JP2002184188A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002184188A
JP2002184188A JP2000383397A JP2000383397A JP2002184188A JP 2002184188 A JP2002184188 A JP 2002184188A JP 2000383397 A JP2000383397 A JP 2000383397A JP 2000383397 A JP2000383397 A JP 2000383397A JP 2002184188 A JP2002184188 A JP 2002184188A
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JP
Japan
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signal
sense amplifier
sense
internal
gate
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JP2000383397A
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Teruhiko Amano
照彦 天野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部データ読出用のセンスアンプ回路のレイ
アウト面積を低減する。 【解決手段】 電荷閉込め型センスアンプ構成におい
て、電荷閉込め用のゲート(RG♯)とセンスアンプ回
路(1b)の活性/非活性を、それぞれ別々の制御信号
(/CSLR♯,SAE)で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】特に、半導体記憶装置の内部
データ読出に関連する部分の構成に関する。より特定的
には、この発明は、選択メモリセルデータを内部で増幅
するためのセンスアンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のスタティック・ランダム
・アクセス・メモリ(SRAM)のメモリセルの構成の
一例を示す図である。図9において、メモリセルMC
は、電源ノードと記憶ノードNDAの間に接続されかつ
そのゲートが記憶ノードNDBに接続されるPチャネル
MOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジス
タ)MP01と、電源ノードと記憶ノードNDBの間に
接続されかつそのゲートが記憶ノードNDAに接続され
るPチャネルMOSトランジスタMP02と、記憶ノー
ドNDAと接地ノードとの間に接続されかつそのゲート
が記憶ノードNDBに接続されるNチャネルMOSトラ
ンジスタMN03と、記憶ノードNDBと接地ノードの
間に接続されかつそのゲートが記憶ノードNDAに接続
されるNチャネルMOSトランジスタMN04と、ワー
ド線WL上の信号電位に応答して選択的に導通し、記憶
ノードNDAをビット線BLにするNチャネルMOSト
ランジスタMN05と、ワード線WL上の信号電位に応
答して選択的に導通し、記憶ノードNDBをビット線/
BLに接続するNチャネルMOSトランジスタMN06
を含む。
【0003】MOSトランジスタMP01およびMN0
3がCMOSインバータ回路を構成し、またMOSトラ
ンジスタMP02およびMN04がCMOSインバータ
回路を構成する。これらのCMOSインバータ回路は、
それぞれの入力および出力が交差結合されて、フリップ
フロップを構成する。記憶ノードNDAおよびNDBに
は、互いに相補なデータがラッチされる。
【0004】メモリセルMCへのアクセス時(データの
書込/読出時)においては、ワード線WLが選択状態と
なり、その電圧レベルがHレベルとなり、応じてMOS
トランジスタMN05およびMN06が導通し、記憶ノ
ードNDAおよびNDBが、それぞれ、ビット線BLお
よび/BLに接続される。データ読出時においては、記
憶ノードNDAおよびNDBの電圧に応じてビット線B
Lおよび/BLに電圧差が生じ、この電圧差を検知して
データの読出が行なわれる。
【0005】一方、データの書込時においては、ビット
線BLおよび/BLに、相補な書込データが伝達され、
この書込データに応じて記憶ノードNDAおよびNDB
の電圧レベルが設定される。
【0006】この図9に示すSRAMセルMCの構成に
おいては、Hレベルデータを保持するための負荷トラン
ジスタMP01およびMP02は、たとえば薄膜トラン
ジスタ(TFT)で構成され、純抵抗素子を利用する構
成に比べて、その占有面積を低減することができる。ま
た、これらの負荷トランジスタ(PチャネルMOSトラ
ンジスタ)MP01およびMP02は、非導通時には、
その導通時に比べてその等価抵抗値が極めて大きくな
り、純抵抗素子を負荷素子として利用する構成に比べ
て、データ保持時における貫通電流を低減でき、応じ
て、消費電流を低減することができる。
【0007】図10は、従来のSRAMのデータ読出に
関連する部分の構成を概略的に示す図である。図10に
おいて、メモリセルMCが行列状に配列される。このメ
モリセルMCは、図9に示す構成を有する。メモリセル
MCの各行に対応してワード線WL0、WL1、…が配
設され、メモリセルMCの各列に対応してビット線対B
L0,/BL0、BL1,/BL1、…が配設される。
ビット線対BL0,/BL0、BL1,/BL1それぞ
れには、プリチャージ/イコライズ指示信号/BLEQ
に応答して対応のビット線対BL0,/BL0、BL
1,/BL1を電源電圧VDDレベルにプリチャージし
かつイコライズするビット線プリチャージ/イコライズ
回路BPE0、BPE1が設けられる。
【0008】また、ビット線対BL0,/BL、BL
1,/BL1それぞれに対応して、カラムセレクト線C
SL0、CSL1、上のカラム選択信号に従って対応の
ビット線対を内部データ線対IOPに接続するためのカ
ラム選択ゲートCSG0、CSG1が設けられる。カラ
ム選択ゲートCSG0は、ビット線BL0に対して設け
られるCMOSトランスミッションゲートTX00と、
ビット線/BL0に対して設けられるCMOSトランス
ミッションゲートTX01とを含み、カラム選択線CS
L0上のカラム選択信号と、このカラム選択信号を受け
るインバータIVaの出力信号とに応答して導通する。
CMOSトランスミッションゲートTX00およびTX
01の各々は、互いに並列に接続されるPチャネルMO
SトランジスタPQおよびNチャネルMOSトランジス
タNQを含む。
【0009】カラム選択ゲートCSG1は、ビット線B
L1に対して設けられるCMOSトランスミッションゲ
ートTX10と、ビット線/BL1に対して設けられる
CMOSトランスミッションゲートTX11とを含み、
カラムセレクト線CSL1上のカラム選択信号と、この
カラム選択信号を受けるインバータIVbの出力信号と
に従って導通する。
【0010】カラムセレクト線により、1つのビット線
対が選択され、この選択ビット線対が対応のカラム選択
ゲートを介して内部データ線対IOPに接続される。
【0011】内部データ線対IOPには、プリチャージ
/イコライズ指示信号/BLEQの活性化に応答して内
部データ線IOPを電源電圧レベルにプリチャージしか
つイコライズするデータ線プリチャージ/イコライズ回
路IPEと、センスアンプ活性化信号SAEの活性化に
応答して内部データ線対IOP上の信号を差動増幅して
内部読出データDoutおよび/Doutを生成するセ
ンスアンプ100が設けられる。センスアンプ100
は、その構成は後に詳細に説明するが、活性化時内部デ
ータ線IOPに現われた選択メモリセルのデータに対応
する電圧差を差動増幅して相補な内部読出データDou
tおよび/Doutを生成する。
【0012】この図10に示すSRAMにおいて、スタ
ンバイ状態時においては、ビット線プリチャージ/イコ
ライズ回路BPE0、BPE1、…とデータ線プリチャ
ージ/イコライズ回路IPEが活性状態にあり、ビット
線対BL0,/BL0、BL1,/BL1、…は、電源
電圧レベルに保持され、また、内部データ線対IOPも
電源電圧レベルにプリチャージされかつイコライズされ
る。
【0013】データの書込/読出を行なうデータアクセ
スサイクルが始まると、アドレス指定された行に対応す
るワード線が選択状態へ駆動され、この選択ワード線に
接続されるメモリセルの記憶データが対応のビット線対
に読出される。メモリセルMCは、図9に示す構成を有
しており、これはビット線BLおよび/BLの相補デー
タが対応のビット線対に読出される。このデータ読出時
においては、ビット線プリチャージ/イコライズ回路B
PE0、BPE1、…は、非活性状態にあり、各ビット
線対には、選択メモリセル(選択ワード線に接続される
メモリセル)の記憶データに応じた電圧差が生じる。
【0014】また、アドレス指定された列に対応するカ
ラムセレクト線が選択状態へ駆動され、この選択カラム
セレクト線に接続されるカラム選択ゲートCSGが導通
し、選択列に対応するビット線対が内部データ線対IO
Pに接続され、この内部データ線対IOPに、選択メモ
リセルの記憶データに応じた電圧差が生じる。このと
き、データ線プリチャージ/イコライズ回路IPEはア
クセスサイクル移行時に非活性状態に駆動されている。
【0015】センスアンプ100が、この内部データ線
