JP5127496B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LEDドライバIC等の半導体装置に関する。
従来のLEDドライバIC等の半導体装置において、電流駆動出力端子の高耐圧化と高ESD耐量化を同時に実現する構成として、図9に示す構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図9において、NチャネルMOSトランジスタ101、102はカレントミラー回路を構成している。このカレントミラー回路を構成する一方のNチャネルMOSトランジスタ101のドレインには、定電圧源103を電流供給源とする定電流源104が接続しており、他方のNチャネルMOSトランジスタ102のドレインには、NPNバイポーラトランジスタ105(以下、NPNトランジスタ105と称す。)のエミッタが接続している。
また、NチャネルMOSトランジスタ102に接続するNPNトランジスタ105のコレクタには、電流駆動出力端子106(以下、出力端子106と称す。)が接続しており、ベースには定電圧源107が接続している。すなわち、NチャネルMOSトランジスタ102とNPNトランジスタ105はカスコード接続されており、NPNトランジスタ105は、いわゆるカスコード・トランジスタとして活用される。NPNトランジスタ105のコレクタ耐圧はNチャネルMOSトランジスタのドレイン耐圧よりも高く、このNPNトランジスタ105により出力端子106の高耐圧化が実現されている。
また、NチャネルMOSトランジスタ101のソースには、NチャネルMOSトランジスタ108のドレインが接続している。このNチャネルMOSトランジスタ108のソースは接地されており、ゲートには定電圧源109が接続している。
また、NチャネルMOSトランジスタ102のソースには、NチャネルMOSトランジスタ110のドレインが接続している。このNチャネルMOSトランジスタ110のソースは接地されており、ゲートにはパルスが入力される。このNチャネルMOSトランジスタ110のゲートへのパルス入力により、出力端子106の電流(NPNトランジスタ105のエミッタ電流)がオン/オフ制御される。なお、NチャネルMOSトランジスタ110のオン時のドレイン−ソース間抵抗値と、NチャネルMOSトランジスタ108のドレイン−ソース間抵抗値とが同一になるように構成することで、NチャネルMOSトランジスタ101、102からなるカレントミラー回路の出力電流精度、すなわち出力端子106の電流精度を高めている。
また、NPNトランジスタ105のエミッタとNチャネルMOSトランジスタ102のドレインの接続点には、ゲートおよびソースを接地したNチャネルMOSトランジスタで構成したESD保護回路111が接続されている。
このように、ブレイクダウン電圧がNチャネルMOSトランジスタ102、110に近い素子を用いて構成したESD保護回路111を用いることで、出力端子106に印加されてNPNトランジスタ105を通過したESD(Electrostatic Discharge:静電気放電)をESD保護回路111へ逃がすことができ、出力端子106に接続するNチャネルMOSトランジスタ102、110をESDから保護することができる。
なお、以上説明したNチャネルMOSトランジスタ101、102、108、110、定電圧源103、107、109、定電流源104、NPNトランジスタ105およびESD保護回路(NチャネルMOSトランジスタ)111は、同一半導体基板112上に集積化されている。
以上のように、従来は、電流駆動出力端子を高耐圧化すると同時に、電流駆動出力端子に接続するNチャネルMOSトランジスタをESDから保護するために、NチャネルMOSトランジスタと電流駆動出力端子との間にカスコード・トランジスタ(NPNバイポーラトランジスタ)を介装し、且つNPNバイポーラトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとの間の経路に、ゲートとソースを接地したNチャネルMOSトランジスタのドレインを接続していた。
しかしながら、上記した従来の半導体装置では、以下に述べるような問題点があった。すなわち、ESD保護回路111を構成するNチャネルMOSトランジスタはチャネル幅が長い程、ESD耐量を向上させることができるため、チャネル幅が長く設定されている。そのため、ESD保護回路111を構成するNチャネルMOSトランジスタのドレインに寄生する容量が大きく、出力端子106の電流をオン/オフ制御するためにNチャネルMOSトランジスタ110のゲートへ入力するパルスに対して、出力端子106の電流の応答速度が遅いという問題があった。
