JP2005529751A - 溶接用ワイヤの絡み防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は大容量容器内で溶接用ワイヤが絡み合わないよう互いに制御する手段が具備される溶接用ワイヤの絡み防止装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、溶接用ワイヤが螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器から溶接用ワイヤが引出される場合、溶接用ワイヤの絡みを防止する装置において、上記管状の溶接用ワイヤ積層体上端の積層面にリング部材が具備され、リング部材は大容量容器の内径より小さい外径を有する外部材と外部材内に外部材の内径より小さい外径を有する内部材とで成り、外部材は内径部から内部材に向かって多数個の櫛歯が伸びており、内部材は外径部から外部材に向かって多数個の櫛歯が伸びており、上記外部材と内部材との間から溶接用ワイヤが引出される溶接用ワイヤの絡み防止装置を提供する。本発明の絡み防止装置は溶接用ワイヤの絡みを防止し送給抵抗を最小化して優れた溶接作業性を奏する。

Description

本発明は大容量容器内に溶接用ワイヤが連続的な螺旋形のループ(Loop)で偏心的に積層収納された溶接用ワイヤ収納容器(Pail Pack)の溶接用ワイヤの絡み防止装置に関するもので、より詳しくは連続的なループ(Loop)で偏心的に積層収納された溶接用ワイヤがすれ違った櫛歯の間から自然に引出され、後続の溶接用ワイヤが跳ね上がり絡み合うことのないように互いに制御する手段が具備される溶接用ワイヤの絡み防止装置に関するものである。
従来、溶接用ワイヤの絡みを防止するために大容量容器内に積層収納された溶接用ワイヤの積層面上部に環状の部材を載せて溶接用ワイヤを環状の部材内側へ引出す装置と外側へ引出す装置が知られている。
内側引出装置としては、韓国特許公告87-1076号、日本特開昭61-183057号、特開平11-192552号が代表的であるが、溶接用ワイヤが引出される際、螺旋形のループ(Loop)を成している後続のワイヤがワイヤ自体の弾性によりループ(Loop)から解放され始めながらループ(Loop)の直径が漸次に広がり、結局収納容器の内径よりもループ(Loop)の直径が大きくなり内側引出装置の外径と収納容器の内径との間から溶接用ワイヤがはみ出す不具合が生じていた。
したがって、上記韓国特許公告87-1076号は環状の部材に緩衝羽を具備して環状の部材外径と収納容器の内径との間から溶接用ワイヤがはみ出す不具合を防止すると同時に、溶接作業において溶接用ワイヤが消費されると同時に収納容器の内壁に沿って自然に下降できるよう提案されたもので、日本特開昭61-183057号は収納容器内壁に垂直に板を付着して環状の部材外径と収納容器の内径との間から溶接用ワイヤがはみ出す不具合を防止し、環状の部材が付着した板に沿って自然に下降されるよう提案し溶接用ワイヤの上端積層部と環状部材との間に空隙が形成されないようにして、溶接用ワイヤが絡み合うことを防止しようとしていた。とりわけ、特開昭61-183057号においては溶接用ワイヤが環状の部材外側へ跳ね上がって絡み合うことも考慮している。しかし、溶接用ワイヤの内側引出装置においては環状部材の引出孔から溶接用ワイヤが引っ張り出されながら後続の溶接用ワイヤまで引出し絡み合うってしまう問題が頻発していた。こうした問題を韓国実用新案公告91-5819号と日本特開平4-133973号においては、環状の部材の重量が軽いことから発生するものと考え、環状の部材に重量体を載せて解決を図ったが、引っ張り出される後続の溶接用ワイヤを制御することはできなかった。
とりわけ、日本特開平11-192552号においては環状部材の引出孔を小さくして引っ張り出される後続の溶接用ワイヤを制御しようとした。しかし、引っ張り出された後続の溶接用ワイヤが互いに絡み合って環状部材の小さい引出孔を通して出てこなくなり溶接作業が中止されることが頻繁に起きていた。
上記外側引出装置としては日本特開平8-40642号、特開平9-156827号が代表的であるが、上記日本特開平8-40642号は韓国特許公告87-1076号のような環状の部材に緩衝羽を具備して溶接作業の際、溶接用ワイヤが消費されると同時に収納容器の内壁に沿って自然に下降できるようにし、柔らかい素材の緩衝羽を具備して収納容器の内壁と環状部材の外側に付着した緩衝羽の間から溶接用ワイヤが引っ張り出されるようにした。これは多少ながらも後続の溶接用ワイヤまで引出されることを防止することができたが、溶接用ワイヤが緩衝羽に引っ掛かり引出抵抗が増加するといった問題と環状の部材が溶接用ワイヤと一緒に引っ張り出されるといった問題が生じた。
したがって、上記問題を解決するために日本特開平9-156827号においては緩衝羽を補完したが、根本的な解決とはならなかった。
さらに、上記外側引出装置は溶接用ワイヤが引出される際、螺旋形のループ(Loop)を成している後続ワイヤが垂直の管状を成している積層体中央の管空隙部へ引きずり込まれ絡み合う不具合も頻発する。
そして、他の従来の絡み防止装置としては韓国実用新案公開92-16429号、92-21073号、韓国実用新案公告95-483号が挙げられる。
韓国実用新案公開92-16429号においては上記内側引出装置と外側引出装置の問題を解決しようと溶接用ワイヤの上端側面に環状部材を載せ環状部材の孔に他の小さい環状部材を載せ、溶接用ワイヤが環状部材と小さい環状部材との間から引出されるようにした。しかし、後続の溶接用ワイヤまで引っ張り出される問題も未だ解決されず、日本特開平8-40642号と同一な問題が生じた。
そして、韓国実用新案公開92-21073号においては係止片を具備した環状部材を使用しているが、これもやはり後続の溶接用ワイヤの絡みを防止することは困難であった。
また、後続の溶接用ワイヤの絡みを防止するために韓国実用新案公告95-483号においては溶接用ワイヤ積層体の中央孔に小さい環状部材を載せて環状部材の内側に緩衝羽を具備し、小さい環状部材と緩衝羽が具備された環状部材の間から溶接用ワイヤが引出されるようにした。ところが、緩衝羽が後続の溶接用ワイヤの引き出しを防ぐ作用においては多少効果を奏するが、溶接用ワイヤが引出されながら後続溶接用ワイヤまで引っ張り出す問題は完全には解決できず絡みを防止することができなかった。また、緩衝羽と溶接用ワイヤの積層面との間の空隙のため溶接用ワイヤが跳ね上がり絡み合うといった問題もあった。
したがって、本発明は上記のような従来の技術の問題を解決するためのものであって、後続溶接用ワイヤが引出されたり、跳ね上がって絡み合うことのないように互いに制御する手段が具備され、かかる問題を解決することによって溶接作業の便利性を高め、作業効率性を向上させるよう改善された溶接用ワイヤの絡み防止装置を提供することをその目的とする。
上記目的を成し遂げるための本発明は、溶接用ワイヤが螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器から溶接用ワイヤが引出される場合、溶接用ワイヤの絡みを防止する装置において、
上記管状の溶接用ワイヤ積層体上端の積層面に位置し、上記大容量容器の内径より小さい外径を有する外部材と、上記外部材内にその内径より小さい外径を有する内部材とを含むリング部材;
上記外部材の内径部から内部材に向かって延長された多数個の第1の櫛歯;及び、
上記内部材の外径部から外部材に向かって延長された多数個の第2の櫛歯;を含み、
上記外部材と内部材との間から溶接用ワイヤが引出されることを特徴とする溶接用ワイヤの絡み防止装置を具備する。
さらに、本発明は、溶接用ワイヤが螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器から溶接用ワイヤが引出される場合、溶接用ワイヤの絡みを防止する装置において、
上記管状の溶接用ワイヤ積層体上端の積層面に位置し、上記大容量容器の内径より小さい外径を有する外部材と、上記外部材内にその内径より小さい外径を有する内部材を含むリング部材;
