JP5352062B2 - 静電気保護回路 - Google Patents

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Description

本発明は、静電気保護回路に係り、特に外部端子から流入する静電気放電(ESD:electrostatic discharge)に対する保護回路に係る。
MOSトランジスタなどで構成される半導体集積回路装置(IC)は、静電気放電によって半導体集積回路装置の外部端子(入出力パッド)に印加されるサージ電圧及びサージ電流に対するESD耐性が要求される。このため、一般に静電気保護回路が外部端子に接続されている。このような静電気保護回路の一つに、ゲートを接地したNMOSトランジスタによる保護素子が使われる。
ところで、近年、半導体集積回路装置の微細化が進み、内部トランジスタの静電気放電への耐性がより重要となってきている。図10は、トランジスタの微細化に伴うゲート酸化膜の破壊電圧(VBD)および保護素子のクランプ電圧(Vclamp)の変化を示す図である。図10において、トランジスタが微細化するにつれて、ゲート酸化膜は薄膜化していき、VBDは、ゲート酸化膜厚にほぼ比例して急速に減少している。これに対し、ゲートを接地したNMOSタイプの保護素子におけるVclampは、ほとんど下がらず、ESD耐性を表すデザインウィンドウ(VBD−Vclamp)が小さくなってきている。
このデザインウィンドウを拡張するために、被保護素子にさらに補助的な保護回路(第2の保護素子)を設ける技術が知られている。第2の保護素子によって、メインの保護素子(第1の保護素子)の静電気放電時に発生する電圧が、そのまま被保護素子にかからず、緩和される。すなわち、デザインウィンドウを拡張することができる。ここで、第1の保護素子は、静電気放電による大電流を流しきる能力を有するものである。また、第2の保護素子は、第1の保護素子が大電流を放電している場合に生じる電圧に対して、被保護素子における最もクリティカルな箇所に生じる電圧を緩和するものである。
このような静電気保護回路の例が非特許文献1に記載されている(図11参照)。図11において、入力端子Inと接地端子GNDとの間に静電気保護素子100aが備えられ、入力端子Inと電源端子VDDとの間に静電気保護素子100bが備えられる。また、抵抗素子R101が入力端子InとNchトランジスタN101およびPchトランジスタP101のゲートとの間に備えられる。さらに、この2つのゲートと接地端子GNDとの間に保護素子101、例えば2つのゲートにドレインを接続し、接地端子GNDにゲートおよびソースを接続するNchトランジスタN102が備えられる。NchトランジスタN101およびPchトランジスタP101は、入力段ドライバ(インバータ回路)を構成し、入力端子Inに供給される信号を内部回路に伝達する。
以上のような構成の静電気保護回路において、静電気保護素子100a、100bが第1の保護素子(メインの保護素子)として機能し、抵抗素子R101および保護素子101が第2の保護素子として機能する。また、入力段ドライバが被保護素子に該当する。すなわち、入力端子Inに静電気放電による電圧VESDが印加された場合、静電気保護素子100aによって吸収できない放電電流Idが抵抗素子R101および保護素子101(ブレークダウンしたNchトランジスタN102)を介して接地端子GNDに流れる。この時、NchトランジスタN101のソース・ゲート間の電圧Vstressは、NchトランジスタN102のブレークダウン電圧で制限され、NchトランジスタN101が静電気放電による損傷を受けることを防止する。
また、他の静電気保護回路の例が特許文献1に記載されている(図12参照)。図12において、入力端子INと接地端子VSSとの間に静電気保護素子206が備えられ、入力端子INと電源端子VDDとの間に静電気保護素子208が備えられる。また、静電気保護素子226が、入力端子INすなわちNchトランジスタ204およびPchトランジスタ202のゲートとNchトランジスタ204のソースとの間に備えられ、静電気保護素子228が、入力端子INとPchトランジスタ202のソースとの間に備えられる。さらに、Nchトランジスタ204のソースと接地端子VSSとの間に抵抗素子などのインピーダンス回路224が備えられ、Pchトランジスタ202のソースと電源端子VDDとの間に抵抗素子などのインピーダンス回路222が備えられる。Nchトランジスタ204およびPchトランジスタ202は、入力段ドライバ(インバータ回路)を構成し、入力端子INに供給される信号を出力OUTPUTに伝達する。
以上のような構成の静電気保護回路において、静電気保護素子206、208が第1の保護素子(メインの保護素子)として機能し、静電気保護素子226とインピーダンス回路224、および静電気保護素子228とインピーダンス回路222が第2の保護素子として機能する。また、入力段ドライバが被保護素子に該当する。すなわち、入力端子INに静電気放電による電圧Vesdが印加された場合、静電気保護素子206によって吸収できない放電電流は、静電気保護素子226とインピーダンス回路224を介して接地端子VSSに流れる。この時、Nchトランジスタ204のソース・ゲート間の電圧は、静電気保護素子226のブレークダウン電圧Vaspで制限され、Nchトランジスタ204が静電気放電による損傷を受けることを防止する。なお、Pchトランジスタ202に関しても、同様に静電気保護が働くように機能するのでその説明を省く。
