JP2006032430A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実装強度を確保しつつ、Q値の低下を抑制することが可能なコイル部品を提供すること。
【解決手段】 積層型インダクタL1は、コイル状導体11と、コイル状導体11の両端に位置すると共にコイル状導体11と同じ幅を有する引き出し導体13,14とを含むコイル部10と、コイル部10を覆うと共に電気絶縁性を有する外装部20と、各引き出し導体13,14と電気的にそれぞれ接続される外部電極3,5とを備える。外装部20は、コイル状導体11の軸心方向に平行で且つ互いに隣り合わない2つの第1の側面20a,20bと、コイル状導体11の軸心方向に交差する第2の側面とを有する。各外部電極3,5は、各第1の側面20a,20b上でコイル状導体11の軸心方向に直交する方向にわたって形成された第1の電極部分3a,5bをそれぞれ有すると共に、第2の側面に実質的に形成されていない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コイル部品に関する。
この種のコイル部品として、コイル状導体と当該コイル状導体の両端に位置する引き出し導体とを含むコイル部と、コイル部を覆う外装部と、各引き出し導体と電気的にそれぞれ接続される複数の外部電極とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載されたコイル部品は積層型インダクタである。この積層型インダクタでは、電気絶縁層と導体パターンが交互に積層され、各導体パターンの端部が順次接続されて電気絶縁層体(外装部)中に積層方向に重畳したコイル(コイル状導体)が形成されている。コイルの端部は、引き出し導体によってチップ両端の外部電極に接続されている。外部電極は、コイルの軸方向と平行な実装面のみに形成されている。引き出し導体の端部は、実装面とチップ側面とに露出しており、チップ側面の露出導体は、帯状の電極により外部電極に接続されている。コイルの軸方向から見て、引き出し導体の幅はコイル状導体の幅よりも広い。
特開2002−305111号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたコイル部品には、次のような問題が生じる。
通常、上述したような構成のコイル部品は、外部電極を回路基板に形成された電極パッドにはんだ付けすることにより、回路基板に電気的及び機械的に接続されて実装される。特許文献1に記載されたコイル部品の場合、実装面に形成された外部電極及び帯状の電極がはんだ付けされるが、各電極とも幅が狭く小さいため、はんだ付け面積が狭くなってしまう。このため、コイル部品の実装強度を確保できない懼れがある。
また、特許文献1に記載されたコイル部品では、コイルの軸方向から見て、引き出し導体の幅がコイル状導体の幅よりも広い。このため、幅広の引き出し導体がコイル状導体に発生するフラックスを阻害し、コイル部品の重要な特性であるQ値(quality factor)を低下させてしまう。
ところで、外部電極も、コイル状導体に発生するフラックスを阻害し、Q値を低下させる要因となる。外部電極がフラックスを阻害する度合いは、当該外部電極が形成される位置(外装部の側面)に大きく依存する。特に、コイル状導体の軸心が交差する位置に外部電極が位置していると、フラックスを大きく阻害し、Q値が著しく低下してしまう。
本発明の目的は、実装強度を確保しつつ、Q値の低下を抑制することが可能なコイル部品を提供することにある。
本発明に係るコイル部品は、コイル状導体と、コイル状導体の両端に位置すると共に当該コイル状導体と同じ幅を有する引き出し導体とを含むコイル部と、コイル部を覆うと共に電気絶縁性を有する外装部と、各引き出し導体と電気的にそれぞれ接続される複数の外部電極と、を備えており、外装部は、コイル状導体の軸心方向に平行で且つ互いに隣り合わない2つの第1の側面と、コイル状導体の軸心方向に交差する第2の側面とを有し、各外部電極は、各第1の側面上でコイル状導体の軸心方向に直交する方向にわたって形成された電極部分をそれぞれ有すると共に、第2の側面に実質的に形成されていないことを特徴とする。
本発明に係るコイル部品では、引き出し導体が電気的に接続される各外部電極が、第1の側面上でコイル状導体の軸心方向に直交する方向にわたって形成された電極部分をそれぞれ有するので、特許文献1に記載されたコイル部品に比してはんだ付け面積を確保し易くなる。また、外装部が第1の側面のコイル状導体の軸心方向に直交する方向にわたり外部電極を介して回路基板に機械的に接続されることとなる。これらの結果、コイル部品の実装強度を確保することができる。
