JPH02147566A - パック巻溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ用払出し方法ならびにそれに供されるペイルパック - Google Patents

パック巻溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ用払出し方法ならびにそれに供されるペイルパック

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JPH02147566A
JPH02147566A JP30344588A JP30344588A JPH02147566A JP H02147566 A JPH02147566 A JP H02147566A JP 30344588 A JP30344588 A JP 30344588A JP 30344588 A JP30344588 A JP 30344588A JP H02147566 A JPH02147566 A JP H02147566A
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JP
Japan
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wire
pack
blade
donut plate
welding
Prior art date
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Application number
JP30344588A
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English (en)
Inventor
Takeo Matsumoto
松本 剛郎
Fuyuo Ogura
小椋 冨勇男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH02147566A publication Critical patent/JPH02147566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明9パツク巻溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ用払出し方
法ならびにそれに供されるペイルパックに係り、詳しく
は、一方のペイルパックから溶接用ワイヤを払出し、他
方のパックに溶接継ぎをする際に、溶接用ワイヤの詰り
ゃ絡みなどなく、また、ワイヤ押え治具が支障な(自然
落下しワイヤ継ぎが自動的に行なうことができるパック
巻溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ用払出し方法ならびにそれ
に供されるペイルパックに係る。
従  来  の  技  術 近年、溶接能率の向上を目的として、大容量のガスメタ
ルアーク溶接用ワイヤが使用されるようになり、その代
表的なものとしてパック巻溶接用ワイヤ(ペイルパック
)がある。
市販されているペイルパック(以下、パックという)と
しては使用する方法によって一つのパックのみを用いる
シングル型と二個以上のパックを配置し、連続的に用い
るダブル型の二つに大別される。前者は例えば第1図の
如く縦型二重円筒構造で、その外筒8と内筒9との間に
ループ状に積層収容し、この積H’;IJ接用ワイヤ上
に第8図の如(弾性部材から成る複数個の羽根12を上
部に取付けたドーナツ板状の押え治具10を溶接用ワイ
ヤ上に載置し、この押え治具10のドーナツ板4と内r
!!I9との間から溶接用ワイヤを弓出す、所謂、内取
万式で払出し、更に、上部に設けられた防塵フード11
から払出す方法があるが、ワイヤ交換時、すなわち、パ
ック交換時には毎回フードを外し、線通しを行なう必要
があり、類雑で、しかも、その停止時間が約10分程度
かかるため好ましいものとは云えない(実公昭60−7
898号公報、特公昭59−9267号公報)。
また、パックの高能率化を目指した連続使用のできるダ
ブル型パックが提案され、実用化されている。このダブ
ル型パックは一方のパックの終端ワイヤ(巻き初め部分
のワイヤ)と他方のパックの始端ワイヤを予め溶接して
おき、連続使用するものである。このような従来例とし
ては例えば、特開昭60−82276号公報、川崎製鉄
カタログ「リバーペイルAS型J等がある。これらには