AJITH AMERASEKERA,"ESD in Silicon Integrated Circuits",Second Edition,WILEY,2002、p.117−118 米国特許出願公開第2005/0231866号明細書
従来の静電気保護回路によれば、入力端子に静電気放電による電圧が印加された場合、第1の保護素子によって吸収できない放電電流は、第2の保護素子とインピーダンス回路(例えば非特許文献1では抵抗素子R101が相当し、特許文献1でインピーダンス回路224が相当する)とを介して接地(あるいは電源)に流れる。したがって、入力段ドライバのNchトランジスタ(Pchトランジスタ)におけるソース・ゲート間の電圧が制限され、Nchトランジスタ(Pchトランジスタ)の破壊を防止することができる。このような静電気保護回路において、入力端子から入力される通常の信号に対し、第2の保護素子自体は、ハイインピーダンスに保たれるので、入力信号に影響を与えることはない。
しかしながら、上記のインピーダンス回路は、入力端子から入力される通常の信号に対し悪影響を与えてしまう虞がある。例えば、図11において、抵抗素子R101とNchトランジスタN101およびPchトランジスタP101のゲートにおける寄生容量とによって低域通過フィルタが形成され、信号の高域成分が遮断されてしまうことになる。また、図12において、インピーダンス回路224(222)によって、出力信号のダイナミックレンジが狭められてしまう。さらに、インピーダンス回路224(222)とNchトランジスタ204(Pchトランジスタ202)のドレインにおける寄生容量とによって低域通過フィルタが形成され、出力信号の高域成分が遮断されてしまう可能性もある。
本発明の1つのアスペクトに係る静電気保護回路は、第1の端子と、第2の端子と、第1および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタと、第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子と、MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子と、を備え、第1の端子は、入力端子であって、第2の端子は、電源端子または接地端子であって、入力端子を入力とする入力回路を備え、MOSトランジスタは、入力回路に含まれ、MOSトランジスタのドレインは、外部接続端子に接続されること無く、内部回路に接続される。
本発明の他のアスペクトに係る静電気保護回路は、第1の端子と、第2の端子と、第1および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタと、第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子と、MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子と、を備え、第1の端子は、入力端子であって、第2の端子は、電源端子または接地端子であって、入力端子を入力とする入力回路を備え、入力回路は、入力用の差動増幅回路を含み、MOSトランジスタは、差動増幅回路における差動対の一方のトランジスタである。
本発明のさらに他のアスペクトに係る静電気保護回路は、第1の端子と、第2の端子と、第1および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタと、第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子と、MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子と、を備え、第1の端子は、入力端子であって、第2の端子は、電源端子または接地端子であって、入力端子を入力とする入力回路を備え、入力回路は、入力用の差動増幅回路を含み、MOSトランジスタは、差動増幅回路における差動対のソースに接続される電流源用のトランジスタである。
本発明によれば、静電気の印加に伴って生じるMOSトランジスタのゲート絶縁膜間電圧の最大値が所望の値以下に制限され、静電気放電によるMOSトランジスタの損傷を防止する。この場合、静電気保護素子は、通常の入力信号に対してハイインピーダンスを保つので、通常の入力信号の伝達に影響を与えることがなく静電気保護を行うことができる。
本発明の実施形態に係る静電気保護回路は、第1の端子(図1のIn)と、第2の端子(図1のGND)と、第1の端子および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタ(図1のN1)と、第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子(図1の10a)と、MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子(図1の20)と、を備える。