特開2007−336262号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、電流駆動出力端子の高耐圧化と高ESD耐量化が可能な上、電流駆動出力端子の電流の応答速度を向上させることができる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の半導体装置は、出力端子と、第1のトランジスタ又は低耐圧素子と、一端が前記出力端子に接続され他端が前記第1のトランジスタ又は低耐圧素子に接続された少なくとも前記第1のトランジスタ又は低耐圧素子よりも耐圧が高い第2のトランジスタと、前記1のトランジスタ又は低耐圧素子と前記第2のトランジスタとの間の経路にアノードが接続されたダイオードと、前記ダイオードのカソードに接続されたESD保護回路と、を少なくとも備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置であって、前記ダイオードと前記ESD保護回路との接続点に、前記出力端子とは異なる少なくとも1個の端子が接続されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の半導体装置は、請求項2記載の半導体装置であって、前記第2のトランジスタが有する制御端子には、前記ダイオードのカソードに接続する前記出力端子とは異なる端子に印加される電圧に基づいて、前記ダイオードが常時はオン状態とならないように設定された電圧が印加されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載の半導体装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置であって、前記第1のトランジスタ又は低耐圧素子と、前記第2のトランジスタと、前記ダイオードとを少なくとも有する電流駆動出力回路を複数個有し、前記電流駆動出力回路の各々の前記ダイオードは、前記ESD保護回路に共通に接続していることを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の半導体装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体装置であって、複数個の前記第1のトランジスタを備え、それらの前記第1のトランジスタは前記第2のトランジスタに共通に接続していることを特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の半導体装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体装置であって、前記ダイオードは、抵抗を構成するP型拡散層をアノードとし、前記P型拡散層の周辺を囲むN型拡散層をカソードとする構成であることを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載の半導体装置は、請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置であって、前記第2のトランジスタが有する出力端子には、接地電位を基準にした電圧クランプ回路が接続していることを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載の半導体装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置であって、前記第2のトランジスタは高耐圧MOSトランジスタ又はバイポーラトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタは前記第2のトランジスタよりも耐圧の低いMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の半導体装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置であって、前記第2のトランジスタは高耐圧MOSトランジスタ又はバイポーラトランジスタで構成され、前記低耐圧素子はコンデンサで構成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項10記載の半導体装置は、請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置であって、前記ESD保護回路は、ドレインが前記ダイオードに接続されており、且つゲートおよびソースが接地されるか又はゲート−ソース間電圧がゲートの閾値電圧以下に設定されるNチャネルMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項11記載の半導体装置は、請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置であって、前記ESD保護回路は、一端が前記ダイオードに接続され他端が接地された低インピーダンス回路からなることを特徴とする。
