JP2005167049A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005167049A
JP2005167049A JP2003405468A JP2003405468A JP2005167049A JP 2005167049 A JP2005167049 A JP 2005167049A JP 2003405468 A JP2003405468 A JP 2003405468A JP 2003405468 A JP2003405468 A JP 2003405468A JP 2005167049 A JP2005167049 A JP 2005167049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos transistor
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003405468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3949647B2 (ja
Inventor
Mototsugu Okujima
基嗣 奥島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2003405468A priority Critical patent/JP3949647B2/ja
Priority to EP04028349A priority patent/EP1538671A3/en
Priority to US11/003,339 priority patent/US7538995B2/en
Priority to CNB2004100979032A priority patent/CN100341152C/zh
Publication of JP2005167049A publication Critical patent/JP2005167049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3949647B2 publication Critical patent/JP3949647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • H01L27/0288Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using passive elements as protective elements, e.g. resistors, capacitors, inductors, spark-gaps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】 抵抗素子素子とトランジスタで構成されるマッチング回路におけるESD破壊を防止する。
【解決手段】 2つのパッドP1,P2間に接続した内部回路に静電気保護回路が接続されている半導体集積回路装置において、内部回路にはパッド間のインピーダンスを調整するためのマッチング回路3が備えられ、マッチング回路3は、パッド間に並列接続されたn個(nは2以上の正数)の抵抗素子R11〜R14と、m個(mは2以上の正数)ずつ並列接続された状態でn個の抵抗素子のそれぞれに直列接続されたn×m個のトランジスタM11〜M18と、各トランジスタを選択的にオン動作させる調整手段31とを備える。各抵抗素子の抵抗値を調整しようとするインピーダンス値よりも高抵抗に設定でき、サージ電流の電流制限効果を高めてトランジスタの破壊を防止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は半導体集積回路装置に関し、特に内部回路の入出力側に配置されるトランジスタの静電破壊を防止した半導体集積回路装置に関するものである。
半導体集積回路装置では、図1に示すように、電源パッド及び信号入出力パッドを含む2つのパッドP1,P2間に印加される静電気による内部回路1でのESD(Electro Static Discharge) 破壊を防止するために、当該内部回路1と2つのパッドP1,P2とを接続する回路に直列、あるいは並列にESDサージ電流(以下、サージ電流と称する)を高電位側のパッド(例えば、信号入出力パッド(I/Oパッド)))P1から低電位側のパッド(例えば、接地パッド(GNDパッド))P2に逃がすためのESD回路2を介挿している。このESD回路2はMOSトランジスタ、ダイオード、サイリスタ等の半導体素子を用いた構成であり、特に抵抗(バラスト抵抗)とMOSトランジスタを直列接続した構成のESD回路では、特許文献1に記載のように、サージ電流が印加されたときに生じる寄生バイポーラのスナップバックによりサージ電流をGNDに逃がし、内部回路に入力される電圧をスナップバック電圧まで降下させ、内部回路のMOS素子のESD破壊を防止している。このとき、サージ電流がスナップバック時の電流よりも大きくなるとサージ電流の一部は内部回路に流れ込むことになる。
一方、半導体集積回路装置の内部回路には、図1にも示したように、2つのパッドP1,P2間のインピーダンスのマッチングとるためのマッチング回路3が設けられていることが多い。このマッチング回路3はマッチング精度を高めるために、ばらつきの少ない抵抗素子と、抵抗値を微調整できる可変抵抗素子とで構成することが多く、可変抵抗素子としてオン動作時の抵抗を利用したMOSトランジスタが用いられる。図7はこの種のマッチング回路の従来例であり、1つの抵抗素子R3と、複数個(ここでは8個)のMOSトランジスタM31〜M38のソース・ドレインを並列接続したものとを直列に接続し、各MOSトランジスタM31〜M38を選択的にオン動作させるためのマッチング調整部31を接続している。このように抵抗素子R3と8個のMOSトランジスタM31〜M38とで構成したマッチング回路では、MOSトランジスタM31〜M38の少なくとも1つをオンしたときのオン抵抗を抵抗素子R3に直列接続することで回路の全抵抗値、すなわちインピーダンス値を調整することが可能である。MOSトランジスタM31〜M38にはゲート幅の小さいものを用いることで、各MOSトランジスタのオン抵抗値を大きくでき、これによりインピーダンスの調整幅を小さくしマッチング制御を高めることが可能になる。
