JP2011018421A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体記憶装置の消費電流の増大を抑制しつつ、読み出しディスターブを改善する。
【解決手段】一対の駆動トランジスタN0、N1、一対の負荷トランジスタP0、P1、一対の書き込み専用伝送トランジスタN2、N3、一対の読み出し専用駆動トランジスタN4、N5および一対の伝送トランジスタN6、N7をメモリセルに設け、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレインを電源電位VDDに接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、10個のトランジスタで構成されたSRAMセルのデータ読み出し時の消費電流を低減させる方法に適用して好適なものである。
SRAMはリフレッシュ動作が要求されないため、DRAMに比べて消費電力が低く、動作速度も速いことから、コンピュータのキャッシュメモリや携帯用電子製品に広く使われている。このようなSRAMに使用されるメモリセルには、高抵抗型セルとCMOS型セルがあり、CMOS型セルは、一対の伝送トランジスタ、一対の駆動トランジスタおよび一対の負荷トランジスタの6個のトランジスタから構成される。
ここで、6個のトランジスタからなるCMOS型セルに一対の読み出し専用伝送トランジスタおよび一対の読み出し専用駆動トランジスタを付加し、10個のトランジスタでSRAMセルを構成することにより、読み出しディスターブを改善する方法がある。
例えば、特許文献1には、SRAMセルのアクセストランジスタと対応のビット線との間に直列の緩衝用のNチャネルMOSトランジスタを接続し、この直列体のトランジスタの接続ノードとロー側電源との間に、中間ノードドライブNチャネルMOSトランジスタを接続し、この中間ノードドライブトランジスタは、対応のドライブトランジスタと同一の記憶ノードにゲートを接続することで、SRAMセルを10個のトランジスタで構成し、低電源電圧下においても、少なくとも読出マージンを改善する方法が開示されている。
また、特許文献2には、複数のメモリセルに共通して設けられた第1及び第2のワード線と、複数のメモリセルに対応して設けられた複数の電源線と、複数のメモリセルに対応して設けられた複数対の第1及び第2のビット線と、データ書き込み時、第1のワード線と第2のワード線とを順に活性化するロウデコーダと、データ書き込み時、選択されたメモリセルの電源線をフローティング状態に設定し、非選択のメモリセルの電源線を接地電圧に設定する制御回路とを設けることで、SRAMセルを10個のトランジスタで構成し、メモリセルにおけるデータ保持の安定性をより向上させる方法が開示されている。
特開2009−43304号公報 特開2008−293591号公報 I.J.Chang et al.,"A 32kb 10T Subthreshold SRAM Array with Bit−Interleaving and Differential Read Scheme in 90nm CMOS",ASSCC Dig.Tech.Papers,Feb.2008,pp.388−389.
しかしながら、従来の10個のトランジスタで構成されたSRAMセルでは、データ読み出し時とデータ書き込み時とで読み出し専用駆動トランジスタのソース電位を切り替える必要があり、消費電流の増大を招くという問題があった。
例えば、1個のSRAMセル当たり40μAの電流を消費し、128個のSRAMセルが各行に接続されているものとすると、行方向のSRAMセルの読み出し専用駆動トランジスタのソースに共通に接続された共通ソース線には、読み出し時に一度の切り替えで5mAもの電流が流れる。このため、エレクトロマイグレーションに対する信頼性の確保や配線抵抗による電圧降下の抑制には十分太い配線が必要になり、セルアレイが大規模化すると、セル面積が増大するという問題があった。また、共通ソース線には多くの読み出しポートのソースが接続されるため、寄生容量が大きくなり、消費電力の増大を招くとともに、動作速度を低下させるという問題があった。
本発明の目的は、消費電流の増大を抑制しつつ、読み出しディスターブを改善することが可能な半導体記憶装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、第1の駆動トランジスタと、第2の駆動トランジスタと、前記第1の駆動トランジスタと直列に接続された第1の負荷トランジスタと、前記第2の駆動トランジスタと直列に接続された第2の負荷トランジスタと、前記第2の駆動トランジスタのゲートと前記第2の負荷トランジスタのゲートと前記第1の駆動トランジスタのドレインと前記第1の負荷トランジスタのドレインにドレインが接続された第1の書き込み専用伝送トランジスタと、前記第2の駆動トランジスタのドレインと前記第2の負荷トランジスタのドレインと前記第1の駆動トランジスタのゲートと前記第1の負荷トランジスタのゲートにドレインが接続された第2の書き込み専用伝送トランジスタと、前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのソースにドレインが接続された第1の伝送トランジスタと、前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのソースにドレインが接続された第2の伝送トランジスタと、前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのソースにソースが接続され、前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのドレインにゲートが接続され、電源電位にドレインが接続された第1の読み出し専用駆動トランジスタと、前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのソースにソースが接続され、前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのドレインにゲートが接続され、前記電源電位にドレインが接続された第2の読み出し専用駆動トランジスタと、前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのゲートと前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのゲートに接続された書き込み用ワード線と、前記第1の伝送トランジスタのゲートと前記第2の伝送トランジスタのゲートに接続された読み出し用ワード線と、前記第1の伝送トランジスタのソースに接続された第1のビット線と、前記第2の伝送トランジスタのソースに接続された第2のビット線とが設けられたメモリセルを備えることを特徴とする半導体記憶装置を提供する。
本発明によれば、半導体記憶装置の消費電流の増大を抑制しつつ、読み出しディスターブを改善することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図。 図2は、図1の半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャート。 図3は、図1の半導体記憶装置のデータ読み出し時のビット線電位の立ち上がりのシミュレーション結果を示す図。 図4は、図3の波形を拡大して示す図。 図5は、本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置のセンスアンプ部の概略構成を示す回路図。 図6は、本発明の第3実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図。 図7は、図6の半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャート。 図8は、図6の半導体記憶装置のデータ読み出し時のビット線電位の立ち上がりのシミュレーション結果を示す図。 図9は、図8の波形を拡大して示す図。 図10は、本発明の第4実施形態に係る半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャート。 図11は、本発明の第5実施形態に係る半導体記憶装置のワード線駆動回路の概略構成を示すブロック図。 図12は、本発明の第6実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図。 図13は、図12の半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャート。 図14は、本発明の第7実施形態に係る半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャート。 図15は、本発明の第8実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図。 図16は、図15の半導体記憶装置のデータ読み出し時のビット線電位の立ち上がりのシミュレーション結果を図3の例と比較して示す図。 図17は、図16の波形を拡大して示す図。
以下、本発明の実施形態に係る半導体記憶装置について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図である。
図1において、半導体記憶装置として用いられるSRAMのメモリセルには、一対の駆動トランジスタN0、N1、一対の負荷トランジスタP0、P1、一対の書き込み専用伝送トランジスタN2、N3、一対の読み出し専用駆動トランジスタN4、N5および一対の伝送トランジスタN6、N7が設けられている。
なお、負荷トランジスタP0、P1としては、Pチャンネル電界効果トランジスタ、駆動トランジスタN0、N1、書き込み専用伝送トランジスタN2、N3、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5および伝送トランジスタN6、N7としては、Nチャンネル電界効果トランジスタを用いることができる。
また、このメモリセルには、書き込み用ワード線WWL、読み出し用ワード線RWL、および一対のビット線BL、BLBが設けられている。なお、書き込み用ワード線WWLおよび一対のビット線BL、BLBは、互いに平行に配置することができる。また、読み出し用ワード線RWLは、書き込み用ワード線WWLと直交するように配置することができる。
ここで、駆動トランジスタN0と負荷トランジスタP0とは互いに直列接続されることでCMOSインバータが構成されるとともに、駆動トランジスタN1と負荷トランジスタP1とは互いに直列接続されることでCMOSインバータが構成されている。そして、これらの一対のCMOSインバータの出力と入力とが互いにクロスカップリングされることでフリップフロップが構成されている。
そして、駆動トランジスタN1のゲートと負荷トランジスタP1のゲートと駆動トランジスタN0のドレインと負荷トランジスタP0のドレインとの接続点にて、このフリップフロップの一方の記憶ノードV0が構成されている。
また、駆動トランジスタN0のゲートと負荷トランジスタP0のゲートと駆動トランジスタN1のドレインと負荷トランジスタP1のドレインとの接続点にて、このフリップフロップの他方の記憶ノードV1が構成されている。
また、書き込み専用伝送トランジスタN2のドレインは、記憶ノードV0に接続されるとともに、書き込み専用伝送トランジスタN3のドレインは、記憶ノードV1に接続されている。
また、伝送トランジスタN6のドレインには、書き込み専用伝送トランジスタN2のソースが接続され、伝送トランジスタN7のドレインには、書き込み専用伝送トランジスタN3のソースが接続されている。
