JP2005042115A - 繊維反応性アゾ染料化合物及びその製造法 - Google Patents

繊維反応性アゾ染料化合物及びその製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005042115A
JP2005042115A JP2004234875A JP2004234875A JP2005042115A JP 2005042115 A JP2005042115 A JP 2005042115A JP 2004234875 A JP2004234875 A JP 2004234875A JP 2004234875 A JP2004234875 A JP 2004234875A JP 2005042115 A JP2005042115 A JP 2005042115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
alkyl
sulfo
formula
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004234875A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul Doswald
ドスバルト パウル
Rainer Nusser
ヌッセル ライナー
Roland Wald
ワル ローラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clariant Finance BVI Ltd
Original Assignee
Clariant Finance BVI Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clariant Finance BVI Ltd filed Critical Clariant Finance BVI Ltd
Publication of JP2005042115A publication Critical patent/JP2005042115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/20Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a pyrimidine ring
    • C09B62/24Azo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/022Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring the heterocyclic ring being alternatively specified
    • C09B62/026Azo dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/02Material containing basic nitrogen
    • D06P3/028Material containing basic nitrogen using reactive dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/58Material containing hydroxyl groups
    • D06P3/60Natural or regenerated cellulose
    • D06P3/66Natural or regenerated cellulose using reactive dyes
    • D06P3/663Natural or regenerated cellulose using reactive dyes reactive group directly attached to heterocyclic group

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 高い耐光及び湿潤堅牢度特性を示す繊維反応性モノアゾおよびジアゾ化合物並びにその製造法を提供する。
【解決手段】 化学式ID−N=N−Kで表される化合物(遊離酸、塩およびそれらの混合物)はヒドロキシ基または窒素含有有機基材、例えば皮革、および天然もしくは合成ポリアミド、または天然もしくは再生セルロースを含む繊維材料の染色または捺染に有用である。最も適する基材は綿を含む繊維材料である。具体的には例えば下記構造の化合物が例示される。
Figure 2005042115