例えば、図7のマッチング回路では、抵抗素子R3に20Ωの抵抗器を用い、オン動作させるMOSトランジスタM31〜M38を調整することで、MOSトランジスタM31〜M38のオン抵抗の並列接続抵抗値を30Ωに調整し、これらで50Ωのインピーダンスのマッチングをとっている。ここで、抵抗素子R3の抵抗値はマッチングするインピーダンスの抵抗値よりも大きくすることはできない。また、抵抗素子R3の抵抗値を可及的に大きくする一方でMOSトランジスタM31〜M38のオン抵抗を小さくすると、MOSトランジスタM31〜M38のゲート幅が大きくなりMOSトランジスタが占める面積が極めて大きくなって半導体集積回路装置の高集積化の点で不利になる。そのため、図7の回路では抵抗素子R3の抵抗値を小さくし、MOSトランジスタM31〜M38のオン抵抗を大きくしてMOSトランジスタの面積を小さくし、高集積化を図っている。なお、マッチング回路を抵抗素子のみで構成すると、抵抗素子を常時電流が通流するために消費電流が大きくなってしまう。また、マッチング回路をMOSトランジスタのオン抵抗のみで構成すると、MOSトランジスタの製造ばらつきによって高精度のインピーダンス値を得ることが難しい。
特開2001−110995号公報
このようなマッチング回路に特許文献1のようなESD回路を接続した場合において、ESD回路で逃がすことができないサージ電流がマッチング回路に印加された場合、抵抗素子R3の抵抗値は調整しようとするインピーダンス値の50Ωよりも小さい20Ωであるためサージ電流は抵抗素子R3によって十分に電流制限されることなく各MOSトランジスタM31〜M38に印加される。各MOSトランジスタM31〜M38は前述のようにゲート幅の小さいものを用いているため、複数のMOSトランジスタのうちいずれか1つが最先に寄生バイポーラ動作してしまい、当該MOSトランジスタに流れ込む電流に耐えることができなくなり、ESD回路のMOSトランジスタよりも先に破壊してしまう。これは、マッチング回路の複数のMOSトランジスタは同一規格で製造されているが、製造工程における各種条件のばらつきにより複数のMOSトランジスタが同時に寄生バイポーラ動作することは難しいことが要因である。その結果、この種のマッチング回路をESD回路によって保護することができなくなり、当該マッチング回路を含む半導体集積回路が破損されてしまうことになる。
本発明の目的は、抵抗素子素子とトランジスタで構成されるマッチング回路におけるESD破壊を確実に防止すること可能にした半導体集積回路装置を提供するものである。
本発明は、電源パッド及び信号入出力パッドを含む2つのパッド間に接続した内部回路に静電気保護回路が接続されている半導体集積回路装置において、内部回路には2つのパッド間のインピーダンスを調整するためのマッチング回路が備えられ、当該マッチング回路は、2つのパッド間に並列接続されたn個(nは2以上の正数)の抵抗素子と、m個(mは2以上の正数)ずつ並列接続された状態でn個の抵抗素子のそれぞれに直列接続されたn×m個のトランジスタと、各トランジスタを選択的にオン動作させる調整手段とを備え、かつ抵抗素子は、入出力パッド間に要求されるインピーダンス値よりも高い抵抗値に設定される。また、調整手段は2つのパッド間のインピーダンスの値に準じてn×m個のトランジスタのうち、1つ以上を選択的にオン動作するように選択動作する構成とする。
本発明の半導体集積回路装置では、マッチング回路は2つのパッド間に対してn個の抵抗素子が並列接続されており、各抵抗素子の抵抗値はインピーダンス値よりも高抵抗に設定されているので、サージ電流はこの高い抵抗値での電圧降下によって電流制限を受け、各トランジスタの破壊が防止される。また、複数のトランジスタごとにまとめてそれぞれ抵抗素子を接続する構成とすることで、抵抗素子の数を大幅に増やすことがなく、かつ複数のトランジスタの抵抗値を大きくすることでトランジスタのレイアウト面積が小さくでき、高集積化を実現する上で有利になる。
本発明の半導体集積回路装置の最良の形態は、トランジスタはMOSトランジスタであり、ソース・ドレインが抵抗素子に対して直列に接続された構成とする。この場合、m個のトランジスタは同一拡散層領域上にレイアウトされることが好ましい。あるいは、n個の抵抗素子にそれぞれ接続される各m個のトランジスタ群はそれぞれ異なる拡散層領域上にレイアウトされる。また、n個の抵抗素子は同じ抵抗値に設定され、m個のトランジスタは同じレイアウトサイズで形成されることが好ましい。
その上で、m個のMOSトランジスタのゲート幅が全て同じであるとした場合、そのゲート幅は式(1),(1’),(2’),(3)を満たすことが好ましい。
Wx×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(1)
Wx=W1×N …(1’)
m×W1×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(2’)
Wx×Rt>Wesd×Resd …(3)
ここで、
Wx:サージ電流が印加されたときに同時にバイポーラ動作するMOSトランジスタの各ゲート幅を加算したゲート幅
W1:MOSトランジスタの単位ゲート幅
N:バイポーラ動作するMOSトランジスタの数(1≦N≦m)
Idg:MOSトランジスタ単位ゲート幅あたりの破壊電流値
Rt:MOSトランジスタの電気抵抗値(MOSトランジスタのソースパッドからドレインパッドまでの経路の全抵抗値)
Vsp:バイポーラ動作するMOSトランジスタにおけるスナップバック電圧
Vesd:静電気保護回路がサージ電流を逃がすのに必要とされる最大電圧
Wesd:静電気保護回路のMOSトランジスタのゲート幅(MOSトランジスタが複数個並列接続してバラスト抵抗に接続されている場合には総ゲート幅)
Resd:静電気保護回路のバラスト抵抗の抵抗値
