JPH04133973A - 溶接用ワイヤ収納ペイルパック - Google Patents

溶接用ワイヤ収納ペイルパック

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JPH04133973A
JPH04133973A JP25284990A JP25284990A JPH04133973A JP H04133973 A JPH04133973 A JP H04133973A JP 25284990 A JP25284990 A JP 25284990A JP 25284990 A JP25284990 A JP 25284990A JP H04133973 A JPH04133973 A JP H04133973A
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JP
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wire
pail pack
loop
holding member
loops
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JP25284990A
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Noburo Saeki
佐伯 信郎
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Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶接用ワイヤをループ状にして積層収納し
たペイルパックから溶接用ワイヤをからみ、もつれのな
い状態で円滑に連続的に取出す為の溶接用ワイヤ収納ペ
イルパックに関する。
(従来の技術〕 大容量の溶接用ワイヤを収納する容器として、円筒状容
器のペイルパックが使用されるが、ペイルパックからの
ワイヤの取出しは、ワイヤループの積層体の上端のもの
から順にペイルパック外上部へ取出し、コンジットチュ
ーブを経て溶接トーチへとワイヤ送給機により導くこと
により行なう。
このペイルパックに収納された溶接用ワイヤは弾性限界
の範囲内で捩り、例えばワイヤlループ当り270°〜
360°の捩りを与えて収納されている(例えば実開昭
57−126472 )。このためペイルパック内でワ
イヤに涙れようとする力が内在し、ワイヤを自由にする
とペイルパックの軸心方向に跳ねようとする傾向を有し
、ワイヤ取出し時にからみ、もつれが顕著にあられれる
。このため従来ではペイルパック内のワイヤループの積
層体の上端に環状の抑え部材を載置し、その自重により
ワイヤを上方から抑えることによってワイヤの跳ね上が
りをなくす方法が提案されている(特公昭59−847
4、実公昭63−20679)。特公昭59−8474
で開示された方法は、第6図に示すように、抑え板部材
3に形成するワイヤ引き出し穴3aを、ペイル容器1の
中央部に形成される円柱状若しくは円管状空洞7の軸心
とほぼ一致させると共に、該円柱状若しくは円管状空洞
7の外径よりも小さい径で形成して、該引き出し穴3a
の内周面に沿う様に引き出す様にしたものである。
一方実公昭63−20679で開示された収納パックは
、ワイヤをパック容器の内面に当接しない側、即ち内側
から引出す場合において、積層上面からの離脱位置を可
及的に容器内面側へ近付け、且つ押え部材からの離脱を
、積層上面から離れた位置で行なわせる様に、押え部材
の内側を円錐台状にくり抜いた形状、即ち高さ方向に実
質上の厚みを有して該厚さ方向にワイヤ引出し用の中空
部を有すると共に、該中空部の内径が、高さ方向に見て
上方を小径、下方を大径である様に形成してなる点に要
旨を有するものである。具体的には第7図に示すように
、2本のリング(小径側:5A、大径側:5B)を上下
に少し離して同心状に配置し、連結部材6によって連結
したものであり、連結部材6には摩擦部材4が取付けら
れている。そして(a)は斜視図、(b)は1点鎖線B