対IOPの電圧差を差動増幅して内部読出データDou
tおよび/Doutを生成する。
【0016】図11は、図10に示すビット線プリチャ
ージ/イコライズ回路BPE0、IPEおよびセンスア
ンプ100の具体的構成の一例を示す図である。図11
においては、1つのビット線対BL♯および/BL♯を
代表的に示す。
【0017】ビット線BL♯および/BL♯に対して設
けられるビット線プリチャージ/イコライズ回路BPE
♯は、プリチャージ/イコライズ信号/BLEQの活性
化時(Lレベルのとき)導通し、ビット線BL♯および
/BL♯へ電源電圧VDDを伝達するプリチャージ用P
チャネルMOSトランジスタPQ1およびPQ2と、プ
リチャージ/イコライズ指示信号/BLEQの活性化時
導通し、ビット線BL♯および/BL♯を電気的に短絡
するイコライズ用のPチャネルMOSトランジスタPQ
3を含む。
【0018】データ線プリチャージ/イコライズ回路I
PEは、プリチャージ/イコライズ指示信号/BLEQ
の活性化時導通し、それぞれ内部ノードSALおよび/
SALへ電源電圧VDDを伝達するプリチャージ用のP
チャネルMOSトランジスタPQ4およびPQ5と、プ
リチャージ/イコライズ指示信号/BLEQの活性化時
導通し、内部ノードSALおよび/SALを電気的に短
絡するイコライズ用のPチャネルMOSトランジスタP
Q6を含む。内部ノードSALおよび/SALは、図1
0に示す内部データ線対IOPの内部データ線にそれぞ
れ接続される。
【0019】ビット線BL♯および/BL♯は、カラム
選択ゲートCSG♯を介して内部ノードSALおよび/
SALにそれぞれ結合される。カラム選択ゲートCSG
♯は、ビット線BL♯および/BL♯にそれぞれ対応し
て設けられるCMOSトランスミッションゲートTX♯
0およびTX♯1を含む。これらのCMOSトランスミ
ッションゲートTX♯0およびTX♯1は、カラムセレ
クト線CSL上のカラム選択信号と、このカラム選択信
号を受けるインバータIV♯の出力信号とに応答して選
択的に導通する。
【0020】センスアンプ100は、電源ノードとセン
ス内部ノードSANの間に接続されかつそのゲートがセ
ンス内部ノード/SANに接続されるPチャネルMOS
トランジスタPQ7と、電源ノードとセンス内部ノード
/SANの間に接続されかつそのゲートがセンス内部ノ
ードSANに接続されるPチャネルMOSトランジスタ
PQ8と、センス内部ノードSANとノードNDCの間
に接続されかつそのゲートがセンス内部ノード/SAN
に接続されるNチャネルMOSトランジスタNQ1と、
センス内部ノード/SANとノードNDCの間に接続さ
れかつそのゲートがセンス内部ノードSANに接続され
るNチャネルMOSトランジスタNQ2と、ノードND
Cと接地ノードの間に接続されかつそのゲートにセンス
アンプ活性化信号SAEを受けるNチャネルMOSトラ
ンジスタNQ3と、センス内部ノードSAN上の信号を
反転して内部読出データDoutを生成するインバータ
IVcと、センス内部ノード/SANの信号を反転して
補の内部読出データ/Doutを生成するインバータI
Vdと、センスアンプ活性化信号SAEの非活性化時導
通し、内部ノードSALおよび/SALを、それぞれ、
センス内部ノードSANおよび/SANに接続するPチ
ャネルMOSトランジスタPQ9およびPQ10を含
む。
【0021】このセンスアンプ100は、センスアンプ
活性化信号SAEが非活性状態のときには、センス内部
ノードSNAおよび/SNAが内部ノードSALおよび
SALに接続され、センスアンプ活性化信号SAEが活
性状態となると、MOSトランジスタPQ9およびPQ
10が非導通状態となり、センス内部ノードSANおよ
び/SANと内部ノードSALおよび/SALが分離さ
れる。センスアンプ100は、MOSトランジスタNQ
3が導通し、この状態で、すなわち、センス内部ノード
SANおよび/SANに電荷を閉込めた状態でセンス内
部ノードSANにおよび/SNAをそれらの電圧レベル
に応じて駆動する。
【0022】センス内部ノードSANおよび/SANに
は、センス内部ノードSANおよび/SANの電圧を安
定化するための安定化容量NCaおよびNCbがそれぞ
れ設けられる。次に、この図11に示すSRAMの読出
系の回路の動作を、図12に示す動作波形図を参照して
説明する。
【0023】このSRAMは、基準クロック信号CLK
に同期して動作するクロック同期型SRAMである。こ
のクロック同期型SRAMにおいて、基準クロック信号
CLKの立上がりエッジに同期して、データ読出を指示
するリードコマンドRAEDが与えられる。このリード
コマンドREADは、基準クロック信号CLKの立上が
りエッジで、チップセレクト信号/CSをLレベルに設
定しかつライトイネーブル信号/WEをHレベルに設定
することにより与えられる。この基準クロック信号CL
Kの立上がりエッジでまた同時に、アドレス信号が与え
られる。
【0024】リードコマンドREADが与えられると、
図示しない制御回路は、まず、内部のイコライズ状態を
解除するために、プリチャージ/イコライズ信号/BL
EQをLレベルの活性状態から非活性状態のHレベルに
駆動し、ビット線プリチャージ/イコライズ回路BPE
♯のMOSトランジスタPQ1−PQ3すべてをオフ状
態とし、また、データ線プリチャージ/イコライズ回路
IPEのMOSトランジスタPQ4−PQ6をすべてオ
フ状態へ駆動する。このプリチャージ/イコライズ指示
信号/BLEQの非活性化により、ビット線BL♯およ
び/BL♯および内部データ線対IOPのプリチャージ
動作が完了する。
【0025】また、このリードコマンドREADに従っ
て、図示しない制御回路は、アドレス信号を基準クロッ
ク信号CLKの立上がりエッジで取込みデコードし、ア
ドレス指定された行および列それぞれに対応するワード
線WLおよびカラムセレクト線CSLを選択状態へ駆動
する。この選択ワード線WLに接続されるメモリセルM
Cにおいて、図9に示すMOSトランジスタMN05お
よびMN06が導通し、そのメモリセルの記憶ノードN
DAおよびNDBに記憶されたデータに応じてビット線
BL♯および/BL♯に電圧差が生じる。
【0026】このとき、また、カラム選択ゲートCSG
♯が、カラムセレクト線CSL上のカラム選択信号に応
答して導通し、アドレス指定された列に対応するビット
線BL♯および/BL♯が、内部ノードSALおよび/
SAL(内部データ線対IOP)に接続される。応じ
て、このビット線BL♯および/BL♯上に読出された
メモリセルデータに対応するビット線BL♯および/B
L♯の電圧が、内部ノードSALおよび/SALに伝達
される。ビット線BL♯および/BL♯および内部ノー
ドSAL、/SAL(内部データ線対IOP)の電圧差
が、リードコマンドREADの印加後時間Taを経過す
ると、十分な電圧差ΔVとなる。
【0027】時間Taの間、センスアンプ活性化信号S
AEは、Lレベルの非活性状態にあり、センスアンプ1
00において、図11に示すMOSトランジスタPQ9
およびPQ10は導通状態にあり、内部ノードSALお
よび/SALの電圧差はセンス内部ノードSANおよび
/SANに伝達され、これによりビット線BL♯および
/BL♯の選択メモリセルデータに対応する電圧差ΔV
が、センス内部ノードSANおよび/SANに伝達され
る。このセンス内部ノードSANおよび/SANの電圧
差が、時間Ts経過後十分な大きさΔVとなると、セン
スアンプ活性化信号SAEがHレベルとなり、MOSト
ランジスタPQ9およびPQ10が非導通状態となり、
また、MOSトランジスタNQ3が導通状態となり、こ
のセンスアンプ100が活性化されてセンス内部ノード
SANおよび/SANの電圧差を増幅する。
【0028】このセンスアンプ100の活性化時におい
ては、MOSトランジスタPQ9およびPQ10は非導
通状態にあり、センス内部ノードSANおよび/SAN
が、ビット線BL♯および/BL♯および内部ノードS
ALおよび/SAL(内部データ線対)から分離された
状態であり、センスアンプ100は、内部のセンスノー
ドSANおよび/SANの小容量を駆動して、高速で増
幅動作を行なって、内部読出データDoutおよび/D
outを生成する。
【0029】センス動作が完了すると、センスアンプ活
性化信号SAEがLレベルとなり、また選択ワード線W
Lおよび選択カラムセレクト線CSLが非導通状態へ駆
動され、メモリセルMCのアクセス用のMOSトランジ
スタMN05およびMN06が非導通状態となり、また
カラム選択ゲートCSG♯も非導通状態となる。また、
プリチャージ/イコライズ指示信号/BLEQがLレベ
ルの活性状態となり、再び、ビット線BL♯および/B
L♯および内部データ線対IOPが電源電圧レベルにプ
リチャージされかつイコライズされる。
【0030】SRAMメモリセルは、フリップフロップ
型のメモリセルであり、データ読出時においては、DR
AM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)と
異なり、非破壊的にデータの読出が行なわれる。したが
って、メモリセルから読出されたデータのメモリセルへ
の再書込を行なうリストア動作が不要となり、サイクル
時間を短くでき、高速のアクセスを行なうことができ
る。
【0031】また、センスアンプ100においては、電
荷をセンス内部ノードSANおよび/SANに閉込めた
状態でセンス動作を行なっており、センス動作時に駆動
すべき負荷は小さく、高速でセンス動作を行なうことが