本発明の好ましい形態によれば、出力端子(電流駆動出力端子)と第1のトランジスタ又は低耐圧素子との間に、第1のトランジスタ又は低耐圧素子よりも高耐圧な第2のトランジスタ(パワーMOSトランジスタ等の高耐圧MOSトランジスタや、バイポーラトランジスタなど)を介装し、且つ第1のトランジスタ又は低耐圧素子と第2のトランジスタとの間の経路にESD保護回路を接続したので、出力端子の高耐圧化を実現できる上、第1のトランジスタ又は低耐圧素子を、ESD等の外部から出力端子に印加される高電圧から保護することができる。
さらに、第1のトランジスタ又は低耐圧素子と第2のトランジスタとの間の経路に、従来のように寄生容量が大きいNチャネルMOSトランジスタのドレインを直接接続するのではななく、ダイオードを経由してESD保護回路を接続する構成としているため、出力端子の電流の応答速度を向上させることができる。
また、出力端子とそれ以外の端子のESD保護回路を共用化することで、回路規模を抑制しつつ、出力端子以外の端子の高ESD耐量化を図ることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図1において、NチャネルMOSトランジスタ1、2のゲート間にはスイッチ回路3が設けられており、スイッチ回路3のオン時にNチャネルMOSトランジスタ1、2はカレントミラー回路を構成する。
NチャネルMOSトランジスタ1のドレインには、定電圧源4を電流供給源とする定電流源5が接続しており、NチャネルMOSトランジスタ1のソースは接地されている。また、NチャネルMOSトランジスタ2のドレイン(入力端子)には、ドレイン耐圧が高い高耐圧NチャネルMOSトランジスタ6(以下、高耐圧トランジスタ6と称す。)のソース(出力端子)が接続しており、NチャネルMOSトランジスタ2のソース(出力端子)は接地されている。なお、高耐圧トランジスタ6としては、例えばDMOS(Double diffused Metal Oxide Semiconductor)を使用する。
NチャネルMOSトランジスタ2に接続する高耐圧トランジスタ6のドレイン(入力端子)には、電流駆動出力端子であるLED駆動出力端子7(以下、出力端子7と称す。)が接続しており、高耐圧トランジスタ6の制御端子であるゲートには定電圧源8が接続している。すなわち、NチャネルMOSトランジスタ2と高耐圧トランジスタ6はカスコード接続されており、高耐圧トランジスタ6は、いわゆるカスコード・トランジスタとして活用される。高耐圧トランジスタ6のドレイン耐圧(入力端子の耐圧)はNチャネルMOSトランジスタ2のドレイン耐圧(入力端子の耐圧)よりも高く、この高耐圧トランジスタ6により出力端子7の高耐圧化が実現されている。
なお、高耐圧トランジスタ6は、NチャネルMOSトランジスタ2よりもESD耐量が大きいが、ゲート幅が長い程、ESD耐量は強くなるため、高耐圧トランジスタ6のゲート幅は、必要なESD耐量が得られる長さに設定する。つまり、出力端子7からのESDに対しゲート幅を長くすることで対処する。
また、高耐圧トランジスタ6のゲート電圧は、高耐圧トランジスタ6のソース電圧がNチャネルMOSトランジスタ2のドレイン耐圧以下になるように、且つ後述する電源入力端子13の電圧との関係から、後述するダイオード11が常時はオン状態とならないように設定する。例えば、電源入力端子13に接続する定電圧源12が生成する電圧と同一の電圧か、あるいはダイオード11のダイオード電圧(電流がカソードからアノードに流れる時の電圧)降下分だけ低い電圧となるように、定電圧源12が生成する電圧に基づいて設定する。
出力端子7には、定電圧源9からの電圧が印加されるLED10が接続しており、NチャネルMOSトランジスタ1、2のゲート間に設けたスイッチ回路3がオンすると、NチャネルMOSトランジスタ1、2のゲート同士が接続し、NチャネルMOSトランジスタ1、2からなるカレントミラー回路により決定される電流値の電流が、定電圧源9からLED10、出力端子7および高耐圧トランジスタ6を経由してNチャネルMOSトランジスタ2へ流れる。一方、スイッチ回路3がオフすると、NチャネルMOSトランジスタ2のゲートが接地されて、NチャネルMOSトランジスタ2のドレイン電流はオフする。このスイッチ回路3により、高耐圧トランジスタ(第2のトランジスタ)6を介して出力端子7に接続するNチャネルMOSトランジスタ(第1のトランジスタ)2のオン/オフを制御することができ、それにより出力端子7の電流(LED10の駆動電流)がオン/オフ制御される。なお、ここでは、スイッチ回路3をオン/オフ制御するための構成については、説明を省略する。
