JP2005538508A - 過酸化物分解触媒を用いた膜電極アセンブリ - Google Patents

過酸化物分解触媒を用いた膜電極アセンブリ Download PDF

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Abstract

膜電極アセンブリは、水素酸化触媒を備えるアノードと、カソードと、前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、前記アノード、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有している。この過酸化物分解触媒は膜に配置されてもよい。また、このような膜電極アセンブリを有する電力発生燃料電池システム、及びこのような燃料電池システムの操作プロセスも開示されている。

Description

この発明は膜電極アセンブリに係り、より詳細には燃料電池、特にプロトン交換膜型(PEM)燃料電池に用いる膜電極アセンブリに関する。
プロトン交換膜型(PEM)燃料電池は、一般的に、膜の両端にアノード及びカソードを有する膜電極アセンブリ(MEA)を含んでおり、燃料はアノードへ供給され、酸素はカソードへ供給されることにより反応が起こり、電気が発生する。
しかし、現在の膜の技術では、最終目標としては非常に短い1000時間の有効期限しかない電池スタックを生産できるにすぎない。膜の機能停止は突然発生し、これにより電池は寿命となる、このため早期の処置が必要となる。電池は交換のためにスタックから摘出することができるが、相当の注意を要し、それにもかかわらず近傍の電池でポテンシャルロスが発生してしまう。このような取替え操作は現実的なフィールドサービスではないが、膜が機能しなくなればスタックの取替えが要求されることになる。
このため、より有効期限の長い燃料電池用の膜が必要となる。
そこで、本発明の主な目的は有効期限の長い膜電極アセンブリを提供することにある。
他の目的及び効果は下記により明らかとなる。
本発明によれば、前記目的、及び効果は容易に達成される。
本発明では、膜電極アセンブリは、水素酸化触媒を備えるアノードと、カソードと、前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、前記アノード、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有するものである。
本発明のさらなる具体例によれば、電力発生燃料電池システムは、水素酸化触媒を備えるアノードと、カソードと、前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、前記アノード、前記膜、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有する膜電極アセンブリを備える燃料電池スタックに配置された多数の燃料電池を有するものであり、前記過酸化物分解触媒は、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むものである。
さらに本発明によれば、燃料電池の操作プロセスは、水素酸化触媒を備えるアノードと、カソードと、前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、前記アノード、前記膜、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有する膜電極アセンブリを提供するステップと、前記燃料電池を作動させ、さらに前記過酸化物分解触媒の存在下で過酸化水素を発生させてこれを前記有用な物質に分解するために、前記アノードに水素含有燃料を供給するとともに、前記カソードに酸素源を供給するステップと、を有するものである。
本発明は、電池膜について分解や侵食を生じさせたり、電池の有効期限を減少させたりする過酸化水素分解生成物の攻撃から保護されている膜を有する、膜電極アセンブリ、及びこのアセンブリを有するPEM燃料電池の操作プロセスに関するものである。
本発明によれば、プロトン交換膜型(PEM)燃料電池の有効期限は膜の有効期限とほぼ同一である。このような膜はその有効期限を超えると、膜が作用しなくなるまで侵食される。本発明によれば、このような侵食は膜や膜の内部における過酸化水素による有害な分解によるものであることが解明されており、この過酸化水素はラジカルや膜を分解する他の有害な生成物を発生させる。本発明では、このような有害な過酸化物分解生成物は、膜電極アセンブリに過酸化物分解触媒を配置することにより回避することができ、膜の有効期限、及びこのような膜を含む電池の有効期限は増大する。
図1は本発明の膜電極アセンブリ(MEA)10を有する燃料電池の一部を示している。MEA10はアノード12、カソード14、及び膜16を有している。通常の燃料電池の作動では、水素含有燃料がアノード12に供給され、酸素源がカソード14に供給され、そして、予定した通りに膜16を介して所望の電位差を発生させる反応が起こる。
本発明では、酸素の部分還元によるアノード12での過酸化水素の頻繁な発生が明らかとなっている。アノードの電位では、アノード内部の一般的なな水素酸化触媒の表面において、触媒に接触する酸素は過酸化水素に還元されやすい。酸素クロスオーバー、CO毒を和らげるための抽気、又は他のメカニズムにより酸素はアノード触媒に接触する。