また、読み出し専用駆動トランジスタN4のソースには、書き込み専用伝送トランジスタN2のソースが接続され、読み出し専用駆動トランジスタN4のゲートには、書き込み専用伝送トランジスタN2のドレインが接続され、読み出し専用駆動トランジスタN4のドレインには、電源電位VDDが接続されている。
また、読み出し専用駆動トランジスタN5のソースには、書き込み専用伝送トランジスタN3のソースが接続され、読み出し専用駆動トランジスタN5のゲートには、書き込み専用伝送トランジスタN3のドレインが接続され、読み出し専用駆動トランジスタN5のドレインには、電源電位VDDが接続されている。
また、書き込み用ワード線WWLには、書き込み専用伝送トランジスタN2、N3のゲートが接続されている。読み出し用ワード線RWLには、伝送トランジスタN6、N7のゲートが接続されている。
ビット線BLには、伝送トランジスタN6のソースが接続され、ビット線BLBには、伝送トランジスタN7のソースが接続されている。
図2は、図1の半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図2において、メモリセルからデータを読み出す場合、ビット線BL、BLBの電位はロウレベルに設定される。また、書き込み用ワード線WWLの電位はロウレベルに設定される。そして、クロック信号CLKに従って読み出し用ワード線RWLの電位がロウレベルからハイレベルに移行すると、伝送トランジスタN6、N7がオンし、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のソースがビット線BL、BLBとそれぞれ導通される。
そして、読み出し専用駆動トランジスタN4のソースがビット線BLと導通されると、記憶ノードV0の電位に応じて読み出し専用駆動トランジスタN4が駆動され、記憶ノードV0の電位に応じてビット線BLの電位が変化することで、メモリセルに記憶されたデータが読み出される。
また、読み出し専用駆動トランジスタN5のソースがビット線BLBと導通されると、記憶ノードV1の電位に応じて読み出し専用駆動トランジスタN5が駆動され、記憶ノードV1の電位に応じてビット線BLBの電位が変化することで、メモリセルに記憶されたデータが読み出される。
一方、メモリセルにデータを書き込む場合、書き込みデータに応じて、ビット線BL、BLBのうちの一方の電位はロウレベルに設定され、ビット線BL、BLBのうちの他方の電位はハイレベルに設定される。そして、クロック信号CLKに従って読み出し用ワード線RWLおよび書き込み用ワード線WWLの電位がロウレベルからハイレベルに移行すると、伝送トランジスタN6、N7および書き込み専用伝送トランジスタN2、N3がオンし、記憶ノードV0がビット線BLと導通されるとともに、記憶ノードV1がビット線BLBと導通される。
そして、記憶ノードV0、V1がビット線BL、BLBとそれぞれ導通されると、ビット線BL、BLBの電位に応じて、記憶ノードV0、V1の電位が変化する。そして、記憶ノードV0の電位がハイレベル、記憶ノードV1の電位がロウレベルとなると、論理値‘1’がメモリセルに書き込まれ、記憶ノードV0の電位がロウレベル、記憶ノードV1の電位がハイレベルとなると、論理値‘0’がメモリセルに書き込まれる。
ここで、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5および伝送トランジスタN6、N7を追加することで、駆動トランジスタN0、N1のドレインおよび負荷トランジスタP0、P1のドレインがビット線BL、BLBと導通されるのを防止しつつ、メモリセルからデータを読み出すことが可能となり、読み出しディスターブを改善することが可能となる。
また、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレインを電源電位VDDに接続することで、メモリセルからのデータの読み出し時に読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレインの電位を変化させることなく、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5を駆動することが可能となり、メモリセルからの読み出し電流を確保することができる。このため、データ読み出し時とデータ書き込み時とで読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレイン電位を切り替える必要がなくなり、読み出しディスターブを改善しつつ、消費電流の増大を抑制することが可能となる。
図3は、図1の半導体記憶装置のデータ読み出し時のビット線電位の立ち上がりのシミュレーション結果を示す図、図4は、図3の波形を拡大して示す図である。
図3および図4において、読み出し用ワード線RWLがロウレベルからハイレベルに移行すると、メモリセルからデータが読み出され、ビット線BL、BLB間の電位が開く。
ここで、データ読み出し時とデータ書き込み時とで読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のソース電位を切り替える方法では、各行の共通ソース線に512個のメモリセルが接続されているものとすると、共通ソース線の中心に近づくに従って共通ソース線の抵抗に起因する電圧上昇が発生する。このため、共通ソース線の中心に近づくに従って読み出し電流が減少し、両端部から中心部に向かうに従ってビット線BLの電位の立ち上がりが遅くなる(N0→N8→N16→N32→N64→N128→N256)。
これに対して、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレインを電源電位VDDに接続する方法では、データ読み出し時とデータ書き込み時とで読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレイン電位を切り替える必要がなくなることから、メモリセルの行方向の位置に依存することなく、メモリセルからの読み出し電流を確保することができ、両端部に比べて中心部のメモリセルのビット線BLの電位の立ち上がりが遅くなるのを防止することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置のセンスアンプ部の概略構成を示す回路図である。