でき、高速のデータ読出を実現することができる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すセンスア
ンプの構成においては、センスアンプ活性化信号SAE
がHレベルに遷移したとき、センス内部ノードSANお
よび/SANにビット線BL♯および/BL♯から伝達
された電荷が閉込められてセンス動作が行なわれる。し
かしながら、このセンス内部ノードSANおよび/SA
Nは、センスアンプ100内のノードであり、その容量
が小さいため、センス動作開始時に近傍の回路からのカ
ップリング等に起因するノイズを受けたとき、その電位
が変動する可能性が高く、このようなノイズを受けた場
合、センスアンプ100が、誤動作する可能性が高くな
る。
【0033】このようなカップリングノイズによるセン
ス内部ノードの閉込め電荷に対する影響を抑制するため
に、従来、図11に示すように、センス内部ノードSA
Nおよび/SANに、それぞれ、MOSトランジスタで
構成されるゲート容量NCaおよびNCbを接続し、配
線容量またはトランジスタの接合容量などの寄生容量と
別に、有意な容量値を有する容量を接続して、センス内
部ノードSANおよび/SANの容量値を高くしてノイ
ズ耐性を高くする対策が取られていた。
【0034】しかしながら、このようなゲート容量NC
aおよびNCbを使用した場合、センスアンプ100内
に、ゲート容量NCaおよびNCbを配設する必要があ
り、センスアンプのレイアウト面積が増大し、応じて、
チップ面積増大によるチップ製造コストが高くなるとい
う問題が生じる。
【0035】上述のセンスアンプの問題は、小振幅信号
を内部で転送するための増幅回路においても同様に生じ
る。
【0036】それゆえ、この発明の目的は、レイアウト
面積を増大させることなくノイズ耐性の優れた内部信号
増幅回路を提供することである。
【0037】この発明の他の目的は、小占有面積でかつ
ノイズ耐性にすぐれた内部データ読出回路を提供するこ
とである。
【0038】この発明の特定的な目的は、小レイアウト
面積でかつノイズ耐性に優れたセンスアンプ回路を備え
る半導体記憶装置を提供することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、選択メモリセルのデータが伝達される内部信
号線と、センスアンプ活性化信号の活性化時活性化さ
れ、センス内部ノードの電圧を増幅するためのセンスア
ンプと、センスアンプ活性化信号と異なる分離制御信号
の活性化に応答して内部信号線とセンス内部ノードとを
分離するための電荷閉込めゲートを備える。
【0040】内部信号線は、好ましくは、複数列に整列
して配置される複数のメモリセルの列それぞれに対応し
て配置される。電荷閉込めゲートは、好ましくは、分離
制御信号に応答して複数の列からアドレス指定された列
に対応する内部信号線を選択してセンス内部ノードに接
続する列選択回路を備える。
【0041】また、これに代えて好ましくは、複数列に
整列して配置される複数のメモリセルと、メモリセルの
各列に対応して配置され、列選択信号に応答して対応の
列を内部信号線へ接続する列選択回路が設けられる。内
部信号線は、複数のメモリセル列に共通に配置される。
分離制御信号は、データ読出時列選択信号の活性化後活
性化されて応じて電荷閉込めゲートが、内部信号線をセ
ンス内部ノードから分離する。分離制御信号は、データ
読出を指示する信号に応答して所定期間非活性状態とな
った後に活性化される。
【0042】また、好ましくは、センスアンプ活性化信
号は、分離制御信号が非活性状態にあり電荷閉込めゲー
トが導通状態にあるときに活性化され、分離制御信号
は、センスアンプ活性化信号の活性化後活性化されて電
荷閉込めゲートを非導通状態とする。
【0043】この発明の他の観点に係る半導体記憶装置
は、行列状に配列される複数のメモリセルと、これら複
数のメモリセルに共通に配置され、活性化時複数のメモ
リセルの選択メモリセルのデータを増幅するためのセン
スアンプと、読出動作指示信号に応答してセンスアンプ
を活性化するセンスアンプ活性化信号を生成するセンス
制御回路と、メモリセル各列に対応して設けられ、導通
時対応の列をセンスアンプの内部ノードに結合するため
の閉込めゲート回路と、読出動作指示信号と列アドレス
信号とに応答してアドレス指定された列に対応して設け
られた閉込めゲートを所定時間導通状態に設定する閉込
め制御回路を備える。
【0044】この発明のさらに他の観点に係る半導体記
憶装置は、行列状に配列される複数のメモリセルと、こ
れら複数のメモリセルに共通に配置され、活性化時複数
のメモリセルのうちの選択メモリセルのデータを増幅す
るためのセンスアンプと、読出動作指示信号に応答して
センスアンプを活性化するセンスアンプ活性化信号を生
成するセンス制御回路と、列選択信号に応答して、アド
レス指定された列を内部信号線に結合するための列選択
ゲートと、導通時内部信号線をセンスアンプの内部ノー
ドに結合するための閉込めゲートと、読出動作指示信号
に応答して、この閉込めゲートを所定期間導通状態に設
定する閉込め制御回路を含む。
【0045】センスアンプ活性化信号は、好ましくは、
閉込めゲートの非導通状態移行前に活性化される。
【0046】また、センスアンプの活性化期間と閉込め
ゲートの導通期間は、互いに重なり合う期間を有する。
【0047】センスアンプの電荷閉込め用のゲートの制
御信号とセンスの活性/非活性を制御するセンスアンプ
活性化信号を別々の制御信号とすることにより、これら
の電荷閉込めゲートおよびセンスアンプを最適タイミン
グで活性化することができ、カップリングノイズ等の影
響がセンス内部ノードの蓄積電荷に影響を及ぼさないよ
うなタイミングでセンスアンプを活性化することができ
る。
【0048】特に、電荷閉込めゲートの導通時にセンス
アンプを活性化することにより、センス内部ノードが、
選択メモリセル列に結合され、応じてセンス内部ノード
の容量を大きくすることでき、応じてノイズの影響を抑
制する。
【0049】また、電荷閉込めゲートおよびカラム選択
ゲートを共用することにより、電荷閉込め専用のトラン
ジスタが不要となり、トランジスタ数を低減でき、応じ
て読出系回路の占有面積を低減することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従うSRAMのデータ読出/書込に
関連する部分の構成を概略的に示す図である。図1にお
いては、4つのビット線対BLP0−BLP3を代表的
に示す。これらのビット線対BLP0−BLP3それぞ
れに対応して、ビット線プリチャージ/イコライズ指示
信号/BLEQの活性化に応答してビット線対BLP0
−BLP3を電源電圧レベルにプリチャージしかつイコ
ライズするビット線プリチャージ/イコライズ回路BP
E0−BPE3が設けられる。プリチャージ/イコライ
ズ指示信号/BLEQは、ビット線のプリチャージ/イ
コライズの制御に用いられる、センスアンプの内部ノー
ドのプリチャージ/イコライズの制御には用いられない
ため、以下の説明においては、信号/BLEQをビット
線/イコライズ指示信号と称す。
【0051】また、ビット線対BLP0−BLP3は、
書込列選択ゲートWG0−WG3を介してライトドライ
バ2に結合され、かつ読出列選択ゲートRG0−RG3
を介してセンスアンプ1に結合される。
【0052】書込列選択ゲートWG0−WG3は、デー
タ書込時列アドレス信号に従って選択的に活性化される
書込カラムセレクト線CSLW0−CSLW3にそれぞ
れ応答して導通し、対応のビット線対を内部書込データ
線対WLPに結合する。
【0053】読出列選択ゲートRG0は、データ読出
時、列アドレス信号に従って選択的に活性化される読出
カラムセレクト線CSLR0−CSLR3に従って導通
し、対応のビット線対を内部読出データ線対RLPを介
してセンスアンプ1に結合する。センスアンプ1には、
電荷閉込めゲートは設けられておらず、内部読出データ
線対RLPが、センスアンプ1内のセンス内部ノードに
接続される。本実施の形態1においては、読出列選択ゲ
ートRG0−RG3を、電荷閉込めゲートとして利用す
る。
【0054】センスアンプ1は、センスアンプ活性化信
号SAEの活性化に応答して活性化され、一方、ライト
ドライバ2は、ライトドライバ活性化信号WDEの活性
化に応答して活性化されて、内部書込データ線対WLP
を図示しない書込データに応じて駆動する。
【0055】書込列選択ゲートWG0−WG3の各々
は、対応のビット線対の各ビット線に対応して設けられ
るNチャネルMOSトランジスタNTaを含み、読出列
選択ゲートRG0−RG3の各々は、対応のビット線対
の各ビット線に対応して設けられるPチャネルMOSト
ランジスタPTaを含む。内部書込データ伝達経路と内
部読出データ伝達経路が別々に設けられるものの、従来
のCMOSトランスミッションゲートをカラム選択ゲー
トとして利用する構成と比べて、何らトランジスタの数
は増加しない。
【0056】読出列選択ゲートRG0−RG3を電荷閉
込めゲートとして利用することにより、センスアンプ1
の活性化期間と電荷閉込めゲートとして機能する読出列
選択ゲートRG0−RG3の導通期間とを個々に調整す
ることが可能となり、電荷閉込め時のカップリングノイ
ズ等の影響を抑制して、センス動作を行なうことが可能
となる。また、センスアンプ1のセンス内部ノードが、
内部読出データ線対RLPの内部読出データ線および選
択列のビット線にそれぞれ接続されるため、等価的に、