なお、第1の端子および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタを備えるにあたり、通常の入力信号の伝達および静電気の印加に伴う放電電流の流出に対して低インピーダンスを呈する回路、例えば容量素子や導通状態のMOSトランジスタなどを接続経路中に挿入することも許されるものとする。また、第2の静電気保護素子をMOSトランジスタのドレインとゲート間を接続するにあたり、通常の入力信号の伝達および静電気の印加に伴う放電電流の流出に対して低インピーダンスを呈する回路、例えば容量素子や導通状態のMOSトランジスタなどを介して接続することも許されるものとする。
ここで、第1の端子に静電気が印加されることで第2の静電気保護素子に流れる電流(図1のId)と、MOSトランジスタにおけるソースに係る寄生抵抗(図1のRex1)とによって、MOSトランジスタのゲート絶縁膜間電圧(図1のVstress)の最大値を所望の値以下に制限するように構成することが好ましい。
第1の端子は、入力端子であって、第2の端子は、電源端子または接地端子であって、入力端子を入力とする入力回路を備え、MOSトランジスタは、入力回路に含まれることが好ましい。
入力回路は、入力用の差動増幅回路を含み、MOSトランジスタは、差動増幅回路における差動対の一方のトランジスタであってもよい。
入力回路は、入力用の差動増幅回路を含み、MOSトランジスタは、差動増幅回路における差動対のソースに接続される電流源用のトランジスタであってもよい。
MOSトランジスタのゲートと第1の端子間に、第2の静電気保護素子に流れる電流と同じ電流が流れる回路を含んでもよい。
このような構成の静電気保護回路によれば、第1の端子に静電気が印加されることで第2の静電気保護素子に流れる電流が、オンとなったMOSトランジスタのドレイン・ソース間を流れる。したがって、静電気の印加に伴うMOSトランジスタのゲート絶縁膜間電圧の最大値が所望の値以下に制限され、静電気放電によるMOSトランジスタの損傷を防止することができる。そして、静電気保護素子は、通常の入力信号に対してハイインピーダンスを保ち、入力信号に影響を与えることがない。以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図1において、静電気保護回路は、電源端子VDD、入力端子In、接地端子GND、静電気保護素子10a、10b、20、NchトランジスタN1、PchトランジスタP1を備える。静電気保護素子10aは、入力端子Inと接地端子GNDとの間に挿入され、静電気保護素子10bは、入力端子Inと電源端子VDDとの間に挿入される。NchトランジスタN1のゲートおよびPchトランジスタP1のゲートは、共通に入力端子Inに接続される。NchトランジスタN1のソースは、接地端子GNDに接続される。また、PchトランジスタP1のソースは、電源端子VDDに接続される。NchトランジスタN1のドレインおよびPchトランジスタP1のドレインは、共通に図示されない内部の回路に接続される。このようにNchトランジスタN1およびPchトランジスタP1が入力回路を構成する。さらに、静電気保護素子20は、NchトランジスタN1のドレイン・ゲート間に接続される。
ここで、静電気保護素子20の構成例を図2に示す。静電気保護素子20は、2端子(T1−T2)間にかかる電圧(端子T1の電位>端子T2の電位)が所定の電圧以下では、高いインピーダンスを保ち、所定の電圧を超えると低インピーダンスを呈するような回路である。例えば、図2(A)に示すような複数(図では3個の例を示す)のダイオードを順方向に直列接続した回路であってもよい。また、図2(B)に示すようなダイオードを逆方向に接続してpn接合におけるブレークダウンを利用するようにしてもよい。さらに、図2(C)に示すようなゲートとソースを共通接続しドレイン・ソース間のブレークダウンを利用するNchトランジスタで構成してもよい。また、図2(D)に示すようなPNPトランジスタとNPNトランジスタとを組み合わせたサイリスタ構成であってもよい。さらに、図2(B)、(C)にそれぞれ示す保護回路に逆流防止用のダイオードDを直列に接続して、図2(E)、(F)に示すような回路としてもよい。図2(E)、(F)に示すような回路によれば、端子T2の電位が端子T1の電位に比べて充分大きくなった場合であっても、ダイオードDによって高いインピーダンスを保つ。
以上のような構成の静電気保護回路において、静電気保護素子10a、10bが第1の保護素子(メインの保護素子)として機能し、静電気保護素子20が第2の保護素子として機能する。また、NchトランジスタN1が静電気保護素子10a、10b、20によって保護される被保護素子に相当する。
次に、NchトランジスタN1における構造について説明する。図3は、一般的なNchトランジスタの構造を示す断面図である。P基板50の上層に素子間分離酸化膜52a、52bに挟まれN+拡散層51a、51bが形成される。N+拡散層51aの表面には、シリサイド層59aが形成され、シリサイド層59aにコンタクトを介するソース電極53aが接続される。また、N+拡散層51bの表面には、シリサイド層59bが形成され、シリサイド層59bにコンタクトを介するドレイン電極53bが接続される。また、P基板50の上層において、N+拡散層51aの一端からN+拡散層51bの存在する方向にN−拡散層54aが形成され、N+拡散層51bの一端からN+拡散層51aの存在する方向にN−拡散層54bが形成される。さらに、N−拡散層54a、54bの上部には側壁酸化膜55が形成される。また、N−拡散層54a、54bに挟まれるP基板50の上部には、下からゲート絶縁膜56、多結晶シリコン57、ゲート電極58が順に形成され、これらは側壁酸化膜55で囲まれる。