図5において、メモリセルアレイ11には、図1のメモリセルが行方向および列方向にマトリックス状に配置されている。そして、ビット線BL、BLB間には、プリチャージャ12が接続されている。このプリチャージャ12は、メモリセルからのデータの読み出し時にビット線BL、BLBをロウレベルにプリチャージすることができる。ここで、プリチャージャ12には、Nチャンネル電界効果トランジスタN11〜N13が設けられている。そして、Nチャンネル電界効果トランジスタN11〜N13のゲートは互いに共通に接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタN11〜N13のゲートにはプリチャージ信号PRが入力される。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN11はビット線BL、BLB間に接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタN12のドレインはビット線BLに接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタN13のドレインはビット線BLBに接続されている。
また、ビット線BL、BLBは、接続スイッチK1を介してセンス用ビット線SBL、SBLBにそれぞれ接続されている。この接続スイッチK1は、メモリセルからのデータの読み出し時にビット線BL、BLBをセンス用ビット線SBL、SBLBにそれぞれ接続することができる。ここで、接続スイッチK1には、Nチャンネル電界効果トランジスタN21、N22およびPチャンネル電界効果トランジスタP21、P22が設けられている。そして、Nチャンネル電界効果トランジスタN21およびPチャンネル電界効果トランジスタP21は、ビット線BLとセンス用ビット線SBLとの間に接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN22およびPチャンネル電界効果トランジスタP22は、ビット線BLBとセンス用ビット線SBLBとの間に接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN21、N22のゲートには読み出し信号Rが入力され、Pチャンネル電界効果トランジスタP21、P22のゲートには読み出し反転信号RBが入力される。
また、センス用ビット線SBL、SBLB間には、プリチャージャ13が接続されている。このプリチャージャ13は、メモリセルからのデータの読み出し時にセンス用ビット線SBL、SBLBをロウレベルにプリチャージすることができる。ここで、プリチャージャ13には、Nチャンネル電界効果トランジスタN14〜N16が設けられている。そして、Nチャンネル電界効果トランジスタN14〜N16のゲートは互いに共通に接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタN14〜N16のゲートにはプリチャージ信号PRが入力される。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN14はセンス用ビット線SBL、SBLB間に接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタN15のドレインはセンス用ビット線SBLに接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタN16のドレインはセンス用ビット線SBLBに接続されている。
また、センス用ビット線SBL、SBLB間には、センスアンプ14が接続されている。このセンスアンプ14は、メモリセルから読み出された信号を増幅することができる。ここで、センスアンプ14には、Nチャンネル電界効果トランジスタN25、N26およびPチャンネル電界効果トランジスタP25、P26が設けられている。そして、Nチャンネル電界効果トランジスタN25とPチャンネル電界効果トランジスタP25とは互いに直列接続されることでCMOSインバータが構成されるとともに、Nチャンネル電界効果トランジスタN26とPチャンネル電界効果トランジスタP26とは互いに直列接続されることでCMOSインバータが構成されている。そして、これらの一対のCMOSインバータの出力と入力とが互いにクロスカップリングされることでフリップフロップが構成されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN25のドレインとPチャンネル電界効果トランジスタP25のドレインとは、センス用ビット線SBLに接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN26のドレインとPチャンネル電界効果トランジスタP26のドレインとは、センス用ビット線SBLBに接続されている。
また、センスアンプ14には、センスアンプ14を動作させる電源を供給するPチャンネル電界効果トランジスタP27が設けられている。ここで、Pチャンネル電界効果トランジスタP27のドレインは、Pチャンネル電界効果トランジスタP25のソースおよびPチャンネル電界効果トランジスタP26のソースに接続されている。Pチャンネル電界効果トランジスタP27のゲートには、センスアンプイネーブル信号SEが入力される。
