JPH04241300A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH04241300A
JPH04241300A JP3013958A JP1395891A JPH04241300A JP H04241300 A JPH04241300 A JP H04241300A JP 3013958 A JP3013958 A JP 3013958A JP 1395891 A JP1395891 A JP 1395891A JP H04241300 A JPH04241300 A JP H04241300A
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JP
Japan
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sense amplifier
signal
memory cell
bit line
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP3013958A
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English (en)
Inventor
Tomio Suzuki
富夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路に関し
、特に部分不良ダイナミックランダムアクセスメモリ(
DRAMと略す)の有効利用を図ったものに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】まず一般的なDRAMの一例について説
明する。図3は従来のDRAMの読出部全体の概略構成
の一例を示す図であり、図に示すようにDRAMは、情
報を記憶するメモリセルが、行および列からなるマトリ
クス状に配列されたメモリセルアレイMA1〜MA4と
、外部から与えられる外部アドレスに応答して内部アド
レスを発生するアドレスバッファABと、アドレスバッ
ファABから内部行アドレスを受け、上記メモリセルア
レイMA1〜MA4のうちの対応する行を選択するXデ
コーダADXと、前記アドレスバッファABから内部列
アドレスを受け、メモリセルアレイMA1〜MA4の対
応する列をそれぞれ選択するYデコーダADYとを含む
【0003】上記アドレスバッファABはメモリセルア
レイMA1〜MA4の行を指定する行アドレスとメモリ
セルアレイMA1〜MA4の列を指定する列アドレスと
を時分割的に受け、それぞれ所定のタイミングで内部行
アドレスおよび内部列アドレスを発生し、XデコーダA
DXおよびYデコーダADYへこれを与える。
【0004】また外部アドレスにより指定されたメモリ
セルのデータを読出すために、XデコーダADXからの
行アドレスデコード信号により選択された行に接続され
るメモリセルのデータを検知し増幅するセンスアンプと
、YデコーダADYからの列アドレスデコード信号に応
答して、選択された1行のメモリセルのうち対応の列に
接続されるメモリセルデータを出力バッファOBへ伝達
する入出力インターフェイス(I/O)と、入出力イン
ターフェース(I/O)を介して伝達されたメモリセル
データをDRAM外部へ伝達する出力バッファOBとを
含む。
【0005】なお図3では、上記センスアンプと入出力
インターフェイス(I/O)とは4つのブロックS1〜
S4で示されている。出力バッファOB1〜OB4はブ
ロックS1〜S4から伝達された読出データを受けて対
応の出力データをそれぞれDQ1〜DQ4として出力す
る。
【0006】さらにDRAMの各種動作タイミングを制
御するための制御信号を発生するために、制御信号発生
系周辺回路CGが設けられている。この制御信号発生系
周辺回路CGは、後述するプリチャージ電位VB,ワー
ド線駆動信号Rn,イコライズφE ,プリチャージ信
号φP ,センスアンプ活性信号φS1〜φS4などを
発生する。
【0007】上記メモリセルアレイMA1及びその関連
回路の詳細な構成を図4を用いて示すと、メモリセルア
レイMA1は、各々がメモリセルアレイMA1の1行を
選択するワード線WL1,WL2,…,WLnと、各々
がメモリセルアレイMA1の1列のメモリセルを選択す
るビット線対BL0,/BL0、BL1,/BL1、…
BLm,/BLmを含み、上記ビット線BL0,/BL
0、…BLm,/BLmは折り返しビット線を構成し、
2本のビット線が1つのビット線対を構成する。すなわ
ちビット線BL0,/BL0が1対のビット線対を構成
し、ビット線BL1,/BL1が1対のビット線対を構