このような構造のNchトランジスタに関し、ドレイン・ソース間の抵抗は、(1)Nchトランジスタのドレイン側の拡散層抵抗(N+拡散層51bに係る抵抗)Rsd2、(2)ドレインのサイドウォール(側壁酸化膜55)下のエクステンション領域(N−拡散層54b)の抵抗Rex2、(3)Nchトランジスタのドレイン・ソース間のチャネル抵抗Rch、(4)ソースのサイドウォール(側壁酸化膜55)下のエクステンション領域(N−拡散層54a)の抵抗Rex1、および(5)Nchトランジスタのソース側の拡散層抵抗(N+拡散層51aに係る抵抗)Rsd1の総和に相当する。
今、図1において、接地端子GNDに対して正となる静電気放電による電圧VESDが入力端子Inに印加されたとする。この場合、静電気保護素子10aによって吸収できない放電電流Idが静電気保護素子20およびオンとなったNchトランジスタN1のドレイン・ソース間の抵抗(Rsd2、Rex2、Rch、Rex1、Rsd1)を介して接地端子GNDに流れる。ソースに係る寄生抵抗である抵抗Rex1、Rsd1に放電電流Idが流れることで、抵抗Rex1、Rsd1によってNchトランジスタのB点(図3のN−拡散層54aにおけるドレインに最も近い点)の電位が上昇する。B点の電位の上昇によってNchトランジスタN1のゲート絶縁膜間電圧Vstressの最大値が電圧VESDに比べて減少する。したがって、静電気放電によるNchトランジスタN1の損傷が防止される。
一般的なMOSトランジスタにおいて、抵抗Rex1、Rex2は、抵抗Rsd1、Rsd2に比べてかなり大きな抵抗値である。したがって、B点の電位の上昇は、抵抗Rex1による所が大きい。ただし、FinFET(Fin Field Effect Transistor)と呼ばれるようなマルチゲートトランジスタでは、抵抗Rsd1、Rsd2の値が大きくなるので、B点の電位の上昇は、抵抗Rsd1、Rex1の双方による。
また、通常のレベルの入力信号は、接地端子GNDおよび電源端子VDDの電位の間の信号である。このため、通常の動作において、静電気保護素子10a、10b、20は、ハイインピーダンスを呈し、入力端子Inからの信号入力において悪影響を与えることがない。一方、接地端子GNDに対して正となる静電気放電による電圧VESDが入力端子Inに印加されて正方向に増大した場合、静電気保護素子20は、ローインピダンスとなって静電保護素子として機能する。
半導体装置は、以上のような静電気保護回路を備えることで、通常の入力信号に対して影響を与えることなく動作すると共に、静電気放電に対し十分な耐性を有する。
図4は、本発明の第2の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図4において、図1と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。図4の静電気保護回路は、静電気保護素子20の替わりにPchトランジスタP1のドレイン・ゲート間に接続される静電気保護素子20aを備える。なお、静電気保護素子20aは、図1の静電気保護素子20と同様の構成である。ただし、静電気保護素子20とは、接続が逆向きとなっている。なお、図2(E)に示すような両方向に保護素子として機能する回路であれば、図4の回路構成は、図1と同じとなる。
以上のような構成の静電気保護回路において、静電気保護素子10a、10bが第1の保護素子(メインの保護素子)として機能し、静電気保護素子20aが第2の保護素子として機能する。また、PchトランジスタP1が静電気保護素子10a、10b、20aによって保護される被保護素子に相当する。すなわち、電源端子VDDに対して負となる静電気放電による電圧VESDが入力端子Inに印加された場合、静電気保護素子10bによって吸収できない放電電流Idが静電気保護素子20aおよびオンとなっているPchトランジスタP1のドレイン・ソース間の抵抗(Rex1、Rch、Rex2)を介して電源端子VDDから入力端子Inに流れる。この時、抵抗Rex1に放電電流Idが流れることで、抵抗Rex1によってPchトランジスタP1のB点の電位が下降する。B点の電位の下降によってPchトランジスタP1のゲート絶縁膜間電圧Vstressの最大値が電圧VESDに比べて減少する。したがって、静電気放電によるPchトランジスタP1の損傷が防止される。なお、ここではPchトランジスタP1は、一般的なMOSトランジスタであって、抵抗Rex1、Rex2は、抵抗Rsd1、Rsd2に比べてかなり大きな抵抗値であるとし、抵抗Rsd1、Rsd2を無視している。
また、静電気保護素子10a、10b、20aは、通常のレベルの出力信号に対してハイインピーダンスを呈し、入力端子Inからの信号入力において悪影響を与えることがない。一方、電源端子VDDに対して負となる静電気放電による電圧VESDが入力端子Inに印加されて負方向に増大した場合、静電気保護素子20は、ローインピダンスとなって静電保護素子として機能する。
