を行なうロジック202および204が設けられる。ロジック202および204は、各々マイクロプロセッサまたはDSP(デジタル信号処理装置)で構成され、内部バスを介して相互結合される。また、ロジック204は、インターフェイス回路(I/F)222を介して外部と通信可能である。ロジック202には、SRAM210および212が並列に結合され、また大容量のメモリ(DRAM:ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)220が結合される。ロジック204には、SRAM214が結合される。大容量メモリ220が、主メモリとして利用され、データおよび命令を格納する。ロジック202および204は、一方がコプロセッサとして利用され、他方のロジックの演算処理の内の特定のルーティンの処理を担当してもよい。また、それぞれが、音声処理および画像処理のように互いに異なる処理を並行して実行してもよい。
SRAM210、212および214は、それぞれ、先の実施の形態1から3において示すデータ入出力回路IOKおよび制御回路CTLを含むインターフェイス部I/Fと、SRAMアレイ部を含む。SRAMアレイ部においては、メモリブロック(MB)、カラム回路(YC)、ロウデコード回路(XD)、およびローカル制御回路(LC)が配設される。ロジック202および204は、それぞれの用途に応じて予め割当てられた処理を実行する。SRAM210、212および214は、それぞれデータ/情報を一時的に格納するメモリとして利用され、命令メモリ、キャッシュメモリまたは作業用メモリとして利用される。
この図22に示すように、半導体チップ200上に、ロジックおよびメモリを集積化して1つのシステムを構成するシステム・オン・チップ(SOC)の構成において、SRAM210、212および214は、データ、アドレスおよび制御信号は、すべてインターフェイス部I/Fを介して転送される。したがってこのチップ200上においてSRAM210、212および214は、ロジック202および204の配置に応じて、先の実施の形態1から3のメモリアレイのレイアウトを適用してチップ200上に配置することができる。例えば、ロジック202の両側にSRAMを配置する場合、単に基本アレイレイアウトを有するSRAM(マクロ)のレイアウトを鏡映反転したレイアウトを有するSRAMを配置することが要求されるだけであり、新たなレイアウトを作製する必要がなく、設計効率が改善される。また、配置位置に応じて、基本レイアウトのSRAMを回転操作することにより、ロジックの上下左右の任意の位置にSRAMを、そのインターフェイス部I/Fが対応のロジックに近接して対向するように配置することができる。
以上のように、この発明の実施の形態3に従えば、IOブロックそれぞれにおいて、複数のメモリブロックにビット線延在方向に分割し、各メモリブロックそれぞれにおいて、サブアレイを分割するとともに、このサブアレイ領域間の領域内部に、センス読出回路およびライトドライバ(内部書込回路)を配置し、グローバルデータ線を、メモリブロックおよびカラム回路の上を延在するように配置している。したがって、実施の形態1と同様の効果に加えて、IOブロックのレイアウト面積を低減することができ、応じて半導体記憶装置のレイアウト面積を低減できる。
この発明は、スタティック型半導体記憶装置に対して適用することにより、高速のデータ読出を実現することができる。このSRAMとしては、クロック信号CLKに同期したクロック同期型SRAMに限定されず、クロック信号と非同期で動作するSRAMであってもよく、またクロック信号に同期して連続的に連続アドレスのデータを読出すバーストSRAMであっても本発明は適用可能である。
この発明に従う半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。 図1に示す半導体記憶装置のサブアレイ分離/接続部の構成を概略的に示す図である。 図2に示すメモリセルMCの構成の一例を示す図である。 図1に示すIOブロックの構成を概略的に示す図である。 図4に示すカラム回路の構成の一例を示す図である。 図5に示すセンスアンプの構成の一例を示す図である。 図5に示すビット線プリチャージ回路およびデータ線プリチャージ回路の構成の一例を示す図である。 図5に示す列選択回路の構成の一例を示す図である。 図4に示す入出力回路の1ビットの出力回路の構成を示す図である。 図4に示す入出力回路の1ビットの入力回路の構成の一例を示す図である。 図4および図5に示す半導体記憶装置のデータ読出時の動作を示す信号波形図である。 図4に示す制御回路の構成の一例を概略的に示す図である。 図4に示すローカル制御回路の構成の一例を概略的に示す図である。 この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装置のカラム回路の構成を示す図である。 図14に示すカラム回路の動作を示す信号波形図である。 この発明の実施の形態2におけるローカル制御回路の構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3に従う半導体記憶装置の全体の構成のレイアウトを概略的に示す図である。 図17に示す半導体記憶装置の1つのメモリブロックおよびカラム回路の配置を概略的に示す図である。 図18に示す回路配置の変更例を示す図である。 この発明の実施の形態3におけるグローバルデータ線、ワード線およびビット線の配置を概略的に示す図である。 図20に示す配線の高さ方向の位置関係を示す図である。 この発明に従う半導体記憶装置を利用するシステム構成の一例を示す図である。
符号の説明
IOB0−IOBn IOブロック、ISK0−ISKn サブアレイ分離/接続部、WRK0−WRKn 書込/読出回路、GDB0−GDBn グローバルデータ線、IOCK 入出力回路、CSGU,CSGL,CSGU0−CSGU3 列選択ゲート、IGU,IGL 分離ゲート、SA センスアンプ、WDR ライトドライバ、RDR リードドライバ、YC カラム回路、P100−P103 PチャネルMOSトランジスタ、BPCG ビット線プリチャージ回路、DPCG データ線プリチャージ回路、MAU,MAL サブアレイ、IOB0−IOB3 IOブロック、YCRG カラム回路配置領域、200 半導体チップ、202,204 ロジック、210,212,214 SRAM。

Claims (9)

  1. 行列状に配列されるスタティック型メモリセルを有しかつ整列して配置される複数のメモリブロックを備え、各前記メモリブロックは、各々が、行列状に配列されるスタティック型メモリセルと、各メモリセル列に対応して配置され、各々に対応の列のスタティック型メモリセルが接続される複数のビット線対とを含む第1および第2のサブアレイを含み、