過酸化水素は例えば水や酸素などの有用な物質まで分解してしまう。しかしながら、このような状況では、過酸化水素は膜にダメージを与える物質も分解する。例えば、過酸化水素は、不純物イオン、又は、膜の高分子を攻撃するOHラジカルを発生する表面積の大きい粒子と反応する。本発明では、このようなラジカルは過酸化水素が膜に達したときに発生し、発生したラジカルは膜の化学的侵食や膜の消耗の原因であるとしている。
本発明では、過酸化物分解触媒は膜電極アセンブリ10内に配置されており、過酸化水素を、望ましい水や酸素に転換するような、有用な分解が起こるように有利な場所に配置されている。本発明では、過酸化物分解触媒はアノード、カソード、膜自体、アノードと膜との間の層として、カソードと膜との間の層として、又はこれらの組み合わせなど、様々な場所に配置される。
本発明による過酸化物分解触媒は、過酸化水素の有用な分解が起こるような活性を持つように選択されることが望ましい。有用な分解とは、膜の構造にとって害の無いものを生産するものだと考えられる。この有用な分解には過酸化水素を水及び酸素に分解することを含む。有用とは考えられない特異的な分解は、これは本発明では触媒を混入することで防ぐことができるが、過酸化水素をOHラジカル及びOOHラジカルのようなラジカルにする分解である。
本発明における過酸化物分解触媒は、過酸化水素から発生したフリーラジカルを漏洩させないこと、すなわち過酸化水素からフリーラジカルを発生させないことが好ましい。
本発明では、過酸化物分解触媒には導電性及び非導電性の金属を用いることができるが、好ましくは燃料電池内という環境において電気化学的に安定なことが好ましい。過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、Ce、及びこれらの組み合わせ、好ましくは、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらの組み合わせ、からなる選択群から選択される元素であるか、又は選択される元素を含む混合物であることが望ましい。
このような触媒は、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、及びCeの酸化物、並びにゼオライト、カーボン、及びこれらの組み合わせからなる選択群より有利なように選択される担体上に設けることがさらに好ましい。
このような使用においては、触媒は電極又は膜の内部に配置することが考えられ、触媒は電極又は膜内に層として若しくは分散させて、又はこれらの両方として配置される。
本発明の一つの観点によれば、過酸化物の有用な分解を行うために、過酸化物分解触媒は膜電極アセンブリのアノード及び/又はカソードに近接して配置することが好ましい。ここで隣接という言葉は、電極に対する電気的な関係での位置決めとともに、電極に対する物理的に隣接した位置であることを含む。
図1に示す具体例では、過酸化物分解触媒は、膜に相対している面、つまりアノード12の表面13に層18として配置される。
さらに図1を参照すると、この具体例では、アノード12は第一の層、つまり一般に水素酸化触媒を含有する層20、並びに本発明の過酸化物分解触媒を含有する層18を含んでいる。この具体例では、層18はアノード12の表面13に隣接している。
アノード12の層20に含有される水素酸化触媒は、所望の反応を起こさせるために適当な活性又は選択性を有する任意の触媒でよい。適当な水素酸化触媒の例としては、Pt、及びPt−Ru触媒がある、そしてこの触媒は、例えば炭素などの適当な担体によって担持されることが好ましい。
所望するレベルの過酸化水素の有用な分解が行われる程度に十分な選択性が層18で得られる限りは、過酸化物分解触媒に加えて他の触媒を層18に配置してもよい。
また、層18はイオノマーを多く含んでいることが好ましく、間隙率が約20%よりも低いくらいのおおむね無孔であるくらいイオノマーを多く含んでいるとよい。追加される層によるイオン抵抗を最低限度にするために、層18は比較的薄いほうが好ましく、これは触媒を低容量にフラクションすることで得られる。
ある具体例では、層18及び20は電気的連続性を有していることが望ましく、このような層間の電気的連続性は電気的に絶縁された層に比べて、製造工程を簡易にする。
さらに、層18とアノード12との界面では過酸化水素が最も激しく膜を攻撃すると予想されるため、層18をできるだけアノード12に近づけることが好ましい。
図1の具体例によれば、膜電極アセンブリ10の作動時にアノード12内、若しくは表面13、又はアノード12と層18との界面で発生した過酸化水素は、層18にける過酸化物分解触媒の存在下にあり膜16に入る前に所望する有用な反応経路を経て分解される。これによりアセンブリ10内の膜16の有効期限が拡張し、これによって、本発明の目的通りに燃料電池の有効期限が増大する。
図2では、本発明による、膜電極アセンブリ22の他の具体例が示されている。図2では、アノード24、カソード26、及び分散された所望の過酸化物分解触媒を含む触媒作用を有する膜28を有している。この触媒は、図1の具体例に示した層と類似する傾向を示すが、過酸化水素が膜28に侵入する前に有用な反応経路を経て過酸化水素を分解するという有利な働きをする。