また、本発明では、引き出し導体がコイル状導体と同じ幅を有するので、引き出し導体がコイル状導体に発生するフラックスを阻害するのを抑え、Q値の低下を抑制することができる。なお、外部電極は、コイル状導体の軸心方向に交差する第2の側面に実質的に形成されていないので、フラックスが外部電極により大きく阻害されることはない。
また、外装部は、コイル状導体の軸心方向に平行で且つ各第1の側面と隣り合う第3の側面を更に有しており、各外部電極は、第3の側面の一部に形成されると共に、第1の側面に形成された電極部分に電気的に連続する電極部分をそれぞれ更に有することが好ましい。この場合、はんだ付け面積を更に確保し易くなる。また、第1の側面及び第3の側面も、外部電極を介して回路基板に機械的に接続されることとなる。これらの結果、コイル部品の実装強度を十分に確保することができる。
また、外装部は、コイル状導体の軸心方向に平行で且つ各第1の側面と隣り合うと共にコイル部を挟んで第3の側面と対向するように位置する第4の側面を更に有しており、各外部電極は、第4の側面の一部に形成されると共に、第1の側面に形成された電極部分に電気的に連続する電極部分をそれぞれ更に有することが好ましい。この場合、はんだ付け面積をより一層確保し易くなる。また、第1の側面、第3の側面及び第4の側面も、外部電極を介して回路基板に機械的に接続されることとなる。これらの結果、コイル部品の実装強度を極めて十分に確保することができる。
また、各引き出し導体は、第1の側面に向かって伸びると共に第1の側面に形成された電極部分に接続することにより、対応する外部電極に電気的に接続していることが好ましい。
また、外装部は、コイル状導体の軸心方向に平行で且つ各第1の側面と隣り合うと共にコイル部を挟んで互いに対向するように位置する第3及び第4の側面を更に有しており、第3の側面を実装面と規定して、コイル状導体の軸心方向から見て、各引き出し導体と第4の側面との間隔は各引き出し導体と第3の側面との間隔よりも小さく設定されていることが好ましい。この場合、Q値の低下をより一層抑制することができる。
また、各引き出し導体は、第3の側面に向かって伸びると共に第3の側面に形成された電極部分に接続することにより、対応する外部電極に電気的に接続していることが好ましい。
また、外装部は、積層される複数の絶縁体を含み、コイル状導体及び引き出し導体は、複数の絶縁体にそれぞれ形成された導体パターンにより構成されることが好ましい。この場合、積層型のコイル部品が実現されることとなる。外部電極が第1の側面上でコイル状導体の軸心方向に直交する方向にわたって形成された電極部分を有しているので、当該電極部分が複数の絶縁体にわたって形成されることとなる。この結果、絶縁体の剥がれ等を防ぐことができ、コイル部品自体の強度が向上する。
本発明によれば、実装強度を確保しつつ、Q値の低下を抑制することが可能なコイル部品を提供することができる。
本発明の実施形態に係るコイル部品について図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。本実施形態は、本発明を積層型インダクタに適用したものである。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3に基づいて、第1実施形態に係る積層型インダクタL1の構成を説明する。図1は、第1実施形態に係る積層型インダクタを示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る積層型インダクタの断面構成を説明するための図である。図3は、第1実施形態に係る積層型インダクタに含まれる素子を示す分解斜視図である。図4は、第1実施形態に係る積層型インダクタに含まれる外装部を示す斜視図である。
積層型インダクタL1は、図1に示されるように、直方体形状の素子1と、一対の端子電極(外部電極)3,5とを備えている。素子1は、図2に示されるように、コイル部10と、外装部20とを有している。コイル部10は、図3に示されるように、コイル状導体11と、当該コイル状導体11の両端に位置する引き出し導体13,14を含んでいる。外装部20は、積層される複数(本実施形態においては、8層)の非磁性体グリーンシート(絶縁体)21〜28を含んでいる。