【選択図】 なし

Description

本発明は繊維反応性モノアゾおよびジアゾ化合物およびその製造方法に関する。これらの化合物は従来のあらゆる染色または捺染方法において繊維反応性染料としての使用に適している。
より詳細には、本発明は化学式I
Figure 2005042115
の化合物およびその塩またはこのような化合物もしくは塩の混合物を与える。
上式中、
D は(d1)〜(d5)、
Figure 2005042115
のうちの一つの基であり、
K は(k1)〜(k4)、
Figure 2005042115
のうちの一つの基であり、
ただし、
(i) 化学式Iの化合物は、少なくとも一つのスルホン酸基を含み、
(ii) 化学式Iの化合物は、一つまたは二つのY 基を含み、
(iii) 少なくとも一つのY 基は
Figure 2005042115
を含み、
(iV) D が(d3)であり、K が(k4)である場合、(k4)中のY は、
Figure 2005042115
以外であり、
あるいは、D は上記(d1)〜(d4)のうちの一つの基であるか、または下式
Figure 2005042115
の(d6)もしくは(d7)であり、
Kは(k5)の基、
Figure 2005042115
であり、
ただし、D が(d1)〜(d4)である場合、上記に与える同じ条件(i) 〜(iv)を適用し、ここで、各々のY は独立に
Figure 2005042115
であり、
各々の Za は独立に、
Figure 2005042115
であり、
上式中、T1は水素、シアノまたはクロロであり、二つのT2は同一であり、
各々のT2はフルオロまたはクロロであり、
各々のa およびb は独立に0 または1 であり、
各々のR1は独立に水素、C1-4アルキルまたは置換C1-4アルキルであり、
Hal はフルオロまたはクロロであり、
W1
Figure 2005042115
〔*付き窒素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しており、
B1はC2-6アルキレン、-C2-3 アルキレン-Q-C2-3 アルキレン-(Q は-O-または-NR1- である)、ヒドロキシにより一置換されたC3-4アルキレン、
Figure 2005042115
(上式中、*付き炭素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しているNR1-基に結合し ている)である〕であり、
R2は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはスルホであり、
R3は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはカルボキシであり、
各々のR4は独立に水素またはスルホであり、
R5は水素、C1-4アルキルまたはC1-4アルコキシであり、
R6は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
R7は、
Figure 2005042115
であり、
各々のR8は独立に水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホであ り、
各々のR9は独立に水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはカルボキシ であり、
R10 はC1-4アルキルまたは-CH2SO3Hであり、
R11 は水素; -CONH2; スルホ; ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、C1-4アルコキシ、ス ルホ、-OSO3Hもしくは-NH2により一置換されたC1-4アルキル; または-CH2-Yであり、
R12 は水素; C1-6アルキル; 置換C1-6アルキル; シクロヘキシル; フェニルまたは、 ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホもしくはカルボキシから選ばれる 1 〜3 つの置換基により置換されたフェニル; フェニル (C1-4 アルキル) ; または ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホもしくはカルボキシから選ばれる 1 〜3 つの置換基によりフェニル環が置換されたフェニル(C1-4 アルキル) であり、
各々のR13 はヒドロキシまたは-NH2であり、
各々のR14 はC1-4アルキル、カルボキシまたは-CONH2であり、
R15 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシであり、
R16 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
R17 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、カルボキシ、またはスルホであり、
各々のR18 は独立に水素、ハロゲン、C1-4アルキルまたはC1-4アルコキシであり、
X1
Figure 2005042115
であり、上式中、*付き炭素原子はアゾ基に結合しており、
X2
Figure 2005042115
であり、上式中、*付き炭素原子は Za -NR1- 基に結合しており、
m は0 または1であり、
n は0 または1 〜4 の整数であり、
各々のp は独立に0 、1 または2 であり、
各々のq は独立に1 または2 であり、
各々のr は2 または3 であり、
t は1 、2 または3 である。
明細書中においていずれのアルキル、アルコキシ、またはアルキレン基も特に示さないかぎり直鎖又は枝分かれである。窒素原子に結合しているいずれのヒドロキシ置換アルキルまたはアルキレン基においても、ヒドロキシ基はこの窒素原子に直接結合していない炭素原子に優先的にする。窒素原子に結合しているQ により妨げられているいずれのアルキレン鎖においても、Q は窒素原子に直接結合していない炭素原子に優先的に結合する。
R1が置換アルキルである場合、それは好ましくはヒドロキシ、シアノまたはクロロである。
各々のR1は、好ましくはR1a であり、ここで、各々のR1a は独立に水素、メチル、エチルまたは2-ヒドロキシエチルであり、より好ましくは各々のR1はR1b であり、ここで、各々のR1b は独立に水素またはメチルであり、最も好ましくは各々のR1は水素である。
フェニル置換基としてのいずれのハロゲンも、好ましくはフッ素、塩素または臭素であり、最も好ましくは塩素である。
Hal は最も好ましくは塩素である。
R17 は好ましくはR17aであり、ここで、R17aは水素、メチル、メトキシ、カルボキシまたはスルホであり、より好ましくはR17bであり、ここで、R17bは水素またはスルホである。
B1は、好ましくはB1a であり、ここで、B1a はC2-3アルキレン、
-CH2CH2-O-CH2CH2、-CH2CH2-NR1b-CH2CH2 、ヒドロキシにより一置換されたC3-4アルキレン、
Figure 2005042115
(上式中、n'は0 または1 である)であり、より好ましくはB1b であり、ここで、B1b はC2-3アルキレン、
Figure 2005042115
であり、最も好ましくはB1c であり、ここで、B1c は-CH2CH2-、-CH2CH2CH2- 、 - *CH2CH(CH3)- または-CH2CH(OH)CH2-であり、ここで、* 付き炭素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しているNR1-基に結合する。
W1は好ましくはW1a であり、ここで、W1a
Figure 2005042115
であり、より好ましくは、それはW1b であり、ここで W1b
Figure 2005042115
であり、最も好ましくはW1はW1c であり、ここで、W1c は-NH -B1c-NH-である。
Za は好ましくは Za ' であり、ここで、 Za ' は
Figure 2005042115
であり、上式中、T1' は水素またはクロロであり、
Za は最も好ましくは
Figure 2005042115
である。
Y は好ましくは Ya であり、ここで、 Ya
Figure 2005042115
であり、より好ましくはY は、 Yb であり、ここで、 Yb
Figure 2005042115
である。
R2は、好ましくはR2a であり、ここで、R2a は水素、メチル、メトキシまたはスルホである。
R3は、好ましくはR3a であり、ここで、R3a は水素、メチル、メトキシ、クロロまたはカルボキシであり、より好ましくは、R3b であり、ここで、R3b は水素、メチルまたはメトキシである。
R5は、好ましくはR5a であり、ここで、R5a は水素、メチルまたはメトキシであり、最も好ましくはR5は水素である。
R6は好ましくはR6a であり、ここで、R6a は水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH 2 であり、より好ましくはR6b であり、ここで、R6b は水素、メチル、アセトアミドまたは-NHCONH2である。
R8, 好ましくはR8a であり、ここで、R8a は水素、メチル、メトキシ、クロロ、スルホであり、最も好ましくはR8はR8b であり、ここで、R8b は水素、クロロまたはスルホである。
R9, 好ましくはR9a であり、ここで、R9a は水素、メチル、メトキシまたはクロロである。
R7は化学式
Figure 2005042115
のR7a であり、より好ましくはR7は化学式
Figure 2005042115
のR7b である。
R10 は、好ましくはR10aであり、ここで、R10aはメチルまたは-CH2SO3Hである。
R11 は、好ましくはR11aであり、ここで、R11aは水素、-CONH2、スルホ、-CH2SO3Hまたは-CH2-Ya であり、より好ましくはR11bであり、ここで、R11bは水素、-CH2SO3Hまたは-CH2-Yb である。
R12 としてのC1-6いずれの置換アルキルも、好ましくは-C1-6 アルキレン-Eであり、ここで、E はカルボキシ、スルホ、-OSO3H、ヒドロキシ、シアノ、メトキシ、-NR19R20または
Figure 2005042115
であり、ここで、各々のR19 およびR20 は独立に水素;無置換C1-4アルキル;ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、カルボキシ、スルホ、-NHC1-4 アルキルまたは-N(HC1-4アルキル)2により一置換されたC1-4アルキル;無置換もしくは1 〜3 個のメチル基により置換されたシクロヘキシル;フェニルまたはハロゲン、特にクロロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホもしくはカルボキシより選ばれる1 または2 個の置換基により置換されたフェニル;フェニル(C1-4 アルキル) またはフェニル環がハロゲン、特にクロロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホもしくはカルボキシより選ばれる1 または2 個の置換基により置換されたフェニル(C1-4 アルキル) であるか、
-NR19R20はピペリジノ、モルホリノ、または無置換のもしくは 3個までのメチル基により置換されたピペラジノであり、
各々のR21 およびR22 は水素を除くR19 およびR20 のひとつであるが、それらは独立であり、R23 はC1-4アルキルまたはベンジルであるか、または、
Figure 2005042115
は、さらに無置換のもしくは1 または2 個のメチル基により置換されているピリジニウム環であり、
Figure 2005042115
は、非発色性アニオンである。
好ましくはE は Ea であり、ここで、 Ea はカルボキシ、スルホ、-OSO3H、ヒドロキシ、または-NR19aR20aであり、ここで、各々のR19aおよびR20aは独立に水素、メチル、エチル、2-ヒドロキシエチルまたはフェニル(C1-2 アルキル) であるか、
-NR19aR20aはピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノである。
より好ましくはE は Eb であり、ここで、 Eb は水素、スルホまたは
-NR19bR20bであり、各々のR19bおよびR20bは独立に水素、メチルまたはエチルである。
いずれの
Figure 2005042115
も、好ましくはクロリドまたはアセテートイオンである。
R12 は、好ましくはR12aであり、ここで、R12aは水素、メチル、エチル、シクロヘキシル、フェニル、フェニル(C1-2 アルキル)または-C1-6 アルキレン-Eであり、より好ましくはR12bであり、ここで、R12bは水素、メチル、エチル、シクロヘキシルまたは-C1-4 アルキレン-Ea であり、さらに好ましくはR12cであり、ここで、R12cは水素、メチル、エチルまたは-C1-3 アルキレン-Eb であり、最も好ましくは、R12 はR12dであり、ここで、R12dは水素、メチル、エチルである。
R13 は、好ましくはヒドロキシである。
R14 は、好ましくはR14aであり、ここで、R14aはメチルまたはカルボキシであり、最も好ましくは、R14 カルボキシである。
R15 は、好ましくはR15aであり、ここで、R15aは水素、メチルまたはメトキシであり、最も好ましくは、R15 は水素である。
R16 は、好ましくはR16aであり、ここで、R16aは水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、より好ましくはR16 はR16bであり、R16bは水素、メチル、アセトアミドまたは-NHCONH2である。
各々のR18 は、好ましくはR18aであり、ここで、R18aは独立に水素、クロロ、メチルまたはメトキシである。より好ましくは、R18bであり、ここで、各々のR18bは独立に水素またはメチルである。最も好ましくは、各々のR18 は水素である。
X1は、好ましくはX1' であり、ここでX1' は
Figure 2005042115
であり、上式中、* 付き炭素原子はアゾ基に結合している。より好ましくはX1は、X1" であり、ここで、X1" は
Figure 2005042115
であり、* 付き炭素原子はアゾ基に結合している。
X2中、q は、好ましくは1 である。
X2は、好ましくはX2' であり、ここで、X2' は
Figure 2005042115
であり、上式中、* 付き炭素原子は Za -NR1基に結合している。より好ましくはそれはX2" であり、ここで、X2" は
Figure 2005042115
であり、上式中、* 付き炭素原子は Za -NR1基に結合している。
(d1)は、好ましくは(d1') であり、より好ましくは(d1") であり、下記式
Figure 2005042115
で表され、
(d2)は、好ましくは(d2') であり、より好ましくは(d2") であり、下記式
Figure 2005042115
で表され、
(d3)は、好ましくは(d3') であり、より好ましくは(d3") であり、置換基は下記の位置に存在する。
Figure 2005042115
a)アゾ基が 1- 位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は3,6-、3,8-、4,6-または4,8-位に存在し、より好ましくは3,6-位に存在する。
b)アゾ基が 1- 位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位に存在する。
c)アゾ基が 2- 位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は1,5-、3,6-、4,8-、5,7-または6,8-位に存在し、より好ましくは1,5-または4,8-位に存在する。
d)アゾ基が 2- 位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-、または4,6,8-位に存在する。
(d4)は、好ましくは下式
Figure 2005042115
(d4') であり、最も好ましくは(d4") [R5aが水素であり、R6a がR6b である(d4')]であり、ここで、各々の(d4') および(d4") において、アゾ基に関連するナフチル環中のスルホ基の位置は、それぞれ(d3') および(d3") で与えたのと同様である。
(d5)は、好ましくは化学式
Figure 2005042115
の(d5') であり、より好ましくは、(d5")[ Ya が Yb である(d5')]である。
(d6)は、好ましくは(d6') であり、より好ましくは、下式
Figure 2005042115
の(d6") である。
(d7)は、好ましくは(d7') であり、より好ましくは、下式
Figure 2005042115
の(d7") である。
(k1)は、好ましくは(k1') であり、より好ましくは、下式
Figure 2005042115
の(k1") である。 (k2) は、好ましくは(k2') であり、より好ましくは、下式
Figure 2005042115
の(k2") である。 (k3) は、好ましくは(k3') であり、より好ましくは、下式
Figure 2005042115
の(k3") である。 (k4) は、好ましくは(k4') であり、より好ましくは、下式
Figure 2005042115
の(k4") である。
好ましい化学式Iの化合物は、化学式Ia
Figure 2005042115
およびその塩に対応し、ここで、 Da は上記で定義した(d1') 〜(d5') のうちの一つの基であり、 Ka は上記で定義した(k1') 〜(k4') のうちの一つの基であり、ここで、化学式Iの化合物に与えた(i) 〜(iv)の条件を適用する。
または、化学式Ib
Figure 2005042115
およびその塩に対応し、ここで、 Db は(d1') 〜(d4') 、または(d6') もしくは(d7') のうちの一つの基であり、p'は1 または2 であり、ここで、二つの Za ' 基が存在する場合、これらは同一であり、
ただし、 Db は(d1') 〜(d4') のうちの一つの基である場合、少なくとも一つの Za ' は
Figure 2005042115
である。
より好ましい化学式Ia の化合物は、 Da が Da ' であり、 Ka が Ka ' である化合物であり、ここで、 Da ' は(d1") 〜(d5") のうちの一つの基であり、 Ka ' は(k1") 〜(k4") のうちの一つの基である。
より好ましい化学式Ib の化合物は、
(1) R18aがR18bであり、特に水素であり、
(2) R14aがカルボキシであり、
(3) p'が1 であり、
(4) 各々のR1b が水素であり、
(5) 二つの Za ' 基が存在する場合、二つの Za ' が
Figure 2005042115
である。
最も好ましい化合物は化学式Ic
Figure 2005042115
の化合物およびその塩であり、ここで、 Dc は(d6") または(d7") であり、二つの Za ' は同一である。
化学式Iの化合物が塩の形で存在する場合、スルホ基およびあらゆるカルボキシ基に会合したカチオンも重要ではなく、対応する塩が水溶性であれば繊維反応性染料の分野における従来のどのような非発色性のカチオンであってもよい。このようなカチオンの例は、アルカリ金属カチオン、並びに無置換および置換アンモニウムカチオン、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノ- 、ジ- 、トリ- およびテトラメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム、並びにモノ- 、ジ- およびトリエタノールアンモニウムである。
好ましいカチオンはアルカリ金属カチオンおよびアンモニウムであり、ナトリウムが最も好ましい。
化学式Iの化合物中、スルホおよびあらゆるカルボキシ基のカチオンも同一でも、または異なっていてもよく、例えば、化学式Iの化合物は混合された塩の形で存在する上記カチオンの混合物であってもよい。
本発明はさらに化学式Iに係わる化合物またはその混合物の製造方法を与え、その方法は、化学式II
Figure 2005042115
のアミンのジアゾニウム塩( 上式中、D は上記に定義したとおりである) と
化学式III
Figure 2005042115
の化合物( 上式中、K は上記に定義したとおりである) とを反応させることを含む。
Za の代わりに、カップリング反応が完了した後に、Z a -Hal化合物(Halは、フルオロまたはクロロである)と反応できる遊離アミノ基-NR1-Hが依然として存在するような化学式III の化合物を用いることもできる。
D が(d6)または(d7)であり、両方の Za が同一である化学式Ia の化合物は、好ましくは
1 モルの化学式IV
Figure 2005042115
の化合物(D' は
Figure 2005042115
であり、R1、R13 、R18 、p 、X1およびX2は上記に定義のとおりである。) と
少なくとも2 モルの Za -Hal化合物(Za は上記に定義したとおりであり、Hal はフルオロまたはクロロである)とを反応させることによって製造される。
ジアゾ化およびカップリングは従来法によって行ってよく、カップリング反応のpHは各々の異なるカップリング成分に従って採用されるべきである。
これらのアミノ基のZ a -Hal化合物との縮合反応は、適切にはpH 4〜7 において、20〜60℃の範囲の若干高めの温度で行われる。
化学式Iの化合物は公知の方法、例えば、従来のアルカリ金属塩により塩析し、濾過し、所望により真空中で僅かに高めの温度で乾燥するといった方法により分離することができる。
反応および分離の条件によって、化学式Iの化合物は遊離酸もしくは、好ましくは塩の形、または、例えば、1 以上の前記カチオンを含む混合塩の形で得られる。それは、従来の方法によって、遊離酸から塩の形もしくは塩の形の混合物、またはその逆に変成され、或いは、ある塩から別の塩に変成されることができる。
化学式
Figure 2005042115
に対応するいずれの Za (T1 が水素、シアノまたはクロロであり、T2がフルオロまたはクロロである)もフルオロまたはクロロ置換基が2-位または6-位のどちらかに存在することにより二つの異性体を生じうることに注目すべきである。
一般に、この得られた染料混合物は、使用のために単一異性体の分離を用いることなくそのまま使用することが好ましいが、もしこれを望むならば従来の方法により容易に行うことができる。
化学式II、III およびIV、並びに Za -Halの出発化合物は公知の化合物でもよく、または公知の方法によって、公知の出発材料から容易に製造することができる。
化学式Iの化合物およびその混合物はヒドロキシ基または窒素を含有する有機基材を染色または捺染するための繊維反応性染料として有用である。好ましい基材は皮革および天然または合成ポリアミド、並びに、特に綿、ビスコースおよびスフ糸のような天然および再生セルロースを含む繊維材料である。最も好ましい基材は綿を含む繊維材料である。
染色または捺染は、繊維反応性染料の分野における従来の公知の方法に従って行われる。好ましくは化学式Iの化合物には30〜80℃の範囲の温度、特に50〜60℃の温度にて、吸尽染色法が用いられ、それぞれ、溶液/ 製品比は6:1 〜30:1が用いられ、より好ましくは10:1〜20:1が用いられる。
本発明の化合物は公知の繊維反応性染料との相溶性が良く、それらは、単独で用いられてもよく、または共通の堅牢度特性および染浴から繊維に吸収する能力の程度等の染色特性のような同様の染色特性を有する同じ種類の繊維反応性染料との組み合わせで用いてもよい。このような組み合わせ混合物から得られる染色物は良好な堅牢度特性を有し、単独の染料から得られる染色物に匹敵する。
化学式Iの化合物は染料として用いる場合、良好な吸収及び定着収率を与える。さらに、あらゆる未定着化合物も容易に基材から洗い落とすことができる。化学式Iの化合物より得られる染色および捺染物は、良好な耐光堅牢度特性並びに洗濯、水、海水及び汗に対する堅牢度のような湿潤堅牢度特性を示す。それらはまた、塩素処理された水、次亜塩素酸漂白剤、過酸化物漂白剤、過ホウ酸塩含有洗濯用洗剤のような酸化剤に対して良好な耐性を示す。
次の例は、本発明を説明するものである。例のなかで、特に示さないかぎり、全ての部及びパーセントは重量基準であり、また、全ての温度は摂氏温度である。
例1
63.4部の化学式
Figure 2005042115
の化合物を600 部の水中で攪拌し、38容積部の 4N の亜硝酸ナトリウム水溶液をそれに加える。このようにして得られた懸濁液を45部の塩酸および300 部の氷の混合物に、0 〜5 °の温度にて50分以内で滴下して加える。さらに1 時間攪拌を行い、この後、過剰の亜硝酸を少量のスルファミド酸を加えることにより分解する。次いで、44.5部の1-エチル-6- ヒドロキシ-4- メチル-3- スルホメチルピリドン(-2)を500 部水中に溶かし、それに加える。その後、320 容積部の20% 炭酸ナトリウムを加えることによりpHを7 に調整する。カップリングが完了すると、染料は450 部の塩化ナトリウムを加えることにより得られる黄色の懸濁液から沈殿し、それを濾過し、乾燥する。その染料は、化学式( 遊離酸の形で示す)
Figure 2005042115
に対応し、それは、綿をぼかした色合いの黄緑色(greenish yellow shade) に染色する。これらの染色物は良好な堅牢度特性を示し、酸化性の影響に対する耐性を示す。
例2-124
例1 で記述したのと同様の方法で、適切な出発化合物を用いて、次の表I〜III に示したさらなる化学式Iの化合物を製造することができる。これらの化合物は化学式(T)
Figure 2005042115
に対応し、ここで、各々のA およびB の意味を表I 〜III に示す。さらに、次の記号を用いる。
Figure 2005042115
表IのA の欄において、
Figure 2005042115
であり、表IIのAの欄において、
Figure 2005042115
であり、記号は表IおよびIIのそれぞれに定義する通りである。
例 2〜124 の化合物はセルロース繊維を含む基材、および特に綿含む繊維材料に、従来の吸尽染色法または従来の捺染方法を用いることにより適用することができ、ここで、ぼかした色合いゴールデンイエロー〜黄緑色の染色物および捺染物が得られる。これらの綿に対する染色物および捺染物は良好な耐光および湿潤堅牢度特性を示し、酸化性の影響に対して耐性をもつ。
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
例 125
従来の方法により製造された160 部の下記式のジアミノアゾ化合物、
Figure 2005042115
を2000部の水に溶かす。25〜30°にて、37.1部の2,4,6-トリフルオロ-5- クロロピリミジンをこの溶液に滴下して加える。滴下の際、反応混合物のpHは、15% の炭酸ナトリウム溶液を連続的に添加することにより5.0 〜6.0 に保つ。縮合が完了した後、得られた染料は塩化ナトリウムとともに沈殿され、それを濾過し、50°において、真空中で乾燥する。この染料は化学式( 遊離酸の形で示す)
Figure 2005042115
に対応し、それはセルロース材料を、および特に綿をくすんだ色合いの黄色(yellow shade)に染色する。得られた染色物は良好な堅牢度特性を示す。
例 126
160 部の、例125 に記述した化学式(1a)のジアミノアゾ化合物を2000部の水中に溶かす。この溶液に29.5部の2,4,6-トリフルオロピリミジンを加え、あらゆる遊離アミノ基が検出されなくなるまで40〜45°において攪拌を行う。同時に、反応の際に解放される酸を、連続的に15% の炭酸ナトリウム溶液を加えることによりpH6 〜7 に緩衝する。化学式( 遊離酸の形で示す)
Figure 2005042115
に対応する得られた染料は、塩化ナトリウムとともに沈殿され、それを濾過し、50°において、真空中で乾燥する。この染料により、綿に対して黄色い染色物および捺染物が得られ、これらは良好な一般的な堅牢度特性を示し、酸化性の影響に対する耐性を示す。
例127 〜219
例125 および126 に記述したのと同様の方法により、適切な出発化合物を用いることにより、さらに次の表IVおよびVに示した化学式Iの化合物を製造することができる。それらの化合物は化学式(T4)および(T5)に対応し、ここで、各々の化学式を対応する表の上部に説明し、その中で記号を定義している。
表IV中のX の欄で、* 付き炭素原子は化学式(T4)のZ-NH- 基に結合しており、表V中のX の欄で、* 付き炭素原子は化学式(T5)のアゾ基に結合している。
さらに、表IVおよびVにおいて、次の記号を用いる。
Figure 2005042115
とする。
例 127〜219 の染料によって、綿に対する黄色い染色物が得られ、それらは良好な耐光および湿潤堅牢度特性を示す。
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
Figure 2005042115
例 1、125 または126 に記述した製造法により、例 1〜219 の化合物がそれらのナトリウム塩の形で得られる。反応もしくは分離条件を変えることにより、または他の公知の方法を用いることにより、遊離酸もしくは他の塩の形、または1 以上の前記カチオンを含む混合塩の形で化合物を製造することが可能である。
明細書中、既に前記で述べたように、例示した染料( 並びに対応する遊離酸および他の塩の形) は、下記の基
Figure 2005042115
に関する二つの異性体を有する。一つの化合物は、ピリミジン環上のフルオロまたはクロロ置換基が2-位に存在し、対応する化合物は6-位に存在する。
得られた異性体染料の混合物は従来の染色または捺染方法を用いてもよく、使用するために単一異性体に分離する必要は通常はない。
次の例中で、本発明の化合物の用途を例示する。
適用例 A
0.3 部の例 1または125 の染料を100 部の脱イオン水に溶解し、8 部の芒硝( 焼成された) を加える。染浴を50°に加熱し、次に10部の綿布( 漂白された)を加える。50°で30分経過後、0.4 部の炭酸ナトリウム( 焼成された) を染浴に加える。炭酸ナトリウムを加える間、温度を50°に保つ。続いて染浴を60°に加熱し、60°で1 時間染色を行う。
染色された布を冷水を流しながら、3 分間すすぎ、その後温水を流しながら、さらに3 分間すすぐ。染色物を0.25部のマルセイユソープ(Marseille soaps) の存在下、500 部の脱イオン水中で、15分間煮沸洗浄する。温水を流しながらすすいだ(3分間) 後、遠心作用を加え、キャビネットドライヤー中で、約70°で乾燥する。黄緑色( 黄色) の綿の染色物が得られ、それは良好な堅牢度、特に高い対光および湿潤堅牢度特性を示し、酸化性の影響に対して安定である。
適用例 B
100 部の脱イオン水に 5部の芒硝( 焼成された) を含む染浴に10部の綿布( 漂白された) を加える。染浴を50°に10分以内で加熱し、0.5 部の例 1または125 の染料を加える。50°でさらに30分経過後、1 部の炭酸ナトリウム( 焼成された) を加える。続いて染浴を60°に加熱し、染色を60°でさらに45分間続ける。
染色された布を冷水を流しながら、その後温水を流しながらすすぎ、適用例 Aで与えた方法にしたがって煮沸洗浄する。すすぎおよび乾燥の後、黄緑色( 黄色) の綿の染色物が得られ、それは適用例 Aで示したのと同様に良好な堅牢度特性を有する。
同様に、例2 〜124 、および126 〜219 の染料または例示された染料の混合物は、適用例 AまたはB で述べた方法に従って綿の染色を行うことができる。このようにして得られた綿の染色物は黄緑〜ゴールデンイエローであり、良好な堅牢度特性を示す。
適用例 C
40部の例 1または125 の染料
100 部の尿素
350 部の水
500 部の4%アルギン酸ナトリウム増粘剤
および
10部の重炭酸ナトリウム
総量 1000 部
からなる捺染糊を綿布に従来法に従って用いる。
捺染された布を乾燥し、102 〜104 °で4 〜8 分間スチーム中に置く。それを冷水、その後温水ですすぎ、煮沸洗浄し( 適用例 Aで述べた方法に従う) 、乾燥させる。黄緑色( 黄色) の捺染物が得られ、それは良好な一般的な堅牢度特性を有する。
同様に、例 2〜124 および126 〜219 の染料または例示された染料の混合物を、適用例 Cで与えた方法に従って綿を捺染するに用いることができる。得られた全ての捺染物は、黄緑色〜ゴールデンイエローであり、良好な堅牢度特性を示す。
次に、最大吸収波長( λmax,ナノメータ表示) を例示された化合物について示す。測定は溶媒として水を用いて行った。
Figure 2005042115
本発明の制限しない態様を示すと以下のとおりである。
1.化学式I
Figure 2005042115
( 上式中、
D は(d1)〜(d5)、
Figure 2005042115
のうちの一つの基であり、
K は(k1)〜(k4)、
Figure 2005042115
のうちの一つの基であり、
ただし、
(i) 化学式I の化合物は、少なくとも一つのスルホン酸基を含み、
(ii) 化学式I の化合物は、一つまたは二つのY 基を含み、
(iii) 少なくとも一つのY 基は
Figure 2005042115
を含み、
(iV) D が(d3)であり、K が(k4)である場合、(k4)中のY は、
Figure 2005042115
以外であり、
あるいは、D は上記(d1)〜(d4)のうちの一つであるか、または下式
Figure 2005042115
の(d6)もしくは(d7)であり、
Kは(k5)の基、
Figure 2005042115
であり、
ただし、D が(d1)〜(d4)である場合、上記に与える同じ条件(i) 〜(iv)を適用し、ここで、各々のY は独立に
Figure 2005042115
であり、
各々の Za は独立に、
Figure 2005042115
であり、
上式中、T1は水素、シアノまたはクロロであり、二つのT2は同一であり、
各々のT2はフルオロまたはクロロであり、
各々のa およびb は独立に0 または1 であり、
各々のR1は独立に水素、C1-4アルキルまたは置換C1-4アルキルであり、
Hal はフルオロまたはクロロであり、
W1
Figure 2005042115
〔*付き窒素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しており、
B1はC2-6アルキレン、-C2-3 アルキレン-Q-C2-3 アルキレン-(Q は-O- 、-NR1- で ある)、ヒドロキシにより一置換されたC3-4アルキレン、
Figure 2005042115
(上式中、*付き炭素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しているNR1-基に結合し ている)である〕であり、
R2は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはスルホであり、
R3は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはカルボキシであり、
各々のR4は独立に水素またはスルホであり、
R5は水素、C1-4アルキルまたはC1-4アルコキシであり、
R6は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
R7は、
Figure 2005042115
であり、
各々のR8は独立に水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホであ り、
各々のR9は独立に水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはカルボキシ であり、
R10 はC1-4アルキルまたは-CH2SO3Hであり、
R11 は水素; -CONH2; スルホ; ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、C1-4アルコキシ、ス ルホ、-OSO3Hまたは-NH2により一置換されたC1-4アルキル; または-CH2-Yであり、
R12 は水素; C1-6アルキル; 置換C1-6アルキル; シクロヘキシル; フェニルまたはハ ロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホ、もしくはカルボキシから選ばれる 1 〜3 つの置換基により置換されたフェニル; フェニル (C1-4 アルキル) ; または ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホもしくはカルボキシから選ばれる 1 〜3 つの置換基によりフェニル環が置換されたフェニル(C1-4 アルキル)であり、
各々のR13 はヒドロキシまたは-NH2であり、
各々のR14 はC1-4アルキル、カルボキシまたは-CONH2であり、
R15 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシであり、
R16 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
R17 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、カルボキシ、またはスルホであり、
各々のR18 は独立に水素、ハロゲン、C1-4アルキル、またはC1-4アルコキシであり、
X1
Figure 2005042115
であり、上式中、*付き炭素原子はアゾ基に結合しており、
X2
Figure 2005042115
であり、上式中、*付き炭素原子は Za -NR1- 基に結合しており、
m は0 または1であり、
n は0 または1 〜4 の整数であり、
各々のp は独立に0 、1 または2 であり、
各々のq は独立に1 または2 であり、
各々のr は2 または3 であり、
t は1 、2 または3 である)
で表される化合物およびその塩またはこのような化合物もしくは塩の混合物。
2.化学式Ia
Figure 2005042115
{上式中、
Da は下記(d1') 〜(d5') のうちの一つの基であり、
Figure 2005042115
( 式中、R2a は水素、メチル、メトキシまたはスルホであり、
R3b は水素、メチルまたはメトキシであり、
R4は水素またはスルホであり、
q は1 または2 であり、
a は0 または1 であり、
各々の Ya
Figure 2005042115
であり、ここで、
各々のR1b は独立に水素またはメチルであり、
Hal はフルオロまたはクロロであり、
W1b
Figure 2005042115
であり、ここでB1b は直鎖のまたは分枝鎖のC2-3アルキレン、
Figure 2005042115
であり、
R17bは水素またはスルホであり、
Za ' は
Figure 2005042115
であり、ここでT1' は水素またはクロロである)
Figure 2005042115
( 式中、r は2 または3 であり、置換基は次の位置、
(a) アゾ基が1-位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は3,6-位、3,8-位、4,6-位また は4,8 位に存在し、
(b) アゾ基が1-位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位に存在し、
(c) アゾ基が2-位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は1,5-位、3,6-位、4,8-位、5, 7-位または6,8-位に存在し、
(d) アゾ基が2-位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位または4,6,8-位に存 在する)
Figure 2005042115
( 式中、r は2 または3 であり、ナフチル環中のスルホ基は上記(d3') に示したのと 同位置に存在し、
R5a は水素、メチルまたはメトキシであり、
R6a は水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
Figure 2005042115
中、 Ya は上記に定義した通りであり、R4は水素またはスルホであり、
Ka は(k1') 〜(k4') 、
Figure 2005042115
のうちの一つの基であり、ここでR1b 、R4、 Ya 、Hal 、W1b および Za 'は上記に 定義の通りであり、
b は0 または1 であり、
R7a
Figure 2005042115
であり、ここで、R4、 Ya 、b およびr は上記に定義のとおりであり、
R8a は水素、メチル、メトキシ、クロロまたはスルホであり、
R9a は水素、メチル、メトキシまたはクロロであり、
R10aはメチルまたは-CH2SO3Hであり、
R11aは水素、-CONH2、スルホ、-CH2SO3Hまたは-CH2-Ya であり、ここで Ya は上記で 定義した通りであり、
R12bは水素、メチル、エチル、シクロヘキシルまたは-C1-4 アルキレン-Ea であり、 ここで Ea はカルボキシ、スルホ、-OSO3H、ヒドロキシまたは-NR19aR20aであり、各 々のR19aおよびR20aは独立に水素、メチル、エチル、2-ヒドロキシエチルもしくはフ ェニル(C1-2 アルキル) であるか、
-NR19aR20aはピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノであり、
R8a およびR9a は上記で定義したとおりであり、
R13 はヒドロキシまたは-NH2であり、
R14aはメチルまたはカルボキシであり、
R15aは水素、メチルまたはメトキシであり、
R16aは水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2である)
ここで、態様1記載の化学式Iの化合物に与える条件(i) 〜(iv)と同じ条件を化学式Ia の化合物にも適用する}
に対応する態様1記載の化合物およびその塩。
3.化学式Ib
Figure 2005042115
{上式中、
Db は(d1') 〜(d4') または(d6') もしくは(d7') のうちの一つの基であり、
Figure 2005042115
( 式中、R2a は水素、メチル、メトキシまたはスルホであり、
R3b は水素、メチルまたはメトキシであり、
R4は水素またはスルホであり、
q は1 または2 であり、
a は0 または1 であり、
各々の Ya
Figure 2005042115
であり、ここで、
各々のR1b は独立に水素またはメチルであり、
Hal はフルオロまたはクロロであり、
W1b
Figure 2005042115
であり、ここでB1b は直鎖のまたは分枝鎖のC2-3アルキレン、
Figure 2005042115
であり、
R17bは水素またはスルホであり、
Za ' は
Figure 2005042115
であり、ここでT1' は水素またはクロロである)
Figure 2005042115
( 式中、r は2 または3 であり、置換基は次の位置、
(a) アゾ基が1-位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は3,6-位、3,8-位、4,6-位また は4,8 位に存在し、
(b) アゾ基が1-位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位に存在し、
(c) アゾ基が2-位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は1,5-位、3,6-位、4,8-位、5, 7-位または6,8-位に存在し、
(d) アゾ基が2-位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位または4,6,8-位に存 在する)
Figure 2005042115
( 式中、r は2 または3 であり、ナフチル環中のスルホ基は上記(d3') に示したのと 同位置に存在し、
R5a は水素、メチルまたはメトキシであり、
R6a は水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
Figure 2005042115
ここで、各々のR1b および Za ' は上記に定義した通りであり、X1' は
Figure 2005042115
であり、R1b は上記に定義した通りであり、* 付き炭素原子はアゾ基に結合しており 、
X2 'は
Figure 2005042115
ここで、R1b は上記に定義した通りであり、* 付き炭素原子は Za '-NR1b-基に結合 しており、
R14aはメチルまたはカルボキシであり、
R18aは水素、クロロ、メチルまたはメトキシであり、
p'は1 または2であり、
R1b および Za ' は上記に定義した通りである)
ただし、
i) Db が(d1') 〜(d4') のうちの一つの基である場合、少なくとも一つの
Za ' は
Figure 2005042115
であり、
ii) 二つの Za ' 基が存在する場合、それらは同一である}
に対応する態様1記載の化合物およびその塩。
4.化学式Ic
Figure 2005042115
( 上式中、
Dc は(d6') および(d7')
Figure 2005042115
のうちの一つの基であり、上式中、X1" は、
Figure 2005042115
であり、ここで、*付き炭素原子はアゾ基に結合しており、
X2" は、
Figure 2005042115
であり、ここで、*付き炭素原子は Za '-NH基に結合しており、
各々の Za ' は上記の態様3に定義した通りであり、二つの Za ' は同一である)
に対応する態様3記載の化合物およびその塩。
5.態様1記載の化学式Iの化合物またはその混合物の製造方法であって、化学式II
Figure 2005042115
( 上式中、D は態様1に定義したとおりである)のアミンのジアゾニウム塩と化学式III
Figure 2005042115
(上式中、K は請求項1に定義したとおりである)の化合物とを反応させることを含む方法。
6.D は(d6)または(d7)であり、両方の Za は同一であり、ここで(d6)、(d7)および Za は態様1に定義した通りである、態様1記載の化学式Iの化合物の製造方法であって、
化学式IV
Figure 2005042115
(ここで、D ’は
Figure 2005042115
であり、R1、R13 、R14 、R18 、p 、X1およびX2は態様1に定義したとおりである)の化合物1モルと
Hal がフルオロまたはクロロであり、 Za が上記の定義の通りである Za -Hal化合物の少なくとも2モルとを反応させることを含む方法。
7.態様1〜4のいずれか記載の化合物またはその混合物を、ヒドロキシ基または窒素含有有機基材に適用することを含む前記基材を染色および捺染する方法。
8.基材が天然または再生セルロースを含む繊維材料である態様7記載の方法。

Claims (5)

  1. 化学式I
    Figure 2005042115
    ( 上式中、
    D は(d1)〜(d5)、
    Figure 2005042115
    のうちの一つの基であり、
    K は(k4)
    Figure 2005042115
    の基であり、
    ただし、
    (i) 化学式I の化合物は、少なくとも一つのスルホン酸基を含み、
    (ii) 化学式I の化合物は、一つまたは二つのY 基を含み、
    (iii) 少なくとも一つのY 基は
    Figure 2005042115
    を含み、
    ここで、各々のY は独立に
    Figure 2005042115
    であり、
    各々の Za は独立に、
    Figure 2005042115
    であり、
    上式中、T1は水素であり、二つのT2は同一であり、
    各々のT2はフルオロであり、
    各々のa およびb は独立に0 または1 であり、
    各々のR1は独立に水素、C1-4アルキルまたは置換C1-4アルキルであり、
    Hal はフルオロまたはクロロであり、
    W1
    Figure 2005042115
    〔*付き窒素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しており、
    B1はC2-6アルキレン、-C2-3 アルキレン-Q-C2-3 アルキレン- (Q は-O-または-NR1- である)、ヒドロキシにより一置換されたC3-4アルキレン、
    Figure 2005042115
    (上式中、*付き炭素原子はトリアジン環の炭素原子に結合しているNR1-基に結合し ている)である〕であり、
    R2は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはスルホであり、
    R3は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはカルボキシであり、
    各々のR4は独立に水素またはスルホであり、
    R5は水素、C1-4アルキルまたはC1-4アルコキシであり、
    R6は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
    R7は、
    Figure 2005042115
    であり、
    各々のR8は独立に水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホであ り、
    各々のR9は独立に水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンまたはカルボキシ であり、
    R10 はC1-4アルキルまたは-CH2SO3Hであり、
    R11 は水素; -CONH2; スルホ; ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、C1-4アルコキシ、ス ルホ、-OSO3Hまたは-NH2により一置換されたC1-4アルキル; または-CH2-Yであり、
    R12 は水素; C1-6アルキル; 置換C1-6アルキル; シクロヘキシル; フェニルまたはハ ロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホ、もしくはカルボキシから選ばれる 1 〜3 つの置換基により置換されたフェニル; フェニル (C1-4 アルキル) ; または ハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、スルホもしくはカルボキシから選ばれる 1 〜3 つの置換基によりフェニル環が置換されたフェニル(C1-4 アルキル) であり、
    各々のR13 はヒドロキシまたは-NH2であり、
    各々のR14 はC1-4アルキル、カルボキシまたは-CONH2であり、
    R15 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシであり、
    R16 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
    R17 は水素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、カルボキシ、またはスルホであり、
    各々のR18 は独立に水素、ハロゲン、C1-4アルキル、またはC1-4アルコキシであり、
    X1
    Figure 2005042115
    であり、上式中、*付き炭素原子はアゾ基に結合しており、
    X2
    Figure 2005042115
    であり、上式中、*付き炭素原子は Za -NR1- 基に結合しており、
    m は0 または1であり、
    n は0 または1 〜4 の整数であり、
    各々のp は独立に0 、1 または2 であり、
    各々のq は独立に1 または2 であり、
    各々のr は2 または3 であり、
    t は1 、2 または3 である)
    で表される化合物およびその塩またはこのような化合物もしくは塩の混合物。
  2. 化学式Ia
    Figure 2005042115
    {上式中、
    Da は下記(d1') 〜(d5') のうちの一つの基であり、
    Figure 2005042115
    ( 式中、R2a は水素、メチル、メトキシまたはスルホであり、
    R3b は水素、メチルまたはメトキシであり、
    R4は水素またはスルホであり、
    q は1 または2 であり、
    a は0 または1 であり、
    各々の Ya
    Figure 2005042115
    であり、ここで、
    各々のR1b は独立に水素またはメチルであり、
    Hal はフルオロまたはクロロであり、
    W1b
    Figure 2005042115
    であり、ここでB1b は直鎖のまたは分枝鎖のC2-3アルキレン、
    Figure 2005042115
    であり、
    R17bは水素またはスルホであり、
    Za ' は
    Figure 2005042115
    であり、ここでT1' は水素である)
    Figure 2005042115
    ( 式中、r は2 または3 であり、置換基は次の位置、
    (a) アゾ基が1-位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は3,6-位、3,8-位、4,6-位また は4,8 位に存在し、
    (b) アゾ基が1-位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位に存在し、
    (c) アゾ基が2-位に存在し、r が2 である場合、スルホ基は1,5-位、3,6-位、4,8-位、5, 7-位または6,8-位に存在し、
    (d) アゾ基が2-位に存在し、r が3 である場合、スルホ基は3,6,8-位または4,6,8-位に存 在する)
    Figure 2005042115
    ( 式中、r は2 または3 であり、ナフチル環中のスルホ基は上記(d3') に示したのと 同位置に存在し、
    R5a は水素、メチルまたはメトキシであり、
    R6a は水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2であり、
    Figure 2005042115
    中、 Ya は上記に定義した通りであり、R4は水素またはスルホであり、
    Ka は(k4') 、
    Figure 2005042115
    の基であり、ここでR1b 、R4、 Ya 、Hal 、W1b および Za 'は上記に定義の通りで あり、
    b は0 または1 であり、
    R15aは水素、メチルまたはメトキシであり、
    R16aは水素、メチル、メトキシ、アセトアミドまたは-NHCONH2である)
    ここで、請求項1記載の化学式Iの化合物に与える条件(i) 〜(iii)と同じ条件を化学式Ia の化合物にも適用する}
    に対応する請求項1記載の化合物およびその塩。
  3. 請求項1記載の化学式Iの化合物またはその混合物の製造方法であって、化学式II
    Figure 2005042115
    ( 上式中、D は請求項1に定義したとおりである)のアミンのジアゾニウム塩と化学式III
    Figure 2005042115
    (上式中、K は請求項1に定義したとおりである)の化合物とを反応させることを含む方法。
  4. 請求項1又は2記載の化合物またはその混合物を、ヒドロキシ基または窒素含有有機基材に適用することを含む前記基材を染色および捺染する方法。
  5. 基材が天然または再生セルロースを含む繊維材料である請求項4記載の方法。
JP2004234875A 1992-10-12 2004-08-11 繊維反応性アゾ染料化合物及びその製造法 Pending JP2005042115A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4234317 1992-10-12
DE4306380 1993-03-02

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25351093A Division JP3657627B2 (ja) 1992-10-12 1993-10-08 繊維反応性アゾ染料化合物およびその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005042115A true JP2005042115A (ja) 2005-02-17

Family

ID=25919382

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25351093A Expired - Fee Related JP3657627B2 (ja) 1992-10-12 1993-10-08 繊維反応性アゾ染料化合物およびその製造法
JP2004234875A Pending JP2005042115A (ja) 1992-10-12 2004-08-11 繊維反応性アゾ染料化合物及びその製造法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25351093A Expired - Fee Related JP3657627B2 (ja) 1992-10-12 1993-10-08 繊維反応性アゾ染料化合物およびその製造法

Country Status (14)

Country Link
US (1) US5721343A (ja)
JP (2) JP3657627B2 (ja)
KR (1) KR100294995B1 (ja)
CN (1) CN1054869C (ja)
BR (1) BR9304215A (ja)
CH (1) CH686000A5 (ja)
ES (1) ES2080000B1 (ja)
FR (1) FR2696752B1 (ja)
GB (1) GB2271776B (ja)
IT (1) IT1262038B (ja)
MX (1) MX9306306A (ja)
PT (1) PT101387B (ja)
TR (1) TR27129A (ja)
TW (1) TW457279B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0694619B2 (ja) * 1988-10-05 1994-11-24 ワツクデータサービス株式会社 編機用選針装置
CH689424A5 (de) * 1994-05-06 1999-04-15 Clariant Finance Bvi Ltd Faserreaktive Disazofarbstoffe.
DE19824660A1 (de) * 1998-06-03 1999-12-09 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Mischungen von faserreaktiven Farbstoffen und deren Verwendung zum Färben von hydroxy- und/oder carbonamidgruppenhaltigem Material
DE19832220A1 (de) * 1998-07-17 2000-01-20 Dystar Textilfarben Gmbh & Co Mischungen von faserreaktiven Farbstoffen und deren Verwendung zum Färben von hydroxy- und/oder carbonamidgruppenhaltigem Material
ES2329876T3 (es) * 2000-10-10 2009-12-02 Clariant Finance (Bvi) Limited Complejos de tintes monoazoicos con cobre reactivos con las fibras.
GR1004726B (el) * 2001-12-07 2004-11-22 Μαρια Κοκκου Μεθοδος αναγλυφης αποτυπωσεως σχεδιων σε δερματινες επιφανειες και δερματινα προιοντα λαμβανομενα με εφαρμογη της μεθοδου.
US6844373B2 (en) * 2002-05-28 2005-01-18 Alcatel Composition comprising fluorinated, radiation-curable dyes for surface energy control
KR100775565B1 (ko) * 2006-03-02 2007-11-09 왁 데이타 서비스 가부시키가이샤 편기용 선침장치

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1225788B (de) * 1963-03-06 1966-09-29 Badische Anilin- &. Soda-Fabrik Aktiengesellschaft, Ludwigshafen/Rhem Verfahren zur Herstellung von Dihalogenpyrimidylfarbstoffen
DE1644171A1 (de) * 1966-09-10 1970-07-30 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe und Verfahren zu deren Herstellung
US4007164A (en) * 1968-03-19 1977-02-08 Bayer Aktiengesellschaft Azo dyestuffs containing 6-fluoro-pyrimidinyl 4-reactive group
CH507353A (de) * 1969-04-15 1971-05-15 Ciba Geigy Ag Verfahren zur Herstellung von faserreaktiven Monoazofarbstoffen
US4067864A (en) * 1970-05-15 1978-01-10 Ciba-Geigy Ag Fiber-reactive 2-hydroxy-pyrid-6-on-(3)-yl azo dyestuffs
GB1384056A (en) * 1971-04-29 1975-02-19 Ici Ltd Water-soluble reactive azo dyestuffs
CH666298A5 (de) * 1984-12-31 1988-07-15 Sandoz Ag Faserreaktive monoazoverbindungen.
FR2609468B1 (fr) * 1987-01-14 1989-07-13 Sandoz Sa Nouveaux composes monoazoiques, leur preparation et leur utilisation comme colorants reactifs
US5227476A (en) * 1987-01-14 1993-07-13 Sandoz Ltd. 2-(3,6,8-trisulfonaphth-2-ylazo)-5-[2-chloro-4-[2-(5-chloro-2,4-difluoropyrimid-6-ylamino)-2-methyl-ethyl]amino-1,3,5-triazin-6-ylamino]phenyl urea salts thereof
JPH0764998B2 (ja) * 1987-04-09 1995-07-12 三菱化学株式会社 水溶性モノアゾ色素
US5227477A (en) * 1988-06-14 1993-07-13 Sandoz Ltd. Dyes having one or two 2,4- or 4,6-dichloro-5-cyanopyrimidyl groups linked through bridging radicals containing at least two nitrogen atoms to chloro-1,3,5-triazinyl groups
DE3918653C2 (de) * 1988-06-14 2003-01-16 Clariant Finance Bvi Ltd Chromophore Verbindung mit heterocyclischem Reaktivrest
DE3835659A1 (de) * 1988-10-20 1990-04-26 Sandoz Ag Faserreaktive disazoverbindungen
DE3900098A1 (de) * 1989-01-04 1990-07-05 Sandoz Ag Azoverbindungen mit heterocyclischem reaktivrest
DE68923527D1 (de) * 1988-10-20 1995-08-24 Sandoz Ag Faserreaktive Azofarbstoffe.
DE3900182A1 (de) * 1989-01-05 1990-07-12 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe
DE3900535A1 (de) * 1989-01-10 1990-07-12 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe
DE4034993A1 (de) * 1989-11-13 1991-05-16 Sandoz Ag Faserreaktive monoazoverbindungen
GB2238056B (en) * 1989-11-13 1992-07-01 Sandoz Ltd Fibre-reactive monoazo dyestuffs
FR2655995A1 (fr) * 1989-12-16 1991-06-21 Sandoz Sa Nouveaux composes disazouiques, leur preparation et leur utilisation comme colorants reactifs.
ES2052229T3 (es) * 1990-01-09 1994-07-01 Ciba Geigy Ag Procedimiento para la tintura y estampacion de matices tricromaticos sobre materiales de fibra textil celulosica.
EP0443165B1 (de) * 1990-02-17 1994-09-14 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe
DE4013140A1 (de) * 1990-04-25 1991-10-31 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe
DE59206979D1 (de) * 1991-05-15 1996-10-02 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe
DE4122866A1 (de) * 1991-07-11 1993-01-14 Bayer Ag Monoreaktive mono- und disazoreaktivfarbstoffe
DE4125266A1 (de) * 1991-07-31 1993-02-04 Bayer Ag Reaktivfarbstoffe
DE4125754A1 (de) * 1991-08-03 1993-02-04 Bayer Ag Fluorpyrimidin-reaktivfarbstoffe
BR9303283A (pt) * 1992-08-14 1994-03-08 Sandoz Ag Compostos e seus sais,ou uma mistura de tais compostos ou sais;processo para sua preparacao,e processo para tingimento ou estampagem de um substrato organico

Also Published As

Publication number Publication date
FR2696752B1 (fr) 1997-12-26
CN1054869C (zh) 2000-07-26
ITRM930684A0 (it) 1993-10-11
JPH06228451A (ja) 1994-08-16
US5721343A (en) 1998-02-24
TR27129A (tr) 1994-11-09
GB2271776A (en) 1994-04-27
ITRM930684A1 (it) 1995-04-11
FR2696752A1 (fr) 1994-04-15
CH686000A5 (de) 1995-11-30
GB2271776B (en) 1996-01-17
TW457279B (en) 2001-10-01
CN1089969A (zh) 1994-07-27
KR940009289A (ko) 1994-05-20
KR100294995B1 (ko) 2001-11-30
JP3657627B2 (ja) 2005-06-08
PT101387A (pt) 1994-09-30
GB9320755D0 (en) 1993-12-01
PT101387B (pt) 1999-10-29
MX9306306A (es) 1994-04-29
BR9304215A (pt) 1994-07-05
ES2080000A1 (es) 1996-01-16
ES2080000B1 (es) 1996-10-16
IT1262038B (it) 1996-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0365486B1 (en) Fibre-reactive azo dyes
EP0772652B1 (en) Reactive monoazo dyestuffs
JP2010031289A (ja) 繊維反応性モノアゾ染料
JP3657627B2 (ja) 繊維反応性アゾ染料化合物およびその製造法
JP2747500B2 (ja) 繊維反応性フタロシアニン染料
KR100716390B1 (ko) 아조 염료
US5250670A (en) Water-soluble monoazo compounds containing fiber-reactive groups of vinyl sulfone series as well as triazinyl radical, and process for dyeing with same
JP3665088B2 (ja) 繊維反応性フタロシアニン染料およびその製造法
JPH01221460A (ja) 繊維反応性フタロシアニンモノアゾ化合物
JPH09176504A (ja) 反応性染料及びそれらを製造する方法
JP3657625B2 (ja) 繊維反応性ジスアゾ染料
KR100307696B1 (ko) 섬유-반응성모노아조염료
JPH0860012A (ja) アルミニウム−フタロシアニン反応性染料およびそれによる染色および捺染法
JPS63182373A (ja) モノアゾ化合物
JPH09176505A (ja) 反応性染料及びそれらを製造する方法
JPH0794614B2 (ja) 水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法
KR100236804B1 (ko) 섬유-반응성 디스아조 화합물
US5597903A (en) Disazo dyes containing 1-amino-8-hydroxy-naphthalene-3,6-or 4,6-disulfonic acid biscoupling component radicals and 5-cyano-2, 4-or 4,6-dichloropyrimidyl fiber-reactive groups
KR100294994B1 (ko) 섬유-반응성모노아조염료
JPH06234934A (ja) 繊維反応性モノアゾ化合物の銅錯体およびその製造法
JP3878245B2 (ja) ジアゾ染料および染色方法
JP2956908B2 (ja) 繊維反応性モノアゾ染料
US5227476A (en) 2-(3,6,8-trisulfonaphth-2-ylazo)-5-[2-chloro-4-[2-(5-chloro-2,4-difluoropyrimid-6-ylamino)-2-methyl-ethyl]amino-1,3,5-triazin-6-ylamino]phenyl urea salts thereof
JPH0798908B2 (ja) 水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法
KR960001065B1 (ko) 수용성 모노아조 착색제 및 이들을 사용한 염색방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080729