また、ビット線BL、BLBは、接続スイッチK2を介してライトドライバ15に接続されている。このライトドライバ15は、メモリセルに書き込みを行うことができる。また、接続スイッチK2は、メモリセルへのデータの書き込み時にビット線BL、BLBをライトドライバ15に接続することができる。ここで、接続スイッチK2には、Nチャンネル電界効果トランジスタN23、N24およびPチャンネル電界効果トランジスタP23、P24が設けられている。そして、Nチャンネル電界効果トランジスタN23およびPチャンネル電界効果トランジスタP23は、ビット線BLとライトドライバ15との間に接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN24およびPチャンネル電界効果トランジスタP24は、ビット線BLBとライトドライバ15との間に接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタN23、N24のゲートには書き込み信号Wが入力され、Pチャンネル電界効果トランジスタP23、P24のゲートには書き込み反転信号WBが入力される。
また、ライトドライバ15およびセンス用ビット線SBL、SBLBは、I/O回路16に接続されている。このI/O回路16は、読み出しデータおよび書き込みデータの入出力処理を行うことができる。
そして、メモリセルにデータが保持されている場合、読み出し信号Rおよび書き込み信号Wはロウレベルに維持されるとともに、読み出し反転信号RBおよび書き込み反転信号WBはハイレベルに維持される。このため、Nチャンネル電界効果トランジスタN21〜N24およびPチャンネル電界効果トランジスタP21〜P24は全てオフし、ビット線BL、BLBは、センス用ビット線SBL、SBLBおよびライトドライバ15と切り離される。
そして、メモリセルからデータを読み出す場合、プリチャージ信号PRがロウレベルからハイレベルに移行する。そして、プリチャージ信号PRがロウレベルからハイレベルに移行すると、Nチャンネル電界効果トランジスタN11〜13が全てオンし、ビット線BL、BLBが電源電位VSSに導通されることで、ビット線BL、BLBの電位はロウレベルに設定される。また、プリチャージ信号PRがロウレベルからハイレベルに移行すると、Nチャンネル電界効果トランジスタN14〜16が全てオンし、センス用ビット線SBL、SBLBが電源電位VSSに導通されることで、センス用ビット線SBL、SBLBの電位はロウレベルに設定される。
そして、図1の書き込み用ワード線WWLの電位はロウレベルに設定された状態で、読み出し用ワード線RWLの電位がロウレベルからハイレベルに移行すると、伝送トランジスタN6、N7がオンし、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のソースがビット線BL、BLBとそれぞれ導通される。
そして、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のソースがビット線BL、BLBとそれぞれ導通されると、メモリセルに記憶されたデータに応じてビット線BL、BLBの電位が変化する。
そして、メモリセルに記憶されたデータに応じてビット線BL、BLBの電位が変化すると、読み出し信号Rはロウレベルからハイレベルに移行されるとともに、読み出し反転信号RBはハイレベルからロウレベルに移行される。このため、Nチャンネル電界効果トランジスタN21、N22およびPチャンネル電界効果トランジスタP21、P22は全てオンし、ビット線BL、BLBは、センス用ビット線SBL、SBLBとそれぞれ導通される。
そして、ビット線BL、BLBがセンス用ビット線SBL、SBLBとそれぞれ導通されると、ビット線BL、BLBの電位がセンス用ビット線SBL、SBLBにそれぞれ伝送される。
そして、ビット線BL、BLBの放電が開始されてから所定の時間の経過後に、センスアンプイネーブル信号SEがハイレベルからロウレベルに移行し、Pチャンネル電界効果トランジスタP27がオンすることで、Pチャンネル電界効果トランジスタP25のソースおよびPチャンネル電界効果トランジスタP26のソースに電源が供給される。そして、センスアンプイネーブル信号SEがハイレベルからロウレベルに移行すると、読み出し信号Rはハイレベルからロウレベルに移行されるとともに、読み出し反転信号RBはロウレベルからハイレベルに移行される。このため、Nチャンネル電界効果トランジスタN21、N22およびPチャンネル電界効果トランジスタP21、P22は全てオフし、ビット線BL、BLBは、センス用ビット線SBL、SBLBとそれぞれ切断される。
そして、Pチャンネル電界効果トランジスタP25のソースおよびPチャンネル電界効果トランジスタP26のソースに電源が供給されると、センス用ビット線SBL、SBLBの電位がセンスアンプ14にて増幅されながら、メモリセルに記憶されたデータに応じてセンス用ビット線SBL、SBLBの電位が変化し、I/O回路16に出力される。
一方、メモリセルにデータを書き込む場合、書き込み信号Wはロウレベルからハイレベルに移行されるとともに、書き込み反転信号WBはハイレベルからロウレベルに移行される。このため、Nチャンネル電界効果トランジスタN23、N24およびPチャンネル電界効果トランジスタP23、P24は全てオンし、ビット線BL、BLBは、ライトドライバ15に接続される。
そして、ビット線BL、BLBがライトドライバ15に接続されると、書き込みデータに応じて、ビット線BL、BLBのうちの一方の電位はロウレベルに設定され、ビット線BL、BLBのうちの他方の電位はハイレベルに設定される。そして、図1の読み出し用ワード線RWLおよび書き込み用ワード線WWLの電位がロウレベルからハイレベルに移行すると、伝送トランジスタN6、N7および書き込み専用伝送トランジスタN2、N3がオンし、ビット線BL、BLBの電位に応じて、記憶ノードV0、V1の電位が変化することで、メモリセルに書き込みデータが書き込まれる。