図2に示す具体例では、膜に配置された触媒は電気的に絶縁されていてもよいし、絶縁されていなくてもよい。絶縁層、すなわち非導電性の層は触媒粒子及び/若しくは担体の特性に起因し、200〜2000Ohm−cm2という幅の領域固有抵抗を有する導電性の層になり得る。このような領域は、0.5〜5mA/cm2オーダーのごくわずかな寄生電流しか生じない。この触媒の配置は製造工程を非常に簡易なものにし、電池の性能にほとんど影響を与えない。
さらに図2に示す具体例によれば、膜は、アノード24に面する表面30及びカソード26に面する表面32を含むところまでの膜全体が満遍なく触媒化されていることが好ましい。これは、例えば、図示のように触媒を膜28に分散させることで実現することが可能である。これによりアノード24又はカソード26で発生した過酸化水素に対して防御機能を持つ膜28を提供することができる。カソード26において通常の作動では、過酸化水素はそれほど発生しない。それにもかかわらず、わずかな量の過酸化水素は時間とともに膜の分解を起こす、しかし具体例に示す触媒化された膜は、本発明の目的通りにアノード24及びカソード26で発生した過酸化水素に対して防御機能を有する。
図2に示す具体例では、アノード24とカソード26とのわずかな電気的接続は許容されているので、触媒化膜が電気的に絶縁されている場合ほどには、膜に触媒を配置することは制限されない。
図3に示す具体例では、膜電極アセンブリ34はアノード36、カソード38、及びこれらの間に位置する膜40を有する構成となっている。この具体例では、アノード36に配置された水素酸化触媒、及びカソード38に配置可能な酸素還元触媒に加えて、過酸化物分解触媒をアノード36、及びカソード38に分散させてもよい。具体例に示す本発明の電極内に配置された混合触媒では、過酸化物分解触媒をその発生源すなわち水素酸化触媒及び/又は酸素還元触媒にできるだけ隣接させることが可能である。このような触媒の配置においては、カソード38では運転条件的に一般的に過酸化水素の発生にいたらないので、カソード38に配置された過酸化物分解触媒の必要性はアノード36に配置された過酸化物分解触媒に比べると一般的に少なくなる。このように、過酸化物分解触媒はカソードに配置されるよりも、アノードに多く配置される方が好ましい。過酸化水素の有用な分解が膜40の両側で行われるので、本発明のこの具体例は膜の有効期限を長くすることに対して効果的である。
図1、2、及び3に記載の過酸化物分解触媒の配置について、これらを組み合わせたものを用いてもよいことは当然である。さらに、図1に示す具体例について、所望であるか、及び/又は必要であれば、図4に示すように、過酸化物分解触媒は膜16とカソード14との間の層に配置してもよい。
図4は、本発明における、アノード44、カソード46、及びこれらの間に配置される膜48を有する膜電極アセンブリを示す。この具体例では、当業者に公知なように、アノード44は水素酸化触媒を有しており、カソード46は酸素還元触媒を有している。さらに、この具体例では、アノード44は本発明の過酸化物分解触媒を含む層49を有しており、カソード46は本発明の過酸化物分解触媒50を含む層50を有している。上記のように、この具体例では、本発明で目的とするように、アセンブリ42の両電極で発生した過酸化水素について有用な分解をするという効果を奏し、膜48の有効期限を増大させることが可能である。
図5では、本発明による膜電極アセンブリ52が示されており、この膜電極アセンブリ52はアノード54、カソード56、及びこれらの間に配置された膜58を有する。この具体例では、カソード56は過酸化物分解触媒を含む層60を有しているが、この配置は膜電極アセンブリ52についてカソード56で過酸化物が発生するような態様での使用を想定している。
図6は、本発明の別の具体例を示している。この具体例では、過酸化物分解触媒は過酸化物分解触媒を分散した別の層に配置されている。このように図6は、アノード64、カソード66、及びこれらの間に配置された膜68を有する本発明による膜電極アセンブリ62を示している。この具体例では、別の層70が、適当な層素材に適当な過酸化物分解触媒を分散したものとして配置される。例えば、このような触媒の層は、膜の片側、又は膜の両側、つまり膜の表面から、触媒を所望の深さで膜素材に含浸させることで、膜内部に配置できる。この具体例では、導電率は必要ないという点から、他の触媒配置の場合よりも、触媒の密度は低くすることができる。このように、図6は、アセンブリのアノードと膜との間に配置された、分散された触媒を有する層の配置を示している。このような触媒を分散した層は、必要ならば、カソードと膜との間に配置してもよく、この場合には、カソードと膜との間にのみ配置してもよく、また図6に示すアノードと膜との間に触媒を分散した層を同時に配置してもよい。過酸化水素からの攻撃について膜を最もよく防御し、遮蔽するためには、膜に侵入する可能性のあるすべての過酸化物を分解すべく、図3に示す過酸化物分解触媒を含む混合触媒アノード及びカソードを、図1に示すような二層化電極をアノード若しくはカソードのみを二層化した電極にしたもの、又はアノード、及びカソードの一方若しくは双方に用いたものと組み合わせることができる。
さらに本発明によれば、酸化物に担持された過酸化物分解触媒の使用は、例えばアノードをカソードよりも親水性にするといったような、カソード及びアノードの水伝達特性を変化させることに活用できることが判明した。