このセンス内部ノードの容量を大きくすることができ、
ノイズ耐性を改善することができる。
【0057】図2は、図1に示すSRAMのデータ読出
に関連する部分の構成を具体的に示す図である。図2に
おいては、1つのビット線対BL♯および/BL♯を示
す。このビット線対BL♯および/BL♯に対し、ビッ
ト線プリチャージ/イコライズ指示信号/BLEQの活
性化に応答してビット線BL♯および/BL♯を電源電
圧VDDレベルにプリチャージしかつイコライズするビ
ット線プリチャージ/イコライズ回路BPE♯が設けら
れる。このビット線プリチャージ/イコライズ回路BP
E♯は従来と同様、ビット線プリチャージ/イコライズ
指示信号/BLEQの活性化に応答して導通し、ビット
線BL♯および/BL♯へそれぞれ、電源電圧VDDを
伝達するプリチャージ用のPチャネルMOSトランジス
タPQ1およびPQ2と、ビット線プリチャージ/イコ
ライズ指示信号/BLEQの活性化に応答して導通し、
ビット線BL♯および/BL♯を電気的に短絡するイコ
ライズ用のPチャネルMOSトランジスタPQ3とを含
む。
【0058】これらのビット線BL♯および/BL♯
は、読出列選択ゲートRG♯を介してセンス内部ノード
SANおよび/SANにそれぞれ結合される。読出列選
択ゲートRG♯は、読出カラムセレクト線/CSLR上
のカラム選択信号に応答して導通してビット線BL♯お
よび/BL♯をセンス内部ノードSANおよび/SAN
に接続するPチャネルMOSトランジスタPT1および
PT2を含む。読出カラムセレクト線/CSLRは、選
択時Lレベルに駆動される。
【0059】センス内部ノードSANおよび/SAN
は、図1に示す内部読出データ線対RLPの内部読出デ
ータ線にそれぞれ結合されており、この内部読出データ
線対RLPには、複数の読出列選択ゲートRG(RG
#)が並列に接続される。データ読出時の列選択用の読
出ゲートRG♯が、電荷閉込め用のゲートとしても利用
される。
【0060】センスアンプ1は、センス内部ノードSA
Nおよび/SANをセンス内部ノードプリチャージ/イ
コライズ指示信号/SAEQの活性化に応答して電源電
圧VDDレベルにプリチャージしかつイコライズするセ
ンスプリチャージ/イコライズ回路1aと、センスアン
プ活性化信号SAEの活性化に応答してセンス内部ノー
ドSANおよび/SANの電圧を差動増幅するセンスア
ンプ回路1bと、センス内部ノードSANの信号を反転
して内部読出データDoutを生成するインバータ1c
と、センス内部ノード/SANの信号を反転して補の内
部読出データ/Doutを生成するインバータ1dを含
む。
【0061】センスプリチャージ/イコライズ回路1a
は、センス内部ノードプリチャージ/イコライズ指示信
号/SAEQの活性化に応答して導通しセンス内部ノー
ドSANおよび/SANを電源電圧VDDレベルにプリ
チャージするプリチャージ用のPチャネルMOSトラン
ジスタPT3およびPT4と、センス内部ノードプリチ
ャージ/イコライズ指示信号/SAEQの活性化に応答
して導通し、センス内部ノードSANおよび/SANを
電気的に短絡するイコライズ用のPチャネルMOSトラ
ンジスタPT5を含む。
【0062】センスアンプ回路1bは、電源ノードとセ
ンス内部ノードSANの間に接続されかつそのゲートが
センス内部ノード/SANに接続されるPチャネルMO
SトランジスタPT6と、センス内部ノード/SANの
間に接続されかつそのゲートがセンス内部ノードSAN
に接続されるPチャネルMOSトランジスタPT7と、
センス内部ノードSANとノードND1の間に接続され
かつそのゲートがセンス内部ノード/SANに接続され
るNチャネルMOSトランジスタNT1と、センス内部
ノード/SANとノードND1の間に接続されかつその
ゲートがセンス内部ノードSANに接続されるNチャネ
ルMOSトランジスタNT2と、ノードND1と接地ノ
ードの間に接続されかつそのゲートにセンスアンプ活性
化信号SAEを受けるNチャネルMOSトランジスタN
T3を含む。
【0063】この図2に示すように、センス内部ノード
SANおよび/SANに対しては、ゲート容量は接続さ
れてない。本実施の形態1においては、読出列選択ゲー
トRG♯が導通状態のときにセンスアンプ回路1bを活
性化する。これにより、ビット線容量および内部読出デ
ータ線容量をセンス内部ノードに接続した状態で、セン
ス動作を行なう。これにより、センス動作開始時におけ
るセンス内部ノードの容量を大きくして、カップリング
ノイズ等の影響を抑制して、安定にセンス動作を行な
う。次に、この図2に示すデータ読出系回路の動作を、
図3に示す信号波形図を参照して説明する。
【0064】スタンバイ状態においては、ビット線プリ
チャージ/イコライズ指示信号/BLEQおよびセンス
内部ノードプリチャージ/イコライズ指示信号/SAE
QはともにLレベルの活性状態にあり、ビート線プリチ
ャージ/イコライズ回路BPE♯およびセンスプリチャ
ージ/イコライズ回路1aはともに活性状態となり、ビ
ット線BL♯および/BL♯ならびにセンス内部ノード
SANおよび/SANが、電源電圧VDDレベルにプリ
チャージされかつイコライズされる。
【0065】基準クロック信号CLKの立上がりエッジ
でリードコマンドREADが与えられ、また同時に、ア
クセスすべきメモリセルの位置を示すアドレス信号が与
えられる。このリードコマンドREADが与えられる
と、図示しない制御回路は、まずプリチャージ/イコラ
イズ状態を解除するために、ビット線プリチャージ/イ
コライズ指示信号/BLEQをHレベルの非活性状態と
し、ビット線プリチャージ/イコライズ回路BPE♯に
よるビット線BL♯および/BL♯のプリチャージ/イ
コライズ動作を停止させ、また、センスプリチャージ/
イコライズ指示信号/SAEQをHレベルの非活性状態
とし、センス内部ノードSANおよび/SANの、セン
スプリチャージ/イコライズ回路1aによるプリチャー
ジ/イコライズ動作を停止させる。
【0066】リードコマンドREADと同時に与えられ
たアドレス信号に従って、アドレス指定された行に対応
するワード線WL(図2においてワード線WL♯)が選
択状態へ駆動され、この選択ワード線WLに接続される
メモリセルの記憶データが対応のビット線BL,/BL
(図2においてBL♯,/BL♯)に読出される。この
ワード線選択動作と並行して列選択動作が行なわれ、選
択列に対応する読出カラムセレクト線/CSLR上の信
号電位が所定期間Lレベルの活性状態となり、選択列の
ビット線BLおよび/BLが、センス内部ノードSAN
および/SANに結合される。これにより、選択列のビ
ット線BLおよび/BLの電圧が、センス内部ノードS
ANおよび/SANにそれぞれ伝達される。
【0067】リードコマンドREADが与えられてから
時間ts経過後、ビット線BLおよび/BLの電圧差Δ
Vが、センス内部ノードSANおよび/SANに伝達さ
れると、センスアンプ活性化信号SAEが活性状態のL
レベルへ駆動され、応じてセンスアンプ回路1bが活性
化される。センスアンプ回路1bが活性化されてセンス
動作を行なうとき、読出カラムセレクト線/CSLRは
選択状態にあり、選択ビット線BLおよび/BLがセン
ス内部ノードSANおよび/SANに結合されている。
【0068】したがって、センスアンプ回路1bのセン
ス動作開始時においては、センス内部ノードSANおよ
び/SANに、内部読出データ線の負荷容量に加えてビ
ット線BLおよび/BLの負荷容量が電気的に接続され
ており、応じて、このセンス内部ノードSANおよび/
SANは、その容量は大きく、近傍の回路からのカップ
リング等によるノイズを受けても電位の変動は生じる可
能性は極めて小さい。従来のゲート容量に代えて、ビッ
ト線の負荷容量(寄生容量)等を利用することにより、
センスアンプのレイアウト面積を削減する。
【0069】センスアンプ活性化信号SAEが活性化さ
れてから、時間Δtkが経過した後に、読出カラムセレ
クト線/CSLRを非活性状態へ駆動し、読出列選択ゲ
ートRG(図2のRG♯)を非導通状態とし、電荷閉込
めセンス動作を行なって、センス内部ノードSANおよ
び/SANの電圧差を、電圧差ΔVから電源電圧VDD
レベルにまで高速で駆動する。これにより、ビット線負
荷容量がセンス内部ノードSANおよび/SANに接続
するときに、比較的緩やかにセンス動作を行ない、安定
にセンス内部ノードSANおよび/SANの電圧レベル
を増幅し、十分にセンス内部ノードSANおよび/SA
Nの電圧レベルが拡大した後に電荷閉込めセンス動作に
より高速で増幅動作を実行する。
【0070】データ読出動作が完了すると、図示しない
制御回路が、選択ワード線WLを非選択状態へ駆動し、
またセンスアンプ活性化信号SAEを非活性化する。ま
た、ビット線プリチャージ/イコライズ指示信号/BL
EQおよびセンスプリチャージ/イコライズ指示信号/
SAEQを非活性化し、各回路をプリチャージ状態に復
帰させる。
【0071】また、読出列選択ゲートRG(RG♯等)
を、電荷閉込めゲートとして利用することにより、ビッ
ト線BLおよび/BL(図2のBL♯,/BL♯)それ
ぞれが、1段のMOSトランジスタを介してセンス内部
ノードに接続される。したがって、従来のように、カラ
ム選択ゲートCSGのMOSトランジスタと電荷閉込め
ゲートのMOSトランジスタの2段のチャネル抵抗を直
列に介してビット線電圧がセンス内部ノードに伝達され
る構成と異なり、このチャネル抵抗における電圧降下を
抑制することができ、センス内部ノードSANおよび/