    各前記メモリブロックについて、前記第1および第2のサブアレイに共通に配置され、活性化時、第1および第2のセンスノードの電位を差動的に増幅するセンスアンプ、
    各前記メモリブロックについて、前記第1のサブアレイに対応して配置される第1のデータ線対、
    各前記メモリブロックについて、前記第2のサブアレイに対応して配置される第2のデータ線対、
    各前記メモリブロックについて、前記第1のサブアレイに対応して配置され、前記第1のサブアレイの選択時、与えられた列選択信号に従って前記第1のサブアレイの選択列のビット線対を前記第1のデータ線対に結合する第1の列選択回路、
    各前記メモリブロックについて、前記第2のサブアレイに対応して配置され、前記第2のサブアレイの選択時、与えられた列選択信号に従って前記第2のサブアレイの選択列に対応するビット線対を前記第2のデータ線対に結合する第2の列選択回路、および
    各前記メモリブロックについて、少なくともサブアレイ選択信号に従って前記第1のデータ線対を前記センスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する第1の接続制御回路、
    各前記メモリブロックについて、前記少なくともサブアレイ選択信号に従って前記第2のデータ線対を前記センスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する第2の接続制御回路、および
    前記複数のメモリブロックのセンスアンプに共通に配置され、選択されたセンスアンプからのデータを転送する読出グローバルデータ線を備える、半導体記憶装置。
  2. 前記第1の接続制御回路は、
    前記サブアレイ選択信号の第2のサブアレイを選択するサブアレイ指定信号と前記センスアンプを活性化するセンス活性化信号とを受ける第1のゲート回路と、
    前記第1のゲート回路の出力信号に従って前記第1のデータ線対を前記センスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する第1の接続ゲートとを備え、
    前記第2の接続制御回路は、
    前記サブアレイ選択信号の第1のサブアレイを選択するサブアレイ指定信号と前記センス活性化信号とを受ける第2のゲート回路と、
    前記第2のゲート回路の出力信号に従って前記第2のデータ線対を前記センスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する第2の接続ゲートとを備え、
    選択サブアレイに対して配置されたデータ線対がセンス動作前に前記センスアンプの第1および第2のセンスノードに結合される、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1および第2の接続ゲートは、各々、Pチャネル型の絶縁ゲート型電界効果トランジスタを備える、請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1および第2のデータ線対それぞれに配置され、前記メモリブロックのスタンバイ状態のとき、対応のデータ線対を所定電位にプリチャージするプリチャージ回路をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1および第2のデータ線対の一方に配置され、前記メモリブロックのスタンバイ状態のとき、データ線対を所定電位にプリチャージするプリチャージ回路をさらに備え、
    前記第1および第2の接続制御回路は、前記メモリブロックのスタンバイ状態のとき、それぞれ前記第1および第2のデータ線対を前記センスアンプの第1および第2のセンスノードに結合する、請求項1から3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 1つのデータビットに対応して配置され、各々が行列状に配列される複数のスタティック型メモリセルと各メモリセル列に対応して配置されて各々に対応の列のメモリセルが接続する複数のビット線対とを含む第1および第2のサブアレイを各々が含む複数のメモリブロックと、
    各前記メモリブロックについて、第1および第2のサブアレイにそれぞれ対応して配置される第1および第2のデータ線対、
    各前記メモリブロックについて、前記第1のサブアレイに対応して配置され、与えられた列選択信号に従って前記第1のサブアレイの選択列のビット線対を前記第1のデータ線対に結合する第1の列選択回路、
    各前記メモリブロックについて、前記第2のサブアレイに対応して配置され、与えられた列選択信号に従って前記第2のサブアレイの選択列のビット線対を前記第2のデータ線対に結合する第2の列選択回路、
    各前記メモリブロックについて、前記第1および第2のサブアレイの間に第1および第2のサブアレイに整列して配置されるカラム回路領域内に配置され、少なくともサブアレイ選択信号に従って前記第1および第2のデータ線対の一方を選択するデータ線選択回路、
    各前記メモリブロックについて、前記カラム回路領域内に配置され、活性化時前記データ線選択回路を介して与えられたデータを増幅するセンス読出回路、
    各前記メモリブロックについて、前記第1および第2のサブアレイの間の前記カラム回路領域内に配置されて前記データ線選択回路により選択されたデータ線対に内部書込データを伝達する内部書込回路、および
    前記複数のメモリブロックに共通に配置され、かつ各前記メモリブロックのセンス読出回路および内部書込回路に共通に結合されて内部データを転送するグローバルデータバスを備える、半導体記憶装置。
  7. 前記グローバルデータバスは、前記内部書込回路に結合されて前記内部書込データを転送する書込グローバルデータ線と、前記センス読出回路に結合され、活性化されたセンス読出回路の出力信号を転送する読出グローバルデータ線とを備える、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記グローバルデータバスは、前記複数のメモリブロック上および前記カラム回路領域上を渡って延在するように配置される、請求項6記載の半導体記憶装置。
  9. 前記センス読出回路は、
    前記カラム回路領域の前記第1および第2のサブアレイに対する距離が実質的に等しくなる位置に配置され、前記データ線選択回路により選択されたデータ線対を介して転送されるデータを増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの出力信号に従って前記グローバルデータバスを駆動する読出ドライブ回路とを備える、請求項6記載の半導体記憶装置。
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