上述のように、多様な過酸化物分解触媒が期待される。Ag、及びAuの粒子は所望の過酸化物分解を行う上で著しく有効であり、このような触媒は炭素上に堆積させることが特に効果的である。炭素はそれ自身が非常に有効な過酸化物分解触媒である。もちろん、上記のように他の物質も過酸化物分解触媒に適している。
本発明のある具体例では、Ptが過酸化物分解触媒になりうる、そしていくつかの例においては水素酸化触媒と同様のものであってもよい。このような具体例では、過酸化物分解触媒は分散された形式が好ましい。このような層において、Pt粒子間距離の最適条件は、配置、アノードとカソードとの間のスペースにおける厚さ、及び隣接する膜の厚さによって決定し、Pt粒子間距離の最適条件は所望の有用な過酸化物分解を促進するように選択される。
本発明の別の観点によれば、膜電極アセンブリは、アノード、膜、カソード、アノードと膜との間の層、及び/又はカソードと膜との間の層の中に、過酸化物分解触媒を備えることができ、過酸化物分解触媒がこのように配置されたときには、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、Ce、及びこれらの組み合わせ、好ましくはPd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらの組み合わせからなるグループから選択される元素、又は混合物を含む過酸化物分解触媒が好ましい。この触媒はさらに上記で示した担体により担持されるようにしてもよい。
さらに、上記で示したような膜電極アセンブリは、電力発生燃料電池システムに使用されたとき、特に有効である。このようなシステムの配置では、膜電極アセンブリは類似する構成部品を備えるスタックの中に配置され、このスタックには酸化体又は酸素原料、並びに水素を多く含む燃料が供給される。電力を発生させる周知の反応に加えて、燃料電池にこのような構成部品を組み込むことで過酸化水素も発生するが、本発明ではこの過酸化水素は有用な経路を経て分解される。本発明によれば、過酸化物分解触媒は、過酸化物を有用な経路を経て分解し、好ましくは水、及び酸素を生成するが、したがって膜電極アセンブリの膜はラジカル、又は他の過酸化物分解生成物からの攻撃に対して防御機能を有し、そして、膜の有効期限は増大する。
本発明の電極アセンブリは、本明細書では膜電極アセンブリとして言及されている。この用語はもちろんユニット化電極アセンブリ(UEA)を明確に含むものである。
図7は、問題のある過酸化水素の生成を引き起こしたり、結果としてこのような過酸化水素を生成させたりする様々な反応を示している。図7は膜72、及び水素酸化触媒としてPt粒子を含む電極74を有する膜電極アセンブリの一部を示している。図7はさらに、アノードに供給される水素、及び抽気される酸素がPt粒子の存在により過酸化水素を発生させる様々な態様を示している。A列の反応では、過酸化水素が電極材料を攻撃している。しかし実際は、過酸化水素が電極内で分解されるという図7の列Bに記載された反応により、全てではないが、ほとんどがこのような電極材料への攻撃は克服される。しかし、図7の列C、及びDによれば、膜72の近傍で過酸化水素が発生しており、これは、好ましくない過酸化物の有害な分解の可能性があるが、本発明により克服できるものである。これらの二つの列では、水素が、膜の近傍のPt粒子、並びに列Cに示すクロスオーバーしてきた酸素、若しくは列Dに示す抽気された酸素に接触したとき、過酸化水素が生成して膜72に達し、膜72の侵食や消費を行う有害な物質を生成するような分解が生じる。
過酸化水素の有用な分解は、本発明によって促進されるが、一般的にこの反応は膜電極アセンブリ(MEA)で起こり、下記の反応式にしたがう。
22+H2→2H2
22→1/2O2+H2
これらの有用な反応は、一般的に、Ptの存在下で、電位が低い、又は高いという、それぞれの状態で、過酸化水素が分解するときに生じる。本発明では、一度過酸化物が膜に侵入すると、不純物イオン又は表面積の大きい粒子であるXの存在により、上記反応に代わり下記の反応が起こることが判明した。
22+X→・OH
このOHラジカルはポリマーを攻撃することができ、若しくは過酸化水素に再結合し、並びに他の過酸化水素と反応してOOHラジカルのような他のラジカルを生成する。このラジカルは膜を攻撃して、膜の消費や侵食を生じるものである。さらに、膜の親水性の相と疎水性の相との境界における反応を助長する機械的応力の増大によって、このプロセスは乾燥した状況で促進される。
上記説明した本発明の過酸化物分解触媒を用いることで、過酸化水素を酸素及び水にするという所望の有用な分解を生じさせる、そして、ラジカルを発生させ膜を傷つけるという、膜内の不純物等の存在に起因した過酸化物の分解を回避することができる。
本発明によれば、膜を攻撃する過酸化物分解生成物から膜を防御することができ、これにより膜の侵食を低減し、所望のように膜の有効期限を増大させる。
本発明は、明細書中に説明したり、図示したりしたものに限定されることはなく、これらは単に本発明を実行する場合の最良の形態を示すものであり、そして、形式、サイズ、部分のアレンジ、操作の詳細を代えることは許容される。
本発明はクレームによって定義される意図及び領域を有するような変形を包含するべきものである。