成し、以下同様にして、ビット線BLm,/BLmがビ
ット線対を構成する。
【0008】情報を記憶するメモリセル1は、ビット線
BL0,/BL0、…BLm,/BLmの各々と1本お
きのワード線との交点に設けられる。すなわち、各ビッ
ト線対においては、1本のワード線と、対をなすビット
線のうちのいずれかのビット線との交点にメモリセル1
が接続されている。
【0009】ビット線対BL0,/BL0、…,BLm
,/BLmの各々には、DRAMのスタンバイ時に各ビ
ット線電位を平衡化し、かつ所定の電位VB(プリチャ
ージ電位)にプリチャージするためにプリチャージ/イ
コライズ(P/E)回路150が設けられる。
【0010】選択されたメモリセルのデータを検知し増
幅するために、ビット線対BL0,/BL0、…,BL
m,/BLmの各々には、センスアンプ50が設けられ
る。センスアンプ50は、第1の信号線14および第2
の信号線17を介してそれぞれ伝達される第1のセンス
アンプ駆動信号φA および第2のセンスアンプ駆動信
号φB に応答して活性化され、対応するビット線対の
電位差を検出し差動的に増幅する。
【0011】また選択されたメモリセル1のデータを出
力バッファOB1へ伝達するために、ビット線対BL0
,/BL0、…BLm,/BLmの各々に、Yデコーダ
ADYからの列アドレスデコード信号に応答してオン状
態となり対応するビット線対をデータ入出力バスI/O
,反転I/Oへ接続するトランスファゲートゲートT0
,T0’、T1,T1’、Tm,Tm’が設けられてい
る。すなわちトランスファゲートゲートT0,T0’は
、ビット線BL0,/BL0に対して設けられ、トラン
スファゲートゲートT1,T1’はビット線BL1,/
BL1に対して設けられ、トランスファゲートゲートT
m,Tm’はビット線対BLm,/BLmに対して設け
られる。YデコーダADYからの列アドレスデコード信
号に応答して1対のトランスファゲートがオン状態とな
り、対応ビット線対がデータ入出力バスI/O,反転I
/Oへ接続される。
【0012】図5は図4に示されるメモリルアレイ及び
その周辺回路構成のうち、図(a) は1対のビット線
を中心とした回路構成を示す図であり、特にセンスアン
プ50を活性化する駆動信号φA およびφB を発生
する装置の構成を具体的に示す回路図である。また図(
b) はワード線駆動信号Rnを所定時間遅延させてセ
ンスアンプ活性化信号φS および/φS を発生する
センスアンプ活性化信号発生回路を示し、遅延回路11
3,インバータ115とから構成されており、センスア
ンプの数に対応して同様の回路が設けられている。
【0013】その構成及び動作を図5を参照しつつ説明
すると、メモリセル1は、情報を電荷の形態で記憶する
メモリキャパシタ6と、ワード線3上に伝達されるワー
ド線駆動信号Rnに応答してオン状態となりメモリキャ
パシタ6をビット線2へ接続する選択トランジスタ5と
から構成されている。すなわち上記選択トランジスタ5
はnチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以下、
n−FETと称す)から構成され、そのゲートはワード
線3に接続され、そのソースはビット線2に接続される
。またメモリキャパシタ6の一方側電極は記憶ノード4
を介して選択トランジスタ5のドレインへ接続され、他
方側電極は接地電位GNDへ接続されている。
【0014】プリチャージ/イコライズ回路150は、
n−FET9,10および12とから構成され、n−F
ET9はプリチャージ信号伝達用信号線11を介して伝
達されるプリチャージ信号φP に応答してオン状態と
なり、プリチャージ電位伝達用信号線8を介して伝達さ
れるプリチャージ電圧VBをビット線2へ伝達する。n
−FET10はプリチャージ信号伝達用信号線11を介
して伝達されるプリチャージ信号φP に応答してオン
状態となり、信号線8を介して伝達されるプリチャージ
電圧VBをビット線7へ伝達する。n−FET12は、
イコライズ信号伝達用信号線13を介して伝達されるイ
コライズ信号φE に応答してオン状態となり、ビット
線2およびビット線7を短絡し、ビット線2およびビッ
ト線7の電位を平衡化する。
【0015】センスアンプ50は、pチャネル絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタ(以下、p−FETと称す)1
5,16とn−FET18,19とから構成、すなわち
CMOS構成のフリップフロップにより構成され、p−
FET15,16のゲートとその一方側電極が交差接続
され、かつn−FET18,19のゲートとその一方側
電極が交差接続されている。p−FET15とn−FE