−Bに沿う断面説明図である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし従来のペイルパックは次のような問題があった。
実公昭63−20679で開示された収納パックは、該
公告公報から明らかなように上記特公昭59−8474
の改良技術である。即ち特公昭59−8474で開示さ
れた方法は、第6図に示すようにワイヤの引出しに当っ
ては、押え部材3の中央部に形成した引出し穴3aを通
して2aで示す様に引出していくが、押え部材3はその
機能を果たす為に積層最上面に当接しているから、引出
しワイヤ2aが引出し穴3aを通り抜けて上向きに方向
転換する為には引出し穴3aにおける下側コーナ3bと
の強い摩擦を避けることはできず、又この部分で急激な
折曲げ力を受けてしまう。その為ワイヤ表面にすり傷が
発生し易くなり、又ワイヤに折曲傾向が生じ曲りぐせと
なって残ることがあり、いずれもワイヤの円滑送給に対
し障害となり、時に溶接アークそのものに悪影響を与え
ることもある。
又それにも増して重要な問題は、引出しワイヤ2aに対
して矢印A方向の回転モーメントが発生した時に、下側
コーナ3bを支点として押え部材3直下部の引出しワイ
ヤ2a’ に矢印B方向の回転モーメントが発生し、ワ
イヤ2a’が積層ワイヤの下にもぐり込んで絡み合うと
いうことであり、これによってワイヤの引出し抵抗が急
激に増大し、遂にはワイヤの引出し不能に陥入ることが
ある。
という問題がある。一方この問題を解決する実公昭63
−20679では、第7図(C)は(a)に示した押え
部材の使用状態を示す断面説明図であり、第6図と比較
して明らかに違う点は、引出しワイヤ2a。
2a’の接触通過点である小径リング5Aの内面下側コ
ーナ5A’が第6図の押え部材3における下側コーナ3
bに比べて高い位置に上り、ここを通過する引出しワイ
ヤ2a’ は既に引出し方向への方向転換が進んでいる
という点である。従って接触通過点である下側コーナ5
A’を支点とする上述の回転モーメントA、Bは相対的
に小さくなり、引出しワイヤ2a’が積層ワイヤ中にも
ぐるということがなくなる。又引出しワイヤ2a、2a
′の立上り角度が全体的に緩やかとなり、ワイヤ引出し
抵抗が軽減されると共に、下側コーナ5A′におけるワ
イヤの屈曲度合いも小さくなるのでワイヤにすり傷や曲
げぐせを与えることがなくなり、溶接の安定性が一層向
上する。
というものである。
ところがこの実公昭63−20679の収納パックには
、次のような問題がある。
第7図(C)のように積層収納されたワイヤ2の上面に
配置される抑え部材はワイヤループの一部(大径リング
5Bの直下のみ)しか作用せず他の大部分は抑え部材に
よる加圧力が全(ない。このためスプリングバックを生
じ易い。また引き出されるワイヤ2a、2a’ に引き
づられて後続の2〜3ループが同時に引き出され易くな
る。ワイヤがループの積層体の上部から1ループずつ取
出されればよいが2〜3ル一プ同時に取出されると、ペ
イルパックの空洞部分でワイヤが捩りを解除しようとし
て跳ね、これによりからみもつれ等の不都合が発生する
。このように溶接時にペイルパック内のワイヤにからみ
、もつれ等が生じると、溶接トーチにワイヤが送給され
ず溶接作業を継続できないか、できたとしても溶接欠陥
の発生をまぬがれなかった。
このようなペイルパック内の空洞部分への2〜3ループ
の同時取出しは特にペイルパック交換時の連続取出し用
のペイルパックを使用した場合により顕著にあられれる
。すなわちこのペイルパックは溶接用ワイヤの終端部が
抑え部材の下面を経てワイヤ取出し孔から上方に至るよ
うに配置されているから、抑え部材が下面の終端部ワイ
ヤにより持ち上げられる状態を呈し、その結果抑え効果
が低減する。これと上記のように抑え部材がワイヤルー
プを部分的に抑えることとあいまって、ますます抑え部
材の抑え効果が低減しワイヤ取出し時のトラブルが発生
し易くなる。
そこで、この発明はペイルパックからのワイヤの取出し
時においてからみ、もつれ等がなく円滑に取出し得る溶
接用ワイヤ収納ペイルパックを提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明の溶接用ワイヤ収納ペイルパラ□りは、ペイ