外装部20(素子1)は、図4にも示されるように、2つの第1の側面20a,20bと、2つの第2の側面20c,20dと、第3及び第4の側面20e,20fと、を有している。第1の側面20a,20b同士は、X軸方向で見て互いに対向するように位置している。第2の側面20c,20d同士は、Y軸方向で見て互いに対向するように位置している。第3の側面20eと第4の側面20fとは、Z軸方向で見て互いに対向するように位置している。したがって、第1の側面20a,20b同士は互いに隣り合わず、また、第2の側面20c,20d同士も互いに隣り合わない。第3の側面20eと第4の側面20fとも、互いに隣り合わない。第1の側面20a,20bと第3の側面20eとは互いに隣り合い、第1の側面20a,20bと第4の側面20fとも互いに隣り合う。
第1の側面20a,20b、第3の側面20e及び第4の側面20fは、コイル状導体11の軸心方向と平行である。第2の側面20c,20dは、コイル状導体11の軸心方向に交差している(例えば、直交している)。第3の側面20eは、積層型インダクタL1が回路基板(図示せず)に実装されたときに、当該回路基板に対向する面(実装面)である。
各端子電極3,5は、互いに電気的に連続する第1の電極部分3a,5aと第2の電極部分3b,5bとを含んでいる。第1の電極部分3a,5aは、第1の側面20a,20b上でコイル状導体11の軸心方向に直交する方向にわたってそれぞれ形成されている。また、第1の電極部分3a,5aは、第1の側面20a,20b上でコイル状導体11の軸心方向にわたってそれぞれ形成されている。これにより、本実施形態では、第1の電極部分3a,5aは、第1の側面20a,20bの全面を覆うように形成されることとなる。
第2の電極部分3b,5bは、第3の側面20eの一部に形成されている。詳細には、第2の電極部分3b,5bは、第3の側面20e上で第1の側面20a,20bとの稜に沿ってそれぞれ形成されている。第2の電極部分3b,5b同士は、互いに所定の間隔を有し、電気的に絶縁されている。
各端子電極3,5は、第2の側面20c,20dに実質的に形成されていない。素子1では、各頂点及び各稜が湾曲して形成されている。このため、第1の側面20a,20bの全面に第1の電極部分3a,5aを形成した場合、当該第1の電極部分3a,5aが第2の側面20c,20dに最大で100μm程度回り込んで形成されることとなる。したがって、実質的とは各端子電極3,5(第1の電極部分3a,5a等)を形成する上で第2の側面20c,20dに形成されてしまう電極部分を含むこととする。
コイル状導体11は、非磁性体グリーンシート23〜26に形成された導体パターン11a〜11dにより構成される。また、引き出し導体13,14は、非磁性体グリーンシート23,26に形成された導体パターン13a,14aにより構成される。本実施形態においては、導体パターン11aと導体パターン13aとが一体に連続して形成され、導体パターン11dと導体パターン14aとが一体に連続して形成されている。
導体パターン11aは、コイル状導体11の略1/2ターン分に相当し、非磁性体グリーンシート23上で略L字状に伸びている。導体パターン11bは、コイル状導体11の略3/4ターン分に相当し、非磁性体グリーンシート24上で略U字状に伸びている。導体パターン11cは、コイル状導体11の略3/4ターン分に相当し、非磁性体グリーンシート25上で略C字状に伸びている。導体パターン11dは、コイル状導体11の略1/4ターン分に相当し、非磁性体グリーンシート26上で略I字状に伸びている。導体パターン11a〜11dは、その端部同士が非磁性体グリーンシート23〜25にそれぞれ形成された貫通電極15a〜15cにより電気的に接続される。導体パターン11a〜11dは、相互に電気的に接続されることで、コイル状導体11を構成することとなる。
導体パターン13aは、非磁性体グリーンシート23上で、導体パターン11aの一端から連続して略I字状に伸びている。導体パターン13aの一端は、非磁性体グリーンシート23の縁部に引き出され、非磁性体グリーンシート23の端面に露出している。導体パターン13aは、素子1の第1の側面20aまで引き出されており、一方の端子電極3に電気的に接続される。導体パターン13a(引き出し導体13)は、コイル状導体11の軸心方向から見て、導体パターン11a(コイル状導体11)と同じ幅を有している。
導体パターン14aは、非磁性体グリーンシート26上で、導体パターン11dの他端から連続して略I字状に伸びている。導体パターン14aの他端は、非磁性体グリーンシート26の縁部に引き出され、非磁性体グリーンシート26の端面に露出している。導体パターン14aは、素子1の第1の側面20bまで引き出されており、他方の端子電極5に電気的に接続される。導体パターン14a(引き出し導体14)は、コイル状導体11の軸心方向から見て、導体パターン11d(コイル状導体11)と同じ幅を有している。