このように、当該半導体装置では、カスコード・トランジスタとして、従来のようにNPNバイポーラトランジスタではなく、ドレイン電流とソース電流が常に等しい高耐圧トランジスタ6を採用したので、定電圧源9が生成する電圧が低い場合や、ICとしての消費電力を削減するために(ICの発熱を少なくするために)、故意に出力端子7の電圧を低く設定した場合においても、出力端子7の電流精度を高く保つことができる。すなわち、カスコード・トランジスタとしてNPNバイポーラトランジスタを用いた場合、電流駆動出力端子の低電圧時にNPNバイポーラトランジスタが飽和状態になると、NPNバイポーラトランジスタのベース電流が増加して、カレントミラー回路により決まる電流値とは異なる電流値の電流が電流駆動出力端子を流れるため、電流駆動出力端子の電流精度が悪化するが、当該半導体装置では、そのような事態を回避することができる。また、ここでは1個のLEDを駆動する場合を例に説明しているが、当該半導体装置は直列接続された複数個のLEDを駆動する場合にも応用でき、このような場合に出力端子7の電圧が低くなっても、出力端子7の電流精度を高く保つことができる。
また、当該半導体装置では、出力電流のオン/オフ制御を、NチャネルMOSトランジスタ2のドレインやソースにスイッチング用のNチャネルMOSトランジスタを直列接続するのではなく、NチャネルMOSトランジスタ2のゲートに接続したスイッチ回路3で行う構成としたので、出力端子7をより低い電圧で動作させることが可能となる。なお、例えば高耐圧トランジスタ6をオン/オフ制御することで、出力電流のオン/オフ制御を行うようにしてもよい。この場合、スイッチ回路3は不要となる。また、より低い電圧で出力端子7を動作させることはできないが、NチャネルMOSトランジスタ2のドレインやソースにスイッチング用のNチャネルMOSトランジスタを直列接続する構成としてもよい。
続いて、当該半導体装置のESD保護機能について説明する。高耐圧トランジスタ6のソースとNチャネルMOSトランジスタ2のドレインの接続点(高耐圧トランジスタ6とNチャネルMOSトランジスタ2との間の経路)には、ダイオード11のアノードが接続している。このダイオード11のカソードは、外部の定電圧源12に接続する電源入力端子(出力端子6とは異なる端子)13に接続している。この定電圧源12は、当該半導体装置に電源を供給している。
ダイオード11のカソードと電源入力端子13との間の接続点には、ESD保護回路14が接続している。ここでは、ESD保護回路14は、ゲートおよびソースを接地したNチャネルMOSトランジスタで構成されており、そのNチャネルMOSトランジスタのドレインがダイオード11のカソードに接続している。なお、ゲート−ソース間電圧がゲートの閾値電圧以下に設定されるのであれば、例えば、ゲートと接地電位との間ないしソースと接地電位との間に抵抗を介装した構成としてもよい。
このように、ブレイクダウン電圧がNチャネルMOSトランジスタ2に近い素子を用いて構成したESD保護回路14を用いることで、出力端子7に印加されて高耐圧トランジスタ6を通過したESDを、ダイオード11を経由させてESD保護回路14へ逃がすことができ、NチャネルMOSトランジスタ2をESDから保護することができる。すなわち、ESDによりNチャネルMOSトランジスタ2が破壊されるのを防止することができる。
また、ESD保護回路14は、電源入力端子(出力端子6とは異なる端子)13にも接続しているので、このESD保護回路14により、電源入力端子13に接続している回路素子を、電源入力端子13に印加されたESDから保護することができる。
なお、ESD保護回路をNチャネルMOSトランジスタで構成した場合、チャネル幅が長い程、ESD耐量を向上させることができるため、チャネル幅は長く設定する。このようにすると、ESD保護回路を構成するNチャネルMOSトランジスタの素子サイズも大きくなるが、当該半導体装置では、出力端子6と電源入力端子13それぞれの高ESD耐量化を図るためのESD保護回路を共通化したので、その分、回路規模を抑えることができる。
また、ESD保護回路を出力端子7に接続することは耐圧面よりできず、また、ESD保護回路をバイポーラトランジスタで構成した場合、ESDから保護すべきNチャネルMOSトランジスタ2よりもESD保護回路のブレイクダウン電圧が高くなり、NチャネルMOSトランジスタ2を保護することができない。
続いて、ツェナーダイオード15について説明する。ツェナーダイオード15のカソードは、高耐圧トランジスタ6のソースに接続しており、ツェナーダイオード15のアノードは接地されている。このツェナーダイオード15は、接地電位を基準にした電圧クランプ回路として活用される。すなわち、高耐圧トランジスタ6とツェナーダイオード15の接続点の電圧は、NチャンネルMOSトランジスタ2の通常動作時のドレイン電圧よりもツェナーダイオード電圧(電流がカソードからアノードに流れる時の電圧)降下分だけ高くなるので、出力端子7の電圧が急峻に変動し高耐圧トランジスタ6のドレイン−ソース間寄生容量などにより過渡的にNチャネルMOSトランジスタ2のドレインにその耐圧以上の電圧が印加されてNチャネルMOSトランジスタ2が破壊される事態を防止することができる。さらに出力端子7からのESDに対してNチャネルMOSトランジスタ2を保護する効果もある。