ルパック内に収納する溶接用ワイヤのループ積層体上に
抑え部材を載置した溶接用ワイヤ収納ペイルパックであ
って、該抑え部材はワイヤループを磁気吸引する磁石部
材を備えるとともにループ積層体の内径以上の径のワイ
ヤ取出し孔を備えたことを特徴とする。
第2の発明の溶接用ワイヤ収納ペイルパックは、ペイル
パック内に収納する溶接用ワイヤのループ積層体上に抑
え部材を載置した溶接用ワイヤ収納ペイルパックであっ
て、該抑え部材はワイヤループを磁気吸引する磁石部材
を備えるとともにループ積層体の内径以上の径のワイヤ
取出し孔を備え、さらにループ積層体の空洞部分上方に
ひさし状に突出する規制部材を備えたことを特徴とする
〔作用〕
この発明の溶接用ワイヤ収納ペイルパックの抑え部材は
、強磁性体のワイヤループを吸引する磁石部材を備えて
いるので、引き上げられるワイヤに引きずられて後続の
2〜3ループが不規則に引き出されようとしても磁石部
材がこの後続ループを吸引し適正に引き上げられる順番
がくるまで所定位置に止める。このためループ積層体の
上端から順序正しくlループずつ引き出すことができる
また抑え部材のワイヤ取出し孔の孔径をループ積層体の
内径以上に、すなわちワイヤ取出し孔の内周縁をループ
積層体の内周縁より外周方向にひっこめてループ積層体
上面の内周側を露出するように構成したから、引出され
るワイヤに作用する第6図に示す回転モーメン)A、B
は相対的に小さくなる。このため引出しワイヤが積層体
上面のワイヤ中にもぐるということはなくなる。又引出
しワイヤの立上り角度が全体的に緩やかとなり、ワイヤ
の引出し抵抗が軽減するとともに、ワイヤ取出し孔の内
周縁におけるワイヤの屈曲度合いも小さくなるのでワイ
ヤにすり傷や曲げぐせを与えることがなくなり、ワイヤ
取出しの安定性は向上する。なおこのような抑え部材を
ワイヤ積層体上面の一部のみ当接するように構成した場
合は、他の部分は抑え部材による加圧力が全く作用しな
いので、通常引き出されるワイヤに引きずられて後続の
数ループが同時に引き出されてトラブルが発生し易いが
、この発明では抑え部材に磁石部材を備えているので上
記した如く磁石部材のワイヤループ吸引作用によりこの
ようなトラブルの発生を防止する。
さらにループ積層体の空洞部分上方にひさし状に突出す
る規制部材を備えた場合には、仮に引出されるワイヤに
引きずられて後続の数ループまとめて引き出されたとき
でも規制部材の遮蔽作用により空洞部分におけるワイヤ
の無秩序な動きを規制して正常なワイヤの取出しを可能
とする。
なお磁石部材の吸引力は上記の作用の他にワイヤループ
の跳ね上がりを防止する作用も具備する。
すなわちこの発明ではループ積層体上端のワイヤの跳ね
上がりを抑え部材全体の自重による押圧力と磁石部材の
吸引力によって防止するものであり、このため抑え部材
の自重のみによる従来のものより抑え効果が格段と向上
する。従ってこの発明では抑え部材の自重を軽(するこ
とができる。
〔実施例〕
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。も
とより、下記の実施例は本発明を限定するものではなく
、適宜本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様が考
えられる。
第1図は、第1の発明の溶接用ワイヤ収納ペイルパック
の使用状態を示した全体斜視図(一部破断)、第2図は
その縦断面図である。ペイルパック11は筒部12と底
部13を備え、その内部に捩り入りの溶接用鋼ワイヤが
ループ状にして積層収納されている。14はこの積層収
納されたループ積層体を示し、ループ積層体14の上端
にはワイヤループの抑え部材15が載置される。この実
施例の抑え部材15はループ積層体14の上端部分のワ
イヤループをその自重で抑える合成樹脂製の環状板の抑
え部材本体15aと、本体15aの上面に一定の間隔を
あけて配設された複数個(この例では6個)の永久磁石
製の磁石部材15bとから構成される。磁石部材15b
は接着剤より、この例のように抑え部材に設けた凹部に
嵌合させることにより、抑え部材に設けた貫通孔に嵌合
させることにより、ボルト・ナツトによりあるいはその
他適宜の手段により取付ける。また抑え部材本体15a
に設けたワイヤ取出し孔16の孔径しはループ積層体1
4の内径!以上(L≧りとなるように構成されているの
で前記したように引き上げられるワイヤWがワイヤ取出
し孔の内周縁にさまたげられることはない。
抑え部材15の外周とペイルパック筒部12の内壁との
間隙19からのワイヤの飛び出しは実公昭64−476
4号方式で解消しており、17は該方式で用いる紐、1
8は紐17が挿通する孔である。
もちろん間隙19からのワイヤの飛び出し防止は、該方
式に限らず、他の適宜の公知手段が採用できる。
このように構成されたペイルパックから溶接用ワイヤW
を取出す場合、前記の〔作用]の項で記載したとおりの
作用を呈して円滑なるワイヤの取出しを実現する。
なおペイルパック交換時の連続取出し用のペイルパック
では、ワイヤの終端部Eをペイルパック筒部12に沿っ
て配し抑え部材15の下面、ワイヤ取出し孔16の内周
縁を経て筒部12の上方にテープ等で取付けられる。そ
してワイヤが使用されてループ積層体14が残り少なく
なった適当な時に隣に配置した次のペイルパック内のワ
イヤ始端と接続しておく。この場合、従来では抑え部材
が下面の終端部ワイヤにより持ち上げられる状態を呈し
、その結果抑え効果が低減するからペイルパック内の空
洞部分への2〜3ループの同時取出しによるトラブルが
顕著に発生していたが、この発明では抑え部材に磁石部
材を備えているので磁石部材のワイヤループ吸引作用に
よりこのようなトラブルは発生しない。
第3図(a)は第2の発明の溶接用ワイヤ収納ペイルパ
ックの使用状態を示した縦断面図、同図(b)は抑え部
材の全体斜視図であり、第1図の実施例と異なる点は抑
え部材がループ積層体の空洞部分上方に所定角度をもっ
て立上るひさし状に突出する規制部材、この例では合成
樹脂でつくられた切頭円錐状の規制部材20を備えた点
である。このような規制部材20を設けると、抑え部材
本体15aのワイヤ取出し孔16の上方に該取出し孔1
6よりも狭隘な規制部材のワイヤ取出し孔21があるの
で、仮に引き上げられるワイヤWに引きずられて後続の
2〜3ループのワイヤがまとめて空洞部分22に引き出
されたとしても規制部材の遮蔽作用によりワイヤの無秩
序な動きを規制することができ、正常なワイヤの取出し
が可能となる。この場合ももちろん抑え部材の本体15
aのワイヤ取出し孔16の孔径しはループ積層体14の
内径!以上(L≧1!、)としておく。なおこの実施例
では磁石部材15bを抑え部材15aに設けた貫通孔に
嵌合させて取付けている。
本発明は以上に示した実施例の他に色々な態様が考えら
れる。本発明では抑え部材本体への磁石部材の取付は位
置や形状も特に限定しない。第4図(a)〜((至)は
、抑え部材本体への磁石部材の取付は方他、の実施例を
示した部分断面図(規制部材は図示しない)である。同
図(a)の抑え部材51は、ワイヤループに接触する下
部を抑え部材本体15a1、上部を磁石部材15b、と
したもの、同図(b)の抑え部材52は外周側を抑え部
材本体15a2、内周側を磁石部材15b2としたもの
、同図(C)の抑え部材53は(b)とは逆に外周側を
磁石部材15b3、内周側を抑え部材本体15a3とし
たもの、同図(d)の抑え部材54は抑え部材本体15
a4の下面で内周側にテープ状の磁石部材15b4を環
状に貼着したもの、同図(e)の抑え部材55は抑え部
材本体15a5の下面にテープ状の磁石部材15bSを
放射状に間隔をあけて貼着したもの、同図(f)の抑え
部材56は抑え部材本体15a6の上面にリング状の磁
石部材15 bbを載置したもの、同図(g)の抑え部
材57は抑え部材本体15abを磁石そのものとしたも
のである。これらの実施例でも明らかなように抑え部材
本体と磁石部材とは一体でも別体でもどちらでもよい。
規制部材の形状も抑え部材から所定角度をもって立上る
ようにすることの他、所定曲率をもってなだらかに立上
がるようにしてもよく、規制部材の形状、本体への取付
は方、位置、材質等も特に限定しない。第5図(aL 
(b)は規制部材の他の実施例を示した全体斜視図であ
る。同図(a)の抑え部材58の規制部材201は第3