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した半導体集積回路の一部のブロック回路図であり、2つのパッド、ここでは信号入出力パッド(I/Oパッド)P1と接地パッド(GNDパッド)P2に接続されている内部回路1に対して並列にESD回路2が接続されている。なお、本発明にかかる入出力パッドはサージ電流が印加されるパッドであれば、前記したI/OパッドとGNDパッド間の他に、電源パッドや各種信号が入出力されるパッド間であってもよい。前記内部回路1には前記2つのパッドP1,P2間に接続される図には表れない外部回路と前記内部回路1との間のインピーダンスマッチングをとるためのマッチング回路3が接続されている。
前記ESD回路2は例えば図2(a)に示すように、バラスト抵抗R1とMOSトランジスタM1とが直列接続された構成である。あるいは、特許文献1のようにそれぞれのドレインを2つのパッドに接続し、ソースを選択的に共通化した複数個のMOSトランジスタで構成されてもよい。さらには、バイポーラトランジスタ、ダイオード等の各種半導体素子を用いた構成とされてもよい。この実施例1では、図2(b)に断面構成図を示すように、ゲートGと、P型ウェルW内に形成されたN型の不純物拡散層からなるソースS、ドレインD及びチャネルストッパCSを含んでN型のMOSトランジスタM1が構成されており、このMOSトランジスタM1のドレインにDにバラスト抵抗R1が接続され、I/OパッドP1に接続されている。また、MOSトランジスタM1のソースは接地、すなわちGNDパッドP2に接続されている。
図2(c)のサージ電流とドレイン電圧の関係図を参照すると、2つのパッドP1,P2間に印加されるサージ電流が上昇してある電圧に達するとドレインDとPウェルW間のPN接合に逆バイアスによるアバランシェブレイクダウンが発生しブレイクダウン電流が流れる。サージ電流がさらに上昇して電圧Vtに達すると、ソースSとPウェルWとのPN接合が順バイアスされて寄生バイポーラトランジスタBiがオンとなる。これにより、ドレインDからスナップバック電流がソースSに流れ、ドレイン電圧が降下してスナップバックが生じることになる。このようなスナップバックによるドレイン電圧の降下により内部回路1に流れるサージ電流が抑制され、内部回路1が保護される。
図3は前記マッチング回路3の回路図であり、図1に示したように前記ESD回路2が接続されている2つのパッドP1,P2間に接続された内部回路1の入出力側に配置されている。このマッチング回路3は一端を前記I/OパッドP1に接続したn個(nは2以上の整数)の抵抗素子R11〜R14と、前記抵抗素子R11〜R14の各他端にそれぞれm個(mは2以上の整数)ずつ並列接続された状態で直列に接続されたm×n個のN型MOSトランジスタM11〜M18とで構成されている。なお、この実施例では前記n,mの値はそれぞれ“4”,“2”の場合について示している。前記4×2=8個のMOSトランジスタM11〜M18は同一規格に形成されており、特に後述するようにMOSトランジスタの設計を容易なものとするために各MOSトランジスタのゲート幅は同一寸法に形成されている。そして、各MOSトランジスタM11〜M18はそれぞれ2つずつドレインを前記抵抗素子R11〜R14にそれぞれ接続し、ソースを一括してGNDパッドP2に接続している。また、ゲートはそれぞれマッチング調整部31に接続されており、このマッチング調整部31での制御によって前記各MOSトランジスタM11〜M18のゲートには選択的に所要の信号が入力され、選択されたMOSトランジスタがオン動作するように構成されている。
図4は前記マッチング回路3の模式的な平面レイアウト図である。半導体集積回路装置を構成する半導体基板の素子分離領域によって区画された素子領域(拡散層領域)11に8本(m×n=4×2=8)本のゲートGが平行に配列されるとともに、各ゲートGを挟む素子領域にN型不純物拡散層が形成されてソースS、ドレインDが形成され、これにより隣接するMOSトランジスタにおいて互いにソース又はドレインを共通する8個のMOSトランジスタM11〜M18が形成されている。また、前記素子領域11の隣接位置には、ポリシリコン等の高抵抗をパターニングして形成した4個(n個)の抵抗素子R11〜R14が形成されている。そして、これら抵抗素子R11〜R14の各一端は上層配線12によってI/OパッドP1に接続され、前記8個のMOSトランジスタM11〜M18は隣接してドレインが共通化された2つのMOSトランジスタごとに各ドレインは上層配線13によって前記4個の抵抗素子の各他端にそれぞれ接続されている。また、8個のMOSトランジスタM11〜M18の各ソースは上層配線14によってGNDパッドP2に接続され、各ゲートGは同図には表れない上層配線によって前記マッチング調整部31に接続されている。
これにより、前記マッチング回路3は、図1にも示したように、I/OパッドP1とGNDパッドP2の間に接続したMOSトランジスタM1を含んでいるESD回路2と並列に接続されることになる。
なお、この実施例では、図7に示した従来技術と同様に、2つのパッドP1,P1間のインピーダンスを50Ωに調整する例を示しており、4個の抵抗素子R11〜R14は抵抗値が80Ωとされ、8個のMOSトランジスタM11〜M18はそのオン抵抗が240Ωになるように形成されている。このように、各MOSトランジスタM11〜M18のオン抵抗を図7の各MOSトランジスタM31〜M38のオン抵抗と等しくしているのにもかかわらず、抵抗素子R11〜R14の抵抗値を図7の抵抗素子R3の4倍の抵抗値に形成することができる。