パックからワイヤの払出す方法として、前者には溶接用
ワイヤの巻き初め部分と巻き終り部分とがワイヤの積震
体の上部にa置したワイヤ押え治具のドーナツ板の穴の
部分から上方に出す内政方式とドーナツ板と外筒の内壁
との間から上方に出す外販方式とが示されている。
しかし、パックのワイヤの押え部材がドーナツ板4のみ
でワイヤを押える方法ではワイヤのはね上りを防止する
ことは困難であり、また、これらのパックには防塵板が
設けられていないため、外部から侵入する塵や溶接時に
発生する飛散物がワイヤに何者するので好ましくない。
また、後者は第9図に示すように、溶接用ワイヤ2を上
部に羽根12を具えたドーナツ板4と外筒8の内壁との
間から出し、内筒〇の上部に防塵板5を設けるようにし
たものが市販されている。
この方法によれば、一方のパック1aの巻初め部分が外
筒9の内壁に沿って上方方向に配置されているので、そ
の端面と他方のパック1bの始端部分の端面とを接触さ
せ溶接することが容易であり、また、防塵板5を具えて
いるためパック内に塵等が混入しない利点がある。パッ
クをダブル型で使用する場合、通常、これらパック間の
距離を例えば10CI程度に配置し、フンジットチュー
ブ端部3をパック間の中央上方に配置することが好まし
いが、パックの配置を上記のような位置に配置できない
場合はコンジットチューブ端3の位置がずれを生じ、第
9図に示すようにワイヤの引出しが斜め引出しとなり、
内筒9に巻きついたり、第11図、第12図のように羽
根12やドーナツ板4等に引っかかり、外からの払出し
が困難となったり、また、押え治具10が下方に落下し
ない等の問題がある。
また、ワイヤをスムーズに引出すのを容易にするため、
ドーナツ板に切欠き部を設けることμVIW@昭60−
82276号公報や実開昭61−160140号公報に
示されているが、切欠きをドーナツ板の内周側に設ける
と、ある程度ワイヤの払出しは容易となるが、ドーナツ
板の落下等については期待できない。
要する【、上記の如(、従来例ではワイヤを自販又は外
販方式で払出すダブル型パックを対象とした溶接用ワイ
ヤのワイヤ継ぎ用払出し方法やそれに供されるパックの
開発が行なわれているが、ワイヤをダブル型で払出す方
法としては、例えば、特開昭60−82276号公報等
があるにすぎない。
このため、例えば払出し角度が斜めとなるような場所に
配置しても支障なく送給できるダブル型払出しパックの
溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ用払出し方法や装置にいたっ
ては全く提案されていない。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記問題を解決することを目的とし、具体的に
は、溶接用ワイヤと送給性が良好でパック内へ塵等の侵
入を防止したメタルアーク溶接用パック巻ワイヤのワイ
ヤ払出し方法ならびにそれに供するペイルパックを提案
する。
課題を解決するための 手段ならびにその作用 すなわら、本発明は、縦型二重円筒構造のペイル容器内
の内筒と外筒との間に溶接用ワイヤをループ状に積層収
容し、この積置ワイヤ上に弾性部材から成る複数個の羽
根を上部に具えかつ切欠き部を内径側に有するドーナツ
板状のワイヤ押え治具を載置したペイルパックより溶接
用ワイヤをワイヤ継ぎ用に払出す際に、ペイルパック内
の積層ワイヤを羽m巻数に対応する所定の羽根押付は力
により押圧しながら、容器の外向内壁に沿って底面方向
から上方方向に配置されたワイヤの巻き初め部分をワイ
ヤ押え治具のドーナツ板の内径側に設けた切欠き部を通
し払出すことを特徴とし、縦型二重円筒構造のペイル容
器の内筒と外筒との間に溶接用ワイヤを積層収容し、こ
の積層ワイヤ上に弾性部材より成る複数個の羽根を上部
に具えかつ切込み部を内径側に有するドーナツ板状のワ
イヤ押え治具を載置したペイルパック又は更にこのペイ
ルパックの外向上部の中央部付近に穴を有する防塵板を
設けたペイルパックであって、羽根が下記(1)又は(
2)の関係式によって求められる羽根押付は力を具えた
ものであることを特徴とする。
4≦n≦9の場合  30≦f/n≦200・・・・・
・(1)10≦n≦30の場合 12≦f/n≦60・
・・・・・(2)但し、式中nは羽根巻数(a)、tは
羽根押付力((1)を表わす。
更に本発明の手段たる構成ならびにその作用について詳
しく説明する。
まず、本発明者等は従来例のパック間のつなぎ溶接にお
いて、自販万式あるいは外販方式であってもワイヤの乗