図(b)に示す切頭円錐状の規制部材20を波形状に切
り欠いた実施例、同図(b)の抑え部材59の規制部材
202は(a)に示す波形状の切欠が規制部材のみでな
く本体15a部分まで達している実施例である。また抑
え部材本体の材質も塩化ビニール等の合成樹脂とする他
色々のものが採用できる。要するにこの発明のペイルパ
ックの抑え部材は、ループ積層体の内径以上の孔径のワ
イヤ取出し孔を備え、ループ積層体の上端に載置されて
、ワイヤの取出しによるワイヤの消費にともなってルー
プ積層体上端とともに下降しつつループ積層体上端部の
ワイヤループをその自重で押圧してワイヤループの跳ね
上がりを防止し、かつ磁石部材により強磁性体のワイヤ
ループを吸引して引き上げられつつあるワイヤに引きず
られて不規則に後続ループが引き出されることを防止し
、そして規制部材を設けた場合には仮に引出された場合
でも規制部材の遮蔽作用によりワイヤの無秩序な動きを
規制するのであり、このような作用・効果を奏するもの
であれば材質、形状、構造等は特に限定するものでな(
色々な実施例が考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明では、ペイルパック内に収
納した溶接用ワイヤのループ積層体の上端のワイヤルー
プから順次1ループずつ規則的に安定して引出すことが
でき、従来の如く2〜3ループまとめて引出されること
によりもつれ、からみを生ずるという不都合はなく極め
て円滑にペイルパックからワイヤを取出すことができる
。この発明は捩りを与えられて単筒状のペイルパック(
内筒有の場合は内筒外壁とループ積層体の内周との間に
間隙を有し空洞を形成したペイルパック)内に積層収納
された溶接用ワイヤの取出しにその効果を発揮し、溶接
作業を中断することなく、ワイヤ取出しを円滑に継続し
て行なうことが可能であり、簡単な構成にもかかわらず
極めてその実用性は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の溶接用ワイヤ収納ペイルパックの
使用状態を示した全体斜視図(一部破断)、第2図は第
1図の縦断面図、 第3図(a)は第2の発明の使用状態を示した縦断面図
、 第3図(b)は(a)の抑え部材の全体斜視図、第4図
(a)〜(g)は抑え部材本体への磁石部材の取付は方
他の実施例を示した部分断面図、第5図(a)、 (b
)は規制部材の他の実施例を示した全体斜視図、 第6図、第7図(a)、(b’l、(C)は従来技術を
説明した図面である。 11・・・ペイル、 14・・・ループ積層体、 15・・・抑え部材、 15b・・・磁石部材、 20・・・空洞部、 E・・・ワイヤ終端部 15a・・・抑え部材本体 16・・・ワイヤ取出し孔 W・・・引き上げられるワイヤ 12・・・筒部 出 願 人 日鐵溶接工業株式会社 代理人弁理士  青  柳      稔NI図 目 5b 15b 第5図 (bl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ペイルパック内に収納する溶接用ワイヤのループ積
    層体上に抑え部材を載置した溶接用ワイヤ収納ペイルパ
    ックであって、 該抑え部材はワイヤループを磁気吸引する磁石部材を備
    えるとともにループ積層体の内径以上の径のワイヤ取出
    し孔を備えたことを特徴とする溶接用ワイヤ収納ペイル
    パック。 2、ペイルパック内に収納する溶接用ワイヤのループ積
    層体上に抑え部材を載置した溶接用ワイヤ収納ペイルパ
    ックであって、 該抑え部材はワイヤループを磁気吸引する磁石部材を備
    えるとともにループ積層体の内径以上の径のワイヤ取出
    し孔を備え、さらにループ積層体の空洞部分上方にひさ
    し状に突出する規制部材を備えたことを特徴とする溶接
    用ワイヤ収納ペイルパック。
JP25284990A 1990-09-21 1990-09-21 溶接用ワイヤ収納ペイルパック Pending JPH04133973A (ja)

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