なお、以上説明したNチャネルMOSトランジスタ1、2、スイッチ回路3、定電圧源4、8、定電流源5、高耐圧トランジスタ6、ダイオード11、ESD保護回路(NチャネルMOSトランジスタ)14およびツェナーダイオード15は、同一半導体基板16上に集積化されている。但し、定電圧源4、8については、同一半導体基板16上に集積化せずに、定電流源5の入力端子や高耐圧トランジスタ6のゲート端子を電源ラインに接続する構成としてもよい。
以上のように、当該半導体装置によれば、出力端子7の高耐圧化と同時に、出力端子7の低電圧動作が可能となる。また、NチャネルMOSトランジスタ2をダイオード11を経由したESD保護回路14で保護することにより高いESD耐量を実現できる。また、NチャネルMOSトランジスタ2のドレインに直接、寄生容量が大きいESD保護回路を接続するのではなく、寄生容量の小さいダイオード11を経由してESD保護回路14を接続しているので、スイッチ回路3のオン/オフ動作に対する出力端子7の電流(出力電流)の応答速度は速い。また、NチャネルMOSトランジスタ2と電源入力端子13に接続された回路素子の両方を1個のESD保護回路14で保護できるため、端子ごとにESD保護回路を設ける場合に比べて、小さいチップサイズを実現できる。
なお、ここでは、NチャネルMOSトランジスタ2のゲートをスイッチ回路3でオン/オフ制御し、高耐圧トランジスタ6をカスコード・トランジスタとして用いる場合について説明したが、出力端子7に高耐圧トランジスタ6を介してESD破壊しやすい低耐圧素子(例えば、コンデンサなど)を含む回路が接続されている場合において、高耐圧トランジスタと低耐圧素子との間の経路にダイオードのアノード側を接続し、そのカソード側をESD保護回路に接続することで、その低耐圧素子を保護することができる。
また、ここでは、出力端子の電流(出力電流)をオン/オフ制御する場合について説明したが、例えばスイッチ回路3が常にオン状態で、出力電流を常にオンにする回路であっても、上記した高ESD耐量化や、出力端子の低電圧時の電流精度の向上等を実現できる。
また、ここでは、ダイオード11を1個だけ設けた場合について説明したが、定電圧源8と定電圧源12のそれぞれが生成する電圧の関係から、ダイオードに電流が流れにくくするために複数個のダイオードを直列接続したり、ESDによる電圧降下を小さくするために、複数個のダイオードを並列接続して電流能力を高めたりしてもよい。また、定電圧源8と定電圧源12のそれぞれが生成する電圧の関係から、オンしなければ、ダイオード11の代わりにツェナーダイオードを使用することもできる。
続いて、ダイオード11の構造の一例について説明する。図2に、ダイオード11の断面構造の一例を示す。図2に示すように、P型半導体基板21上には、抵抗を構成する不純物濃度の低いP型拡散層22を囲むように、不純物濃度の低いN型拡散層23が形成されており、それらによりダイオードが構成されている。図2には、その抵抗の等価回路24とダイオードの等価回路25を示している。なお、N型拡散層23は、P型分離基層26により囲まれている。
また、P型拡散層22内には不純物濃度の高いP型拡散層27が形成されており、このP型拡散層27に接続するノード28がアノードとなる。一方、N型拡散層23内にも不純物濃度の高いN型拡散層29が形成されており、このN型拡散層29に接続するノード30がカソードとなる。
このように、半導体基板上に形成した抵抗素子をダイオードとして使用することもできる。なお、他にも、NPNトランジスタやPNPトランジスタをはじめPN接合を有す様々な素子をダイオードとして使用できる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。但し、前述した第1の実施形態において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図3に示すように、当該半導体装置は、出力端子7に接続する高耐圧のカスコード・トランジスタ(第2のトランジスタ)としてNPNバイポーラトランジスタ31(以下、NPNトランジスタ31と称す。)を用いた点が、前述した第1の実施形態と異なる。このように、出力端子7とNチャネルMOSトランジスタ2との間にNPNトランジスタ31を設けても、第1の実施形態で述べたように出力端子7の低電圧時に出力端子7の電流精度が悪化するおそれはあるが、それ以外は第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、NPNトランジスタ31のベース電圧を、NPNトランジスタ31のエミッタ電圧がNチャネルMOSトランジスタ2のドレイン耐圧以下になるように、且つ電源入力端子13の電圧との関係から、ダイオード11が常時はオン状態とならないように設定する。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。但し、前述した第1の実施形態において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図4に示すように、当該半導体装置は、ダイオード11のカソードがESD保護回路14にのみ接続している点が、前述した第1の実施形態と異なる。