T18の一方側電極の接続点はビット線2に接続され、
p−FET16およびn−FET19の一方側電極の接
続点はビット線7へ接続される。p−FET15,16
の他方側電極は共に第1のセンスアンプ駆動信号φA 
を伝達する信号線14に接続される。また、n−FET
18,19の他方側電極は共に第2のセンスアンプ駆動
信号φB を伝達する信号線17に接続される。
【0016】信号線14,17間には、信号線14,1
7の電位を所定電位VBにプリチャージしかつイコライ
ズするために、n−FET26,27および28が設け
られている。詳述するとn−FET26は信号線11を
介して伝達されるプリチャージ信号φP に応答してオ
ン状態となり、信号線8を介して伝達される所定の一定
電位のプリチャージ電圧VBを信号線14上へ伝達する
。 n−FET27は信号線11を介して伝達されるプリチ
ャージ信号φP に応答してオン状態となり、信号線8
を介して伝達されるプリチャージ電圧VBを信号線17
上へ伝達する。n−FET28は、信号線11を介して
伝達されるプリチャージ信号φP に応答してオン状態
となり、上記信号線14,17を短絡し、信号線14,
17の電位を平衡化する。
【0017】さらにセンスアンプ50を駆動するために
、信号線14と第1の電源電位供給端子24との間に、
第1のセンスアンプ活性化信号/φS1に応答してオン
状態となり、信号線14を第1の電源線31へ接続する
p−FET22が設けられ、同様にして、信号線17と
第2の電源電位供給端子29との間に、第2のセンスア
ンプ活性化信号φS1に応答してオン状態となり、信号
線17を第2の電源線30へ接続するn−FET25が
設けられる。センスアンプ活性化信号/φS1,φS1
はそれぞれ信号入力端子23,26を介してp−FET
22およびn−FET25のゲートへ与えられる。電源
端子24,29はDRAM外部から所定の電位の供給を
受けるために、DRAMが形成される半導体チップ周辺
に形成されたボンディングパッドにより形成される。
【0018】さらにビット線2は寄生容量20を有し、
ビット線7は寄生容量21を有する。
【0019】なお、図5に示す構成においては、図面の
煩雑化を避けるために、1本のワード線3と、このワー
ド線3に接続されたメモリセル1のみを代表的に示して
いる。また、ビット線2,7および信号線14,17を
所定電位にプリチャージするプリチャージ電圧VBは通
常動作電源電位Vccの約2分の1の一定の電圧に設定
されている。
【0020】図6は図5に示す回路構成の動作を示す信
号波形図であり、この図においては、図5に示すメモリ
セル1に論理“1”の情報が記憶されており、この記憶
情報“1”を読出す場合の動作が示される。以下、図5
および図6を参照してメモリセル1に記憶されたデータ
の読出動作について説明する。
【0021】時刻t0から時刻t1の間のスタンバイ状
態においては、プリチャージ信号φP およびイコライ
ズ信号φE は共に“H”レベルにある。このため、n
−FET9,10,12およびn−FET26,27,
28はすべてオン状態にあり、ビット線2,7および信
号線14,17はそれぞれ所定のプリチャージ電位VB
(=Vcc/2)に保持されている。
【0022】時刻t1においてスタンバイ状態が終了し
、メモリサイクルが始まると、プリチャージ信号φP 
およびイコライズ信号φE はそれぞれ“L”レベルへ
と降下する。これにより、n−FET9,10,12,
26,27および28はすべてオフ状態となる。
【0023】時刻t2において、プリチャージ信号φP
 およびイコライズ信号φE が“L”レベルとなり、
n−FET9,10,12,26,27および28がす
べてオフ状態となったとき、図3に示すアドレスバッフ
ァABから内部行アドレスがXデコーダADXへ与えら
れ、メモリセルアレイMA1における行選択が行われる
【0024】時刻t3において、選択されたワード線3
(図5に示すワード線3が選択されたものとする)上に
ワード線駆動信号Rnが伝達され、ワード線3の電位が
立上がると、メモリセル1の選択トランジスタ5がオン
状態となり、メモリキャパシタ6がビット線2へ接続さ
れる。これにより、記憶ノード4に蓄えられていた電荷
がビット線2上へ移動し、ビット線2の電位がわずかΔ
V上昇する。このビット線2の電位上昇ΔVの値は、メ
モリキャパシタ6の容量値C6とビット線2の寄生容量
20の容量値C20と記憶ノード4の記憶電圧V4とに
よって決定され、通常100〜200mVの値となる。
【0025】時刻t4において、センスアンプ活性化信
号φS1が上昇し、またセンスアンプ活性化信号/φS
1が下降し、n−FET25およびp−FET22がそ