ここで、ビット線BL、BLBとセンス用ビット線SBL、SBLBとの間に接続スイッチK1を挿入し、センスアンプ14を動作させる時にビット線BL、BLBとセンス用ビット線SBL、SBLBとを切断させることにより、センスアンプ14にてビット線BL、BLBを放電させる必要がなくなる。このため、メモリセルから読み出された信号をセンスアンプ14にて増幅させる時に、センスアンプ14の負荷を減少させることが可能となり、センスアンプ14の動作の高速化を図ることができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図である。
図6において、このメモリセルには、図1の構成に加え電源線VVDDが設けられている。なお、電源線VVDDは、ビット線BL、BLBに平行に配置することができる。そして、電源線VVDDは、負荷トランジスタP0のソースおよび負荷トランジスタP1のソースに接続されている。
図7は、図6の半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図7において、図6のメモリセルにデータが保持されている期間および図6のメモリセルにデータを書き込む場合、電源線VVDDの電位が電源電位VDDに設定されること以外は、図1のメモリセルと同様に動作される。
一方、図6のメモリセルからデータを読み出す場合、電源線VVDDの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇される。そして、電源線VVDDの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇された状態で、図1のメモリセルと同様に動作されることで、図6のメモリセルからデータが読み出される。
ここで、図6のメモリセルからデータを読み出す時に電源線VVDDの電位を電源電位VDD+ΔVに上昇させることにより、読み出し電流を増加させることが可能となり、読み出し動作を高速化することができる。
なお、電源線VVDDの電圧を昇圧させる場合、電源線VVDDの昇圧電圧ΔVを0.3V、電源線VVDDの容量を1fF、動作周波数を100MHz、各列に128個のメモリセルが接続されているとすれば、読み出し時の消費電流は8μA程度となる。一方、データ読み出し時とデータ書き込み時とで読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のソース電位を切り替える共通ソース線を設け、128個のメモリセルが各行に接続されているものとすると、読み出し時に一度の切り替えで5mAもの電流が流れる。このため、電源線VVDDの電圧を昇圧させる場合においても、共通ソース線の電位を切り替える方法に比べて消費電流を十分小さくすることができる。
図8は、図6の半導体記憶装置のデータ読み出し時のビット線電位の立ち上がりのシミュレーション結果を示す図、図9は、図8の波形を拡大して示す図である。
図8および図9において、電源線VVDDの昇圧電圧ΔVを0V〜0.2Vに設定することにより、メモリセルからデータが読み出された時のビット線BLの電位を上昇させるとともに、ビット線BLの電位の立ち上がりを速くすることができる。例えば、電源線VVDDの昇圧電圧ΔVを0.2Vに設定することにより、読み出し電流を32.7%だけ増加させることができる。
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態に係る半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図10において、図6のメモリセルにデータが保持されている期間および図6のメモリセルにデータを書き込む場合、図7のタイミングチャートと同様に動作される。
一方、図6のメモリセルからデータを読み出す場合、読み出し用ワード線RWLの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇される。そして、読み出し用ワード線RWLの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇された状態で、図7のタイミングチャートと同様に動作されることで、図6のメモリセルからデータが読み出される。
ここで、図6のメモリセルからデータを読み出す時に読み出し用ワード線RWLの電位を電源電位VDD+ΔVに上昇させることにより、読み出し電流をさらに増加させることが可能となり、読み出し動作をさらに高速化することができる。
(第5実施形態)
図11は、本発明の第5実施形態に係る半導体記憶装置のワード線駆動回路の概略構成を示すブロック図である。
図11において、ワード線駆動回路には、昇圧を行うブースタ17、ロウ選択を行うロウデコーダ18およびインバータ19が設けられている。そして、ロウデコーダ18は、インバータ19を介して読み出し用ワード線RWLに接続されている。また、インバータ19の電源は、ブースタ17に接続されている。
そして、図6のメモリセルからデータを読み出す場合、ブースタ17にて電源電位VDDが電源電位VDD+ΔVに上昇され、インバータ19の電源として供給される。そして、メモリセルの読み出し用ワード線RWLがロウデコーダ18にて選択されると、その読み出し用ワード線RWLに電源電位VDD+ΔVが印加される。そして、電源電位VDD+ΔVが読み出し用ワード線RWLに印加された状態で、図10のタイミングチャートと同様に動作されることで、図6のメモリセルからデータが読み出される。
なお、図11の実施形態では、読み出し用ワード線RWLの電位を上昇させるために、半導体記憶装置が形成された半導体チップにブースタ17を搭載する方法について説明したが、電源電位VDD+ΔVを印加するためのパッド電極を半導体チップに設け、このパッド電極を介して電源電位VDD+ΔVを読み出し用ワード線RWLに印加するようにしてもよい。
(第6実施形態)
図12は、本発明の第6実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図である。