当該半導体装置によれば、前述した第1の実施形態のようにESD保護回路をLED駆動出力端子と電源入力端子で共有することはできないが、ESD保護回路14の配置の自由度が増し、レイアウト上の制約が軽減されるため、ダイオード11両端の配線インピーダンスを小さくすることでESD耐量を向上させることができる。また、それ以外は前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この第3の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様に、高耐圧トランジスタ6に代えてNPNバイポーラトランジスタを設けてもよい。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。但し、前述した第1の実施形態において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図5は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図5において、ダイオード11のカソードは、外部のコンデンサ32に接続する電圧出力端子(出力端子6とは異なる端子)33に接続している。また電圧出力端子33は電圧出力回路34に接続しており、電圧出力回路34から当該半導体装置の内部ないし、電圧出力端子34を経由して外部へ電圧を供給する構成となっている。
このように、この第4の実施形態は、外部へ電圧を供給する端子にダイオード11のカソードが接続している点が前述した第1の実施形態と異なる。当該半導体装置によれば、出力端子7と電圧出力端子33のESD耐量を1個のESD保護回路14により高めることができる。また、それ以外は前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この第4の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、高耐圧トランジスタ6のゲート電圧を、高耐圧トランジスタ6のソース電圧がNチャネルMOSトランジスタ2のドレイン耐圧以下になるように、且つ電圧出力端子33の電圧との関係から、ダイオード11が常時はオン状態とならないように設定する。
また、この第4の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様に、高耐圧トランジスタ6に代えてNPNバイポーラトランジスタを設けてもよい。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。但し、前述した第1の実施形態において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図6は、本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図6に示すように、当該半導体装置は、ESD保護回路として、電源入力端子13と接地間を抵抗成分ないし容量成分により低インピーダンスにする低インピーダンス回路35を用いた点が、前述した第1の実施形態と異なる。
すなわち、前述した第1の実施形態は、出力端子7に印加され高耐圧トランジスタ6を通過したESDが、ダイオード11と、ゲートおよびソースが接地されたNチャネルMOSトランジスタを経由して接地電位に逃げる構成であった。これに対し、この第5の実施形態は、低インピーダンス回路35に逃げる構成であり、前述した第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、この第5の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様に、高耐圧トランジスタ6に代えてNPNバイポーラトランジスタを設けてもよい。また、前述した第3の実施形態と同様に、ダイオード11のカソードを低インピーダンス回路35にのみ接続してもよい。但し、この場合、低インピーダンス回路35のダイオード11に接続する端子は、ダイオード11が常時はオンしない電圧に設定する必要がある。また、前述した第4の実施形態と同様に、ダイオード11のカソードを電圧出力端子に接続してもよい。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。但し、前述した第1の実施形態において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図7は、本発明の第6の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図7に示すように、当該半導体装置は、LED駆動出力端子を複数個有する点が前述した第1の実施形態と異なる。