れぞれオン状態となると、第1の信号線14および第2
の信号線17がそれぞれ第1の電源線31および第2の
電源線30へそれぞれ接続され、第1の信号線14の電
位は上昇し始め、かつ第2の信号線17の電位が下降を
始める。この第1および第2の信号線14,17の電位
の上昇および下降により、p−FET15,16および
n−FET18,19からなるフリップフロップ回路(
センスアンプ50)が活性化され、メモリセルデータの
センス動作を開始し、ビット線2,7間の微小電位差Δ
Vの差動増幅を行なう。ここで、ビット線7は選択メモ
リセルが接続されていないので、ビット線7の電位は時
刻差t4までプリチャージレベルのVcc/2のままで
ある。
【0026】このセンス動作の場合、ビット線2がΔV
だけ電位上昇したことにより、n−FET19がオン状
態となると、第2の信号線17の電位下降に伴ない、寄
生容量21に与えられていた電荷がn−FET19を介
して第2の信号線17へ放電されて時刻t5においてビ
ット線7の電位がほぼ0V程度になる。
【0027】一方、ビット線7の電位下降により、p−
FET15がオン状態となり、第1の信号線14上の電
位がp−FET15を介してビット線2へ伝達され、ビ
ット線2の電位がVccレベルに上昇する。ビット線2
上の電位は選択トランジスタ5を介して記憶ノード4へ
伝達され、記憶ノード4の電位レベルがVcc−VTN
となり、メモリセル1へのデータの再書込が行なわれる
。 ここで、VTNは選択トランジスタ5のしきい値電圧で
ある。このビット線2,7上信号電位増幅動作によりV
cc24,GND29間に電源電流100が流れる。
【0028】ビット線2,7上の信号電位の増幅動作が
完了し、その電位がそれぞれ電源電位Vccレベル、接
地電位GNDレベルに確定すると、時刻t8までの間に
列デコーダADY(図3参照)からのアドレスデコード
信号によりメモリセルアレイの1列が選択され、ビット
線2,7がデータ入出力バスI/O,反転I/O(図4
参照)に接続され、メモリセル1の情報の読出が行なわ
れる。以上がメモリセルからのデータ読出,増幅および
再書込までの動作である。これら一連の動作が終了する
と、次のメモリサイクルに備えてスタンバイ状態に入る
【0029】すなわち時刻t8において、ワード線駆動
信号Rnが下降を始め、時刻t9において接地電位レベ
ルの“L”レベルに立下がると、選択トランジスタ5が
オフ状態となり、メモリセル1はビット線2と電気的に
切離されて待機状態となる。
【0030】時刻t10において、センスアンプ活性化
信号φS1,/φS1がそれぞれ下降,上昇をし始め、
時刻t11でそれぞれ接地電位GNDレベルの低レベル
、および電源電位Vccレベルの高レベルとなると、p
−FET22およびn−FET25がオフ状態となり、
センスアンプが不活性化される。
【0031】時刻t12において、イコライズ信号φE
 が上昇を始め、n−FET12がオン状態となると、
ビット線2,7が電気的に接続され、電位レベルの高い
ビット線2から電位レベルの低いビット線7へ電荷が移
動し、ほぼ時刻t13でビット線2,7の電位が共にプ
リチャージ電位VB(=Vcc/2)となる。また、こ
のとき同時に、p−FET22およびn−FET25が
オフ状態となったことにより高インピーダンス状態とさ
れた第1の信号線14および第2の信号線17と、ビッ
ト線2およびビット線7との間に電荷の移動が生じ、信
号線14,17の電位レベルはそれぞれVcc/2+|
VTP|、Vcc/2−VTNとなる。ここで、VTP
はp−FET22,16のしきい値電圧であり、VTN
はn−FET18,19のしきい値電圧である。
【0032】時刻t14において、プリチャージ信号φ
P が上昇を始めると、n−FET9,10,26,2
7および28が導通し始め、時刻t15において、プリ
チャージ信号φP が電源電位Vccレベルの“H”レ
ベルとなると、n−FET9,10,26,27および
28がすべてオン状態となり、ビット線2,7へプリチ
ャージ電圧VBがそれぞれ伝達されるとともに、信号線
14,17がn−FET28を介して電気的に接続され
、それぞれの電位が平衡化されるとともに、n−FET
26,27を介して所定のプリチャージ電圧VBが伝達
され、これにより第1および第2の信号線14,17の
電位はVcc/2となる。このプリチャージ信号φP 
の“H”レベルへの移行により、ビット線2,7および
信号線14,17上の電位が安定化され、次の読出動作
に備えることになる。
【0033】ところで、上記図4ないし図6ではメモリ
セルアレイMA1について述べたが、メモリセルアレイ
MA2〜MA4についても同様の事がいえる。従ってメ