図12において、このメモリセルには、図1の構成に加え補助電源線VSupが設けられている。なお、補助電源線VSupは、読み出し用ワード線RWLに平行に配置することができる。そして、補助電源線VSupは、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5のドレインに接続されている。
図13は、図12の半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図13において、図12のメモリセルにデータが保持されている期間および図12のメモリセルからデータを読み出す場合、補助電源線VSupの電位が電源電位VDDに設定されること以外は、図1のメモリセルと同様に動作される。
一方、図12のメモリセルにデータを書き込む場合、補助電源線VSupの電位がフローティング状態に移行される。そして、補助電源線VSupの電位がフローティング状態に移行された状態で、図1のメモリセルと同様に動作されることで、図12のメモリセルにデータが書き込まれる。
ここで、図12のメモリセルにデータを書き込む時に補助電源線VSupの電位をフローティング状態に移行させることにより、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5の駆動力を低下させることが可能となる。このため、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5にて書き込みが妨げられるのを抑制することが可能となり、書き込み専用伝送トランジスタN2、N3および伝送トランジスタN6、N7を介して書き込みが行われる場合においても、メモリセルにデータを書き込み易くすることができる。
なお、図12の実施形態では、図1の構成に加え補助電源線VSupを設ける方法について説明したが、図12の構成に図6の電源線VVDDを設けるようにしてもよい。
(第7実施形態)
図14は、本発明の第7実施形態に係る半導体記憶装置の動作時の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図14において、図12のメモリセルにデータが保持されている期間および図12のメモリセルからデータを読み出す場合、図13のタイミングチャートと同様に動作される。
一方、図12のメモリセルにデータを書き込む場合、読み出し用ワード線RWLの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇されるとともに、書き込み用ワード線WWLの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇される。そして、読み出し用ワード線RWLの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇されるとともに、書き込み用ワード線WWLの電位が電源電位VDD+ΔVに上昇された状態で、図13のタイミングチャートと同様に動作されることで、図12のメモリセルにデータが書き込まれる。
ここで、図12のメモリセルにデータが書き込む時に読み出し用ワード線RWLの電位を電源電位VDD+ΔVに上昇させるとともに、書き込み用ワード線WWLの電位を電源電位VDD+ΔVに上昇させることにより、書き込み専用伝送トランジスタN2、N3および伝送トランジスタN6、N7の駆動力を増加させることが可能となり、メモリセルにデータを書き込み易くすることができる。
(第8実施形態)
図15は、本発明の第8実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの概略構成を示す回路図である。
図15において、このメモリセルには、図12の読み出し専用駆動トランジスタN4、N5の代わりに読み出し専用駆動トランジスタP2、P3が設けられている。なお、読み出し専用駆動トランジスタN4、N5にはNチャンネル電界効果トランジスタが用いられているのに対して、読み出し専用駆動トランジスタP2、P3にはPチャンネル電界効果トランジスタが用いられている。
ここで、読み出し専用駆動トランジスタP2のドレインには、書き込み専用伝送トランジスタN2のソースが接続され、読み出し専用駆動トランジスタP2のゲートには、書き込み専用伝送トランジスタN3のドレインが接続され、読み出し専用駆動トランジスタP2のソースには、補助電源線VSupが接続されている。
また、読み出し専用駆動トランジスタP3のドレインには、書き込み専用伝送トランジスタN3のソースが接続され、読み出し専用駆動トランジスタP3のゲートには、書き込み専用伝送トランジスタN2のドレインが接続され、読み出し専用駆動トランジスタP3のソースには、補助電源線VSupが接続されている。そして、図15のメモリセルの読み書きは、図14のタイミングチャートと同様に動作される。
図16は、図15の半導体記憶装置のデータ読み出し時のビット線電位の立ち上がりのシミュレーション結果を図3の例と比較して示す図、図17は、図16の波形を拡大して示す図である。
図16および図17において、読み出し専用駆動トランジスタP2、P3としてPチャンネル電界効果トランジスタを用いることにより、読み出し専用駆動トランジスタP2、P3の駆動力を低下させることが可能となる。このため、読み出し専用駆動トランジスタP2、P3にて書き込みが妨げられるのを抑制することが可能となり、書き込み専用伝送トランジスタN2、N3および伝送トランジスタN6、N7を介して書き込みが行われる場合においても、メモリセルにデータを書き込み易くすることができる。また、図12の読み出し専用駆動トランジスタN4、N5を用いた時のビット線BLの電位BLnに比べて、図15の読み出し専用駆動トランジスタP2、P3を用いた時のビット線BLの電位BLpを上昇させることができる。
なお、図15の実施形態では、図12の読み出し専用駆動トランジスタN4、N5を読み出し専用駆動トランジスタP2、P3に置き換える方法について説明したが、図15の構成に図6の電源線VVDDを設けるようにしてもよい。