すなわち、当該半導体装置は、図7に示すように、2個の出力端子7を有し、それらには外部から、定電圧源9から共通に電圧が印加されるLED10がそれぞれ接続している。また、当該半導体装置の内部において、各出力端子7に、高耐圧トランジスタ6とNチャネルMOSトランジスタ2とスイッチ回路3とダイオード11を有する電流駆動出力回路がそれぞれ接続している。また各電流駆動出力回路のNチャネルMOSトランジスタ2のゲートは、それぞれのスイッチ回路3を介してNチャネルMOSトランジスタ1のゲートに共通に接続している。また、各電流駆動出力回路のダイオード11のカソードは、ESD保護回路14および電源入力端子13に共通に接続している。
以上のように構成することで、1個のESD保護回路で2個のLED駆動出力端子と電源入力端子13の高ESD耐量化を図ることができる。また、それ以外は前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、ここではLED駆動出力端子が2個の場合について説明したが、無論、LED駆動出力端子を3個以上有する半導体装置についても同様に実施することができる。また、この第6の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様に、高耐圧トランジスタ6に代えてNPNバイポーラトランジスタを設けてもよい。また、前述した第3の実施形態と同様に、ダイオード11のカソードをESD保護回路14にのみ接続してもよいし、前述した第4の実施形態と同様に、ダイオード11のカソードを電圧出力端子に接続してもよい。また、前述した第5の実施形態と同様に、ゲートおよびソースを接地したNチャネルMOSトランジスタに代えて低インピーダンス回路を用いてもよい。
(第7の実施形態)
以下、本発明の第7の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。但し、前述した第1の実施形態において説明した部材に対応する部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
図8は、本発明の第7の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図である。図8に示すように、当該半導体装置は、LEDの駆動電流の電流値を4ビット制御可能に構成した点が前述した第1の実施形態と異なる。
すなわち、図8に示すように、当該半導体装置は、NチャネルMOSトランジスタ1のゲート幅を基準として、ゲート幅が基準の1倍のNチャネルMOSトランジスタ2a、2倍のNチャネルMOSトランジスタ2b、4倍のNチャネルMOSトランジスタ2c、8倍のNチャネルMOSトランジスタ2dを備える。また、これらのNチャネルMOSトランジスタ2a〜2dのゲートにはそれぞれスイッチ回路3a〜3dが接続しており、各NチャネルMOSトランジスタ2a〜2dのゲートは、各スイッチ回路3a〜3dを介してNチャネルMOSトランジスタ1のゲートに共通に接続している。また、各NチャネルMOSトランジスタ2a〜2dのドレインは、高耐圧トランジスタ6に共通に接続している。以上のように構成することで、スイッチ回路3a〜3dのオン/オフを制御することにより、出力端子7の電流値を4ビット制御することができる。
当該半導体装置によれば、一般的にはゲート幅が一番小さいNチャネルMOSトランジスタ2aがESDにより一番破壊されやすいが、第1の実施形態と同様に、各NチャネルMOSトランジスタ2a〜2dのドレインに、ダイオード11を経由してESD保護回路14が接続しているので、各NチャネルMOSトランジスタ2a〜2dをESDから保護することができる。また、それ以外は前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、ここではLEDの駆動電流を4ビット制御する場合について説明したが、無論、何ビット制御であっても同様に実施することができる。また、この第7の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様に、高耐圧トランジスタ6に代えてNPNバイポーラトランジスタを設けてもよい。また、前述した第3の実施形態と同様に、ダイオード11のカソードをESD保護回路14にのみ接続してもよいし、前述した第4の実施形態と同様に、ダイオード11のカソードを電圧出力端子に接続してもよい。また、前述した第5の実施形態と同様に、ゲートおよびソースを接地したNチャネルMOSトランジスタに代えて低インピーダンス回路を用いてもよい。また、前述した第6の実施形態と同様に、LED駆動出力端子を複数個備えた構成に対応することができる。
本発明にかかる半導体装置は、電流駆動出力端子の高耐圧化および高ESD耐量化を実現できる上、電流駆動出力端子の電流の応答速度を速くすることができ、LEDドライバIC等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 本発明の第1〜第7の実施形態に係る半導体装置が具備するダイオードの構造の一例を示す断面図 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 本発明の第6の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 本発明の第7の実施形態に係る半導体装置の要部の概略構成を示す図 従来の半導体装置の要部の概略構成を示す図