本発明による、二層アノードを有する膜電極アセンブリを示す図である。 本発明による、触媒を含んでいる膜を有する膜電極アセンブリを示す図である。 本発明による、触媒がアノード及びカソードに分散されている膜電極アセンブリを示す図である。 本発明による、触媒が膜とアノード、及び膜とカソードとの間の層に配置されている膜電極アセンブリを示す図である。 本発明による、触媒がカソードと膜との間の層に配置されている膜電極アセンブリを示す図である。 本発明による、触媒がアノードと膜との間の層に分散されている膜電極アセンブリを示す図である。 本発明による、燃料電池の作動中に起こる様々な反応の概略を示す図である。

Claims (39)

  1. 膜電極アセンブリであって、
    水素酸化触媒を備えるアノードと、
    カソードと、
    前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、
    前記アノード、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有することを特徴とする膜電極アセンブリ。
  2. 前記過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、Ce、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  3. 前記過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項2に記載の膜電極アセンブリ。
  4. 前記過酸化物分解触媒は、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、及びCeの酸化物、ゼオライト、炭素、並びにこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される担体に担持されることを特徴とする請求項2に記載の膜電極アセンブリ。
  5. 前記過酸化物分解触媒は、Ag、Au、C、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を有することを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  6. 前記過酸化物分解触媒は、炭素に担持されていることを特徴とする請求項5に記載の膜電極アセンブリ。
  7. 前記過酸化物分解触媒は炭素であることを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  8. 前記過酸化物分解触媒は、前記アノードと膜との間に配置された層に存在することを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  9. 前記層は前記アノードに電気的接続をしていることを特徴とする請求項8に記載の膜電極アセンブリ。
  10. 前記膜とカソードとの間に配置される層にも過酸化物分解触媒が存在することを特徴とする請求項8に記載の膜電極アセンブリ。
  11. 前記層はさらに前記水素酸化触媒の一部を含むことを特徴とする請求項8に記載の膜電極アセンブリ。
  12. 前記層の間隙率は20%以下であることを特徴とする請求項8に記載の膜電極アセンブリ。
  13. 前記過酸化物分解触媒は前記膜に含まれることを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  14. 前記過酸化物分解触媒は前記膜の表面から所望の深さにまで含浸されることを特徴とする請求項13に記載の膜電極アセンブリ。
  15. 前記膜はアノード側の表面及びカソード側の表面を有しており、前記過酸化物分解触媒は当該アノード側の表面及びカソード側の表面に配置され、アノード及びカソードで発生した過酸化物を当該過酸化物分解触媒が分解することを特徴とする請求項13に記載の膜電極アセンブリ。
  16. 前記過酸化物分解触媒は、前記アノード及びカソードのうち少なくともいずれか一方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  17. 前記過酸化物分解触媒は、前記アノード及びカソードの両方に配置されていることを特徴とする請求項16に記載の膜電極アセンブリ。
  18. 前記アノードは前記カソードよりも高い濃度の過酸化物分解触媒を含むことを特徴とする請求項17に記載の膜電極アセンブリ。
  19. 前記アノードは前記カソードよりも親水性であることを特徴とする請求項18に記載の膜電極アセンブリ。
  20. 前記アノードと膜との間に配置された過酸化物分解触媒の層をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の膜電極アセンブリ。
  21. 前記過酸化物分解触媒は前記アノードに隣接していることを特徴とする請求項1に記載の膜電極アセンブリ。
  22. 膜電極アセンブリであって、
    水素酸化触媒を備えるアノードと、
    カソードと、
    前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、
    前記アノード、前記膜、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有し、
    前記過酸化物分解触媒は、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、Ce、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする膜電極アセンブリ。
  23. 前記過酸化物分解触媒は、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項22に記載の膜電極アセンブリ。
  24. 前記過酸化物分解触媒は、Ag、Au、C及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項22に記載の膜電極アセンブリ。
  25. 前記過酸化物分解触媒は、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、及びCeの酸化物、ゼオライト、炭素、並びにこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される担体に担持されることを特徴とする請求項22に記載の膜電極アセンブリ。
  26. 電力発生燃料電池システムであって、
    水素酸化触媒を備えるアノードと、
    カソードと、
    前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、
    前記アノード、前記膜、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有する膜電極アセンブリを備える、燃料電池スタックに配置された多数の燃料電池を有することを特徴とする電力発生燃料電池システム。
  27. 前記過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、Ce、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項26に記載の電力発生燃料電池システム。
  28. 前記過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項27に記載の電力発生燃料電池システム。
  29. 前記過酸化物分解触媒は、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、及びCeの酸化物、ゼオライト、炭素、並びにこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される担体に担持されることを特徴とする請求項27に記載の電力発生燃料電池システム。
  30. 前記過酸化物分解触媒は、Ag、Au、C及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項26に記載の電力発生燃料電池システム。
  31. 前記過酸化物分解触媒は、炭素に担持されていることを特徴とする請求項30に記載の電力発生燃料電池システム。
  32. 前記過酸化物分解触媒は、炭素であることを特徴とする請求子項26に記載の電力発生燃料電池システム。
  33. 燃料電池の操作プロセスであって、
    水素酸化触媒を備えるアノードと、
    カソードと、
    前記アノードとカソードとの間に配置された膜と、
    前記アノード、前記膜、前記カソード、前記アノードと膜との間に配置された層、及び前記カソードと膜との間に配置された層、のうち少なくとも一箇所に配置され、過酸化水素に接触したときに当該過酸化水素を有用な物質に反応させる選択性を有する過酸化物分解触媒と、を有する膜電極アセンブリを提供するステップと、
    前記燃料電池を作動させ、さらに前記過酸化物分解触媒の存在下で過酸化水素を発生させてこれを前記有用な物質に分解するために、前記アノードに水素含有燃料を供給するとともに、前記カソードに酸素源を供給するステップと、を有することを特徴とする燃料電池の操作プロセス。
  34. 前記過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、Ce、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項33に記載の燃料電池の操作プロセス。
  35. 前記過酸化物分解触媒は、Pt、Pd、Ir、C、Ag、Au、Rh、Ru、及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項34に記載の燃料電池の操作プロセス。
  36. 前記過酸化物分解触媒は、Ru、Sn、Si、Ti、Zr、Al、Hf、Ta、Nb、及びCeの酸化物、ゼオライト、炭素、並びにこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される担体に担持されることを特徴とする請求項34に記載の燃料電池の操作プロセス。
  37. 前記過酸化物分解触媒は、Ag、Au、C及びこれらを組み合わせたもの、からなる選択群から選択される元素を含むことを特徴とする請求項33に記載の燃料電池の操作プロセス。
  38. 前記過酸化物分解触媒は、炭素に担持されていることを特徴とする請求項37に記載の燃料電池の操作プロセス。
  39. 前記過酸化物分解触媒は、炭素であることを特徴とする請求項33に記載の燃料電池の操作プロセス。
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