り移り時にワイヤが羽根や内周に引掛りを生じたり、ま
た、ワイヤがパックの外側で彎曲したり、更に、押え治
具が落下しないなどの問題を解決するため検討を行なっ
たところ、下記の条件を具えるペイル容器が必要である
ことがわかった。
(1)押え治具が弾性部材である羽根と、この羽根を取
付けたリング板状でその内径側に切欠き部を臭えたもの
からなること、 (2)パックの一万の溶接用ワイヤの巻き初め部分が押
え;h具の切欠き部を通り、更に、外筒上部に配置され
たリング板状の防塵板の穴を通りパックの外側にあるこ
と、 (3)押え治具の重量が所定の重量で、羽根の数に対す
る羽根押付は力が所定の押付は力を有し、かつ、リング
状の押え部材の切欠き部の切込み壷が所定の範囲にある
口と、 等であった。
更に進んで研究を行ない、この研究に基づいて本発明は
成立したものである。
以下、図面に従って本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明法を実施する際に用いられる一つの装置
を示す説明図であり、第2図は第1図の押え治具の上方
から見た説明図であり、第3図(a)、(b)ならびに
(C)はそれぞれ第2図のドーナツ板状押え治具の切欠
き部の形状の説明図であり、第4図はドーナツ板状押え
治具の切欠き部の切込み糟の説明図であり、第5図は第
4図の叩え治具をパックに使用し、溶接用ワイヤの払出
し時における押え治具の傾斜量の説明図であり、第6図
は第4図の押え治具の切欠き部の切込み壇と押え治具の
傾斜量との関係を示すグラフであり、第7図は従来例の
シングル型パックの自販方式による払出し状況の説明図
であり、第8図は第7図の押え治具の説明図であり、第
9図は従来例のペイルパックの外販方式による連続払出
し状況の説明図であり、第10図は第9図の押え治具の
説明図であり、第11図ならびに第12図はそれぞれ第
9図の払出し時におけるトラブル状況の説明図である。
まず、第1図の符号1aのパックはパック外筒8とパッ
ク内筒9の間にループ状に積層されたワイヤ2aをワイ
ヤ押え治具1oのドーナツ板4とパック内I!ff90
問および防塵板5の穴を経てコンジットチューブ固定金
具3を通し、送給装置et(図示せず)により引出し、
溶接トーチ(図示せず)で溶接される。
次いで、1aのパックからワイヤ2aの払出しが終了す
ると、1bのパックのI18部に溶接されたワイヤ2b
が引出され、同様に使用され、以下同様の操作が繰返さ
れ、連続的にワイヤが溶接される。
第2図は第1図のワイヤ押え治具10の詳細を示し、複
数個の弾性部材から成る羽根12とドーナツ板4とから
構成され、ドーナツ板4の上部に羽根12が等間隔に配
置され、ステープラ−6で固定されている。弾性部材か
らなる羽根12は例えば厚さ1〜2mm程度の弾性を有
するプラスチック板等からなる短冊状のものから形成さ
れている。
ドーナツ板4は中央部に開口部を有する円形のもので、
その内径側に切欠き部7が設けられ、その材料は例えば
厚さ6IIllllの塩ビ板等から成っている。
以上のような構成からなるパック1aは、ルブ状に積層
されたワイj72aの巻き初め部分をパック外筒8の内
壁に沿って上方に向って引出し、このワイヤを積重され
たワイヤ2aの上部に載置したワイヤ押え治具10とパ
ック内筒9の間およびパック外筒8の上部に設けた防塵
板5の穴を通し、次の溶接するパック1bのワイヤ2b
に溶接される。この場合、ワイヤ1aがドーナツ板4と
パック内筒9との間から引出されるため、ワイヤ1aが
斜めとなり、ドーナツ板4が落下しに((なり、ワイヤ
1aがはね出しもつれが発生する。
これらを防止するためには、下記(1)〜(4)の条件
を満足するワイヤ押え治具10を用いることが好ましい
(1)ワイヤ押え治具の弾性部材から成る羽根数と羽根
押付は力(羽根強度)が下記の(1)又は(2)の関係
式を満足する羽根強度を有すること。
[ 4≦n≦9の場合  30≦f/n≦200・・・・・
・(1)口 10≦n≦30の場合 12≦f/n≦60・・・・・
・(2)但し、式中nは整数で羽根巻数、tは羽根押付
力((1)を表わす。
羽根強度が上記の範囲より小さいとワイヤのはね上り力
を抑えきれずワイヤもつれとなり、また、上記範囲を越
えると羽根が強すぎ、ワイヤの払出しが問題となり、ワ
イヤの送給性が悪化する。
(2)ドーナツ板4は切欠き部7を有し、その形状が例
えば第3図(a)、(blならびに(C)に示すように
、それぞれU型、半円型、ブーメラン型等のものから形