SANに伝達される電圧差の低下を抑制することがで
き、センスマージン(読出マージン)を十分大きくする
ことができる(Hレベルにプリチャージされたセンス内
部ノードがビット線を介して放電されるため、1段のM
OSトランジスタの場合センス内部ノードの電圧レベル
の低下を大きくできる)。
【0072】また、ビット線電圧が通過するチャネル抵
抗が、1段のMOSトランジスタ分であり、高速でビッ
ト線BLおよび/BLの電圧差ΔVをセンス内部ノード
SANおよび/SANへ伝達することができ、従来と同
じタイミングでセンスアンプを活性化する場合の読出マ
ージンを大きくすることができる。
【0073】また、このセンス内部ノードSANおよび
/SANは、内部読出データ線対RLPに結合されてお
り、この内部読出データ線対RLPは、ライトドライバ
には結合されない。図11に示すような従来の構成の場
合、内部ノードSALおよび/SALにライトドライバ
が接続されており、データ書込時においては、電荷閉込
め用のMOSトランジスタPQ9およびPQ10が導通
状態にある。したがって、たとえば内部ノードSALが
接地電圧レベルのLレベルに駆動された場合、センスア
ンプ100において、プルアップ用のPチャネルMOS
トランジスタPQ8がオン状態となり、センスアンプ1
00から、ビット線電圧が変化する過渡時に選択ビット
線へカラム電流が流れる。また、Lレベルのビット線対
に対しても、このデータ書込時において、ビット線の電
圧が電源電圧VDDレベルに駆動されるまでの過渡期に
おいて、このLレベルのビット線に接続されるPチャネ
ルMOSトランジスタが導通し、このLレベルのビット
線へ電流を供給し、余分な電流が消費される。
【0074】しかしながら、この図2に示す構成におい
ては、データ書込時においては、読出列選択ゲートRD
♯は非導通状態にあり、センスアンプ1が、選択ビット
線BLおよび/BLと分離されるため、このようなデー
タ書込時におけるセンスアンプ1からビット線への電流
の流入を防止することができ、消費電流を低減すること
ができる。
【0075】図4は、この発明の実施の形態1に従うS
RAMの周辺回路の構成を概略的に示す図である。図4
において、制御信号を発生する周辺制御回路は、基準ク
ロック信号CLKの立上がりエッジで外部からのチップ
セレクト信号/CSおよびライトイネーブル信号/WE
の状態を判定し、該判定結果に従ってアクセス指示信号
ACTおよび読出/書込指示信号R/ZWを活性化する
コマンドデコード回路20と、コマンドデコード回路2
0からのアクセス指示信号ACTに従ってワード線活性
化信号WLEを発生するワード線活性制御回路21と、
アクセス指示信号ACTとワード線活性化信号WLEと
に応答して、ビット線プリチャージ/イコライズ指示信
号/BLEQを活性/非活性化するビット線制御回路2
2と、ワード線活性化信号WLEと読出/書込指示信号
R/ZWとに応答して、センス内部ノードプリチャージ
/イコライズ指示信号/SAEQを活性/非活性化する
センスイコライズ制御回路23と、ワード線活性化信号
WLEと読出/書込指示信号R/ZWとに応答してセン
スアンプ活性化信号SAEを活性/非活性化するセンス
アンプ制御回路24と、ワード線活性化信号WLEと読
出/書込指示信号R/ZWとセンスアンプ活性化信号S
AEとに応答して読出列選択動作活性化信号/YRを所
定期間活性化する読出列制御回路25と、ワード線活性
化信号WLEと読出/書込指示信号R/ZWとに応答し
て書込列選択動作活性化信号YWを活性化する書込列制
御回路26を含む。
【0076】コマンドデコード回路20は、クロック信
号CLKの立上がりエッジにおいてチップセレクト信号
/CSがLレベルの活性状態のときにアクセス指示信号
ACTをワンショットのパルスの形で活性化する。ま
た、コマンドデコード回路20は、この基準クロック信
号CLKの立上がりエッジでチップセレクト信号/CS
がLレベルにあり、かつライトイネーブル信号/WEが
Lレベルのときにはライトコマンドが与えられたと判定
し、読出/書込指示信号ZWをデータ書込を指示するL
レベルに設定し、またこのときライトイネーブル信号/
WEがHレベルのときには、読出/書込指示信号ZWを
データ読出を指示するHレベルに設定する。これらのア
クセス指示信号ACTおよび読出/書込指示信号R/Z
Wは、それぞれ、ワンショットパルスの形で発生され
る。
【0077】ワード線活性制御回路21は、アクセス指
示信号ACTが活性化されると、ワード線活性化信号W
LEを所定期間活性化する。このワード線活性制御回路
21は、たとえばワンショットパルス発生回路で構成さ
れ、このワード線活性化信号WLEにより、メモリセル
選択サイクルが決定される。
【0078】ビット線制御回路22は、例えばフリップ
フロップで構成され、アクセス指示信号ACTが活性化
されるとビット線プリチャージ/イコライズ指示信号/
BLEQをHレベルの非活性状態へ駆動し、またワード
線活性化信号WLEがHレベルからLレベルの非活性状
態に移行するとビット線プリチャージ/イコライズ指示
信号/BLEQをLレベルの活性状態に駆動する。
【0079】センスイコライズ制御回路23は、例えば
フリップフロップで構成され、読出/書込指示信号R/
ZWがHレベルにあり読出動作を示すとき、ワード線活
性化信号WLEがHレベルの活性状態となるとワード線
活性化信号WLEが活性状態の間センス内部ノードプリ
チャージ/イコライズ指示信号/SAEQをLレベルに
保持する。センスイコライズ制御回路23は、読出/書
込指示信号R/ZWがLレベルにあり、データ書込動作
を示すときには、センス内部ノードプリチャージ/イコ
ライズ指示信号/SAEQをLレベルの活性状態に維持
する。
【0080】センスアンプ制御回路24は、例えば立上
がり遅延回路で構成され、読出/書込指示信号R/ZW
がHレベルにありデータ読出を示すとき、ワード線活性
化信号WLEが活性化されると、所定時間経過後にセン
スアンプ活性化信号SAEを活性化する。このセンスア
ンプ制御回路24は、ワード線活性化信号WLEが非活
性状態へ移行すると、またセンスアンプ活性化信号SA
Eを非活性化する。
【0081】読出列制御回路25は、読出/書込指示信
号R/ZWがデータ読出を示すとき、ワード線活性化信
号WLEの活性化に応答して、読出列選択動作活性化信
号/YRをLレベルに駆動する。この読出列制御回路2
5は、センスアンプ活性化信号SAEが活性化される
と、この読出列活性化信号/YRをHレベルの非活性状
態へ駆動する。これにより、センスアンプのセンス動作
開始後に、読出列選択動作が完了し、センスアンプとビ
ット線とが分離され、センスアンプが閉込めセンス動作
を行なう。この読出列制御回路25は、例えば、データ
読出時のワード線活性化信号WLEの活性化に応答して
セットされかつセンスアンプ活性化信号SAEの活性化
に応答してリセットされるフリップフロップで構成され
る。
【0082】書込列制御回路26は、読出/書込指示信
号R/ZWがLレベルにありデータ書込を示すとき、ワ
ード線活性化信号WLEの活性化に応答して、書込列活
性化信号YWをHレベルの活性状態へ駆動する。この書
込列制御回路26からは、また、図1に示すライトドラ
イバ2に対するライトドライバイネーブル信号WDEが
発生される。
【0083】周辺回路は、さらに、基準クロック信号C
LKの立上がりエッジでチップセレクト信号/CSがL
レベルの活性状態のときに、外部からのアドレス信号A
Dを取込み、内部のXアドレス信号XおよびYアドレス
信号Yを生成するアドレス入力回路27と、内部Xアド
レス信号Xをデコードし、ワード線活性化信号WLEの
活性化に応答してアドレス指定されたワード線を選択状
態へ駆動するXデコーダ28と、アドレス入力回路27
からの内部Yアドレス信号をデコードし、カラムセレク
ト信号YSを生成するYデコーダ29と、書込列選択動
作活性化信号YWの活性化時このカラムセレクト信号Y
Sに従って書込カラムセレクト線CSLWを選択状態へ
駆動する書込列選択回路30と、読出列選択動作活性化
信号/YRの活性化時カラムセレクト信号YSに従って
読出カラムセレクト線/CSLRを選択状態へ駆動する
読出列選択回路31を含む。
【0084】アドレス入力回路27は、基準クロック信
号CLKの立上がりエッジでチップセレクト信号/CS
がHレベルのときには、アドレス取込み動作は行なわ
ず、リセット状態を維持する。Xデコーダ28は、スタ
ティックに動作するデコード回路を含み、内部Xアドレ
ス信号をデコードし、そのデコード結果に従ってワード
線活性化信号WLEが活性状態の間アドレス指定された
行に対応するワード線WLを選択状態へ駆動する。
【0085】Yデコーダ29はスタティックにデコード
動作を行ない、内部Yアドレス信号Yに従ってカラムセ
レクト信号YSを生成する。書込列選択回路30は、こ
のYデコーダ29の出力するカラムセレクト信号YS
(メモリアレイの各列)それぞれに対応する選択回路を
含み、書込列選択動作活性化信号YWが活性状態のとき
に、このカラムセレクト信号YSに対応する書込カラム
セレクト線CSLWを活性状態へ駆動する。
【0086】読出列選択回路31は、Yデコーダ29か
らのカラムセレクト信号YSそれぞれに対応する選択回
路を含み、読出列選択動作活性化信号/YRが活性状態
の間、このYデコーダ29からのカラムセレクト信号Y
Sに従って対応の読出カラムセレクト線CSLRを活性
状態へ駆動する。
【0087】読出列選択動作活性化信号/YRは、セン
スアンプ活性化信号SAEが活性化された後に非活性化