モリセルアレイ全体(MA1〜MA4)では、図6のV
cc24,GND29間に流れる電流は101に示すよ
うに、メモリセルアレイMA1単一の場合の電流100
の4倍のものとなる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
(DRAM)は以上のように構成されており、その記憶
容量はどんどん増加する傾向にあり、現在は1Mビット
の容量のものが主流である。今後4M,16M,64M
ビットと容量が増加していった場合、容量の増大に伴い
、チップサイズおよびチップ作成のためのプロセス工程
数が増え、完全良品をつくることが難しくなり部分的に
不良な製品が製作されこることが増加すると予想される
【0035】この為、今後はこの部品不良品を有効に利
用することがコスト低減の為重要となってくる。
【0036】そこで部分不良DRAMを有効利用した場
合について考えてみる。まずここではDRAMとして、
メモリセルアレイMA1〜MA4の各々の記憶容量が1
Mビットで、4つのメモリセルアレイ合計4Mビットの
1M×4ビットのものを仮定する。
【0037】今、何らかの原因でメモリセルアレイMA
1〜MA4の全ては正常に動作しないが、少なくとも1
つ以上のメモリセルアレイ、例えばMA1は正常に動作
するDRAMがあった場合、このDRAMを1Mビット
×1の良品として使用することは可能である。しかるに
この場合、前述のように、動作する必要のないメモリセ
ルアレイのセンスアンプも同時に活性化されるため無駄
な電流を消費してしまう。すなわち部分不良品の1Mビ
ット×4DRAMを1Mビット×1DRAMとして使用
した場合、もともと1Mビット×1DRAMとして設計
したものに比べ約4倍の電流を消費してしまうという問
題があった。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路(DRAM)は、正常に動作しないメモリセルア
レイに接続するセンスアンプ活性化信号の信号レベルを
所定の電位に固定し、センスアンプを非活性にするよう
にしたものである。
【0039】
【作用】正常に動作しないメモリセルアレイのセンスア
ンプを選択的に非活性とすることにより、部分不良品(
例えば1Mビット×4DRAM)を良品(例えば1Mビ
ット×1DRAM)として使用した場合の不必要な電流
を減らすことができる。
【0040】
【実施例】図1は本発明の一実施例による半導体集積回
路の回路構成図であり、図(a) はメモリルアレイ及
びその周辺回路構成のうち、1対のビット線を中心とし
た回路構成を示すもので、図5と同一符号は同一または
相当部分を示し、図(b) は本発明のセンスアンプ活
性化信号発生回路周辺の回路図であり、遅延回路113
,ヒューズ110,抵抗素子111,AND回路114
,ノード112,インバータ115とから構成され、上
記ヒューズ110,抵抗素子111,ノード112,A
ND回路114で信号レベル固定回路が構成されている
。また図2は上記半導体集積回路の動作を説明するため
の波形図である。
【0041】次に動作について説明する。まず良品の場
合の動作は従来例と同様であるのでここではその説明は
省略する。
【0042】次に部分不良品、例えば1Mビット×4D
RAM部分不良品を良品の1Mビット×1DRAMとし
て使う場合について説明する。今、4つのメモリセルア
レイのうち、メモリセルアレイMA1が正常に動作し、
他のメモリセルアレイMA2〜MA4は正常に動作しな
いと仮定する。この場合は4ヶあるセンスアンプ活性化
信号発生回路のうち活性化信号φS2,/φS2〜φS
4,/φS4を発生する回路に相当するヒューズ110
をレーザー等によりカットし(合計3本)センスアンプ
活性化信号φS1,/φS1以外のセンスアンプ活性化
信号φS2,/φS2〜φS4,/φS4は常に非活性
となるようにする。このようにして回路構成素子の接続
状態を変えることによりメモリセルアレイMA1では従
来例の図6で説明したのと同様の動作が行なわれ、Vc
c−GND間に電流100が流れる。
【0043】一方、不良部分を有するメモリセルアレイ
MA2では図2に示すように、センスアンプ活性化信号
φS2,/φS2はワード線駆動信号Rnのレベル変化
に係わらず常時0,Vccレベルに固定されているため
、センスアンプ駆動信号を供給する信号線17,信号線
14のレベルがほとんど変化せずセンスアンプはスタン
バイ状態を維持し続け、したがってVcc−GND間に
流れる電流は零である。残りのメモリセルアレイMA3
,MA4についても同様に零である。
【0044】ところでビット線2において、ワード線R
nの電位が上がり、記憶ノード4に蓄えられていた電荷