成されたものである口と。
(3)ドーナツ板4の切欠き部7の切込み邑aは下記(
3)の関係式を満足するドーナツ板の巾を有すること。
但し、式中aLlt切込みI!1UIll)、dはドー
ナツ板中(mm)を表わす。
切込み量が−0未満ではワイヤ押え治具がスムーズに落
下せず、−dを越えるとワイヤ押え治具の強度が弱(な
り、羽根強度をささえることができない。
(4)ワイヤ押え治具10の総重型が250〜2000
gであること。
250g未満ではワイヤ押え治具がワイヤの払出しと共
にスムーズに落下せず、ワイヤぐせiJC悪くなる。ま
た、ワイヤ押え治具が斜めとなった時、ワイヤがはね上
りもつれる。
2000fJを越えると、ワイヤが押えられるため、払
出しが不安定となりワイヤ送給不良となる。
以上のようなワイヤ押え治具をワイt’ fa @上に
配置し、ワイヤを自販方式で払出すと、例えドーナツ板
4に傾きがあっても許容範囲内にあるため、ワ、イヤが
ドーナツ板4に引っかからず、パック内筒9からスムー
ズに上るので送給不良となることはなく、また、ドーナ
ツ板4の傾き工が3〜4mm程度で落下するため、ドー
ナツ板4が急に傾くことは全くな(スムーズに落下する
また、本発明においてワイヤ押え治具を従来例の第10
図に示す構造のものから第2図に示す構造のものとした
ため、コストが低減される。
また、防塵板を第1図に示すように外局8の上部に載置
するように構成したため、従来例の第9図に示すものに
比べU等の侵入を防止できる。
実施例 以下、実施例をあげて更に説明する。
実施例1゜ 外筒が直径500m、高さ800M、内向が直径303
mmの縦型二重円筒構造のペイル容器にワイヤ径1.2
鵬φ、重1fi250k[Jの溶接用ワイヤを積層収容
し、この槽目ワイヤ上に第4図に示すような切欠き部を
内径側に設置ブだ巾50111111.厚さ6mmのド
ーナツ板上に12個の弾性部材からなる羽根12を取付
けた押え治具10を載置し、この積1ワイヤの外筒8に
沿って上方に向って配置した巻き初め部分を内筒9とド
ーナツ板4との間を通してワイヤ2aを払出し、ワイヤ
の傾斜による影響を調べた。その結果を第6図のドーナ
ツ板切込み量(叩)とドーナツ板の傾きa!(CIll
)との関係グラフに示した。なお、ドーナツ板の傾き徴
とは第5図のペイルパックの縦断面図で示すようにドナ
ツ板の左右下面の差の怠味である。ワイXノが斜めにな
っているため、ドーナツ板4に切欠き部lのない場合は
スムーズにドーナツ板が落ちず傾きを生ずるが、ドーナ
ツ板4に0字状のり欠き部7を設け、この切込み量を変
えてドーナツ板4の落ち方をみると、切込み糟が増加す
るに従って傾き量が減少することが第4図から明らかで
ある。なお、このドーナツ板4では切込み量は25mm
で強度的に限界であった。
く発明の効果〉 以上詳しく説明したように、本発明は、tji型二型置
重円筒構造・イル容器内の内向と外局との間に溶接用ワ
イヤをループ状に積層収容し、口の積層ワイヤ上に弾性
部材から成る複数個の羽根を上部に具えかつ切欠き部を
内径側に有するドーナツ板状のワイヤ押え治具を載置し
たペイルパックより溶接用ワイヤをワイヤ継ぎ用に払出
す際に、ペイルパック内の槽目ワイヤを羽根巻数に対応
する所定の羽根押付力により押圧しながら、容器の外部
内壁に沿って底面方向かう上方方向に配置されたワイX
7の巻き初め部分をワイヤ押え治具のドーナツ板の内径
側に設けた切欠き部を通し払出すことを特徴とし、縦型
二重円筒構造のペイル容器の内向と外局との間に溶接用
ワイヤを積層収容し、口の積層ワイヤ上に弾性部材より
成る複数個の羽根を上部に具えかつ切込み部を内径側に
有するドーナツ板状のワイヤ押え治具を載置したべ、イ
ルパック又は更にこのペイルパックの91.筒上部に中
央部付近に穴を有する防塵板を設けたペイルパックであ
って、羽根巻数(n)が下記(1)又は(2)の関係式
によって求められる羽根押付力mを具えたものであるこ
とを特徴とする。
[ 4≦n≦9の場合  30≦f/n≦200・・・・・
・(1)10≦n≦30の場合 12≦f/n≦60・
・・・・・(2)従って、本発明によればパック巻溶接
用ワイヤをペイル容器からワイヤ継ぎ用に払出す際に、
ワイヤ押え治具の羽根、ドーナツ板等を特定の構造のも
のを用い、ワイヤの払出しを内取方式としたため、ワイ
ヤの折れ曲りやくせ等がつがず、しかも、ドーナツ板の
落下を順調に行なうことができ、また、もつれ等がな(