される。したがって、読出列選択回路31は、Yデコー
ダ29からのカラムセレクト信号YSに従って、選択列
の読出列選択ゲートを導通状態に設定し、センスアンプ
活性化信号SAEが活性化された後に、この読出列選択
回路31が非活性化されて、選択状態の読出列選択ゲー
トRGを非導通状態に設定する。センスアンプ活性化信
号SAEに従って、読出列選択動作を制御することによ
り、確実に、センス動作開始後に読出列選択ゲートを非
導通状態として、センスアンプに電荷閉込めセンス動作
を行なわせることができる。
【0088】なお、この図4に示す構成において、Yデ
コーダ29がスタティックにデコード動作を行なってい
る。しかしながら、Yデコーダ29へも、ワード線活性
化信号WLEが与えられ、このYデコーダ29の動作期
間が、ワード線活性化信号WLEにより決定されてもよ
い。また、アドレス入力回路27も、ワード線活性化信
号WLEが非活性状態となると、内部Xアドレス信号X
および内部Yアドレス信号Yをそれぞれ初期状態にリセ
ットするように構成されてもよい。
【0089】また、読出/書込指示信号R/WZに代え
て、コマンドデコード回路20は、リードコマンドおよ
びライトコマンドそれぞれに対応して読出指示信号およ
び書込指示信号を生成してもよい。
【0090】また、センス内部ノードプリチャージ/イ
コライズ回路1aは、センスアンプ1の外部に設けられ
てもよい。
【0091】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、データ読出時の列選択用の読出列選択ゲートを
センスアンプの電荷閉込め用のゲートとして利用してお
り、ビット線からセンスアンプ内部ノードへの電荷転送
経路のゲート段数を低減でき、応じて高速で電荷を転送
することができ、また電圧降下を低減することができ、
読出マージンを大きくすることができる。
【0092】また、この読出列選択ゲートを利用するこ
とにより、センスアンプの活性化タイミングを電荷閉込
めタイミングと異ならすことができ、応じて、センスア
ンプ内部ノードの選択列のビット線と接続した状態でセ
ンス動作を行なうことにより、センス内部ノードの容量
を大きくすることができ、センス動作開始時にカップリ
ングノイズ等の影響を受けることなく正確にセンス動作
を行なうことができる。
【0093】[実施の形態2]図5は、この発明の実施
の形態2に従うSRAMのデータ読出/書込に関連する
部分の構成を概略的に示す図である。図5においては、
1行4列に配列されるメモリセルMCを代表的に示す。
これらのメモリセルMCは、ワード線WLに接続され
る。メモリセルの各列に対応して配置されるビット線対
BLP0−BLP3には、それぞれ、ビット線プリチャ
ージ/イコライズ回路BPE0−BPE3と、カラム選
択ゲートCSG0−CSG3が設けられる。
【0094】ビット線プリチャージ/イコライズ回路B
PE0−BPE3は、従来と同様、ビット線プリチャー
ジ/イコライズ指示信号/BLEQの活性化に応答して
活性化され、対応のビット線対BLP0−BLP3を、
電源電圧レベルにプリチャージしかつイコライズする。
【0095】カラム選択ゲートCSG0−CSG3は、
それぞれ、カラムセレクト線CSL0−CSL3上のカ
ラム選択信号に従って選択的に導通する。これらのカラ
ム選択ゲートCSG0−CSG3は、共通に内部データ
線対IOPに結合される。
【0096】この内部データ線対IOPに対しては、デ
ータ書込を行なうためのライトドライバ2と、データの
読出を行なうためのセンスアンプ40と、データ線プリ
チャージ/イコライズ回路45とが設けられる。
【0097】データ線プリチャージ/イコライズ回路4
5は、ビット線プリチャージ/イコライズ指示信号/B
LEQの活性化に応答して、内部データ線対の各データ
線を電源電圧レベルにプリチャージしかつイコライズす
る。
【0098】一方、センスアンプ40は、電荷閉込め型
センスアンプであり、センス内部ノードプリチャージ/
イコライズ指示信号/SAEQの活性化に応答してセン
ス内部ノードを所定電圧レベルにプリチャージし、また
電荷閉込め指示信号(分離制御信号)SATが活性化さ
れるとセンス内部ノードと内部データ線対IOPとは分
離される。このセンスアンプ40へは、またセンスアン
プ活性化信号SAEが与えられる。
【0099】この図5に示す構成においては、センスア
ンプ40における電荷閉込めタイミングを、センスアン
プの活性化タイミングと異ならせることにより、センス
内部ノードの容量をセンス動作開始時に大きくして、カ
ップリング等のノイズの影響を小さくして安定かつ正確
にセンス動作を行なう。
【0100】図6は、図5に示す回路のデータ読出に関
連する部分の構成をより詳細に示す図である。図6にお
いては、1つのビット線対BL0および/BL0を示
す。このビット線対BL0および/BL0に対して設け
られるビット線プリチャージ/イコライズ回路BPE0
は、従来と同様、ビット線プリチャージ/イコライズ指
示信号/BLEQの活性化に応答して導通するPチャネ
ルMOSトランジスタPQ1−PQ3を含む。MOSト
ランジスタPQ1およびPQ2は、プリチャージ用のト
ランジスタであり、導通時、電源電圧VDDを、ビット
線BL0および/BL0にそれぞれ伝達する。MOSト
ランジスタPQ3は、イコライズ用のトランジスタであ
り、導通時、ビット線BL0および/BL0を電気的に
短絡する。
【0101】カラム選択ゲートCSG0は、ビット線B
L0および/BL0それぞれに対応して設けられるCM
OSトランスミッションゲートTX♯0およびTX♯1
を含む。これらのCMOSトランスミッションゲートT
X♯0およびTX♯1は、カラムセレクト線CSL上の
カラム選択信号およびインバータIVeからの補のカラ
ム選択信号に従って導通し、導通時ビット線BL0およ
び/BL0をノードSALおよび/SAL(内部データ
線対)に結合する。
【0102】データ線プリチャージ/イコライズ回路4
5は、従来と同様、ビット線プリチャージ/イコライズ
指示信号/BLEQの活性化時導通するPチャネルMO
SトランジスタPQ4−PQ6を含む。MOSトランジ
スタPQ4およびPQ5は、導通時、電源電圧VDDを
ノードSALおよび/SALに伝達する。MOSトラン
ジスタPQ6は導通時、ノードSALおよび/SALを
電気的に短絡する。
【0103】これらのビット線周辺回路の構成は、図1
1に示す従来のSRAMのビット線周辺回路と同様であ
る。
【0104】センスアンプ40は、電荷閉込め指示信号
(分離制御信号)SATの活性化時(Hレベルのとき)
非導通状態となり、ノードSALおよび/SALとセン
ス内部ノードSANおよび/SANを分離する電荷閉込
めゲート40aと、センスアンプ活性化信号SAEの活
性化に応答して活性化され、センス内部ノードSANお
よび/SANの電圧を差動増幅するセンスアンプ回路4
0bと、センス内部ノードSANの信号を反転して内部
読出データDoutを生成するインバータ40cと、セ
ンス内部ノード/SANの信号を反転して内部読出デー
タ/Doutを生成するインバータ40dと、センス内
部ノードプリチャージ/イコライズ指示信号/SAEQ
の活性化(Lレベル)に応答して導通し、センス内部ノ
ードSANおよび/SANをそれぞれ電源電圧VDDレ
ベルにプリチャージするPチャネルMOSトランジスタ
PT12およびPT13を含む。
【0105】電荷閉込めゲート40aは、電荷閉込め指
示信号SATの活性化に応答して非導通状態となり、ノ
ードSALおよび/SALをセンス内部ノードSANお
よび/SANから分離するPチャネルMOSトランジス
タPT10およびPT11を含む。
【0106】センスアンプ回路40bは、従来と同様、
PチャネルMOSトランジスタPT14およびPT15
とNチャネルMOSトランジスタNT10−NT12を
含む。センスアンプの活性化時、MOSトランジスタP
T14およびNT12がCMOSインバータ回路を構成
し、MOSトランジスタPT15およびNT11がCM
OSインバータ回路を構成する。MOSトランジスタN
T12は、センスアンプ活性化信号SAEに応答してセ
ンスアンプ回路40Bを活性化する。
【0107】この図6に示すように、センスアンプ40
において、電荷閉込めゲート40aとセンスアンプ回路
40bの活性/非活性を、それぞれ電荷閉込め指示信号
SATおよびセンスアンプ活性化信号SAEで制御す
る。これにより、実施の形態1と同様、センスアンプ回
路40bの活性化タイミングを最適化し、かつ電荷閉込
めゲート40aの非導通状態となる期間を最適化して、
カップリングノイズ等の影響を抑制しつつ、閉込めセン
ス動作を効率的に行なって高速にセンス動作を行なう。
次に、図6に示す構成の動作を、図7に示す信号波形図
を参照して説明する。
【0108】基準クロック信号CLKの立上がりエッジ
に同期してデータ読出を指示するリードコマンドREA
Dとアドレス信号とが与えられる。リードコマンドRE
ADに従って内部のイコライズ状態を解除するために、
ビット線プリチャージ/イコライズ指示信号/BLEQ
が、活性状態のLレベルから非活性状態のHレベルに駆
動され、応じてプリチャージ/イコライズ回路BPEお
よび45が非活性状態となり、ビット線BL、/BLお
よび内部データ線対IOPのプリチャージ/イコライズ
動作が完了する。また、同様に、センス内部ノードプリ
チャージ/イコライズ指示信号/SAEQが非活性状態
となり、センスアンプ40内において、MOSトランジ