がビット線2上へ移動するため、ビット線2の電位はわ
ずかΔV上昇するが、プリチャージ信号φP の電位が
ロウレベルからハイレベルに上がることによりもとの1
/2Vccのレベルにもどる動作が見られる。
【0045】よって4つのメモリセルアレイ全体でVc
c−GND間に流れる電流121はメモリセルレイMA
1のみの場合のVcc−GND間に流れる電流100に
等しくなる。
【0046】このように本実施例によれば、不良メモリ
セルに接続するセンスアンプ活性化信号発生回路に設け
られた信号レベル固定回路のヒューズ110をレーザ等
で切断し、センスアンプ活性化信号φS ,/φS を
ワード線駆動信号Rnのレベル変化に係わらず常時0,
Vccレベルになるように固定するようにしたから、セ
ンスアンプ駆動信号/φS ,φSを供給する信号線1
7,信号線14のレベルが変化せずセンスアンプ50は
スタンバイ状態を維持し続け、したがってVcc−GN
D間に流れる電流は零となり、したがって不良メモリセ
ルに接続するセンスアンプに無駄な電流が供給されるこ
とがなく消費電流の低減を図ることができる。
【0047】なお、上記実施例ではメモリセルアレイM
A1が正常に動作する場合について述べたが、他のメモ
リセルアレイ(MA2,MA3又はMA4)が正常に動
作する場合も同様であり、さらに正常なメモリセルアレ
イが複数個ある場合も、当該メモリセルのセンスアンプ
に接続するセンスアンプ活性化信号発生回路のヒューズ
110を残し、他のセンスアンプ活性化信号発生回路の
ヒューズ110をカットすることで同様の効果を奏する
【0048】また上記実施例ではセンスアンプ活性化信
号発生回路から出力される活性化信号をヒューズ110
を用いて所定のレベルに固定するようにしたが、ヒュー
ズ以外の方法であってもよく、さらにセンスアンプ活性
化信号発生回路の構成も他の回路構成をもって実現して
もよく、要はn−FET25が常時オフとなるような信
号を発生できるものであればよい。
【0049】また、上記実施例ではDRAMについて説
明したが、DRAM以外の、メモリブロック単位でビッ
ト線を充,放電するように構成された半導体集積回路に
ついても同様な効果を期待することができる。
【0050】さらに、ここでは1Mビット×4の構成の
DRAMについて述べたが、Nビット×8,Nビット×
16…等のDRAMの部分不良品についても同様の効果
を期することができることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体集
積回路装置によれば、センスアンプ活性化信号発生回路
から出力されるセンスアンプ活性化信号を所定のレベル
に固定し、センスアンプを選択的に非活性とするように
したので、例えば1Mビット×4DRAMの部分不良品
を、例えば1M×1DRAMの良品として使用した場合
、不必要な電流をカットすることができ、低消費電力化
を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体集積回路を説明
するための図である。
【図2】本発明の一実施例による半導体集積回路の動作
を説明するための信号波形図である。
【図3】従来の半導体集積回路の読出部全体の概略構成
を示す図である。
【図4】従来の半導体集積回路のメモリセルアレイ及び
その関連回路の詳細な構成図である。
【図5】従来の半導体集積回路を説明するための図であ
る。
【図6】従来の半導体集積回路の動作を示す信号波形図
である。
【符号の説明】
1      メモリセル 2      ビット線 3      ワード線 7      ビット線 50    センスアンプ 110  ヒューズ 111  抵抗素子 112  ノード 114  AND回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  行列状に配列された複数のメモリセル
    と、前記複数のメモリセルのうちの一列が接続される複
    数のビット線対と、該記ビット線対の各々に設けられ、
    対応するビット線対の電位を検出し差動的に増幅するセ
    ンスアンプとを有し、センスアンプ活性化信号に基づい
    て所定のセンスアンプを活性化して読み出し,書き込み
    動作を行なう半導体集積回路において、上記各センスア
    ンプについて設けられ、その回路構成素子の接続状態を
    変えることにより上記センスアンプ活性化信号を所定の
    電位レベルに固定して、センスアンプを非活性にする信
    号レベル固定回路を設けたことを特徴とする半導体集積
    回路。
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