ワイヤ乗り移りがスムーズでワイヤ送給を順調に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法を寅施する際に用いられる一つの装置
を示す説明図、第2図は第1図の押え治具の上方から見
た説明図、第3図(a)、(b)ならびに<atはそれ
ぞれ第2図のドーナツ板状押え治具の切欠き部の形状の
説明図、第4図はドーナツ板状押え治具の切欠き部の切
込み量の説明図、第5図は第4図の押え治具をパックに
使用し、溶接用ワイヤの払出し時における押え治具の傾
斜量の説明図、第6図は第4図の押え治具の切欠き部の
切込み選と押え治具の傾斜量との関係を示すグラフ、第
7図は従来例のシングル型パックの自販万式による払出
し状況の説明図、第8図は第7図の押え治具の説明図、
第9図は従来例のペイルパックの外販方式による連続払
出し状況の説明図、第10図は第9図の押え治具の説明
図、第11図ならびに第12図はそれぞれ第9図の払出
し時におけるトラブル状況の説明図である。 符号1a、 1b・・・・・・ペイルパック2.2a、
 2b・・・・・・ワイヤ 3・・・・・・フンジットチューブ固定金具4・・・・
・・ドーナツ板  5・・・・・・防頭板6・・・・・
・ステープラ−7・・・・・・切欠き部8・・・・・・
外筒     9・・・・・・内筒10・・・・・・ワ
イヤ押え治具

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)縦型二重円筒構造のペイル容器内の内筒と外筒との
    間に溶接用ワイヤをループ状に積層収容し、この積層ワ
    イヤ上に弾性部材から成る複数個の羽根を上部に具えか
    つ切欠き部を内径側に有するドーナツ板状のワイヤ押え
    治具を載置したペイルパックより溶接用ワイヤをワイヤ
    継ぎ用に払出す際に、前記ペイルパック内の積層ワイヤ
    を羽根巻数に対応する所定の羽根押付力により押圧しな
    がら、前記容器の外筒内壁に沿つて底面方向から上方方
    向に配置されたワイヤの巻き初め部分を前記ワイヤ押え
    治具のドーナツ板の内径側に設けた切欠き部を通し払出
    すことを特徴とするパック巻溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ
    用払出し方法。 2)縦型二重円筒構造のペイル容器の内筒と外筒との間
    に溶接用ワイヤを積層収容し、この積層ワイヤ上に弾性
    部材より成る複数個の羽根を上部に具えかつ切込み部を
    内径側に有するドーナツ板状ワイヤ押え治具を載置した
    ペイルパック又は更にこのペイルパックの外筒上部の中
    央部付近に穴を有する防塵板を設けたペイルパックであ
    つて、前記羽根が下記(1)又は(2)の関係式によつ
    て求められる羽根押付力を具えたものであることを特徴
    とするペイルパック。 4≦n≦9の場合30≦f/n≦200・・・・・・(
    1)10≦n≦30の場合12≦f/n≦60・・・・
    ・・(2)但し、式中のnは整数で羽根巻数(個)、f
    は羽根押付力(g)を表わす。 3)前記ワイヤ押え治具の全量が250〜2000gで
    ある請求項2記載のペイルパック。 4)前記ドーナツ板の切込み部が下記(3)の関係式か
    ら求められる切込み量である請求項2又は3記載のペイ
    ルパック。 1/3d≦a≦9/10d・・・・・・(3)但し、式
    中aは切込み量(mm)、dはドーナツ板の巾(mm)
    を表わす。
JP30344588A 1988-11-30 1988-11-30 パック巻溶接用ワイヤのワイヤ継ぎ用払出し方法ならびにそれに供されるペイルパック Pending JPH02147566A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001241252A (ja) * 2000-03-01 2001-09-04 Nitto Electric Works Ltd 扉の鎖錠装置
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US7441721B2 (en) * 2002-06-17 2008-10-28 Hyundai Welding Co., Ltd. Device for preventing welding wire from tangling

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