符号の説明
1、2、2a〜2d NチャネルMOSトランジスタ
3、3a〜3d スイッチ回路
4、8、9、12 定電圧源
5 定電流源
6 高耐圧NチャネルMOSトランジスタ
7 LED駆動出力端子
10 LED
11 ダイオード
13 電源入力端子
14 ESD保護回路
15 ツェナーダイオード
16 半導体基板
21 P型半導体基板
22 P型拡散層
23 N型拡散層
24 抵抗の等価回路
25 ダイオードの等価回路
26 P型分離層
27 P型拡散層
28 ノード(アノード)
29 N型拡散層
30 ノード(カソード)
31 NPNバイポーラトランジスタ
32 コンデンサ
33 電圧出力端子
34 電圧出力回路
35 低インピーダンス回路
101、102、108、110 NチャネルMOSトランジスタ
103、107、109 定電圧源
104 定電流源
105 NPNバイポーラトランジスタ
106 電流駆動出力端子
111 ESD保護回路
112 半導体基板

Claims (11)

  1. 出力端子と、
    第1のトランジスタ又は低耐圧素子と、
    一端が前記出力端子に接続され他端が前記第1のトランジスタ又は低耐圧素子に接続された少なくとも前記第1のトランジスタ又は低耐圧素子よりも耐圧が高い第2のトランジスタと、
    前記1のトランジスタ又は低耐圧素子と前記第2のトランジスタとの間の経路にアノードが接続されたダイオードと、
    前記ダイオードのカソードに接続されたESD保護回路と、
    を少なくとも備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ダイオードと前記ESD保護回路との接続点に、前記出力端子とは異なる少なくとも1個の端子が接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第2のトランジスタが有する制御端子には、前記ダイオードのカソードに接続する前記出力端子とは異なる端子に印加される電圧に基づいて、前記ダイオードが常時はオン状態とならないように設定された電圧が印加されることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第1のトランジスタ又は低耐圧素子と、前記第2のトランジスタと、前記ダイオードとを少なくとも有する電流駆動出力回路を複数個有し、前記電流駆動出力回路の各々の前記ダイオードは、前記ESD保護回路に共通に接続していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 複数個の前記第1のトランジスタを備え、それらの前記第1のトランジスタは前記第2のトランジスタに共通に接続していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記ダイオードは、抵抗を構成するP型拡散層をアノードとし、前記P型拡散層の周辺を囲むN型拡散層をカソードとする構成であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記第2のトランジスタが有する出力端子には、接地電位を基準にした電圧クランプ回路が接続していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 前記第2のトランジスタは高耐圧MOSトランジスタ又はバイポーラトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタは前記第2のトランジスタよりも耐圧の低いMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記第2のトランジスタは高耐圧MOSトランジスタ又はバイポーラトランジスタで構成され、前記低耐圧素子はコンデンサで構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 前記ESD保護回路は、ドレインが前記ダイオードに接続されており、且つゲートおよびソースが接地されるか又はゲート−ソース間電圧がゲートの閾値電圧以下に設定されるNチャネルMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 前記ESD保護回路は、一端が前記ダイオードに接続され他端が接地された低インピーダンス回路からなることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置。
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