このマッチング回路3によれば、マッチング調整部31は基本的には8個のMOSトランジスタM11〜M18を全てオン動作させるように各MOSトランジスタM11〜M18のゲートに所定の電位を供給する。これにより、4つの80Ωの抵抗素子にはそれぞれ並列接続された2つのMOSトランジスタM11とM12,M13とM14,M15とM16,M17とM18のオン抵抗の240Ωが直列に接続されることになり、抵抗素子の40Ωと、並列接続したMOSトランジスタの抵抗値120Ωとで各抵抗素子R11〜R14の経路における抵抗値は200Ωとなる。そして、これらが4個並列に接続されているので、全体としてのインピーダンスは50Ωとなる。このとき、8個のMOSトランジスタM11〜M18は製造プロセスでのばらつき等によりそれぞれのオン抵抗が微少に相違しているので、いずれか選択したMOSトランジスタのゲートへの電圧供給を行わないようにすることで各抵抗素子に対するMOSトランジスタの接続状態が変化されることになり、各抵抗素子に接続される抵抗値も変化されるため、全体としてのインピーダンスを微細に調整することが可能になる。また、このマッチング回路3では、4個の抵抗素子R11〜R14子が並列接続されているので、個々の抵抗素子の抵抗値をマッチングするインピーダンス値の50Ωよりも高抵抗の80Ωに設定できることが特徴となる。
一方、前記2つのパッドP1,P2間にサージ電流が印加されたときには、ESD回路2を構成しているMOSトランジスタM1でのスナップバックによってドレイン電圧が降下されるが、サージ電流が大きいときにはこれと同時にサージ電流の一部はマッチング回路3に印加される。マッチング回路3は2つのパッドP1,P2間に対して4個の抵抗素子R11〜R14が並列接続されており、各抵抗素子R11〜R14の抵抗値は設定しようとするインピーダンス値よりも高抵抗に設定されているので、サージ電流はこの高い抵抗値での電圧降下によって電流制限を受けることになる。そのため、各抵抗素子R11〜R14に接続されたMOSトランジスタM11〜M18に対して高電位が印加されることが抑制され、各MOSトランジスタM11〜M17の破壊が防止されることになる。すなわち、図7に示した従来構成では抵抗素子R3は調整しようとするインピーダンス値よりも低抵抗の20Ωであったのに対し、実施例1の抵抗素子ではインピーダンス値よりも大きな80Ωであり、電流制限効果は4倍となり、8個のMOSトランジスタの破壊を効果的に防止することができる。
なお、図3の回路の変形例として、8個のMOSトランジスタM11〜M18のそれぞれに1つずつ抵抗素子を直列接続し、その上でこれらを並列接続して2つのパッドP1,P2間に接続する構成も考えられ、この場合にも実施例1と同様に所定のインピーダンス値にマッチング調整する際には、各抵抗素子の抵抗値をインピーダンス値よりも高抵抗に設定することができ、電流制限効果を高めることが可能である。しかし、この構成ではMOSトランジスタの数だけ、すなわち8個の抵抗素子が必要となり、抵抗素子はMOSトランジスタに比較して半導体基板上でのレイアウト面積が大きいため、抵抗素子の個数が増えると半導体集積回路装置における集積度が低下されてしまう。したがって、実施例1のように、複数のMOSトランジスタごとにまとめてそれぞれ抵抗素子を接続する構成とすることで、抵抗素子の数を大幅に増やすことがない反面で抵抗素子の抵抗値を電流制限効果を得るのに十分な高抵抗値に設定することが可能になる。
以上のように、マッチング回路3にサージ電流が印加された場合には、抵抗素子R11〜R14による電流制限効果によってMOSトランジスタM11〜M18の破壊が防止されるが、さらに大きなサージ電流が印加されたときには、8個のMOSトランジスタM11〜M18のいずれか1つのMOSトランジスタにおいてバイポーラ動作、すなわちMOSトランジスタにバイポーラトランジスタが寄生してスナップバックし、さらなるサージ電流の上昇によってMOSトランジスタが破壊されるおそれがある。そこで、MOSトランジスタM11〜M18のゲート幅について次のような設定を行う。
すなわち、サージ電流印加時にマッチング回路3においてバイポーラ動作するMOSトランジスタの耐電圧の合計電圧に当該MOSトランジスタのスナップバック電圧を加算した電圧が、ESD回路2がサージ電流を逃がすのに必要とされる最大電圧よりも大きくなるように各MOSトランジスタM11〜M18のゲート幅を設定する。
例えば、実施例1のように複数のMOSトランジスタM11〜M18のゲート幅が全て同じであるとした場合、式(1)を満たすようにする。
Wx×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(1)
ただし、
Wx=W1×N …(1’)
ここで、
Wx:サージ電流が印加されたときに同時にバイポーラ動作するMOSトランジスタの各ゲート幅を加算したゲート幅
W1:MOSトランジスタの単位ゲート幅
N:バイポーラ動作するMOSトランジスタの数(1≦N≦m)
Idg:MOSトランジスタ単位ゲート幅あたりの破壊電流値
Rt:MOSトランジスタの電気抵抗値(MOSトランジスタのソースパッドからドレインパッドまでの経路の全抵抗値)
Vsp:バイポーラ動作するMOSトランジスタにおけるスナップバック電圧
Vesd:ESD回路がサージ電流を逃がすのに必要とされる最大電圧
式(1)を満たすようにMOSトランジスタを設計することで、N個のMOSトランジスタが寄生バイポーラ動作した場合でもこれらMOSトランジスタの静電破壊を防止することができる。なお、前記Rtは、正確にはMOSトランジスタのソースパッドに接続されている一方の入出力パッドと、ドレインパッドに接続されている他方の入出力パッドとの間の全抵抗値であるが、ソースパッドとドレインパッドとの間の全抵抗値とみなしても同じである。
また、式(1)において、m個のMOSトランジスタのうち1個のMOSトランジスタのみがバイポーラ動作した場合を想定すると、N=1となり、式(2)のようになる。
W1×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(2)
これは、MOSトランジスタのゲート幅の最大幅となる。式(2)を満たすようにMOSトランジスタを設計することで、1個のMOSトランジスタが寄生バイポーラ動作した場合でも当該MOSトランジスタの静電破壊を防止することができる。
また、m個のMOSトランジスタの全てがバイポーラ動作した場合を想定すると、N=mとなり、式(2’)のようになる。
m×W1×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(2’)