各引き出し導体13,14は、図2にも示されるように、第1の側面20a,20bに向かって伸びると共に第1の側面20a,20bに形成された第1の電極部分3a,5aに接続することにより、対応する端子電極3,5に電気的に接続している。コイル状導体11の軸心方向から見て、各引き出し導体13,14と第4の側面20fとの間隔は各引き出し導体13,14と第3の側面20e(実装面)との間隔よりも小さく設定されている。すなわち、各引き出し導体13,14は、コイル状導体11の軸心方向から見て、第3の側面20eから離れて位置している。
導体パターン13a,14a(引き出し導体13,14)は、当該導体パターン13a,14aが伸びる方向にわたって導体パターン11a,11d(コイル状導体11)と同じ幅である必要はなく、非磁性体グリーンシート23,26の縁部近傍、すなわち第1の電極部分3a,5aの近傍で若干幅広に形成されていてもよい。このように、導体パターン13a,14aを第1の電極部分3a,5aの近傍で若干幅広とすることにより、第1の電極部分3a,5aとの接続信頼性が向上される。
非磁性体グリーンシート21〜28は、電気絶縁性を有するガラス系セラミックグリーンシートである。非磁性体グリーンシート21〜28の組成は、例えば、ストロンチウム、カルシウム及び酸化珪素からなるガラス70wt%、アルミナ粉30wt%である。非磁性体グリーンシート21〜28の厚みは、例えば30μm程度である。非磁性体グリーンシート21〜28の替わりに、例えばフェライト(例えば、Ni−Cu−Zn系フェライト、Ni−Cu−Zn−Mg系フェライト、Cu−Zn系フェライト、又は、Ni−Cu系フェライト等)粉末を原料としたスラリーをフィルム上にドクターブレード法により塗布して形成した磁性体グリーンシートを用いることができる。
続いて、上述した構成の積層型インダクタL1の製造方法について説明する。
まず、各非磁性体グリーンシート21〜28を用意する。次に、非磁性体グリーンシート23〜25の所定の位置、すなわち貫通電極15a〜15cを形成する予定位置に、レーザー加工等によってスルーホールを形成する。
次に、非磁性体グリーンシート23〜26に、導体パターン11a〜11d、引き出し導体13,14及び貫通電極15a〜15cに対応する電極部分を複数(後述する分割チップ数に対応する数)形成する。導体パターン11a〜11d、引き出し導体13,14及び貫通電極15a〜15cに対応する電極部分は、例えば、銀を主成分とする導体ペーストをスクリーン印刷した後、乾燥することによって形成される。非磁性体グリーンシート21,22,27,28には、電極部分が形成されていない。
次に、各非磁性体グリーンシート21〜28を、図3に示されるように積層して圧着し、チップ単位に切断した後に所定温度(例えば、800〜900℃)にて焼成する。これにより、素子1が得られることとなる。素子1は、例えば、焼成後における長手方向の長さが0.6mm、幅が0.3mm、高さが0.3mmとなるようにする。導体パターン11a〜11d及び引き出し導体13,14の焼成後における幅は、例えば40μ程度に設定される。導体パターン11a〜11d及び引き出し導体13,14の焼成後における厚みは、例えば12μ程度に設定される。コイル状導体11の内径は、例えば、長軸方向での長さが320μm程度であり、短軸方向での長さが120μm程度に設定される。
次に、素子1に端子電極3,5を形成する。これにより、積層型インダクタL1が形成されることとなる。端子電極3,5は、上述するように得られた素子1の外面に銀を主成分とする電極ペーストを転写した後に所定温度(例えば、700℃程度)にて焼き付け、更に電気めっきを施すことにより、形成される。電気めっきには、CuとNiとSn、NiとSn、NiとAu、NiとPdとAu、NiとPdとAg、又は、NiとAg等を用いることができる。
以上のように、本第1実施形態によれば、引き出し導体13,14(導体パターン13a,14a)が電気的に接続される各端子電極3,5が、第1の側面20a,20b上でコイル状導体11の軸心方向に直交する方向にわたって形成された第1の電極部分3a,5aをそれぞれ有するので、特許文献1に記載されたコイル部品に比してはんだ付け面積を確保し易くなる。また、外装部20が第1の側面20a,20bのコイル状導体11の軸心方向に直交する方向にわたり端子電極3,5を介して回路基板に機械的に接続されることとなる。これらの結果、積層型インダクタL1の実装強度を確保することができる。