N0、N1 駆動トランジスタ、P0、P1 負荷トランジスタ、N2、N3 書き込み専用伝送トランジスタ、N4、N5、P2、P3 読み出し専用駆動トランジスタ、N6、N7 伝送トランジスタ、V0、V1 記憶ノード、WWL 書き込み用ワード線、RWL 読み出し用ワード線、BL、BLB ビット線、SBL、SBLB センス用ビット線、11 メモリセルアレイ、12、13 プリチャージャ、14 センスアンプ、15 ライトドライバ、16 I/O回路、K1、K2 接続スイッチ、N11〜N16、N21〜N26 Nチャンネル電界効果トランジスタ、P21〜P27 Pチャンネル電界効果トランジスタ、VVDD 電源線、17 ブースタ、18 ロウデコーダ、19 インバータ、VSup 補助電源線

Claims (6)

  1. 第1の駆動トランジスタと、
    第2の駆動トランジスタと、
    前記第1の駆動トランジスタと直列に接続された第1の負荷トランジスタと、
    前記第2の駆動トランジスタと直列に接続された第2の負荷トランジスタと、
    前記第2の駆動トランジスタのゲートと前記第2の負荷トランジスタのゲートと前記第1の駆動トランジスタのドレインと前記第1の負荷トランジスタのドレインにドレインが接続された第1の書き込み専用伝送トランジスタと、
    前記第2の駆動トランジスタのドレインと前記第2の負荷トランジスタのドレインと前記第1の駆動トランジスタのゲートと前記第1の負荷トランジスタのゲートにドレインが接続された第2の書き込み専用伝送トランジスタと、
    前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのソースにドレインが接続された第1の伝送トランジスタと、
    前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのソースにドレインが接続された第2の伝送トランジスタと、
    前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのソースにソースが接続され、前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのドレインにゲートが接続され、電源電位にドレインが接続された第1の読み出し専用駆動トランジスタと、
    前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのソースにソースが接続され、前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのドレインにゲートが接続され、前記電源電位にドレインが接続された第2の読み出し専用駆動トランジスタと、
    前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのゲートと前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのゲートに接続された書き込み用ワード線と、
    前記第1の伝送トランジスタのゲートと前記第2の伝送トランジスタのゲートに接続された読み出し用ワード線と、
    前記第1の伝送トランジスタのソースに接続された第1のビット線と、
    前記第2の伝送トランジスタのソースに接続された第2のビット線とが設けられたメモリセルを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載のメモリセルと、
    前記第1のビット線および前記第2のビット線をロウレベルにプリチャージする第1のプリチャージャと、
    前記メモリセルから読み出された信号を増幅するセンスアンプと、
    前記第1および第2のビット線に読み出された信号を前記センスアンプに伝送する第1および第2のセンス用ビット線と
    前記第1のセンス用ビット線および前記第2のセンス用ビット線をロウレベルにプリチャージする第2のプリチャージャと、
    前記メモリセルに書き込みを行うライトドライバと、
    前記メモリセルからのデータの読み出し時に前記第1および第2のビット線を前記第1および第2のセンス用ビット線にそれぞれ接続する第1の接続スイッチと、
    前記メモリセルへのデータの書き込み時に前記第1および第2のビット線を前記ライトドライバに接続する第2の接続スイッチとを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1の負荷トランジスタおよび前記第2の負荷トランジスタの電源を前記電源電位と別個に制御する電源線をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルからのデータの読み出し時に前記読み出し用ワード線の電位を前記電源電位より昇圧するブースタをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルからのデータの読み出し時に第1および第2の読み出し専用駆動トランジスタのドレインを前記電源電位に接続するとともに、前記メモリセルへのデータの書き込み時に第1および第2の読み出し専用駆動トランジスタのドレインをフローティング状態にする補助電源線をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1の読み出し専用駆動トランジスタは、前記第2の書き込み専用伝送トランジスタのドレインにゲートが接続された第1のPチャンネル電界効果トランジスタ、前記第2の読み出し専用駆動トランジスタは、前記第1の書き込み専用伝送トランジスタのドレインにゲートが接続された第2のPチャンネル電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
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