これは、MOSトランジスタのゲート幅の最小幅となる。式(2’)から、MOSトランジスタのゲート幅は式(2’)のゲート幅よりも大きくなるように設計する必要がある。したがって、本発明においてバイポーラ動作するMOSトランジスタの個数をmで代表すれば、式(2’)を満たすように設計すればよいことになる。
なお、バイポーラ動作するMOSトランジスタの数は、サージ電流値やその他の要因によって特定することは難しいが、1つのMOSトランジスタに印加するパルス電圧の電流を予め測定しておけば、おおよその数は推定できる。例えば、TLPというパルス印加装置などで1つのMOSトランジスタに所定パルスを印加したときに10mAの電流が測定できたとすれば、サージ電流値が30mAのときには3つのMOSトランジスタがバイポーラ動作したものと推定できる。したがって、個々の半導体集積回路装置において1つのMOSトランジスタのパルス印加時の電流を測定しておけば、サージ電流に対応してバイポーラ動作するMOSトランジスタの数Nが推定でき、式(2),(2’)から適切なMOSトランジスタのゲート幅を得ることが可能である。
さらに、ESD回路が図2(a)に示したようなバラスト抵抗R1と保護トランジスタ、ここではMOSトランジスタM1を直列接続した回路構成の場合には、式(3)を満たすようにする。
Wx×Rt>Wesd×Resd …(3)
ここで、
Wesd:ESD回路のMOSトランジスタのゲート幅(MOSトランジスタが複数個並列接続してバラスト抵抗に接続されている場合には総ゲート幅)
Resd:バラスト抵抗の抵抗値
式(3)を満たすように、MOSトランジスタを設計することで、式(1)と同様にx個のMOSトランジスタが寄生バイポーラ動作した場合でもこれらMOSトランジスタの静電破壊を防止することができる。
図5は実施例2のマッチング回路の一部を簡略化したレイアウト図である。この実施例2では、4個の抵抗素子R11〜R14に対してそれぞれ並列接続されている各2個(m=2)のMOSトランジスタは素子分離領域によって分離された4個の素子領域(拡散層領域)11a,11b,11c,11dにそれぞれMOSトランジスタM11とM12,M13とM14,M15とM16,M17とM18とで分離した状態に形成されている。ここで、4個の素子領域11a〜11dは同一規格で構成され、それぞれ2本のゲート電極が延設されており、形成される各MOSトランジスタのゲート長とゲート幅は全て等しく形成されている。そして、4個の素子領域11a〜11dにそれぞれ対応して4個の抵抗素子R11〜R14が近接配置されており、これら4個の抵抗素子R11〜R14の各一端は実施例1と同様にI/OパッドP1に接続され、他端は4個の素子領域11a〜11dの各2個のMOSトランジスタM11〜M18のドレインにそれぞれ個別に接続されている。各MOSトランジスタのソースはGNDパッドP2に接続される。
この実施例2では、各抵抗素子R11〜R14に接続されるMOSトランジスタがそれぞれ独立した素子領域11a〜11dに形成されているので、異なる素子領域の各MOSトランジスタ間においてバイポーラ動作が相互に影響することを抑制することが可能になる。また、MOSトランジスタを4つの素子領域に分割することで、MOSトランジスタM11〜M18や抵抗素子R11〜R14のレイアウト配置の自由度が高められ、設計の容易化、高集積化に有利になる。
図6は実施例3のマッチング回路の回路図である。この実施例3では、4個の80Ωの抵抗素子R11〜R14に対してそれぞれ並列接続した3個(m=3)のMOSトランジスタM11〜M22が直列に接続されている。このマッチング回路では、各抵抗素子R11〜R14に接続されるMOSトランジスタの数を増やして合計12個とすることで、マッチング精度を高めることが可能である。また、同時に各MOSトランジスタM11〜M22のオン抵抗値を360Ωと大きく設定でき、MOSトランジスタを小型化することができる。ただし、MOSトランジスタの数を増やすこととにもなるため、半導体集積回路装置におけるMOSトランジスタのレイアウト面積は小型化と数の増大とがトレードオフになるため、好適なレイアウトが可能となるような個数に設定することが好ましい。
本発明が適用される回路のブロック回路図である。 ESD回路の回路図、模式断面図、サージ電流とサージ電圧の関係を示す図である。 実施例1のマッチング回路の回路図である。 実施例1のマッチング回路とESD回路のレイアウト図である。 実施例2のマッチング回路のレイアウト図である。 実施例3のマッチング回路の回路図である。 従来のマッチング回路の回路図である。
符号の説明
1 内部回路
2 ESD回路
3 マッチング回路
11,11a〜11d 素子領域(拡散層領域)
12〜16 上層配線
31 マッチング調整部
P1 I/Oパッド
P2 GNDパッド
R1,R3,R11〜R14 抵抗素子
M1,M11〜M22,M31〜M38 MOSトランジスタ

Claims (10)

  1. 電源パッド及び信号入出力パッドを含む2つのパッド間に接続された内部回路に静電気保護回路が接続されている半導体集積回路装置において、前記内部回路には前記2つのパッド間のインピーダンスを調整するためのマッチング回路が備えられ、前記マッチング回路は、前記2つのパッド間に並列接続されたn個(nは2以上の正数)の抵抗素子と、m個(mは2以上の正数)ずつ並列接続された状態で前記n個の抵抗素子のそれぞれに直列接続されたn×m個のトランジスタと、前記トランジスタを選択的にオン動作させる調整手段とを備え、前記抵抗素子は、前記2つのパッド間に要求されるインピーダンス値よりも高い抵抗値に設定されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記調整手段は、前記2つのパッド間のインピーダンスの値に準じて前記n×m個のトランジスタのうち、1つ以上を選択的にオン動作するように選択動作することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記トランジスタはMOSトランジスタであり、ソース・ドレインが前記抵抗素子に対して直列に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