スタPT12およびPT13が非導通状態となり、セン
ス内部ノードSANおよび/SANのプリチャージ動作
が完了する。
【0109】このプリチャージ動作完了と並行してアド
レス信号をデコードし、このデコード結果に従ってアド
レス指定された行に対応するワード線WLが選択状態へ
駆動され、またアドレス指定された列に対応するカラム
セレクト線CSLが選択状態へ駆動される。選択ワード
線WLに接続されるメモリセルのデータに応じた電圧差
が対応のビット線BLおよび/BLに現われる。また、
選択列に対応して配置されたカラム選択ゲートCSGが
導通し、ビット線BLおよび/BLが内部データ線対I
OPに結合される。このとき、列選択時においてリード
コマンドREADに従って電荷閉込め指示信号SATを
Lレベルに駆動し、センスアンプ40における電荷閉込
めゲート40aを導通状態とする。
【0110】これらの一連の動作により、リードコマン
ドREADが与えられてから時間ts経過後、ビット線
BLおよび/BLに生じた電圧差ΔVが、電荷閉込めゲ
ート40eを介してセンス内部ノードSANおよび/S
ANに伝達される。この電圧差ΔVがセンス内部ノード
SANおよび/SANに伝達されると、センスアンプ活
性化信号SAEを活性化して、センスアンプ回路40b
を活性化して、センス内部ノードSANおよび/SAN
の電圧を差動増幅する。
【0111】このセンスアンプ活性化信号SAEの活性
化時においては電荷閉込め指示信号SATは非活性状態
のLレベルであり、電荷閉込めゲート40aは導通状態
にある。したがって、実施の形態1と同様、センス内部
ノードSANおよび/SANには、ビット線BLおよび
/BLが内部データ線対を介して結合されており、大き
な容量があり、センス開始時においてカップリングノイ
ズなどが生じても、この大きな容量により、ノイズの影
響を抑制して、安定にセンス内部ノードSANおよび/
SANの電圧を維持してセンス動作を行なうことができ
る。
【0112】センス開始から時間Δtk経過後、この電
荷閉込め指示信号SATを活性状態のHレベルに駆動
し、電荷閉込めゲート40aを非導通状態とする。セン
ス内部ノードSANおよび/SANをノードSALおよ
び/SAL(内部データ線対IOP)から切離し、セン
スアンプ40に、電荷閉込めセンス動作を行なわせるこ
とにより、高速でセンス動作を行なうことができる。
【0113】1つのデータ読出サイクルが完了すると、
選択ワード線WLおよび選択カラムセレクト線CSLが
非選択状態へ駆動され、ビット線BLおよび/BLが、
再び元のプリチャージ状態へ復帰し、また内部データ線
対IOPも元のプリチャージ状態に復帰する。また、セ
ンスアンプ活性化信号SAEが非活性状態となり、セン
スアンプ回路40が非活性状態となり、またセンスアン
プ内部ノードプリチャージ/イコライズ指示信号/SA
EQが活性状態となり、センス内部ノードSANおよび
/SANがプリチャージ状態へ復帰する。
【0114】なお、この図6に示す構成において、セン
スアンプ40内においてセンス内部ノードSANおよび
/SANをセンスアンププリチャージ/イコライズ指示
信号/SAEQに応答して電気的に短絡するイコライズ
用のPチャネルMOSトランジスタが設けられていても
よい(図7においては、センス内部ノードSANおよび
/SANにイコライズ用のトランジスタが設けられてい
る場合の信号波形を示す)。
【0115】この図6に示すように、センスアンプ40
内に電荷閉込めゲートを設け、センスアンプ回路40b
と電荷閉込めゲート40aのそれぞれの活性/非活性を
別々の制御信号で制御することにより、センス開始時、
センス内部ノードの容量を大きくしてセンス動作を行な
い、かつセンス内部ノードの電圧が十分拡大されノイズ
の影響を受けにくくなったときに、電荷閉込めセンス動
作を行なうことにより、高速でかつ正確にセンス動作を
行なうことができる。センス内部ノードの電圧安定化用
のゲート容量をセンスアンプ内に配置する必要はなく、
センスアンプ40のレイアウト面積を低減することがで
きる。
【0116】この図6に示す構成においては、センスア
ンプ40内に電荷閉込めゲート40aを設け、データ読
出時において、所定期間のみこの電荷閉込めゲート40
aを導通状態に設定しており、それ以外の期間は、この
電荷閉込めゲート40aは非導通状態である。したがっ
て、データ書込時においては、センスアンプ回路と内部
データ線対とは分離されており、ライトドライバからの
相補データが内部データ線対に伝達されても、何ら相補
内部書込データが、センスアンプ40に対し影響を及ぼ
すことはなく、従来のように、Lレベル書込データを受
ける内部データ線にセンスアンプ側から電流が流れるこ
とはなく、消費電流を低減することができる。
【0117】図8は、この発明の実施の形態2に従うS
RAMの周辺回路の構成を概略的に示す図である。図8
において、周辺制御回路は、電荷閉込め指示信号SAT
を発生する閉込め制御回路50と、列選択動作活性化信
号YCを生成する列選択制御回路52の構成が、図4に
示す構成と異なる。他の構成は、図4に示す構成と同じ
であり、この周辺制御回路において対応する部分には同
一参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
【0118】閉込め制御回路50は、コマンドデコード
回路20からの読出/書込指示信号R/ZWとワード線
活性化信号WLEとを受け、データ読出時、ワード線活
性化信号WLEが活性状態となると、電荷閉込め指示信
号SATをLレベルの非活性状態とする。また、この閉
込め制御回路50は、センスアンプ制御回路24からの
センスアンプ活性化信号SAEが活性化されると、電荷
閉込め指示信号SATをHレベルの活性状態へ駆動す
る。
【0119】列選択制御回路52は、ワード線活性化信
号WLEに応答して列選択動作活性化信号YCを生成す
る。この列選択制御回路52へは、ワード線活性化信号
WLEに代えて、アクセス指示信号ACTが与えられて
もよい。
【0120】内部アドレスの発生に関連する構成は、図
4に示す構成と、カラムセレクト線CSLを駆動する部
分の構成が異なる。カラムセレクト線CSL上のカラム
選択信号は、列選択制御回路52からの列選択動作活性
化信号YCに従ってアドレス入力回路27からの内部Y
アドレス信号YをデコードするYデコーダ55から生成
される。本実施の形態2においては、書込カラム選択ゲ
ートおよび読出カラム選択ゲートは共通であり、データ
読出時およびデータ書込時においてカラム選択ゲートC
SGを駆動するだけであり、このYデコーダ55に対し
与えられる列選択動作活性化信号YCにより、カラムセ
レクト線CSLの駆動期間を決定する。
【0121】ワード線WLは、図4に示す構成と同様、
ワード線活性化信号WLEの活性化に応答して、アドレ
ス入力回路27からの内部Xアドレス信号Xをデコード
するXデコーダ28により駆動される。
【0122】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、センスアンプ回路と内部データ線対との間にセ
ンスアンプ活性化信号と異なる分離制御信号により導通
/非導通が制御される閉込めゲート回路を設けており、
最適なタイミングで、センス動作および電荷閉込め動作
を行なうことができる。また、この電荷閉込めゲート
は、データ読出時においてのみ所定期間導通状態とする
ことにより、データ書込時センス内部ノードと内部デー
タ線対とを分離することができ、内部書込データに対
し、センスアンプ回路が影響を及ぼすのを防止すること
ができ、消費電流を低減することができる。
【0123】また、実施の形態1と同様、センス動作開
始時、電荷閉込めゲートを導通状態に維持することによ
り、センス内部ノードの負荷容量を大きくすることがで
き、カップリングノイズなどの影響を抑制して安定にセ
ンス動作を行なうことができる。
【0124】[他の適用例]上述の説明においては、S
RAMの内部データ読出用のセンスアンプが示されてい
る。しかしながら、リード・オンリ・メモリ(ROM)
などのデータ読出部において、この電荷閉込め型センス
アンプが用いられてもよい。
【0125】また、DRAM(ダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ)において、内部データ線対上に伝
達された選択メモリセルデータを増幅して出力バッファ
へ伝達するプリアンプとして、本発明のセンスアンプが
利用されてもよい。この場合、プリアンプを電荷閉込め
型の増幅回路で構成し、電荷閉込めゲートおよび増幅回
路をそれぞれ別々の制御信号で制御することにより、電
荷閉込め型プリアンプにおいて、プリアンプ動作開始時
において内部データ線対を容量として利用して増幅動作
を行なって、その後、電荷閉込め増幅動作を実行する。
これにより、内部データ線対の小振幅信号を高速で増幅
して次段の回路へ伝達することができる。
【0126】また、SRAMとしてクロック信号に同期
して動作するクロック同期型のSRAMが示されてい
る。しかしながら、例えば、アドレス変化検出信号に従
って内部動作タイミングが決定されるSRAMであって
も本発明は適用可能である。
【0127】また、一般に、小振幅の信号を増幅して次
段回路へ伝達する構成において、この増幅回路として本
発明のセンスアンプを適用することができる。
【0128】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、セン
スアンプの電荷閉込めゲートを制御する信号とセンスア