また、本実施形態では、引き出し導体13,14(導体パターン13a,14a)がコイル状導体11(導体パターン11a,11d)と同じ幅を有するので、引き出し導体13,14がコイル状導体11に発生するフラックスを阻害するのを抑え、積層型インダクタL1におけるQ値の低下を抑制することができる。なお、端子電極3,5は、コイル状導体11の軸心方向に交差する第2の側面20c,20dに実質的に形成されていないので、フラックスが端子電極3,5により大きく阻害されることはない。
また、本実施形態において、外装部20は、コイル状導体11の軸心方向に平行で且つ各第1の側面20a,20bと隣り合う第3の側面20eを有しており、各端子電極3,5は、第3の側面20eの一部に形成されると共に、第1の側面20a,20bに形成された第1の電極部分3a,5aに電気的に連続する第2の電極部分3b,5bをそれぞれ更に有する。これにより、はんだ付け面積を更に確保し易くなる。また、第1の側面20a,20b及び第3の側面20eも、端子電極3,5を介して回路基板に機械的に接続されることとなる。これらの結果、積層型インダクタL1の実装強度を十分に確保することができる。
また、本実施形態において、外装部20は、コイル状導体11の軸心方向に平行で且つ各第1の側面20a,20bと隣り合うと共に、第3の側面20eに対向するように位置する第4の側面20fを有しており、第3の側面20eを実装面と規定して、コイル状導体11の軸心方向から見て、各引き出し導体13,14と第4の側面20fとの間隔は各引き出し導体13,14と第3の側面20eとの間隔よりも小さく設定されている。これにより、積層型インダクタL1におけるQ値の低下をより一層抑制することができる。
また、本実施形態において、外装部20は、積層される複数の非磁性体グリーンシート21〜28を含み、コイル状導体11及び引き出し導体13,14は、複数の非磁性体グリーンシート21〜28にそれぞれ形成された導体パターン11a〜11d,13a,14aにより構成される。この場合、コイル部品として積層型インダクタL1が実現されることとなる。端子電極3,5が第1の側面20a,20b上でコイル状導体11の軸心方向に直交する方向にわたって形成された第1の電極部分3a,5aを有しているので、当該第1の電極部分3a,5aが複数の非磁性体グリーンシート21〜28にわたって形成されることとなる。この結果、非磁性体グリーンシート21〜28の剥がれ等を防ぐことができ、積層型インダクタL1自体の強度が向上する。
(第2実施形態)
まず、図5及び図6に基づいて、第2実施形態に係る積層型インダクタL2の構成を説明する。図5は、第2実施形態に係る積層型インダクタを示す斜視図である。図6は、第2実施形態に係る積層型インダクタの断面構成を説明するための図である。第2実施形態に係る積層型インダクタL2は、端子電極3,5の構成の点で第1実施形態に係る積層型インダクタL1と相違する。
積層型インダクタL2は、図5に示されるように、素子1と、一対の端子電極3,5とを備えている。素子1は、図6に示されるように、コイル部10と、外装部20とを有している。
各端子電極3,5は、互いに電気的に連続する第1の電極部分3a,5aと第2の電極部分3b,5bと第3の電極部分3c,5cを含んでいる。第3の電極部分3c,5cは、第4の側面20fの一部に形成されている。詳細には、第3の電極部分3c,5cは、第4の側面20f上で第1の側面20a,20bとの稜に沿ってそれぞれ形成されている。第3の電極部分3c,5c同士は、互いに所定の間隔を有し、電気的に絶縁されている。積層型インダクタL2においても、各端子電極3,5は、第2の側面20c,20dに実質的に形成されていない。
以上のように、本第2実施形態において、外装部20は、コイル状導体11の軸心方向に平行で且つ各第1の側面20a,20bと隣り合うと共にコイル部10を挟んで第3の側面20eと対向するように位置する第4の側面20fを更に有している。各端子電極3,5は、第4の側面20fの一部に形成されると共に、第1の電極部分3a,5aに電気的に連続する第3の電極部分3c,5cをそれぞれ更に有しているので、特許文献1に記載されたコイル部品に比してはんだ付け面積をより一層確保し易くなる。また、第1の側面20a,20b、第3の側面20e及び第4の側面20fも、端子電極3,5を介して回路基板に機械的に接続されることとなる。これらの結果、積層型インダクタL2の実装強度を極めて十分に確保することができる。