記n×m個のMOSトランジスタは同一拡散層領域上にレイアウトされていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記n個の抵抗素子にそれぞれ接続される各m個のMOSトランジスタ群はそれぞれ異なる拡散層領域上にレイアウトされていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記n個の抵抗素子は同じ抵抗値に設定され、前記m個のMOSトランジスタは同じレイアウトサイズで形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記m個のMOSトランジスタのゲート幅が全て同じであるとした場合、前記ゲート幅は式(1),(1’)を満たすことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
    Wx×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(1)
    Wx=W1×N …(1’)
    ここで、
    Wx:サージ電流が印加されたときに同時にバイポーラ動作するMOSトランジスタの各ゲート幅を加算したゲート幅
    W1:MOSトランジスタの単位ゲート幅
    N:バイポーラ動作するMOSトランジスタの数(1≦N≦m)
    Idg:MOSトランジスタ単位ゲート幅あたりの破壊電流値
    Rt:MOSトランジスタの電気抵抗値(MOSトランジスタのソースパッドからドレインパッドまでの経路の全抵抗値)
    Vsp:バイポーラ動作するMOSトランジスタにおけるスナップバック電圧
    Vesd:静電気保護回路がサージ電流を逃がすのに必要とされる最大電圧
  8. 前記ゲート幅は式(2’)で表されるW1を満たすことを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装置。
    m×W1×Idg×Rt+Vsp>Vesd …(2’)
  9. 前記静電気保護回路は、バラスト抵抗と保護トランジスタとを直列接続した構成であることを特徴とする請求項4ないし8のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記静電気保護回路の保護トランジスタをMOSトランジスタで構成したときに式(3)を満たすことを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路装置。
    Wx×Rt>Wesd×Resd …(3)
    ここで、
    Wesd:静電気保護回路のMOSトランジスタのゲート幅(MOSトランジスタが複数個並列接続してバラスト抵抗に接続されている場合には総ゲート幅)
    Resd:バラスト抵抗の抵抗値

JP2003405468A 2003-12-04 2003-12-04 半導体集積回路装置 Expired - Fee Related JP3949647B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405468A JP3949647B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 半導体集積回路装置
EP04028349A EP1538671A3 (en) 2003-12-04 2004-11-30 Semiconductor integrated circuit with protection against electrostatic discharge
US11/003,339 US7538995B2 (en) 2003-12-04 2004-12-06 Semiconductor integrated circuit device
CNB2004100979032A CN100341152C (zh) 2003-12-04 2004-12-06 半导体集成电路器件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405468A JP3949647B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005167049A true JP2005167049A (ja) 2005-06-23
JP3949647B2 JP3949647B2 (ja) 2007-07-25

Family

ID=34463990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003405468A Expired - Fee Related JP3949647B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 半導体集積回路装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7538995B2 (ja)
EP (1) EP1538671A3 (ja)
JP (1) JP3949647B2 (ja)
CN (1) CN100341152C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517233A (ja) * 2013-03-19 2016-06-09 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 振幅リミッタにおける容量性負荷の誘導性隔離
WO2018135220A1 (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070158817A1 (en) * 2004-03-12 2007-07-12 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device
US7872283B2 (en) * 2006-11-09 2011-01-18 Panasonic Corporation Semiconductor integrated circuit and multi-chip module