ンプを活性化する信号とを別々の信号としており、それ
ぞれ最適なタイミングで、センス動作および電荷閉込め
動作を実現することができる。
【0129】この電荷閉込めゲートに、各列に対応して
配置される列を選択する列選択機能を持たせることによ
り、回路構成要素数を低減することができ、またセンス
アンプへの電荷転送時のゲート段数を低減することがで
き、高速で電圧降下を生じさせることなくセンス内部ノ
ードへ電圧を伝達することができ、読出マージンが改善
される。
【0130】また、複数のメモリセル列に共通な内部信
号線を電荷閉込めゲートを介してセンス内部ノードに結
合し、この電荷閉込めゲートを、データ読出時所定期間
非活性状態とされた後に活性化される分離制御信号に従
って非導通状態とすることにより、確実に、選択列のデ
ータをセンス内部ノードに伝達してセンス動作をするこ
とができる。
【0131】また、電荷閉込めゲートが導通状態のとき
にセンスアンプを活性化し、このセンスアンプの活性化
後、電荷閉込めゲートを非導通状態とすることにより、
センス動作開始時、センス内部ノードの容量を大きくす
ることができ、カップリングノイズ等の影響を受けるこ
となく、安定にセンス動作を開始することができ、また
電荷閉込めゲートをセンス動作開始後に非導通状態とす
ることにより、電荷閉込めセンスを行ない、高速でセン
ス動作を行なうことができる。
【0132】メモリセルの各列に電荷閉込めゲート回路
を配置し、読出動作指示信号および列アドレス信号に従
ってこの電荷閉込めゲート回路を選択的に導通状態とし
てセンスアンプ内部ノードに接続することにより、セン
スアンプの活性化タイミングおよび電荷閉込めゲート回
路の電荷閉込めタイミングをそれぞれ最適タイミングに
設定することができ、正確なセンス動作を行なうことが
できる。また電荷閉込めゲート回路をデータ読出動作時
にのみ所定期間導通状態とすることにより、書込動作時
に書込データに対しセンスアンプが影響を及ぼすのを防
止することができ、消費電流を低減することができる。
【0133】また、複数のメモリセル列に共通に内部信
号線を設けこの内部信号線を、読出動作時に所定期間導
通状態となる電荷閉込めゲートを介してセンスアンプ内
部ノードに結合することにより、センスアンプの活性化
タイミングおよび電荷閉込めセンスタイミングをそれぞ
れ最適タイミングに設定することができ、正確なセンス
動作を保証することができる。
【0134】また、これらのセンスアンプ活性化信号の
活性化を、電荷閉込めゲート回路の導通状態時に行なう
ことにより、センスアンプ内部ノードの容量を大きくで
き、カップリングノイズ等の影響を受けることなく安定
にセンス動作を開始することができる。
【0135】また、このセンスアンプ活性期間と電荷閉
込めゲートの導通期間を互いに重なり合うように構成す
ることにより、センス動作開始時に比較的緩やかにかつ
その後高速のセンスという2段階センス動作を行なうこ
とができ、安定かつ高速のセンス動作を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従うSRAMのデ
ータ書込/読出に関連する部分の構成を概略的に示す図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1に従うSRAMの要
部の構成を具体的に示す図である。
【図3】 図2に示す構成の動作を示す信号波形図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1に従うSRAMの周
辺回路の構成を概略的に示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に従うSRAMのデ
ータ書込/読出に関連する部分の構成を概略的に示す図
である。
【図6】 この発明の実施の形態2に従うSRAMの要
部の構成を具体的に示す図である。
【図7】 図6に示す構成の動作を示す信号波形図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態2に従うSRAMの周
辺回路の構成を概略的に示す図である。
【図9】 従来のSRAMセルの構成の一例を示す図で
ある。
【図10】 従来のSRAMのデータ読出に関連する部
分の構成を概略的に示す図である。
【図11】 図10に示すセンスアンプの具体的構成を
示す図である。
【図12】 図11に示す構成の動作を示す信号波形図
である。
【符号の説明】
1 センスアンプ、RAP 内部読出データ線対、RG
0−RG3,RG♯読出列選択ゲート、1a センス内
部ノードプリチャージ/イコライズ回路、1b センス
アンプ回路、IOP 内部データ線対、40 センスア
ンプ、45データ線プリチャージ/イコライズ回路、C
SG0−CSG3 カラム選択ゲート、40a 電荷閉
込めゲート、40b センスアンプ回路、PT1−PT
−15 PチャネルMOSトランジスタ、NT1−NT
3,NT10−NT12 NチャネルMOSトランジス
タ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択メモリセルのデータが伝達される内
    部信号線、 センスアンプ活性化信号の活性化時活性化され、センス
    内部ノードの電圧を増幅するためのセンスアンプ、およ
    び前記センスアンプ活性化信号と異なる分離制御信号の
    活性化に応答して前記内部信号線と前記センス内部ノー
    ドとを分離するための電荷閉込めゲートを備える、半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数列に整列して配置される複数のメモ
    リセルをさらに備え、 前記内部信号線は、前記複数列それぞれに対応して配置
    されて、それぞれに対応の列のメモリセルが接続され前
    記電荷閉込めゲートは、前記分離制御信号に応答して前
    記複数の列からアドレス指定された列に対応する内部信
    号線を選択して前記センス内部ノードに接続する列選択
    回路を備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数列に整列して配置される複数のメモ
    リセルと、各前記列に対応して配置され、列選択信号に
    応答して対応の列を前記内部信号線に接続する列選択回
    路をさらに備え、 前記内部信号線は、前記複数列に共通に配置され、 前記電荷閉込めゲートは、データ読出時前記列選択信号
    の活性化後活性化される前記分離制御信号に応答して前
    記内部信号線を前記センス内部ノードから分離し、前記
    分離制御信号は前記データ読出を指示する読出指示に応
    答して所定期間非活性状態となった後に活性化される、
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記センスアンプ活性化信号は、前記分
    離制御信号が非活性状態にあり前記電荷閉込めゲートが
    導通状態にあるときに活性化され、前記分離制御信号
    は、前記センスアンプ活性化信号の活性化後活性化され
    て前記電荷閉込めゲートを非導通状態とする、請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 行列状に配列される複数のメモリセル、 前記複数のメモリセルに共通に配置され、活性化時前記
    複数のメモリセルのうちの選択メモリセルのデータを増
    幅するためのセンスアンプと、 読出動作指示信号に応答して前記センスアンプを活性化
    するセンスアンプ活性化信号を生成するセンス制御回
    路、 各前記列に対応して設けられ、導通時対応の列を前記セ
    ンスアンプの内部ノードに結合するための閉込めゲート
    回路、 前記読出動作指示信号と列アドレス信号とに応答してア
    ドレス指定された列に対応して設けられた閉込めゲート
    回路を所定期間導通状態に設定するための閉込め制御回
    路を備える、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 行列状に配列される複数のメモリセル、 前記複数のメモリセルに共通に配置され、活性化時前記
    複数のメモリセルのうちの選択メモリセルのデータを増
    幅するためのセンスアンプ、 読出動作指示信号に応答して前記センスアンプを活性化
    するセンスアンプ活性化信号を生成するセンス制御回
    路、 列選択信号に応答してアドレス指定された列を内部信号
    線に結合するための列選択ゲート、 導通時前記内部信号線を前記センスアンプの内部ノード
    に結合するための閉込めゲート、および前記読出動作指
    示信号に応答して前記閉込めゲートを所定期間導通状態
    に設定するための閉込め制御回路を備える、半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記センスアンプ活性化信号は、前記閉
    込めゲートの非導通状態移行前に活性化される、請求項
    5または6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記センスアンプの活性期間と前記閉込
    めゲートの導通期間は、互いに重なり合う期間を有す
    る、請求項5または6記載の半導体記憶装置。
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