また、本第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、引き出し導体13,14がコイル状導体11に発生するフラックスを阻害するのを抑え、積層型インダクタL1におけるQ値の低下を抑制することができる。
ここで、第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタL1,L2におけるQ値の周波数特性の測定結果を説明する。第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタL1,L2の有用性を示すための対比例として、図8(a)及び(b)に示されるように、端子電極103,105をコイル状導体11の軸心方向に交差する第2の側面20c,20dの一部に形成した積層型インダクタ101を用いた。なお、対比例に係る積層型インダクタ101は、上記端子電極103,105の点を除いて上述した積層型インダクタL1,L2と同じ構成としている。各積層型インダクタL1,L2,101は、インダクタンス値が1.8nHとなるように設計されている。
測定結果を図7に示す。特性A1は第1実施形態に係る積層型インダクタL1のQ値の周波数特性を示し、特性A2は第2実施形態に係る積層型インダクタL2のQ値の周波数特性を示している。特性Bは、対比例に係る積層型インダクタ101のQ値の周波数特性を示している。図7に示されるように、第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタL1,L2は、対比例に係る積層型インダクタ101よりもQ値が大きい。これにより、第1及び第2実施形態によるQ値の低下抑制という効果が確認された。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、各端子電極3,5は、上述した第1及び第2実施形態に示された構成に限られるものではない。例えば、各端子電極3,5は第1の電極部分3a,5aのみを有していてもよい。また、外装部20の形状も、直方体形状に限られるものではない。
各電極部分3a〜3c,5a〜5cは、対応する各側面20a,20b,20e,20f上でコイル状導体11の軸心方向にわたってそれぞれ形成されているが、これに限られない。図9及び図10に示されるように、各電極部分3a〜3c,5a〜5cは、対応する各側面20a,20b,20e,20f上でコイル状導体11の軸心方向にわたることなく、各側面20a,20b,20e,20fのコイル状導体11の軸心方向での端から間隔を有するように形成されていてもよい。
引き出し導体13,14(導体パターン13a,14a)と端子電極3,5との接続位置は、図2に示されたように、第1の電極部分3a,5aにおける第4の側面20f寄りの位置に限られない。引き出し導体13,14(導体パターン13a,14a)と端子電極3,5との接続位置は、図11及び図12にそれぞれ示されるように、第1の電極部分3a,5aにおける第4の側面20fと第3の側面20eとの中間の位置、あるいは、第1の電極部分3a,5aにおける第3の側面20e寄りの位置であってもよい。また、図13に示されるように、引き出し導体13,14のいずれか一方の接続位置を第4の側面20f寄りの位置とし、引き出し導体13,14のいずれか他方の接続位置を第3の側面20e寄りの位置としてもよい。
図14〜図16に示されるように、引き出し導体13,14(導体パターン13a,14a)と第2の電極部分3b,5bとを接続してもよい。この場合、引き出し導体13,14(導体パターン13a,14a)は、第3の側面20eに向かって伸びることとなる。
積層型インダクタL1,L2のインダクタンスは、コイル状導体11(導体パターン11a〜11d)の幅や層数等によって調整可能であり、上述した実施形態に限られるものではない。
第1及び第2実施形態においては、グリーンシートを積層すること(グリーンシート積層工法)により素子1を構成しているが、これに限られることなく、非磁性体スラリーを用い、当該非磁性体スラリー、導体パターン11a〜11d,13a,14a等を印刷して積層すること(印刷積層工法)により素子1を構成するようにしてもよい。
第1及び第2実施形態においては、本発明を積層型インダクタに適用しているが、これに限られることなく、本発明を巻線タイプのコイル部品にも適用してもよい。