図5は、本発明の第3の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図5において、図1と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。図5の静電気保護回路は、図1において、NchトランジスタN1とPchトランジスタP1のゲートおよび静電気保護素子20の一端(T1)の接続点と、入力端子Inとの間に容量素子C1が備えられる。容量素子C1は、入力端子Inに対する静電気放電による電圧VESDの印加、および入力端子Inに入力される交流信号に対しては、低インピーダンス素子と見なして無視することができる。なお、NchトランジスタN1とPchトランジスタP1のゲートは、抵抗値の大きな抵抗素子Rbを介してバイアス電圧Vbiasが供給されるものとする。したがって、図5の静電気保護回路は、実施例1において説明したのと同様に動作してNchトランジスタN1における静電気放電による損傷が防止される。
図6は、本発明の第4の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図6において、図1と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。図6の静電気保護回路は、図1において、NchトランジスタN1とPchトランジスタP1のゲートと、静電気保護素子20の一端(T1)および入力端子Inとの間に容量素子C2が備えられる。静電気保護素子20は、容量素子C2を介してNchトランジスタN1のドレインとゲート間を接続する。ここで、容量素子C2は、入力端子Inに対する静電気放電による電圧VESDの印加、および入力端子Inに入力される交流信号に対しては、低インピーダンス素子と見なして無視することができる。なお、NchトランジスタN1とPchトランジスタP1のゲートは、抵抗値の大きな抵抗素子Rbを介してバイアス電圧Vbiasが供給されるものとする。したがって、図6の静電気保護回路は、実施例1において説明したのと同様に動作してNchトランジスタN1における静電気放電による損傷が防止される。
図7は、本発明の第5の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図7において、図1と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。図7の静電気保護回路は、被保護素子が差動増幅回路を構成するNchトランジスタN11である。すなわち、NchトランジスタN11とNchトランジスタN12とで差動対を構成し、NchトランジスタN11およびNchトランジスタN12のソースは、電流源となるNchトランジスタN3のドレインに共通に接続される。NchトランジスタN3は、ソースを接地端子GNDに接続し、ゲートを図示されない内部回路に接続する。また、NchトランジスタN11は、ゲートを入力端子Inに接続し、ドレインを抵抗素子R1を介して電源端子VDDに接続する。NchトランジスタN12は、ドレインを抵抗素子R2を介して電源端子VDDに接続する。なお、NchトランジスタN12のゲートは、図示されない内部回路に接続される。
以上のような構成の静電気保護回路は、入力端子Inに静電気放電による電圧VESDが印加され、NchトランジスタN3が導通状態にあれば、静電気保護素子10aによって吸収できない放電電流Idが静電気保護素子20、NchトランジスタN11、および導通状態のNchトランジスタN3を介して接地端子GNDに流れる。したがって、実施例1において説明したのと同様に動作してNchトランジスタN11における静電気放電による損傷が防止される。
図8は、本発明の第6の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図8において、図7と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。図8の静電気保護回路において、NchトランジスタN4は、ソースが接地端子GNDに接続され、ドレインがダイオード接続されて抵抗素子R3を介して電源端子VDDに接続される。NchトランジスタN3は、ゲートをNchトランジスタN4のドレインおよび静電気保護素子20の一端(T1)に接続し、ドレインを静電気保護素子20の他端(T2)に接続する。
以上のような構成の静電気保護回路において、入力端子Inに静電気放電による電圧VESDが印加され、放電電流Idが静電気保護素子10b、抵抗素子R3、静電気保護素子20、NchトランジスタN3を介して接地端子GNDに流れたとする。この場合においても実施例1において説明したのと同様に動作してNchトランジスタN3における静電気放電による損傷が防止される。
図9は、本発明の第7の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。図9において、図8と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。図9の静電気保護回路において、図8の静電気保護素子10bを廃し、静電気保護素子10cが電源端子VDDと接地端子GND間に挿入される。
以上のような構成の静電気保護回路において、電源端子VDDに静電気放電による電圧VESDが印加され、放電電流Idが抵抗素子R3、静電気保護素子20、NchトランジスタN3を介して接地端子GNDに流れたとする。この場合においても実施例1において説明したのと同様に動作してNchトランジスタN3における静電気放電による損傷が防止される。