US8084821B2 (en) 2008-01-30 2011-12-27 Infineon Technologies Ag Integrated circuit including a power MOS transistor
US8396164B2 (en) * 2008-03-17 2013-03-12 Denso Corporation Receiving device including impedance control circuit and semiconductor device including impedance control circuit
US7881029B1 (en) * 2008-07-07 2011-02-01 Rf Micro Devices, Inc. Depletion-mode field effect transistor based electrostatic discharge protection circuit
US7881030B1 (en) * 2008-07-07 2011-02-01 Rf Micro Devices, Inc. Enhancement-mode field effect transistor based electrostatic discharge protection circuit
JP6081385B2 (ja) 2014-01-30 2017-02-15 株式会社東芝 ドライバ回路、および、インピーダンス調整回路
JP6509037B2 (ja) * 2015-05-22 2019-05-08 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置、それを備えた半導体システム及び半導体装置の制御方法
CN108735729B (zh) * 2017-04-21 2021-04-06 上海和辉光电股份有限公司 电子设备及具备esd防护功能的芯片内部电路
JP6948167B2 (ja) * 2017-06-15 2021-10-13 キヤノン株式会社 半導体装置、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
US10998720B2 (en) 2017-10-19 2021-05-04 Qualcomm Incorporated T-coil enhanced ESD protection with passive equalization
TWI673850B (zh) * 2018-11-13 2019-10-01 台灣類比科技股份有限公司 積體電路及其電子熔絲元件的主動式靜電放電保護電路
CN112787647A (zh) * 2019-11-04 2021-05-11 圣邦微电子(北京)股份有限公司 一种nmos开关管共享限流电阻芯片电路
TW202306273A (zh) * 2021-04-14 2023-02-01 南方科技大學 靜電放電保護電路

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05166361A (ja) * 1991-12-12 1993-07-02 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
US5767695A (en) * 1993-12-28 1998-06-16 Takekuma; Toshitsugu Fast transmission line implemented with receiver, driver, terminator and IC arrangements
JPH07221272A (ja) 1994-02-03 1995-08-18 Hitachi Ltd 半導体集積回路
EP0780851B1 (en) * 1995-12-20 2003-06-11 International Business Machines Corporation A semiconductor IC chip with electrically adjustable resistor structures
AU6964698A (en) * 1997-04-16 1998-11-11 Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Distributed esd protection device for high speed integrated circuits
JPH11185479A (ja) * 1997-12-22 1999-07-09 Toshiba Corp 半導体集積回路
US6326821B1 (en) * 1998-05-22 2001-12-04 Agere Systems Guardian Corp. Linearly-controlled resistive element apparatus
US6091595A (en) * 1998-07-13 2000-07-18 Vantis Corporation Electrostatic discharge (ESD) protection for NMOS pull up transistors of a 5.0 volt compatible output buffer using 2.5 volt process transistors
JP3430080B2 (ja) * 1999-10-08 2003-07-28 Necエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びその製造方法
US6424169B1 (en) * 2000-01-24 2002-07-23 Broadcom Corporation Active termination network
US6605958B2 (en) * 2000-10-11 2003-08-12 Vitesse Semiconductor Corporation Precision on-chip transmission line termination