第1実施形態に係る積層型インダクタを示す斜視図である。 第1実施形態に係る積層型インダクタの断面構成を説明するための図である。 第1実施形態に係る積層型インダクタに含まれる素子を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る積層型インダクタに含まれる外装部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る積層型インダクタを示す斜視図である。 第2実施形態に係る積層型インダクタの断面構成を説明するための図である。 Q値の周波数特性を示す線図である。 (a)は対比例に係る積層型インダクタを示す斜視図であり、(b)は対比例に係る積層型インダクタの断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。 第1及び第2実施形態に係る積層型インダクタの変形例の断面構成を説明するための図である。
符号の説明
1…素子、3,5…端子電極、3a,5a…第1の電極部分、3b,5b…第2の電極部分、3c,5c…第3の電極部分、10…コイル部、11…コイル状導体、11a〜11d,13a,14a…導体パターン、13,14…引き出し導体、15a〜15c…貫通電極、20…外装部、20a,20b…第1の側面、20c,20d…第2の側面、20e…第3の側面、20f…第4の側面、21〜28…非磁性体グリーンシート、103,105…端子電極、L1,L2,101…積層型インダクタ。

Claims (7)

  1. コイル状導体と、前記コイル状導体の両端に位置すると共に当該コイル状導体と同じ幅を有する引き出し導体とを含むコイル部と、
    前記コイル部を覆うと共に電気絶縁性を有する外装部と、
    前記各引き出し導体と電気的にそれぞれ接続される複数の外部電極と、を備えており、
    前記外装部は、前記コイル状導体の軸心方向に平行で且つ互いに隣り合わない2つの第1の側面と、前記コイル状導体の前記軸心方向に交差する第2の側面とを有し、
    前記各外部電極は、前記各第1の側面上で前記コイル状導体の前記軸心方向に直交する方向にわたって形成された電極部分をそれぞれ有すると共に、前記第2の側面に実質的に形成されていないことを特徴とするコイル部品。
  2. 前記外装部は、前記コイル状導体の前記軸心方向に平行で且つ前記各第1の側面と隣り合う第3の側面を更に有しており、
    前記各外部電極は、前記第3の側面の一部に形成されると共に、前記第1の側面に形成された前記電極部分に電気的に連続する電極部分をそれぞれ更に有することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記外装部は、前記コイル状導体の前記軸心方向に平行で且つ前記各第1の側面と隣り合うと共に前記コイル部を挟んで前記第3の側面と対向するように位置する第4の側面を更に有しており、
    前記各外部電極は、前記第4の側面の一部に形成されると共に、前記第1の側面に形成された前記電極部分に電気的に連続する電極部分をそれぞれ更に有することを特徴とする請求項3に記載のコイル部品。
  4. 前記各引き出し導体は、前記第1の側面に向かって伸びると共に前記第1の側面に形成された前記電極部分に接続することにより、対応する外部電極に電気的に接続していることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  5. 前記外装部は、前記コイル状導体の前記軸心方向に平行で且つ前記各第1の側面と隣り合うと共に前記コイル部を挟んで互いに対向するように位置する第3及び第4の側面を更に有しており、
    前記第3の側面を実装面と規定して、前記コイル状導体の前記軸心方向から見て、前記各引き出し導体と前記第4の側面との間隔は前記各引き出し導体と前記第3の側面との間隔よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項4に記載のコイル部品。
  6. 前記各引き出し導体は、前記第3の側面に向かって伸びると共に前記第3の側面に形成された前記電極部分に接続することにより、対応する外部電極に電気的に接続していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のコイル部品。
  7. 前記外装部は、積層される複数の絶縁体を含み、
    前記コイル状導体及び前記引き出し導体は、前記複数の絶縁体にそれぞれ形成された導体パターンにより構成されることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
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