以上、実施例6、7に示すように、静電気保護の対象となるMOSトランジスタは、差動対のソースに接続される電流源用のトランジスタであってもよい。さらに、静電気保護の対象となるMOSトランジスタは、差動対のソースに接続される電流源用のトランジスタに限定されず、MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する静電気保護素子を備え、MOSトランジスタのゲートと入力端子あるいは電源端子との間に、静電気保護素子に流れる電流と同じ電流が流れる回路を含んだ場合においても本発明を適用することができる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 静電気保護素子の構成例を示す図である。 一般的なNchトランジスタの構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施例に係る静電気保護回路の構成を示すブロック図である。 トランジスタの微細化に伴うゲート酸化膜の破壊電圧(VBD)および保護素子のクランプ電圧(Vclamp)の変化を示す図である。 従来の静電気保護回路の第1の例を示す回路図である。 従来の静電気保護回路の第2の例を示す回路図である。
符号の説明
10a、10b、10c、20、20a 静電気保護素子
50 P基板
51a、51b N+拡散層
52a、52b 素子間分離酸化膜
53a ソース電極
53b ドレイン電極
54a、54b N−拡散層
55 側壁酸化膜
56 ゲート絶縁膜
57 多結晶シリコン
58 ゲート電極
59a、59b シリサイド層
C1、C2 容量素子
GND 接地端子
In 入力端子
N1、N2、N3、N11、N12、N4 Nchトランジスタ
P1 Pchトランジスタ
R1、R2、R3、Rb 抵抗素子
VDD 電源端子
Vias バイアス電圧

Claims (6)

  1. 第1の端子と、
    第2の端子と、
    前記第1および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタと、
    前記第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子と、
    前記MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子と、
    を備え
    前記第1の端子は、入力端子であって、
    前記第2の端子は、電源端子または接地端子であって、
    前記入力端子を入力とする入力回路を備え、
    前記MOSトランジスタは、前記入力回路に含まれ、前記MOSトランジスタのドレインは、外部接続端子に接続されること無く、内部回路に接続されることを特徴とする静電気保護回路。
  2. 第1の端子と、
    第2の端子と、
    前記第1および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタと、
    前記第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子と、
    前記MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子と、
    を備え
    前記第1の端子は、入力端子であって、
    前記第2の端子は、電源端子または接地端子であって、
    前記入力端子を入力とする入力回路を備え、
    前記入力回路は、入力用の差動増幅回路を含み、
    前記MOSトランジスタは、前記差動増幅回路における差動対の一方のトランジスタであることを特徴とする静電気保護回路。
  3. 第1の端子と、
    第2の端子と、
    前記第1および第2の端子間にゲートおよびソースを接続するMOSトランジスタと、
    前記第1および第2の端子間を接続する第1の静電気保護素子と、
    前記MOSトランジスタのドレインとゲート間を接続する第2の静電気保護素子と、
    を備え
    前記第1の端子は、入力端子であって、
    前記第2の端子は、電源端子または接地端子であって、
    前記入力端子を入力とする入力回路を備え、
    前記入力回路は、入力用の差動増幅回路を含み、
    前記MOSトランジスタは、前記差動増幅回路における差動対のソースに接続される電流源用のトランジスタであることを特徴とする静電気保護回路。
  4. 前記第1の端子に静電気が印加されることで前記第2の静電気保護素子に流れる電流と、前記MOSトランジスタにおけるソースに係る寄生抵抗とによって、前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜間電圧の最大値を所望の値以下に制限するように構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の静電気保護回路。
  5. 前記MOSトランジスタのゲートと前記第1の端子間に、前記第2の静電気保護素子に流れる電流と同じ電流が流れる回路を含むことを特徴とする請求項記載の静電気保護回路。
  6. 請求項1乃至のいずれか一に記載の静電気保護回路を備える半導体装置。
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