上記外部材の内径部から内部材に向かって延長された多数個の第1の櫛歯;
上記内部材の外径部から外部材に向かって延長された多数個の第2の櫛歯;及び、
上記外部材と内部材のそれぞれ下面から上記外部材と内部材との間の空間に所望の長さで延長される環状の段差を形成して上記外部材と内部材との間から引出される溶接用ワイヤの引出抵抗が最小化するようにする第1及び第2の案内部材;を含むことを特徴とする溶接用ワイヤの絡み防止装置を具備する。
さらに、本発明は、溶接用ワイヤが螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器から溶接用ワイヤが引出される場合、溶接用ワイヤの絡みを防止する装置において、
上記管状の溶接用ワイヤ積層体上端の積層面に位置し、上記大容量容器の内径より小さい外径を有する外側リングと、上記外側リング内にその内径より小さい外径を有する内側リングとを含み、上記外側リングと上記内側リングをそれぞれ包囲する第1及び第2のカバーを具備したリング部材;
上記外側リングに巻きつけられ、上記第1のカバーに包囲されることで外側リングと第1のカバーの間で固定され、上記外側リングの内径部から、上記第1のカバーの内径部に形成された環状の開口部を通って、内側リングに向かって延長される針状のブラシ(brush)から成る多数個の第1の櫛歯;
上記内側リングに巻きつけられ、上記第2のカバーに包囲されることで内側リングと第2のカバーの間で固定され、上記内側リングの外径部から、上記第2のカバーの外径部に形成された環状の開口部を通って、外側リングに向かって延長される針状のブラシ(brush)から成る多数個の第2の櫛歯;及び、
上記外側リングと内側リングの各々のカバーから、該カバーに設けられた上記環状の開口部を取り巻いて上記第1及び第2の櫛歯に沿って所望の長さで突出するリップ(lip)から成り、上記第1及び第2の櫛歯の間から引出される溶接用ワイヤの引出抵抗が最小化するようにする案内部材;を含むことを特徴とする溶接用ワイヤの絡み防止装置を具備する。
以下、本発明を図面にしたがってより詳しく説明する。
本発明の第1実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1)が図1に示してある。上記溶接用ワイヤの絡み防止装置(1)は、溶接用ワイヤ(110)が螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体(111)が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量容器(100)から溶接用ワイヤが引出される場合、溶接用ワイヤ(110)の絡みを防止する装置である。
本発明の溶接用ワイヤの絡み防止装置(1)は、溶接用ワイヤ(110)が容器(100)から引出されながら絡み合うことのないように互いに制御する手段であって、管状の積層体(111)上端の積層面にリング部材(11)が具備される。
上記リング部材(11)は大容量容器(100)の内径より小さい外径を有する外部材(11a)と、上記外部材(11a)内に外部材(11a)の内径より小さい外径を有する内部材(11b)とで成り、上記外部材(11a)はその内径部から内部材(11b)に向かった多数個の櫛歯(12a)が伸びており、上記内部材(11b)はその外径部から外部材(11a)に向かった多数個の櫛歯(12b)が伸びている。
そして、上記外部材(11a)と内部材(11b)との間から溶接用ワイヤ(110)が自然に引出されるようにする。
こうして溶接用ワイヤ(110)が外部材(11a)と内部材(11b)を押さえながら、その間から自然に引出されるので、従来のように環状の部材に重量体を載せるなどして重量を増大させることは考慮しなくてもよい。
上記リング部材(11)に具備された多数個の櫛歯(12a)(12b)は、溶接用ワイヤ(110)が内部材と外部材との間から引出される際、螺旋形の連続的なループ(Loop)を成している溶接用ワイヤ(110)が微小な力によっても容易に引出されると同時に、ループ(Loop)状態から徐々に解放されながら多数個の櫛歯(12a)(12b)を溶接用ワイヤ(110)の引出進行方向側へ押し、一本の溶接用ワイヤ(110)のみ引っ張り出されるようにする。
この際、溶接用ワイヤ(110)はリング部材(11)と多数個の櫛歯(12a)(12b)により積層された状態から1つ1つループ(Loop)を解放させるので、従来の内側引出装置または外側引出装置におけるように引出す力により後続溶接用ワイヤが引っ張り出されて絡み合う問題と収納容器の内壁と引出装置の外径との間から溶接用ワイヤがはみ出して絡み合う不具合も無くなる。
また、多数個の櫛歯(12a)(12b)が弾性回復して元の位置に戻りながら後続溶接用ワイヤ(110)が跳ね上がるのを制御する作用を果たす。
上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は溶接用ワイヤ(110)の引出力により容易に曲がっては元に戻る柔軟で弾性を有する物質が好ましい。
また、溶接用ワイヤ(110)を積層収納する際、または運搬及び取扱いの途中に螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心を成している溶接用ワイヤ(110)は順次に積層された上部ループ(Loop)が下部ループ(Loop)の下方に挟まり込む場合があるが、従来は、この際引出される溶接用ワイヤ(110)が2〜3本ずつ引っ張り出され結局は跳ね上がるか、絡み合うことになる。
しかし、本発明による溶接用ワイヤの絡み防止装置は上記リング部材(11)が外部材(11a)と内部材(11b)から成り、外部材(11a)は内径部から内部材(11b)に向かって多数個の櫛歯(12a)が伸びており、内部材(11b)は外径部から外部材(11a)に向かって多数個の櫛歯(12b)が伸びている。したがって、積層された上部ループ(Loop)が下部ループ(Loop)の下方に挟み込まれる場合が発生しても2~3本の溶接用ワイヤ(110)が同時に引っ張り出されることを上記多数の櫛歯(12a)(12b)が防止する。即ち、2~3本の溶接用ワイヤ(110)が同時に引っ張り出されても多数個の櫛歯(12a)(12b)がこれらに引出抵抗を与え上記溶接用ワイヤ(110)の跳ね上がりや、絡みを制御するようになる。
そして、上記リング部材(11)は外部材(11a)の内径部から内部材(11b)に向かって多数個伸びている櫛歯(12a)と、内部材(11b)の外径部から外部材(11a)に向かって多数個伸びている櫛歯(12b)とにより溶接用ワイヤ(110)が引出されながら左右に微小な遊動を起こすので、溶接用ワイヤ(110)が消耗されると同時に自重により自然に下降する。
また、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は図1b)に示したように、外部材(11a)の櫛歯(12a)の長さが内部材(11b)の櫛歯(12b)の長さと同じか短いことが好ましい。
その理由は、上記溶接用ワイヤ(110)が容器(100)内において螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層されているため、外部材(11a)の櫛歯(12a)の長さが内部材(11b)の櫛歯(12b)の長さより長いと、溶接用ワイヤ(110)が引出される際、後続の溶接用ワイヤ(110)まで引っ張り出す虞がある。したがって、より好ましくは外部材(11a)の櫛歯(12a)の長さが内部材(11b)の櫛歯(12b)の長さより短い。
そして、外部材(11a)と内部材(11b)の櫛歯(12a)(12b)の長さは外部材(11a)の内径と内部材(11b)の外径との間隙と一致するか、より短い長さで成ることが好ましい。
これは、上記外部材(11a)と内部材(11b)の各々の櫛歯(12a)(12b)の長さが外部材(11a)の内径と内部材(11b)の外径との間隙より長いと、溶接用ワイヤ(110)が引出される際外部材(11a)と内部材(11b)の櫛歯(12a)(12b)のために引出抵抗が増加する。ひどくなると、引出される溶接用ワイヤ(110)により外部材(11a)と内部材(11b)が引出されかねない。したがって、引出抵抗を減少させるために外部材(11a)と内部材(11b)の櫛歯(12a)(12b)の長さは外部材(11a)の内径と内部材(11b)の外径との間隙と一致するか、より短い長さで成っていることが好ましい。
また、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は外部材(11a)の櫛歯(12a)と内部材(11b)の櫛歯(12b)とが互い違いに配置されていることが好ましい。このような構造によって外部材(11a)の櫛歯(12a)と内部材(11b)の櫛歯(12b)とが引出される溶接用ワイヤを互いに制御できるためである。
そして、図1c)に示すように、上記多数個の櫛歯(12a)は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ一定の角度(θ)で傾斜形成され、上記多数個の櫛歯(12b)は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ傾斜形成されるか、または逆に上記多数個の櫛歯(12a)は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ一定の角度(θ)で傾斜形成され、上記多数個の櫛歯(12b)は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ傾斜形成される構造とされることができる。
これはワイヤ積層体の上部面が通常傾斜面で形成されるため、このような傾斜構造はワイヤ積層体の上部面に上記多数個の櫛歯(12b)が一致するようにし、より安定的にワイヤ(110)の引出が可能なようにする。
また、溶接用ワイヤ(110)が引出されながら上記櫛歯(12a)(12b)に接触する角度を縮小させ引出抵抗を下げられるので効果的である。
そして、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は図2に示すように、水平型の構造とすることができる。このような変形構造は図1に係わり説明したように、溶接用ワイヤ(110)が外部材(11a)と内部材(11b)の間から引出される際、微小な引出力でも容易に引出されると同時に、ループ(Loop)状態から徐々に解放されながら多数個の櫛歯(12a)(12b)を溶接用ワイヤ(110)の引出進行方向側へ押し、1本の溶接用ワイヤ(110)のみ引出されるようにする。
また、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は図2c)に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)の間において一定の角度(θ)で傾斜になった状態で相互にすれ違うよう配置されることもできる。
このような場合も、傾斜した積層体の上部面に上記多数個の櫛歯(12b)が一致するようにしてより安定的にワイヤ(110)の引出が可能になり、上記溶接用ワイヤ(110)が引出されながら上記櫛歯(12a)(12b)に接触する角度を縮小させ引出抵抗を下げられるので効果的である。
そして、本発明の第1実施例は上記多数個の櫛歯(12a)(12b)が図3に示すように、板状または水平型の帯状を成し、外部材(11a)の上部面と内部材(11b)の下部面にボルト(15)などで固定されるか凹溝と突起の結合で固定されるか、または一体型で射出成型され、相互水平にすれ違うよう配置されることができる。
このような変形構造は多数個の櫛歯(12a)(12b)が相互に一定の間隙で隔たって配されることにより、溶接用ワイヤ(110)が外部材(11a)と内部材(11b)との間から引出される際、順次に櫛歯(12b)と櫛歯(12a)を通過することにより一層微小な引出力でも容易に引出される。
したがって、溶接用ワイヤ(110)はループ(Loop)状態から徐々に解放されながら多数個の櫛歯(12a)(12b)を通過して1本の溶接用ワイヤ(110)のみ引出されるようにする。
また、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は図3c)に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)との間から一定の角度(θ)で傾斜になった状態で相互すれ違うよう配されることもできる。 ここで各々の櫛歯(12a)(12b)は、外部材(11a)と内部材(11b)を一定の角度(θ)で傾斜になった状態で形成し、その結合面に装着して各々一定の角度(θ)で傾斜になった状態で形成するのである。
こうした場合も、傾斜になった積層体の上部面に上記多数個の櫛歯(12b)が一致するようにしてより安定的にワイヤ(110)が引出されるようにし、上記溶接用ワイヤ(110)が引出されながら上記櫛歯(12a)(12b)に接触する角度を縮小させ引出抵抗を下げられるので効果的である。
さらに、本発明の第1実施例は上記多数個の櫛歯(12a)(12b)が図4に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)の上部面にボルト(15)などで固定されるか凹溝と突起の結合で固定されるか、または一体型で射出成型され、相互に水平にすれ違い配置されることができる。
かかる変形構造も上記図3に係わり説明した作用効果を得ることができ、また上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は図4c)に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)との間に一定の角度(θ)で傾斜した状態で相互にすれ違うように配置されることもできるのである。このような場合も、図3c)に係わり説明したような有用な効果が得られる。
さらに、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は図5に示すように、上記外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成していることが好ましい。その理由は溶接用ワイヤ(110)が引出される際引出進行方向に多数個の櫛歯(12a)(12b)が曲がり易く、引出及び送給抵抗を減少させられるからである。
一方、溶接用ワイヤ(110)は容器(100)内に左巻きまたは右巻きに巻き取ることができ、本発明は全ての構造に適している。即ち、本発明は溶接用ワイヤ(110)の左巻きまたは右巻き方向に合わせリング部材(11)を裏返しにすれば溶接用ワイヤ(110)の巻取り方向に関係なく溶接用ワイヤ(110)の引出及び送給抵抗を減少させられるのである。
そして、上記板状の多数個の櫛歯(12a)(12b)は容易に曲がったり元に戻ることができ、後続溶接用ワイヤを制御するのに有利である。
また、本発明の第1実施例は上記多数個の櫛歯(12a)(12b)が図6に示すように、縦型で、内部材と外部材に対して溶接用ワイヤの引出方向に鋭角を成し、上記溶接用ワイヤ積層体(111)の上端積層面と鋭角を成していればより効果的である。
即ち、溶接用ワイヤ(110)が引出される際、その引出進行方向に多数個の櫛歯(12a)(12b)が曲がり易く、引出及び送給抵抗を減少させられる。また、溶接用ワイヤ積層体(111)の上端積層面に外部材(11a)と内部材(11b)及び、これらに各々連結された板状の多数個の櫛歯(12a)(12b)が荷重を与えることができ溶接用ワイヤ(110)の跳ね上がりを防止するのはいうまでもない。なお、運搬及び取扱いの際に積層体(111)が崩れ落ち絡み合うことの無いよう別途の加圧装置(図示せず)を付加することもできる。
そればかりでなく、本発明の第1実施例に設けられた多数個の櫛歯(12a')(12b')は図7に示すように、針状のブラシ(brush)形状のものを使用することもできる。
こうした針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯(12a')(12b')は容易に曲がったり元に戻れることはいうまでもなく、溶接用ワイヤ(110)の引出しが大変スムーズになり引出及び送給抵抗を最小に減少することができ、細長い触手のようで後続溶接用ワイヤの制御に効果的である。
そして、上記多数個の櫛歯(12a')(12b')は図7c)に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)の間から一定の角度(θ)で傾斜した状態で相互にすれ違うように配置されることもできる。即ち、上記多数個の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ角度(θ)で傾斜形成され、上記多数個の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ角度(θ)で傾斜形成され、その各々の端部の一部が互いに重なり合う構造とすることができる。
また、上記と異なって、上記多数個の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ傾斜形成され、上記多数個の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ傾斜形成される構造とされてもよいことはもちろんである。
こうした場合も、傾斜した積層体(111)の上部面に上記多数個の櫛歯(12b')が一致するようにして、より安定的にワイヤ(110)の引出を可能にし、上記溶接用ワイヤ(110)が引出されながら上記櫛歯(12a')(12b')に接触する角度を縮小させ引出抵抗を下げられるので効果的である。
さらに、上記多数個の櫛歯(12a')(12b')は図8に示すように、それぞれ上記外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成している。その理由は溶接用ワイヤ(110)が引出される際引出進行方向に多数個の櫛歯(12a')(12b')がより曲がり易く、引出及び送給抵抗をこうした構造を通してより減少させられるからである。
そればかりでなく、上記多数個の櫛歯(12a')(12b')は図8c)に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)との間に一定の角度(θ)で傾斜した状態で相互にすれ違うように配置されることもできる。即ち、上記多数個の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ角度(θ)で傾斜形成され、上記多数個の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ角度(θ)で傾斜形成されることができる。また、上記多数個の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ角度(θ)で傾斜形成され、上記多数個の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ角度(θ)で傾斜形成されることができる。
こうした場合も、図7c)と同一な効果が得られる。
本発明の第1実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1)は図3及び図4に係わり、上記外部材(11a)と内部材(11b)とは別に成型された多数個の櫛歯(12a)(12b)、(12a')(12b')がボルト(15)を利用して、それぞれ外部材(11a)の上面と内部材(11b)の下面に固定された構造を説明したが、これと異なって外部材(11a)と内部材(11b)及び多数個の櫛歯(12a)(12b)、(12a')(12b')が一体に射出成型されたものであるとより効果的である。
こうした一体型構造は容易に大量で製造することができるとの利点がある。同時に、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)、(12a')(12b')は曲がり易く弾性復元が容易でなければならなく、使用における破損及び解体に対する耐久性を満足しなければならないので合成樹脂などの素材を選択して一体に射出成型されたものが好ましい。
この場合、長時間保管や使用において水分の吸湿や変質が少なくなる。さらに、溶接用ワイヤ(110)の表面にキズや異物がなければ送給を妨げることもない。
より好ましくは、上記リング部材(11)が2個またはそれ以上の同一形状の部品で組立られたものであると大変効果的である。一つのリング部材(11)の状態で射出すると射出金型が大変大きくなってしまう問題があるが、2個またはそれ以上の同一形状の部品で組み立てられたものであれば、使用後解体して容易に廃棄でき、リサイクル及び再使用のための貯蔵スペースも効果的に使用できる。
図9には本発明の第2実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1')が示してある。上記溶接用ワイヤの絡み防止装置(1')は上記第1実施例に比して、溶接用ワイヤ(110)の引出抵抗を最小化させる案内部材(11c)(11d)をさらに含んでいる。
本発明の第2実施例に備えられた案内部材(11c)(11d)は上記外部材(11a)と内部材(11b)の下面に各々上記外部材(11a)と内部材(11b)との間の空間に所望の長さで延長される段差を形成するよう各々円板環形の構造を有するものである。
上記案内部材(11c)(11d)は上記外部材(11a)と内部材(11b)の下面に各々一体型で射出成型されるか、または別途の円板環形部材で成り、ボルト(図示せず)または凹溝と突起の結合(図示せず)により固定するなどして装着されることができる。
そして、上記外部材(11a)の下面に形成される案内部材(11c)は上記外部材(11a)の内径より小さい内径を有し、上記内部材(11b)の下面に形成される案内部材(11d)は上記内部材(11b)の外径より大きい外径を有する。
したがって、上記案内部材(11c)(11d)は各々溶接用ワイヤ(110)が上記多数個の櫛歯(12a)(12b)の間で上記外部材(11a)側あるいは内部材(11b)側へ密着し過ぎて、溶接用ワイヤ(110)の複数のループが引出されることを防止する。これは溶接用ワイヤ(110)の引出において上記リング部材(11)よりは上記多数個の櫛歯(12a)(12b)の終端側により近接して溶接用ワイヤ(110)が引出されるようにすることにより多数個の櫛歯(12a)(12b)の引出抵抗を最小化させるためである。
また、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)は外部材(11a)の櫛歯(12a)の長さが内部材(11b)の櫛歯(12b)の長さより短くなっており、こうした構造は図9c)に示すような、垂直型の多数個の櫛歯が傾斜した状態で相互にすれ違っている構造にも適用されることができる。
また、図10a)b)に示すように、水平型の板状の多数個の櫛歯が相互水平にすれ違い、上記リング部材(11)の下面に案内部材(11c)(11d)の段差が形成されている構造にも適用できる。また、図10c)に示すように横型の多数個の櫛歯(12a)(12b)が傾斜した状態で相互にすれ違っている構造にも適用できるものである。
そればかりでなく、図11に示すように、縦型の多数個の櫛歯(12a)(12b)が内部材(11b)と外部材(11a)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成し、溶接用ワイヤ積層体上端の積層面と鋭角を成しながらすれ違う構造にも適用でき、ここで各々のリング部材(11)の下面には案内部材(11c)(11d)の段差が形成される。
そして、本発明の第2実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1')は図12に示すように、多数個の櫛歯(12a')(12b')が針状のブラシ(brush)形状を成し相互にすれ違い、リング部材(11a)(11b)の下面に案内部材(11c)(11d)の段差が形成される構造を備えることができる。
また、図12c)に示すように、針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯(12a')(12b')が傾斜した状態で相互にすれ違っている構造にも適用できることが分かる。
また、図13に示すように、本発明の第2実施例の変形構造は多数個の櫛歯(12a')(12b')が針状のブラシ(brush)形状を成し、内部材(11b)と外部材(11a)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成しながら互いにすれ違っている構造にも適用でき、リング部材(11)の下面に各々案内部材(11c)(11d)の段差が形成される。そして、図13c)に示すように、針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯(12a')(12b')が傾斜した状態で相互にすれ違うように形成されることができるのである。
このように本発明の第2実施例に備えられた案内部材(11c)(11d)は上記外部材(11a)と内部材(11b)の下面において各々上記外部材(11a)と内部材(11b)との間の空間に所望の長さで延長される段差を形成することにより、溶接用ワイヤ(110)が上記多数個の櫛歯(12a)(12b)、(12a')(12b')の間で上記外部材(11a)側あるいは内部材(11b)側へ密着し過ぎて、溶接用ワイヤ(110)の複数のループが引出されることを防止する。
したがって、溶接用ワイヤ(110)の引出の際に、上記多数個の櫛歯(12a)(12b)、(12a')(12b')の終端部側へワイヤ(110)がより近接するようにして溶接用ワイヤ(110)に与えられる多数個の櫛歯(12a)(12b)の引出抵抗を最小化するのである。
一方、図14には本発明の第3実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1”)の構造が示してある。
本発明の第3実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1”)は、管状の積層体(111)の上端 積層面に位置するリング部材(11”)が上記大容量容器(100)の内径より小さい外径を有する外側リング(11a”)と、上記外側リング(11a”)内にその内径より小さい外径を有する内側リング(11b”)を有し、上記外側リング(11a”)と上記内側リング(11b”)を各々包囲するカバー(13a”)(13b”)を具備する。即ち、外側リング(11a”)をカバー(13a”)が包囲し、内側リング(11b”)をカバー(13b”)が包囲する構造である。
そして、上記外側リング(11a”)とカバー(13a”)の間には針状のブラシ(brush)から成る多数個の櫛歯(12a')が固定される。即ち、上記外側リング(11a”)を包囲するよう針状のブラシ(brush)から成る多数個の櫛歯(12a')が巻き付けられ、その上を上記カバー(13a”)が包囲して、櫛歯(12a')は外側リング(11a”)とカバー(13a”)の間に固定される。また、上記多数個の櫛歯(12a')は上記外側リング(11a”)の内径部から内側リング(11b”)に向かって、上記カバー(13a”)の内径部に形成された環状の開口部を通って延長される構造となる。
また、上記内側リング(11b”)とカバー(13b”)との間にも針状のブラシ(brush)から成る多数個の櫛歯(12b')が固定されるが、これは上記櫛歯(12a”)と同様に、上記内側リング(11b”)を包囲するよう針状のブラシ(brush)から成る多数個の櫛歯(12b')が巻き付けられ、その上を上記カバー(13b”)が包囲して、櫛歯(12b')は内側リング(11b”)とカバー(13b”)の間に固定される。また、上記多数個の櫛歯(12b')は上記内側リング(11b”)の外径部から外側リング(11a”)に向かって、上記内側リング(11b”)の外径部に形成された環状の開口部を通って延長される構造を有する。このような構造において、上記櫛歯(12a')の長さは櫛歯(12b')の長さよりやや長いことが好ましい。
また、上記多数個の櫛歯(12a')(12b')の間から引出される溶接用ワイヤ(110)の引出抵抗が最小化するようにする案内部材(11c”)(11d”)が備えられ、上記案内部材(11c”)(11d”)は上記外側リング(11a”)と内側リング(11b”)の各々のカバー(13a”)(13b”)から多数個の櫛歯(12a')(12b')に沿って一定の長さで突出するリップ(lip)で形成される。
また、上記案内部材(11c”)(11d”)のリップはそれぞれ一対のリップ部から成り、このリップ部は各々のカバー(13a”)(13b”)から多数個の櫛歯(12a')(12b')に沿って一定の長さで突出しながら対をなすリップ部間の間隙が広がる構造を有するものである。即ち、上記カバー(13a”)(13b”)による多数個の櫛歯(12a')(12b')の固定は上記案内部材(11c”)(11d”)により達成されるのではなく、外側リング(11a”)をカバー(13a”)が包囲し内側リング(11b”)をカバー(13b”)が包囲して達成されるものである。
但し、上記案内部材(11c”)(11d”)は櫛歯(12a')(12b')が互いに向き合うよう案内すると同時に、上記多数個の櫛歯(12a')(12b')の間で上記溶接用ワイヤ(110)が外部材(11a”)側あるいは内部材(11b”)側へ密着し過ぎて、溶接用ワイヤ(110)の複数のループが引出されるのを防止する。
したがって、引出の際に上記溶接用ワイヤ(110)は外側リング(11a”)と内側リング(11b”)よりは多数個の櫛歯(12a')(12b')の終端部側に近接して引出されることにより多数個の櫛歯(12a')(12b')による引出抵抗を最小化するのである。
このような本発明の第3実施例は外側リング(11a”)、内側リング(11b”)、カバー(13a”)(13b”)と櫛歯(12a')(12b')を全て鉄で構成することにより、一層製作が容易になるばかりでなく、第1及び第2実施例より重みがかって溶接用ワイヤ収納容器(100)内のワイヤ積層体(111)を押さえつけ後続ワイヤが引っ張り出されたり跳ね上がって絡み合うはことを防止することにより溶接作業の便利性を高める。
そればかりでなく、本発明の第3実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1”)は上記多数個の櫛歯(12a')(12b')が図7c)に示すように、外部材(11a)と内部材(11b)との間で一定角度(θ)で傾斜した状態で相互にすれ違うように配置される構造にも適用できるものである。また、図8に示すように、上記外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成すよう構成することができ、こうした場合も上記説明と同一な効果を得られる。
そればかりでなく、本発明の第3実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置(1”)はカバー(13a”)(13b”)の代わりに多数の固定部材(図示せず)を具備することができる。即ち、正方形又は長方形の断面を有する外側リング(11a”)と内側リング(11b”)に各々多数個の櫛歯(12a')(12b')を巻き付け、上記外側リング(11a”)よりやや大きな複数の固定部材(図示せず)を上記外側リング(11a”)の周囲に嵌め込み、内側リング(11b”)よりやや大きい固定部材(図示せず)を上記内側リング(11b”)の周囲に嵌め込み各々多数個の櫛歯(12a')(12b')をその間に固定させることができる。
このような変形構造は図示しないが、こうした変形構造は当然本発明から容易に得られるものである。
また、本発明の溶接用ワイヤの絡み防止装置は図10に示すように、内管(140)が具備されていなかったり、図16に示すように内管(140)が具備されている構造の溶接用ワイヤ収納容器(100)の積層体(111)の両方に適用できる。
したがって、本発明の第1実施例によれば、本発明の溶接用ワイヤの絡み防止装置は、溶接用ワイヤが絡み合うことのないように互いに制御する手段として、リング部材(11)を具備し、上記リング部材の間の櫛歯(12a)(12b)によって後続ワイヤが引っ張り出されたり、跳ね上がって絡み合うのを防止することにより溶接作業の便利性を高め、作業効率性を向上させるよう改善した有用な効果を奏するものである。
さらに、本発明の第2実施例は、リング部材(11)とその間の櫛歯(12a)(12b)によって後続ワイヤが引っ張り出されたり、跳ね上がって絡み合うのを防止するばかりでなく、上記外部材(11a)と内部材(11b)の下面に形成された案内部材(11c)(11d)によって多数個の櫛歯(12a)(12b)による溶接用ワイヤ(110)の引出抵抗を最小化してより溶接作業の便利性を高め、より溶接作業の効率性を向上させる効果を奏するものである。
さらに、本発明の第3実施例によれば、本発明の溶接用ワイヤの絡み防止装置より容易に製作可能で、溶接用ワイヤ収納容器(100)内のワイヤ積層体(111)をリング部材(11)とその間の櫛歯(12a)(12b)がより強く押さえ付け、後続ワイヤが引っ張り出されたり跳ね上がって絡み合うことが無くなり、より溶接作業の効率性を向上させる効果を奏するものである。
尚、上記においては添付の図を参照しながら本発明の好ましき実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明の第1実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置であって、a)は垂直型の多数個の櫛歯が板状を成し相互にすれ違っている斜視図、b)は図a)の断面図、c)は垂直型の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第1実施例の変形構造を示したものであって、a)は水平型の多数個の櫛歯が板状を成し相互水平にすれ違っている斜視図、b)はa)の断面図、c)は水平型の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互すれ違っている断面図である。 本発明の第1実施例の他の変形構造を示したものであって、a)は水平型の多数個の櫛歯が板状を成し外部材の上部面と内部材の下部面に形成され相互水平にすれ違っている斜視図、b)はa)の断面図、c)は横型の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互すれ違っている断面図である。 本発明の第1実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は水平型の多数個の櫛歯が板状を成し外部材の上部面と内部材の上部面に形成され相互水平にすれ違っている斜視図、b)はa)の断面図、c)は横型の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互すれ違っている断面図である。 本発明の第1実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は垂直型の多数個の櫛歯がそれぞれ内部材と外部材に対して溶接用ワイヤの引出方向に鋭角を成し、互い違いに配置されたものである斜視図、b)はa)の断面図である。 本発明の第1実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は縦型の多数個の櫛歯がそれぞれ内部材と外部材に対して溶接用ワイヤの引出方向に鋭角を成し、溶接用ワイヤ積層体上端の積層面と鋭角を成しながら互い違いに配置されたものである斜視図、b)はa)の断面図である。 本発明の第1実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は多数個の櫛歯が針状のブラシ(brush)形状を成し相互にすれ違っている斜視図、b)はa)の断面図、c)は針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第1実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は多数個の櫛歯が針状のブラシ(brush)形状を成し、内部材と外部材に対して溶接用ワイヤの引出方向に鋭角を成しながら相互にすれ違っている斜視図、b)はa)の断面図、c)は針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第2実施例による溶接用ワイヤの絡み防止装置であって、a)は垂直型の多数個の櫛歯が板状を成し相互にすれ違い、リング部材の下面に案内部材が形成された斜視図、b)はa)の断面図、c)は垂直型の多数個の櫛歯が傾斜した状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第2実施例の変形構造を示したものであって、a)は水平型の多数個の櫛歯が板状を成し相互水平にすれ違い、リング部材の下面に案内部材の段差が形成された斜視図、b)はa)の断面図、c)は横型の多数個の櫛歯が傾斜した状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第2実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は縦型の多数個の櫛歯が内部材と外部材に対して溶接用ワイヤの引出方向に鋭角を成し、溶接用ワイヤ積層体上端の積層面と鋭角を成しながら互い違いに配置され、リング部材の下面に案内部材の段差が形成された斜視図、b)はa)の断面図である。 本発明の第2実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は多数個の櫛歯が針状のブラシ(brush)形状を成し相互にすれ違い、リング部材の下面に案内部材の段差が形成された斜視図、b)はa)の断面図、c)は針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯が傾斜した状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第2実施例のさらに他の変形構造を示したものであって、a)は多数個の櫛歯が針状のブラシ(brush)形状を成し、内部材と外部材に対して溶接用ワイヤの引出方向に鋭角を成しながら相互にすれ違い、リング部材の下面に案内部材の段差が形成された斜視図、b)はa)の断面図、c)は針状のブラシ(brush)形状の多数個の櫛歯が傾斜になった状態で相互にすれ違っている断面図である。 本発明の第3実施例を示すものであって、a)は外側リングと内側リングを包囲するカバーを具備したリング部材の間に針状のブラシ(brush)から成る多数個の櫛歯を形成した斜視図、b)はa)の部分切開断面図である。 本発明による溶接用ワイヤの絡み防止装置において溶接用ワイヤが引出される様態を示す作動状態図である。 内管が具備された収納容器に本発明の溶接用ワイヤの絡み防止装置が適用されることを示す概略縦断面図である。
符号の説明
11、11”…リング部材、 11a…外部材、 11a”…外側リング、
11b…内部材、 11b”…内側リング、 11c…第1の案内部材、
11d…第2の案内部材、 11c”、11d”…案内部材、
12a、12a'…第1の櫛歯、 12b、12b'…第2の櫛歯、
13a”…第1のカバー、 13b”…第2のカバー、
100…容器、 110…溶接用ワイヤ、 111…溶接用ワイヤ積層体。

Claims (33)

  1. 溶接用ワイヤ(110)が螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体(111)が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器(100)から溶接用ワイヤ(110)が引出される場合、溶接用ワイヤ(110)の絡みを防止する装置において、
    上記管状の溶接用ワイヤ積層体(111)上端の積層面に位置し、上記大容量容器(100)の内径より小さい外径を有する外部材(11a)と、上記外部材(11a)内にその内径より小さい外径を有する内部材(11b)とを含むリング部材(11);
    上記外部材(11a)の内径部から内部材(11b)に向かって延長された多数個の第1の櫛歯(12a);及び、
    上記内部材(11b)の外径部から外部材(11a)に向かって延長された多数個の第2の櫛歯(12b);を含み、
    上記外部材(11a)と内部材(11b)との間から溶接用ワイヤ(110)が引出されることを特徴とする溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  2. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a)の長さが内部材(11b)の第2の櫛歯(12b)の長さより短いことを特徴とする請求項1に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  3. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a)と内部材(11b)の第2の櫛歯(12b)が互いにすれ違っていることを特徴とする請求項1または2に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  4. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、それぞれ細長い板状であることを特徴とする請求項1に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  5. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、それぞれ結合する外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成していることを特徴とする請求項1または4に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  6. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、それぞれ管状の溶接用ワイヤ積層体(111)上端の積層面と鋭角を成していることを特徴とする請求項5に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  7. 上記第1の櫛歯(12a)は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b)は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ傾斜形成されることを特徴とする請求項1または4に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  8. 上記第1の櫛歯(12a)は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b)は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ傾斜形成されることを特徴とする請求項1または4に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  9. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、それぞれ針状のブラシ(brush)形状から成ることを特徴とする請求項1に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  10. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、それぞれが結合する外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成していることを特徴とする請求項9に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  11. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、外部材(11a)の櫛歯(12a')と内部材(11b)の櫛歯(12b')が互いにすれ違っていることを特徴とする請求項9または10に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  12. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a')の長さが内部材(11b)の第2の櫛歯(12b')の長さより短いことを特徴とする請求項11に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  13. 上記第1の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ傾斜形成されることを特徴とする請求項9または10に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  14. 上記第1の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ傾斜形成されることを特徴とする請求項9または10に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  15. 溶接用ワイヤ(110)が螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体(111)が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器(100)から溶接用ワイヤ(110)が引出される場合、溶接用ワイヤ(110)の絡みを防止する装置において、
    上記管状の溶接用ワイヤ積層体(111)上端の積層面に位置し、上記大容量容器(100)の内径より小さい外径を有する外部材(11a)と、上記外部材(11a)内にその内径より小さい外径を有する内部材(11b)を含むリング部材(11);
    上記外部材(11a)の内径部から内部材(11b)に向かって延長された多数個の第1の櫛歯(12a);
    上記内部材(11b)の外径部から外部材(11a)に向かって延長された多数個の第2の櫛歯(12b);及び、
    上記外部材(11a)と内部材(11b)のそれぞれ下面から上記外部材(11a)と内部材(11b)との間に所望の長さで延長される環状の段差を形成し、上記外部材(11a)と内部材(11b)との間から引出される溶接用ワイヤ(110)の引出抵抗が最小化するようにする第1及び第2の案内部材(11c)(11d);を含むことを特徴とする溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  16. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a)の長さが内部材(11b)の第2の櫛歯(12b)の長さより短いことを特徴とする請求項15に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  17. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a)と内部材(11b)の第2の櫛歯(12b)が互いにすれ違っていることを特徴とする請求項15または16に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  18. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、それぞれ細長い板状であることを特徴とする請求項15に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  19. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は、それぞれ結合する外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成していることを特徴とする請求項15または18に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  20. 上記第1及び第2の櫛歯(12a)(12b)は溶接用ワイヤ積層体(111)上端の積層面と鋭角を成していることを特徴とする請求項19に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  21. 上記第1の櫛歯(12a)は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b)は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ傾斜形成されたものであることを特徴とする請求項15または18に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  22. 上記第1の櫛歯(12a)は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b)は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ傾斜形成されることを特徴とする請求項15または18に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  23. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、それぞれ針状のブラシ(brush)形状から成ることを特徴とする請求項16に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  24. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、それぞれ結合する外部材(11a)と内部材(11b)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成していることを特徴とする請求項23に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  25. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a')と内部材(11b)の第2の櫛歯(12b')が互いにすれ違っていることを特徴とする請求項23または24に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  26. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、外部材(11a)の第1の櫛歯(12a')の長さが内部材(11b)の第2の櫛歯(12b')の長さより短いことを特徴とする請求項25に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  27. 上記第1の櫛歯(12a')は、外部材(11a)から内部材(11b)に向かって上方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって下方へ傾斜形成されることを特徴とする請求項23または24に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  28. 上記第1の櫛歯(12a')は外部材(11a)から内部材(11b)に向かって下方へ傾斜形成され、上記第2の櫛歯(12b')は内部材(11b)から外部材(11a)に向かって上方へ傾斜形成されたものであることを特徴とする請求項23または24に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  29. 上記第1の案内部材(11c)は上記外部材(11a)の内径より小さい内径を有し、上記第2の案内部材(11d)は上記内部材(11b)の外径より大きい外径を有することにより、上記第1及び第2の案内部材(11c)(11d)は溶接用ワイヤ(110)が上記外部材(11a)側あるいは内部材(11b)側へ密着し過ぎて、溶接用ワイヤ(110)の複数のループが引出されるのを防止するよう構成されることを特徴とする請求項15に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  30. 溶接用ワイヤ(110)が螺旋形の連続的なループ(Loop)で偏心的に積層された溶接用ワイヤ積層体(111)が垂直に立てられた管状を成して収納される大容量の容器(100)から溶接用ワイヤ(110)が引出される場合、溶接用ワイヤ(110)の絡みを防止する装置において、
    上記管状の溶接用ワイヤ積層体(111) 上端の積層面に位置し、上記大容量容器(100)の内径より小さい外径を有する外側リング(11a”)と、上記外側リング(11a”)内にその内径より小さい外径を有する内側リング(11b”)を含み、上記外側リング(11a”)と上記内側リング(11b”)をそれぞれ包囲する第1及び第2のカバー(13a”)(13b”)を具備したリング部材(11”);
    上記外側リング(11a”)に巻き付けられ、上記第1のカバー(13a”)に包囲されることで外側リング(11a”)と第1のカバー(13a”)の間で固定され、上記外側リング(11a”)の内径部から、上記第1のカバー(13a”)の内径部に形成された環状の開口部を通って、内側リング(11b”)に向かって延長される針状のブラシ(brush)から成る多数個の第1の櫛歯(12a');
    上記内側リング(11b”)に巻き付けられ、上記第2のカバー(13b”)に包囲されることで内側リング(11b”)と第2のカバー(13b”)の間で固定され、上記内側リング(11b”)の外径部から、上記第2のカバー(13b”)の外径部に形成された環状の開口部を通って、外側リング(11a”)に向かって延長される針状のブラシ(brush)から成る多数個の第2の櫛歯(12b');及び、
    上記外側リング(11a”)と内側リング(11b”)の各々のカバー(13a”)(13b”)から、該カバーに設けられた上記環状の開口部を取り巻いて上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')に沿って所望の長さで突出するリップ(lip)から成り、上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')の間から引出される溶接用ワイヤ(110)の引出抵抗が最小化するようにする案内部材(11c”)(11d”);を含むことを特徴とする溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  31. 上記案内部材(11c”)(11d”)の各リップを構成する一対のリップ部は、各々の結合するカバー(13a”)(13b”)から第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')に沿って所望の長さで突出しながら、対をなすリップ部間の間隙が広がる構造であることを特徴とする請求項30に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  32. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、それぞれが結合する外側リング(11a”)と内側リング(11b”)に対して溶接用ワイヤ(110)の引出方向に鋭角を成していることを特徴とする請求項30に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
  33. 上記第1及び第2の櫛歯(12a')(12b')は、外側リング(11a”)の第1の櫛歯(12a')と内側リング(11b”)の第2の櫛歯(12b')とが互いにすれ違っていることを特徴とする請求項30または32に記載の溶接用ワイヤの絡み防止装置。
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