US6586964B1 (en) * 2001-12-10 2003-07-01 Xilinx, Inc. Differential termination with calibration for differential signaling
JP3901549B2 (ja) * 2002-03-07 2007-04-04 松下電器産業株式会社 半導体集積回路装置
US6815980B2 (en) * 2003-02-27 2004-11-09 International Business Machines Corporation Termination circuit for a differential transmission line
JP4428504B2 (ja) 2003-04-23 2010-03-10 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
US7068065B1 (en) * 2004-01-13 2006-06-27 Innovative Semiconductors System and method for dynamic impedance matching

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016517233A (ja) * 2013-03-19 2016-06-09 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 振幅リミッタにおける容量性負荷の誘導性隔離
US10541527B2 (en) 2013-03-19 2020-01-21 Texas Instruments Deutschland Gmbh Inductive isolation of capactive load in amplitude limiters
WO2018135220A1 (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子装置
JP2018117053A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子装置
CN110168715A (zh) * 2017-01-19 2019-08-23 日立汽车系统株式会社 电子装置
US11043485B2 (en) 2017-01-19 2021-06-22 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Electronic device having semiconductor device with protective resistor
CN110168715B (zh) * 2017-01-19 2023-07-18 日立安斯泰莫株式会社 电子装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050122646A1 (en) 2005-06-09
US7538995B2 (en) 2009-05-26
EP1538671A2 (en) 2005-06-08
EP1538671A3 (en) 2009-04-01
JP3949647B2 (ja) 2007-07-25
CN1624920A (zh) 2005-06-08
CN100341152C (zh) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3949647B2 (ja) 半導体集積回路装置
US5717559A (en) Input/output protection device for use in semiconductor device
KR20130012565A (ko) 반도체 집적 회로
US20080135940A1 (en) Semiconductor Device
JP3825777B2 (ja) 半導体装置
JP2004523130A (ja) マルチフィンガ・ターンオンのための同時及び分散自己バイアス法を用いた静電放電(esd)保護デバイス
US6239958B1 (en) Electrostatic damage protection circuit and dynamic random access memory
JP2007165492A (ja) 半導体集積回路装置
JP2006080160A (ja) 静電保護回路
JP2006074012A (ja) 双方向型静電気放電保護素子
KR20140100424A (ko) 반도체 장치
JP2017123374A (ja) 半導体集積回路及びその制御方法
US6337787B2 (en) Gate-voltage controlled electrostatic discharge protection circuit
JP5127496B2 (ja) 半導体装置
KR101018709B1 (ko) 반도체 소자의 핀 저항 조절용 다이오드
JP5352062B2 (ja) 静電気保護回路
JP4723443B2 (ja) 半導体集積回路
JP5241109B2 (ja) 半導体集積回路装置
US7129546B2 (en) Electrostatic discharge protection device
JP2006332144A (ja) 集積回路
JP2007227697A (ja) 半導体装置および半導体集積装置
KR101279186B1 (ko) 반도체 장치
JP2919377B2 (ja) 静電保護回路のレイアウト構造
JP2021022666A (ja) 静電気保護回路
JP2005005333A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3949647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140427

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees